白井智之のレビュー一覧

  • エレファントヘッド

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    主人公の精神科医の精神分裂の話。そこで、殺人が起こるのだが、まぁ、その内容が、めちゃくちゃぶっ飛んでいる。やのに、伏線だらけ。計算し尽くされた構成。豪快やのに繊細な名作!

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    2026年07月15日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

    匿名

    購入済み

    電子書籍では全く伝わらないと思うが本の判型まできちんと考えられていてそこが一番おもしろかった。あと登場人物の名前とか変な名前でそこもね。

    #ドキドキハラハラ #笑える #共感する

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    2026年07月13日
  • エレファントヘッド

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    【良かった点】
    「何これ?」の連続で読者を翻弄する異様な世界観が強烈。それでいて、終盤で真相が明かされると全体が見事に一本の線でつながり、論理の破綻がほとんどない完成度の高さに驚かされた。再読したくなる本格ミステリー。

    【気になった点】
    グロテスクな描写や不快感を覚える場面もあり、人によっては受け入れにくいかもしれない。世界観の特殊さから序盤は戸惑う読者もいそう。

    【おすすめ度】
    ★★★★★(5/5)

    【ミステリーとしての意外性】
    ★★★★☆(4/5)

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    2026年07月12日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川作品はあまり読み込んでいないが、夕木春夫に惹かれて拝読。どの作品もその作家の作品として面白いオマージュで、有栖川作品のキャラクターのカメオ出演などにもぐっとくるものがある!
    有栖川作品をもっと読みたい!という気持ちで満足感のあるトリビュート企画。有栖川先生の感想も読んでて笑顔になってしまう。

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    2026年06月29日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    ネタバレ

    短編集だからかグロ控えめ、だけど多重解決ロジックは長編にまったくひけをとらない というか何食ったらこんな話思い付くんだよ

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    2026年06月02日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    既婚男性が余所で男を抱くと聞いて興味を持って読んだら、それどころじゃ無い話だった。
    洋画の「私が、生きる肌」みたいだった。
    あと、小林泰三の「酔歩する男」。そしてドラえもんの「きゃあ、じぶんごろし」
    それらが混ざった上での特殊ミステリーで面白かった。

    多重世界で、人が死ねば連鎖して他の世界でも死ぬのを利用してるのが面白い。

    作中何度も主人公のサイコパスさと、目的のためなら人を道具として使うというのが一貫していて良かったし、最後のオチも良かった。
    イケメンの浦島一年は名前から、そういうウラシマ効果とか普通に浦島太郎から取ったネーミングなんだろうな。

    最初の悪魔の正体を暴くところは良いミステ

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    2026年05月31日
  • 人間の顔は食べづらい

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    ネタバレ

    柴田和志…プラナリアセンター勤務の男
    河内ゐのり…風俗嬢。

    食用クローン人間を生産する工場で働く主人公は、とある生首をめぐって事件に巻き込まれていく。

    そもそもの設定がおぞましすぎる。面白かった。結構ど定番なトリックだけど、三重くらいになってることで気づききれなかった。

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    2026年05月10日
  • 人間の顔は食べづらい

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    ネタバレ

    2026.05.09 (土)
    やばいめちゃくちゃおもしろかった…!!!!!!これデビュー作らしいマジ……???徹頭徹尾サビ!!!何これ……!!!おもろい……!!!なんかすっっごい読みやすかった…!語り手もコロコロ変わるんだけど、読みやっすい……!終わり方まで綺麗…!ずっと皮肉効いてるこういうのだいすき……!!(興奮したまま書いてる……)これが小説読んでてよかったと思う瞬間……!!!これ映像化は無理やろ……映像だと思わず目を背けたくなっちゃうような描写も本ならではの咀嚼ができてよかった……

    当方女ですが、女性にはかなりバイオレンスな描写が多々あったので読める人はかなり少数だと思う……フィクショ

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    2026年05月09日
  • エレファントヘッド

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    特殊な状況下において発生する不可能としか思えない連続殺人を扱ったミステリ。特殊設定ミステリは数あれど、本作ほどその設定を巧く活かした作品はそうないだろう。トリックにしろ動機にしろこの状況下でしか成立しえないものなのは見事。

    犯行がグロだったり主人公が倫理観皆無なのは白井智之らしいところだけど、世界そのものは割と現実世界に通じる普通の世界。こちらの方が主人公の異常さが際立って良いのではないかと思った。

    白井智之は何冊か読んでるけど、中でも群を抜いて完成度は高い作品だと思う。

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    2026年05月07日
  • 東京結合人間

    匿名

    購入済み

    甘美なるロジックの応酬

    多重解決ミステリの妙手──白井智之氏ほどこの評価が相応しい作家はいないのではないか。
    本作もその才能が遺憾なく発揮されており、舌の肥えたパズラーファンを唸らせること必至の傑作多重解決ミステリである。
    エログロインモラルという茶目っ気が少々気になる方もいらっしゃるだろうが、そこを押してでも読む価値はあると確信している。
    ぜひお手に取って白井ワールドを堪能していただきたい。

