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清野とおるのデス散歩
「赤羽」以外にも、不思議な人間や場所はたくさんあるんです…!魂を持ってかれそうになる散歩の数々を収録!! -
挑戦 巨大外資(小学館文庫)
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 1970年、世界的コングロマリット「ワーナー・パーク」の日本法人に経理本部長としてヘッドハンティングされた池田岑行は、入社早々にしてメーンバンクの変更、経理部門の再編など、停滞していた社内に次々と改革を成し遂げる。しかし、その裏で彼を待ち受けていたものは、追い落としを図ろうとするライバルたちの卑劣な罠だった-。公私混同著しい上司との対決、陰謀と策略渦巻く、一瞬の隙も許さぬ人事抗争、相次ぐCEOの解任…。"非情の外資"を、その卓越した財務戦略で30年にわたって生き抜いた唯一無二の日本人、「奇蹟のCFO」と呼ばれた男の目をとおして見た、巨大外資企業の真実。 -
戦中派焼け跡日記
昭和21年の日本を克明に綴った傑作日記。 昭和21年。のちに山田風太郎として、さまざまな人気作品を世に送り出すことになる希代の物語作家は、そのとき、24歳の医学生だった。勉学に勤しみながらも、大量の本と映画に囲まれていた。 〈吾々はこの前途に全く光のない暗黒の惨憺たる日本に生きている。聞こえるもの飢餓の呻きと「戦争犯罪人」への罵倒と、勝利者への卑屈な追従の声ばかりだ〉 激変する情勢、占領下での厳しい暮らし、東京裁判と天皇の巡幸、変節する人々の価値観……。 激動の一年を克明に綴りながら、透徹した目で何を見、何を考えていたのか。 第一級の昭和史資料が、ついに電子化。 『戦中派虫けら日記』『戦中派不戦日記』に続く、山田風太郎の戦後日記の第一弾。 -
真田武士心得
井原戦国三部作、新シリーズ連続刊行! 【2カ月連続刊行!】【「井原戦国三部作」新シリーズ、堂々の開幕!】 真田昌幸の家臣だった鈴木主水は、名胡桃城事件の責任を取って立ったまま切腹して果てた。その正妻・志野も夫の後を追って殉死。遺児である鈴木小太郎には、真田家家臣団から厳しい目が向けられていた。 真田信幸に仕えることとなった主人公・鈴木小太郎(のちの鈴木右近)は、父母の無念を晴らすべく、怨敵・中山九兵衛を追う。恩義ある真田信幸夫妻への忠誠と両親の仇討ち、二つの本懐を全うしようとした右近が貫いた「純情」とは――。 「三河雑兵心得」「北近江合戦心得」シリーズに続く「井原忠政戦国三部作」となる「真田武士心得」シリーズが堂々の開幕! 叔父の裏切りで全てを失った鈴木右近。心に誓ったのはただ一つ、両親の無念を晴らすための復讐だった。孤児となった彼を拾い、その成長を温かく見守る主君・真田信幸夫妻。主への忠義と仇討の狭間で、ひとりの若者が己の信義を貫くため、野太刀を振るう。激動の戦国時代を駆け抜ける男の、熱き魂の成長物語が今、幕を開ける! 鈴木右近、主君のためなら命も惜しくはない。 ただ、親の仇を討つまでは――。 -
ラストライン
定年まであと10年のベテラン刑事・岩倉剛。 その特異な記憶力と勘を武器に、相棒の若い女性刑事とともに事件を追う! 定年まであと10年の岩倉剛は50歳になる誕生日の目前、捜査一課から所轄の南大田署に異動となる。 その直後に管内で独居老人が殺される事件が発生。 彼は、元交番勤務で同じく異動してきたばかりの後輩女性刑事・伊東彩香と共に事件の捜査に加わる。 一方、さらに管内では新聞記者の自殺が発覚し――。 行く先々で事件を呼ぶと言われるベテラン刑事。 アナザーフェイス・シリーズに次ぐ新たな警察小説の誕生! 週刊文春に連載され話題となった、待望の新作第一弾。 -
三国志
関羽、張飛、諸葛亮……最高傑作「蜀篇」! 非情にも見える劉備を、なぜ男たちはそれほど愛したのか? 数千年の時をこえて、中国歴史小説の第一人者によって初めて見出された真実。 関羽、張飛、諸葛亮、趙雲……。 「めずらしいほど無垢な人」劉備に、どこまでもついていった男たちの純情と覚悟。 いまも愛される英雄たちの挽歌。 『三国志』全十二巻の大河小説を刊行している宮城谷さんにとっても、この『三国志名臣列伝 蜀篇』は、まさに珠玉の一冊であり、三国志名臣列伝の最高傑作である。 三国志時代、最も小さな国・蜀。 誰もが知る関羽、張飛、諸葛亮、趙雲から劉備の死後に活躍する李恢、王平、費緯まで、 七人の名臣を丁寧に描くことにより、一見、非情にも見える劉備の不思議な魅力を炙り出す。 今もなお愛され続ける英雄たちの光と影。 -
桜虎の道
累計120万を突破した「もぐら」シリーズを手掛ける矢月秀作さんによる、最新長篇! 本作の主人公は司法書士事務所のしがない見習い桜田哲。 桜田はかつて最強の取り立て屋として裏社会で恐れられる存在だった。しかし、現在の上司である尾見と出会ったことで改心し、そのもとで以前の仕事を隠し働いているのであった。 ある日、尾見司法書士事務所には、不動産会社を運営する大口顧客である木下義人より遺言書の預かり証の保管を依頼が舞い込む。しかも木下の要望により、預かり証は桜田が個人で保管することになってしまった。 そんな桜田のもとには、木下の遺言書の内容を探るべく、木下の親族が暴力団やかつてのギャングを送りこんできて…。 そして、いざ戦闘になり、頭に血が昇ると圧倒的な凶暴性を発動してしまう桜田だが…。 預かり証を守り切ることができるのか、そして遺言書にはいったい何が書かれているのか。 一つの遺言書を巡り段々と明らかになる、不動産グループの創業一族が抱える闇も露見し、物語は急展開を見せていきます。 圧倒的バイオレンスアクションが開幕!!! -
播磨国妖綺譚
美しく、時に切ない。播磨国で暮らす「陰陽師」の物語 律秀と呂秀は、薬草園をあずかりながら庶民と暮らす、心優しい法師陰陽師の兄弟。ある出来事をきっかけに、彼らは一匹の鬼と出会う。 ※この電子書籍は2021年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
アガワ流生きるピント
いつの世も、不安や悩みが尽きないもの。 家族、恋愛、仕事、生活の不安……寄せられた37の悩みに、 『聞く力』の阿川佐和子が60ン年の人生経験を総動員して、 時に共感、時にあきれつつ、アドバイスを送ります。 「仕事が忙しすぎてヘトヘト」「フラれるのが怖い」 「大学時代の彼と30年ぶりに再会」「子供ができない」「妻が認知症に」 「部下を叱れない」「上司の言葉に傷ついた」「70歳の母に好きな人ができた」 「なりたいものが見つからない」「高校生の娘が話をしてくれない」 「母が亡くなり、父が『死にたい』と嘆きます」―― まだまだ若いつもりのあなたも、老人初心者のあなたも、 これを読めば、身も心も軽ーく、人生を乗り切れること間違いなし! ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
シャイロックの子供たち
映画2023年2月17日公開。池井戸潤による原点にして最高峰とも言えるベストセラーミステリー小説、コミカライズ。 「現金が足りないんです」。銀行の支店で起こった現金紛失事件。捜索の結果、当日の日付の入った札束の帯封が女子行員のバッグの中から発見され、疑いがかかる。女子行員は盗ったことを否定し、ミスを隠したい銀行は支店長らが金を出し合って補填をすることに。そのうち、別の男性行員が失踪――。東京第一銀行長原支店――中小企業や町工場がひしめき合う場所に立地し、それらの顧客を主な取引先とする銀行を舞台に、“たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上がらない成績……事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤を描く。 銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作ミステリー。 -
鑑識課警察犬係
