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Posted by ブクログ 2023年11月19日
正直に、自分にも生きてる場所にも、子供でもちゃんと考えてる、小さな本当に小さな村のとても大きな話だった。5人の子供達と先生の声、心の声。出だしのやる気のなさ生徒にも見透かされて林先生は実にくだらない女を見返すだけの行き方を選ぼうとする。のと一生を1日に置き換えて20分をくださいと言う久松ドクターが素...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月07日
あくまでも私の解釈となりますが。
生田羽中学校の生徒5人、+人生負け組新任教師の心の苦悩から『星』を見つけ出す小さな物語。
何も無い田舎。だけど
『生田羽は星を見つけやすい環境にあります。』
各生徒たちの悩みがリアルで、本当に幼い頃の自分も同じ感情を抱いていたような気がして当初の気持ちが蘇りま...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月30日
北海道の過疎の村にある生田羽中学校生田羽分校に、社会科教諭として着任した林武史。
生田羽村は都会からの誘致の甲斐もなく、村民の増える兆しもない。
分校の生徒数はたったの5人で、一年後には本校に統合されるという。
失恋の痛手を引きずりながらこの土地にやってきて、前時代的な風情の分校を目にして今すぐにで...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月13日
これぞ青春小説ど真ん中! 青春のイタさも爽やかさも切なさも、とても上手く表現されています。
舞台となるのは北海道の全校生徒5人の小さな分校。そこに林という一人の新人教師が赴任してくるところから物語は始まります。
この教師がまあやる気が無い。彼女に振られた腹いせに司法試験を受けようとする彼は、生徒...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月21日
まさに真冬に吐く白い息みたいな小説。
生徒数5人の田舎の分校が舞台。
舞台が舞台だけに、登場人物は少ないものの、風景や場面、キャラクターの心情描写がみずみずしく、どこか切ない。
過激な表現はなくて、むしろ穏やかな時間の流れを感じさせるストーリーで、特に自分と重なるシュチュエーションはないのに、なぜ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月25日
自分が何者であるのか悩み、苦しみながら成長していくのだ。自分にしかない特別な何かを求めて。
でも、それが息苦しさを助長することもある。オリジナリティとか個性とか。そんな言葉に踊らされる必要はない。「普通」であることに固執する必要も「普通」であることに落ち込む必要もない。自分らしく生きられるようにな...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月15日
中学生にぜひ読んで欲しい本。
大人でも、心に残るものがたくさんあると思います。
乾ルカさんの作品は初めて読みましたが、読んでよかった!!
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北海道の過疎地にある中学が舞台の話。翌年には廃校が決定しており、
生徒は5名のみ(1年3名、2年1名、3年1名。)
そこに新...続きを読む
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