白井智之のレビュー一覧

  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    これはスゴイ。いい。めちゃくちゃ。
    特殊設定ミステリー扱いなのかな?
    精神も体も分裂、グロてんこ盛り。
    冒頭からワケが分からなくて、どんどんエスカレートする。狂っているのは誰なのか?全員か?
    どんどん暴走していく疾走感が良かった。

    0
    2025年11月21日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    序盤の日本での推理合戦から一転、ガイアナの密林に舞台を移し、怪しい教団の調査が始まる。
    調査は順調かに見えたが突如発生する連続殺人。しかもいずれも不可能犯罪。主人公たちはこの謎が解けるか?そして教団の行く末は…?

    密林にある謎の教団という舞台もよく、有能そうな人物が容赦なく退場させられる展開も怖ろしい。謎解き編は、すべての事件に複数の推理を用意し、どれもそれなりに納得感がある。教団の力を信仰する場合、しない場合によって二種類の推理を用意するなど、かなり読み応えがある。
    ラストに明かされる真相は、荒唐無稽のような気もしつつ、妙な納得感と余韻を残す。

    0
    2025年11月14日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    ネタバレ

    ・最初の事件
    新しいテイストでありつつも筆者の特徴が出ていて最良の1本目
    ・大きな手の悪魔
    今までの作風に比べると結構SF色強めで新鮮でありつつ、トリックは流石
    ・奈々子の中で死んだ男、モーティリアンの手首
    時代劇風、宇宙人ものとかなり筆者の作品にしては読みにくく肝心のトリックよりもそれが印象に残ってしまった
    ・天使と怪物
    執念深いペテン師の話術に驚愕し、真実に驚く怪作。最後にふさわしい完璧な作品。これだけでお釣りが来るレベル。

    次回作にも期待!

    0
    2025年11月02日
  • そして誰も死ななかった

    購入済み

    気持ちよく読み進めました

    隙間時間にどんどん読みました。
    更新されていく状況に合わせて、推理が検討されていく様子が心地よい。
    読み進める中のからあとどうなるかも気になりましたが、物語が終わったこの後の作中世界も気になる面白さでした

    #シュール #ドキドキハラハラ

    0
    2025年10月24日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    もうタイトルだけで優勝。
    冒頭1行目「ミミズのノエルは苛立っていた」で連覇。
    キャラクターは、ミミズ人間やらトカゲ人間やらが出てきて、壁を這ったり脱皮したり。で、その特徴がしっかりと謎解きの大事な要素になり。
    安定の、エログロゲロ、倫理観欠如の暴力まみれ、で、多重推理で世界をこねくり回して、キレイな着地。キレイな着地だが読後感はスッキリさせてなんて終わらせない。

    今作の見事さは、
    ①トロッコ問題的な、さぁどっちに行くべきかが全ての章の多重推理のキーポイントで、トロッコのスイッチではなく、どっちをレ〇プするか問題。
    ②第一章「ミミズ人間はタンクで共食い」を見事な短編として単体で雑誌寄稿後に、長

    0
    2025年10月23日
  • おやすみ人面瘡

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     奇才白井智之のデビュー3作目。
    家畜にウイルスが蔓延し食肉家畜がいなくなり、食用として人間のクローンを作っている世界。
    人間の男女が、相手の肛門から頭を入れて結合することが生殖行為になり、その時の異変により嘘をつくことができないオネストマンができる世界。
    そして、脳に寄生して細胞をコピーして全身に転移するウイルスにより、体に人面の瘤、人面瘡ができる世界。
    もうこれだけで異常。並みの作家ならそこからめくるめく事件を起こして悦に入るところだが、全340pで、巻末のあらすじにある事件が起こるのがやっと200pって。

    白井ワールドすぎるし、
    ここから、お得意の多重推理がはじまり重なり、読者をふりま

    0
    2025年10月08日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    宗教施設という舞台設定、二転三転する展開など、描写は少し複雑で付いていくのが大変ではあったけど、最後に思わずうなってしまう緻密さ。作者が事前にしっかり練りに練ったことが伝わってくる良作。

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    2025年10月07日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    ミステリ好き、有栖川有栖好きにはたまらない一冊でした!
    音楽でよくあるカバー、小説もその手があったか!!
    読んでて、あまりにもいつもの小説家アリスだけどちょっと違う文章の香り、、あそうかこれ青崎さんが書いてるっけ、、と不思議な感覚に。書いてる方も新進の好きな方ばかりで。本当にお得な本。
    1番好きだったのは「有栖川有栖嫌い」このタイトル面白いって受け入れる有栖川先生の大らかなお人柄が伺えてそれも嬉しい。いや今村さんが書く現代の学生アリスに江神さんもよかったし、火村の女子校潜入話は本家先生では書けないだろう味わい。。やっぱ1番を選べなかった。濃ゆい一冊です。

    0
    2025年09月21日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    購入済み

    ファン必読

    有栖川有栖へのトリビュートとして7人の人気作家が贈る本格ミステリ集。オマージュ満載の謎解きが秀逸で、ファン必読の1冊!

    #エモい

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    2025年08月31日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    これぞ多重解決ミステリーの最前線。幾度となく覆る推理には唸ったし最後の結末は驚愕した。論理と奇蹟、あなたはどちらを信じる?

