白井智之のレビュー一覧

  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    新幹線での旅行のお供に購入。隣席の他人は、こいつ何を読んでるんだ?と思ったかもしれない。 

    見た目はコンパクト、中身はしっかり。
    某メガネ少年探偵のような1冊。

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    2026年08月05日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    本格ミステリで久々に楽しかったあー

    いやいや本のサイズこれで本格ミステリで殺人描くってどういうこと?って思ってたけど、すごい納得。話の内容が全部わかってしまうのにもちろん時間はかからないし、何より速読がテーマという意外性。本のサイズが気になって手に取って正解でした。
    これは本という作品表現においての可能性がまた一つ広がった作品になっています。
    まさか本のサイズ、それを読む読者のスピードがヒントになるなんて…これ以上は言えませんがすぐ読めるので是非読んできてください。

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    2026年08月05日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。最後までひっくり返され続けた。

    隔離された世界、自分たちとは違うものを信奉する人々。
    その人たちに、自分の世界の見え方でものを語っても理解し合えるはずがない。

    そこを踏まえての最後の解決編。かと思いきや、まさかのどんでん返しである。
    しかしそのどんでん返しでさえも、最後の最後に描かれる場面で題名の意味が分かって、結末に余韻を残して終わるのである。

    こればかりは読まねばわかるまい。
    とっとと読むのが一番である。

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    2026年08月01日
  • エレファントヘッド

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    大満足ですが
    ミステリー上級者向けですよこれ...

    吐くかと思うくらい情報が多いし、濃い。

    大半の小説って
    状況描写で読み飛ばせるとこありますが
    300p超しっかり読まされました。

    脳もたれです。

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    2026年07月26日
  • エレファントヘッド

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    白井智之がグロであることは名探偵シリーズで何となく知っていたが、今回はそれを解放したらしい作品。
    グロと緻密なロジックでずっと踊らされた。
    一方で、伏線はかなり丁寧に回収していた印象。まぁ伏線だと気づいたのは回収されてからだけど。

    子役のあいつも言ってたが、全てに理由がある。

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    2026年07月22日
  • エレファントヘッド

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    主人公の精神科医の精神分裂の話。そこで、殺人が起こるのだが、まぁ、その内容が、めちゃくちゃぶっ飛んでいる。やのに、伏線だらけ。計算し尽くされた構成。豪快やのに繊細な名作!

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    2026年07月15日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

    匿名

    購入済み

    電子書籍では全く伝わらないと思うが本の判型まできちんと考えられていてそこが一番おもしろかった。あと登場人物の名前とか変な名前でそこもね。

    #ドキドキハラハラ #笑える #共感する

    1
    2026年07月13日
  • エレファントヘッド

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    【良かった点】
    「何これ?」の連続で読者を翻弄する異様な世界観が強烈。それでいて、終盤で真相が明かされると全体が見事に一本の線でつながり、論理の破綻がほとんどない完成度の高さに驚かされた。再読したくなる本格ミステリー。

    【気になった点】
    グロテスクな描写や不快感を覚える場面もあり、人によっては受け入れにくいかもしれない。世界観の特殊さから序盤は戸惑う読者もいそう。

    【おすすめ度】
    ★★★★★(5/5)

    【ミステリーとしての意外性】
    ★★★★☆(4/5)

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    2026年07月12日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川作品はあまり読み込んでいないが、夕木春夫に惹かれて拝読。どの作品もその作家の作品として面白いオマージュで、有栖川作品のキャラクターのカメオ出演などにもぐっとくるものがある!
    有栖川作品をもっと読みたい!という気持ちで満足感のあるトリビュート企画。有栖川先生の感想も読んでて笑顔になってしまう。

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    2026年06月29日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    ネタバレ

    短編集だからかグロ控えめ、だけど多重解決ロジックは長編にまったくひけをとらない というか何食ったらこんな話思い付くんだよ

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    2026年06月02日
  • 人間の顔は食べづらい

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    ネタバレ

    柴田和志…プラナリアセンター勤務の男
    河内ゐのり…風俗嬢。

    食用クローン人間を生産する工場で働く主人公は、とある生首をめぐって事件に巻き込まれていく。

    そもそもの設定がおぞましすぎる。面白かった。結構ど定番なトリックだけど、三重くらいになってることで気づききれなかった。

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    2026年05月10日
  • 人間の顔は食べづらい

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    ネタバレ

    2026.05.09 (土)
    やばいめちゃくちゃおもしろかった…!!!!!!これデビュー作らしいマジ……???徹頭徹尾サビ!!!何これ……!!!おもろい……!!!なんかすっっごい読みやすかった…!語り手もコロコロ変わるんだけど、読みやっすい……!終わり方まで綺麗…!ずっと皮肉効いてるこういうのだいすき……!!(興奮したまま書いてる……)これが小説読んでてよかったと思う瞬間……!!!これ映像化は無理やろ……映像だと思わず目を背けたくなっちゃうような描写も本ならではの咀嚼ができてよかった……

    当方女ですが、女性にはかなりバイオレンスな描写が多々あったので読める人はかなり少数だと思う……フィクションだと割り切れればかなりおもろいし(軽視ではなく)わたしはすき

    金髪由島くん結構すきだったぞーーーーあそこはマジで信じたくなくて生きてないか望みはないか反芻してた 内蔵出たまま和志助ける三紀男なんなん…ヒーローか…?笑った直後もしんどかった温度差でしぬ(文庫特別書き下ろし掌編 由島三紀男も結末普通に声出た書き下ろしありがてぇ)

