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  • くろねこルーシー 上
    4.0
    黒猫が鴨志田陽の前を横切った。 「今ので753回目……黒猫が横切ると不吉なことが起こる。そんな迷信信じたくないが、こうも多いと気にならないほうがおかしい……」 リストラから心機一転、浄水器のセールスを始めた陽だったが、全く売れずに、肩を落として歩いていると、目の前をまた違う黒猫が横切る。仕事もままならず、半同棲中の彼女から妊娠を告げられるも結婚に踏み切れない陽。 そんな中、父の七回忌がやってきた。陽の父はかつて「黒猫占い師」として話題になり、家族よりも黒猫とばかり過ごしていた。陽は、父も黒猫も大嫌いだった。七回忌を済ませ、実家の父の書斎でうたたねしていると二匹の黒い子猫が現われた。その二匹は、かつて父が飼っていた黒猫のルーとシーに似ていた……。 その二匹が、陽の人生に転機を与えることを、その時の陽はまだ知る由もなかった……。
  • くろねこルーシー ~はじめての子育て~
    -
    迷信を信じ、縁起を担いでばかりいる気の小さい占い師・鴨志田賢。妻の幸子と5歳の息子・陽は、そんな賢に奮起をうなすために別居している。がんばろうとは思うものの、なかなかトンネルを抜け出せず、わびしい一人暮らしをしている賢の前にある日、ルーシーという名の黒猫が現れる。「黒猫……なんて不吉なんだ……」と思う賢の気持ちをよそに、ルーシーは自分が産んだ2匹の子猫を置き去りにしてしまう。いくら黒猫といえども、小さな生命を見殺しにすることが出来ない賢は、イヤイヤながらも子猫の世話をしはじめる。すると……鴨志田の運勢は次第に上向きになり始めていく。「福を運ぶ黒猫?」この2匹と出会った鴨志田の人生は大きく変わっていく。それは親子2代に渡ることになることを鴨志田は知らなかった……。
  • 黒猫を飼い始めた
    3.4
    会員制読書倶楽部、Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)されたショートショート集。 書き出しの1行「黒猫を飼い始めた。」は、全員共通。2行目からはそれぞれの作家が自由に想像を膨らませ、生み出された26編。 「妻の黒猫」 潮谷 験  「灰中さんは黙っていてくれる」 紙城境介 「イメチェン」 結城真一郎 「Buried with my CAAAAAT.」 斜線堂有紀 「天使と悪魔のチマ」 辻 真先 「レモンの目」 一穂ミチ 「メールが届いたとき私は」 宮西真冬 「メイにまっしぐら」 柾木政宗 「ミミのお食事」 真下みこと 「神の両側で猫を飼う」 似鳥 鶏 「黒猫の暗号」 周木 律 「スフィンクスの謎かけ」 犬飼ねこそぎ 「飽くまで」 青崎有吾 「猫飼人」 小野寺史宜 「晦日の月猫」 高田崇史 「ヒトに関するいくつかの考察」 紺野天龍 「そして黒猫を見つけた」 杉山 幌 「ササミ」 原田ひ香 「キーワードは黒猫」 森川智喜 「冷たい牢獄より」 河村拓哉 「アリサ先輩」 秋竹サラダ 「登美子の足音」 矢部 嵩 「会社に行きたくない田中さん」 朱野帰子 「ゲラが来た」 方丈貴恵 「独り暮らしの母」 三津田信三 「黒猫はなにを見たか」 円居 挽
  • 黒の
    -
    1巻1,320円 (税込)
    絶望に立ち尽くす鬼に  囁くように ひとひらの花びらが降る まだ 諦めるには早過ぎる どれだけの滅びし罪を看取っても 夜空に咲く約束を守り通す為に (本文より) 人は黒に染まりやすくても、自分の色は自分でしか出せない。色の神話が交差する幻想詩集。 高校でアニメーターを目指して絵を磨き賞を取るが家庭の事情で挫折、部活の友人と同人誌を作成し絵と文章担当。 数年後画材入手困難になるのとある雑誌で自身の本とサークルが掲載されると同時に全て終了させる。 自身で書いていた作品は少しずつ書き溜めていたが、某ネットゲーム主題歌の歌詞応募で入賞を期にまた本格的に書き始める。 今は講談社のNOVEL DAYSと角川のカクヨムのサイトで執筆中。

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  • 黒の回廊
    3.8
    海外旅行が高嶺の花だった昭和40年代のこと。女ばかりの豪華ツアーが日本を飛び立った。全25日間ヨーロッパ周遊! しかしアンカレッジ空港での無気味な買物、コペンハーゲンの奇妙な事件を経て緊張してゆくツアーの人間関係に、添乗員は息詰まる不安を抱く。ロンドンでの衝突から、スコットランドで遂に殺人事件が発生する。各地のさまざまな風物を背景に、本格的な犯人探しの謎を秘めながら、その解決をアルプスの麓にゆだねた推理長篇。
  • 黒の貴婦人
    4.0
    あんなに熱い口づけまでしておきながら、あなたはまだ友人でいようと言うのね。カーラは優柔不断なクウェンティンに心底落胆した。ならば彼と結婚する夢は捨てて、ひとりで生きていこう。でも、田舎に帰ってクウェンティンのいない人生を歩む前に、一度でいいから、彼と結ばれたい。思いあまったカーラは、奔放な絵描きの妹アイリスを訪ねた。そしてクウェンティンをとりこにする、大胆な秘策をさずけられる。やがて、ある仮面舞踏会の夜、会場でカーラを待つ彼の前に、全身黒ずくめの魅惑的な貴婦人が現れた。★今月のハーレクイン・ヒストリカル・エクストラはアメリカ・ロマンス作家協会のゴールデン・ハート賞受賞作家、ジュリア・ジャスティスの登場です。リージェンシー・ロマンスを得意とする彼女の、恋と冒険に満ちた世界を心ゆくまでお楽しみください。★
  • 黒のクイーン
    3.6
    ウィーンに住むフリーランスの保険調査専門探偵ホガートは、大手国際保険会社支社長からある依頼を受けた。ウィーンの美術館がプラハの展覧会に貸し出した絵画が焼失、調査に派遣した絵画専門の調査員は、焼失した絵画はすり替えられた偽物だったとの報告を残し行方不明になった。その調査員を見つけだしてほしいというのだ。プラハに飛んだホガートは、ひとりの女探偵に出会う。彼女が調査しているプラハの連続殺人事件の話を聞くうち、ホガートはとんでもない事実に気づく。『夏を殺す少女』で衝撃的なデビューを飾った、オーストリア・ミステリの名手が仕掛ける巧妙な罠とは?

