白井智之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2026.05.09 (土)
やばいめちゃくちゃおもしろかった…!!!!!!これデビュー作らしいマジ……???徹頭徹尾サビ!!!何これ……!!!おもろい……!!!なんかすっっごい読みやすかった…!語り手もコロコロ変わるんだけど、読みやっすい……!終わり方まで綺麗…!ずっと皮肉効いてるこういうのだいすき……!!(興奮したまま書いてる……)これが小説読んでてよかったと思う瞬間……!!!これ映像化は無理やろ……映像だと思わず目を背けたくなっちゃうような描写も本ならではの咀嚼ができてよかった……
当方女ですが、女性にはかなりバイオレンスな描写が多々あったので読める人はかなり少数だと思う……フィクションだと割り切れればかなりおもろいし(軽視ではなく)わたしはすき
金髪由島くん結構すきだったぞーーーーあそこはマジで信じたくなくて生きてないか望みはないか反芻してた 内蔵出たまま和志助ける三紀男なんなん…ヒーローか…?笑った直後もしんどかった温度差でしぬ(文庫特別書き下ろし掌編 由島三紀男も結末普通に声出た書き下ろしありがてぇ)
「儀式」とか四つ折りの脅迫状とか河内ゐのりの本名が頑なに遮られる所とか……というか、最初のラブホテルでは煙草吸ってるのにその後の描写は煙草に加えて火事の煙にもむせてる所とか……!読んだあとならめちゃくちゃ分かるのに脳のリソースそこに割けてなかった…!!てかほんとに303頁の煙草の件、頭バチーーンってなった(笑)
めちゃくちゃ推理まみれでこんだけ推理展開されてたら、いつもならついていけないとこあるはずなのに1冊まるっと分かる…分かるぞ…!とドーパミンドバドバだった…ずっと興奮してた……
チャー坊が「儀式」と口にした途端パチーーーンとこれはクローン富士山もいるのでは…と薄々勘づいたけど遅すぎた……クローンらは遥か先にいた……読み終わったあとだと、よりチャー坊がえらく賢しく魅力的なキャラクターに見えた
解説の道尾さんにも概ね同感だった。おもろかったのは※まだ触れません。 ※少し触れます。 ※触れます。 の三拍子(笑)触れていく度にうんうんと首もげそうになるほど同感でした。単行本化をプッシュしてくれてありがとうの意です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最後のくだり、やっと意味が分かった
必ず象山は生き残るのだけど、それは今の逃亡者の象山がこれからいくつも分裂する中の1人で、自分はどうなのかは分からない、自分は当たり側でいられるだろうかという話か
でもこういうのを読むと自分とはなんだろうとなる。深海をテーマにしたゲームSOMAでも同じこと思ったけど
当たりを引き続けた象山も、今からアンプルを打ち始める記憶はあり、どこかでハズレを引く逃亡者の象山もその記憶はある、どちらも同じ履歴を持っている自分なので、【自分がどちらに属する(どちらになる)】という問い自体が、もはや意識の連続という解釈では正しくないのかなとかも思った
(シスマを打った時点でその人はいなくなって、そこからコピー2つが異なる道にそれぞれ別れるだけなので、どっちが元の自分とかないです。どっちの自分も履歴(記憶)を引き継いでるから地続きに感じるだけ、みたいな)
あと特殊設定ミステリってメタ読み対策として強いなと思った
例えば、ミステリーサークルで1人ずつ死んでくやつで、高いとこに吊るされてるやついたら「あーはいはい、お決まりの死亡偽装ね。自分が死んでるのがバレないように体を確認されないよう高い位置で吊るしてるのね。よしみんな、あいつどうにかおろしてみんなで刺して本当に死んでるか確認しよう」とか考えちゃえば良いんだけど、この専用の特殊設定みたいなのはそういう共通パターンではなく固有なのでお決まりのメタパターンが存在しないので浮かばない