クロへの長い道

クロへの長い道

660円 (税込)

3pt

3.7

名探偵、大人顔負けの大胆推理で謎に迫る! 難事件はボクが解く! ――私の名は渋柿。一匹狼の私立探偵。独身で6歳の、ちょっとシャイな黄色人種。母親や知人たちは、私のことを気安く《しんちゃん》と呼ぶ。ライセンスを持たない幼児探偵が、難事件を次々と解決していく、ハードボイルド感漂う表題作、「見えない人」をテーマに描いた『八百屋の死にざま』など、4編を収録。

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クロへの長い道 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    (笑)
     巷ではもう(15年位前からだが)見た目は子供、頭脳は大人な名探偵が活躍しているようだが、本作はそれを軽く超越し見た目は幼稚園児、頭脳は幼稚園児、でも語り口は50代(しかもハードボイルド)な主人公が活躍する推理小説である。
    トリックや謎解きはそれほど高度なものではないし、幼稚園児とハードボイ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年08月20日

    ミステリー。ハードボイルド。
    何かのアンソロジーで読んで気に入ったので、買ってみました。
    主人公のキャラクターが斬新。
    シンちゃん、大好き〜!

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月12日

    5歳の幼稚園児、シンちゃんが主人公で、探偵。

    このシンちゃんの『』のせりふがかっこよくて面白い。

    事件の内容はペット探しから殺人事件までさまざま。
    シンちゃんの両親もいい味だしてた。
    特に母。設定がすごい。

    シンちゃんが、かわいい。

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月18日

    二階堂黎人という作家は、鳥肌が立つような迫力に満ちた傑作を書くかと思えば、なんとなく才気ばかりが立ったすっきりしない作品も書く。特にメタとかパロディに足をつっこむと、どうも個人的には好きになれない。

    幼稚園児のハードボイルド探偵が活躍する短編集も、ある意味でパロディである。各短編のタイトルを含め(...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月29日

    5歳の幼稚園児探偵とその両親が活躍する連作短編ミステリ。

    作者が自己満足で書いた本というのが第一印象。
    主な登場人物が、何かの型に嵌ったパターン化された
    ありがちなキャラクターで、ハードボイルドに見せかけて
    ウケを狙っているのだろうかと思うような描写が多かったり。
    トリックにしても先が読めるものが...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年07月31日

     まさかの幼稚園生探偵(口調だけがハードボイルド)! 人物を描写するときにいちいち「黄色人種」て言うのに爆笑。そして最後まで黄色人種しか出てこんし。
     最後の事件がことのほかシリアスで驚いた。心理的な密室? 共犯? ていうのかな。子供社会ならではの事件だった。
     ただ、シンちゃんの母ルル子がDQNく...続きを読む

    0

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