白井智之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
インスタで紹介されているのを見てどーしても気になって購入。
この著者の作品は初でした。
これは…なんというかすごい…としか言いようがない…
世界観も登場人物名も土地名も独特すぎて数ページごとにお腹がいっぱいになる感覚があります。
紹介ではグロ要素ばかり取り沙汰されてるようだったのですが当たり前のようにあっさり書いてあるからか覚悟していた程ではありませんでした。
グロを抜きにしても特殊な体質の人間や風習が頭に上手く入ってこなくて、読みやすくはなかった。
でも最終章からラストまでは一気読みしてしまいました。
読後の感想は私の頭では面白かったのかどうかもよく分からない…といったところでした。
よく分からなかったので多分再読したくなると思う(暫くはいいかなって感じだけど)。
私は名作だと感じてもなんとなーく星5はつけたくない天邪鬼なところがあるんですが
これはどうしても星5つにしたくなる謎の魅力がありました。なんでこんなに惹かれるんだろう…
これ平山夢明「他人事」読んだ時の感覚と似てるなー
人としてダメだろ!ってことが当たり前に起こる世界、何でもアリな世界を覗きたい人にオススメ♡
ヒコボシ刑事色んな意味でヤバいけどかっこよく想像できてしまうから不思議。
著者の他作品も読んでみたくなりました。
何故か映像化して欲しいと思いました。絶対無理だろうけど。 -
匿名
購入済み是非最後まで読んでほしい作品
他のレビューにもある通り、過激なグロテスクが描かれる作品ではあるのだが、2部からのミステリーまで読み進めることをお勧めしたい。
登場人物が披露する推理はどれも理論立てられており、読者を納得させるものであるが、ひとつの矛盾から全く新しい推理へと変貌する様子は本当に面白い。
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Posted by ブクログ
白井智之流「そして誰もいなくなった」。
いつもの特殊設定モノですが、今まで読んだ作品からするとグロ要素少なめ(そのかわり汚い描写多め)あと比較的ノリが軽いので、凄い凄惨な事になってる割には、ホラーコメディの趣もあり。
そしてなんといっても魅力は作者お得意の多重解決でしょう!
ページの約半分が割かれている怒涛の推理合戦は、普通に納得させられそうなものや、凄まじいバカミスや、なんかめっちゃ複雑な物理トリックなど、お腹いっぱいで満足です!
そして読み返すと、綿密に伏線が張ってある事に驚かされます。
他の方の感想見ると賛否両論ありますが(作風を考えると当たり前か)自分は大好物です。
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Posted by ブクログ
倫理などを完全に無視しているので、展開が全く想像が付かず、それが新鮮で初めての読書体験だった.巫山戯てる割にミステリはとても確りしていて笑ってしまう..実在する商品名などが唐突に出てくるのも笑ってしまった...何なんだこれは⇽
多重解決ミステリはそのままやれば優柔不断な無能探偵のミステリになってしまう所をノエルの強姦相手が分からない事にしてそれぞれの世界線(?)で違和感なく成立させてるのは凄い( >﹏< *)
幼稚な表現を使いながらここまで知的なミステリをされたらもうこれは何...になって星5にせざるを得なくなった.終盤の展開も怒涛すぎて一瞬で読み終わってた. -
Posted by ブクログ
この著者さんの作品として初めて手に取ったのがこの“東京結合人間”だった。
「ウソがつけないオネストマンが集まった中で殺人が起きたが、誰も犯人として名乗りあげるものはなく…」というあらすじに惹かれ購入したのだが、まさかこんな異世界設定線での物語で、尚且つ過激なグロ表現があるとは思いもしなかった。
読み始めは、慣れないグロ表現にとても目を瞑りたくなるような感覚で、著者さんの作品と自分は合わないかと思われたが、読み進めていくとこの現実離れした異世界設定である理由が、ちゃんとした推理に論理的に結びつくものとなっていて、非常に脳をフル回転させて情景を思い浮かべなければいけなかった反面、ミステリーとしてのトリックにとても納得と驚きがあった。
こんな作品は初めてで、斬新で面白く、この著者さんでしか出せない味。
自分的「今年発掘した新著者さん星5作品」としてブックリストに追加させて頂きました。 -
Posted by ブクログ
相変わらずぶっ飛んだ設定の著者2作目。
本作は少女買春組織を描いた「少女を売る」。嘘をつけない正直者(オネストマン)達が漂着した孤島で殺人事件が起こる「正直者の島」の2部構成になっています。
「少女を売る」は白井作品恒例のエログロ変態描写のオンパレードでかなり胸糞な内容ですが、そこにもしっかり伏線が張られているので侮れない...そして最後にミステリに豹変するのが印象的でした。
2部の「正直者の島」は一転して孤島での連続殺人事件と結合人間という特殊設定を除けば、しっかりとしたクローズド・サークルになっています。
"嘘つけない正直者"という設定が、普通のミステリのフーダニットとは違う、一種の論理パズルみたいになっていて面白かった。
そして登場人物達の推理合戦及び多重解決が約100ページに渡って展開されており圧巻の一言。
そしてさらに事件解決後に、この特殊設定にも引けを取らないぐらいのカタストロフが待ち受けており、一筋縄ではいかない作品と思わせられました!