白井智之のレビュー一覧

  • エレファントヘッド

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    …なんかすごかった…

    最初の100ページまでは胸くそ悪いしグロいしで
    (うわぁ~…)
    と思いながら読んでいたけれど、そこからの急展開で俄然面白くなる。
    ワクワクドキドキが止まらない!
    …と思ったのは大体300ページくらいまでで、もうその辺で分からなすぎて疲れてくる。
    これ、ヨビノリたくみさんが絶讃してたけど、多分あれくらい理系の賢い人でないと理解出来ないんだと思う。

    私なんて、もうラストの方は
    (へー、はぁ、そうですか〜)
    くらいの置いてかれ感だった…

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    2026年06月15日
  • 人間の顔は食べづらい

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    ウイルスにより畜産が壊滅状態になった世界。
    人間は牛や豚を食べられなくなり、肉を食べるなら自分自身のクローンを食べるしかない。

    白井智之氏の作品は何度読んでもとんでもないな。

    とんでもねぇ設定なのにも関わらずミステリー部分はしっかりミステリーなので素晴らしい。

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    2026年05月20日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」の一文で始まる以外は作者にゆだねられたアンソロジー。人によって解釈、展開が変わるのがアンソロジーを読む面白み。

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    2026年05月15日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    ネタバレ

    白井作品の特徴であるグロテスクさを覚悟してから読み始めたのに、それでも顔を顰めてしまうシーンがある。新鮮に毎回すごい。生理的に嫌悪をもよおす表現のバリエーションが多い。
    それがわかっていても読んでしまうのは、やはり多重解決ミステリのすごさを体感したいから。今回も色んなパターンが提示されていて楽しめた。
    ノエルの私小説をもとに足取りを追っていきながら、事件を解決していくという展開がよかった。
    本当にとんでもない人物だけど、ヒコボシの復讐に燃える感じと、平然とした雰囲気になぜか好感を持ってしまう。
    色々理由をつけていても結局は自分のために行動を起こした。そういう人ばかりだったのがこの小説で一番現実

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    2026年05月12日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    設定が面白い。このような発想ができる作家さんがいるのかと感心した。
    ファンタジーと言えばいいのか、SFと言えばいいのか。とにかく特殊なミステリーだった。

    特殊な設定を活かしたトリックには驚いたが、彩夏の殺害を筆頭に、「そうはならないんじゃないか」と思うようなものもあった。
    そのような気になる点があったことから、評価3とした。

    家族を愛していると言いながら、平気で殺害を企てるのは、正直意味が分からない。合理性が全く感じられない。
    あくまで、象山は超利己的、自分本位な人物であり、その性根を前提とした人生のリスク回避に、狂気的に執着している。
    一方で、優秀な頭脳ではあるが、完璧ではなく、度々ミス

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    2026年05月11日
  • もの語る一手

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    白井智之さんと葉真中顕さん目当てで。
    白井さんの「誰も読めない」、白井さんの作風でどんな将棋テーマなんだろうと思ったら…最高でした笑
    青山美智子さんの「授かり物」もすごく良かった。

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    2026年05月09日
  • 人間の顔は食べづらい

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    ネタバレ

    設定はおもしろかった
    食用人間が作られている世界での推理小説。

    主人公とヒロインがそれぞれ二人いたとは…

    ラストは主人公のクローンが本体を陥れて、世に出てきた他のクローン数人と革命を起こそうとして終わり。読後感はさっぱり。

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    2026年05月04日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」から始まるショートショートです。この決まった一文から、こんなにも多様な世界が描けるのだと驚きます。作家さんが大喜利しているような感覚です。
    私のお気に入りは『こんにちは、チャッテー』真下みこと、『復讐者は振り向かない』多崎礼、『忘却加害』霜月流、『ネーミング』潮谷験でした!

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    2026年05月04日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    ネタバレ

    人鬼がでてくるので、若干思ってたのとは違った。でも普通におもしろかった。
    描写は結構ぐろめ

    原田亘=はらわた

    師匠に、嘘の自白をしそうになる所を救われて、名探偵の助手になった
    師匠は殺されてしまったけど、地獄から甦った古城の従者として事件解決を手伝う
    自分の彼女が嘘の自白をしそうになったところを解って止めたところ、ちゃんと浦野灸(師匠)の想いを受け継いでて滾った

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    2026年05月03日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    どんでん返しシリーズを初めて読みました。
    普段手に取らない歴史物の話もあり、とても興味深かったです。個人的には『雌雄七色』と『人喰館の殺人』が面白かったです。読み終わったあとにタイトルとつながるのが良いですね!