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  • 黒の恋殺人(電子復刻版)
    -
    荒垣光伸は、東京・調布にある中小企業の二代目社長である。妻が創業者の娘で、その跡を継いだのだ。荒垣は中年の体力を維持するため妻の勧めで不承不承、毎晩三十分ほどジョギングをしている。そんなある夜、彼はジャガーに乗った女が男を轢くところを目撃した。男は虫の息だった。荒垣は車に同乗し、女に病院に運ぶよう指示した。だが、途中女の話を聞くうちに心の中で何かが蠢き始めた。長篇サスペンス。

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  • 黒の公爵
    3.0
    地味で冴えない“壁の花”を、放蕩公爵がもてあそぶ――!「キスをしたのは起こしてくれたお礼だ。魔が差した」 貴婦人の邸で話し相手をしているヘスターは、美しい姉や妹とは違って、舞踏会ではいつも壁の花。でもその日、“黒の公爵”とあだ名される、夫人の継息子エイドリアンが帰還すると聞いて、少しそわそわしていた。行く先々でスキャンダラスな出来事を巻き起こすという放蕩者と悪名高き公爵は、くらくらするほど魅力的だったので、ヘスターは夫人の忠告どおり、彼に近づかないことに決めた。だがある日、ソファでうたたね中の公爵の苦しそうな声に気づいて声をかけると――突然、唇を奪われてしまったのだ! *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 黒の公爵
    3.7
    へスターはバロービー・ホールで公爵夫人の話し相手(コンパニオン)をしている。地味でもてない彼女には、偏屈な夫人の孤独が痛いほどわかる。その日は、夫人が目の敵にしている人物が帰還する予定だった。屋敷の主で夫人の継息子、エイドリアンだ。“黒の公爵”とあだ名される彼の行く先々ではスキャンダラスな出来事が次々に巻き起こるらしい。噂の公爵に会えると思うと、へスターは少しわくわくした。真っ青な顔で現れた公爵は、女性を巡る決闘で負傷したという。男性が自分のために命懸けで戦う――まるで夢のような話ね。だが続いて、夫人の溺愛する息子エリオットも帰還すると、へスターにとって、まさに夢のような日々が始まったのだった。★絶世の美女の姉、華やかな妹とは違い、舞踏会ではいつも壁の花。そんなへスターを、美しい蝶に変身させてくれる男性とは……?★
  • 黒のコサージュ
    -
    1巻495円 (税込)
    身近に迫る死を個人病院のベッドで冷静に待つ相田。相田は、その経営手腕で商売を広げ、一代で財を成した。すでにほとんどの商売を整理していたが、半ば趣味でやっていた相田モータースにひとりの社員を残した。その彼が最後に命じられたのは、「相田モータースで販売した名車の行方を追え」というものだった。サーブ96V4、カルマン・ギア、マセラティ・ビトゥルポ、ファセル・ヴェガ・エクセレンス、ジャガー・マーク2……。幻の名車の陰に、見え隠れするのはひとりの女。死を目前にした相田の真の願いはなにか? 男はシトロエン2CVを疾走させる。ハードボイルド長編小説。 ●斎藤純(さいとう・じゅん) 小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 黒のコスモス少女団 薄紅雪華紋様
    3.6
    これは、この世のことならず――。直木賞作家の浪漫あふれる大正怪異事件帖。大正時代の東京。画家を志す槇島風波は裕福な家を出て、風変わりな友人・穂村江雪華と同じ下宿に暮らしていた。天才的な画力を持つ雪華は、さまよう魂を絵で成仏させる不思議な力の持ち主でもある。巷では、何者かが一人歩きの婦女子を縄で縛り上げ、金品を奪う「鬼蜘蛛事件」が起きていた。妹の友達の護衛を引き受けた風波は、雪華とともに事件に巻き込まれ……(「鬼蜘蛛の讃美歌」)。「黒のコスモス団」と名乗る不良少女団に呼び出された風波。兵役忌避で故郷を飛び出した女ボスの幼馴染が、雪華に瓜二つだというのだが……(「黒のコスモス少女団」)。画業で結果を残さなければ家に戻ると、父親と約束してしまった風波。友人である鬼才の画家・平河惣多も、恋から身を持ち崩していた。そんな時、巨大な災害が日本列島を襲い……(「白い薔薇と飛行船」)。変わりゆく帝都で、友と交わり夢を追い怪に惑う青年たち。彼岸と此岸をつなぐ大正怪異事件帖、第二弾。【目次】第一段 鬼蜘蛛の讃美歌/第二段 汝、深淵をのぞくとき/第三段 黒のコスモス少女団/第四段 幽鬼喰らい/第五段 銀座狼々/第六段 白い薔薇と飛行船
  • 黒の試走車
    3.0
    発売間もない新型車(ニューモデル)と特急「さくら」の衝突! ついで起こる企画一課長の謎の事故死。二大自動車会社を向こうにまわして、業界を制覇せんとする「タイガー自動車」の前途には、不気味な暗雲が漂う。ライバル新型車の機密を探れ! 秘命を帯びて企業スパイに身を投ずる朝比奈を襲う試練! 情報推理小説の記念碑的名作!
  • 黒の褥
    -
    人妻の看護師が、帰宅途中にスタンガンで襲われ、拉致された。全裸に剥かれ、自慰を強要され、証拠の写真まで撮られたところで、解放されたのだった。 人妻看護師は、泣き寝入りをした。そうするしかなかった。身分を明かし、レイプされたと警察に訴え出られるはずがなかった。悲嘆に暮れていたが、冷静にその時のことを思い返すうち、恐怖のなかに性的興奮があったことに気づき、次第に被虐の性癖に純化を求めるようになっていった――。
  • 黒の事件簿 サラリーマン・ブラック帳
    -
    トップを維持するため、小売店のチェーン化と手厚いディーラー・ヘルプスを行っていたベルビュー化粧品。そのベルビューの新入社員の大庭は、ある旅行業者からお土産として現金の入った分厚い封筒をもらい、さらにその温泉街で一番の芸妓を紹介され、一夜をともにすることに。しかし、それは旅行参加者の水増しに絡んだもてなしで……!?
