白井智之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ白井さん、エグいと評判でちょっと手出し出来なかったんだけど、面白いというコメントも結構見るし気になる存在。
表紙可愛い女の子だし、なんかいける気がする!読んでみよ!と思ったら、アレ帯なのね…
まずそこからひぇ~ってなった。
個人的には、天使と怪物の真相の悲しさと、手紙の最後に本名を書くところにぐっときた。
…んだけれども、一番印象に残ったのは菜々子の中で死んだ男なのよね。
アホなんで、タイトルで腹上死の話と気づかず(分かってる方結構いるのに)、霊媒師的に誰かを降ろしてる時に死んじゃったのかなとか想像して読んでた。
更にアホなんで、読後2日位経ってから菜々子は四人目の子供堕ろしてからそこにかゆみを感じるって訴えてたけど、それ霊障なのでは!?ってなった。
別に好きなタイプの話でもないのに。
やっぱりトンデモないお人でした、白井さん。
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Posted by ブクログ
ネタバレ将棋は全く興味はないが好きな作者さんが多数いたので読んでみた。
将棋が分かればもっと面白かったのだろうけど、分からないなりにも面白かった。
・授かり物 ★★★★★
大好きな青山さんの作品。
離婚して1人で子供を育てたお母さんの話。ほっこりとするし、泣きましないが感動する。
・マルチンゲールの罠 ★★★★
1人語りの話。初めて読む作家さんの話。
オチは読めたが、話に引き込まれ結構面白かった。
・誰も読めない ★★★
将棋は全く分からないので、具体的な話はちんぷんかんだったがザ、ミステリーって感じでまあまあ良かった。
・なれなかった人 ★★★★
読後がかなり良い!!
将棋はちんぷんかんなので将棋については分からない事が多かったが、段の生き方が泥臭く良い!!
最後は泣きかけた。
・王手馬取り ★★
うーん、イマイチ。
貴志さんの作品なんで期待してたが、ガッカリ。
・おまえレベルの話はしてない(大島) ★★
イヤミスかと思ったら、ちょっとしたミステリー?的な話だった。
・女の戰い ★★★★
初めて読む作家さんの話で読後感が良い作品。
夢に向かって頑張ってる人って素敵だなと思いながら読んだ。
・桂跳ね ★★
歴史もの?はあまり好きでなく、文章も昔風で読みにくかった。
最後の諒四郎の将棋の指し方と彼の死に方が似てるというのが良かった。 -
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“スラッシャー小説×本格ミステリ”
お前の彼女は二階で茹で死に
白井智久
実業之日本社文庫
“自殺した妹の仇を討つために、刑事になったヒコボシ。
事件を追いながら、妹を自殺に追い込んだ連中の尻尾を摑み、破滅させてやろうとたくらむ。
事件の謎を解くのは、天才的な推理力を持つ女子高生探偵。
しかし彼女はヒコボシに監禁されていて…”
と、ここまであらすじを書いてみましたが、ここまでならまだ理解ができる範囲。
しかし、
“ミミズ人間”
“アブラ人間”
“トカゲ人間”
これは各章に出てくるワードです。
わかりますか??
私は頭がビッグバンを起こしました。
読めばわかる?
読んでもわからない?
さぁ、
『エログロスプラッター』
大丈夫な人は、
この世界に仲間入りしてください。
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このタイトルでありながら、帯には「五人全員が死んだとき――本当の「事件」が始まる。」
ミクロネシアの先住民族の風俗を題材にした小説が大ヒットした主人公だが、それは死んだ父親の遺品にあった原稿を出版社に送っただけのものであって、自らは小説など読んだことも書いたこともない、単なる酒クズ。そこから小説家全てと肉体関係を持つ女性と関係を持ち…。
で、それから約10年後、突然覆面作家から孤島に招待を受け、船着き場に行くと5人の作家が招待されていると知り…。
冒頭のあまりの主人公のクズっぷりはさすがの白井節で、やはり島に呼ばれる展開は、アガサクリスティのオマージュで。で、タイトルとは裏腹に、あっさり5人とも死ぬ。つか、殺される。
今回も安定のエロ・グロ・ゲロで、当然推理作家同士なので、多重推理の末に、
「え?なんちゅーう、ネタなん。そんなん分かるか―。確かにフェアっちゃフェアだけど」
という解決を見せたと思いきや、今回も…。
相変わらずの白井智之ワールドなんですが、今作は正直、物足りない。
やりたかった世界観と展開を決めて、そこからストーリーを肉付けしたのだろうが、
そのストーリー、ミクロネシアの部族のネタ(それなら、大量死よりも、その前にもっと有名になることがあるでしょとか)、最後のオチ、と消化不良感。
もし、これから入っていたら白井智之にハマらなかったかも…。
最初に手に取る作品って大事ですね。
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ネタバレ地獄のパズルを特等席で眺める──って感じかな。
子供ができてからというもの、エグい描写や救いのない物語は、生活の中に侵食してくるような気がして意図的に避けてきた。ニュースで子供が死んじゃった話とかも無理。
しかし、今回はなぜか最後まで一気に読めてしまった。
決して「大丈夫」な内容ではない。ミミズ人間、ベトベト病、トカゲ人間……いちいち比喩が汚く世界全体が不衛生で臭そう。