『正義の天秤』(亀梨和也主演)『婚活探偵』(向井理主演)『不協和音』(田中圭主演)など原作が数多く映像化されている大門剛明氏、文春文庫初登場の警察犬小説です。 主人公は鑑識課警察犬係に配属されたばかりの岡本都花沙。念願かなって警察犬係に配属となった岡本は、ベテランの警察犬アクセル号とコンビを組んで、捜査をすることに。岡本の「バディ」となるのは、通称「第二」と呼ばれている民間警察犬訓練施設の訓練士・野見山。野見山は元警察官で、名警察犬レニーとコンビを組んでいました。しかし、あることがきっかけになって辞職。いまは民間の立場から捜査の協力をしています。 本書は五章構成になっています。第一章は、岡本が赴任する前日譚で、主人公は野見山です。レニーに向けられた疑惑の真相と、野見山の決断を描きます。第二章から第五章は、岡本を主人公にして、野見山や先輩刑事の桐谷(第一章では新人犬係として出てきます)など魅力的な脇役を配置しつつ、日々の捜査を描きます。全て読切の短編として読めますが、全体を通じて大きな謎が隠されています。 実際、警察犬の出動依頼が多いのは、行方不明者の捜査で、近年は認知症高齢者の失踪に駆り出されることが多いそうです。当然、そこには認知症を抱える家族の辛さなどもあり、そういう「日常レベル」の捜査を扱うことで、他の警察小説とは違った人間ドラマを描けていると思います。そして捜査官と警察犬が苦労の末に「心を通わせる」ことができた瞬間のなんと愛おしいことでしょうか。 第一章「手綱を引く」は第75回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補作になりました。 今後シリーズ化も予定しています。 -
小隊
★「ブラックボックス」で芥川賞を受賞した作家の衝撃作&デビュー作が合本に。 ロシア軍が北海道に上陸。自衛隊の3尉・安達は敵を迎え撃つべく小隊を率いて任務につく。避難を拒む住民、届かない敵の情報、淡々と命令をこなす日々――。そんな安達の”戦場”は姿を現したロシア軍によって地獄と化す。「自衛隊の戦争」を迫真のリアルさで描く表題作ほか、元自衛官の芥川賞作家による戦争小説3篇。 【収録作】 「小隊」(第164回芥川賞候補) 「戦場のレビヤタン」(第160回芥川賞候補) 「市街戦」(第121回文學界新人賞受賞) ※この電子書籍は、2019年1月刊行の単行本『戦場のレビヤタン』、2021年2月刊行の『小隊』、「市街戦」を収録した文庫版を底本としています -
音叉
日本を代表するロックバンドTHE ALFEEの高見澤俊彦による初小説は、 恋愛と音楽に溢れる70年代青春小説! 東京の平凡な大学生・雅彦は同級生と組んだバンドでデビューを目指す一方、学生運動に染まる響子やグラマーな加奈子、憧れの美佐子先輩との恋愛模様に翻弄される。 順風満帆に見えた大学生活だが、思いがけない悲劇でデビューか友情かの決断を迫られることに。さらにある歴史的事件によって恋愛にも陰りが……。 何者かになりたくて足掻く青年たちを、原宿のレオンや赤坂のビブロスといった70年代東京カルチャーをふんだんに盛り込んで描き出す。 音楽業界を知り尽くした著者ならではの視点が光るスピンオフ短編も収録。 さらに、文庫用に書下ろしエッセイも収録。 ※この電子書籍は2018年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
文春将棋 読む将棋2021(文春ムック)
すべての棋士にはドラマがある。 盤上で魂を削りあっている棋士のストイックな佇まいを描きたい、 技術はわからなくても、その筋書きのないドラマを伝えたい。 そんな思いから生まれた、将棋の魅力が詰まった すべての将棋ファンに送る1冊! 一章 「藤井聡太と若き才能」 棋士18人が証言する「藤井聡太、進化の過程」 「教授」勝又清和七段の<王位戦と藤井聡太>回想録 佐々木大地五段 将棋は生きる希望だった 西山朋佳女流三冠 三段リーグの藤井聡太戦 斎藤慎太郎八段 名人挑戦への道「4強に五分以上で」 広瀬章人八段 対局で感じた藤井聡太二冠の進化と成長 野原未蘭女流1級 秘伝の将棋「英春流」 東大将棋部と藤井聡太ほか 二章 羽生世代と見果てぬ夢 藤井猛と行方尚史、二人は戦友 さよなら、八王子将棋クラブ 深浦康市九段 諦めない「粘りの棋士」 桐山清澄九段 73歳現役最高齢棋士「幕を閉じた順位戦」 豊川孝弘七段 こうしてできたオヤジギャグ 山崎隆之八段 初のA級へ「齢40にして強くなる」など -
ランニング・ワイルド
警視庁チームが参加するアドヴェンチャー・レースで拉致事件が発生! 制限時間24時間のタイムリミット・サスペンス。 山、川、海などの自然を舞台に、ラン、バイクやカヤックなど様々な手段で移動しながらチェックポイントを通過していくアドベンチャーレース。 瀬戸内とびしまを舞台にしたアドベンチャーレースに参加した警視庁のチーム。 最年長の重盛、若手の牧山、女性メンバーの星名らをまとめるキャップの和倉だが、スタート直前に携帯電話に「家族を預かった。返してほしければ、レース中にあるものを回収しろ」との脅迫が……。 レースの制限時間は24時間。 彼らは無事にゴール出来るのか、愛する家族を無事に救い出すことが出来るのか? 解説・林田順子 ※この電子書籍は2017年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
音四郎稽古屋手控 音わざ吹き寄せ
血を分けた兄妹でも知らぬことがいいことがある 元吉原の北、長谷川町に住まいする役者あがりの音四郎と妹お久。 足に大けがを負い舞台から去った異父兄にはお久の知らぬ事情が……。 江戸・元吉原の「猫返しの神さま」 と言われる三光神社近くの長屋で、 長唄を教えている音四郎、お久の兄妹。 将来を期待されていた歌舞伎役者だった兄は足に傷を負って役者を辞め、稽古屋を始めた。 負傷にはなにやら因縁があるようだ が、お久には知らされていない。 兄にはまだ他にも、人に言えぬ秘密があるようだ。 「大女」「ならのかんぬし」「いぬぼうざき」「はで彦」「宵は待ち」「鷺娘」「菊の露」「丙午」「にせ絵」。 弦音ひびく江戸情緒あふれる9編を収録。 解説・吉崎典子 -
竜馬がゆく
総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔、遂に電子化! 土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第1巻/生まれ落ちたときから背中一面に旋毛がはえていたため、豪気な父は、“千里の駿馬”になるかもしれないと、竜馬と名付けた。が、十二になっても寝小便する。近所の子から「坂本の寝小便ったれ」「坂本の泣き虫」 とからかわれ泣かされて帰ってくる。字を満足に覚えられず、寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬は、十四歳の時に小栗流の道場に通いはじめてから、にわかに顔つきまで変わっていった。竜馬は強い――。幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作 -
第二次太平洋戦争
華やかなパーティに日米の軍人が集う感謝祭の夜、三沢・厚木・横田の三基地を完全武装の陸自部隊が急襲し、これを無血占領した。破局を迎えた米国との経済対立、核燃料処理施設への米軍機墜落などに業を煮やした日本政府が、基地返還を求めて危険な一歩を踏み出したのだ。だが、先制攻撃でステルス爆撃機B-2の放った対地ミサイルは、国産VTOL艦上戦闘機「海燕」によって撃破されてしまう。戦略テクノサスペンス不朽の快作。 -
ラバウル烈風空戦録 外伝
ジェット推進の邀撃機「呂式震電」を駆り、超空の要塞B29を串刺しにした豪傑。開戦初日、パールハーバー空襲の日本軍機を初撃墜したものの、誰にも信じてもらえなかった米海軍の札付きパイロット。単機米本土に進入、サンフランシスコ郊外に日の丸を立てて帰還した零式小型水偵。VT信管に対抗すべく、対空砲射程外からの攻撃を可能にした音響追尾酸素魚雷とその搭載機「連山」。……『ラバウル烈風空戦録』本篇に未だ書かれざる戦いの、大空の物語5篇。 -
生活保護特区を出よ。
