あらすじ
この街では、
なぜか人がよく殺される。
ならず者たちが謎を追う!!
ミステリ・ランキングを席巻する
鬼才が贈る、前代未聞の死体パズラー!
豚の頭をかぶった死体、
死体の腹の中の死体……
この街では、なぜか人がよく殺される。
殺人事件の発生率は南アフリカのケープタウンと同じくらい。
そんな牟黒市で見つかる一風変わった死体の謎を追うのは、
文字の読めないミステリ作家、深夜ラジオ好きのやくざ、
詐欺師まがいの女子高生、事件を隠蔽してばかりの刑事。
ミステリ・ランキングを席巻する
鬼才が贈る死体大博覧会【EXPO】、開幕!!!
解説/東川篤哉
【目次】
前日譚
豚の顔をした死体
何もない死体
血を抜かれた死体
膨れた死体と萎んだ死体
折り畳まれた死体
屋上で溺れた死体
死体の中の死体
生きている死体
後日譚
解説 『死体の汁を啜れ』を削れ 東川篤哉
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
こんな死体あり!?という8編からなる連作短編集。
これ本格ミステリーなの?ギャグじゃないの?何なんだこれは。
毎度の如く当たり前にグロいけどエログロではないから気持ち悪さは引かめ。
白井ワールドに入る時は冒涜という言葉を忘れましょう。
登場人物の名前が真面目なのかやけくそなのかわからなくて、特に千貫昆布(ちぬき こんぶ)さんにハマった。
私も白井さんにペンネームつけてほしい。
Posted by ブクログ
唯一無二のこれからも期待する鬼才白井智之の連作短編小説。
タイトルもぶっ飛んでるが、内容もぶっ飛んでました(笑)
しっかりミステリーとしての出来も素晴らしく、読み終わったあとも久しぶりに余韻に浸れる作品でした!
Posted by ブクログ
好きな漫画家が表紙の絵を描いているというだけで購入。
地名や登場人物の名前が変わっており、そういう部分できをてらう系かーと最初は後悔したが、意外にもおもしろかった。あり得ない死体のオンパレードだか、読み終わるとしっくりきた。
Posted by ブクログ
おお、とうとう死体そのもので遊ぶようになったのか…。
って言うと語弊があるよねえ。
正確には、死体をトリックの道具にしている。
まあグロ表現が名刺代わりの作家さんなので、私としてはあまり気にしませんが。
相変わらず、人物・トリック全てにおいて奇抜。
もう『豚の顔をした死体』を一発目に持って来た時点で、絶対に普通の短篇集じゃないことが分かる。
なのに推理はロジカルだから面白い。
多重推理に振り回されるのも慣れると楽しいんだよなあ。
Posted by ブクログ
とんでもないもんに手を出してしまった…
まさに死体大EXPO開幕!
感情とかそういう人間っぽいものをかなぐり捨てて
あくまでも全ての短編の最後に大きな(笑)をつけて
それから読んでみて欲しい
でもちゃんとミステリー
伏線回収あるある
解説の東川篤哉さんも素晴らしかったです
Posted by ブクログ
グロミスの極み!
鬼才、白井智之氏が放つ連作短編集
『死体の汁を啜れ』!!!
★4.5
『名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件』で、実際に起こった事件を元ネタに、特殊設定、多重解決推理の粋の極みを目の当たりにし、それによりワンツーをくらい
『エレファントヘッド』で、おったまげ~の、ぶったまげ〜の脳味噌ぶちまけのストーリーとこれまた多重解決の極限を披露され、ノックアウトされた口である
ということで、文庫化を機に本作を手に取ってみた
上記2作には到底及ばないが、至って上質なグロミスである
白井氏は、トリックもさることながら、ストーリーも一級品である。
おしりから読んでも面白いかも!!
蛇足!?余談!?ですが、東山篤哉氏の解説!
これまた最高!!
今まで読んだ解説で過去いちかも!
解説だけで立派な短編小説や〜ん
お見逸れいりましたm(_ _)m
Posted by ブクログ
各話が白井ワールド全開。想像すればグロい死体だらけの小説でした。少し分かり辛い描写もありましたけど、気づけば読み終えていました。出てくるキャラの名前にいつも笑わ貸されております。
Posted by ブクログ
これぞ白井友之って感じの連作短編
人間の身体を徹底して道具として扱うことで可能になるトリック
倫理観をぶっ飛ばせばまだまだ新しいトリックがある
フィクションラインが下がっちゃうことが難点でもある
Posted by ブクログ
なぜか人がよく殺される牟黒市で様々なパターンの変わった死体の謎をヤクザ、刑事、作家、女子高生が解決する短編集。
そうはならんやろとツッコミたくなる事件の数々はグロさはあるがユーモラスでもある。
石黒正数の絵での脳内再生余裕です!
謎自体は小粒なのは短編だからか…長編が読みたいね。
Posted by ブクログ
豚の皮を被った死体、ギロチンで四肢を切断された死体、死体の腹の中に入った死体等々…グロテスク描写で知られる作者によるその持ち味というか趣味というかを全開にした連作短編集。死体の状況の奇抜さが目を引く(というかドン引きだが)バカミスの様相も呈してはいるけれども、しっかりと本格らしい合理的な説明がつくところがすごい。。しかし、これだけ軽いノリでグロいのは読むのがキツいよ。
Posted by ブクログ
白井さんらしい、倫理と常識がぶっとんだ連作短編ミステリ。よくそんなシチュエーションを思いつくな…と思うような酷い死体のオンパレード。
人の心がないのかよ…と思うけど、読み心地は不思議と清々しい…。
登場人物誰もが、人のためとか誰かを救いたいとか、おためごかしを言わないからかなぁ。皆自分に正直で自分のエゴを隠さない。登場人物全員、身近にいたら嫌だけどキャラとしては好き。