しかし、のべつまくなしに降り注ぐ異常な設定が、緻密なロジックを成立させるためのパズルのピースとして淡々とドライに配置されているからか、不快なのに読めてしまう。
画面から公衆便所の汚物臭が漂ってきそうなほど不潔な設定なのに、筆致はどこまでも軽くドライ。このギャップが、作品と適切な距離を置く能力を取り戻させてくれたのだと思う。
あとは、登場人物たちの「ヒコボシ」「マホマホ」「リチウム」といった記号的なネーミング。これらは一見ふざけているようだが、実は読者が深入りしすぎないための防波堤になり得ている。
もし彼らに生々しい名前とウェットな背景があれば、監禁されたマホマホの悲惨さは直視できなかったと思う。戯画的であるが故に一歩引いて「よくできた地獄絵図」を鑑賞することができた。
そんなことで意識が変わる自分も怖いけど、これは凄惨なパズルを最後まで見せつけるための、作者なりの残酷な温情かもしれない。
もちろん、感情が完全に死んでいたわけではない。マホマホにあんな仕打ちをした悪徳刑事のヒコボシが最後まで逃げ切るのは「貴様の血の涙を見るために読み続けるぜ俺は」となってた私から血の涙を引き出した。
他方でノエルの最期には、心の底から「ザマアミロ」と言い捨てられたね。
正直彼が辿り着いた「リチウムがデンに惚れてて再び振り向かせるためにノエルを利用して挙句自殺」って結論はほんとにそうかなぁ?と思ったけど、多重解決だからそれでいい。強姦魔は地獄の中で勝手に絶望して死ねばいい。 -
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ネタバレ【収録作品】
「ルパちゃん」 金子玲介
「推し活制限法」 日野瑛太郎
「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」 朱野帰子
「つるべを取られて」 阿部智里
「こんにちは、チャッテー」 真下みこと
「虚法」 須藤古都離
「国家殲滅フットボール法」 嶋戸悠祐
「復讐者は振り向かない」 多崎礼
「コロシヤとユキオンナ」 風森章羽
「 Touch law if you can」 名倉編
「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子
「『ラ禁法』ディストピア」 東川篤哉
「忘却加害」 霜月流
「密室の獣」 矢樹純
「御首塚の風」 高田崇史
「ネーミング」 潮谷験
「試み」 献鹿狸太朗
「魔法罪」 高田大介
「もう、ディストピア」 大沼紀子
「自転車武装条例」 矢部嵩
「ありがとう、虎太郎」 柾木政宗
「 ショートケーキの夜」 くどうれいん
「ぜんぶミステリのせい」 白井智之
「帰り道の行先は」 赤川次郎
「革命夜話」 五十嵐律人
「新しい法律ができた」という1行から始まる物語。
法律が題材だから、どうにも不気味な読後感。
「もう、ディストピア」は皮肉が効いている。
最後の「革命夜話」が重い。
この重さが失われつつある今、どんな悪法ができても驚かなくなりつつあるのが怖い。
現実的に生活は大切だけれども、それを守るためには大局を見なければいけない。理想がなければ堕ちるだけだ。 -
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豚の頭を被せられた死体に、腹の中に別の死体が埋め込まれた死体……。そんな、あまりにも独特でグロテスクな事件が次々と巻き起こる、異色のミステリーです。
舞台となるのは、日本で最も殺人が多発する無法地帯、牟黒市。この街で起きるトリッキーな怪事件に挑むのは、文字の読めないミステリ作家や、あらゆる不祥事を隠蔽しようとする刑事など、一癖も二癖もある個性豊かな4人のチームです。
本作の魅力は、何といっても「バカミス」らしい突き抜けた設定と、良い意味で滅茶苦茶なトリックの数々。重々しいタイトルとは裏腹に、肩肘を張らずに笑いながら読み進められる軽妙さがあります。
特筆すべきは、事件そのもののパンチ力以上に、メインキャラクターたちの行動によって事態が予想外の方向へと捻じ曲がっていくカオスな展開です。 犯人を特定して終わりではなく、あえて犯人を逃がして警察を轢き殺させたり、真実が分かった瞬間に事件そのものを闇に葬ったりと、トリックを解いた後も予断を許さない展開が続きます。
王道のミステリーに飽きた方、毒のあるエンターテインメントが好きな方なら楽しめる作品です。 -
Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
何がどうしてそうなった? 1行目は全員一緒、できた新法25本!
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第五弾。
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25編からなるショートショート集。
Mephisto Readers Club(MRC)シリーズ第5弾。
最初の一文は必ず「新しい法律ができた」で始めなければならない、という括りがある。
このシリーズを読むのも本作で5冊目。いつものように玉石混交。
以下が面白かった作者。
金子玲介
須藤古都離
多崎 礼
名倉編
潮谷 験
大沼紀子
矢部嵩
柾木政宗
くどうれいん
白井智之
五十嵐律人
上に挙げた中では大沼紀子が僕にとってのベスト。
オチの意味の分からなかった作品や、あまりにも安易なオチだなと思える作品もあった。