    「儀式」とか四つ折りの脅迫状とか河内ゐのりの本名が頑なに遮られる所とか……というか、最初のラブホテルでは煙草吸ってるのにその後の描写は煙草に加えて火事の煙にもむせてる所とか……!読んだあとならめちゃくちゃ分かるのに脳のリソースそこに割けてなかった…!!てかほんとに303頁の煙草の件、頭バチーーンってなった(笑)
    めちゃくちゃ推理まみれでこんだけ推理展開されてたら、いつもならついていけないとこあるはずなのに1冊まるっと分かる…分かるぞ…!とドーパミンドバドバだった…ずっと興奮してた……
    チャー坊が「儀式」と口にした途端パチーーーンとこれはクローン富士山もいるのでは…と薄々勘づいたけど遅すぎた……クローンらは遥か先にいた……読み終わったあとだと、よりチャー坊がえらく賢しく魅力的なキャラクターに見えた

    解説の道尾さんにも概ね同感だった。おもろかったのは※まだ触れません。 ※少し触れます。 ※触れます。 の三拍子(笑)触れていく度にうんうんと首もげそうになるほど同感でした。単行本化をプッシュしてくれてありがとうの意です。

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    2026年05月09日
  • 東京結合人間

    匿名

    購入済み

    甘美なるロジックの応酬

    多重解決ミステリの妙手──白井智之氏ほどこの評価が相応しい作家はいないのではないか。
    本作もその才能が遺憾なく発揮されており、舌の肥えたパズラーファンを唸らせること必至の傑作多重解決ミステリである。
    エログロインモラルという茶目っ気が少々気になる方もいらっしゃるだろうが、そこを押してでも読む価値はあると確信している。
    ぜひお手に取って白井ワールドを堪能していただきたい。

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    2026年05月07日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    最低だけど面白かった
    どちらかと言うと胸糞小説だと思うけど、そこまで不快感はない。
    狂った倫理観とシュールギャグ(?)のバランス感覚が素晴らしいし、推理は隙間なく積み上げたテトリスを縦棒で全消しした時みたいに気持ちいいです。


    自白強要のプロがいるのはズルいっすね……(最高

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    2026年04月28日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    めちゃくちゃやりすぎてて面白い。すぐ読めるし人と共有したいけど内容的にも描写的にも勧めにくさはある。めちゃくちゃなのに推理はちゃんとしてて楽しい。

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    2026年04月26日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    最後のくだり、やっと意味が分かった

    必ず象山は生き残るのだけど、それは今の逃亡者の象山がこれからいくつも分裂する中の1人で、自分はどうなのかは分からない、自分は当たり側でいられるだろうかという話か

    でもこういうのを読むと自分とはなんだろうとなる。深海をテーマにしたゲームSOMAでも同じこと思ったけど

    当たりを引き続けた象山も、今からアンプルを打ち始める記憶はあり、どこかでハズレを引く逃亡者の象山もその記憶はある、どちらも同じ履歴を持っている自分なので、【自分がどちらに属する(どちらになる)】という問い自体が、もはや意識の連続という解釈では正しくないのかなとかも思った
    (シスマを打った時点でその人はいなくなって、そこからコピー2つが異なる道にそれぞれ別れるだけなので、どっちが元の自分とかないです。どっちの自分も履歴(記憶)を引き継いでるから地続きに感じるだけ、みたいな)




    あと特殊設定ミステリってメタ読み対策として強いなと思った
    例えば、ミステリーサークルで1人ずつ死んでくやつで、高いとこに吊るされてるやついたら「あーはいはい、お決まりの死亡偽装ね。自分が死んでるのがバレないように体を確認されないよう高い位置で吊るしてるのね。よしみんな、あいつどうにかおろしてみんなで刺して本当に死んでるか確認しよう」とか考えちゃえば良いんだけど、この専用の特殊設定みたいなのはそういう共通パターンではなく固有なのでお決まりのメタパターンが存在しないので浮かばない

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    2026年03月21日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート作品。
    7人の作家が「有栖川ワールド」のキャラクターや世界観などを自由に使って短編を競作している。

    有栖川作品でお馴染みの火村や有栖といったキャラクターが、生みの親の手を離れてもイキイキ活躍していて、各作家のリスペクト具合が伝わる。
    それでいて、作家による文体・ニュアンスの違いも出ている。
    単なるお祭り作品の枠に収まらない、見事な1冊に仕上がっている。

    本作を読むことで、久々に有栖川有栖の作品(元ネタ)を読んでみたくなった。

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    2026年03月19日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    設定が面白い。過去にあった事件を元に現代に憑き物として蘇った犯人が現代でも同様の事件を繰り返し、それを解いていく。
    名探偵のいけにえほどのインパクトはなかった。

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    2026年03月05日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    短編集とはいえ、かなり出来がいい。
    大体こういう短編集は作者の実験的な作品が多く、物語性に欠けたり、オチが微妙だったりするところだが、白井さんの場合は実験するトリック自体がかなり面白いものを扱っているため、非常に楽しい。
    物語だけでなく、メタ的に読んでも楽しめるあたり素晴らしい。

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    2026年02月24日
  • そして誰も死ななかった

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    茂木
    大亦牛男…牛汁
    秋山教授
    錫木帖
    榎本桶
    宝田踏悟朗
    秋山雨
    リーさん
    綾巻晴夏(秋山)
    真坂斉加年…真坂芳夫
    齋藤運也
    天城菖蒲
    あいり
    三紀夫
    玉島
    金鳳花沙希
    四堂饂飩
    阿良々木肋

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    2026年02月09日