空飛ぶタイヤ(上)

空飛ぶタイヤ(上)

759円 (税込)

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走行中の大型トレーラーが脱輪し、はずれたタイヤが歩道を歩く若い母親と子を直撃した。トレーラーの製造元ホープ自動車は、トレーラーを所有する赤松運送の整備不良が原因と主張するが、社長の赤松は到底納得できない。独自に真相に迫ろうとする赤松を阻む、大企業の論理に。会社の経営は混迷を極め、家族からも孤立し、絶望のどん底に堕ちた赤松に、週刊誌記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。(講談社文庫)

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  • 空飛ぶタイヤ(上)
    759円 (税込)
    走行中の大型トレーラーが脱輪し、はずれたタイヤが歩道を歩く若い母親と子を直撃した。トレーラーの製造元ホープ自動車は、トレーラーを所有する赤松運送の整備不良が原因と主張するが、社長の赤松は到底納得できない。独自に真相に迫ろうとする赤松を阻む、大企業の論理に。会社の経営は混迷を極め、家族からも孤立し、絶望のどん底に堕ちた赤松に、週刊誌記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。(講談社文庫)
  • 空飛ぶタイヤ(下)
    759円 (税込)
    事故原因の革新に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠がない。激しさを増す、大ホープグループの妨害工作。家族と社員を守るために、赤松はどうしても真実を証明しなければならないのだ――。歯をくいしばって闘う男の姿を描いた感動長編。(講談社文庫)

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空飛ぶタイヤ(上) のユーザーレビュー

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    購入済み

    悲しい事件がどのような結末を迎

    2014年08月19日

    内容をいうと面白くないので、悲しい事件とだけ申し上げておきましょう。
    その後の結末をどのように下巻で書かれているのか大変気になります。
    おそらく、犯罪まがいの後ろめたいことをしているのは大企業、中小企業を問わずあり得ることです。
    私たちが社会で生きていくうえで何を大切に取捨選択していくべきか読者に投...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2023年10月28日

    7章構成 社会派小説

    ・メインストーリー
    とある運送会社が、タイヤの脱輪により
    母子の死傷事故(事件)を引き起こした。
    運送会社社長は、事故の要因に納得できず、
    その真相追究に奔走する話。

    ・サブストーリー
    小学校のモンスターペアレント処理

    ・構成
    運送会社視点、銀行視点、大企業の販促部視点、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月18日

    池井戸さんの作品は面白いですね。
    この作品、題名から想像すると未来の自動車みたいな感じですね。
    ハラハラドキドキしながら読み終えました。
    素晴らしい^_^

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月02日

    仕事がら概要は以前からなんとなく知っていたけど、ちゃんと読んだ事がなかった。メディアで取り上げられないであろう当事者達の思い描かれていた。しかも池井戸先生の勧善懲悪的な痛快ストーリーで最後はスカッとする。映画化やドラマ化されているのでどちらもオススメかも。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月11日

    これは面白い小説。大企業の不正を暴く街の中小企業との戦い。それぞれの思惑が交差する展開は興奮へと誘う。1日半で読み終えてしまった。
    後半が楽しみである。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月01日

    2002年、走行中のトラックの左前輪が外れ、歩道を歩いていた母子を直撃し、母親が死亡した事件をモチーフにした小説。
    ってか、事実そのものってな感じ。
    リコール隠しを暴いていく。
    ここまで、財閥系企業をこき下ろしちゃって大丈夫か?

    山崎豊子の作風に似ていて、大変面白い。
    まだ下巻があるので楽しみ。

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月14日

    トラック運送会社を営む赤松は、タイヤ脱落事故の原因とされる整備不良の責任を問われる。中小企業の赤松が、巨大企業に立ち向かい事故原因の核心に迫る。伝統企業でありがちな、縦社会が生み出す隠蔽工作。被害者家族に嫌厭され巨大企業から門前払いを食いながらも、家族や社員の生活を守るために諦めず真実を暴こうと奮闘...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月29日

    トラックのタイヤが外れて歩いていた母子に当たり若い母親が亡くなった実際の事件を元に書かれている。トラックを所有していた運送会社の赤松社長は整備士の門田の詳細な整備記録を信じ、原因がホープというトラックの製造会社が欠陥のある部品を使っていたことを倒産の危機に追い込まれながらも最後まで諦めずに追求し、つ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月28日

    水戸黄門でいうお代官様の、ホープ自動車の狩野常務
    わかりやすく悪役で、どうにかして悪事を裁けないのか
    やきもきしながら読み進めました。
    越後屋、そちも悪よのぉみたいな人も出てきます。

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月25日

    上下巻の長編作だが、終始どハマりでドキドキして読んでた。犠牲者を出した脱輪事故を巡り、大手自動車会社VS中小の運送会社。各々の人間性も企業内の関係性も企業の傲慢体質も、色々と上手く描かれてるなぁと感心するし、最近だと日産なんかのニュースが思い起こされた

    0

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