1945年、大きな戦争により荒廃した日本は福祉と治安維持のため二つの政策を行った。 一つは東京を復興し「新都トーキョー」をつくること。 もう一つは、能力不振や病気、障害等により自立困難な者に国が衣食住、生活を保障する「生活保護特区」(俗称マントラアーヤ)を制定すること。 2018年、トーキョーの中流家庭で育った高校生のフーカは、落ちこぼれながらも平凡な日常を送っていた。 ところがある日、彼女の元に「特区通知」が届く。この国で何となく生き、何となく幸せになれると思い込んでいた彼女にとって、それは青天の霹靂だった―― 突如、生活保護特区に単身移住することになったフーカは、その想像を絶する状況に戸惑い、困惑する。 そして居住者たちとの共同生活が彼女を思いがけない道へ誘い込み…… -
さよなら嘘つき人魚姫【文庫版】
踏み出すきっかけをくれたのは、あなただった――。一匹狼の彼と、狼少女の君。ふたりでいられるなら、もう嘘はいらない。汐見夏衛が、悩み、痛み、孤独を描き切る。あなたの心に刺さる物語――ここでしか読めない文庫限定書き下ろしアフターストーリーを収録! 嘘ばかりついて、へらへら笑ってばかりの綾瀬水月。誰とも喋らず透明人間扱いをされている羽澄想。家庭に大きな問題を抱える二人は、居場所がなくて、毎日が息苦しくて、強く“死"に憧れるようになっていた。そんな二人が、あるきっかけで一緒に過ごすようになる。互いに聞かれたくないことは触れず、そっと寄り添うように、おだやかに過ごす日々。だけど、そんな幸せは長くは続かなくて……。すがるように奇跡を待っていた綾瀬と羽澄。ふたりが最後に見つけ出した答えとは――。 -
童貞くんがハイスペ兄貴に育てられました
建設会社の営業として陽キャなキャラで成績を伸ばしている岡田。 ある日、仕事の飲み会で泥酔してしまい、いつのまにかホテルに。 よくわからない快感に目覚めると、知らない男にフェラをされていたのだ! 過去のトラウマでEDのハズなのに、勃ってる……!? いろんな感情にモヤモヤしながら仕事を進めていた後日、その時の相手が、いつか一緒に仕事をしてみたいと思っていた憧れの会社の社長・雨宮であったことが判明して……!? 陽キャリーマン×ハイスペック社長のジェットコースターラブv 【特典】電子限定描きおろし漫画1Pを収録! ※本作品はweb誌『enigma』に掲載および単話配信している作品のコミックス版です。重複購入にご注意ください。 -
地球の目線 環境文明の日本ビジョン
地球温暖化にエネルギー不足、森林伐採など、人間がかかえる問題は数え切れない。都市が自然と対立し、人間や人工物が地球環境にとって破壊的な存在となってしまったのは、文明が「進歩」しすぎてしまったからでは決してなく、我々の文明技術と社会技術が「未熟」すぎたからだ! しかし、このような無知の知に気づけば、地球のデザインはもう少し調和的で美しいものへと進化しうるはずだ。本書では「太陽系エネルギー文明」へとシフトする現実的な可能性、気候変動に対する「脆弱性」の克服、20世紀型のグローバリズムにかわる新たな「地球大の連携のメリット」を主張する。発想を転換させ、地球の目線で物事を見ることで、解決策は見出せる。今後生まれ来る子どもたちに、地球の危機や人間の愚かさだけではなく、地球という星のありがたさや、人間が果たしうるポジティブな役割について語って聴かせてやれる環境づくりへのメッセージ。 -
レイテ沖海戦
昭和19年(1944)10月に戦われた「レイテ沖海戦」は、史上最大の海戦であった。字義どおり空前にして絶後、おそらく、世界最後の艦隊決戦になるであろう。戦場は、北は沖縄から、南はフィリピン南端を洗うセレベス海におよび、東はサマール島沖合いから、西はパラワン水道にいたる。この広大な戦場で、日・米両軍が総力を結集した死闘が繰り返された。本書は、その顛末を詩情あふれる筆致で克明に描き上げた、読みごたえある海戦絵巻である。本書の特色は、栗田艦隊、小沢艦隊、西村艦隊、志摩艦隊、さらに神風特攻隊という、戦いを構成するファクターを、一つの流れの中に連関させ、「レイテ沖海戦」という複雑な歴史的事実の全貌をつかみやすくすることに成功していることである。かつ、ノンフィクションのなかに、当事者のインタビューにもとづく情感をも伝え得た、壮大な海洋文学である。 -
キネマトグラフィカ
老舗映画会社に新卒入社した“平成元年組”6人の男女が、2018年春、ある地方の映画館で再会した。今はそれぞれの道を歩む同期の彼らは、思い出の映画を鑑賞しながら26年前の“フィルムリレー”に思いを馳せる。映画がフィルムだったころ、6人は自分の信じた道を必死に前に進もうとしていた。フィルムはデジタルに、劇場はシネコンに、四半世紀の間に映画の形態は大きく移り変わった。そして映画とともに生きた彼らの人生もまた……。あのころ思い描いていた自分になれているだろうか? 追憶と希望が感動を呼ぶ、傑作エンターテインメント!/解説=大矢博子 -
星のパイロット
航空宇宙会社スペース・プランニングに所属するパイロットの美紀たちは、太平洋上での超音速大型機ヴァルキリーの試験飛行中、正体不明の機体からミサイル攻撃を受ける。同時に、ハードレイクにある本社にも撃墜予告が届けられていた。どうにか危機を脱した美紀たちだったが、その後も未確認機から狙われる出来事は続き、さらに騒動の証拠となる管制局の記録が書き換えられていることが発覚する。彗星捕獲レースに参加した企業や、航空宇宙産業全体にも同様の妨害を仕掛ける犯人は何者なのか、そしてその目的とは――星雲賞受賞作シリーズ第3弾。 -
アルファベット荘事件
巨大なアルファベットのオブジェが散在する屋敷『アルファベット荘』。岩手県の美術商が所有するその屋敷には、オブジェの他に『創生の箱』と呼ばれる関わったものは死に至るという箱もあった。雪が舞う12月のある日、そこで開かれるパーティに10人の個性的な面々が集う。しかし主催者は現れず、不穏な空気が漂う中、夜が明けると『創生の箱』に詰められた死体が現れて――。売れない役者、変人にして小劇団の看板女優、そして何も持たない探偵が、奇妙な屋敷の幻想的な事件を解き明かす! 当代きってのトリックメーカー・北山猛邦の、長らく入手困難だった初期長編が待望の復刊! -
開化鉄道探偵
明治12年晩夏。鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。「京都―大津間で鉄道を建設中だが、その逢坂山トンネルの工事現場で不審な事件が続発している。それを調査する探偵として雇いたい」という井上の依頼を伝え、面談の約束を取りつけるためだった。井上の熱意にほだされ、草壁は引き受けることに。逢坂山へ向かった小野寺たちだったが、到着早々、工事関係者の転落死の報が……。「このミステリーがすごい!2018」トップ10にランクインした、時代×鉄道ミステリの傑作。/【目次】第一章 最後の八丁堀/第二章 逢坂山/第三章 十四尺の洞門/第四章 鉄道嫌い/第五章 火薬樽/第六章 一触即発/第七章 特別臨時急行/第八章 大物登場/第九章 発破用意/第十章 トンネルを守れ/第十一章 一枚の切符/第十二章 ただ鐵(くろがね)の道を行く/あとがき/解説=香山二三郎 -
秋山好古 明治陸軍屈指の名将
司馬遼太郎著『坂の上の雲』の3人の主人公の1人であり、ビジネスマンを中心に多くのファンを持つ明治陸軍の名将・秋山好古。しかし彼の一生を詳細に追った評伝小説は、これまであまり書かれていない。本書は、手練の作家が様々な資料を駆使しつつ、「日本騎兵の父」と称えられた伝説の将軍の生涯を、正面から描ききっている。伊予松山藩士の家に生まれた好古は、貧しさから軍人の道を選び、創設まもない陸軍士官学校で「騎兵科」に進んだ。「騎兵」という兵種は、当然ながら従来の日本には存在しない。フランス留学を経て研究を重ねた好古は、日清戦争では自ら訓練した騎兵隊を率いて従軍。やがて日露戦争の火蓋が切られると、寡兵をもってロシアの大騎兵団を防ぎ、戦史を飾る激戦を繰り広げることになる。豪胆にして細心、戦場ではつねに前線に立ち、部下を思いやる心を忘れなかった指揮官。その人間的魅力を余すところなく描いた、著者渾身の力作小説である。 -
