白井智之のレビュー一覧

  • お前の彼女は二階で茹で死に

    Posted by ブクログ

    なんなんですか?これは(歓喜) この世の中の尾籠な事をかき集めたようなあまりにぶっ飛んだ話が続くのだが、肝心のミステリ部分が非常に緻密なので情緒がおかしくなる。一見無意味に見える馬鹿らしい下品な設定も一々伏線で、最後にひっくり返る結末も用意されているので驚きである。多数の推理を叙述に潰していって正しい推理だけ最後に残るのが気持ち良かった。最低で最高な多重解決がみれてよかった。面白かったです。

    0
    2026年08月27日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

    Posted by ブクログ

    面白かった、これは白井智之先生じゃなきゃ書けないお話。
    でも久しぶりにここまで好き嫌いがはっきり別れるお話に出会った気がします。
    万人にオススメはできないけど、親しくなったお友達へ裏メニューみたいにオススメしたくなる一冊。

    0
    2026年08月23日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    推し活制限法
    日本国民に英語の勉強を義務付けへ
    つるべを取られて
    コロシヤとユキオンナ
    魔法罪
    もう、ディストピア
    自転車武装条例
    ありがとう、虎太郎
    ショートケーキの夜

    が好き

    0
    2026年08月23日
  • ぼくは化け物きみは怪物

    Posted by ブクログ

    短編集でもこの満足感。特殊設定とどんでん返しがたまらん。
    『天使と怪物』ではお得意の多重解決ミステリが炸裂していてすごかった。思考回路どうなってるんだ。
    てか全体的にフリークスものでハッピーエンドなどなくてでもそれがドタイプ!!!切ない余韻が最高。

    0
    2026年08月20日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだミステリーだったが、本格ミステリの中でも相当な傑作と思う。全てのエピソードに意味があり、最後にそれが綺麗に回収されて、結末に収束する。
    配置される事件は、密室もので使い古された感があるが、それに対する納得可能な解決策が複数提示されており、宗教組織の中で起こった殺人事件、という設定が生かされた結末がこの話を傑作たらしめていると思う。

    0
    2026年08月14日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙とタイトルからホラー作品を連想するかもしれないが、中身は本格ミステリ。
    (人によっては特殊設定ミステリかもしれない)。
    しかも「全ての描写に意味がある」大好物なタイプのミステリだ。

    目を覆いたくなる冒頭から、日本での密室殺人の現場へ移り変わる掴みは衝撃的だったが、これはまだお通し。
    徐々に冒頭と主人公達のストーリーが繋がっていき、第一の犠牲者が出てからが前菜だ。
    ちなみに前菜が来るまでの間も飽きが来ないよう、様々な工夫が凝らされている。

    ここまで読んで「この物語、主人公より助手のりり子の方が魅力的じゃない?」と思っていたのだが、後から考えるとそう感じる人が多くなるよう設計されていたのかもしれない。

    メインの推理が始まりへっぽこ探偵の私でも「あれはどういうことだったの?」と疑問符が浮かぶ場面があったが、本作は多重解決モノ。
    違和感は全て後の推理で回収される。
    「そんな所まで伏線だったんだ」と思わされるのは序の口で、「そうだったんだ!」と納得してもまだその先があり何度も驚かされる怒涛の解決編だった。

    ここまででも充分満足できるミステリだったが、どんでん返し部分で本書は傑作だと確信した。

    動機は大人としてあまりに幼稚。だからこそ想像の埒外にあり推理できない。
    だが最後まで読むと善悪や共感は抜きとして、心情として理解させられてしまう。

    面白いミステリを探している人に是非布教したい一冊だ。

    0
    2026年08月13日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    え~、そうなの!?って、読み終わった方は思うのでは。読み始め、登場人物が多く、おまけにカタカナの人が多い。これはちょっとと思いましたが、謎解きが多重になっていて、頭は使いましたが、面白かったです。はらわた、読み返したくなりました。

    0
    2026年08月08日
  • エレファントヘッド

    Posted by ブクログ

    すごい話だった。
    最初何の話か現実なのか空想なのかわからなかったが、話の流れを理解するとよくこんな複雑なストーリーと場面転換を思いつくな、、と思うような仕掛けと伏線回収がすごくてほかの小説では感じたことの無い感覚になった。

    0
    2026年08月07日
  • 人間の顔は食べづらい

    Posted by ブクログ

    どタイプ。どんでん返しも面白かった。
    「お前の彼女は2階で茹で死に」に続いて2作目。やっぱりこの方すごい。

    0
    2026年08月06日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。最後までひっくり返され続けた。

    隔離された世界、自分たちとは違うものを信奉する人々。
    その人たちに、自分の世界の見え方でものを語っても理解し合えるはずがない。

    そこを踏まえての最後の解決編。かと思いきや、まさかのどんでん返しである。
    しかしそのどんでん返しでさえも、最後の最後に描かれる場面で題名の意味が分かって、結末に余韻を残して終わるのである。

    こればかりは読まねばわかるまい。
    とっとと読むのが一番である。

    0
    2026年08月01日
  • エレファントヘッド

    Posted by ブクログ

    大満足ですが
    ミステリー上級者向けですよこれ...

