白井智之のレビュー一覧
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全編オリジナル(小説推理 双葉社には掲載)の贅沢な短編集。ただ、ちょっと胸くそ悪い系のお話が多かったので、好みは分かれるかも。双葉社のThe どんでん返しシリーズはこれが6冊目(自薦3巻+新鮮、特選、斬新)みたいですが、どの本も豪華な執筆陣なので、他にも手にとって新しい作家さんとの出会いを楽しみたいです。解説で本作品の解説とともに、他の著作に触れられているのも良かったです。
芦沢央「踏み台」
アイドルグループで巻返し必要な位置にいるみのり。色を出すために麻雀を趣味にして、そこで出会った洸平のことが好きになってしまい…。
阿津川辰海「おれ以外のやつが」
おれはカメラマンで殺し屋。今度の仕事は双子 -
Posted by ブクログ
アンソロジー作品が新しい作家との出会いになり、更に決められたテーマでこの作家はどの様な作品を発表するのだろうという面白さに気がついてしまい、過去含め様々な作品集を読む事にした。今作はどんでん返しがテーマであり、短い作品、しかもどんでん返しがあると読者が分かっている状態でどれだけ読み手を感嘆させてくれるかが楽しみだ。
踏み台 芹沢央
アイドルを目指しアイドルになった女性。ストーカーの様になってしまった元彼。彼はプロ雀士の夢をもちながら、主人公はアイドルとしての武器を磨く為出会い、そして別れ、現在の様な関係になる訳ですが、設定はありきたりに見え、どの様にどんでん返しをするのかと興味津々だっ -
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Posted by ブクログ
いつもの白井にホラー要素が加味された短編集
難解な真相や、もやっと終わるものもあり、ファンでも評価は分かれそう
ぶっ飛んだ倫理観のマトモじゃない人物しか出てこないからこそホラー要素は要らない、かな
【グルメ探偵が消えた】
特になし
【げろがげり、げりがげろ】
この設定は星新一が素晴らしいショートショートをスマートに書いているので…
異世界転生
パラレルワールド+爆発=エレファントヘッド?
【隣の部屋の女】
ホラー?
求めてたんとちゃう感
【ちびまんとジャンボ】
フナムシ大食い
フードファイターちびまん
本格王2019 併録
【ディティクティブ・オーバードーズ】
探偵、岡下いろり
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Posted by ブクログ
ネタバレ例えるならば「上から汚物を塗りたくられた名画」「目に染みるガスが立ち込める景勝地」「腐敗臭がするけど味覚的には絶品料理」
そこまでして読みたくないわという方も続出だね
1p目から生理的嫌悪と耐性を試され汚物を除去していかなければならず、その全体像を完璧な形で味わうためには流し読みだの飛ばし読みなどと雑に拭いてはいけません。ソコに重要な部分を隠すのが作者の手口ですから
そうして120pほど読んだところで第一部完
やはり何かが目に染みるぜ
ここから二部ということはなるほど連作短編か、ってそのまま話が続くんかーい!いいね!
て、完食してみたらやっぱり美味いのよね
食べたことない食材だけど調 -
Posted by ブクログ
帯にこのミスにランクインとか記載あったんで、作者とか既刊情報とか全く知らないまま、たまにはミステリをジャケ買いしてみるかと思っていきなり読み始め、ノーガードで浴びたんでびっくりしました。鬼畜すぎて。妊娠(?)した女子生徒の腹を皆で殴る辺りで絶対おかしいと思いやっと既刊情報見たら「人の顔は食べづらい」とか色々凄い。だ、大丈夫かな…。とんでもないものを読み始めてしまったなと思いつつ、鬼畜SFテイストが癖になってきて、普通に鬼畜ものとして読み進めていたので、全体の3分の2くらいまできたところで、
読者を襲う、突然の本格ミステリ!!!!!
突然、大真面目に本格ミステリが始まり、何重にも張り巡らされ -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルどおり
どんでん返しを集めたアンソロジー。
「踏み台」芦沢央
「おれ以外の奴が」阿津川辰海
「遣唐使船は西へ」伊吹亜門
「雌雄七色」斜線堂有紀
「人喰館の殺人」白井智之
最初からどんでん返しがあるもの、という
前提で読み進めながらも楽しく読めました。
芦沢さん目当てで読んだので安定の面白さ。
しかし、主人公の顛末は自業自得にしか思えないので、
何を感傷に浸っているのだ、と思ってしまった。
「おれ以外」はハードボイルドで良かった。
主人公がやられてしまうのか?と
ヒヤヒヤしていたけれど、セーフ。
でも、最後はちょっと哀愁。
「遣唐使」は、今までみたことのない時代背景で
描かれた