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大阪府警捜査一課 “黒マメ”コンビの元に事件の報せが舞い込んだ。現金輸送車襲撃事件について事情聴取した銀行員が、飛び降り自殺したという。銀行員2名が射殺され約1億1千万円が奪われた襲撃事件と、死亡した銀行員の関係は? ふたりはやがて真相に近づいていくが、新たな犠牲者が出てしまい――。 ※本作品は東京創元社、KADOKAWA / 角川書店で同一タイトルの作品が販売されております。本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
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Posted by ブクログ
暇潰しに前情報なく読んだが面白かった。内容は結構骨太でした。 かなり前に書かれた作品だけど違和感なし。 黒マメコンビの大阪弁の会話が楽しい。
関西弁の会話が楽しい。少しちゃうかなゆうとこもあったけど/個人的に何十年も住んでいた森之宮団地から始まったので即感情移入してしまった。それ以外にも知ってる場所が続々と。東京や京都の住人にとってはよくあることでしょうけど/現金輸送車強盗殺人事件は金融機関の歪みをさらし、犯人と思われる男が浮かび上がるが...続きを読む、チンケななヤツすぎる気がする… ■大阪府警についての簡単な単語集(『てとろどときしん』も含む) 【浮貸し】金融機関の役員や従業員が職務上保管している資金を利益のために貸し出すようなこと。金融機関職員のサイドビジネスにつながり信用を失うことになるため違法となる…らしい。 【岡崎】府警捜査二課第四係デカ長。知能、経済犯罪を担当する部署。 【亀田淳也/かめだ・じゅんや】黒木の相棒。府警捜査一課強盗(タタキ)班刑事。まだ二十代。コロコロとした豆狸っぽい体型で「マメダ」と呼ばれている。黒木とコンビで「クロマメ」と呼ばれている。金壺眼。よく喋りそれが武器となっており刑事としての性能はよい。きつねうどん好き。千里ニュータウンの公団住宅に妻、娘(『雨に殺せば』のとき生まれた)といっしょに暮らしている。 【黒木憲造/くろき・けんぞう】主人公。府警捜査一課強盗(タタキ)班刑事。住居は天神橋筋六丁目(天神橋筋商店街の北詰あたり)のゲタばきマンション三階の2DK、家賃月四万円。 【拘束預金】銀行が金を貸すときその一部を預金させその引き出しを拘束しているようなこと。説明を読んでもいまいちよくわからないが担保のようなものだろうと思われる。「にらみ預金」などがあるらしい。基本的には禁じられているようだが慣習上行われているらしい。 【沢居】府警捜査一課強盗(タタキ)班刑事。 【サラ金】サラ金業者の桜木によるとサラ金は銀行の手先というか末端部門みたいなもんやということらしい。 【三協銀行】都市銀行の六位。非財閥系で個人と中小企業には強いが大企業取引は弱い。 【シェ・モア】黒木が住んでいるマンションの一階にある喫茶店。パリのカフェテラスという雰囲気。ママは村山さん。 【時代】『雨に殺せば』では、いろいろ考え合わせるに、1980年頃かなと。だいたい四十年前か。刑事たちがたばこを吸いまくり銀行の応接室にもたばこケースと灰皿が用意されており、北浜にまだ三越があり(三越劇場によく行きました。2005年閉店らしい)、南港の野鳥園が建設途中で(1983年頃できたと思われる)。森之宮第二団地がすでに「古い」団地と書かれているが1978年頃完成だと思われるので「古い」のは第一団地のことかと。 【誠一】吉永誠一。大阪府警捜査一課深町班所属の刑事。デコちゃんにベタぼれ? 【捜査一課】殺人(コロシ)班、強盗(タタキ)班など合わせて十班。各班は警部を長とし、係長は警部補、あとは巡査部長と巡査の計十人構成。 【多田】第一係長。 【槌田】日興新聞のベテラン記者。サツ回り。 【デコ】吉永照子。誠一の妻。誠ちゃんにベタぼれ? 公設市場で父親のやってる「岩朝(いわき)塩干店」を手伝っている。探偵として優秀。 【寺田稔】大正署捜査三係の刑事。誠一とは警察学校の同期。 【野村】大阪府警捜査一課の刑事。 【服部】黒木の直接の上司。ニックネームは「トリさん」やけど「ハットリ」のトリではなく「揚げ足取り」のトリ。他人の言うことに文句ばかりつけるくせに正解やったら自分の手柄にするタイプ。 【文田】誠一の同僚。 【三柴/みしば】大阪府警捜査一課の刑事。 【宮元】府警捜査一課強盗(タタキ)班班長。頭頂部が禿げて短い前髪をなでおろしているところから「バテレン」と呼ばれている。能力は高いが粗野で高圧的。すぐ怒る。 【村山】シェ・モアのママ。一歳年下の黒木を「クロちゃん」と呼ぶ。未婚。かつては画学生としてパリに留学していたこともありフランス語に堪能で日仏学院で教えている。 【メガネ】羽曳野南署の刑事。 【モヤシ頭】羽曳野南署の刑事。 【森之宮団地】個人的に第一団地五号棟に数十年住んでいたので馴染みの場所。他の棟はどうかしれへんけど第一団地五号棟の屋上は洗濯物干し場になっており異常に高いフェンスがあって飛び降りるのはけっこう難しい。強い意志と脚立があれば可能やけど。 【野鳥園】建設が進むにつれてやってくる野鳥の数が減っていくという必然。『雨に殺せば』では南港に作られている途中。サイトによると昭和58年(1983年)開園、平成26年(2014年)閉園らしい(今は緑地として存続しているようだ)。
黒川さんの小説が古本屋さんで売っていたので買ってみた一冊。 黒マメといわれる刑事コンビの話 現金輸送車襲撃事件から始まる殺人事件の真相をさぐる内容だった 疫病神シリーズや堀内・伊達コンビのシリーズの主人公コンビに比べると黒マメコンビはちょっと面白味がない でも軽快な会話のやりとりは読んでて読...続きを読むみやすく面白い。 事件の真相はちょっと複雑で、どんでん返しみたいな感じだった。 シリーズ物なので黒マメコンビの活躍をもっと期待したい小説でした。
以前創元推理文庫で読んだと思っていたが、未読だったらしい。 久しぶりの黒豆コンビ、シリーズでは初期にあたるからか、どこか若々しい。 あとがきにて『二度のお別れ』と黒さんの設定を変えた旨書いてあったが、気付かなかった。 三十年も前の作品だけにアナログ感満載。でも今はそれが新鮮にも感じる。 今のような、...続きを読む何でもありの時代だとトリックなどという趣すらない。 疫病神シリーズでお馴染みのお金のからくりも相変わらず面白い。 これだけ次々人が死ぬ事件は黒川作品では珍しい方だと思うが、ただセンセーショナルに走るのではなく最後に悲哀もあったりして黒川さんらしさが味わえた。 このシリーズ、角川文庫でも新装版として出ているようなので、少しずつ読み返したい。
黒マメコンビの大阪府警シリーズ。 なんとなく、最初に挙がった犯人ではない人が真犯人なんだろうとは思ってましたが、朝野だったとは。 当時の警察はこんな風に地道に足を使って事件の真相に迫っていたんですね。 軽快な関西弁が好きです。
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