桃源

桃源

小説・文芸
1,067円 (税込)

5pt

3.9

六百万円を持ち逃げした比嘉の行方を追うこととなった大阪府警泉尾署の刑事、新垣と上坂。二人が辿り着いたのは、沖縄近海に沈む中国船から美術品を引き上げるという大掛かりなトレジャーハントへの出資詐欺だった。遺骨収集、景徳鎮、クルーザーチャーター。様々な情報と思惑が錯綜するなか、真実はどこに向かうのか。過去作に登場した上坂が組んだ相方は沖縄出身の色男・新垣。新結成の警察コンビが事件の謎に迫る。新たな正統派警察捜査小説シリーズ、ここに誕生!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    桃源
  • タイトルID
    :
    1251315
  • ページ数
    :
    592ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年11月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大阪弁を操るオッサン二人組が飲んで食べてを繰り返して、いつの間にかめでたしめでたし、となる安定の黒川作品。

    本作の二人組は刑事の先輩と後輩。彼らに与えられたのは、小さな詐欺事件の解決。犯人追跡を名目に沖縄出張を楽しもうとする二人だが、沈没船引上詐欺に覚醒剤、ヤクザ、殺人が絡み、あれよあれよと事件はふくらんでいく。

    とんでもなく拡がる壮大なストーリーの一方、主人公の二人は食事と映画と上司の悪口で盛り上がる。が、ヤルときはヤルの精神は忘れない。痛快だ。

    0
    2024年03月12日

    Posted by ブクログ

    かの黒川博行による、刑事コンビが活躍する物語の小説だ。書店で文庫本を視掛けて迷わず入手した。そして頁を繰る手が停まらなくなった。
    表紙イラストが沖縄の衣装の女性である。沖縄方面が作中の出来事の主要な舞台にもなっている。
    大阪市大正区の警察署で、新垣遼太郎刑事と上坂勤刑事が、告訴状が提出されている一件の捜査を命じられる辺りから物語は起こる。
    比嘉という男が、“模合”(もあい)という仲間の集まりの金を持ち逃げしてしまって行方が知れないので、同人を詐欺で告訴するということだった。所謂「オレ詐欺」の捜査に倦んでいた2人はこの事案に邁進することになる。
    「遼さん」こと新垣刑事は沖縄県出身で、兄弟等は那覇に在る。大阪の大学に進学して、そのまま大阪府警に職を得たのだった。なかなかの2枚目で女性にモテる。
    「勤ちゃん」(きんちゃん)こと上坂刑事は新垣刑事より少し若い小太りな男で痛風持ちだ。些か訳アリで本部から所轄署に異動した経過も在る。無類の映画好きで食いしん坊で、酷く饒舌である。
    比嘉という男が営む解体工事を主な業務とする工務店を振り出しに、幾つかの関係先や人間関係を調べる中、沖縄へ飛んだようだと判明する。比嘉の足跡を追って、新垣刑事と上坂刑事は沖縄へ飛ぶ。
    比嘉や同行しているらしい人物の影が視えれば、それに手が届かないという感で追い続ける中、思いも掛けない大掛かりな話しに辿り着き、それを巡って事態が展開して行く。
    これ以上は、詳しく言及するのは止めておく。思いも掛けない大掛かりな話しの謎を解く新垣刑事と上坂刑事の活躍というのが本作の醍醐味だ。
    本作は新垣刑事が主要視点人物というように綴られている。酷く饒舌な上坂刑事との軽妙なやり取りに乗って事態がドンドン動く。そして大阪や沖縄県の様子が酷くリアルで後ろからこっそりと同行でもしているような気分で、作中世界に何か引き込まれる。
    これは凄く愉しい作品で、広く御薦めしたい。また“シリーズ”のようになって、新垣刑事と上坂刑事のコンビが還って来るというようなことにも期待したい感だ…

    0
    2022年09月24日

    Posted by ブクログ

    黒川博行の小説読んだのは久しぶりだけど、やっぱり登場人物のかけあいが最高だな。2人の会話が面白くて読み進めてるようなもんで、事件の筋は結構どうでもよくて、上坂が食べ物について語るのも映画蘊蓄も面白いし、アホなようで知的な2人の会話が最高だし、時々出てくる女性な描写がなんとも魅力的で一気に読んでしまった。いわゆる刑事物にカテゴライズするのも微妙に収まりが悪いようなそんな小説。モテ男の主人公がラストで捨てられるのも最高の読後感。

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    帯から『関西弁やな』と思い、本の厚みはあるが読みやすいだろうと。
    舞台は沖縄。大掛かりなトレジャーハント 大阪府警が模合、沈船詐欺、殺人、死体遺棄を捜査していく。正統派警察捜査小説。
    食べることと映画が好きな相棒。読んでると沖縄料理を食べてみたいと思わせる(実際沖縄料理は食べたことがない私)
    刑事は忙しいのか自由すぎるのか?
    実際こんな刑事さんはいないであろう…ユーモアある二人の刑事の掛け合いが面白いのであっという間に読み終えるでしょう

    0
    2023年12月21日

    Posted by ブクログ

    上坂が通風になるところを読んでいる時、大阪から来ている同僚が通風を起こしリンクを感じ、のめり込むように読んだ。

    0
    2022年09月29日

    Posted by ブクログ

    いつもの安定な黒川博行。
    サクサク読めて面白いし、ストレスなく終われる。
    中身はあれだけど、会話が上手いし、キャラクター造形もベテランの技。警察官って、こんなに外食してて自費なら大変ですね。

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    面白いです。
    だけど、途中で少し疲れてきて最後の方は流し読みしてしまった。ごめんなさい…
    最後の最後で…ん??となった所が。
    なぜ消えた??

    0
    2022年11月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    警察物で刑事のコンビは定番。大阪府警の刑事コンビの小説には中毒性がある。漫才と同じで、パターン化したやり取りを楽しむ覚悟がなければいやになるかもしれないが、テンポが良くて楽しめる。でも疫病神シリーズが、良すぎるからなあ。

    0
    2023年01月05日

桃源 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    桃源
  • タイトルID
    :
    1251315
  • ページ数
    :
    592ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年11月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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