あらすじ
「亘(わたる)君、君は真実を語るべきだ」農薬コーラ毒殺魔、局部切断女、そして恐怖の三十人殺し! 昭和史に残る極悪犯罪者たちが地獄の淵から甦(よみがえ)り、現代日本で殺戮の限りを尽くす。空前絶後の惨劇に立ち上がった伝説の名探偵は、推理の力でこの悪夢を止められるのか。「疑え――そして真実を見抜け」二度読み必至の鮮やかな伏線回収、緻密な論理(ロジック)による美しき多重解決。本格ミステリの神髄、ここにあり。(解説・若林踏)
感情タグBEST3
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めちゃくちゃやりすぎてて面白い。すぐ読めるし人と共有したいけど内容的にも描写的にも勧めにくさはある。めちゃくちゃなのに推理はちゃんとしてて楽しい。
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設定が面白い。過去にあった事件を元に現代に憑き物として蘇った犯人が現代でも同様の事件を繰り返し、それを解いていく。
名探偵のいけにえほどのインパクトはなかった。
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過去に凄惨な事件の舞台となった土地で連続放火窃盗事件が発生
犯人を突き止めるべく探偵とその助手である原田亘が現地へ赴くのだが…
この方の作品はメインの推理が終わってまだ半分以上ページが残っているのでその後どうなってしまうのかワクワクします
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エレファントヘッドの衝撃が忘れられずこの本を手に取りました。
グロテスクな表現はほとんどありませんが、思ってた通りクセのある作品でまたまた僕の好みでした。
ブラックユーモアというか表現が独特で思わず声を出して笑ってしまうぐらいツボにハマってしまったんですが、人によっては不快に思うかもしれません。
ストーリーもオカルトチックな内容で好き嫌いは分かれそうです。
ちょっと普通のミステリ小説に飽きた人に読んでほしいです。
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名探偵のいけにえはカルト系だったけど、名探偵のはらわたの方は昭和の凶悪殺人犯たちが現代に蘇るというオカルト的な特殊設定が好きだった〜。
1つの事件を色んな角度から推理していく、多重解決が気持ちいいし、面白い。
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特殊条件ミステリの傑作に今年は出会いがち。
推理って解釈というか相手を以下に納得させられるかにかかってるよなぁと思うなど。
いけにえも再読しよっと
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今回はこう来たかー!と思うような、「名探偵のいけにえ」とはまた違った世界観で、でもやっぱり面白かった!この人は死んでほしくないけど絶対死ぬやつだよな..フラグありすぎるしな..と思ってたらやっぱり死ぬ、容赦ないよねぇ。白井作品といえばエログロだけど、こちらは爽やかとも言えるようなバディもので、読後感もよかった!
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はらわたときたら、死霊のはらわたを思い出した私は、ゾンビが探偵でもするのかと思ったら、これはこれは…
昭和史に残る残虐な犯罪者達が現代に甦るという設定が面白い!こんなことが日本で本当に?と思いながら、白井作品、もっと読みたいと思いました。
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私は「特殊設定ミステリ」が好きだ。
殊、読書においては漫画ばかり読んで育った影響からか小説を読む際には、漫画のような奇想天外なことが起きないかなぁと期待してしまう癖がある。(まあそんな話はいいとして)
さて、本書だが、正に目新しさのある奇想天外な特殊設定ミステリだった。トリックや設定は精緻であり謎解きの説明も丁寧でわかりやすい、
特に特殊設定ミステリの醍醐味は「非現実的なモノ」をトリックとして使われていること、だと思う。その点でも本書は楽しめた。
追伸
死霊のはらわたという作品がある(かなり有名らしい)、本書のタイトルはそこから取ったらしく、共通点があるようなので今度見てみようと思う
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推理小説なのかオカルト小説なのかがわかりにくいような、不思議な雰囲気のミステリー小説。絶対的に不可思議な事象もあるので、その中にミステリーを組み込むのは、なかなかチャレンジングなことだとは思うが、話が少し難しくなっている気もする。軽いノリの話のように見えて、簡単とは言い切れない。それでも姉妹編の小説があるというので、それは読んでみたいとは思った。
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地獄から蘇った殺人鬼達の犯罪を、これまた蘇った名探偵が推理する物語!
殺人鬼達が過去の自分の行った犯罪をトレースしていくのが面白い!
白井作品に付き物のエログロ感は薄めだが推理物としては、非常にシャープな論理によって解決される。こんなラストにするんだ〜イイね!
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「名探偵のいけにえ」の前に再読。
白井さんお馴染みのエログロはだいぶ抑え気味だけど、過去の大量殺人をモチーフに、ロジカルな展開がやっぱり二度目でも面白かった!
