笑えるの検索結果

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  • まやかしの社交界
    3.8
    壮麗な屋敷に住み、宝石や華やかなドレスを身にまとい、とびきりハンサムな夫の横で微笑を浮かべる。傍から見れば、ジアンナほど幸せな女性はいないかもしれないが、真実は違った。ジアンナたちの結婚は、両家がともに築いた会社を維持するための便宜結婚にすぎない。彼女のほうは夫フランコに十代のころから恋心を寄せていたのに、フランコにとってジアンナは、見せかけの妻でしかなかった。それでもいいと、ジアンナは自分に言いきかせてきた。こうしてフランコの隣に一生いられるのだから、と。しかし、ある女性の出現が状況を一変させた。★実力派作家ヘレン・ビアンチンが、夫に片思いしつづけるヒロインの切ない恋心を描きます。本作は彼女にとって記念すべき50作目。巻頭に特別メッセージが入っています。どうぞお楽しみに!★
  • 流れ星に祈って
    4.0
    ★禁じられた恋、それは苦しいほどに甘美な結末へのプロローグ。大ベストセラー作家リンダ・ハワードの原点、本格ロマンスの真骨頂!★夫と子供のいる温かい家庭がほしい――サラのささやかな夢は、皮肉にも親友ダイアンの存在によってついえた。密かにサラが想いを寄せていた上司、エリート重役のロウムは、サラが紹介したダイアンと一目で恋に落ちた。5カ月後に彼らは結婚、二人の息子に恵まれ、今まさにサラが夢見たような幸せな家庭を築いている。一方のサラはロウムへの憧れを胸の奥に封印して、仕事に生きる決心をするしかなかった。だがその矢先、悲惨な事故がロウムの家族を襲った。ダイアンと子供たちは亡くなり、ロウムは絶望の淵に突き落とされる……。
  • 暁には涙をふいて 狼たちの休息 XVIII
    3.3
    エルザの半生は貧しさとの闘いだった。仕事と弟妹の世話に追われ、デートすらしたことがない。そんなおくてな彼女だが、思いを寄せる男性がいる。一年前、暴漢から彼女を救ったレイフ・デブリンだ。彼はわたしの白馬の騎士――たとえ二度と会えなくても。ところが夢見る乙女に、運命は皮肉なストーリーを用意した。スラム街で慈善活動を続ける彼女に脅迫が相次ぐようになり、急遽、ボディガードが派遣されてきたのだ。レイフ!彼が昼も夜もつきっきりだなんて……。期待に頬を染めるエルザをよそに、彼は冷ややかに告げた。「ぼくは進んでこの任務を引き受けたわけじゃない」★ビバリー・バートンの超人気シリーズ最新作。純愛の行方とスリリングな展開をお楽しみいただけます。★
  • 道化師は恋の語りべ
    5.0
    豊かな荘園の跡取り娘エリザベスが供も連れずに旅立ったのは、財産目当ての男に父を殺され、結婚を迫られたせいだった。名付け親である女王陛下のもとへ赴き、助けを求めるしかない。必死で森を進むうち、彼女は宮廷道化師タールトンと出会う。明るい瞳と美しい歌声に加え、鋭い頭脳も持つ彼は、自分の弟子になりすまして一緒に宮廷へ向かっては、と提案した。そうすれば道中も安全だし、追っ手の目もごまかせる――令嬢はすぐさま波打つ金髪を切り、見習い道化師に変身した。迫り来る危険も忘れる、輝きに満ちた大冒険の始まりだった。
  • じゃじゃ馬と公爵
    5.0
    初めての舞踏会の夜にアリシアは社交界を追放された。公爵夫人のミルドレッドに、いわれない醜聞を流されたのだ。3年後の今は大好きな馬の調教で生計を立てている彼女だったが、ある日のこと、父が厄介な仕事を引き受けてきた。ミルドレッドの息子である現公爵からの依頼で、事故に遭った愛馬の傷を癒してほしいというものだった。アリシアは敵陣に乗り込むような気持ちで公爵邸へ向かう。ヨーロッパ一ハンサムで裕福な男性と囁かれる公爵に、まさか自分がプロポーズされるとは夢にも思わずに。
  • 氷の伯爵
    4.4
    “氷の伯爵”の異名をもつ独身主義者のダレンヴィル卿が、年頃の令嬢を集めてパーティーを催し、花嫁を探すと言い出した。会場の手伝いをすることになった家庭教師タレイア・ロビンソンは、招待者の条件とやらを漏れ聞いて、伯爵の高慢さに呆れ返った。血統が良く、歯が丈夫で腰の大きい、気性が穏やかな貴婦人?まるで繁殖用の雌馬を探しているかのような言い草だわ!だがパーティーが無事に終わったとき、伯爵は思いがけず、その条件をまるで満たさない女性を花嫁に指名した。「ミス・ロビンソン、式はできるだけ早く執り行いたい……」
  • 愛と称号と財産と 花嫁泥棒 III
    4.0
    兄が決めた結婚相手は美しい。でも、さらってまで妻にしたいと思ったのは…。中世イングランドで剣と情熱が火花散る★四年前、イザベルの父は反逆罪で死刑となり、その日を境に彼女の運命は一変した。伯父に引き取られたものの、従姉イヴリンにいじめられ召使い同然の暮らしを強いられる、どん底の日々が続く。けれども、そんなイザベルを見初めた男性がいた。お節介な兄たちの差し金でイヴリンに求婚しに来たジャスティンだ。彼は、美しいが性格の悪いイヴリンではなくイザベルに惹かれ、イザベルを得るため、ある夜、大胆このうえない行動に出た。

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  • つれない花婿
    3.8
    リリーは医者から妊娠を告げられ、愕然とした。恋人のヴィートになんと伝えたらいいだろう。イタリア人の裕福な実業家ヴィートは、リリーと付き合い始めたときにはっきりと宣言していたのだ。結婚はしないし、子供も必要ない、と。勇気を振り絞り、彼女はヴィートに真実を話したが、結果は最悪だった。彼女は荷物と共に彼の家から叩き出された。六週間後、友人の元に身を寄せていたリリーの前にいきなりヴィートが現れて、傲慢に言い放った。「君には部屋も職も必要ない。すぐに僕と結婚してもらう」■ルーシー・モンローを彷彿とさせる作風で人気の作家、ナタリー・リバースがついに日本デビュー! 傲慢なラテン・ヒーローと一途なヒロインのロマンスは必見です。ぜひご一読ください!
  • あの夜には帰れない 華麗なる紳士たち:悩める富豪 II
    3.0
    サマーがソーシャルワーカーとして働くオフィスに、突然、二度と会うことはないと思っていた人物が現れた。ダリウス・フランクリン――かつてサマーが愚かにも恋をした、そして、彼女の心をずたずたに傷つけた相手だ。聞けばダリウスはいまセキュリティ会社を経営していて、サマーの会社には仕事で訪れたという。七年ぶりのこの再会はダリウスにしても想定外らしく、憎々しげな視線をサマーにぶつけてきた。なぜ敵意を向けられるのか、サマーにはさっぱりわからなかった。二人の関係を最低のやり方で終わらせたのは、彼のほうなのだから。■テキサスの富豪たちが今宵も集う、キャトルマンズ・クラブ。シリーズ二話目は、注目作家ブレンダ・ジャクソンが筆をとります。神様のいたずらか、運命的な再会をはたしたふたりは……。
  • プリンスの秘密
    3.0
    絵画の修復家のカリーは胸を躍らせていた。勤め先のギャラリーが、今回のオークションでジャック・ルナールの《海辺の恋人》を落札できれば、ずっと憧れていた絵の修復をまかされることになるのだ。ところが、その絵は謎の個人コレクターが法外な値段で落札した。ショックでやけを起こした翌日、カリーは一通のメールを受け取る。地中海にある島国のプリンス――モンテズ公が、代理人を通して絵画の修復を依頼してきたのだ。ほどなく届いた航空券で半信半疑のまま島を訪れたカリーは、案内された宮殿の華麗な部屋で声を失った。■シャロン・ケンドリックに師事した作家、サブリナ・フィリップスの作品をお届けします。日本デビュー作「砂漠に誓う愛」の主人公も顔を見せているロイヤル・ロマンスをお見逃しなく。
  • 結婚の罠に落ちて オルシーニ家のウエディング I
    4.0
    レイフはある日、イタリア生まれの父に頼みごとをされた。シチリア島に飛び、父が若いころに不義理を働いた人物に会って、かわりに謝罪してきてほしいというのだ。さっそく赴いたレイフは、道中で怪しい二人組にいきなり襲われた。取り押さえてみると、それは老人と息をのむような美女だった。キアラは、知らない男との結婚を父が企んでいると知って唖然とした。闇の世界に精通する父のことだから、すべては父の利益のためだろう。それなら、力ずくで追い返してみせる。キアラは使用人の老人を連れ、相手の車を襲ったが、それがゴージャスな男性だったことに驚いた。そして次の瞬間、唇を奪われ、思わずそれに応えていた。■今月からミニシリーズ『オルシーニ家のウエディング』が始まります。ニューヨークで国際的な金融会社を経営するオルシーニ兄弟たちの優雅な恋物語をお届けしていきます。
  • 愛は魔法でなく
    5.0