    吐くかと思うくらい情報が多いし、濃い。

    大半の小説って
    状況描写で読み飛ばせるとこありますが
    300p超しっかり読まされました。

    脳もたれです。

    0
    2026年07月26日
  • エレファントヘッド

    Posted by ブクログ

    白井智之がグロであることは名探偵シリーズで何となく知っていたが、今回はそれを解放したらしい作品。
    グロと緻密なロジックでずっと踊らされた。
    一方で、伏線はかなり丁寧に回収していた印象。まぁ伏線だと気づいたのは回収されてからだけど。

    子役のあいつも言ってたが、全てに理由がある。

    0
    2026年07月22日
  • エレファントヘッド

    Posted by ブクログ

    主人公の精神科医の精神分裂の話。そこで、殺人が起こるのだが、まぁ、その内容が、めちゃくちゃぶっ飛んでいる。やのに、伏線だらけ。計算し尽くされた構成。豪快やのに繊細な名作!

    0
    2026年07月15日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

    匿名

    購入済み

    電子書籍では全く伝わらないと思うが本の判型まできちんと考えられていてそこが一番おもしろかった。あと登場人物の名前とか変な名前でそこもね。

    #共感する #笑える #ドキドキハラハラ

    1
    2026年07月13日
  • エレファントヘッド

    Posted by ブクログ

    【良かった点】
    「何これ?」の連続で読者を翻弄する異様な世界観が強烈。それでいて、終盤で真相が明かされると全体が見事に一本の線でつながり、論理の破綻がほとんどない完成度の高さに驚かされた。再読したくなる本格ミステリー。

    【気になった点】
    グロテスクな描写や不快感を覚える場面もあり、人によっては受け入れにくいかもしれない。世界観の特殊さから序盤は戸惑う読者もいそう。

    【おすすめ度】
    ★★★★★(5/5)

    【ミステリーとしての意外性】
    ★★★★☆(4/5)

    0
    2026年07月12日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    Posted by ブクログ

    有栖川作品はあまり読み込んでいないが、夕木春夫に惹かれて拝読。どの作品もその作家の作品として面白いオマージュで、有栖川作品のキャラクターのカメオ出演などにもぐっとくるものがある!
    有栖川作品をもっと読みたい!という気持ちで満足感のあるトリビュート企画。有栖川先生の感想も読んでて笑顔になってしまう。

    0
    2026年06月29日
  • ぼくは化け物きみは怪物

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集だからかグロ控えめ、だけど多重解決ロジックは長編にまったくひけをとらない というか何食ったらこんな話思い付くんだよ

    0
    2026年06月02日
  • 人間の顔は食べづらい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    柴田和志…プラナリアセンター勤務の男
    河内ゐのり…風俗嬢。

    食用クローン人間を生産する工場で働く主人公は、とある生首をめぐって事件に巻き込まれていく。

    そもそもの設定がおぞましすぎる。面白かった。結構ど定番なトリックだけど、三重くらいになってることで気づききれなかった。

    0
    2026年05月10日
  • 人間の顔は食べづらい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2026.05.09 (土)
    やばいめちゃくちゃおもしろかった…!!!!!!これデビュー作らしいマジ……???徹頭徹尾サビ!!!何これ……!!!おもろい……!!!なんかすっっごい読みやすかった…!語り手もコロコロ変わるんだけど、読みやっすい……!終わり方まで綺麗…!ずっと皮肉効いてるこういうのだいすき……!!(興奮したまま書いてる……)これが小説読んでてよかったと思う瞬間……!!!これ映像化は無理やろ……映像だと思わず目を背けたくなっちゃうような描写も本ならではの咀嚼ができてよかった……

    当方女ですが、女性にはかなりバイオレンスな描写が多々あったので読める人はかなり少数だと思う……フィクションだと割り切れればかなりおもろいし(軽視ではなく)わたしはすき

    金髪由島くん結構すきだったぞーーーーあそこはマジで信じたくなくて生きてないか望みはないか反芻してた 内蔵出たまま和志助ける三紀男なんなん…ヒーローか…?笑った直後もしんどかった温度差でしぬ(文庫特別書き下ろし掌編 由島三紀男も結末普通に声出た書き下ろしありがてぇ)

    「儀式」とか四つ折りの脅迫状とか河内ゐのりの本名が頑なに遮られる所とか……というか、最初のラブホテルでは煙草吸ってるのにその後の描写は煙草に加えて火事の煙にもむせてる所とか……!読んだあとならめちゃくちゃ分かるのに脳のリソースそこに割けてなかった…!!てかほんとに303頁の煙草の件、頭バチーーンってなった(笑)
    めちゃくちゃ推理まみれでこんだけ推理展開されてたら、いつもならついていけないとこあるはずなのに1冊まるっと分かる…分かるぞ…!とドーパミンドバドバだった…ずっと興奮してた……
    チャー坊が「儀式」と口にした途端パチーーーンとこれはクローン富士山もいるのでは…と薄々勘づいたけど遅すぎた……クローンらは遥か先にいた……読み終わったあとだと、よりチャー坊がえらく賢しく魅力的なキャラクターに見えた

    解説の道尾さんにも概ね同感だった。おもろかったのは※まだ触れません。 ※少し触れます。 ※触れます。 の三拍子(笑)触れていく度にうんうんと首もげそうになるほど同感でした。単行本化をプッシュしてくれてありがとうの意です。

    0
    2026年05月09日
  • 東京結合人間

    匿名

    購入済み

    甘美なるロジックの応酬

    多重解決ミステリの妙手──白井智之氏ほどこの評価が相応しい作家はいないのではないか。
    本作もその才能が遺憾なく発揮されており、舌の肥えたパズラーファンを唸らせること必至の傑作多重解決ミステリである。
    エログロインモラルという茶目っ気が少々気になる方もいらっしゃるだろうが、そこを押してでも読む価値はあると確信している。
    ぜひお手に取って白井ワールドを堪能していただきたい。

    0
    2026年05月07日