白井智之のレビュー一覧

  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    先週、書店で文庫化されていたのを知り思わず衝動買いした本作。

    少々、情景移入し辛い設定ではありましたが、二転三転、いや四転五転する内容に思わず引き込まれました。
    最後きちんとタイトル回収する所もお見事でした。

    はらわたも近い内に読んでみたい。

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    2026年08月12日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    探偵の語る真相が何度も何度も変わるので
    一発で決めてくれよ…と思ったけど
    ラストに納得したので文庫化を待って
    読んでよかったなぁと思った。

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    2026年08月11日
  • もの語る一手

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    将棋というものを深く知るわけではないけれど、その奥深さや、指す人間が持つドラマなど、いろんな視点で物語は紡げるんだなぁとどの話も素直に面白かった。

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    2026年08月07日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    どの話も好きすぎる。
    死んだら骨と焼いてほしい。
    双頭の悪魔と、鍵の掛かった男と、この短編集を入れて焼いてくれ。
    エモすぎる。
    こんなにすごいのに、有栖川有栖先生の作品をある程度読んでることが前提だから人に勧めるのを躊躇してしまう。悔しい。
    寄稿している先生たちの愛がすごい。
    とても豪華。
    この企画を立てて作品にまとめてくれた方、ありがとうごさいます

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    2026年08月06日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    グロ要素は少なめでいつもよりもかなり読みやすいけれど、人がたくさん死んでしまうのが白井作品って感じだなと思ったら、実際にあった事件と聞いて驚いた。その事件を軸にして、いくつも推理を組み上げているのが本当にすごい。著者の頭の中は一体どうなっているのか。
    信仰の集団妄想を元にした推理と、信仰のない目線での推理、このふたつはややこしくて頭が混乱しかけた。でも前提が違うという発想がすごい。あれもこれも、無駄な描写はひとつもなかったのだと何度も驚く。
    宗教の自由を尊重する注意書きがたくさん出てきたのも興味深かった。神を信じていなくてもそれに代わるような何かを心に持っている可能性はあり、人それぞれにあるこだわりを抑えきれずに暴走していくのが、人間らしいなと思った。
    Qと大塒の未来が気になる。

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    2026年08月05日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    設定、展開、ロジック、動機、あらゆる点において素晴らしい。奇蹟によって認知が歪められたカルト村で起きた連続殺人事件。物語上の必然性から繰り出される多重解決。信仰と現実という二者間の問題が形を変えて跳ね返るホワイダニットは実に鮮やか。そして最後の最後に明かされる犯人の心理。一切の普遍性を持たない、極めて個人的な動機の強烈さに唸らされる。

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    2026年08月03日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    奇蹟を起こす人民教会という僻地で活動する宗教団体に調査団として潜入してるりり子を追ってきた大塒。調査団が謎の死を遂げる先にある真実は。
    人民協会では脚が切断した人も脚が元通りに戻ったという。しかし教会員外の余所者からみると車椅子に乗って脚は棒切れで支えてあるだけ。敷地内では事故や怪我をすることもないという。
    教会側の奇蹟が起きているという視点からの推理、それを覆すように余所者側の視点からの推理で論を組み立てる。その結果人民協会の崩壊を指すロジックで落とすのはさすが。
    なんで教会員900名強を巻き添えにさせる必要があったかのオチは恐ろしきいけにえでしたね!

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    2026年08月02日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    ☆4.8
    普段ミステリー読んでても難しいけど、めーーっちゃおもろいやん
    時系列とか、どの人とか考えること多い
    でも伏線は割と分かりやすい気がする!
    すぐあ、これさっきあったな、こうやったなって思って読めたね

    グロかったり、キモかったりするところもあるけど、だいぶお気に入り!

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    2026年08月02日
  • エレファントヘッド

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    さすが、ぶっ飛んだ作品を綴る白井さん、面白かった!

    どの推理にも納得してしまい「そうだったのか~」からのどんでん返しが何度も。
    一体どれがホント?誰が犯人?というもはやよく分からない状況に。
    さらに計算が苦手なのもあり、増えていく時間に混乱!!!
    それでも(時間のウンヌンカンヌンがよく分からなくても)「なるほど!!?!?ほほぉ?!?!」と驚嘆!
    (ほんとに驚嘆なんだけど、ここ使い方合ってるのか?!)

    白井さんの本は他にも何冊か読んだことがあるけれど
    どれもぶっ飛んだ設定&特殊な状況&驚きのエログロ。
    (白井さん作品を何冊か読み、すでに耐性がつきつつある描写……)

    張られまくる伏線、恐ろしい決断、サイコパスな象山…
    多すぎる情報についていけないのに楽しめる文章。
    スピーディーに転がる展開がさすがでした!

