ドアの向こうに

ドアの向こうに

605円 (税込)

3pt

3.8

《黒川博行警察小説コレクション》 頭部は腐乱、脚部はミイラ化、大阪東南部の橋梁工事現場で奇妙なバラバラ死体が発見された。後日、大阪北部で心中事件が発生。現場にはバラバラ事件の切抜き記事が――。“ブンと総長”でおなじみ、大阪府警捜査一課の文田巡査部長、総田部長刑事に、京都人の五十嵐刑事も加わって事件を追う。“本格ミステリ”の醍醐味に、大阪弁の会話が織り成す、軽妙なタッチも魅力な傑作!

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ドアの向こうに のユーザーレビュー

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    購入済み

    2021年07月03日

    何度目か読み返して、漸く理解しました。
    この小説の真骨頂は、最後の七行にあります。
    そしてこの小説は、ミステリーではなく、この作者特有の、家族愛に対する賛歌なのです。

    0

    Posted by ブクログ 2010年11月11日

    ブンと総長シリーズの2作目。
    前作は大阪VS東京という感じだったが、本作は大阪VS京都のやりとりがおもしろかった。

    頭部は腐乱、脚部はミイラ化したバラバラ死体が見つかり捜査していくが怪しい人間が次々に死んでいく。

    バラバラ死体の謎やその後の殺人事件のトリック明かしは読んでて楽しかった。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「ブンと総長」シリーズ。

    頭は腐爛、足はミイラといふ、奇妙なバラバラ死體の謎を追ひかける。

    相變らず、大阪弁によるリズミカルな會話が秀逸。
    本格的な警察小説?でありながら、輕妙な味はこの作者ならでは。

    2004年7月24日讀了

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月25日

    黒川博行さんの警察小説シリーズ。
    この間読んだ「海の稜線」に出てきたブンさんこと文田くんと、総長こと総田部長コンビの第2弾。

    工事現場のパイルからバラバラ死体が発見されることから始まるミステリー。工事現場のパイル、殺人、浮び上がる高名な建築家の名…と、刑事コロンボの「パイル3-D」を思い出させる展...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    大阪府警捜査一課シリーズを順番に読めてませんが、
    ブンと総長+五十嵐の事件簿。

    犯人の目星は早々に付きますが(話の中でも)
    どういう経緯で、被害者とのつながりや、殺害方法などの
    謎解きが丁寧に書かれています。

    ブンさんと五十嵐のやり取りが面白かったです。

    0

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