  • 黒の十字架
    -
    潜入捜査の密命を帯びて羽代市に単身乗り込んだ土谷刑事を待ち受けていたのは、市内を独裁国家のように統治する大場一族の厚く巨大な壁であった。警察さえ影響下に置かれる独裁都市で土谷の孤独な戦いが始まった……。強大な権力の暗部に鋭く迫る著者渾身の長篇ミステリー。
  • 黒の女王
    -
    1巻495円 (税込)
    世界に復讐を誓い、泣き続ける黒髪の魔女……彼女の存在を消し去らんと政府は刺客を放つ!  超能力者だけの社会を作る。もはや、程度の低い人間ごときの入り込む余地のない、連中に妨害されることのない社会を作る。それが、レーニの夢だった。研究所を脱走したレーニは、政府の特別高等調査室から次々と派遣されるエージェントに命を狙われるが、その超人的なパワーで迎え撃つ。彼らの手足をねじ切り、脳味噌を爆砕し、臓物と血飛沫を辺りに撒き散らして業火で焼き尽くす…。東京、ロンドン、プラハなど世界を舞台に繰り広げられる超能力少女の戦い。  かつて雑誌『小説CLUB』(現在は廃刊)に連載されていた幻の怪奇ホラー・アクションが電子オリジナル作品として復活! 続編の『闇の王国』とともに、これまで一度も紙の単行本としてはまとめられていない。「電子版あとがき」を収録。
  • クロノス・ジョウンターの伝説
    4.2
    開発途中の物質過去射出機〈クロノス・ジョウンター〉には重大な欠陥があった。出発した日時に戻れず、未来へ弾き跳ばされてしまうのだ。それを知りつつも、人々は様々な想い──事故で死んだ大好きな女性を救いたい、憎んでいた亡き母の真実の姿を知りたい、難病で亡くなった初恋の人を助けたい──を抱え、乗り込んでいく。だが、時の神(クロノス)は無慈悲な試練を人に与える……。演劇集団キャラメルボックスで幾度も舞台化された傑作タイムトラベルロマンス。[解説/辻村深月]
  • クロノス・ジョウンターの黎明
    4.7
    仁科克男は、ある日勤務先近くのレストランで、店主が撮った自主映画を観せてもらい、そこに映っていた女性・清水杏子に惹かれた。しかし、彼女は撮影直後、事故で亡くなったという。その直後、会社の人事異動で、系列の新会社P・フレックに出向することになり、開発業務に就くことになった。仕事内容は「時間軸圧縮理論」を応用した装置を作り出すという途方もないこと。同期の野方によるとそれは時間を操作し、過去や未来へ行くことが出来る装置らしい。そして、彼はこの装置を“クロノス”と呼んでいた。克男は、この装置を使えば、杏子を助けることが出来るのではないか、と思いつき……。 前作『クロノス・ジョウンターの伝説』(2015年刊行 徳間文庫 全7篇)に収録された作品は、二度の映画化(2005年「この胸いっぱいの愛を」、2019年「クロノス・ジョウンターの伝説」)と、5回舞台化され、再演を繰り返しているタイムトラベル・ロマンスの傑作人気シリーズ。 その最新作は、〈クロノス〉の制作秘話を描いたシリーズ初の長篇。 2022年に刊行された後、この作品も舞台化されている。 解説は、〈クロノス〉シリーズを舞台化した演劇集団キャラメルボックスの演出家・脚本家の成井豊氏。 帯に小説家・辻村深月氏の推薦文。
  • クロノス―天命探偵 Next Gear―
    3.7
    1巻737円 (税込)
    目覚める気配もなく“死の予知夢”を見続ける志乃。その原因究明と引き換えに〈クロノスシステム〉で夢を解析し捜査に使うという警察庁からの提案を、真田省吾たちは迷いながらも受け入れた。新たな活躍の場は公安課内の「次世代犯罪情報室」。天才的頭脳で超毒舌、そして時に暗い影が覗く謎めいたバディ・黒野武人と共に、真田は国際テロを阻止できるのか。衝撃の新シリーズ開始!
  • 黒の扉は秘密の印 第二の夢の書
    3.6
    夢の世界で危機を切り抜け、学校の美形男子四人組のひとりヘンリーとつきあいはじめたリヴ。幸せいっぱいのはずだったが、運命の女神はそう甘くなかった。義理の祖母(予定)の大事な植木を破壊したことがみんなにばれるし、妹のミアは夢遊病にかかるし、夢の世界では〈死の将軍〉なる怪しい人物に追いかけられるし……。おまけにある秘密をめぐって、大好きな彼ともぎくしゃくする始末。どうするリヴ! 大人気の〈夢の書〉三部作、第二弾。
  • 黒の燃焼室
    -
    マスコミ操作、スパイもどきの欠陥車づくり、運転手の引抜き――。大口ユーザーであるタクシー会社への売込みを巡る自動車メーカーの壮絶な死闘! 名作『黒の試走車』の主役たちが再び登場して、謀略のコンクールを展開する表題作をはじめ六編を収録。熾烈極まる産業社会をリアルに描くビジネスマンの教科書!
  • 黒の派遣
    3.0
    孤高の刑事VS車椅子の紳士 ようこそ、超ブラック企業へ その面接は奈落の始まりだった―― 連続猟奇殺人の裏に潜む「派遣会社」の闇とは? ノンストップ・クライム・サスペンス! 【あらすじ】 地下駐車場で腹部を切り裂かれた惨殺死体が発見された。カラスと呼ばれる孤高の刑事・赤井は犯人を追うが、嘲笑うように猟奇殺人は止まらない。鍵を握るのは現場に残された黒い封筒と、「黒の派遣」というサイト。やがて、事件の背後に絡む赤井の過去、謎の車椅子の紳士が掲げる計画、手軽な「派遣仕事」に群がる被害者の闇が明らかになる時、正義と悪を越えた真実があなたに迫る! ページを捲る手が震える、クライム・サスペンス!
  • 黒の伏流(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ジャーナリスト梶川達夫がフランス旅行中の或る日、偶然に撮った一枚の写真…。その背景に映っていた人物がセーヌ河で死体で発見された。名画の贋作者であったこの人物がらみで次々に起こる不可解な暴力、脅迫、恋人の凌辱…。梶川は大きな闇の力を感じ取り、敢然と立ちむかった。家族や友人の生命を守り、自分の男としての誇りを守るために…。著者ならではのバイオレンスロマンに一層磨きをかけた作品。
  • 黒の魅惑
    -
    裕福な家庭の子女が多く通う、一貫校の名門大学の中にあって、田辺信男は、大学から入った上京組だった。大原陽子は、学内でも有名な才色兼備の人だが、彼女が付き合い始めた有坂淳は、どこか陰のあるプレーボーイでよくない噂がある。ある日、陽子の落としたイアリングを信男が拾ったところから、3人の愛が絡みはじめる……。日本が高度成長期に入る時代の、ハイソサエティーな学生生活を活写した傑作。
  • クロノ・モザイク
    3.3
    中学生の上条友介は突然、時間を飛び越える現象に見舞われるようになる。五年後に恋人の菱村美沙緒が惨殺されることを知った友介は、現在と未来を行き来しながら、恐怖の運命を変えるべく知力と体力の限りを尽くす――。スーパーエンタテインメント小説登場!
  • 黒の様式
    3.8
    結婚して二年たらずで自殺した美しい姉。歳月がながれ高校生の母親となった妹が、思春期の息子の手に負えない行状から、姉の死の真相にたどりつく「歯止め」。小さな港町の家々に投げ込まれた奇怪なチラシ。二十年前に母親が義父に殺されたと告発する男が巻き起こす騒動の驚くべき顛末「犯罪広告」。“古拙の笑い(アーケイック・スマイル)”を浮かべた若い女の硬直した死体の謎「微笑の儀式」。傑作中編小説三編。

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  • クロノレイヤーに僕らはいた
    -
    君塚育人はゲーム屋の女の子に「他人と会話するのが苦手」とずばり言われてしまうような男の子。ゲーム屋でもらったクロノレイヤー・オンラインというゲームにコンタクトしてみた。自分のキャラをイクトとして、ゲームスタート。出てきた世界は40年前の日本だった。そして受け取ったクエストは…。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 黒南風の海 「文禄・慶長の役」異聞
    値引きあり
    3.7
    加藤清正の配下 沙也可(さやか)こと佐屋嘉兵衛忠善と、朝鮮の北辺・咸鏡道の役人 金宦。 秀吉最晩年の大事業である大陸出兵、すなわち文禄・慶長の役を舞台に、 運命の糸に絡め取られ、それぞれの祖国を裏切り、立場を入れ替えることになってしまった二人の男がいた。 嘉兵衛と金宦、日本と朝鮮――。 二人の男、二つの国の間に何があったのか。 徹底した史料調査に基づく歴史解釈と高次元のストーリーテリングにより実現する、 リアリティ溢れる怒濤の合戦絵巻。 「本屋が選ぶ時代小説大賞2011」受賞作品。
  • 黒伯爵と罪深きワルツを
    -
    悪い伯爵のままでいて。 叶わぬ恋に落ちてしまうから。 「君はそうとう変わった小娘だ。自覚はあるのかい?」 伯爵に見つめられ、オリビアは逃げ出したい衝動を懸命にこらえた。 物憂げな黒い瞳と漆黒の髪。危険な魅力にあふれた強烈な存在感。 彼がシンフル・シンクレア――罪深きシンクレア伯爵と呼ばれるのは、 名字の語呂合わせと黒い噂のせいだけではないらしい。 オリビアは勇気をかき集め、ある私的な調査に行きづまったこと、 その調査で先代伯爵の汚名を晴らせる可能性があることを説明した。 一笑に付されながらも必死に協力を仰ぐオリビアだったが、 ふいに伯爵は身をかがめ、彼女の柔らかな唇に指をすべらせた。 「帰ってくれ。夜の楽しみを台無しにした償いをさせたくなる前に」 ■おびえて逃げるように帰ったオリビアに、後日伯爵は協力を申し出ます。ともに謎を追ううちに冷酷非情なはずの彼の優しさに触れ、心ならずも強く惹かれていくオリビアでしたが……。人気作家L・テンプルの真骨頂、愛と癒やしのノンストップ・リージェンシー!