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    2026年07月30日
  • そして誰も死ななかった

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    したひは出てくるのに誰も死ななひ、とひうお話(?)。

    孤島でみつかるひくつかのしたひ、過去とのひんねん、ひくつかのすひり、さひごでひっくり返しが、、、。

    グロ描写ありで、なんとなく想像するだけでもこわひ。

    ※舌足らずのため、「い」が「ひ」になってしまっています。

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    2026年07月28日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    どの話も面白く、展開にドキドキしました。特に、「大きな手の悪魔」のおばあちゃんのキャラクターと、「菜々子の中で死んだ男」という設定が印象的でした。実際の事件を参考にされているのを知り、恐ろしくなりましたが…

    毎度白井さんの創造力と徹底的な調査には驚かされます。また、「ぼく」と「きみ」とは何かを考えながら読むのも楽しかったです。

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    2026年07月27日
  • エレファントヘッド

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    誰が犯人なのか、推理合戦。
    時間軸が複雑なんだけど、簡単な図説が挟まるので迷子になりにくい。
    グロい表現と胸糞悪くなるシーンがクセになる。

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    2026年07月24日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    数々の著名な作家さんが参加した一冊です。それぞれの書きぶりがとても楽しく、有栖川作品を愛しているのだなというのが伝わってきます。私が好きだったのは、夕木春央さんの有栖川有栖嫌いの謎です。なぞが解けていく様がすっきりしますし、物語の中で有栖川有栖さんへのコメントをしているところがクスッときました。他の物語も面白かったです。

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    2026年07月21日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    最初は状況がよくわからず、語呂合わせの地名や人名にもおふざけを感じながら読んでいたけれども、途中から夢中で一気に読んでしまった。
    初めの方のよくわからなかったところにも戻ったりして、イメージしながら読んだにも関わらず、最終的にただただ感心してた。口も空いていたかもしれん。

    最初から無駄なところなんて一つもない。
    100ページにもないこの小さな本に、意味がある。

    このサイズの本、背筋さんも2冊出してるけど、今後増えるのかな…。
    どこにしまうか、迷ってるんだよな…。

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    2026年09月10日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    怒涛の展開だらけで、気づいたら1日で読み切ってしまった!
    特殊設定を利用したトリックもぜんぜん予想出来なかったので気持ちよく驚けた!

    でもこの世界のルールだと、ただの交通事故がパラレル世界の不審死になってしまうから、警察大変だなぁとか考えてしまい、没入感はあまりなかったかも。
    こんなグロい世界に没入したくはないのでちょうどいいバランスで読めたのかもしれない。笑

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    2026年07月12日
  • あなたも名探偵

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    いつもミステリー小説を読んでいるときは、受け身で答えが出るのを待っているが、自分が名探偵になった気分で考えながら小説を読むという体験ができて面白かった。
    アンソロジーによっては、犯人と方法が当てられた!と思っても、私の考え方では矛盾点があることまで答え合わせ部分で書かれており、さすがミステリー作家だと感じた。

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    2026年06月07日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    作家「有栖川有栖」の作品のプロによる二次創作的なアンソロジー。豪華すぎる!有栖川作品を愛する作家さんたちによる本気の二次創作。本格ミステリーからややホラーなど、作家さんたちの特徴が垣間見えて2度おいしい。
    火村英生シリーズは最近読んで無かったから、また読みたくなった!

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    2026年06月06日
  • もの語る一手

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    青山美智子さん じんと心にきた。もし、シングルマザーで一人息子を育てていて、あんなこと言われてた泣いてしまう。頑張れー!息子!
    2話目 結局、どっちの方が実力あってどこから演技なの???

    将棋のルールも知らないけれど、やってみたくなりました。

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    2026年06月03日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    とんでもなくグロくて下品で倫理観の欠片もないのに、謎解き部分はしっかりフェアでロジカルで面白い。
    白井智之作品は毎回そうなんだけど、今作は特に凄まじい。
    過去に読んだ2作品よりも今回は特に汚物系のグロが多いので、苦手な方はご用心です。

    肌が赤紫の段々になるミミズ人間、身体から油が出るべとべと病、皮膚がべろっと剥がれるトカゲ人間……と、現実には存在しないグロテスクな奇病の登場人物がたくさん登場するんだけど、もしかしたら逆にちょっとでもグロ描写の手を緩めると実際に存在する病気と似た部分が出てきちゃって却ってヤバいことになってたりしたのかなー、と思った。
    人物名や地名が極めてテキトーなところ含めて、そういう「敢えてリアリティレベル下げよう」的な考えがあるんだろうなーと思う。
    めちゃくちゃグロくてキモくて汚いのに何故か普通に読めちゃうのは、そのへんの調整がすごく上手いんだろうなー。

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    2026年05月30日
  • 少女を殺す100の方法

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    ネタバレ

    著者の作品を初めて読んだが、それぞれの作品ごとに魅力の方向性が異なっており、短編集とはいえ多重解決などのバラエティに富んだ物語を味わうことができ、満足度の高い作品である。
    どの作品においても、14歳の少女が20人ずつ死んでいくので、トータルで100人の少女を殺されていく。本当に100個の方法が提示されているわけではない。
    グロテスクかどうかは個人の感性によるところが大きいと思うが、たくさんの少女たちがぺしゃんこになったり、ミキサーにかけられたり、当たり前のように内臓が出たりといった描写だらけなので、他の人におすすめできるかと言われると、こちらの人間性を疑われそうになるであろうことは想像に難くない。
    文章から場面を具体的に映像としてイメージする人には大変真っ赤な小説であるけれど、そこまで具体的にイメージすることなく、言葉として理解して読み進める人にとっては、苦も無く楽しむことができる作品だと思われる。

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    2026年05月07日