世の中がわかる「○○主義」の基礎知識
右を見ても左を見ても、世のなか「○○主義」、「○○イズム」のオンパレード。政治体制(民主主義、立憲主義など)、芸術の表現(ロマン主義、ダダイズムなど)、性癖や趣味(サディズム、フェティシズムなど)、人事制度(成果主義など)……。誰もが一度は耳にしたことがあるこれらの言葉の意味を、正しく説明できますか? リベラリズムとリバタリアニズム、より自由なのはどっち? 保守主義と原理主義はどう違う? 民主主義と独裁制が矛盾しない? 構造主義、ポスト・モダニズムって何? 本書は、知っているようで知らない「主義・イズム」を、根本からやさしく解説。哲学から個人の生き方まで90余の「主義・イズム」を網羅しました。さらに各章末には「主義・イズム」の相関図がついており、あらゆる思想の「脳内マップ」を構築することができます。学生や、もう一度教養の基礎を学びなおしたい方に、ぴったりの一冊です。 -
熱き心 寛斎の熱血語10カ条
一九七一年、ロンドンで日本人初のファッションショーを開催して以来、一躍世界の舞台に躍り出たKANSAI。その後、ファッション・デザイナーの枠を超えた「スーパーショー」という独自のジャンルを創出し、世界中の人々を魅了してきた。そのエネルギーの源はどこにあるのか。大きな挫折も経験した。三十歳の時、パリのショーで酷評され、周囲からしだいに人が去っていった。借金取りに囲まれて「そろばん玉の上に正座しろ!」と屈辱の言葉を浴びせられたこともあった。そんな辛い時こそ、自らを励ます言葉が必要だった。それが本書で紹介する「熱血語」の数々だ。「夢を叶えるコツは狂ったように欲しがること」「未来に前例はない。迷ったら新しい道を選べ」「外見こそが最も重要な自己表現だ」等々。ひたむきに、ガムシャラに、欲しいものを得ようとする貪欲さを、日本人は取り戻すべきではないのか。何かを成し遂げようと思った時、心に火をつける言葉に溢れた書である。 -
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
“大事なもの”を手放せば、仕事も人間関係もラクになる! 成果に直結していないムダな仕事、断ち切りたくても経ちきれない人間関係、ヒマさえあれば投稿しているが「いいね」がまったくつかないSNS……。いずれも、生きていくために(あるいは、承認欲求を満たすために)仕方なくやっているという人がじつに多い。すぐに、その考えを改めるべきである。仕事も人間関係もSNSも、自分勝手に「大事なもの」と捉えているだけで、じつは“ゴミ”であるケースがほとんどだ。ここはひとつ、自分にとって本当に必要なものか、じっくり検証してみてはどうか。常識や思い込み、妙なこだわりから自分を解放して、「人・モノ・事」を捨て去れば、途端に仕事も人生もラクになる。それどころか、新しいことを始めたり、思わぬ出会いが巡ってきたりと、メリットもたくさんある。本書では、ビジネスパーソンとして一皮むけるために必要な、仕事、人間関係、衣食住、お金、情報などを瞬時に捨て去る方法を披露。これぞ、唯一無二の成毛流・逆転の整理術! -
新選組のレシピ
歴史×グルメ×思わぬ恋!? もし現代の料理人が、幕末京都にタイムスリップしたら……? 交通事故に遭った拍子に、幕末にタイムスリップしてしまった、京都の老舗料亭の見習い・神崎花。彼女は怪しい者として、土方歳三ら壬生浪士たちの取り調べを受けるが、料理の腕を見込まれ、そのままお抱え料理人となることに……。山崎烝が花の世話役となり、沖田総司にしきりとちょっかいをかけられる中、彼女は、芹沢鴨という局長が、十年前に失踪した父と瓜二つであることに気づく。 -
歴史の勝者にはウラがある
日本人がイメージする戦国史は、秀吉や家康など天下人に都合よく改変されたものばかり――。実は、秀吉は小田原城を最後まで“落城”させられず、“忠臣の鑑”と名高い家康の家臣団はとんでもない不良揃いだったと聞けば驚くだろうか? 本書は、人気歴史作家が「冴えわたる智謀」「意外な敗戦秘話」「戦国合戦の奇手奇策」「情けなき愚将たち」「生き残りをかけた策謀」など、“通説”のウラ側に隠された真相を大胆に解き明かす。戦国時代の誤解が吹き飛ぶ一冊。『戦国合戦・15のウラ物語』を改題。 【本書の内容】「小早川隆景――じつは、徹底的な頭脳戦! 厳島の奇襲を演出した知将」「白井入道――10倍もの軍勢で攻め寄せる謙信を破った謎の軍師」「三方原の戦い――いちばんの敵は味方だった!? 家康を大敗させたダメ家臣団」「石田三成――武功のためなら味方も欺く! 満天下にさらした戦下手」「毛利輝元――天下人の夢ふたたび? 大坂の役の謀反計画」……ほか -
青鬼 真夜中の地下病棟
大人気『青鬼』ジュニアノベルシリーズ、第3弾! 「この病院の地下になにがあるか、知っても大丈夫だな?」突如、出入り口が封鎖された真夜中の病院で見たものとは……!? 病院の地下にひそむ、シリーズ《最大級》の怪物に立ち向かえ! 二度もおそろしい化け物におそわれた卓郎、美香、ひろし、たけし、そしてタケル。もう危険な場所には絶対に近づかない……決意を新たに平和な日常を過ごすタケルだったが、お父さんが倒れ、入院することに! 昼間はお見舞いに行けないタケルのために、ひろしたちは「TOA作戦(タケルを お父さんに 会わせる 作戦)」を決行しようと、夜の病院に向かう。地下になにがあるかも知らずに……。 -
定年まで待つな!
AI時代到来、「ゆとり世代」の台頭、老後不安……。40代、50代のミドルエイジを取り巻く環境は、今後いっそう厳しくなる。しかし、下を向いていてはいけない。これまであなたが培ってきた経験やスキルは、少し視点をズラしたり、活かす場所を変えるだけで、唯一無二の「稼ぐ力」になる。活躍のフィールドは会社だけとは限らない。キーワードは「地方」と「海外」だ。本書では、転職、副業、起業するうえで抑えておきたい、著者ならではの思考術を余すことなく公開。 〈本書の内容〉●第1章 老後に野垂れ死にたくなければ、一刻も早く会社を去れ ●第2章 スキルアップする暇があったら地方に飛び込め! 一発逆転の転職術 ●第3章 語学は後回しでいい。さっさと海外で働いてしまえ ●第4章 会社を辞められないなら、一つの趣味に全精力を傾けよ ●第5章 勤めながらでもOK! 超速で自分の会社を設立せよ ●第6章 自分を縛りつける「壁」を壊して、賢く生きろ -
佐竹義重
「退け! 逃げよ。彼奴は人でなし。鬼じゃ!」――大将自ら、真っ先に敵陣の中へと踊り込み、瞬時に7人を斬り捨てる。漆黒の甲冑が一転して朱に染まるが、それにも飽き足らず、太刀が届く相手を次々と血祭りに上げていく。「鬼佐竹」「坂東太郎」と諸国から怖れられ、伊達・北条と互角に渡り合った常陸の戦国大名、佐竹義重。その鬼神のような戦場での働きは、下妻の追撃戦で北条軍2万を潰走させ、人取橋の戦いでは奥州の伊達政宗さえも討ち取る寸前にまで追い込んだ。最盛期には義重が戦場に姿を現すだけで、敵軍は戦わずして退いていくこともしばしばであったという。清和源氏の流れを組む関東屈指の名家でありながら、常陸の半分にしか勢力が及ばない「半国守護」として、長年屈辱を味わってきた佐竹氏。だが、義重の登場によって悲願の常陸統一を果たし、絶頂期を迎える! 守護職の誇りをかけて、乱世を戦い抜いた男の生涯を描く。 -
居合 林崎甚助
時は戦国。出羽に生まれた民治丸に課せられたのは、闇討ちにあった父の仇討ちを果たすという使命。しかし民治丸は身体も小さく、通常の手段では、仇に勝つほど剣術で強くなることは難しい。いかにすれば、力弱き者が強き者に勝てるのか。過酷な修行のなかで、民治丸は神託を得て「居合い」という全く新しい剣術を編み出していく。そして民治丸は、林崎甚助と名乗り、仇・坂上主膳を追って旅に出る。やがて青年剣士は、京の都へ。しかし坂上主膳は、梟雄として名高い戦国武将・松永久秀の家臣となっていた……。奸智に長けた松永久秀をも相手に、甚助の仇討ちは成就するのか。スピード感溢れる文体で、居合いの始祖・林崎甚助の若き日の活躍を描いた、痛快剣豪エンタテインメント小説。 -
日本海軍の歴史がよくわかる本