  • 黒伯爵の花嫁選び
    3.0
    父の屋敷を取り戻したい――! そそっかしい伯爵令嬢と黒伯爵の恋は? 先代アムハースト伯爵の娘ヘンリエッタは、花嫁選びのパーティが始まるやいなや、絶望していた。花瓶の水をかぶってしまい、着替える間もなく現伯爵サイモンが登場したのだ。 姉妹しかいなかったため亡き父の爵位は遠縁だったサイモンに引き継がれたが、彼の花嫁に選ばれれば、生まれ育った屋敷を取り戻せると考えていたのだが……。緊張するとうまく話せなくなり、動きもぎくしゃくしてしまうヘンリエッタは、伯爵の花嫁になれるのか――? 日本初登場作家の傑作ヒストリカル!
  • 黒馬車
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 黒ばら先生と秘密のはらっぱ
    3.9
    1巻1,925円 (税込)
    書評家 藤田香織氏おすすめ! 「〈子どもは、自分のいる場所を選べない〉という容赦のない事実に、木地雅映子が魔法をかけた――。心の中にローズ先生がいる頼もしさ。さあ行こう。私たちの秘密のはらっぱへ」 秘密の〈魔法使い〉だった先生との 思い出が、今、わたしを支えてる。 長谷川はんなが通う寒々しい保育園に、突如やってきた黒原ローズ先生。彼女は先生、ときどき魔法使い!? その後9年間、はんなを力づけ続けた〈魔法〉とは? 〈本好き〉にこそ読んでほしい、じんわり心ふるえる物語。 名作『氷の海のガレオン』、話題作『ぼくらは、まだ少し期待している』の著者による、待望の書き下ろし長編。 【目次】 ローズ先生 トム・ティット・トット こどものとも サミール パンチング・ギル 穴 光る本 旅 客 魔法の夜 Hannah 蝶々の渡り
  • 黒薔薇姫と7人の従者たち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 商店街の餃子屋の娘、杏が出前に行ったのは、なぞのお嬢様転校生・緋那が住む館だった。勝手に従者に指名された杏。とんだ出来事に巻き込まれて…。超タカビーなお嬢様をめぐる、ときめきとアクション満載のスピードストーリー!
  • 黒パン俘虜記(新装版)
    -
    1巻495円 (税込)
    第89回直木賞受賞作品 「軍隊は運隊だ」という言葉どおり、運悪く、敗戦と同時に送りこまれたモンゴルの収容所は、まさにこの世の地獄だった。軍律の崩壊した集団に君臨するやくざあがりの大ボス・小ボス。食糧といえば、黒パンとわずかなスープ、それも搾取され、強制労働にかり出される毎日。栄養失調、疾病、私刑で、つぎつぎと失われる生命。  襲いくる不条理に耐えながら、帰国を待ち侘びる日々を支えてくれたのは、小説と映画と流行歌への熱い思いだった……。  本書は、戦後モンゴルに抑留された二万人の日本兵の中にいた、著者自身の体験をベースにした作品である。  水と黒パンだけで奴隷労働を強いれられるなか、主人公が発見したのは、人間のどうしようもない愚かさか、あるいは生きる喜びか……。  第89回直木賞を受賞した名作が、読みやすく再編集されて、新装版として登場! ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
  • 黒豹の鎮魂歌(上)
    -
    1~2巻990円 (税込)
    京葉工業地帯開発の利権に群がった元首相と結託する男たちの非道な仕打ちで、両親と妹二人を失った新城彰。日本を追われヨーロッパへと渡った新城は、フランス秘密部隊を除隊後、日本人観光客の夜のガイドに身をやつしていた。心の奥底に復讐の念を燃やし続ける彼の前に、ついに仇敵の一人が現れた! 圧倒的な戦闘力と頭脳を武器に、いま孤独な戦いの火蓋が切られる!
  • 黒富士
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    亡き父の預り物を持って蓑太は富士をめざしていた。届け先は道場を経営するかたわら天然水の販売を手がける書家の彷尊。その途次、道場に囚われているという娘の救出を乞われる。正邪の定かならぬ男女、ゴミ山、毒、群発地震……木口木版画・美術家のイマジネーションが描き出す、黒く焼け出された人間の業と富嶽の断末魔。
  • くろふね
    4.0
    黒船来る! 嘉永六年六月、奉行の代役として、ペリーと最初に交渉にあたった日本人・中島三郎助。西洋の新しい技術に触れ、新しい日本の未来を夢見たラスト・サムライの生涯を描いた維新歴史小説!