    諜報機関に勤めるジェイミーはザックが敵に捕らえられたと聞き、いてもたってもいられなくなった。7年前、優秀な諜報員ザックは新人研修で憧れの教官だった。だが彼はなぜかジェイミーに特別厳しく当たり、彼女は見返したい一心で過酷な研修をやり抜いたのだ。そして最初の任務でともに命の危機を乗り越えたとき、抑えつけていた情熱が解き放たれ、二人は貪るように求めあった。それきり彼とは顔も合わせていない。今でも忘れられないなんてばかげていると思いながら、ジェイミーは彼のもとへ向かった。周囲の制止を振り切って。
  • 素足の花嫁
    3.0
    アイフォード侯爵令嬢のアンナは南仏の屋敷で思慕に浸っていた。経済的事情により、亡き母との思い出がつまったこの家は非情なイタリア人アンジェロ・エミリアーニに売却されるようだ。だが、大胆な不動産開発で知られる彼の手にかかれば、壮麗なこの屋敷だけでなく、あたりの自然もおそらく壊滅状態になる。なんとか阻止できないものかしら? 考えこんでいたアンナは、ふと人の気配を感じ、入ってきた男性を見て言葉を失った。吸い込まれそうな青い目に、傲慢そうな雰囲気漂うセクシーな体つき。それがアンジェロ・エミリアーニだと気づき、君は誰かと問われて、思わず嘘を口にしていた。「不動産仲介業者――あなたの連絡係です」
  • 心のなかのプリンセス
    3.0
    デルフィネはゼノーラ王国のプリンセス。許婚との結婚を前に、三カ月間だけ、城の外に出て自由に過ごすことが許されていた。とは言え、人一倍好奇心が強い彼女の身を案じて、兄の親友のオーウェンのもとに送られてしまう。オーウェンはモンタナの広大な自然に囲まれて暮らす牧場主。初めは、彼の監視つきなのが気にくわなかったけれど、身分を隠して体験する外の世界に、彼女は夢中になってしまった。牧場で出す料理作り、町のホールでの楽しい食事とダンス……。そしてそんなとき、いつもそばで見守ってくれるオーウェン。いけないとは知りながら、デルフィネは彼が好きになっていた。■今月から二カ月連続でマーナ・マッケンジーの作品をお届けします。6月は牧場を訪れるプリンセス、7月は女性シェフが登場します。読むと元気になる、ヒロインたちの一途な恋の結末にご注目を。
  • エーゲ海の花嫁
    4.0
    リアノンは親友の産んだ赤ん坊を連れて、オープンしたばかりの高級リゾートにやってきた。リゾートの持ち主は、世界的に有名なギリシアの不動産王――ルカス・ペトラキデス。親友は赤ん坊の父親がルカスであると告げたのち、亡くなった。苦労の末、リアノンはルカスに会って事情を伝える。だが、彼は自分が父親であることを真っ向から否定したばかりか、リアノンが金目当てのゆすり屋だと誤解する始末だ。マスコミの目を警戒するルカスに連れられ、リアノンはエーゲ海にあるペトラキデス家所有の島へ向かうはめに。■今年の1月、ボスと秘書の情熱的なロマンスで日本デビューを飾ったケイト・ヒューイット。彼女の3作目はギリシアを舞台にした真摯な愛の物語です。どうぞご堪能ください。
  • 御曹子のフィアンセ 富豪一族の肖像:サファイア編 I
    4.0
    重役秘書のジュリアはボスのマイケルを密かに慕っている。最近、彼は有名誌上で“結婚したい男性トップ10”に選ばれ、全国の女性から求婚のボイスメールが殺到する人気ぶりだ。だがそのせいで会社のシステムがダウンしてしまい、騒ぎを静めるための策として、マイケルからあることを頼まれる。なんとジュリアに偽のフィアンセを演じてほしいというのだ。この胸に秘めた彼への想いは、偽りなんかじゃないのに……。皮肉さに心を苛まれ、断りたい気持ちでいっぱいだったが、彼女にはどうしてもそうすることができない、深い事情があった。
  • 夫を夢中にさせる方法 ハドソン家の恋事情 VI
    4.0
    二カ月前、バレリーは愛する夫を残し、家を飛び出した。夫デブリンに愛されていないことは始めからわかっていた。デブリンは、従順でおとなしい妻が欲しかっただけ。そして、バレリーの父が経営するメディア企業と接点を持ち、一族の映画会社を発展させたかっただけだと。それでも、そばにいられればとプロポーズを受けたのだが、叶わぬ思いに苦しみ続け、我慢が限界に達したのだ。以来、夫からは音沙汰がなく、近況は新聞や雑誌を通して知っている。本当にこのままでいいのだろうか……彼に愛されたいんでしょう?内気なバレリーの胸に、いまひそかな決意が芽生えつつあった。■〈ハドソン家の恋事情〉も最終話を迎えました。長男デブリンが満を持して登場します。本作は特別に、便宜結婚に至るまでの二人のやりとりもおまけとして巻頭についており、彼らのロマンスを十二分に楽しめるお得な一作となっております。
  • めぐる季節の贈り物
    3.3
    両親が旅行中に交通事故で亡くなった――。看護師長のクロティルドは突然の知らせに、思わず椅子に座り込んだ。心配して見に来てくれたドクター・サッカリーの言葉も耳に入らない。クロティルドはすぐにフィアンセのブルースに連絡をとった。同じ病院で働く研修医の彼に、実家まで送ってもらおうと思ったのだ。でも彼は上司と会食の約束があって、どうしても行けないと言う。将来がかかっているから絶対断れないと……。茫然とする彼女に、ドクター・サッカリーが声をかけた。「家には僕が送っていくよ」クロティルドは言われるままに、その厚意にすがった。やがて味わうフィアンセのさらなる冷たい仕打ちを予期したように。■ハーレクイン・イマージュから、記念すべき2100号作品をお贈りします。作家は皆様に長く愛されているベティ・ニールズ。イギリスからオランダを巡る愛の旅路の物語をご堪能ください!
  • 復讐のための結婚
    3.3
    タイで孤児院の運営を手伝っているニコルは、継父の会社が倒産し、屋敷が差し押さえられたことを知らされる。彼女は自分の荷物を取るために帰国し、無人の屋敷に直行するが、もはやわが家でないと知りつつ、ついバスルームでシャワーを浴びた。そこにノックの音が! 屋敷の購入主だというラッセルが現れた。事情を話すニコルに、彼が示したのは敵意さえ感じさせる冷たい態度。このとき彼女は知る由もなかった。ラッセルが屋敷を買ったのは彼女の継父への復讐の一環だったことを。そして先ほどシャワーを浴びる美しい彼女の姿を垣間見て、ラッセルが強い欲望にとらわれたことも。
  • いとしき悪魔のキス
    3.0
    浪費を重ねていた父が亡くなった直後から、アントニアは父の借金を返済する工面に追われた。とはいえ、通訳と旅行ガイドで生計を立てている身には、とうてい返せる額ではない。途方にくれていたとき、何度か見かけただけの男性が、借金の一部を勝手に立て替えていたことがわかる。困惑するアントニアに、レイフと名乗る彼は言った。「半年間、僕の愛人になれば、借金を帳消しにしよう」あまりの屈辱にアントニアは憤然としてはねつけた。だがその直後、父が公金を横領していたという疑惑がふきだした。
  • 伯爵令嬢の憂鬱 恋人はドクター
    4.0
    伯爵の末娘のジェインは厳しくしつけられ、自分の意見や感情も素直に表すことを許されない。そんな鬱々とした思いを抱えた生活も、キャリントン医師が現れて一変した。いとこの幼なじみだという彼は、このうえなく無作法で、ジェインのことを世間知らずのお嬢さまと決めてかかる。しかしその毒舌とは裏腹に、彼女の捻挫を診療する優しい手つきは、ジェインに不思議な胸騒ぎを引き起こした。間違いない。謎と魅惑に包まれた彼は、決してかかわってはいけないたぐいの人間だ。■“ドクターとの恋物語”――腕が立つうえに魅力的なお医者さまは、まさに女性の憧れ。そんなドクターに恋をしてしまったら? 
  • 未来への扉
    4.0
    ローレルはグレイ家の広大な屋敷の門の前に立った。今日からここで養育係としての新しい生活が始まる。紛争地域で過ごした過酷な日々の記憶を葬り去り、静かに暮らすことが今の夢だ。その夢を、グレイ家の当主チャールズが無残に打ち砕いた。人を寄せつけない表情で君は若すぎると言い渡し、いきなりローレルを解雇したのだ。だが、チャールズの娘を一目見たローレルは確信した。母親を亡くして傷ついたこの子には私が必要だ。そしてたぶん、頑固すぎる父親にも。■養護施設を運営する教会の前に捨てられていた三姉妹、ローズ、リジー、ローレル。「十二時の鐘が鳴るまで」と「恋のレシピはいかが?」でリジーとローズの物語をお届けしてきました、今月は残るひとり、末っ子のローレルがヒロインです!
  • 裏切りのハネムーン 三人の無垢な花嫁 I
    4.0
    オフィーリアが長く面倒を見てきた祖母が亡くなり、遺言状が読みあげられるときがきた。その席にリサンダー・メタクシスも立ち会うと知って、オフィーリアは内心穏やかでなかった。祖母が住んでいたマドリガル邸は、もとはメタクシスの一族の所有で、リサンダーはここを買い戻そうと躍起になっていた。とはいえ、彼が呼ばれる理由はないはずなのに。間もなく、驚愕の内容が明かされた。屋敷はオフィーリアとリサンダーに遺贈。ただし両者の結婚が条件。まさか。彼と結婚するなんてありえない。■お待ちかね、リン・グレアムの三部作がスタートいたします。主人公たちはすべて父親の異なる三兄妹。離れ離れに育った彼らの出生の謎が少しずつ明らかに。来月もお見逃しなく!