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この人の作品を読むのは3作目。
一筋縄ではいかないんだろうな〜と思って読んでいたけど、案の定の展開に。
いきなり重要人物が死んで裏切られて実際の事件をオマージュして多重解決をしてヤクザが抗争しててファンタジーしてて、どう考えても詰め込みすぎなのにムダがないというか、ミステリとしての完成度が高くて最高でした。この作者の本格モノが読みたいと思ったら名探偵のいけにえがそうっぽくてめっちゃ楽しみ。
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過去の事件の模倣犯ではなく、そのときの真犯人が現代に蘇って似た事件を起こすという設定が面白かった。自然と過去の事件の情報を洗い直すことになるし、そこで新事実が判明したりする。二重に事件を解決していくという離れ技が出来てしまうのは、伝説の名探偵も現代に蘇ったから。
地獄から蘇ってくるなんて設定は現実味はないのだけれど、推理小説としてしっかりと伏線がはられ、点と点が思わぬところで繋がり、矛盾なく解決していくさまは見事だった。思い返してみても、無駄なものがひとつもない。オマージュがこんなにうまくハマることってあるんだ。
探偵のキャラクターも面白い。生ける菩薩のような浦野、真面目な若者はらわた君、口も素行も悪いが名探偵の古城。特に古城のセリフは皮肉が効いていて好みだった。
どの事件も驚きと共に楽しませてもらった。
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久しぶりに、名探偵が出てくるミステリを読んだ気がします。
作中では、主人公の原田亘ことはらわたの成長が見られ、楽しく謎解きを一緒に考えながら読むことができました。
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過去の猟奇的殺人事件の犯人が現代に蘇って悪逆の限りを尽くす、作者らしいぶっ飛んだ特殊設定ミステリ。
こんなアベンジャーズは嫌だ。
この作者にこのタイトルはヤバそうと思って読んだけど、他作品に比べると、グロ要素や残虐性は控えめだった、その時点でなんか感覚バグってるかもしれないが。
主人公が歴代作品トップクラスの常識人なのもあるかもしれない。(というより他作品が軒並み倫理観のカケラも人たちしかいないので...)
この設定だからこそ出来るトリックをフル活用して、綿密なロジック、そして多重解決と作者の持ち味が遺憾無く発揮されていて満足でした!
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※名探偵のいけにえのネタバレを含んでいます。
名探偵のいけにえを読んだとき、大塒は死んだ方がストーリー的に好みだったなと思っていたので、浦野が登場したときから死ぬんじゃないかとワクワクしており死んでやったー!となってしまった。ただそこがピークだった。名探偵のいけにえの同じ世界線ではあるが、こちらはオカルト要素が強く個人的にあまり響かなかった。過去の有名事件が題材なのは変わらず、そこは面白い。今作では肉体はただの入れ物なので犯人も被害者もどんどん死んで使い捨てられていく、白井智之節が強く人を選ぶ作品だ。
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一章最後で設定が入ってきてガラッと変わる感じは面白い。でも、前情報ゼロだったので、もともとそういう心の準備をしてなかったところに来るのは(悪い意味で)裏切られる感もありそう。
設定をちゃんと使ったトリックも良かった。ただ特殊設定は、やはり、どれだけその設定をちゃんと説明出来るかが大事なのかも(そういう意味で、全く新しい特殊設定は難しい)。最後の、彼女を助ける展開は熱かった
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人鬼がでてくるので、若干思ってたのとは違った。でも普通におもしろかった。
描写は結構ぐろめ
原田亘=はらわた
師匠に、嘘の自白をしそうになる所を救われて、名探偵の助手になった
師匠は殺されてしまったけど、地獄から甦った古城の従者として事件解決を手伝う
自分の彼女が嘘の自白をしそうになったところを解って止めたところ、ちゃんと浦野灸(師匠)の想いを受け継いでて滾った
匿名
あの世から蘇った亡者達が起こした事件を解決していくオカルトミステリ?
登場人物も多く内容もややこしく感じました。名探偵の生贄の方が好みだったかな。
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名探偵のお腹の中のことだと思っていたのが、「名探偵はらわた」とのダブルミーニングなのが好き。
「名探偵のいけにえ」と兄弟作ということで読んだ。序盤で浦野灸が死んでしまうことは驚きだった。後半のはらわたの成長がよい。
面白いけどそこまでハマらなかった。私には文体があまりしっくりこなかったかも。
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過去に猟奇事件を起こした犯人たちが現代に召喚され、同じような事件を起こしていく。さらに他の人に憑いて渡ることができる。同様に生き返った名探偵と助手がその事件の解決に奔走するという、すごい設定のミステリ。
設定はぶっとんでいるが、推理の過程は本格的。至る所に散りばめられた違和感のある情報が綺麗に回収された。
面白かったけど、設定がぶっとんでいるだけあって、結末にもものすごい驚きを期待してしまったため、若干物足りなさはあるか…?でも面白かったのは間違いない。
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純文学の鬼才、クレイジーは村田沙耶香んだと思っていて、ミステリー界では白井智之さんだと思っている。
鬼才、クレイジー白井さんにしては、ドン引きワードが控えめで、ロジックを楽しみたいという人にお薦めしやすい。
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この人の作品はB級オカルト映画を観ている感じになる。
名探偵が死んで蘇ったと思ったら中身が残念だし、事件がけっこうむごい…。
この本の最後の事件はちょっと面白かったかな。
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ミステリ好きが選ぶミステリランキングで1位だと思って買ってみたらあんまりだった
もう一度調べてみると、それは名探偵のはらわたじゃなくて名探偵のいけにえだった
上手くできているんだろうけど、登場人物が多かったり、話の展開がごちゃごちゃすぎて良く分からなかった
解決編は確かに「おー」っとはなるけど、別に興奮するようなことは無い
登場人物にもあまり肩入れ出来なかった
設定は面白そうだけど、その設定の枠内のまま終わってしまった
どんでん返し系の読みすぎかなあ?
Posted by ブクログ
【収録作品】記録/神咒寺事件/八重定事件/農薬コーラ事件/津ケ山事件/顚末
日本犯罪史に残る最凶殺人鬼たちが、儀式でよみがえり、また殺戮を繰り返し始める。
名探偵・浦野はよみがえった殺人鬼の一人に殺されるが、明治生まれの名探偵・古城が地獄からよみがえって浦野の体に入り、鬼の正体を暴いて、滅ぼす。
浦野の助手だった「はらわた」こと原田亘と共に。
大量殺戮だが、エログロ描写はほとんどなくて、フラットな語り口なので読みやすい。けれど、よく考えると、乗っ取られた人たちの人生とか、加害者(とされてしまう)遺族とか辛い。そっちがテーマではないのだけれども。