黒百合

黒百合

作者名 :
通常価格 621円 (565円+税)
紙の本 [参考] 726円 (税込)
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作品内容

昭和27年の夏休み。14歳だった「私」こと進と一彦は、六甲山にあるヒョウタン池のほとりで、不思議な雰囲気を纏った同い年の少女と出会う。池の精を名乗ったその香という少女は、近隣の事業家・倉沢家の娘だった。三人は出会った翌日からピクニックや山登りを通して親交を深めてゆく。自然の中で育まれる少年少女の淡い恋模様を軸に、昭和10年のベルリン、昭和15年の阪神間を経由して、物語は徐々にその相貌を明らかにしてゆく。そして、最後のピースが嵌るとき、あらゆる読者の想像を超える驚愕の真相が描かれる。数々の佳品をものした才人による、工芸品のように繊細な傑作ミステリ。/解説=戸川安宣

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内ミステリー
出版社
東京創元社
掲載誌・レーベル
創元推理文庫
ページ数
254ページ
電子版発売日
2015年09月04日
紙の本の発売
2015年08月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
3MB

    Posted by ブクログ 2017年01月13日

    抑制が効いた無駄のない綺麗な文章で
    技巧派ミステリーとして傑作だと思う。

    ひと夏の淡い青春小説という感覚で
    最後まで読ませておいてから
    仕掛けに驚かされる作りで、
    気づいた時には作者の手のひらで
    踊らされていた。

    ミスリーディングさせる持っていき方が秀逸。

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    Posted by ブクログ 2016年07月26日

    夏の避暑地の緑濃い空気と都会の埃っぽい空気が交互に織りなす少年少女のほんのり甘酸っぱい一夏の冒険譚と、その間に挟まれる別の登場人物の戦前戦中のエピソード。
    一見何のつながりもなく思えるのに、それぞれがやけに意味深で物語に惹き込まれる。

    警戒しながら読んでいたにも関わらず、二度の仕掛けに心地よく騙さ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月31日

    食らった..........香と一彦と進の甘酸っぱい関係やばいし、なにより描写が本当に繊細で綺麗すぎる.......一切汚れのない感じ.......トリック?ていうか完全にミスリードされた.......これはやばい

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    Posted by ブクログ 2018年05月04日

    六甲山を舞台に、中学生の少年二人と少女一人の淡い恋物語が瑞々しい筆致で描かれ、その年代に立ち返って甘酸っぱい気分になれる青春小説。一方で、殺人事件が二件起こり、最後まで読むと、ある事柄に勘違いをしていたことに気づかされるミステリー小説でもある。
    1952年の六甲山での出来事、昭和10年のベルリンでの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月31日

    「騙される率100%」と帯にあります。こういうのを見ると、ホンマかいなと一応ツッコミは入れてみますが、アホですから100%騙される自信があります。

    昭和27年の夏、父の友人が六甲に所有する別荘で居候することになった14歳の進。父の友人の息子で同い年の一彦と過ごす毎日。近くの大きな別荘に滞在中の香に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月24日

     物語の語り手、寺元進は、1952年、14才の夏休みを、六甲山で過ごします。六甲山には父の友人である浅木氏の別荘があり、そこには同い年の男の子、一彦がいました。二人はすぐに仲良くなり、毎日いっしょに野山で遊んでいましたが、そんなある日、ひょうたん池で、やはり同じ14才の倉沢香に出会い、それからは3人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月08日

    本屋さんでなんとなく目についた本を連れて帰って読もうキャンペーン第2弾。とても美しいものを読ませていただきました。「美しい話」っていう意味ではなく。水彩絵の具のレイヤーを少しずつ丁寧に重ねていくように、美しく組み立てられた作品でした。満腹満足~♪

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    Posted by ブクログ 2016年04月11日

    私が西宮市民ということもあり、土地勘のある場所が舞台となっているのがまず読み易い。
    伏線や筋の展開もさすがに見事で、構築されている世界には品があり、美しさのようなものさえ感じられる。
    ご丁寧に事細かく説明してくれる今時のミステリーとは一線を画し、少し言葉が足らないぐらいにも思われる閉幕となっているが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月05日

    確かに、帯の『それまでに描いていた景色ががらりと反転』するものではあった。
    ひとりの女性を中心に実は深く関わり合っている登場人物たち。
    文章があまり合わず読むのに時間がかかってしまい、読み終える頃には伏線を忘れていたのが残念。
    整理し理解出来たとき、きれいな運命のいたずらに感服した。

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    Posted by ブクログ 2015年12月07日

    このミスベスト10、2009年版7位。丁寧に書かれた小説。読み易いし、量も少ないので、いつになくゆっくりと、伏線などを気にして、推理を楽しみながら読めた。読んでるとミスリードしてるのはわかるんだけど、じゃ、真相はというとちょっとわからなかったし、意外な結末なんだけど、あんまやられた感はなかったかも。...続きを読む

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