  • 禁断の口づけ 危険を愛する男たち VI
    3.0
    海軍特殊部隊SEALで極秘任務に就くクラッシュは、身に覚えのない殺人容疑で逮捕された。あらゆる証拠が彼の有罪を示すなか、無実を信じて面会に訪れてくれたのは女友達のネル。1年前、母親がわりの女性が急逝したとき、クラッシュは悲しみを忘れるために彼女と夜をともにした。だがネルの一途な想いに気づいてから、惹かれる気持ちを必死に抑えつけてきた──危険とともに生きる自分は、愛はおろか明日さえ約束できないから。あれは過ちだったのだ。今ふたたび彼を心配するネルにクラッシュははっきりと告げた。「帰ってくれ」
  • 隣人の華麗な誘惑 パークアベニューにようこそ II
    3.0
    高級アパートメントに住むキャリーは、毎晩のように、あることに悩まされている。隣の部屋に悪名高いプレイボーイのトレントが住んでいて、彼のもとを訪れる“トレント部隊”なる女性たちが間違ってキャリーの部屋のドアベルを鳴らすのだ。おかげで睡眠不足とストレスにさいなまれ、ついに業を煮やしたキャリーは、トレントに直談判をしに行く。もちろんキャリーは、夢にも思っていなかった。トレントが今すぐ花嫁を娶らねばならない状況に陥っていて、まさかその花嫁候補として目をつけられてしまうとは。◆作家競作六部作〈パークアベニューにようこそ〉二話目は、人気作家ローラ・ライトが筆を執ります。前作のヒロインを悩ませた差出人のない脅迫状が、今度はトレントのもとに届いたようで……。来月は、カスピア国の王子が登場します。
  • 無邪気なキューピッド
    3.0
    別れてから四年たってもリックは相変わらずハンサムだった。弁護士になり、高価なスーツに身を包んでいる今はもっと……。彼との予期せぬ再会にイザベルは動揺したが、リックが別の女性と婚約したと知って、さらに彼女の心は乱れた。二人で過ごした日々がよみがえり、胸を締めつける。あのころは確かに愛し合っていたはずなのに、彼は自分だけの夢を追い、イザベルを捨てて都会へ出ていった。すべては過ぎたこと。忘れようといくら自分に言い聞かせてもイザベルは彼を忘れられなかった。そして、実はリックも彼女を。再会した今、初めて彼もそれを知った。
  • 恋に落ちたシチリア
    5.0
    エマは十カ月になる息子をかかえ、生活苦にあえいでいた。富豪の夫ヴィンチェンツォとは、別居して一年半になる。エマが子供を産めない体と診断されたのが要因だったが、皮肉にも家を出たのち妊娠がわかり、夫には知らせず出産した。旅先のシチリアで出会って電撃結婚したものの、幸せではなかった。離婚して少しばかり財産を分与してもらえないだろうか?エマはようやくヴィンチェンツォとの面会を取りつけた。意外なことに、彼は離婚したくないと言う。そして、どうしても離婚に同意してほしければ、最後に一度だけ、君とひと晩過ごしたい、と……。
  • 熱砂の烙印
    4.0
    心を病んだ母親が自ら命を絶ったあと、ジェイはアメリカを離れた。たった一人で看病をしながら救急医として働き、若者らしい楽しみも恋もないまま二十八年生きてきたのだ。亡き父の国ダムホールで、人生の再スタートを切るつもりだった。現地の医師団に参加した彼女は、外科医マレクと出会う。運命だった。命を救う闘いを共にするうち、二人は強く惹かれ合った。初めての恋。けれどそれは淡くもやさしくもなく、灼熱の砂漠のように彼女を熱く焦がした。だがマレクは、ジェイの純潔をぎりぎりのところで拒み続ける。医師であると同時に王位継承者でもある彼は、妻を選べない立場にあることを、どうしても言い出せないのだった。◆砂漠のメディカル・ロマンスの新星、オリヴィア・ゲイツの登場です!熱くせつないロマンスと緊張感漂う医療現場。読みごたえたっぷりの新人作家の作品は、7月20日刊D~1318でもお楽しみいただけます。◆
  • 招かれざる求婚者 危険を愛する男たち IV
    4.0
    メロディは妊娠7カ月目に入り悩んでいた。子供の父親に、妊娠したことを知らせたくないのだ。7カ月前、中東でテロ組織に人質にされた彼女は、海軍特殊部隊SEALの将校ジョーンズに救出され、たちまち恋に落ちた。危険の中で生きる非凡な彼に愛されるはずがないと知りながら……。夢のようなひとときを過ごしたあと、メロディは自ら別れを告げた。ところが今日、突然ジョーンズが現れ、大きなお腹を見て顔に固い決意を浮かべた。きっと彼は責任を果たすためにプロポーズする気だ。でも私は愛のない結婚なんて絶対にしない!
  • 翼をなくした天使
    5.0
    アニーは裕福な親の元を離れ、掃除人として自活することにした。ある家に掃除をしに行ったとき、彼女は奇妙な男性に出会う。まだ若くてハンサムなのに、どうしてこんなに暗い顔なの?不思議に思ったところ、人づてに彼は昔パイロットだったとき事故に遭い生きるか死ぬかの重傷を負ったという話を聞いた。それ以来、世捨て人みたいに引きこもって暮らしているらしい。もう一度笑顔を取り戻してもらいたい――いつしかアニーはそう強く願うようになった。彼の冷淡さの裏に優しさが隠されているのを見たからだった。
  • 貞淑な唇
    3.0
    ★生まれる時代を間違えた戦士――彼こそわたしがすべてを捧げるヒーロー。★誰かがわたしを狙っている。身に覚えはないけれど、確かに危険が迫っている。つぎつぎにふりかかる災難は、いったい誰のしわざなのだろう?職場を変え、住む町を変えても、不安は消えない。華奢な体で必死に護身術のレッスンを受けながらも、レジーナはひどくおびえていた。頼れるのはただひとり、レッスンの指導者ライリーだけだ。危険なほど強く、罪深いほどセクシーな男性。出会ってすぐに、レジーナにははっきりとわかった。彼ならわたしを守ってくれる。必ず。
  • ボスにさよなら
    3.0
    ニコールはボスであるルークと、体だけの関係を続けている。本来、気軽なつき合いをするタイプではないが、魅力的なルークとのやり取りは楽しく、彼女は満足していた。そんなある日、ささいなことがきっかけで、ニコールはとんでもない事実に気がついてしまう。なぜ今まで気づかなかったのかしら。私はルークを愛してしまった……苦しいほどに。もはやこんな関係は続けられないと、ニコールは別れを決意した。きっとルークも、終わりの日がきたとあっさり受け入れるだろう……。だが彼は、ニコールが予想もしなかった行動に出た。
  • 誘惑される理由
    4.5
    サマンサは、幼なじみのジョニーに長いあいだ片思いをしてきた。だが二年前、淡い恋はあっけなく散った。彼がイタリア人女性と、電撃的に結婚してしまったのだ。サマンサがアレッサンドロ・ディ・リヴィオに出会ったのは、ジョニーの結婚披露宴の席上だった。花嫁の兄であるアレッサンドロは、なぜか、サマンサに敵意に満ちた視線を向けてきた。そしてそれは、以後二人が顔を合わすたびに繰り返された。どうしてなのかしら……なぜ彼は私を嫌うの?その答えは、ある日突然明らかになった。
  • 愛する人はひとり
    4.0
    プルーデンスがニコロスと結婚して八年の月日がたった。彼はギリシアでも有数の大企業の最高経営責任者だが、八年前は違った。倒れかけた会社を救うため大富豪の相続人プルーデンスと仕方なく結ばれたのだ。しかも本当の夫婦になったことはなく、彼には複数の愛人がいる。プルーデンスはそんな関係がいやになり、離婚を切り出した。ところがニコロスの答えは予想外のものだった。彼は形式だけの結婚を本物にしたいと言い出したのだ。君が妊娠を望むなら子どもの父親になってもいい、と。今さらどうして?当然、プルーデンスは拒絶した。★リン・グレアムがギリシア人富豪をヒーローに、アテネとイギリスを舞台に繰り広げる情熱的なストーリーをお楽しみください。★
  • 孤独な富豪
    5.0
    ホリーはそのイタリア人男性に愛されていると信じていたが、そうではなかったばかりか、知らぬ間に犯罪の片棒を担がされていた。イギリスに帰りたい一心で、ひとりローマ行き列車に飛び乗ったものの、車内を警官が巡回している!ホリーはとっさに一等車のコンパートメントに逃げ込んだ。そこには鋭い目をしたマッテオという判事が乗っていて、彼はホリーが警察に追われる身だと即座に見抜いた。だがなぜか警察には突き出さず、彼女を屋敷へと連れ帰る。ほっとしたのもつかの間、彼にパスポートを取りあげられ、ホリーにとって、不安に満ちた日々が始まった。★イタリアものに定評のあるルーシー・ゴードン。これまで数々のイタリア人ヒーローを生み出してきました。今月はゴージャスな外見の裏に深い苦悩を抱えているらしい判事が登場。謎めいた展開に目が離せません。★
  • せつない選択
    4.0
    仕事がらみで、気が進まないツアーに参加したヘザーは、集まったメンバーを見てショックを受けた。ツアー・リーダーを務めるのは、ハンター・ブラドック――十年前、三カ月間だけヘザーの夫だった男性だ。ヘザーは交通事故で重傷を負った母親の生活を支えるため、結婚したばかりの愛する夫のもとを去ったのだった。ハンターはきっと今も、勝手に家を出た私を許していないだろう。旅行の間、ハンターとはできるだけかかわらないようにしよう。今でも彼との別れを思い出すと胸が張り裂けそうになるのに、現実の彼を見たら、心も体も彼を求めてしまうに違いないから。★その結婚は、互いの心を深く傷つけたまま十年間も中断しています。ベテラン作家バーバラがひさびさに放つのは夫婦再会の物語です。★
  • 情熱の目覚め
    4.0