    0
    2025年08月14日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    85点:「出来た部員や。さっそく聞かせてもらおうやないか」

    トリビュートとして完璧な本。愛があるから時間と労力をかけられるし、時間と労力をかけられていることが愛の証明にもなる。
    正解を導き出すことが重要ではないけれど、時間と労力、そして一緒に追求する仲間がいればいつか真相に辿り着ける。
    この本が発する熱量に泣きました。

    0
    2025年07月23日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    帯には「畳みかけるドンデン返し」
    出たよ、ネタバレじゃん楽しみ奪わないでよ
    なんて思いながら読んでると、なるほど確かに…あれ?まだページあるのに終わるぞ?
    て、天才だ
    なんなんだこの本は
    この本読んだ人、これ以上のタイトル思いつく?
    読み終わってしばらくしても、いやすごい本読んじまったと。白井智之の初期は読んだ、苦手
    なんて人は読んで欲しい。どこから考えて書き出したんだろうとかもうずっと忘れないであろうオールタイムベスト作品

    0
    2025年07月21日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    もっと早く読めばよかった!

    どの作品ももれなくリスペクトを感じて、有栖川有栖は若手作家さんにも人気のある作家さんなんだなと改めて実感した。
    例えば火村先生をとってもそれぞれの作家さんがいろんな解釈で描いているんだけど、それが「え?なんか不自然…」なんてことは全くなく、「そういう一面もあるのね」と自然と受け入れられる。

    そして最後の解説を有栖川有栖が書いているんだけど、若手作家さんに対してあくまで対等な作家同士としてリスペクトと感謝と愛情を感じるコメントで、読んでいて気持ちがいい。

    これまで表紙でなんとなく避けていた山伏地蔵坊を読もう!

    0
    2025年07月08日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    ネタバレ

    有栖川有栖を好きな作家さんが、
    有栖川有栖を使って作品を書いて、登場人物が有栖川有栖に向かって
    「こういう人がああいう作品を書くんやなって。有栖川先生の本を好きでよかったです。これからも読み続けます」
    って。
    愛が溢れてて泣いちゃった。これからも読み続けます。

    0
    2025年07月06日
  • 東京結合人間

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    デビュー作にしてその世界観を確立させていた作者の2作目。
    冒頭100ページはひたすらエログロ暴力。脱落する読者も多くなるようなシーンを、そこに悪意を感じさせることなく飄々と進められるのが白井ワールド。
    そして唐突の孤島のクローズドミステリー。結合人間、羊歯病、オネストマン。世界観こそ異常だが、孤島で繰り広げられる推理合戦には、結合している意味はあるのかと首をかしげたまま、多重推理を繰り広げて、本編終了。
    あれ、ここ、ごまかし入れた、この人はオネストマンではないのでは、
    結合人間マスク?!ってことはこの人はあの人だよね、
    とかなり近づいた気がしながら、もちろん真相でやられたとなり、
    ようやくエピ

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    2025年07月04日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    ネタバレ

    たぶんお初の方。五つからなる短編集。どれも時代や舞台、探偵役が違っている上、そもそも人間じゃない奴まで出てくると来た。何でそこまでバラエティ豊かな設定が思い付くんだろう。特に地球外生命が、絶滅した人類の化石を掘り起こしたことから始まる話が面白かった。あとは遊女を探偵に仕立て上げた話も良かった。どれもきちんとミステリではあるんだけど、それだけでは終わらせない、きちんと恐ろしいオチまで用意してて、タイトル通りだなあと思った。

    0
    2025年07月03日
  • そして誰も死ななかった

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    孤島に集められた推理作家達が、連続殺人に巻き込まれる。
    途中で全員死んじゃったなと思っていたら、死んでからが本番。多重解決で脳が混乱するが、最後は納得の結末。
    とても面白いです。

    0
    2025年07月02日
  • あなたも名探偵

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    『伯林あげぱんの謎』は既読だったけれど、他は初読みでどれも楽しめた。

    前はアンソロジーって好みでない作品が必ずあったけれど、最近は本当におもしろい作品つめこみました!ってものが増えて嬉しい。

    ちなみに、どの作品も謎を解くことができなかった。
    それでも自分なりに推理して読むのはいいね。

    0
    2025年06月26日
  • 人間の顔は食べづらい

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    何たる技巧派!こういうのが読みたくてミステリーを読んでいると言っても過言では無い。
    巧みな伏線、暗殺者の様なミスリードに翻弄され、最後まで読み切ったあとは立ち上がって拍手し最初から読み直したくなる。
    人が人を食べるという世界観を裏切らないグロテスクな表現が多いため人を選ぶとは思うが、頼む、なんとか読んで欲しい。
    本当に面白かったな〜〜…………!

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    2025年06月06日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖、デビュー35周年記念トリビュート。
    まず、こんなトリビュートが出来てしまうということ自体、驚き。すごい作家さんなのだと再認識した。
    江戸川乱歩トリビュート、とかだったら分かるけれど、まだ生きている人で、現役活動中です。
    トリビュートが成立するのはやはり、キャラクター的に完成された、そして知名度の高い、お馴染みの登場人物たちがいるからなのでしょう。
    火村英生やアリスの、あんな、そんな、こんな、の性癖が再現され過ぎである。

    【縄、綱、ロープ】 青崎有吾(あおさき ゆうご)
    成り済まし度が半端ない。火村とアリスのいつもの会話から船曳警部の腹の出具合まで。
    何より、オチの一言が素晴らしい

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    2025年06月05日