草原からの使者 沙高樓綺譚

草原からの使者 沙高樓綺譚

550円 (税込)

2pt

議員秘書が語る総裁選の裏に隠された秘密、若くして財閥を継承した御曹司の苦悩、高名な大馬主が競馬場で出会った謎の老人、アメリカ人の元大佐が語る「もうひとつの退役」――各界の名士が集う秘密サロン「沙高樓」で、私はまたしても彼らの数奇な運命に耳を傾けることになった……。驚愕と戦慄! 玲瓏たる筆致で描かれた浅田次郎版百物語。

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草原からの使者 沙高樓綺譚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年03月26日

    皆さんのレビューからすると不評も多いのかな?私的には面白かった(´∀`)
    「星条旗よ永遠なれ」を下ネタかよ!な感想の方もいるみたいだけど、面白かったけどなぁ。男性が素敵に見える。私が年とったって事なのかな?

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    Posted by ブクログ 2011年11月05日

    このシリーズはどれ読んでもすごくドキドキするね!
    浅田次郎は本当にとんでもないです。
    表題作のワクワク感と云ったら!!!
    競馬好きなら読むべし。

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    Posted by ブクログ 2011年02月02日

    今宵もみなさまがご自身の名誉のために、また、ひとつしかないお命のために、けっして口になさることのできなかった貴重なご経験を、心ゆくまでお話し下さいまし。語られる方は誇張や飾りを申されますな。お聞きになった方は、夢にも他言なさいますな。あるべきようを語り、巌のように胸に蔵うことが、この会合の掟なのです...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月09日

    「各界の名士が集う秘密サロン「沙高樓」で、
    私は彼らの数奇な運命に耳を傾けることになった..・・・」
    こんないきさつで始まる浅田さんの百物語です。

    ●宰相の器
    ●終身名誉会員
    ●草原からの使者
    ●星条旗よ永遠なれ

    名誉も財力もある彼らの運命が
    どのように切り開かれたのか、
    サロン参加者ばかりか、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月27日

    趣味のカジノに競馬、そして自衛隊やフロント企業に属して得たであろう知識を余すところなく発揮していただいた。風刺を利かせた短編娯楽は、展開がこれぐらい無責任であった方が面白い。オールマイティーなストーリーテラーだ。

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    Posted by ブクログ 2012年11月26日

    南青山の片隅「沙高樓(さこうろう)」で深夜密やかに開催される現代版百物語の続編。
    スッカリこの不思議な世界に魅せられてしまった。コレ墓場まで持ってゆくまでの話??というネタもありますが、どれも人生情緒溢れ、哀愁と神秘とが背中合わせで漂います。

    サブタイトルでもある一編「草原からの使者」では、浅田氏...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月14日

    沙高楼奇談(本来の題名は旧字を使っているけれども、私のPCでは出てこないので、新字を使っている)の2作目。
    題名通りの「奇談」が続く。4作が収載されているけれども、好きだったのは最初の「宰相の器」という話。浅田次郎は上手いな、と思う。

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    Posted by ブクログ 2011年06月25日

    また浅田次郎の短編です。
    本当にこの人の短編集は読ませますねぇ~。
    今回の短編集も秀逸です。

    この短編集はシリーズ物で、沙高樓という不思議な空間で、いろんな人がそれぞれ不思議な体験を語るっていうシリーズです。
    だから基本的に話の内容はなんでもアリです。

    今回は政治家秘書、元財閥当主、大馬主、米軍...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月14日

    色んな世界のトップが残した秘密を、側近たちが「沙高楼」という名のペントハウスに集まり
    語り合う。

    議員が総裁選に出るか否か迷いに迷い
    ついに占いに頼る
    しかし、その占い師を最終的に二人から絞ることが出来ず、むかえた結末は!
    とか、
    馬主の息子たちへ、誰が自分の跡継ぎになるのかを決めるのに
    選んだ方...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月17日

    沙高楼の続編。ずっと秘めていた秘密を一人ずつ語っていく短編集。「宰相の器」の占い師や「草原からの使者」など相変わらずとても面白かった。これの続編書く予定あるのかな??

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