    幼少期に父を亡くした玩具デザイナーのセイラは、男性への接し方がわからないまま二十六歳になった。そんな彼女を見かねて、同僚が恋のマニュアルを作る。ステップ一――~さりげなく物を落とし、会話の糸口をつかむ~セイラは食堂に向かい、標的の前にフォークを落とそうとするが、緊張のあまり別の男性の上に皿ごとひっくり返してしまう。不運にも、相手はセイラが社内で最も恐れるマットだった!いつも不機嫌な顔で、眼光が鋭く、会話すらしたことがない。身をすくませ叱責を待ち受けていると、思わぬ言葉が聞こえた。「きみは大丈夫かい?」そしてマットは優しく彼女の手を取った。★本年度RITA賞ロマンティック・サスペンス部門で最終に勝ち進んだジョー・リーの痛快ラブロマンスをお贈りします。恋に奮闘する奥手なヒロインに声援を送りたくなる一作です。★
  • 恋するキッチン
    3.0
    エイダンは、弟ケビンがコリーナとの婚約を一方的に破棄したと知り、不実な弟にすさまじい怒りを覚えると同時に、ひそかな喜びを感じずにはいられなかった。コリーナは、彼のテレビ局で放映している料理番組の司会者だ。友人として、以前エイダンはコリーナを家に連れていったのだが、プレイボーイの弟が彼女を気に入り、二人は交際を始めた。人知れずコリーナに欲望を感じていたエイダンは、彼女を弟に引き合わせたことを後悔していた。そして今、ついに彼女を自分のものにするチャンスが到来したのだ。慎重かつ確実に、コリーナを誘惑しよう。エイダンはさっそく行動に出た。★先月お届けしました「誘惑マニュアル」のスピンオフ作品です。何やら不穏な雰囲気だったコリーナとケビンですが、やはり二人の恋はうまくはいかなかったようです。傷心の彼女に迫るのは、ケビンの兄エイダン。先月に続きホットな一作となっています。★
  • ボスからのプロポーズ
    4.0
    ゾーイのボス、ニック・ベイトマンは不幸な生い立ちゆえに、早く結婚して家庭が欲しいと渇望している。だが彼は焦るあまり、いつも難のある女性を選び、あとになってからようやく過ちに気づくのが常だった。今回も例外ではなく、彼は土壇場で婚約者の本性を知って別れた。気落ちするニックを、ゾーイは部下として友人として慰めるが、あろうことか、燃えるような一夜をともにしてしまう。翌日、ゆうべの出来事はなかったことにしようと約束し、二人はただのボスと部下という関係に戻ったかに見えた。数週間後に、ある事実が発覚するまでは。
  • あなたを忘れたい テキサスの恋
    3.7
    テリーはJ・Bに、七年ものあいだ片思いをしている。J・Bは富と権力を持つ名うてのプレイボーイで、身よりのないテリーを引き取ってくれた、彼女にとって家族同然の存在だ。いつかは彼が振り向いてくれるかもしれない……そんなテリーの淡い願いは、ある日J・Bに浴びせられた言葉によって完膚無きまでに打ち砕かれた。「僕がきみみたいな小娘を求めると思うか?」心を引き裂かれたテリーは、家を飛び出し、雨の中車を走らせた。ひどい雨と込みあげてくる涙のせいで、視界がぼやける。もうこんな思いをするのはいや。何もかも忘れられたらいいのに……。カーブを曲がりきれず、道に車が横転したのはそのときだった。★大人気シリーズ『テキサスの恋』の最新刊をお届けします。随所に登場する、懐かしい人物たちの近況にもご注目ください!★
  • 秘密への扉
    4.0
    ~真夜中の館~と呼ばれる屋敷を見上げながら、シリーニは自分の幸運に胸をはずませた。インテリアデザイナーのシリーニは、住み込みでこの壮大な屋敷の改修を手伝うことになった。館の主エイドリアンは、扱いにくい人だというが、こんなすてきな屋敷に住めるのならそんなことはかまわない。だが、その夜、眠れないままにベッドを抜け出した彼女は男性の声に思わず立ちすくんだ。「暑くて眠れないのか?」幻かとみまがうほどハンサムな男性が、じっとこちらを見ている。なんてすてきな男性。だけど、なぜあんなに悲しそうなの?リーニーはなぜか胸騒ぎを覚え、その場に立ち尽くした。
  • 愛を禁じた理由
    3.0
    社交に明け暮れる奔放な生活を送っていた十代の頃、エイミは思慮のなさから取り返しのつかない事故を起こした。罪悪感にさいなまれ、現実の厳しさに目覚めた彼女は、それ以来別人のように生活態度を改め、今は外科医ニックの有能な秘書として働いている。ある日、ニックの両親の屋敷に招かれたエイミは、彼の兄で著名な実業家ジョナスと出会う。プレイボーイと噂され、圧倒的な魅力を放つ彼をひと目見て、エイミは激しく惹かれた。いったいどうしたというの?この九年、幸せにつながるものすべてを自らに禁じてきたのに。
  • 愛という名の鎖
    2.8
    イギリスの競技場ではラグビーの試合が始まろうとしていた。サンタリア公国のゴージャスな大公カスペルが観覧するとあって、観客はわいているが、ウエイトレスのホリーはうわの空だった。昨夜、婚約者から別れを切り出され、絶望のどん底にあったのだ。大公一行に昼食を給仕している最中、思わず涙ぐんだとき、ホリーにティッシュを渡してくれたのは、なんと大公だった。しかも、いきなり彼女を口説きはじめるではないか。甘い言葉にうっとりしていたホリーは気づくはずもなかった、試合を中継していたカメラが二人に向けられたことも、それがどんなスキャンダルを巻き起こすかも……。■情熱的な作風で人気のサラ・モーガンが、熱い誘惑に彩られた新たなおとぎ話を書きあげました。現代のシンデレラとなったウエイトレスは、愛を信じない大公の隠された秘密を突き止め、ハッピーエンドを迎えられるのでしょうか? ご期待ください。
  • 甘美な愛人契約 三人の無垢な花嫁 II
    3.3
    義姉が携わるチャリティ活動を助けるため、アビーはファッションショーのモデルを務めることになった。緊張しつつも颯爽とステージを歩くアビー。彼女の目は観客のひとりに釘づけになっていた。ニコライ・アーロフ、無数の浮き名を流すロシアの大富豪。ステージを下りると、彼からの誘いが待っていた。挙式直後に亡くなった夫への思いから一度は断ったものの、寄付への影響を考え、食事だけなら、としぶしぶ応じる。だが、着いた先はレストランではなく、ニコライの家だった。今晩、彼はわたしを帰さないつもり?■すべて父親の異なる三兄妹が主人公で、離れ離れに育った彼らの出生の謎が少しずつ明らかに。
  • 運命がほほえむ日
    3.5
    通訳サービス社に籍を置くアレックスは急な仕事の依頼を受けた。折から休暇から戻ったばかりで、スキー帰りの着ぶくれした姿のまま先方に駆けつけると、急病になった中国語の通訳に代わる人材が必要だという。中国語には自信のあるアレックスだが、依頼主のマックスが求めているのは語学力より社交の場に出ても見劣りしない容姿と品格だった。面接に現れたマックスは彼女を眺めまわしたあげくに言った。「イメージチェンジをするのはいやかな?眼鏡をコンタクトレンズに換え、ドレスを買い、髪形も変えて……」
  • 砂漠の小さな王子
    4.0
    ヴィヴがかつて愛したガーリブは、オムラーニア国のシークだった。皇太子であり外科医である彼は、立場と職務を優先し、ヴィヴとの関係をひた隠しにしたばかりか、泣いてすがる彼女を、さよならも言わず捨て去った。思いがけない愛の遺産を彼女に宿して……。ヴィヴは、ガーリブが知るよしもないその贈り物を糧に生きた。そして七年が過ぎたとき、彼女はある固い決意を胸に、ふたたびガーリブのもとを訪れる。今の彼が、すべてを知るに値する男性かどうか見極めるのだ。それまでは隠し続けなければ。彼と私の息子のことを。■傲慢だけれど痛いほどの愛情を注ぐヒーローと、身分の違う男性への切ない愛を心に秘めるヒロイン。オリヴィア・ゲイツならではのエキゾチックで情熱的なロマンスの世界を、どうぞご堪能ください。
  • 一夜の絆 ドクターと見る夢 I
    3.0
    ベスはいまだに自分のとった行動が信じられなかった。男性についてはとりわけ慎重なはずの彼女が、金曜の夜、出会ったばかりの男性とベッドをともにしてしまったのだ。緑の瞳が印象的なゲイブは、ベスを優しく包みこみ、ときに激しく、繰り返し愛してくれた。ベスも、一夜限りの相手に奔放に応えた。ところが翌週、ベスの働く病院に現れた新任の外科医は、なんと週末の夜の情事の相手、ゲイブだった!ベスはうろたえながらも、心を決めた。あの夜のことは胸に封じこめ、彼とはあくまで医師と看護師として冷静につき合っていこう、と。だが、そんなベスの決心を、予想外の出来事が粉々に打ち砕いた。
  • 天使を拾った夜
    4.5
    エンジェルは7歳で最愛の母を亡くしたあと、暴力を振るう父から逃れ、里親の家を転々としてきた。大人になった今も“我が家”を知らず方々を渡り歩いている。先日、雇主から嫌がらせを受けて勤め先を辞めたのを機に、新天地を求めてヒッチハイクをすることに決めた。ある大雨の夜、エンジェルは美しい瞳の男に拾われる。ロイヤルと名乗る彼は、今夜家に泊めてくれるだけでなく、家政婦の仕事を提供してくれるという。あまりに親切な申し出に戸惑いながらも彼女は承諾するが……。
  • 貴婦人の秘密
    4.0
    エリザベスは友人宅で偶然、幼なじみに再会して言葉を失った。魅力的な微笑をたたえたサー・リチャード・ナイトリーは、少女のころからひそかに想いを寄せる相手なのだ。親に決められてリチャードの許婚となったエリザベスは、16歳のとき、彼に愛されていないことを知って結婚を断った。今、優美な淑女に変身した彼女にリチャードは目を奪われている。だが何も知らない彼に、あの秘密を悟られるわけにはいかない。戦争中、負傷して一時的に視力を失った彼を看病し、彼を想うあまり夜をともにした“メアリー”は私だということを。
  • 女相続人ケイシー
    4.0