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    2026年05月07日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    最低だけど面白かった
    どちらかと言うと胸糞小説だと思うけど、そこまで不快感はない。
    狂った倫理観とシュールギャグ(?)のバランス感覚が素晴らしいし、推理は隙間なく積み上げたテトリスを縦棒で全消しした時みたいに気持ちいいです。


    自白強要のプロがいるのはズルいっすね……(最高

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    2026年04月28日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    めちゃくちゃやりすぎてて面白い。すぐ読めるし人と共有したいけど内容的にも描写的にも勧めにくさはある。めちゃくちゃなのに推理はちゃんとしてて楽しい。

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    2026年04月26日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    最後のくだり、やっと意味が分かった

    必ず象山は生き残るのだけど、それは今の逃亡者の象山がこれからいくつも分裂する中の1人で、自分はどうなのかは分からない、自分は当たり側でいられるだろうかという話か

    でもこういうのを読むと自分とはなんだろうとなる。深海をテーマにしたゲームSOMAでも同じこと思ったけど

    当たりを引き続けた象山も、今からアンプルを打ち始める記憶はあり、どこかでハズレを引く逃亡者の象山もその記憶はある、どちらも同じ履歴を持っている自分なので、【自分がどちらに属する(どちらになる)】という問い自体が、もはや意識の連続という解釈では正しくないのかなとかも思った
    (シスマを打った時点

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    2026年03月21日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート作品。
    7人の作家が「有栖川ワールド」のキャラクターや世界観などを自由に使って短編を競作している。

    有栖川作品でお馴染みの火村や有栖といったキャラクターが、生みの親の手を離れてもイキイキ活躍していて、各作家のリスペクト具合が伝わる。
    それでいて、作家による文体・ニュアンスの違いも出ている。
    単なるお祭り作品の枠に収まらない、見事な1冊に仕上がっている。

    本作を読むことで、久々に有栖川有栖の作品(元ネタ)を読んでみたくなった。

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    2026年03月19日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    設定が面白い。過去にあった事件を元に現代に憑き物として蘇った犯人が現代でも同様の事件を繰り返し、それを解いていく。
    名探偵のいけにえほどのインパクトはなかった。

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    2026年03月05日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    短編集とはいえ、かなり出来がいい。
    大体こういう短編集は作者の実験的な作品が多く、物語性に欠けたり、オチが微妙だったりするところだが、白井さんの場合は実験するトリック自体がかなり面白いものを扱っているため、非常に楽しい。
    物語だけでなく、メタ的に読んでも楽しめるあたり素晴らしい。

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    2026年02月24日
  • そして誰も死ななかった

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    茂木
    大亦牛男…牛汁
    秋山教授
    錫木帖
    榎本桶
    宝田踏悟朗
    秋山雨
    リーさん
    綾巻晴夏(秋山)
    真坂斉加年…真坂芳夫
    齋藤運也
    天城菖蒲
    あいり
    三紀夫
    玉島
    金鳳花沙希
    四堂饂飩
    阿良々木肋

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    2026年02月09日
  • 人間の顔は食べづらい

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    ネタバレ

    タイトルが気になり、読んでみました。
    「そして誰も死ななかった」と同じく、設定が個性的で印象に残りました。「人間の顔は食べづらい」は、読みながらそわそわしてしまう世界です。技術的にはそのうち可能な域に達する気がするので、いつかこのような世界になるかもしれませんね。少しゾッとします。ですが、人間にとって動物性のたんぱく質は必要なので・・・とても絶妙な設定ですね。
    事件の方は、途中でなんとなくトリックは分かりましたが、事の真相は思ったより深くで繋がっていて面白かったです。

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    2026年02月06日
  • ミステリー・オーバードーズ

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    ネタバレ

    ラストのディテクティブオーバードーズ
    短編でやっていいネタなのか?
    四人のトリップした手記から一人の正常者(犯人)を論理的に当てる
    なんて、これまで前例がないのでは?
    ロジックも新理論を構築しているかのよう
    作者の脳内はどうなっているのか?
    短編で使ってしまうのは勿体ない気もする

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    2025年12月30日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    かなり面白かった
    「新しい法律ができた」と言う話を軸に
    ・AIに絡んだ近未来
    ・全く関係ない未来
    ・過去から法律ができたことにより、現代になる
    ・新しくできた法律の内容が分からない
    といった様々な進め方を楽しめた

    舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた

    〜特にお気に入り〜
    矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
    潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
    大沼

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    2025年12月26日