白井智之のレビュー一覧

  • 平成ストライク

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    平成の時代に起きた出来事をテーマとしたアンソロジー小説。

    巻末に平成30年史が載っていて、それを見ると、短いようで本当に色々なことがあったんだな。と感慨深くなる。

    収録作品としては、どれも面白かったけど、千澤のりこさんの『半分オトナ』が特に良かった。キーワードは二分の一成人式、児童虐待。
    貫井徳郎さんの『他人の不幸は蜜の味』も印象的。
    女子高生コンクリート詰め殺人事件、スマイリーキクチさんへの誹謗中傷。
    どちらも自分の中で強烈な印象を受けた事件なので、胸が痛かった。
    他人を誹謗中傷してしまう人は、間違いなくSNS辞めたほうが良い。

    白井智之さんの作品は今回初めて読んだけれど、白井さん作品

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    2025年12月21日
  • エレファントヘッド

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    精神科医の象山は家族と平穏な日々を送っているが、いつか崩壊するのではと恐れ、謎の薬を手に入れる。

    最後の謎解き章は読んでると頭がおかしくなるくらい異次元すぎて分からないw
    ラストは昔の『世にも奇妙〜』みたいで意外と好き。

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    2025年12月07日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    自殺したミミズの妹の復讐を誓う兄に監禁されたミミズの天才女子高生、そしてレイプ魔のミミズ、のお話。

    特殊設定ミステリーでグロめ描写多め。特殊設定が活かされた謎解きに複数の解が示され、最後は一つにまとまり、すごかったです。

    複数エピソードの冒頭はレイプ魔ミミズが選択に悩み舌打ちする姿から始まる定型パターンが確立されていた。

    陰毛の剛毛とつるつるがとある真相につながるとはなかなか。

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    2025年12月22日
  • 死体の汁を啜れ

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    2025.11.30
    これだけ血が流れるのにあまりグロさは感じさせないのが作者の持ち味ではと私は思っている。

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    2025年11月30日
  • もの語る一手

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    ネタバレ

    綾崎隼さんが将棋のアンソロジーに寄稿してると聞いては読まないわけにはいかない!
    今回の綾崎さんの作品は、「僕らに嘘が一つだけ」の2人と同世代の朱莉さんが主人公。もう一度僕らに〜も読み返した上で、こちらも読み返したいな。

    一話目は青山さんのお話らしく、前向きな気持ちになる門出の話。
    葉真中さんは初読み。ただただ少年の手腕に鳥肌。
    弟子にしたかった少年を冤罪から救うという白井さんの話にはびっくり。そういう将棋との絡め方もあるのか。
    橋本さんも初読み。この一戦を勝てば夢が叶うという相手への対応って悩ましい。そこで手を抜かれて夢を叶えること、本気で相手してもらって破れること。
    芦沢さんは気になってい

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    2025年11月24日
  • 新しい法律ができた

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    隙間時間に読みやすい短編だけど、しっかり読み応えのある話ばかり
    突拍子もない法律と思いきや、腑に落ちるものがよかった。

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    2025年11月21日
  • エレファントヘッド

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    一気に読んでしまった。とにかく事前情報なしで読んでほしい。エロやグロ描写があるから苦手な人は気をつけた方がいい。

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    2025年11月09日
  • 死体の汁を啜れ

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    唯一無二のこれからも期待する鬼才白井智之の連作短編小説。

    タイトルもぶっ飛んでるが、内容もぶっ飛んでました(笑)

    しっかりミステリーとしての出来も素晴らしく、読み終わったあとも久しぶりに余韻に浸れる作品でした!

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    2025年11月06日
  • エレファントヘッド

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    なんて感想を書けばいいんだ。頭がこんがらがっておかしくなってしまいそうな展開。作者さんの頭の中はどうなっているんだ。作者さんこそがエレファントヘッドの持ち主なのではないか。そう思ってしまうほどジェットコースター的な展開だった。象山が私よりもはるかに頭のいい、それでいて狂っている人間だからこそ、話をややこしく、カオスにしているんだろうな。

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    2025年11月05日
  • 東京結合人間

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    前半のエログロがすごすぎて、後半がとても平和に感じた笑
    安定の多重推理で、この世界観ならではのトリックが冴えてました。

    結合人間、表紙のイラストのようなイメージではなく、顔は一個なのかな…???