ゼロ戦、戦艦「大和」、日本海海戦、山本五十六、真珠湾攻撃、太平洋戦争……。戦史や近現代史に詳しくない人でも、映画やテレビで誰もが知っている言葉ではないだろうか? 共通する要素は、もちろん「日本海軍」である。明治維新とともに誕生し、太平洋戦争に敗れて消滅。およそ80年の短い歴史であったが、四方を海に囲まれた島国日本にとって、海軍の建設はまさに近代国家としての生き残りを賭けた一大プロジェクトだった――。本書は、そんな日本海軍の“創成期”にスポットを当てつつ、時代と海軍を大きく動かした提督たちや戦闘、組織制度を分かりやすく解説しながら、終焉までの航跡を追った入門書である。世界史に燦然と輝く日本海海戦での勝利、欧米列強との建艦競争と「八八艦隊」、日独伊三国同盟をめぐる海軍内での衝突、日本の運命を決した山本五十六の真珠湾攻撃、そして終戦と解隊など、日本海軍の歴史には“熱いドラマ”が溢れている! -
ほんとうの敬語
日本語にとって敬語は不可欠である。私たちの日常は、まるごと「敬語生活」だといっても過言ではない。ところが戦後、国際交流や民主平等の名のもと、日本語に敬語は不要だという誤った議論が大いに幅をきかせた。国語学者たちの小むずかしい理論や分析によって、敬語は難解で扱いづらい言葉になってしまったのである。本書は定評ある「ハギノ式」と呼ばれる手法で敬語のしくみを根本から解説。「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」「上下関係」の四要素を軸にすえた「ハギノ式敬語しくみ図」で、誰もが正しい敬語を使いこなせるようになる。「敬語」の参考書はこれ一冊で十分! 「です・ます」体で話すことができれば敬語は半分合格? 「れる・られる」は使わないほうがいい? 「猫に餌をあげる」はよくない? 上司に「ご苦労さまでした」と言ったらまずい? 「お手紙を差しあげる」は間違い? など役立つ具体例も豊富だ。 -
大人はもっと遊びなさい
成熟した日本社会の中で遊んでいる大人は、少ない。だから際立つ。そして周りを見回すと、そういう人に限って、ビジネスでも成功を収めていることが多いのだから不思議と言うほかはない。そのための方法が、子どもらしく遊ぶことなのだから、これをしないという選択はないだろう。――「はじめに」より抜粋 「趣味は何ですか」「最近遊んでいますか」と聞かれて、ドキッとした経験はないだろうか。「仕事が忙しくて趣味どころではない」「そもそも遊び方がわからない」という声も少なくない。しかし、著者は「真面目に働いている人ほど、遊んだほうがいい」と断言する。「仕事と遊びの関係」「遊びの種類・探し方・選び方・止め方」「テレビ番組の活用法」「道具の選び方」「東京圏の遊び、地方の遊び」「時間の捻出方法、お金のかけ方」「編集者の趣味」「子どもと遊び」「遊びを語る作法」など、遊びを多角的に論じることで、生き方を問う一冊。 -
<増補決定版> 白虎隊
白虎隊士は、飯盛山で短き命を終えた士中二番隊の十九士だけではなかった――。本書は、白虎隊と総称された会津藩の五つの少年部隊の成立から、越後口、戸ノ口原、会津城下、籠城戦での戦いと、その激戦を生き延びて、苦難の明治時代を生きた者たちの生と死の軌跡をたどる一冊。永岡清治著の『旧夢会津白虎隊』をはじめとする数多くの史料をもとに、幕末から明治維新の時代背景、さらには会津に何度も足を運び現地を歩いた経験を交えながら、会津藩のおかれた厳しい状況を臨場感あふれる筆致で描く。時代の奔流を押し止めることができず、明治新政府軍から朝敵にまつり上げられた会津藩の悲劇。そしてその大きな渦に巻き込まれた少年隊士たち一人一人の人生を丁寧に紡いだ力作。会津藩に取材した多くの作品を発表してきた著者が、新たに〈日向内記の真実〉〈郡長正の自刃前後〉という2つの研究成果を増補して加筆。白虎隊の実像と全体像に迫った決定版。 -
『名将言行録』乱世の人生訓
本書は、幕末の館林藩家老・岡谷繁実が16年の歳月をかけて、日本近世の“個性的な武将”192人のエピソードを選りすぐった『名将言行録』の抄訳。欧米列強の脅威が迫るなか、日本が国家を保つためには、いったいどうすればいいのか? ――岡谷は、応仁の乱後から徳川3代将軍家光の世に至る日本国内の〈人材〉の在り方に注目した。人材こそが国家を盛んにし、また衰えさせもしたのである。「『最後は斬る』のが武士の本質だ!(内藤昌豊)」「『徳川攻め』を最優先の事業にさせるな!(徳川家康)」「『弱敵』を恐れぬ将は、勝ちを貯蓄できない(黒田孝高)」「『平常通り』こそ武家政権の危機管理だ(阿部忠秋)」「『害を避けること』の害を知れ(本多正信)」「『覚悟』があれば、身体は勝手に反応する(堀直政)」など、名将たちの強烈な生き様から、現代人の不安を打ち砕く生き方の極意を浮かび上がらせる。『[新訳]名将言行録』を大幅増補し、改題。 -
高次脳機能障害
ある日突然、家族や友人が、「人が変わったように暴力をふるう」「誰かが促さないと何もしようとしない」「言われたことをすぐに忘れてしまう」――脳梗塞や脳出血、くも膜下出血といった脳血管障害、脳炎や交通事故などで脳を損傷したあと、さまざまな問題を引き起こす高次脳機能障害。厚生労働省の調査によると、患者は全国に約三十万人いることがわかっており、その数は確実に増えつづけている。しかし一見、障害とはわからないため、医療や福祉の専門家でもこの障害に対する理解は十分でない……。高次脳機能障害とは何か? 家族や周囲の人は患者をどのように支援すべきなのか? 社会復帰するための正しいリハビリテーションとは? 正しい診断と評価、家庭や社会の適切な対応によって、症状は必ず改善する。家族がイキイキとしはじめ、当事者に笑顔が戻るのである。 -
真田幸村は生きていた!
日本史の悲劇的な英雄にまつわる「不死伝説」。それは戦国武将の中で屈指の人気を誇る真田幸村についても、数々の伝説が残されている。絶望的な劣勢の大坂の陣で、天下人・家康を“あわや討死寸前”まで一度は追い詰めた幸村。ところが、疲労困憊の末のあっけない最期に、「幸村の首実検で用いられたのは“偽首”では?」という噂が絶えなかった。本書は、大坂の陣後に九州・四国・本州など日本各地に残された、幸村とその周辺人物(真田大助、豊臣秀頼・国松、淀殿、後藤又兵衛、明石全登、木村重成、長宗我部盛親……)たちの生存説の謎を追う。「埋葬場所が不明な幸村の首」「『真田の抜け穴』は三つあった?」「真田家の足軽がみた岩窟に棲む翁」「安房の山中に残る不死伝説」「大助が島原の乱で一揆方に加わった?」「秀頼生存説に対する江戸幕府の対応」など、大坂の陣の真の結末に迫る一冊。戦国最後の英雄はどこへ消えたのか? -
「幕末大名」失敗の研究
「開国か攘夷か?」「尊皇か佐幕か?」――もはや一刻の猶予もない欧米列強の脅威と、ひたひたと忍び寄る植民地化の危機。日本の行く末を案じ、また己の権力の増強を目指して、幕府や大名、そして維新志士たちが動乱の時代を駆け抜けた。しかし、ある者は権勢を振るった末に消え、ある者は“時代の先駆者”のまま早々に舞台から降り、またある者は、維新を完遂したところで権力を奪われた。本書は、政治学者の著者が、幕末人物たちの「強大な政治力が失われる過程」を考察することで、現代にも通じる“失敗の教訓”を学ぶ。「徳川幕府が気づかなかった売国への道~井伊直弼と田中角栄」「生き残った山内容堂、殺された坂本龍馬」「『真珠湾攻撃』なき戊辰戦争で失敗した、松平容保」「西郷隆盛にとっての、『島津久光』という失敗」「水戸藩と長州藩、維新さきがけの組織疲労」など、彼らが“新時代”から姿を消した理由がここにある! -
すべての組織は変えられる
「職場の変革において、彼の右に出る者はいない」――リンクアンドモチベーショングループ代表 小笹芳央「このメソッドと出会えたことで、私の会社は復活した」――株式会社ネットプライス代表取締役社長 小谷北斗サービスや商品の内容だけでは消耗戦に終止符を打つことのできない時代がやってきた。多くのリーダーが忘れがちなのは、この課題に対する根本策が「ヒト」への投資であるということだ。今、好調な企業はこぞって「ヒト」重視の施策を実施している。ある会社ではリーダーの声掛けを変え、ある組織では会議のやり方を変えた。組織改革の雄、リンクアンドモチベーションの気鋭のコンサルタントが明かす、組織をよみがえらせる7つの処方箋。 -