  • 黒船以前 パックス・トクガワーナの時代
    5.0
    パックス・トクガワーナ(徳川の平和)は、なぜ二五〇年の長きにわたり続いたのか。江戸開府前史から黒船来航前夜まで、江戸への造詣の深さでは人後に落ちぬ二人が、世界史的視野から縦横に語り合う。従来の江戸時代観を一新する刺激に満ちた対論。『江戸の構造改革』改題。
  • 黒船前後
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 黒船前後
    -
    本書には、「黒船前後」「黒船来航」「汽船が太平洋を横断するまで」「咸臨丸その他」「撥陵遠征隊」「尊攘戦略史」「新撰組」「志士と経済」「上海由来」「福沢諭吉」「武鑑譜」「望郷――北海道初行脚」の12編をおさめた。各編からは明治維新史が新たな視点から生き生きとよみがえる。

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  • 黒船の影 築地外国方事件始末
    -
    下級幕臣の次男坊・藪内耕之介。剣術は得意だが、喧嘩っ早いのがあだとなって道場を破門されて以来、日々やることがない。――だが、時は幕末。浦賀沖にやってきたペリー艦隊によって、日本の世情は一気に騒がしくなっていく。そして暇をもて余していた耕之介も、ある不思議な尼僧との出会いによって、図らずも黒船騒動の渦中に身をおくことになる。アメリカ艦隊との交渉に赴く林大学頭を、反対派の襲撃から警護する一団に組み込まれたのである。三浦半島、矢ノ津坂での待ちぶせ襲撃。船で江戸に帰還しようとする大学頭一行を追って敵のボートから発射される弾丸。等々力渓谷に迫り来る六人の男たちの刃。島の砲台場を乗っ取り、通過するぺリー艦隊を砲撃しようとしている浪人集団。……次々と、執拗に仕掛けられる攻撃に、耕之介とその仲間は果たしてどう立ち向かっていくのか? 黒船来航を舞台にして若き幕臣が疾駆する書き下ろし痛快時代小説、ここに誕生。
  • 黒船の世紀(上) - あの頃、アメリカは仮想敵国だった
    3.0
    日露戦争に勝利し、坂の上に辿り着いた日本の目の前には、次なる仮想敵国として太平洋の向こうにある大国アメリカが立ちはだかっていた……。黒船来航が与えたトラウマが戦争へと具現化していく過程を、「日米未来戦記」の書き手たちを中心に、群像劇として描いた大河ノンフィクション。

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  • 黒船秘恋
    3.7
    黒船来航、台場建造で騒然とする江戸品川。川越藩樋口家の主・杢右衛門と妻・沙代は、台場守備の陣屋築造のため、下屋敷に移り住むことになった。砂塵が舞う仮住まいの暮らしに、みおという砂まみれの女が下女としてやってくる。そして夫の朋友彦三郎も同居することに……。夫と妻と女と男、妖しく揺らぐ恋情を、新たな時代の息吹のなかに濃やかに描き出す長編小説。
  • 黒船来航
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 黒豚姫の神隠し
    3.6
    沖縄本島の遙か南に位置する宇嘉見島には、人間を拐かす黒豚の悪神ウヮーガナシーの伝説がある。島育ちで映画好きの中学生・ヨナと東京からの転校生・波多野清子は『オズの魔法使い』をきっかけに接近するが、清子は「黒い豚に呪われている」と告白をする――離島に棲まう神々と悪童たち、ひと夏の異界譚。
  • 黒ぶどう
    -
    1巻110円 (税込)
    仔牛は赤狐に誘われて公爵の家に無断で入ってしまいます。大胆な赤狐に比べて仔牛は臆病にビクビクします。2階の部屋のテーブルには黒ぶどうがありました。「氷と後光」「耕耘部の時計」「黒ぶどう」三本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 黒ぶだう
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • クロへの長い道
    3.7
    名探偵、大人顔負けの大胆推理で謎に迫る! 難事件はボクが解く! ――私の名は渋柿。一匹狼の私立探偵。独身で6歳の、ちょっとシャイな黄色人種。母親や知人たちは、私のことを気安く《しんちゃん》と呼ぶ。ライセンスを持たない幼児探偵が、難事件を次々と解決していく、ハードボイルド感漂う表題作、「見えない人」をテーマに描いた『八百屋の死にざま』など、4編を収録。
  • 黒ヘル戦記
    5.0
    反体制ハードボイルド小説! 本書は、左翼誌『情況』にて2020年1月号(冬号)から2022年7月号(夏号)まで3年にわたって連載され、好評を博した、『蒼ざめた馬』(ロープシン)や『党生活者』(小林多喜二)の系譜に連なる革命小説である。1980年代から90年代にかけて著者が経験した法政大学の学生運動をもとに、「愛」と「革命」と「暴力」に生きた過激派学生の姿を描く。
  • 黒ヘル戦記
    -
    1巻990円 (税込)
    反体制ハードボイルド小説/愛と革命と暴力の青春! 1969年創刊の反体制誌『情況』に連載されたハードボイルド小説。 日本学生運動のメッカ、外堀大学で繰り広げられる、若者たちの愛と革命と暴力の物語。 運動内部の人間しか知らない革命運動の実像を、活動歴30年の反体制作家が描いた、ロープシンの『蒼ざめた馬』、小林多喜二の『党生活者』の系譜につらなる本格革命文学。 【目次】 第一話 詐病 第二話 ランボーみたいな人 第三話 フラッシュフォワード 第四話 ボクサー 第五話 秘密党員 第六話 狼体験 【著者】 中川文人 1964年生まれ。作家、兵法家。有限会社ヨセフアンドレオン代表取締役。法政大学中退、レニングラード大学中退。 著書に『地獄誕生の物語』『ポスト学生運動史 法大黒ヘル編』『1987年の聖戦』など。
  • 黒部川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    〈週に五日、黒部峡谷を往復しています〉 旅行作家・茶屋次郎の元に、富山県の宇奈月温泉に住む須笑子(すえこ)という女性から1通の手紙が舞い込んだ。 興味を抱いて現地を訪れた茶屋が遭遇したのは、峡谷の絶壁で須笑子の恋人・貫井が宙づり遺体で発見されたという報せだった! 自殺か他殺か? 登山経験のない貫井がなぜそんな場所で? 混乱のうちに今度は須笑子も失踪……。 絶景の立山黒部で繰り広げられる傑作旅情ミステリー、第17弾!
  • 黒部峡谷殺人事件
    -
    エリート銀行マン・相原のもとに突然かかってきた脅迫電話。“醜聞(スキャンダル)を公表されたくなければ、山に登れ――” 。奇妙な指示に従うと、山には女性の全裸死体が! 電話の主は? 目的は? やがて第二、第三の事件が相原にふりかかる。 雪景美しい黒部山系を舞台に、山岳ミステリーの第一人者が仕掛けた巧妙な謎とサスペンス!

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  • 黒部渓谷殺人事件
    -
    1巻682円 (税込)
    残業で帰宅が遅くなったときのために、自宅とは別にアパートを持つ――。 妻の承諾のもと、遠距離通勤しているサラリーマンにとっての夢のひとつを叶えた銀行マンの相原亮介だったが、一本の恐ろしい脅迫電話がかかってきた。その電話の主は、相原が別宅でもあるアパートに部下の女子工員を連れこんでいた秘密を知っていたのだ。 バラされたくなければ山に登れ。脅迫者はなぜか、山に登れと命令してきた。相原は銀行マンとしての立場を守るため、平和な家庭を守るため、脅迫者に従ったが……。 エリート銀行マンの夢が、どこで悪夢となったのか。人生の破綻にスポットを当てた異色の山岳ミステリー!
  • 黒部殺人源流
    -
    黒部・餓鬼山で、二年前に行方不明となった平塚晃一のザックと破れた羽毛服が発見された。平塚はチョモランマ登頂に成功した世界的なクライマーだった。しかも現場近くで、のこぎりで切断されたらしい女性の頭部と腰骨が見つかり、事件は奇怪な様相を見せ始めた。長野県警諏訪署の道原伝吉が捜査を開始。女性の身元をつきとめるが、その矢先、平塚の山仲間の遺体が八ヶ岳で発見される…。長篇山岳推理。
  • 黒部の太陽
    3.7
    1巻831円 (税込)
    1千万人に及ぶ巨大な人間の集団が働いた黒部の谷底。そそり立つコンクリートの岩壁に積み重なった7年の歳月の重さ―。黒部ダムを含む黒部川第四発電所の建設プロジェクト(通称くろよん)は、戦後の経済復興の本格化に伴う電力不足を受け、昭和31年に着手、38年に完成した。高さは186メートルで国内一。昭和39年、毎日新聞に連載された同名の記録小説に、数十枚の加筆を行ったこの作品は、「黒四で苦労した大勢の人たちの、人間の記録を書きたい。この工事で殉職した171人の人々のために、紙碑を立てたい」という著者、木本正次の強い意志によって産み出された。当時の関西電力会長、太田垣士郎は「ぜひ、生きた、血の通った文学の碑を立ててください。殉職者に限らず、黒四で苦労した人たちのために、どうか人間の記録を残してください」と答えたという。三船敏郎、石原裕次郎主演、熊井啓監督の大作映画の原作小説。
  • 黒部の谷のトロッコ電車
    4.0
    飛騨山脈の北部に深くきざまれた黒部峡谷。激流と切り立った絶壁が容易に人を寄せつけないこの谷を、遊園地のミニ鉄道みたいなトロッコ電車がゴトゴトと走っていきます。大人が立つと天井に頭をぶつけそうなほどの高さで、1車輌の乗客は約30人の大きさのトロッコ電車です。この電車は、なぜこんな険しい場所を走っているのでしょうか。観光客でにぎわうトロッコ電車に、さっそく乗ってみることにしましょう。

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  • 黒部ルート殺人旅行
    -
    大日本住宅の開発技術部長・西崎良二は、黒部アルペンスキー行で、娘・真貴子の目前で突然姿を消した。数日後、彼は立山連邦の新雪の下で爆殺死体となって発見された。真貴子の依頼を受けた横浜地検・香山検事たちの周辺に出没する黒い影の正体は? 西崎の眠る黒部ルート。そこは、かつて彼が青春の秘密を埋めた場所でもあった! 〃時間差〃トリックの妙!
