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信者五百万人を擁する伝法宗慧教寺。その宗宝『懐海聖人絵伝』をめぐるスキャンダルに金の匂いを嗅ぎつけた、相性最悪の二人組、自称建設コンサルタントの二宮とイケイケ経済ヤクザの桑原。巨大宗派の蜜に群がる悪党どもは、腐敗刑事、新宿系極道、怪しい画廊の美人経営者。金満坊主から金を分捕るのは誰か。東京まで出張った最凶コンビの命運は? 人気シリーズ「疫病神」第2弾。
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ホームタウンの大阪を飛び出て、二宮と桑原が東京で活躍する物語。お互いに毒づきながらも最高にして最強(凶)のコンビ。こんなに面白いシリーズは、そうはないと思う。大阪の風俗・文化と大阪弁がベースにあるので、やっぱり関西系の人が読んだほうが面白さ倍増だと思う。
Posted by ブクログ
極道の桑原とカタギの二宮がコンビを組む疫病神シリーズの第4弾。いつも通り大阪中心にカネを追って様々な土地を訪れるハイテンションでスピーディーな展開。その中で2人のボケツッコミ会話が絶妙なタイミングで挿入される。今回はそれに加えて二宮が飼うオカメインコがいい味を出している。
今回の2人のターゲットは宗教法人が保有する時価数千万円の絵巻物。光に集まる蛾のごとく、巻物をめぐり、桑原・二宮コンビや宗教法人の経営者と坊主、美術館経営者、ヤサグレ警官、東京のヤクザが群がる。
それにしても、ヤクザの世界と宗教の世界はよく似ている。どちらもその世界をよく知らないカタギ、信者から合法的にカネをどれだけの引き出せるか。それこそが、それぞれの世界で上を目指す権力者たちに必要な能力だ。
そんな世界をどうにか泳ぎきった疫病神コンビ。しかし、その儲けはイマイチ。
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