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    2026年05月02日
  • エレファントヘッド

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    難しすぎる!
    最初はなんだか医師による探偵物なのかと思い、途中からはバタフライエフェクトの様な話なのかと思いきや、全く違う話で少々混乱した。

    色んな話が色んな時間軸で語られ、なぜ?なに?等を考えていくんだが、これがまた難しい。
    時々ある図で整理しつつ読むが、すごい!と思えるレベルまで読解は出来なかった。

    何度か読めば違うのかもしれないので、また挑戦したい。

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    2026年04月29日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    ネタバレ

    白井さん、エグいと評判でちょっと手出し出来なかったんだけど、面白いというコメントも結構見るし気になる存在。
    表紙可愛い女の子だし、なんかいける気がする!読んでみよ!と思ったら、アレ帯なのね…
    まずそこからひぇ~ってなった。
    個人的には、天使と怪物の真相の悲しさと、手紙の最後に本名を書くところにぐっときた。
    …んだけれども、一番印象に残ったのは菜々子の中で死んだ男なのよね。
    アホなんで、タイトルで腹上死の話と気づかず(分かってる方結構いるのに)、霊媒師的に誰かを降ろしてる時に死んじゃったのかなとか想像して読んでた。
    更にアホなんで、読後2日位経ってから菜々子は四人目の子供堕ろしてからそこにかゆみ

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    2026年04月19日
  • もの語る一手

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    ネタバレ

    将棋は全く興味はないが好きな作者さんが多数いたので読んでみた。
    将棋が分かればもっと面白かったのだろうけど、分からないなりにも面白かった。


    ・授かり物 ★★★★★
    大好きな青山さんの作品。
    離婚して1人で子供を育てたお母さんの話。ほっこりとするし、泣きましないが感動する。


    ・マルチンゲールの罠 ★★★★
    1人語りの話。初めて読む作家さんの話。
    オチは読めたが、話に引き込まれ結構面白かった。


    ・誰も読めない ★★★
    将棋は全く分からないので、具体的な話はちんぷんかんだったがザ、ミステリーって感じでまあまあ良かった。


    ・なれなかった人 ★★★★
    読後がかなり良い!!
    将棋はちんぷん

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    2026年05月07日
  • これが最後の仕事になる

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    色んな方の短編が読めるとの事で拝読。
    胸糞が多かったように思う。最初の2つが個人的に不快で、次も不快なものならやめようと思っていたが、3つ目、親友は良い話なので読み進めた。
    半分以上が不快なように思う。あくまで個人の感想である。
    そんな中面白いのが何作か合えたので良かった。

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    2026年04月08日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    名探偵になりたい小学生、遊女の中で腹上死した男、人類を滅ぼしにきた異星人など、様々なシチュエーションが飛び出すビックリ箱のようなミステリー短編集。
    見世物小屋の殺人事件を巡る「天使と怪物」は、中でも仕掛けが見事だった。

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    2026年04月06日
  • 人間の顔は食べづらい

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    設定はブッ飛んでいますが、ミステリーとしてはかなり練られているなと思います。
    その世界観の中ではしっかり成立する内容です。
    この作品は2014年に書かれたものですが、すでにコロナウィルスと作中に出てきます。
    病状は少し違いますが、まさかリアルな世界で同じようなことが起こるとは著者もビックリだと思います。
    更に自分のクローンの肉を食べる世界が現実になったらイヤですね…

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    2026年03月30日
  • エレファントヘッド

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    いつか読みたいと思ってブックマークしていた本。
    序盤は刺激的でわくわくが止まらない。後半は、ミステリー的小説が苦手な自分にとっては追いつくのに疲れてしまった。脳が細分化される世界観や善を保つために悪を起こし続けることについて考えさせる部分はとても興味深く面白かったけど、謎解きに対して眠くなってしまうことは、今の自分の興味の矢印を改めて知れた気がした。

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    2026年03月15日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    奇抜な世界観や人物だけれど没入して読むことができた。最後の方の展開は面白くはあったが、どんでん返しという程でもない。

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    2026年03月12日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

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    アンソロジー最終巻
    延々と続いてほしいシリーズだった

    綾辻行人「意外な犯人」
    難易度低い

    辻真先「DMがいっぱい」
    まずまず

    井上夢人「殺人トーナメント」
    ややこしい論理パズルの転用
    オチは良かった

    乾くるみ「三つの質疑」
    面白い

    法月綸太郎「挑戦状盗難事件、または名探偵オルメスの冒険」
    まずまず

    白井智之「「少女」殺人事件 」
    既読 まずまず

    犬飼ねこそぎ「スフィンクスの謎かけ」
    まずまず

    森川智喜「犯人当てショートショート キーワードは黒猫」
    まずまず

    北山猛邦「竜殺しの勲章」
    強引

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    2026年03月10日
  • もの語る一手

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    8人の作家さんによる将棋にまつわる短篇集
    青山美智子さんの作品「授かり物」
    息子が旅立ちの日に「自分の好きなことを好きなように頑張れること、お母さん一番応援してるから」
    そして、離れることがこんなにさびしいのは幸せなのだと…
    相手を思って応援することで、自分も頑張れる気がします

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    2026年03月08日