  • 黒本 平成怪談実録
    4.0
    キャンプで目撃した樹上の女。現代に起きた神隠し。不審な水音が響く男子寮。いきなり動き出す猿の玩具。銀色に光る謎の飛行物体。住む者に不幸をもたらし続ける家。そして、背筋も凍る体験で知られる峠――。怪談蒐集をライフワークとする作家が、様々な人びとから聞きとった、世にも怖ろしい話。あなたが決して見てはならぬもの、決して聞いてはならぬ音がある。文庫書き下ろし。
  • 黒幕
    3.8
    徳川家康のめぐらす謀りごとを実現すべく働き抜いた山口新五郎は、江戸開府後、六十歳を過ぎて初めて女体に接した。そして二度も十代の嫁を娶ることになる、この男の生涯を描いた「黒幕」。夫の仇と襲った相手が従容として、己れの左腕を斬り落とさせる姿に心を打たれ、その男の妻となる戦国の女を描いた「猛婦」。他に「勘兵衛奉公記」「槍の大蔵」など、初収録4編を含む11編を収録。

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  • 黒猿 風烈廻り与力・青柳剣一郎[25] 風烈廻り与力・青柳剣一郎
    4.0
    神田岩本町一帯が燃えた。火元は古着屋の増田屋。店の金を盗んだ容疑で捕らえられた下男伝助が解き放たれた夜の出来事だった。火盗改めが火付け犯として伝助捕縛に向かうなか、当日その姿を見かけた青柳剣一郎は伝助が犯人ではないと確信する。ところが、伝助はその日から姿を消していたのだった…やがて紅蓮の炎に隠された陰謀を、剣一郎が快刀乱麻に暴き出す!
  • 黒魔術白魔術
    4.0
    大災害や大事件がひんぱんに発生する世紀末のいま、世界は明らかに大変動をきたしているといえよう。その暗黒世界に対応するには、世界史上“裏の学問”として迫害され続けてきたオカルトの世界を、正しく理解する必要がある。黒魔術、悪魔礼拝、錬金術や呪い、秘密結社など、危険な知識の数々を、秘密のベールをはがし、いまここにご紹介しよう。
  • 黒魔術の家
    4.0
    黒木夏夫の家は、母と妻と子供の6人家族。妻の未紗がある日「6っていう数は縁起が悪いのよね」とつぶやいた。そして彼女は人数が「幸福な絶対数1」になるまで人数を減らそうとする。戦慄のサイコ・ホラー! ※本書は、2003年1月に有楽出版社から刊行された『Black Magic Woman』を改題した文庫が底本です。
  • 黒魔術の女
    -
    1巻495円 (税込)
    「これはひどい」凄惨な光景に、熟練の鑑識が目を背けた。OLが局部をめった突きにされ、体内には複数の精液が残留していたのだ。事件は凶悪情痴殺人と断定されたが、鍵を握るOLの連れの女は、杳として行方が知れなかった。新婚生活を謳歌する高根沢鴾子(ときこ)には、奇妙な黒ミサの記憶があった。封印したその記憶にも似て、やがて忌まわしい男が鴾子の前に出現する。惨劇の第二幕の開幕であった…。

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  • 黒魔術の女
    -
    「エコ、エコ、ザラワク、エコ、サワラク」幼いころ、不気味な呪文を聞きながら、黒魔術の洗礼を受けた記憶を持つ中道鴾子。ある事件に巻きこまれた過去を秘めたまま、エリート社員と結婚したが、異様な視線に脅かされる。そして、夫の出張中、ついに殺人事件が……。 オカルティズムと現実性を融合した、戦慄の怪奇ミステリー力作!

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  • 黒魔術の手帖
    3.9
    カバラ、占星術、タロット、錬金術、妖術、サバト、黒ミサ……俗に黒魔術と称されているオカルティズムをめぐってさまざまなエピソードを紹介したエッセイ集。一九六十年代に発表された本書は、刊行後強烈なインパクトを与えたことでも知られ、このジャンルの書物が続出するひきがねとなった先駆的作品である。

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  • 黒魔術の手帖
    4.0
    ローマ法王が魔術に手を染めていた? 大哲学者・デカルトでさえも入れてもらえなかった薔薇十字団って? 悪魔礼拝の秘儀に、ルイ14世の愛妾モンテスパン公爵夫人もハマっていた? 妖術師や時の権力者らが虜になったカバラ、タロット、黒ミサ、自然魔法など黒魔術の数々。その精神性をひも解き、ヨーロッパの神秘思想の歴史的系譜を、澁澤龍彦が日本に初めて紹介。三島由紀夫に「殺し屋的ダンディズムの本」と嘆賞された、オカルト・ブームの先駆的エッセイ集!
  • クロムクロ 秒速29万Kmの亡霊 第1話
    4.8
    250光年先の射手座χ1星系に向け、亜光速での長い旅を続けている航宙艦〈くろべ〉。旅の途上、〈くろべ〉は、射手座26星系からの信号をキャッチする。それは、由希奈たちクルーを震撼させるものだった--!?
  • クロム・ジョウ
    4.0
    違法薬物の売人たちが次々と殺され、騒然とする街・渋谷。トラブルメーカーの友人翡翠からある情報を託されたことで、いくつもの集団から追われる身となった17歳の家出少女・ジョウは、傷つきながらも必死に活路を開いていく。追っ手は何者か? 情報の正体は? 全てが見えたとき、彼女は起死回生の一手を放つ──。
  • 黒娘 アウトサイダー・フィメール
    4.0
    セックス&バイオレンス&カワイイ! 美女アトムと美少女ウランの天災コンビが、望むと望まないにかかわらずこの世をスッキリさせます! ――超快楽主義者・ウランとウルトラバイオレンスの女神・アトムの、美少女美女2人組。彼女たちの行く先々で、女神たちの鉄槌は振り下ろされ、馬鹿な男たちは皆殺しに。死屍累々たる血塗れ行脚は、どこに向かうのか?
