無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2011年04月03日
沖縄が舞台ということと表紙に惹かれて購入。
序盤はコミカルだったけど、登場人物に愛が持てなかった。
でも島が危機に立たされてからは、どの登場人物も島をほんとに愛してるんだなって思えて泣きそうになった。
大切なことがたくさん詰められた本です。
樹王と博士が切なかった。あと雄太が「泰典ニーニー」って...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月08日
帝国陸軍が配備した九六式カノン砲を「キャノン様」と崇める沖縄のある村。
戦後、独自のしきたり、組織、経済力で村を復興させ守り続けてきたマカト、チヨ、樹王。
豊かで眩しい村に入り込む不穏な動きと共に、村の平穏は乱されていく。
前半は、楽しみながらも感情移入しにくいのだが、マカトの孫の雄太と仲間達3人が...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月23日
帝国陸軍が配備した96式カノン砲を中心に繰り広げられる沖縄某村の危機と救済劇。風車祭とシャングリラの中間に位置する作品と思うが、前者の清々しさ、後者のいい意味での支離滅裂さがない。ストーリーは良く出来ていて、巫女である老女を始め全ての登場人物のキャラが立っている。しかし、さほど好きになれぬ作品だった...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月09日
結論から言えば、最後まで読みとおして良かった。
眠くっても面倒でも、毎朝きちんとラジオ体操に通うと
夏休みの終わりには何がしか(ショボいながらも)ご褒美もらえたでしょ?
そんな感じ。
うん。全体的になんとなく夏休み味。
沖縄が舞台だからかな?
前半の、空想小説のような 子どもの冒険小説のような ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月18日
沖縄返還交渉の際の日米政府の密約文書やら普天間に纏わる鳩山首相の腹案やら、沖縄を巡る話題には事欠かず、それもこれもあの戦争からずっと引き摺っている訳で、そしてこの本も、戦争の時に残された帝国陸軍の九六式カノン砲を守り神として崇める沖縄の小さな島が舞台。
村を統べる3人の老人とその孫たち、描かれる島の...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。