    “48時間以内に結婚し、最低1年は夫と一緒に暮らすこと”亡き祖父がケイシーに課した遺産相続の条件――その狙いは、一家の顧問弁護士と彼女を結婚させることだった。だが鼻持ちならない彼を忌み嫌うケイシーは、屋敷を飛び出すと、男性客でごった返す街のバーに飛び込み、声を張り上げた。「夫が必要なの。独身で、最初に立候補した人と結婚するわ」静まり返る店内に、たったひとり名乗りをあげた男がいた。奥の暗闇から現れた美しい顔と世にも冷たい瞳を見た瞬間、危険を感じると同時に、ケイシーは心を奪われた……。
  • 不器用なダーリン
    3.0
    親友に会うためテキサスを訪れたジャニーンは、バーベキューパーティで、親友の親戚にあたる牧場経営者ジョーダン・クレンショーと出会う。ジョーダンは背が高くてとてもハンサムなくせに、ぶっきらぼうで愛想のかけらもなく、第一印象は最悪だった。あろうことか、親友の子供たちが体調を崩したため、ジャニーンは彼の家に数日間滞在させてもらう羽目になる。もちろんジョーダンは、迷惑きわまりないと言わんばかりだ。だがジャニーンはまだ知らなかった。冷たい態度の裏にひそむ、彼の本心を。■D~1093「仕組まれた一夜」、D~1143「強引な結婚」といった、クレンショー家を描いたアネット・ブロードリック作品の関連作です。今回のヒーローも、クレンショー家の一員らしい魅力あふれる人物です。どうぞお楽しみください。
  • プリンセス・レッスン 愛の国モーガンアイル I
    4.0
    八年前にモーガンアイル国の王子フィリップと婚約して以来、ハンナは彼の妻になるべく花嫁修業にいそしんできた。週末に友人と遊びにも行かず、数々のレッスンをただ受ける日々。でも、ハンナは少しもつらくはなかった。定められた縁談とはいえ、ひと目会った瞬間フィリップに恋をし、彼の隣にいられる日を待ち焦がれてきたからだ。そして、ついにモーガンアイルに移り住む日が訪れた。不安を感じていたハンナも、国民の温かい歓迎に胸をなでおろす。大丈夫、この美しい国で幸せに暮らしていけるわ……そんな淡い期待を打ち砕いたのは、夫となるフィリップだった。◆ヨーロッパの小国モーガンアイルを舞台にした三部作〈愛の国モーガンアイル〉が今月よりスタートします。王族ならではの高貴なロイヤル・ロマンスを、どうぞお楽しみください。◆
  • 冷たいハネムーン
    3.5
    インテリアデザイナーとして前途洋々のはずだったマロリーは恋人スティーヴにだまされ、会社のお金をすべて持ち逃げされた。残ったのは多額の借金と愛犬チャーリーだけ。その借金を肩代わりして彼女を救ったのが今の夫トールだ。交換条件として結婚を求められ、しかたなく応じたマロリーは建設会社を経営する彼の客をもてなす女主人役を務めてきた。恋人を忘れられないまま、形だけの夫婦生活を続けていたある日、トールが突然スコットランド高地にある荒れ果てた古城を相続し、会社も家も売ってそこに移り住むと言いだした。またしてもマロリーに選択の余地はなく、新たな生活が始まった。◆日本でも多くの読者に愛されているジェシカ・ハート。今年度RNA(英ロマンス作家協会)が贈るロマンス小説の賞で栄誉あるファイナリストに輝いた彼女の新作をお届けいたします。◆
  • パリに逃れて 華麗なるシーク II
    4.0
    まだ見ぬ父にひと目会いたくなり、アラブのアル・アンカラ王国を訪れたライラは、娘を政略結婚の道具にしようと企む父に幽閉されてしまう。このままでは野蛮人のもとへ売り飛ばされる。彼女は監視の目を盗んで脱出し、沖合いに浮かぶヨット目指して、鮫のいる海に入った。だが、無謀な行為を見とがめた男性に連れ戻される。翌日、その男性と再会し、彼が皇太子のハリルと知って、ライラは敵とも味方ともつかぬ彼に一か八か訴えた。「わたしは結婚を強要されているの」◆S・マートンがお届けする三部作はアラブのシークたちがヒーロー。全員がアメリカの大学で学び、固い友情でむすばれています。第二話は中東の王国からの脱出を図るヒロインの華麗なストーリーです!◆
  • 嘆きのウエディングドレス
    4.3
    親友ビアンカの結婚式に招かれ、エリザベスはミラノへと発った。結婚前のパーティが続いたある夜、ビアンカの婚約者、ルチアーノの魅力に屈し、エリザベスは彼にキスをしてしまう。これはまさに親友に対する裏切りだ。彼女は自分を激しく責めた。だが挙式直前、エリザベスの兄がビアンカと駆け落ちするという、とんでもない事件が持ちあがった。兄は会社の金を横領したうえに花嫁を連れ去ったらしい。「兄さんを刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」脅迫めいたルチアーノの求婚に、エリザベスはなす術もなかった。★ヒーローに追いつめられるエリザベス。ドラマティックな恋を描いて人気のミシェル・リードの新作をお届けいたします。★
  • 子爵の誘惑
    3.7
    領主のヘルフォード子爵は結婚の必要に迫られていた。過去に恋人に裏切られたせいで、もはや愛など信じてはいない。家柄が良く財産があり、貞淑な美人なら誰でもかまわない!彼はある伯爵令嬢を選び、田舎の屋敷で求婚する手筈を整えた。やや捨て鉢な気持ちで、猛スピードで馬車を駆っていた彼は、領地に入ったところで村の若い女を危うく轢きかけてしまう。道に倒れた女は顔を上げ、美しい瞳で彼を鋭くにらみつけた。その瞬間、恋はしないと誓った子爵がふたたび恋に落ちた。プロポーズを待つ花嫁候補が、今にも到着する直前のこと……。
  • オフィスの秘密
    3.0
    RJ・メイトランドは人生最大の窮地に陥っていた。富も名声も手に入れたかに思われた彼が妊娠した恋人を無責任にも見捨てたと疑われたのだ。幸い疑いは晴れたものの一度傷ついた評判はなかなか回復しそうにない。家庭的だということをアピールするのがいちばんだと考えたRJは秘書のダナに便宜結婚を提案した。上品でお堅い彼女なら妻役にぴったりだろう。すべてうまくいくと思えた計画だった。ダナが結婚の条件を切り出すまでは。★NYタイムズのベストセラー作家ローリー・フォスターの登場です。ホットかつ歯切れのよい作風で読者の熱い支持を集める人気作家のひさびさの新作をお楽しみください。★
  • 永遠を紡ぐ家
    3.0
    この冬、シエラ・マッケトリックは強い反発を胸にインディアン・ロックに帰ってきた。息子の喘息を治すため、彼女を捨てた母の援助を受け入れたのだ。古い屋敷に不思議な懐かしさを覚えながらも、シエラは自分に言い聞かせた。約束の1年が過ぎればすぐにここを出ていく、と。時は変わり1919年、同じ屋敷でハンナはこの地を離れる決心をつけかねていた。夫を失った後、幼い息子とともに義弟に頼ってばかりもいられない。だが、いつしか義弟の熱い目差しに身を委ねたいと思い始め……。異なる時代に生きた二人の女性のロマンス。
  • 熱い復讐
    3.6
    エリーズは夫の葬儀のさなか、くずおれそうになるのをこらえていた。夫はエリーズを脅迫までして結婚へ持ち込んだものの、散財と浮気を繰り返したあげくに亡くなった。ローマに彼が購入したアパートメントを売却しなければ、明日からの生活にも困窮するだろう。途方に暮れるエリーズに、意外な人物が助けを申し出た。夫の雇い主で大企業の経営者ヴィンチェンテだ。危険な光を放つ彼の瞳に魅せられたように、エリーズはローマへ一緒に行くことを承諾してしまう。★ルーシー・ゴードンがハーレクイン・ロマンスに初登場!めくるめく復讐劇を力強い筆致で描きます。★
  • ラベンダーは危険な香り
    4.0
    名門ロリマー家の後継者ケイドはメイン州沿岸の小島を訪れた。行方不明だった養父の孫娘がそこで暮らしているとの情報を得たのだ。しかしケイドは、その女性は孫娘になりすました詐欺師と踏んでいた。養父の莫大な財産をねらっているに違いない。一方、テスは突然現れた見知らぬ男に恐怖を覚えた。死んだと聞かされていた祖父のデルは生きていると告げられ、一緒にデルに会いに行こうなどと勝手なことを言われても……。心を見透かすような鋭いまなざし、強烈なセックスアピール。あらゆる意味で私の平穏をかき乱すけれど、そんな彼には屈しない。
  • 冷酷なフィアンセ
    3.0
    リリーは年老いた大叔母に代わって慈善団体を運営しているが、財政状況は厳しく、団体は存続の危機に直面していた。そんなとき偶然知り合った資産家のパオロの途方もない申し出にリリーは当惑しながらも応じざるをえなくなった。慈善団体に資金提供してもらう代わりにパオロの病気の母親を安心させるため、彼の婚約者のふりをすると。嘘をつくのはいや。でも私を頼りにしている人たちのためを思えば……。ただ、リリーはうまく婚約者の役を演じる自信がなかった。ハンサムなパオロがあまりにも魅力的で、その笑顔を見るだけでうっとりしてしまうようでは……。★愛を信じない彼の心を、ヒロインの愛が解きほぐすことができるのでしょうか。彼女の優しくも毅然とした態度や純粋さがとてもキュートです。人気作家ダイアナ・ハミルトン、久々の新作です。★
  • 禁じられた言葉
    3.5
    情熱的な夫ジャンフランコに愛されていないとわかっていてもデヴラはいまの暮らしに満足しているつもりだった。少なくとも夫はわたしを求めているし、愛人になることを拒んだわたしを妻にしたくらいだから。ただ、子供が欲しいという願いはずっと胸にしまいこんでいた。病気が原因で妊娠は望めない体になっていたものの、愛する男性の子供を産む夢はあきらめきれない。そんなとき、妊娠する可能性はゼロではないと医師から告げられ、デヴラは希望を抱いた。ところが、それを打ち砕いたのは夫だった。子供はつくらない。ジャンフランコは冷ややかに言い放った。
  • 初恋の忘れ物 都合のいい結婚
    4.0