  • クロム・ハート
    3.5
    本当のあたしなんて、何の価値もない――。 家でも学校でも自分を殺して優等生を演じる十七歳の憧子。 自分とは対照的に奔放なクラスメート宙へ想いを寄せていたが、宙が親子ほど歳の離れた女とホテルに入るのを目撃してしまう……。 憧子はどんなに傷ついても錆びない心=クロム・ハートを手にすることができるのか?
  • クロムランクとベルナアルに就いて
    無料あり
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  • 黒森物語
    4.0
    森に消えた母の姿を求める“母なしむすこ”りゅうと、不思議な霊力をおびた“銅のくし”を懐にした“口なし娘”たみは、闇の一族、菜の花一族、夢の衆たちが住み、悪と死のつかい“放れ熊”の支配する黒森へ旅立っていく。闇の世界、山の住人、森の精霊たちが、その生滅をかけて戦い、語りかける壮大なファンタジー。
  • 黒闇
    -
    「日本官能小説の頂点」がここにある。 究極のエロス! 最底辺でもがき、苦しみ、 前へ進む、不器用な男と女 妻から離婚を切りだされ、さらに「血の繋がった娘を捜しだしたら、3000万円支払う」と妻の不倫相手から持ちかけられた男。さっそく、パチンコ通いの母親、風俗店で働く娘をみつけるが、なぜか母親と結婚することに。地道に生きていこうとするが、巨額の遺産話が転がりこみ……。ちぎれる愛、争う母娘、暴力と殺人。人間の「性と生」を描く暗黒の恋愛小説!  「性と死の極限を描いた、草凪優の最高傑作」末國善己(文芸評論家)
  • 黒百合
    3.6
    昭和27年の夏休み。14歳だった「私」こと進と一彦は、六甲山にあるヒョウタン池のほとりで、不思議な雰囲気を纏った同い年の少女と出会う。池の精を名乗ったその香という少女は、近隣の事業家・倉沢家の娘だった。三人は出会った翌日からピクニックや山登りを通して親交を深めてゆく。自然の中で育まれる少年少女の淡い恋模様を軸に、昭和10年のベルリン、昭和15年の阪神間を経由して、物語は徐々にその相貌を明らかにしてゆく。そして、最後のピースが嵌るとき、あらゆる読者の想像を超える驚愕の真相が描かれる。数々の佳品をものした才人による、工芸品のように繊細な傑作ミステリ。/解説=戸川安宣
  • クロユリ団地
    2.7
    『リング』シリーズの鬼才・中田秀夫監督が、老朽化した団地を舞台に孤独が呼び寄せる恐怖の連鎖を描く。前田敦子・成宮寛貴のダブル主演で贈るジャパニーズホラー最新作を震撼ノベライズ!
  • 黒百合の棺
    5.0
    女性同士の愛(レズビアン)を誓った百合が死んだ。呆然とする石田麻美……。百合の手紙から、彼女が旅行中、正体不明の五人の男に犯され、それが死の原因になったことを知った麻美は、復讐を決意! 美貌を武器に、男を破滅と死に導く。その計画は成功するかにみえたが……。揺れ動く女心を、流麗な筆致(タッチ)で描いた、異色ミステリー力作!
  • 黒百合の園 わたしたちの秘密
    3.5
    名門進学校で、お嬢様ばかりが通う、華百合女子高等学校。一見、華やかな花園のように思えるが、生徒の中には、心に闇を抱えた女子高生たちが大勢いる。 恋人を通り魔に殺された上に記憶を失った蓬来みすず。モデルのような容姿でクラスのリーダー的存在、橘綾芽。彼女と対立するグループを形成するクールな汀利香子。クラス委員長を務め、中立的立場を保つ藤嶋雪……。 陰湿ないじめ、行き過ぎた万引き、隠れた同性愛、禁断のレイプ、そして事故を装った殺人――黒く染まった美しい少女たちを生々しく描いていく問題作、登場!
  • 黒百合の復讐
    -
    婚礼の宵、ジェルーサは式の直前に薔薇園へと逃げ出した。ウエディングドレスのまま部屋にこもっているのが窮屈だったのだ。薔薇園には兄の友達と思われる若い金髪の男性がいた。ジェルーサは警戒心を解き、気安く言葉を交わした。しかし、一輪の薔薇を摘もうと身をかがめた瞬間、背後から手が伸び、薬品のしみ込んだハンカチで鼻と口を覆われる。目覚めたとき、あの金髪の男性が彼女をじっと見つめていた。
  • 黒ゆりは殺しのメッセージ
    -
    三日月の夜のこと。赤かぶ検事の官舎に泥棒が入った。被害は、かみさんのバーゲン品の指輪だけ――と、ここまではいいのだが、奇妙なことに現場には黒ゆりが!? 恨みつらみの象徴(シンボル)〃黒ゆり〃が、なぜ残されていたのか? 数日後、開業医の若妻が殺害された! そこにも、黒ゆりの置き土産……!?(表題作)
  • クロワッサン学習塾
    3.8
    1~2巻750~800円 (税込)
    元教員のパン屋さんが無料塾を開く! 小学校の教員を辞め、実家のパン屋で働く三吾は、店でみかける少女が気にかかっていた。彼にはかつての教え子への後悔もあって……。
  • クロワッサンとベレー帽 ふらんすモノ語り
    4.0
    トランク、石鹸、リボン……いつの時代も「舶来品」は人々の憧れの的だった。プロフェッサー・鹿島が綴る、フランス人に愛された品々をめぐるとっておきのエピソード。魅惑の都パリの今昔、フランスの文学・語学に関するエッセイも収録。※『上等舶来・ふらんすモノ語り』を改題。
  • くろん坊
    無料あり
    5.0
    1巻0円 (税込)
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  • Close to You
    3.7
    派閥抗争に敗れて会社を辞めた草薙雄大、三十三歳。オヤジ狩りにあった翌日、妻・鮎美が思い詰めた表情で囁いた。「お願い、専業主夫になって」。戸惑う雄大を襲う更なる災難。ついに鮎美が誘拐・監禁され……。東京郊外のマンション暮らしの中で、些細な事から深く憎悪されていたことを知らない二人に正体不明の悪意が牙を剥く! 地域社会との関わり、夫婦とは、仕事とは、そして男と女とは──決して他人事に思えなくなる「ネクスト・ドア」サスペンス!
  • クローズアップ
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  • クローズド・ノート
    4.2
    堀井香恵は、文具店でのアルバイトと音楽サークルの活動に勤しむ、ごく普通の大学生だ。何か物足りない思いを抱えたまま日々を過ごしていた彼女は、ある日、自室のクローゼットで、前の住人が置き忘れたと思しきノートを見つける。そのノートが開かれたとき、香恵の平凡な日常は大きく変わり始めるのだった。──小さな偶然が導く運命的な出会い。憧れと共感。読み終えた後も温かい余韻がいつまでも醒めない、極上の感動作。
  • クローゼット(新潮文庫)
    3.9
    1巻649円 (税込)
    十八世紀のコルセットやレース、バレンシアガのコートにディオールのドレスまで、約一万点が眠る服飾美術館。ここの洋服補修士の纏子は、幼い頃の事件で男性恐怖症を抱えている。一方、デパート店員の芳も、男だけど女性服が好きというだけで傷ついた過去があった。デパートでの展示を機に出会った纏子と芳。でも二人を繫ぐ糸は遠い記憶の中にもあって……。洋服と、心の傷みに寄り添う物語。(対談・筒井直子、解説・谷崎由依)
  • クローゼット・フリーク 上
    5.0
    1~2巻550円 (税込)
    もしもあなたが孤独なら、いつでもここにいらっしゃい。あなたは、一人じゃない――。夢も希望も見失ってしまった迷い子達に捧ぐ、きらめく愛の物語。話題作『イン ザ クローゼット』第2弾!
