白井智之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ああ、エレファントヘッドでオェェってなってたのにまた何故この本を読み始めてしまったんだろう。
気持ち悪いし、設定ぶっ飛んでるし、異次元やら異世界やら訳の分からないことになってるけれど一応ロジカルな推理はきちんとされている(と思う)。
ただしところどころあまりにぶっ飛んでるので呆気に取られてしまった。(褒めてます)
白井智之さんの作品は伏線が色々張り巡らされているので、あまり長期間ちまちま読むと伏線らしきものを忘れてしまいがちだったのだが、こちらは短編なのでその点すごく読みやすく感じた。
カフェでスイーツ頂きながら読むみたいな事はお勧めできない作品。
それにしても物凄い発想力なので、白井智之さ -
Posted by ブクログ
大塒宗。私立探偵。
幼い頃、クニオという叔父の自由で型破りな生き方に憧れて、高卒後に叔父と同じ探偵業に就いた。
業務も叔父と同じく浮気調査専門で行くつもりだったが、押しかけ助手の有森りり子が超優秀。カルト集団絡みの大掛かりな詐欺事件を解決に導いたのを皮切りに、8件もの難事件を解決。
図らずも探偵・大塒の名は、犯罪捜査の名手として轟いてしまったのだった。
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りり子がアメリカで開催される学会に行くことになったと大塒に報告したのは、探偵仲間の横藪祐介が殺された事件を ( りり子が ) 名推理で解決し事務所に戻ってからだった。
りり子は現役の東大生であり、 -
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ある女子中学校で、二年A組の生徒が全員殺された。教頭のクサカベは、警察に通報する前に自分たちで犯人を見つけ出そうとするが……。(「少女教室」)
エログロミステリの鬼才、白井智之さんの初の短編集です。5つの短編を収録しており、それぞれ14歳の少女が20人ずつ殺されるという趣向となっています。
短編集だからと言って容赦なし、いつも通り……もしかしたらそれ以上のグロテスクで不条理、インモラルな世界を全力でぶつけられます。
なんかこう、グロ・ゴア・スプラッターがそんな大好きなわけではないんですが、白井さんの小説って世界設定が気になってついつい読んでしまいます。万人に勧められるものではないけれど。 -
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ネタバレ【収録作品】「ある部屋にて」 今村昌弘/「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」 結城真一郎/「二〇XX年の手記」 潮谷験/「血腐れ」 矢樹純/「同好のSHE」 荒木あかね/「モーティリアンの手首」 白井智之/「ハリガネムシ」 道尾秀介
「ある部屋にて」 倒叙形式に一ひねり。
「転んでも……」 「ゴーストレストラン」を舞台にしたブラックな安楽椅子探偵もの。シリーズの1編。燃えさかるアパートに、「女」はなぜ勇んで飛び込んでいったのか。
「二〇XX年……」 近未来の独裁国家のある特別な人間を集めた集落で起きた事件を描く。
「血腐れ」 ホラーミステリ。
「同好の……」 夜行バスで出会った二 -
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本格ミステリ特有の遊び心、あるいは悪ふざけが爆発した作品だったと思います。
作品タイトルからもわかるとおり、アガサ・クリスティーの名作『そして誰もいなくなった』のパロディーの本格ミステリ。無人島に招待された5人のミステリ作家。作家たちそれぞれが、かなり奇怪かつアクロバティックな殺され方をされる中、事件の真相、そして犯人を推理していくのは…
いわゆる特殊設定ミステリ+多重解決型のミステリです。設定からしてミステリ好きを狙った感がありますが、キャラクターや描写がそれにさらに拍車をかける。
ミステリ無人島に招待されたキャラクターたちはいずれも強烈な個性の持ち主が並び、死体云々以前から、グロい、汚