    ミッチ・ヴァレンタイン――高校を出て路上生活を送り、初めて作ったビデオゲームが大ヒット。やがてソフトウェアの開発に乗り出し、出版の分野にも進出。二十八歳にしてふたつの会社を所有する……。ケリーは職場の同僚から渡された新聞を食い入るように見ていた。名前は違うけれど、彼は高校時代の恋人、マイケルに間違いない。十年前、彼女を捨てて姿を消した、あのマイケルに……。ケリーは私立探偵の兄に頼んで彼の行方をずっと捜していた。今では九歳になる娘のことを伝え、彼が父親なのだと告げたくて。写真で見る彼はたくましく、自信にあふれ、何もかも魅力を増している。でも、この目と口元はよく覚えている。彼以外にはありえない。ケリーは地元の大学で催される彼の講演会に、すがる思いで向かった。★12月に続き、人気連作「都合のいい結婚」の最新作をお届けします。今回は前作にも登場したケリーとその娘のディディが主人公です。おなじみの人々が繰り広げる心温まる物語をお楽しみください。★
  • 白ワインは罪の味
    3.0
    ブルック・ギャリソンはバーのカウンターに座り、白ワインを口にした。二十八歳にして初めてアルコールに手を出したのには訳がある。先ほど亡き父の遺言状が公開され、父に隠し子がいたとわかったのだ。大好きだった父が、長いあいだ家族を裏切っていたなんて……。心の痛みを麻痺させようとワインをグラス半分ほど飲み終えたとき、ブルックの目にジョーダン・ジェフリーズの姿が飛びこんだ。ジョーダンはギャリソン家とは長らく敵対関係にある男だ。会うたびに彼に魅力を感じつつも、縁のない相手と胸に言い聞かせてきた。でも、今夜はいいんじゃない?一族の問題など忘れたって。ブルックはワインの力を借りて、大胆にも彼に声をかけた。それがとんでもない事態を引き起こすことになろうとは思わずに。★六カ月にわたりお届けした〈マイアミで愛して〉も最終話。ラストを飾るのは双子の片割れブルックと、ギャリソン家の敵ジョーダンの物語です。二人の想いは一族間の溝を越えられるのでしょうか。★
  • 憎めども恋しくて
    4.0
    アラナは病院の待合室で、ラウル・マルシンが現れるのを待っていた。ラウルはスペインの侯爵で、二年前、アラナと彼は結婚を約束していた。しかし式を控えたある日、アラナは知ってしまった。ラウルは彼女を愛しているわけではなく、ただ跡継ぎを産むバージンの花嫁が欲しいだけなのだと。二度と会うまい――そう誓って彼のもとを去ったのに、また顔を合わせる日が来るなんて。しかもこれから彼に、残酷な知らせを告げなければいけない。そのときラウルが現れた。以前にも増して魅力的な彼を前に、アラナの胸は締めつけられた。
  • 口づけの行方 テキサスの恋
    3.4
    アイヴィは物心ついたときから、自分勝手な姉に振りまわされてきた。美しい長女だけを溺愛していた亡き父が、遺産のすべてを姉に遺したため、今では経済的にも苦しい日々を強いられている。そんなアイヴィの心の拠りどころは、親友のメリーだ。ある日、メリーの家に泊まったアイヴィは、真夜中のバスルームでメリーの兄スチュアートと鉢合わせてしまう。アイヴィは彼が苦手だった。そばにいるとどうも落ち着かなくなる。しかも彼は、アイヴィが姉と同じく奔放で遊び好きだと思いこみ、辛辣な態度で接してくるのだ。だが、その夜のスチュアートはいつもと少し違った。不可解なまなざしを向けてきたかと思うと、突然、アイヴィにキスをした。★人気ミニシリーズ〈テキサスの恋〉の最新作をお届けいたします。初めての恋心に揺れるヒロインですが、彼の態度は冷たくて……。おなじみのジェイコブズビルの面々も多数登場いたします!★
  • クリスマスに再会
    3.5
    双子の姉が緊急入院したと聞き、ブロッサムは子守りに駆けつけた。夜、子供たちがようやく寝てくれたとき、来客があった。ザック・ハミルトン。姉の夫が勤める会社のオーナーだ。長身でハンサムなザックに、ブロッサムは心を動かされたものの、過去のつらい経験から、もう恋はしないと決めている。ザックの強引な誘いにも抗いつづけた彼女だが、ついに食事に行く約束をしてしまう。退院してきた姉は彼の女性遍歴を耳にしていて、あんな男性は絶対にやめたほうがいいと忠告する。わかっているわ。一度つき合うだけ。絶対に、二度目はない。
  • ヴィーナスの目覚め
    4.0
    アレサンドロは高級車を降り、荒れ果てた屋敷を見つめた。ここにトマソの孫娘、ローラ・ストウがいるはずだ。“孫娘を見つけ、イタリアに連れてきてほしい”亡き父の共同経営者であるトマソにそう頼まれたのは、数日前のこと。孫娘を連れて帰れば会長職を辞すると約束され、アレサンドロは会社の全権を得るため、イギリスにやってきたのだ。とにかくローラに会って任務を果たしてしまおうと、彼は屋敷の近くにいた使用人らしき女に話しかけた。まさかこの不器量でずんぐりとした無愛想な女性が、当のローラ・ストウだとは思いもせず。★人気作家ジュリア・ジェイムズの新作をお届けします。人里離れた場所で一人暮らすローラ。幼い頃に自分を捨てた父方の祖父にイタリアに呼び寄せられ、彼女の運命は一変します。★
  • ボスと愛人契約
    3.0
    「親友の結婚式でハワイに行くから、一週間だけ入れ替わって」秘書をしている双子の姉に頼みこまれたティーガンは、ボスはそのあいだ出張中なのでばれはしないと説得され、承諾した。だが当日になって予定が変わったらしく、出張は中止に。ティーガンはひやひやしながら、姉のボス、マーヴェリックに仕える羽目になる。幸いマーヴェリックは、彼女の正体を露ほども疑っていないようだ。なんとか無事に初日をやり過ごし、ティーガンは安堵してオフィスをあとにしようとした。そのときだった。彼女は不意にボスに呼び止められて……。★年の瀬が近づいてきたこの季節にぴったりな作品を人気上昇中のトリッシュ・モーリがお贈りします。姉になりすましてヒーローのもとで働き始めたヒロインですが、事態は思わぬ方向に向かっていきます。★
  • 捨てたはずの愛
    3.8
    シャネイは愛する三歳の娘ニッキと一緒に、パース郊外の公園でカーニバルの喧騒を楽しんでいた。そこで思わぬ相手と再会してしまう――夫の弟夫婦と。スペインの名家の一員で億万長者のマルチェロと結婚し、上流社会の生活に溶けこもうと努力したシャネイだが、夫に愛人がいるとわかり、マドリッドの屋敷を出て、故国オーストラリアに逃げ帰った。その後、妊娠が判明、娘を産んだことも隠してきた。しかし、すべて知られてしまったのだ。マルチェロはすぐにやってきた。娘を奪うために……。★情熱的で華麗な世界を描くヘレン・ビアンチン。今月はスペイン人富豪と結婚したヒロインの物語をお届けします。★
  • 王女の運命
    5.0
    地中海の島国ニローリでぶどうの木を枯らす病気が発生し、対策に奔走するマックス王子はいとこのローザに助けを求めた。ローザは幼いころから科学に興味を持ち、今はニュージーランドでぶどうの病気の感染を抑える研究をしている。マックスの求めに応じて帰国するローザの気持ちは複雑だった。十六歳のとき、年上のマックスに熱を上げたが相手にされず、それ以来、彼との間に見えない壁を感じているからだ。空港でローザを出迎えたマックスは、久しぶりに会った彼女がセクシーな大人の女性に成長しているのを見て唖然とした。だが、ローザはいとこだ。いくら謎めいた瞳に魅力を感じても。★家訓により親戚同士の婚姻が固く禁じられているニローリ王室。いとこに恋い焦がれる王女の運命はいかに?★
  • 水の都に魅せられて
    3.0
    「君をひと目見た瞬間、ベッドをともにしたいと思ったんだ」同僚の結婚披露宴に参加していたキャサリンは、知り合ったばかりの男性にそう告げられて、狼狽した。パーティの間じゅう、彼にじっと見つめられているのは知っていた。まるで……獲物を見定めるようなまなざしで。彼の名はニコラス・ゼンテナス。披露宴会場であるこの有名ホテルのオーナーだという。浅黒い肌と黒髪、そして端整な顔立ちが危険な雰囲気を醸し出している。警戒しつつも、キャサリンはニコラスの魅力に陶然となった。彼が残酷な復讐心を胸に秘めているとは、もちろん思いもしなかった。
  • 揺らめく羨望
    4.0
    久しぶりの休暇を控えた捜査官マギーは、友人の医師グウェンから深刻な電話を受けた。実家に帰ったまま連絡が途絶えた女性患者の足取りを調べてほしいという。患者とは距離を置くグウェンがこのような頼み事をするとは珍しい。マギーはどこか引っかかるものを感じた。翌日、例の患者が消えた町の近くで無数のドラム缶詰め死体が見つかった。まさか……。最悪のシナリオを覚悟し、マギーは休暇返上で現地に向かった。
  • 遥かなる心
    3.0
    我が子をこの手で抱けるかもしれない──やむを得ず手放した息子との再会を前にして、モリーは高まる期待を必死に抑えつけた。そもそも息子の養母は私の顔も見たくないはずなのに、なぜ招いたのだろう……。邸宅を訪れると、養母は不治の病に冒されており、思いがけず温かく迎えてくれる。だが養母の親しい友人、キーガン・マッケトリックはかつて一度会っただけのモリーを見るや否や、今すぐ町から出ていけと言い放った。彼女が息子を奪い返そうとしていると決めつけて。頭ごなしに侮辱され、モリーは激しい怒りに身を震わせた。
  • 百万ユーロの愛人 モンテカルロの誘惑 I
    3.0
    友人の結婚式の準備を手伝うため、ステイシーは一カ月の休暇を取り、美しき小国モナコへとやってきた。そこで新郎側の招待客、フランコ・コンスタンティーヌと出会う。世界的に有名なチョコレート会社の経営者で、とびきりのハンサムだ。フランコは、セクシーで派手な美女たちには見向きもせず、なぜかステイシーに興味を示し、ディナーに誘ってきた。戸惑いつつも誘いに応じたステイシーだが、その席で、彼はとんでもないことを言い出す。百万ユーロ払うから、モナコにいるあいだ恋人になってほしいというのだ。ただし、愛や将来の約束はいっさいなしという条件で。★きらびやかなミニシリーズ〈モンテカルロの誘惑〉が今月よりスタートします。世界有数の美しい地を舞台に繰り広げられる、億万長者との恋。来月は、同じく花嫁付き添い人としてモナコを訪れているマデリンのロマンスをお届けいたします。★