現代講談 松下幸之助
いまITビジネスの世界では、若い有能な経営者が続々と誕生しているが、世界的な企業になったソニーもホンダも、現在のITビジネス同様、創業当時は熱気盛んなベンチャーであったにちがいない。パナソニックのブランドで世界の電気業界のトップの一つに数え上げられる松下電器も、その例に漏れない。本書は、その松下電器の創業者である松下幸之助の生い立ちから、死を迎える直前まで情熱を傾けたPHP運動を始めとする警世家としての晩年までを、著者独自の解釈を織りまぜつつ描いた、いわば『渡部版松下幸之助一代記』である。本書で興味深いのは、いま多くの企業が「儲け一辺倒」に偏りがちなのに対して、馘首自由の時代にあって、不況時にもクビを切らなかったというような、日本的経営の原点がその創業当初から見られる点である。日本的経営は終わったといわれ、新しい経営が模索される中で、今一度、経営とは何かを考えさせられる興味深い一冊である。 -
幸福論
がんばりすぎない、こだわらない、ありのままに! 40代、すべてを楽しみに変える「幸福のおまじない」とは? 2014年9月、40代で全米オープンのダブルスで準決勝まで勝ち進んだ著者。著者は「第一キャリアの引退から、かれこれ十八年。あの時は、心が疲れていた。好きなテニスが好きではなくなっていた。それまでは楽しくて仕方なかったテニスなのに。でも今は、歳を重ねることさえ、楽しみ。テニスを純粋に美しいスポーツ、いいスポーツだと思えるようになった」と言う。今、著者が明らかに実感するのは「自分が変わった」ということだ。「ライジングショット」で世界中のテニスファンを熱狂させた当時でも、ツアーでの海外転戦は苦手だったのに、今はそれすらも楽しい。著者を変えたものはなんだったのかを明らかにし、今、この瞬間を輝かせる生き方を提案する。 -
反日・愛国の由来
現在韓国では、同じ民族への愛を唱える「親北朝鮮」が「民族主義」の象徴、「反日」が「愛国」の象徴となっており、それらを等式で結ぶ「親北朝鮮=民族主義=反日=愛国」という政治イデオロギーが主流になりつつある。この思想の背景となる朝鮮民族固有の原理を明快に解いた『韓国人から見た北朝鮮』に、増補二章を加えてここに刊行。韓国の援助で成り立った北朝鮮の核開発、「過去清算」という強固な反日姿勢について新たに書き下ろす。「朝鮮のない地球はない」という自民族優越主義、「罪は親子三代におよぶ」倫理観……。韓国から入国拒否を受けた韓国出身の大学教授が、自身の経験も披瀝しながらわかりやすく解説。 -
武田信繁
江戸時代において「まことの武将」と評されるとともに、その家訓が武士の心得として読み継がれるなど、後世の武士に大きな影響を与えた仁徳の武将、武田信繁。父・信虎に廉直な気質を愛され、次代の後継者とも目されていた信繁だったが、家臣・領民のために兄・信玄に従って父を追放。兄弟、親族同士が争う戦国時代にあって信玄を献身的に支えた。家臣の統制と領国経営に力を発揮するとともに、権力の大きさゆえに道をはずれそうになる信玄を、自身を犠牲にしてでも正す役目を負う。そして川中島の合戦では、信玄を守るために壮烈な戦死を遂げた。信玄は遺骸を抱いて号泣し、武田家臣団からは「惜しみても尚惜しむべし」といわれるだけでなく、敵である上杉謙信さえもその死を悼んだという。武田二十四将、随一の副将の生涯を爽やかに描く長編小説。 -
真田幸村と後藤又兵衛
大坂の陣から四〇〇年――誰も見たことのない幸村と又兵衛が、ここにいる!五十男にして側近から若殿と呼ばれる真田幸村。京の都で遊女屋の用心棒ぐらしをする後藤又兵衛。慶長十九年(一六一四)、不遇をかこつ軍略家二人が、大坂城に入った。しかし決戦を前に、大坂城内は謎ばかり。又兵衛が警戒する真田家の不審な家臣・味岡、幸村の脳裏に蘇る長篠合戦の記憶、突如姿を現わした亡父・真田昌幸と瓜二つの老人、そして決戦前夜の、幸村と又兵衛二人の秘策……。戦国最後の戦いの行方はいかに?謎が謎を呼ぶ巧みな仕掛けでかつてない大坂の陣を展開させつつ、時代の巨大な奔流に抗った男たちの熱き魂を描いた、著者渾身の歴史長編。 -
日本を滅ぼす「自分バカ」
自分らしく生きたい――老若男女を問わず日本人の心をとらえる魅力的な言葉。でもそこから生まれたのは、自分さえよければ他人なんてどうなってもいい「自分バカ」。モンスターペアレント、クレーマー、ネットいじめ……。品格ブームとはうらはらに、品も規範も責任感ももたない「自分病」が蔓延している。結局、イヤなことはやらずに好き勝手に生きたいだけの“子ども”ではないか!?他人を傷つけなければ存在を証明できない不安な「自分」。現代日本を埋め尽くす不機嫌のオーラに特効薬はあるのか? なんて疲れる日本人。電車の奥から一言も発せず強引に降りようとする、タクシー代がばかにならないからと救急車を呼ぶ、娘の遠足の写真うつりが悪いと学校に怒鳴り込む、「なんで自分ばかりがつらいのか」と人殺しに走る、決まって口にするのは「だれにも迷惑かけてない」、これが「自分らしさ」の成れの果て!? 日本人の自分はどうなってしまったのか? -
すぐに使える! 頭がいい人の話し方
話し方を変えれば、頭もよくなる。思考能力の基礎をつくるのは、言葉を使う力にほかならないからである。「ゴールから逆算すると」「メリットは……デメリットは……」などと口に出すことで、一面的な見方に囚われない、頭がいい人の「視点移動」の技術が身につく。「大事なことなので先に言うと」「座標軸で考えると」を使うことで、他人にストレスを感じさせない、すっきりした話が可能になる。本書はこのような、すぐに取り入れることができる具体的なフレーズを紹介したのち、問題解決のための「図化」の技術や心動かすプレゼンの特徴を解説。そしてさらなる高みを目指すべく、「書くように話す」ための訓練を提案する。 -
楽天はなぜ強くなれたのか 巨人の「天才野球」をしのいだ力
創設9年目にして初のパ・リーグ優勝、さらに日本一に輝いた楽天イーグルス。その楽天を初のクライマックスシリーズ進出に導いた野村元監督が、楽天の勝因を分析する。24勝0敗の田中投手については、プロ野球史上最高の投手の呼び声も高い稲尾和久に達した部分はあると認める一方で、稲尾に及ばない要素があることも指摘。さらに日本シリーズにおける嶋(楽天)と阿部(巨人)の違いが「意思疎通能力」にあったと看破する。定評ある試合評論「ノムラの考え」(2013年)と新たに書き下ろし評論を収録。バレンティンの記録更新や宮本慎也の引退も取り上げる。 -
サツマイモと日本人
サツマイモが琉球へ伝わってきたのはいまから400年ほど前、江戸時代のはじめのころ。栄養価が高く、痩せた土地でも容易に育つため、日本各地へ急速に栽培が広まっていく。江戸の飢饉から人々を救ったのもこの芋で、甘藷、唐芋、琉球芋、孝行芋……とさまざまな呼び名で呼ばれるサツマイモは、日本の民衆にとって、ジャガイモと並ぶ「お助けイモ」だった。日本の各地にサツマイモにまつわる寺社が多数建てられていることは、そうしたことの証であり、民衆の感謝の現れであろう。そのように考えた著者は、日本の各地へ、「サツマイモ物語」を求めて、取材旅行に出る。この本は、こうして明らかとなった、サツマイモをめぐるさまざまな足跡を掘り起こす。そして現在も、町おこしの中心作物として栽培され、空爆が続くアフガニスタンの農業支援の中心であり、未来の宇宙ステーションでの宇宙食メニューのエースとして注目されていることを見つける。 -
地方議員
全国の都道府県会議員、市町村会議員は総数で約四万三千人にものぼる。地域主権の気運が高まる中、彼らの影響力は今後ますます大きくなるが、その実態は意外なほど知られていない。本書はまず、有権者が地方議員について知っておきたい事柄を網羅する。彼らのふだんの活動、議会の招集権を持つなど非常に大きい首長の権限、議員の報酬、どのような人が議員になるのか等を解説。そのうえで、新しい時代の自治体のあり方、地方議員のあるべき姿を提案。都庁勤務経験を持つ、行政学の第一人者が易しく書く。<様々な議会、地方自治のかたち>議員報酬を日当制(3万円)にした矢祭町(福島)議会 事務室が無意味に二つある公民館はなぜできたのか? -
