言わずと知れた海洋冒険ロマン『ONE PIECE』。
1997年から連載開始、20周年・80巻以上を発刊してもなお、人気は衰えることを知りません。
「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されています。
『ONE PIECE』の魅力は、もはや語るまでもないのですが、実に綿密に練られたストーリーと作画、マンガから声が聞こえてきそうなほど生き生きと動くキャラクターたちが、我々を虜にして離しません。
ルフィの海賊王への冒険を、まだまだ一緒に続けていたいような、少しだけ終わりが気になるような、そんな気持ちでこれからも見守っていきます。
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今回はローの悲しき過去。ミンゴを恨んでいる伏線回収してますね。
幹部戦は麦わら海賊の活躍があまりなく闘技場のキャラが大活躍し、かなり好きなキャラクターになりました。
Posted by ブクログ 2015年08月13日
ローの過去編を終え、各幹部戦が着々と決着していく七十七巻。
ローの過去編での重要人物がドフラミンゴの実弟ということで、ドフラミンゴの過去編ともつながって非常に良い。ドフラミンゴの凄惨な過去があっても、それでもドフラミンゴを悪と言い切る同じ境遇にあった弟を用意することで、読者的にもドフラミンゴを悪とし...続きを読むて認めやすくなることにつながる。悪役にも理由はあれど、認める訳にはいかないちょうどいいバランスができていると思える。
そんな中、色々と決着がついていくそれぞれの戦いにも面白いエピソードがつまっている。特にベビー5とセニョール・ピンクのエピソードは、ふざけたコメディキャラにシリアスな背景を持たせる点でワンピース独特の魅力満載だった。しかしどうしてもこの大規模な戦いを行うために非常に人数が多いせいで、一人ひとりのエピソードが薄まって感じるのがもったいない。ボスがいればそのファミリーという形で一気に登場人物が増えるのは仕方ないところではあるが、味方で活躍させるべき人物が少ない以上もう少し敵方もわけられなかったものか、など色々と考えてしまう部分はある。
Posted by ブクログ 2015年06月21日
コラソンとローの物語。若き日のセンゴクやヴェルゴが絡む。
そして舞台はドレスローザに戻り、決戦に向けて物語は進んでいく。
伏線を回収しながらドフラミンゴの幹部たちが少しずつ倒れていく。
Posted by ブクログ 2015年04月08日
ヤバい。
ローとコラさんの話に涙。
こうやって過去のエピソードを知ってしまうと敵であっても憎めなくなる。それだけ人物像が厚いのか。
やっぱりスゴいマンガだよ。
Posted by ブクログ 2015年04月05日
今回は回想が多めでありつつ全体的に状況を進展させた巻でした。
前半はローとコラソンの話。ワンピースらしい展開。
(あくまで個人的には)コラソンが喋り始めてからのキャラがなんとなくつかめず、ローに対して強い思い入れがあるのも少し理由付けが弱い感じがしてしまった・・・。
恐らくそこはコラソンがファミリ...続きを読むーの一員のふりをしている、本来は「善」の側の人間だから、というところによるのだろうけど・・・
コラソンの持つ能力やローがオペオペの実を食べることになった経緯なんかはとても面白かったですね。
「お前に嫌われたくなかったもんで」。ローが普段はほとんど感情を出さない賢く打算的なキャラでありながらも、なんだかんだまっすぐ生きているのはコラソンに愛された経験からだと思うととても奥行きのあるストーリーですよね。
後半は各話のタイトルにその回の中心人物が示されている。
一つ一つの戦闘シーンは薄くなってしまったけれども、バトルそのものよりもキャラクターに重心を置いているという意味では各シーンが過不足なくまとまっているなと感じました。
ベラミー、キュロスとレベッカ、ベビー5と八宝水軍、バルトロメオと揺さぶりどころが多くあって終盤までいったところでセニョールの過去。今回はどれだけ読者を泣かしにくるのかと・・・(笑)
ラオGに「便利な女」と言われたときのベビー5の表情が嬉しそうにも悲しそうにも見えるのがすごく良かったですね。77巻の中ではあのコマが一番好きかも。
あと好きな描写に関して言えば、幹部たちが負ける寸前に心の中でドフラミンゴに謝るのも名前だけの「ファミリー」ではないことが伝わってきます。
SBSで尾田さんがドフラミンゴは「育った環境で人を選ぶ」というようなことを書いていました。
ストーリーの中では過去が語られていないメンバーにもそれぞれ重いバックグラウンドがあり、それゆえにドフラミンゴへの忠誠心も強いということが、彼らをただの「悪役」で終わらせないんですよね。
ちなみに一番笑ったのは「何ベンディッシュ」。あのコンビは最高でした。
こんなにルフィの登場回数が少ない巻って珍しいような・・・?笑
麦わらの一味以外に焦点があてられることによって物語の奥行きがぐんと増したような気がしますね。
次巻も楽しみです。
Posted by ブクログ 2021年08月17日
コラソン曰く,あの両親からドフラミンゴみたいな人間が生まれたのは信じられず,あいつは人間じゃない.磔?にされたとき,ドフラミンゴは「おまえらを一人残らず殺しにいくからな」と言う.
Dは宿命の一族.コラソンの故郷では「行儀の悪い子はディーに食われてしまう」と子供をしつける.Dはまた必ず嵐を呼ぶとも....続きを読むDの一族は,ある土地では神の天敵とも呼ばれる.この土地が聖地マリージョアであれば,天竜人にとっての天敵,失った100年で滅びた一族がDの一族なのかね.でも,当たり前のように今でも生き続けている時点で滅びてないよね.
コラソンはローの病気を直すと二人で旅に出る.実はコラソンは海軍中佐で戦国の元でスパイをしていた.コラソンが旅に出ている間に海軍が現れなくなり,コラソンの裏切りに言及する一味.
オペオペの実を奪い取るコラソン.しかし全身ズタボロに.コラソンを助けるようローが救いを求めた相手は運の悪いことにヴェルゴ.コラソンの裏切りに気付いたヴェルゴはコラソンを殺そうとし,ドフラミンゴにも連絡をする.
過去.ドフラミンゴは父親を射殺.父親の首を差し出して聖地へ戻ろうとする.
ドフラミンゴはコラソンも射殺.ローは何とかバレずに逃げられる.
この巻はすごい話が濃い.相変わらず動きがあるシーンはごちゃごちゃして読みにくいけど,話自体は面白い.
Posted by ブクログ 2015年04月05日
前半はローの過去、後半はコロシアム連中対幹部たち、ですね。幹部はこれでほぼ全滅したので、残りは最高幹部3人とドフィだけと(にしても長いなあ……)。
コラソンはドフィを生まれつきの悪魔のような奴と言うけれど、あんなことされちゃおかしくならないほうがおかしいような気がするけど……あとトレーボルたち4人と...続きを読む誰かが(うちのボス?)ドフィを助けたってのも気になる……そこんとこまだよくわかってないな。
表紙はファミリーなのに背表紙はまさかのセニョール・ピンクて……そりゃセニョールいい人だけど、なんであんないい人が幹部なんだ……。
謎のドリィさんはいつ出てくるんだろう。