  • 偽りのダイヤモンド
    4.0
    ナターシャはイタリア人大富豪ラファエルの有能な家政婦。四年前、ラファエルは困窮して訪ねてきた彼女を雇い、以来、住み込みの使用人として家のことはすべて任せてきた。ある日、ラファエルの妹が失恋の痛手から神経衰弱で入院した。社交界の華である妹のニュースは、世間を騒がすに違いない。病状の悪化を心配したラファエルは、ふと妙案を思いつく。自分が電撃的に婚約を発表してマスコミの注意を引こう。妹が快復しだい、婚約は解消すればいい。そんな便利な婚約者として、彼はナターシャを選んだ――ひそかにラファエルを愛する彼女の気持ちなど気づきもせず。★ハーレクイン・ロマンスの人気作家シャロン・ケンドリックが贈る新作は、大富豪と家政婦の偽りの婚約に始まる切ないラブストーリー。後半、舞台はモロッコのマラケシュにあるシークの邸宅へと移り、エキゾチックな雰囲気を味わえます。★
  • 誘惑はシチリア式で
    3.0
    海辺の診療所で医師として働くアリスは仕事一筋。ある日、夏休みをとる同僚の代理でイタリア人医師が来ることになった。同僚によれば、彼の魅力にあらがえる女性はいないという。しかし、男女の愛など存在しないと信じるアリスには、なんの不安もなかった。実際にその医師ジオを目にするまでは……。およそ医師らしからぬ野性的な風貌、どことなく漂う危険な香り。短期間一緒に仕事するだけの間柄だもの、平気よ。必死で自分に言い聞かせたものの、ジオの滞在するはずだったフラットが手違いで契約できず、彼はアリスの家に泊まることになってしまった。★人気作家サラ・モーガンの新作をお届けします。ラスト二章は必読!シチリア人ヒーローならではのロマンチックな場面がお楽しみいただけます。★
  • 美しき女戦士
    3.5
    14歳のころから領主としてロマを治めてきたキャサリンは、イングランド宮廷からの知らせに愕然とした。かつて領主だった男の息子に、ロマを返還せよというのだ。そのうえ、そのサー・セネットの花嫁になるように、と。見知らぬ男と結婚するなんて、冗談じゃないわ!王の使者を追い返すと、あろうことか奇襲攻撃が始まった。またたくまに城を制圧したサー・セネットは、氷のように冷たく光る青い目で、情け容赦なくこう告げた。「おれはロマのすべてを要求する……きみ自身も含めて」
  • 誇り高き血
    3.3
    インディアン・ロックに越してきたばかりのエコーは、隣人の孫娘の誕生パーティーに招待されて、ためらいをおぼえた。子供たちの父親──ランス・マッケトリックは、エコーが町に着いて早々ちょっとした諍いをした相手なのだ。とびきりハンサムなことを差し引いても、彼の印象は最悪だ。だが妻を亡くしてから仕事三昧のランスは、今夜も出張で顔を見せないとわかった。安心したエコーがパーティーを楽しみ始めたとたん、空にヘリコプターが現れ、ランスが駆けつけた。そして輝くような笑みを浮かべ、まっすぐ彼女に向かってきた。
  • 近すぎて見えなくて 男たちの約束
    3.0
    転職先の新人研修を受けるため、ケンダルはタホへと車を走らせていた。五年間勤務したバートン社を辞めたのは、つい二週間前のこと。よりキャリアに繋がる仕事がしたいと思い、ボスであるマシアス・バートンに辞職を願いでたのだ。彼なら私の気持ちを理解してくれるはず――そんな期待も虚しく、ケンダルは裏切り者と罵られ、十分ほどで社を追い出されてしまった。あのときのマシアスの冷淡な顔を思いだすたび、胸が痛む。でも、元ボスのことは忘れ、新しい生活に集中しなくては。ケンダルはそう自分に言い聞かせた。まさかマシアスが追いかけてきているとは、夢にも思わずに。★〈男たちの約束〉第五話です。亡き友人のロッジでそれぞれ一カ月暮らすことになった六人。来月はついに最終話、最後の滞在者となったジャックの物語をお届けします。筆をとるのは人気作家スーザン・マレリーです。どうぞお見逃しなく!★
  • 意外な求婚者
    4.3
    エングルメア侯爵ニコラスは、これこそ正しい道だと確信した。清楚で真面目なセアラ・ウェリングフォードとの結婚。母を安心させ、子をもうけ、安定した家庭を礎に自由に暮らす。妻をめとる理由など、それ以外には何もない。セアラは借金のかたに薄汚い准男爵と結婚する気らしいが、理想の花嫁である彼女を、暗い未来から救ってやろうではないか。気の利いた思いつきに、ニコラスは自尊心をくすぐられた。だが、不遜な侯爵の計画に、間もなく誤算が生じる――想像以上に巧みな彼女のキスに、驚きと嫉妬を覚えたのだ……。
  • 幸運が瞬く星
    3.0
    久しぶりの故郷を前にして、シャイアンは深いため息をもらした。二度と会いたくなかったジェシー・マッケトリックを訪ねて、彼の土地を買収しなければならない。失敗すれば仕事を失ってしまう。目の前に現れたジェシーは今もポーカー三昧で暮らし、大富豪一族に生まれた恩恵を存分に受けていた。あの悩殺するような笑顔もそのままだ。ジェシーに夢中だったのは昔のこと──そう固く肝に銘じて、シャイアンは取り引きを申し出た。だがジェシーは聞く耳も持たない。シャイアンが食いさがると、ジェシーはある条件を出してきて……。
  • レディの願い
    4.3
    大おじの遺産のありかを示す大切な日記が盗まれた。メイは一計を案じ、三流の私立探偵に嘘の依頼をして事を荒立てさせ、日記が戻ってくるよう仕組むことにした。女好きで頭の悪い中年の探偵を手玉に取ればいい。借り物のセクシーなスーツを身にまとい、いかにも流行っていなさそうな薄汚い探偵事務所の扉を開けたメイは、完全に予想を裏切られた。ミッチェル・ピートウィックがこんなに若くて知的だなんて。内心の動揺を押し隠し、メイは話を切り出した。
  • ボスは独身貴族
    3.5
    カーリーンは家政婦の職を求め、大牧場主の家で面接を受ける。雇い主のウィンは若くして富豪となり、しかも容姿端麗ときたら、どんな女性もほうってはおかないだろうと考えていると、彼女の心を見透かしたかのように、ウィンが警告した――妻の座につくのが目的なら今すぐ帰ったほうがいい、と。ところが、翌日から働くことになったカーリーンは、ウィンの誘いをかけるような執拗な視線にとまどう。結婚には関心がないけれど、一夜の関係は望むというのね!怒ったカーリーンが辞職を申し出ると、ウィンは言った。「一夜の関係と結婚のあいだにはたくさんの領域があるんだよ」★ハーレクイン・ロマンスで大活躍のルーシー・モンローが、アフロディーテに初登場!本作は昨年11月に刊行された「遠まわりの初恋」(RX~7)の関連作品です。★
  • 野に咲く白薔薇
    3.3
    ★伯爵家の若君に舞い込んだ縁談の相手は、なんと身分の違う町娘~!15世紀末イングランド、キャヴェンディッシュ家当主の若かりし日の物語。★国王がアリシアの実父の名を知ったら、彼女を生かしてはおかないだろう。養父は幼い彼女の身を案じ、危険から遠ざけるためにキャヴェンディッシュ家の三男トーマスとの縁組を取り決めた。十年の歳月が流れ、輿入れの日がやってくる。十七歳のアリシアは妻となる覚悟に満ちていた。トーマスには婚約の折に会ったきりだが、心惹かれていたし、彼の心を勝ち得ることができなければ生きる道がないからだ。だが現実は困難の連続で、アリシアの心はずたずたに……。

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  • 嘘と愛の間で 秘密の扉が開くとき I
    4.0
    ベルは朝のテレビ番組の人気司会者として活躍中。そのうえ私生活では億万長者の妻となれば、人々の羨望の的だった。なのに、ベルはいつもむなしさを感じていた。私は本当の自分を巧妙に隠し、作られた人生を演じているだけ。夫のアイヴォにさえ、真実を話すことができずにいる。そもそも、彼との結婚生活に感情の入り込む余地などなかった。二人の結婚は、互いに望むもの――生活の保障とベッドの相手を手に入れるための取り引きにすぎなかったのだから。今さら愛が欲しいなどとどうして言えるだろう?だからベルは自分にできる唯一のこと――別れを切り出した。★ヒマラヤで親友となった三人の女性の物語を連続刊行いたします。過酷な地で誰にも言えなかった秘密を分かち合った三人は、帰国後、それぞれに新たな人生の一歩を踏み出す決意を固めて……。来月はバーバラ・ハネイがシモーネの物語をお届けします。乞うご期待!★
  • 無垢な誘惑
    3.0
    火事で自宅兼工房を焼け出された骨董品修復士のエミリーは、亡き祖父の顧客だった裕福な老人に呼ばれ、彼の家に工房を造ったので住み込みで働いてほしいと言われる。厚意はありがたいけれど迷惑はかけられないと思い、断るすべを考えていたとき、庭にヘリコプターが着陸した。颯爽と降り立ったスーツ姿の男性に、彼女は既視感を覚えた――二年前、よんどころない事情で潜り込んだ怪しげなパーティで、不埒な男に襲われそうになっていたところを救ってくれた男性だ!老人から甥のイーサンと紹介され、エミリーは胸を高鳴らせた。だが彼は冷たい目で、老人をたぶらかす愛人だと彼女を責め立てた。★序盤、ゴージャスで押しの強いヒーローがヒロインに冷徹な態度をとるシーンは、このあとどのようにラブストーリーが展開するのか思わず不安になるほど。ハーレクイン・ロマンスやイマージュで活躍するスーザン・ネーピアならではのドラマティックな物語。★
  • 冷酷な求婚
    3.7
