白井智之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ推理パートで、3〜4回くらいひっくり返されるのだけど、なんかどれもリアリティ感じられなくてしっくりこないまま終わってしまった。
あと、感情移入がなかなか出来なかったな。
主人公、親友、助手、そして敵役。なんか全員の心のうちみたいなものがあまり見えず。全体的に淡々としていて怖かった。
人が死んでも、誰も残念がってないような違和感というか。
それもある意味、異様な世界に居たという描写なのかもしれないけど。
Qを一時疑ってしまったから、犯人明かされたときも、あぁそっちか、ぐらいの気持ちになっちゃった。
個人的に合わなかったのは、先に犯人言っちゃうところ。そうなると「あぁなるほど、じゃあこの推理はフェイクね」って構えて読んでしまうためドキドキが減る。
色々書いたけど、後半はほとんど一気に読んで、ラストは面白かったし、Qに救いもあったから良かったなぁと思う。 -
Posted by ブクログ
7人の作家によるホラーアンソロジー第二弾。
編者の三津田信三が、それぞれのテーマで「自分が最も怖いと思う怪談を書いて下さい」とお願いして出来上がった一冊。
澤村伊智「メタ系怪談」
川奈まり子「実話系怪談」
芦花公園「子供の怪談」
菊池秀行「不条理怪談」
立原透耶「中華系怪談」
白井智之「鬼畜系怪談」
三津田信三「民俗学怪談」
高波被害を受けた地域にあった母校の小学校から同窓会のお知らせが届く、芦花公園「またみんなで集まろうねという話」が不気味で好みでした。立原透耶「中華系怪談」は中国や台湾の人から聞いた実話系怪談でテーマかぶっててちょっと残念。白井智之「ロダエネケワルA」は怪談ではないけど、作者らしい胸糞強烈さで異彩を放ってました。
「自分が最も怖いと思う怪談を書いて下さい」っていうテーマのハードルが高すぎるけど、編者リクエストテーマの書き下ろしアンソロは豪華で面白いので第三夜も期待してます。 -
購入済み
面白かった
麦の海に浮かぶ檻(恩田陸)。謎の島。ここに来ると原則外と繋がりはなくなるのと変なルールもあるみたいです。そんな島に外部から新入者が来ました。タマラとゆう女性で接触恐怖症があると校長が説明を受けます。要と鼎が一緒のファミリーで仲良く(鼎が特に)なろうとします。この学校には毎週お茶会があり要と鼎とタマラが呼ばれます。タマラがお茶を飲んだ後体調を崩します。それからもタマラはしばしば呼ばれは真っ青な顔して戻ってくるの繰り返します。それを見ていた鼎はタマラのカップに毒物が盛られてると疑います。しかし何のために?なぜタマラはお茶会を断らないのか?読み終わってもうーん、もやっとする感じでした。
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Posted by ブクログ
ネタバレミミズ人間、とかげ人間などが存在する特殊な設定のミステリ連作短編。
世界観や人物名、汚く下品な描写などかなり尖った内容ながら、推理部分は本格的。
名探偵役でもある天才女子高生(ミミズ人間)のマホマホが登場するが、主人公である刑事のヒコボシに監禁されていて、なんなら途中で殺されるという展開は予想もしなかった。各短編で殺された人たちと殺され方がまさかの伏線となって、最後に水腫れの猿の面々が復活するのも驚いた。結局リチウムがどういう立ち位置だったのかが明らかにはされなかった気がするけど、話が進むにつれて二転三転するストーリー背景もあり、最後までダレなかったなあという感じ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ白井智之先生の本が大好きで、今回もどんな多重解決があるのだろうとドキドキしながら読ませて頂いた。
だが私が並行世界という設定にハマれなかったせいでこの作品を芯まで楽しむことができなかったように思う。
推理部分、安定のグロさ、家族への歪な執着、救いのない結末など魅力的な部分はいっぱいある。けどファンタジーというか現実味のない要素が入ってしまうとミステリとして見れなくなってしまう。これは個人的な問題であり作品は悪くない。
屍人荘の殺人や透明人間は密室に潜むなどは楽しく読めたので、並行世界という設定事態が駄目なのかも。
ただミステリとして本当に面白い作品だと思う。