広瀬武夫
秋山好古・真之兄弟、正岡子規ら志ある若者たちが「明日の日本」に思いを馳せた明治時代。その青春群像の中で、ひときわ高い人気を誇るのが海軍中佐・広瀬武夫だ。日露対立という戦局の波に翻弄されたペテルブルクの恋、日本で初めて「軍神」として神格化されることになった日露戦争・旅順口閉塞作戦での壮絶な最期……。人々を魅了してやまない「海のサムライ」の鮮烈な生涯を活写した力作評伝小説! -
こう観ればサッカーは0-0でも面白い
「サッカーを観るとき、どんなところに注目していますか?」サッカー元日本代表で、現在ではその説明のわかりやすさから、最も注目されるサッカー解説者である福西崇史さん。「福西さんの『サッカーを観る眼』はどんな人よりもたしかで本質をついている」とは、元代表のチームメートでもある遠藤保仁選手の言葉です。そんな彼は解説のとき、ピッチのどこを見ながら試合の流れを読み解いているのか……。その質問に福西さんは「ボランチ」「戦術」「個の力」と答えます。この3つを知れば「サッカーの見方」が驚くほど変わり、選手の動きや駆け引きが理解できる――。そうした「福西流・観戦術」を「選手」と「解説者」という二つの視点から語ったのが、この本。本田圭佑選手が語った「個の力」やザック・ジャパンが採用した「4-2-3-1」「3-4-3」などのシステムの本質を、緻密に、知的に福西さんは読み解いていきます。読み終わったあとにはきっと、ピッチに展開するフォーメーションや監督の采配、選手の動きの意味、現代サッカーがたどってきた歴史までが手にとるようにわかり、日本代表のポテンシャルと日本サッカーの未来が見通せるはず。2014年ワールドカップ・ブラジル大会をさらに愉しむための一冊としても最適です。 -
ウェブとはすなわち現実世界の未来図である
時間と空間を超えてつながる新しい人間関係のもとで、ハイパー資本主義以前にみられた贈与経済を彷彿させる「シェアリング・サービス」が勃興している。さらに「社会がウェブをコピーする」なかで、絶対に安泰と思われていた事業が思いもよらない競合に浸食され、組織づくり、イノベーションの作法、教育までもが根本から変化している。はたして「昨日の常識が通じない時代」に私たちが身につけるべき「視座」とは何か。人間はウェブの力を味方にできるのか……。フェイスブックの歴史的意味からウェアラブルコンピュータによるパラダイムシフト、日本企業が行き詰ったほんとうの理由、そうした混沌の先にある未来までをも一つの線上で論じきった、渾身の一作。 -
源静香は野比のび太と結婚するしかなかったのか
1970年に登場して以来、いまや日本人に生まれて知らない人はいない(?)、いやいや、世界的にもファンが多い、わが国の国民的マンガ『ドラえもん』。あまりにも有名で、まるで空気のような存在のためなのか、はたまた子ども向けマンガと軽く見られたからなのか、正面きって論じられることはこれまで少なかった。しかしその作風は、たんなる生活ギャグマンガにあらず。『鉄腕アトム』直系のSFロボットアニメであり、『新世紀エヴァンゲリオン』の先を行く「セカイ系」でもあり、『けいおん!』に代表される「日常系・空気系」の元祖ともいえる、マンガ・アニメ史のパイオニアなのである。しかも『サザエさん』同様、主人公が成長しない「ループ物語」でありながら、調べていくと、なんと村上春樹氏もビックリのパラレルワールドだったのだ……。そして何より、政権交代、フェミニズム、スクールカースト、世代論、郊外論、戦闘美少女と、戦後からいまにいたる日本社会の推移をまるで予見でもしているかのような、社会学者が舌なめずりして飛びついてもおかしくないほど格好の研究対象なのである。『ドラえもん』を読めば日本社会のふしぎがわかる!ドラえもんワールドが好きで好きでたまらない人も、そうではない人も、じつは深すぎる『ドラえもん』の世界観にふれてみよう。 -
坂井三郎と零戦
日本海軍航空部隊のエース、坂井三郎の自伝の翻訳版は百万部を超えている。彼の大和魂は、国境や時代を越えて人を感動させるのだ。三〇機前後の撃墜数もさることながら、列機を全て守り切った技術、航法距離計を自分で作った創意工夫、戦場で部下を鍛える余裕、瀕死の状態でも巡洋艦に助けを求めなかった犠牲精神、徹底的な自己管理……。そして零戦は、一時期世界のトップの性能を誇った名機である。アメリカ、イギリスで編纂された辞書にも「ZERO」は登場する。しかし零戦の最大の長所である長大な航続力が、逆に戦力の弱体化を招くなど、悲しい運命に彩られた戦闘機でもあった。本書は坂井三郎の戦歴、凄さ、「怒りと怨念」と、零戦の戦歴、開発者の横顔などを、ベストセラー『日本軍の小失敗の研究』の著者が語る。あの戦争を考える上で必読の一冊。 -
インフレどころか世界はこれからデフレで蘇る
異次元の金融緩和によって株価は上昇し、日本経済は回復軌道に乗ったようにもみえる。リフレ派の経済学者は「世界標準のインフレ目標政策を導入せよ」と合言葉のように叫んできたが、恐ろしい副作用がすでに起こっていることをご存じだろうか。そうした「世界標準」を採用しているアメリカが直面しているのは、インフレ政策のもたらした凄まじい格差拡大だ。株式をもつ富裕層がさらに豊かになる一方で、庶民は物価高に苦しみ貧困層寸前にまで追い込まれている。しかしその現実が日本では報道されない。しかも東日本大震災以降、貿易赤字が恒常化するなかで、これ以上の円安進行はほんとうに国益になるのか。アメリカの惨状、日本の現状を細かく分析しながら著者は結論づける。「現実が変わっても、経済学者の理論はまったく変わらない」。そもそもデフレはどこまで「悪」なのか。100年スパンの経済分析が教えてくれるのは、デフレ下でも9割の国が成長していたという歴史的事実だ。それでも政府・日銀がインフレに舵を切るなかで、驚くなかれ、世界経済は「デフレによる繁栄」へと向かっている。 「シェール革命」という大変化を切り口に、そうした世界経済の行方を読み解く著者の視点は圧巻かつ斬新である。そこでわが国はいかなる成長戦略を考えるべきなのか。リーマン・ショック、欧州経済危機を的中させたカリスマエコノミストが見通す10年後の未来。 -
ネット依存症
ネットにつながっていないと不安になる……スマホを手放せないあなたも危ない!!1990年代半ばから「インターネット依存症」という言葉が聞かれるようになった。ただその頃は、まだほんの一部の特殊な人たちのことで、自分には関係ないと考える人が多かった。ところが、いまではもっと身近なものになっている。最初は誰でも「自分は単に人より少しネットにつながっている時間が長いだけ」と思うにすぎず危機感は持たない。それがやがて、生活に支障を来たすことがあるという。本書では、ネット依存に苦しむ患者さんやその家族のことについて、専門外来をもつ久里浜医療センター院長がわかりやすく解説。最新情報や家族に伝えたいことをまとめた一冊。 -
院政とは何だったか
天皇はなぜ「武士の時代」といわれる中世を生き延びたのか――その答えは「院政」にある、と著者・岡野氏はいう。「院政」とはたんに、皇位をしりぞいたのちも前天皇が影響力を保ちつづけたといった単純な政治的事件ではない。それは律令体制が完全に崩壊した中世にあって、国家財政を支えた唯一の経済基盤である「荘園」を、「家産」として「領有」した天皇家の家長「治天の君(ちてんのきみ)」が、日本最大の実力者として国政を牛耳った統治システムだった。本書は、摂関家・将軍家・寺社勢力とも対抗し、「権門勢家」のひとつとしてたくましく時代を生き延びた中世皇室の姿を、実証的かつ論争的に明らかにした、著者渾身の力作。中世政治史、経済史、そして皇室史に興味のある読者にとって、本書は間違いなく「目から鱗」の斬新な視点を与えてくれる好著である。 -
みっともないお金の使い方