    セバスチャンはオーストラリアでも指折りの大富豪。彼の恋人の座を狙う女性はごまんといる。そんななか、セバスチャンの屋敷で家政婦として働くエミリーは、彼が快適な生活を送れるよう心を砕くことで十分満足していた。そう、自分が彼に恋をしていることを思い知るまでは。でも、私が求めているのは彼のようなプレイボーイじゃない。結婚して平穏な家庭を築いてくれる誠実な男性よ。このままこの家で働きつづければ、私は不幸になる。辞表を出したエミリーにセバスチャンは言った。「夫と子供が欲しいなら、僕がかなえてやる。結婚しよう」★人気作家ミランダ・リーの身上はテンポの良さ。この作品も軽快なストーリー展開で皆さまの期待を裏切りません。お楽しみください。★
  • 魅入られた美女
    4.0
    グレースは培ってきたすべてを失いかけていた。大富豪ラファエルが会社への投資を引きあげるというのだ。そんなことになったら、大勢の従業員が路頭に迷う。グレースは、十分だけの面談の約束を取りつけ、彼が住むジャングルのロッジへと飛んだ。しかし何を言っても、ラファエルはまるで態度を変えず、彼女への侮蔑を隠そうともしない。追いつめられたグレースは、泊まっていけという彼の言葉に飛びついた――何が待ち受けているのかも知らずに。★無邪気なグレースにラファエルが仕掛けた罠とは?熱き楽園を舞台に展開する、切なく激しい恋を人気作家サラ・モーガンが巧みに描きます。★
  • 罪なプロポーズ 都合のいい結婚
    3.0
    シャーリーンには、どうしても許せない男性がいた。十年前、両親を亡くした彼女を見捨てた元恋人のブランドだ。彼に結婚を断られたために、シャーリーンは裁判に敗れ、幼い妹シシーの監護権は冷酷な叔母夫婦に奪われてしまった。そして妹は今や、身勝手で反抗的な娘に成長している。ある朝、仕事に出かけようとしたシャーリーンは、ソファに赤ん坊が寝かされているのを見つけて驚愕した。置き手紙によると、シシーがひそかに産んだ子らしい。だが、シャーリーンの目は手紙の一節に釘づけになっていた。“この子の父親はブランドよ”★十年間、憎み続けたブランドと再び運命的な再会を果たすシャーリーン。二人の恋のゆくえは?★
  • 恋はイタリアの薫り
    5.0
    会社をくびになって失意の底にいたフランは、立ち寄ったイタリアンカフェ店のオーナーのジオからオフィスマネジャーとして働いてほしいと誘われる。彼女はすぐにその願ってもない申し出を受け入れた。手とり足とり仕事を教わるうちにジオを慕うようになるが、彼は仕事一筋で、恋人などいらないのは明らかだったため、その想いを必死に打ち消そうとする。ところがある日、はるばるミラノから来る祖母のために、二週間だけ恋人のふりをしてほしいとジオに頼まれると、フランは気持ちを抑える自信もないままに承諾してしまい……。
  • 奪われた祝福の夜
    3.0
    結婚式を間近に控え、シャーロットは実家へと車を走らせていた。いまだ相手の男性を花婿として認めようとせず、財産目当てだと反対する両親と兄を今日こそ説得するつもりだった。ところが家に着くと、兄の友人だという男性ダミアンを紹介される。ダミアンはゴージャスで自信にあふれた、まさに億万長者の代表。婚約者とは正反対の男性に、シャーロットはいらだちをつのらせた。それに、彼はなぜ謎めいた熱いまなざしで私を見つめているの?あの視線がほのめかしているものは、いったい何?これから先、彼がどんなゲームを始めようとしているのか、シャーロットは胸騒ぎを覚え、どうしようもない不安に襲われた。★シャーロットをひと目見たとたんに運命の相手だと直感したダミアン。実力派作家エマ・ダーシーが渾身の力をこめて描く〈ひと目惚れ〉の恋のゆくえをお楽しみいただける一編です。★
  • 身代わり婚約者
    3.3
    ★国王がさだめた結婚に抜け道を探す二人。出し抜くつもりが出会いがしらに恋をして…。★時は十六世紀。泣く子も黙る偉大な国王ヘンリー八世から、会ったこともない二人の男女が結婚を命じられた。花婿となるのはサー・ブランドン・キャヴェンディッシュ――王の側近で、華やかな宮廷でも一、二を争う伊達男だ。婚礼の儀は三週間後と決められ、ついに遊び人のブランドンも身動きのとれない状況に陥った。しかも花嫁は大年増の魔女だという。彼は今後の対策を練るために親友を替え玉に仕立てあげ、自分は介添え役になりすまして、花嫁の住む城におもむいた。

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  • 無垢な情熱
    3.0
    恋人を亡くして心に深い傷を負ったクリントのために、サニーは家政婦として彼の家で働くことにした。表向きは身のまわりの世話をしながらも、新しい恋人を見つけてあげるのが真の目的だ。だが、もう誰も愛せないと思い込んでいる彼をその気にさせるような相手を探すのは困難だった。さらに困ったことに、クリントの高潔で誠実な人柄に触れるうち、いつしかサニーの中には恋心が芽生えていた。恋などしたことのない私が彼の心をつかめるわけがない。募る想いを抑え、サニーは彼に似合う女性を探し続けるが……。★想像力豊かなベテラン作家、ジョアン・ロスが描く、架空の町ウィスキーリバーが舞台の感動作。初めて恋をするヒロインのけなげな姿に思わず涙を誘われます。★
  • 罪深き結婚
    3.0
    ガブリエラは義理の兄ルーファスに恋をしていた――母がルーファスの父と再婚したその日から。だが、彼はそんなガブリエラの心を踏みにじり、金目当ての誘惑はやめろと冷たく言い放った。以来ガブリエラは彼を憎み続けてきた。六年後、ルーファスの父が亡くなり、意外な遺言が明らかになる。ガブリエラとルーファスが遺産を相続するためには、二人が夫婦となり、半年間一緒に暮らす必要があるのだ。憎悪をたぎらせたルーファスのプロポーズに、ガブリエラはイエスと答えるしかなかった。★すべての感情を互いに封印したはずの契約結婚。ところが挙式後すぐにその関係は崩れ去り……。愛しながらも口に出せない花嫁の切なさを、C.モーティマーが見事に描きます。★
  • シチリアの花嫁
    3.5
    シチリアへ向かう飛行機の中、チェシーは震えていた。大丈夫よ、私はもう半年前の私じゃない。逃げ回るのはやめて、本当の自由を手に入れる。そのために戻ってきたのだから。決意を新たに空港に降り立ち、チェシーは迎えの車に乗りこんだ。だが、後部座席には誰かが座っている。目を向けなくても誰なのかはわかった。ロッコ・カステラーニ。億万長者の人でなし。そして、結婚式当日にチェシーが捨てた夫だった。
  • 十二時の鐘が鳴るまで
    3.0
    リジーはニューヨークのホテルで働くコンシェルジュ。そのホテルにヨーロッパの小国ベロリアの王室一家がやってきた。王子コンラッドの主催する慈善舞踏会がこの街で開かれるのだ。プレイボーイとして名高い王子だが、その魅力は本物だった。ハンサムな王子を狙う女性は数多く、目下ある女優が彼とのスキャンダルをもくろんでいた。王子との仲を取りざたされれば、話題の人になれるからだ。彼としては、自分ではなく慈善活動にマスコミの関心を集めたい。そこで考えたのが一般人を恋人に仕立てて醜聞を回避し、なおかつ舞踏会にマスコミの目を向けることだった。恋人役に白羽の矢が立ったのは、なんとリジーだった!
  • 熱いバレンタイン
    4.0
    クリスタとジャックは幼なじみ。同じ会社で再会してからというもの、一緒にランチをとりながら仲良く話すのが日課になっている。ある日彼に深刻な面持ちで相談を持ちかけられた。聞けば、ジャックが女性名で執筆した小説の刊行が決まり、打ち合わせのためにニューヨークへ来るよう招かれたため、クリスタに作家のふりをして、一緒に来てほしいというのだ。快諾したクリスタだったが、彼の原稿を読み進めるうち、不思議なおののきとともに不安を覚え始めた。こんなセクシーな物を書く人と、同じ部屋で過ごせるのかしら?
  • 狂おしき復讐
    4.0
    アンジーの愛する妹は、半年前にギリシアで亡くなった。大富豪ニコラウス・キリアクー邸のバルコニーから転落死したのだ。その大富豪がロンドンに暮らすアンジーに会いに来て、悔やみの言葉もそこそこに、妹の遺品のダイヤを返せと迫った。彼女が身につけていたダイヤはキリアクー家に代々伝わる品だからと。罪の意識などかけらもない彼の態度に、アンジーは憤った。妹をもてあそび、死に追いやった男。彼への憎しみが突きあげ、すんなりとダイヤを返す気が失せた。それどころか、彼に地獄の苦しみを味わわせたい。ふと絶妙な方法がひらめいて、彼女はダイヤ返還の条件を提示した。★自分は少しも美しくないと信じ込んでいて、おしゃれにも興味を持たず、ひたすら考古学の研究に打ち込むヒロインの復讐物語。人気作家サラ・モーガンの力作をお楽しみください。★
  • 惑いのシーク 砂漠の掟 II
    3.0
    アレクサが働く洋品店に男がふらりと入ってきた。ジョヴァンニ!五年前から別居している戸籍上の夫だ。ナポリで彼と恋に落ち、電撃的に結婚した彼女は、あまりに嫉妬深いイタリア人の夫に耐えきれず、新婚早々家を出た。今さら私になんの用があるというのだろう。ところが、ジョヴァンニは意外な事実を打ち明けた。死んだと聞かされていた父親が実は生きていて、中東の国ハラスタンのシークだとわかったという。「一緒にハラスタンへ行ってほしい。僕の妻として」妻失格だとなじったくせに。とうてい従うわけには……。★人気上昇中シャロン・ケンドリックによる、エキゾチックなミニシリーズ〈砂漠の掟〉を連続刊行しています。本作のヒーローはシークのもうひとりの非嫡出子。イタリア人として育った彼はある日突然、自分が王家の人間だと知らされます。!★

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