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    2025年10月31日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    ネタバレ

    はじめの方は「2年連続大傑作を拵えてきたシラユキ先生でもたまには凡作も書いちゃうよね…(安心)」と油断していたら………

    『最初の事件』
    掴みとしてはかなり良い、なんたって小学生名探偵の最初の事件だからね。ここからアフリカ・韓国・時間兵器…etcとお話が広がっていくかと思いきや、ぶつ切り!もったいない!!

    『大きな手の悪魔』
    「尼崎事件」が元ネタか。狡猾な老婆と紳士な悪魔の頭脳戦。いくらなんでも紳士すぎるでしょ山羊さん…

    『菜々子の中で死んだ男』 
    犯人探しの遊郭巡りと飛躍ロジック楽しく、最後に浮かび上がるタイトルの意味もお見事。

    『モーティリアンの手首』 
    まさかの地学ミステリ。化石に

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    2025年10月31日
  • エレファントヘッド

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    ミステリ。エログロ。
    白井先生の長編を読むのは約6年半ぶり。『少女を殺す100の方法』以来。
    これこそ白井先生の作品、という感じ。
    ネタバレ厳禁らしいので、本文の言葉をひとつだけ。
    "こんなことを考える人間がいるなんて想像したこともなかった"

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    2025年10月28日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    謎解きが行われる度に、これタイトルとどう関係してくるんだ…?と思ってたけど、それがわかった時のそういうことか!感にちゃんと感動した

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    2025年10月26日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    今まで読んだ本で1番難しかったかもしれません。
    終盤は頭を抱えながら読みましたが、独特な雰囲気が好きでした。
    “見えない爆弾”が最後に回収されたのが良かったです。

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    2025年10月21日
  • エレファントヘッド

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    最近のミステリーはこういう感じになってきているんですね、と思う次第でございます。

    その中でも極北にあたる作品となるのでしょうか。

    色々な手法というんですかね、余すところなく使われており、あれこれ手法を織り交ぜながら複雑なプロットを作るのはだいぶ骨が折れる作業ではないかと感じました。

    しかし、それ以上に作者である白井さんの異常性といいますか、無機質な残忍性といいますか、そのあたりが作品に特異性をもたらしていることは間違いないのかと。

    そのせいか好き嫌いはだいぶ出るかなと思います。

    僕は声を大にして「好き」ということはできないです。無機質な残虐性や極めて倫理性に欠けた主人公の象山の行動は

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    2025年10月21日
  • エレファントヘッド

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    シスマという時間を戻すことの出来る薬が発動する条件を巧みに使ったTENET的な設定がやや強引な部分はあったが面白かった。異なった時間に存在する複数の自分と夢の中の地下室で一堂に会しながら事件の真相を解いていく。行ったり来たりする時間軸に混乱しそうになりながらも、最終章〜エピローグに向けて明かされる真実に、あぁその手があったか、といっぱい食わされた感があって良かった。
    軽快な語り調子のおかげかグロさも軽減されてるように思う。

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    2025年10月19日
  • エレファントヘッド

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    「あ、この医師はまともなんだな。良かった」と思ったのも束の間、めちゃくちゃド変態だった笑

    たまにはこういう作品を読むのもいいかも。たまにはだけど。

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    2025年10月17日
  • これが最後の仕事になる

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    続きを書いて欲しい話や、考えさせられる話または自分にはよくわからない話など色々な作家さんの作品があり、読み応えがありました。
    この中から自分のお気に入りになる作家さんを探すのもいいかと思います。

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    2025年10月11日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    ネタバレ

    グロいのが得意な作家さんと聞いていたけど、グロくなくて安心。
    奇跡を起こすという教祖のいる新興宗教の町に名探偵が潜入して、そこで起こる殺人事件のナゾに挑む物語。

    犯人やトリックが提示されたかと思うと別の解決手段が示されたりして、多重構造のような感じ。

    教祖や信者たちの人間像はあまり語られず、そのあたりもっと知りたい感もあるけれど、そこのボリュームを削いだおかげでスピーディーで読みやすい話になっていると感じた。

    終盤の怒涛の展開にビックリ。タイトルである名探偵のいけにえの意味にもビックリ。読み終えて呆然。
    名探偵は加害者にもなりうるという一節が印象的。

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    2025年10月08日
  • もの語る一手

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    祖父に誘われても覚えきれなかった将棋。そんな私でもすごく楽しむことができた。青山さんと貴志さんのものは特に楽しめました。アマチュア(将棋教室)から的中屋、女流棋士と将棋1つを取ってもいろんな話が出来上がるのはすごい!しかも皆さん超有名な作家さん。1冊で得できました。

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    2025年09月29日