ケチと倹約はぜんぜん違う!老後の心配の前に、金運を招く15の教え。ヒット作『みっともない老い方』に続くシリーズ第2弾が登場。「十分な金がなければ、人生の可能性の半分は締め出されてしまう」(サマセット・モーム)――裏を返せば、お金で買えるのはしょせん人生の半分。大金があっても幸福になれるとはかぎらない。年金が心配と、老後に備えてひたすら貯め込む。そんな人生、ほんとうに楽しいか。「これいくら?」とすぐに聞いたり、何かとワリカンにしたり。お金に執着すると、何でも見た目で判断する薄っぺらな人間になってしまう。かたや計画性もなく浪費する人。なりふりかまわず貯める経験がないと、お金の価値はわからない。稼ぐ、使う、貸し借り、貯める、遺す――みっともない金銭観は捨てて、お金を味方につけよう。【お金に嫌われる人とは】「お金がない」と言いたがる/財布に現金が入っていない/家計簿をつけていないetc. -
記憶する技術
記憶力は、一生、鍛えることができる。司法試験界の「カリスマ塾長」として知られる、「伊藤塾」塾長の伊藤真氏は、こう断言する。日本で最難関の試験といわれる司法試験に合格するためには、膨大な量の事柄を覚え、それを使いこなすことができなければならない。60歳を過ぎてから勉強を始めて、合格する人もいる。その人たちは特別なのかといえば、そんなことはない。「記憶する技術」をもっているかどうかである。それはたとえば、記憶を効果的に定着させたり呼び覚ましたりするためのコツや、記憶する対象に関心をもつといった意識のことである。本書では、これまで多くの塾生を指導してきた中で培われた、また著者自身が実践してきた、「記憶」を自由自在にコントロールする方法を伝授する。 【目次より】 ・60歳を過ぎても司法試験に合格できる理由 ・記憶量の増え方は「足し算」ではなく「かけ算」 ・毎年300人、15年分の塾生の顔を覚えられるわけ ・復習のゴールデンタイムは「1時間以内」と「寝る前の5分」 ・なぜ、色鉛筆を使ったほうが覚えやすいのか? ・B6カードを使う「論点ブロック法」という記憶法 ・受かる人のカンニングペーパー、落ちる人のカンニングペーパー ・全盲の受験生が教えてくれた「耳の記憶力」の鍛え方 ・「一日をふり返る訓練」をしよう ・マイナスの記憶をプラスに変換する方法 -
未来記憶
「目標を達成したい!」この本は、誰もがもつこの願望をかなえるために書かれました。いつも強い意志をもって、目標に向かって突き進んでいるように見える人がいます。そんな人を見て「あの人は特別だからできるんだ」と思ってはいませんか? じつは違います。いつも目標が達成できる人は「未来記憶」を使って、「感情のデザイン力」を身につけているだけなのです。語学の勉強、資格の取得、ダイエット、毎日の仕事……せっかく目標を立てたのに、つい面倒で先のばしをしてしまい、達成されることなく終わってしまった。もしあなたにそんな経験があるのなら、ぜひ本書を読んでみてください。アンソニー・ロビンズから直々に教えを受け、感謝状も受け取った著者が編み出したこの「未来記憶メソッド」を身につけられれば、あなたの望む未来はもう手の中にあるも同然です。そして、あなたがいつでも目標を達成できるようになった時、まわりの人たちはこう言うのです。「あなたは特別だからできるんだ」と……。 -
瞬間の記憶力
競技かるたとは、文化とスポーツが融合した畳の上の格闘技“競技かるた”クイーンが初めて明かす誰よりも強くなった理由とは?!競技かるたは、文化とスポーツが融合した「頭脳スポーツ」「マインド・スポーツ」。鍛えれば性別や体格、年齢に関係なく、相手に勝つことができる平等な競技として、幅広い層から人気を集めている。試合で並べられる50枚の札。直前に与えられた15分間ですべてを暗記する。札が減るごとに全体の位置が変わっていくが、その都度、瞬時に札の位置を記憶しなければならない――勝負は消去と暗記の繰り返しで決まる。集中力、失敗した時の気持ちの立て直し方、切り替え方は日常生活でも役立つ。15歳から8年連続でクイーンの座を守る勝負脳の極意を伝授。 -
日本企業は新興国といかにつき合うか
【著者・敬称略】日産自動車代表取締役COO・志賀俊之/パナソニック社長・津賀一宏/コマツ会長・坂根正弘/ユニ・チャーム社長・高原豪久/長谷川慶太郎・国際エコノミスト/遠藤功・早稲田大学ビジネススクール教授/片山修・経済ジャーナリスト/上野泰也・みずほ証券チーフマーケットエコノミスト/福島香織・ジャーナリスト 【まえがき抜粋】韓国企業の猛追に苦しみ、中国市場での反日デモに翻弄され、大手家電メーカーが軒並み巨額の赤字を計上する姿を見るにつけ、日本企業はもうダメなのではないかと、悲観した人は多いことでしょう。しかし、ほんとうにそうでしょうか。オピニオン誌『Voice』では、「日本企業の業績回復なくして、日本経済の復活なし」とのコンセプトで、企業経営者や有識者の方々に取材を進めてきました。そこから垣間見えたのは、先進国経済が足元から揺らぐなか、決死の覚悟で新興国市場に活路を求める日本企業の姿でした。 -
あなたのお金はどこに消えた?
お金が紙くずになるXデーに備えよ! 金持ちゾウさん、貧乏ゾウさんが繰りひろげる、笑いと感動の物語。昔、炭鉱で栄えたカネー村。村のゾウたちは、静かに幸せに暮らしていた。そこに降って湧いた投資話。バブルの熱狂に、最初は懐疑的だったゾウたちも次々に巻き込まれていく。キリギリシャ国が財政破綻し、子どもの一言がきっかけとなって、平和だった村は大混乱に……。あなたのお金が一瞬にして価値を失っても、生活や経済は止まらない。大切なことは、人やお金、チャンスの豊かな流れに身を置くこと。愛のある人間関係の鍵を見つけること。お金のことがわかれば人生のすべてが解ける! 本書は作家デビュー10周年の集大成。「お金」「幸せ」「人間関係」について学んでおきたいすべてのことを、この小さなビジネス寓話に込めました。 -
迫りくる日中冷戦の時代
いま、アジアを舞台に新たな冷戦が始まろうとしている。冷戦の次の主役は中国だ。アメリカが世界唯一の超大国だった時代は終わりを告げたのである。急速な経済成長を遂げ、アジア太平洋への露骨な膨張政策をとる中国をいかに封じ込めるか? 二〇一二年七月に露首相が国後島へ再上陸し、八月に韓国大統領が竹島に不法上陸、同月香港の活動家は尖閣諸島に強行上陸した――これら一連の出来事の背後にある大きな構図に目を向けよ。アメリカはすでに新国防戦略で対中封じ込め政策へと軸足を移している。日本が対中戦略でもつ最も有効な武器は何か? 「人権・民主化」という大義の旗を明確に掲げることである。日米同盟の再活性化に全力で取り組む以外に、もはや日本の選択肢はないだろう。大中華圏なるものは、たとえ二十二世紀になっても現出しないのだ――。 -
地形で読みとく合戦史
三方ケ原の台地を利用し、家康を敗走させた武田信玄。情報操作で敵の大軍を狭い厳島におびき出し、一気に壊滅させた毛利元就。支城をつぎつぎと攻め落として、ついに「難攻不落」といわれた小田原城を攻略した豊臣秀吉――。歴史に名を残した武将たちは、「地の利」を活かし、敵の裏をかく戦術に長けていた。本書は、古戦場の地形からその合戦模様を読みとく。要衝をおさえ敵軍を迎え撃つか、峠や深田に誘い込んで奇襲をかけるか、川を前にして防衛線をはるか、それとも「背水の陣」をとるか…。合戦をその名前から、原・川・橋・島・山・峠・畷・狭間・城などの舞台ごとに分類し、それぞれどのように戦いが展開したのかを論じる。源義経、足利尊氏、織田信長、徳川家康…戦功者はその地の戦略・戦術上の価値をいかに見出し、作戦を練りあげたのか。源平の合戦から関ケ原の戦いまで、日本各地の歴史舞台が物語る、巧妙な駆け引きの合戦劇!! -
ハレーション・ゴースト
1週間後にせまった学園祭に向けて、星南高校男子部2年B組の面々は、きょうも沖田監督、榊脚本になる自主制作SF映画の撮影に追われている。撮影も山場にさしかかったその日、突如として彼らのいる建物だけを地震が襲った。ついで理科標本室では剥製の始祖鳥が羽ばたき、大温室にはドラキュラ伯爵が出現しヒロイン役の女子をさらっていった。バイクでその後を追ううち、沖田は氷島陽子と名乗る女生徒とめぐりあうが……。この怪異現象はとどまるところを知らなかった。彼らは無事に学園祭当日を迎えられるのか? 忘れがたい余韻を残す名編!
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