  • クローゼット・フリーク 上下合本版
    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    もしもあなたが孤独なら、いつでもここにいらっしゃい。あなたは、一人じゃない――。限りなき優しさと強さで迷い子達を包み、希望という名の星を心に灯し続けた「マダム」の人生!『イン ザ クローゼット』第2弾! ※本電子書籍は、「クローゼット・フリーク上・下」の合本版です。
  • クローディアの告白 上
    3.0
    1982年夏、作家ダニエル・キイスのもとに若く美しい女性が訪ねてきた。4年前に連続殺人事件の容疑者として逮捕され、後に無実と判明し釈放されたクローディア・ヤスコーだった。今こそ事件の真相を語るから、その話と彼女自身のことを本にしてほしいという。やがてキイスが話を聞くうちに、クローディアは精神分裂病に長年悩んできたことが明らかになっていく。ひとりの女性の苦悩から人間心理の複雑さを映し出す問題作。
  • クローディアの秘密
    4.1
    少女クローディアは,弟をさそって家出をします.ゆくさきはニューヨークのメトロポリタン美術館.2人は,ミケランジェロ作とされる天使の像にひきつけられ,その謎を解こうとします.

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  • クローバー
    3.9
    強引で女子力全開の華子と人生流され気味の理系男子・冬冶。双子の前にめげない求愛者と微妙にズレてる才女が現れた! でこぼこ4人の賑やかな恋と日常。キュートで切ない青春恋愛小説。
  • クローム襲撃〔新版〕
    -
    ウィリアム・ギブスンによる伝説の初期短篇集 『ニューロマンサー』の原型たる表題作ほかサイバーパンクの真髄と電脳空間の綺想を堪能できる珠玉の十篇を収録。解説/円城塔
  • クローン・クローン
    -
    「実は、クローンの研究をしているんだ」おれの耳許で囁くように言う。「ク、クローン? そういえば、イギリスで羊のクローンを誕生させることに成功したニュースが流れたけど、あれと同じようなものなのか」おれが興味津々に言うと、「ちっちっち」彼は舌を鳴らし、口の前で人差し指を左右に動かした。「あんなものは、とてもクローンなんて言えないよ。ただ同じ遺伝子を持っているというだけ。年齢の離れた双生児を人為的に作っただけじゃないか。おれたちが研究しているのは、そんなレベルのもんじゃない」(「クローン・クローン」より)  奇想天外なアイデアが満載、SFドタバタ・コメディ短篇集。 *天邪鬼 *シンデレラ現象 *愛しの悪妻 *ストーカー *クローン・クローン *刺青綺譚 *堪忍袋 ●高井 信(たかい・しん) 1957年、名古屋生まれ。東京理科大学理学部卒業。1979年、大学在学中にSF専門誌「奇想天外」にて作家デビュー。以後、ショートショートやSFアイデアストーリーを中心に活躍。1990年代にはRPGに材をとった小説やシナリオも執筆。2000年ごろからショートショートの研究に着手。著作多数。
  • クローン・ゲーム ~いのちの人形~
    4.7
    翻弄される運命、背負わされた宿命。 世田谷で発生した不審死事件。鑑識の到着前に厚労省の外郭団体「ドールズ」と称する組織が現れ、現場を警察から横どりしてしまう。感染症の疑いかと思われたが、彼らの行動を不審に感じた捜査一課の川村直樹は、サイバー犯罪捜査官の高倉竜生と捜査を始める。次第に明らかになったのは、政府が28年前から隠してきた「クローン人間」の存在だった……。巨大な運命の渦に巻き込まれた人々の、〈いのち〉を巡る物語が動きだす!
  • クローン人間(モンスター)
    -
    1巻495円 (税込)
    人間となるはずだった“モンスター”が怨念にまみれて産み落とされた!  人工授精によって妊娠した柘植洋子。しかし、産まれた子供は、妹尾文憲医師の高度な遺伝子操作によってクローン人間の運命をたどる。サラマンダーの卵子で驚異の成長をとげた“新一郎”は、産みの親を求めてさまよう。ネオン輝く六本木で美少年を漁る有閑マダムの滝田真弓と“新一郎”は出会う。彼をベッドにいざなった真弓は、押し寄せる快感の果て、無残にもモンスターの餌食となる…。 ●田中文雄(たなか・ふみお) 1941年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東宝入社。70年代を中心にプロデューサーとして映画製作に携わる。1974年に『夏の旅人』で早川書房SF三大コンテスト佳作入選。1975年に『さすらい』で幻影城新人賞佳作入選。1986年東宝を退社して作家専業となり、ミステリー、ホラー、SFバイオレンスなどに健筆をふるう。草薙圭一郎名義では時代小説、架空戦記も発表している。
  • クワイエットルームにようこそ
    4.0
    第134回芥川賞(2006年)候補作。 恋人との大喧嘩の果て、薬の過剰摂取(オーバードーズ)で精神病院の閉鎖病棟に担ぎ込まれた明日香。そこで拒食・過食・虚言・自傷など、事情を抱えた患者やナースと出会う。普通と特別、正常と異常……境界線をさ迷う明日香がたどり着いた「場所」とは一体、どこなのか? 悲しくて笑うしかない、絶望から再生への14日間を描いた本作は2007年、松尾スズキ自身の監督・脚本で映画化された(主演・内田有紀)。 解説・枡野浩一
  • クワイ河に虹をかけた男 : 元陸軍通訳 永瀬隆の戦後
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 たった1人の戦後処理。いつも傍らに妻佳子さんがいた。枕木1本、人1人といわれた「死の鉄道」(タイメン鉄道)の贖罪に人生を捧げた男の物語。
  • くわえ煙草とカレーライス
    3.3
    1巻1,980円 (税込)
    昭和の喫茶店に誘われるように出会う男と女、漂う音楽、そして本と珈琲とカレーライス……滝口悠生氏推薦!奇跡のような「日常」がここにはある。片岡義男が贈る、至極の7篇。
  • 鍬ヶ崎心中 幕末宮古湾海戦異聞
    4.0
    戊辰戦争に命をかけた名も無き武士の物語。 明治時代の幕開け、幕府の再興を信じて闘う名も無き多くの若者たちが血を流していた。 舞台は盛岡藩宮古。鳥羽伏見に端を発し箱館戦争に至る旧幕府と新政府が死闘を繰り広げる戊辰戦争。宮古湾鍬ヶ崎には、幕府の復活を信じて忠誠を誓う男、青年・七戸和磨の姿があった。そんな男に思いを寄せる千代菊。 時代が刻々と変化する中で、変わらぬ絆を求め、せめぎ合う女・千代菊と、 どうせ時代が変わるならと命をも捨てる覚悟の男、和磨。 新政府軍と旧幕府軍が相まみえた宮古湾海戦で待ち受ける二人の運命は・・・・・? 震災から10年。宮古という町に、いにしえから脈々と歴史が紡がれていることを、世に知って欲しいという著者のメッセージが強く響く。 ※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。

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