白井智之のレビュー一覧

  • 東京結合人間

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    白井智之氏の第二作目。
    絶海の孤島で起こる密室殺人事件。氏の十八番である今回の特殊設定は「結合人間」と「オネストマン」。なのだが、「少女を売る」で登場する三人組の傍若無人な残虐非道さが突出し過ぎており、続く「正直者の島」で起こる凄惨な殺人事件はインパクトが弱すぎて、読んでいて中弛みの感は否めない。
    事件の真相はこれまた氏お得意の2段構えで、エピローグの救いようのない糞さ加減は数周回って喜劇的でなかなか氏らしさが出ていて好み。

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    2024年12月24日
  • 少女を殺す100の方法

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    エログロナンセンスのミステリ。
    バカバカしく思わず笑ってしまうような結末や作中に散りばめられた伏線、そして惨たらしく非常に悪趣味な設定の数々が見どころ。
    平山夢明が好きな人なら合うとは思う。

    「少女ビデオ」
    描写がグロテスクで痛々しい。物語として1番作品に入り込めた。

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    2024年12月09日
  • これが最後の仕事になる

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    SF、ファンタジー、ミステリー、恋愛ets…
    「これが最後の仕事になる」から始まる24の短編集。
    多崎礼さんを目当てに読んだけれど他の作家さんの短編も面白かった。

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    2024年12月08日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    真梨幸子さんのKU&UMIをニヤニヤしながらよみはじめ、途中えげつない描写が出てくるのでほんとひどい会社だよなーと読んでたらまさかのどんでん返しなラストにたまげた。人間もこういうことされちゃうよ。ペットショップ早く滅びて欲しい

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    2024年11月29日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    白井智之さんの作品は何度か読ませてもらったが今回の設定は特にぶっ飛んでると思った。
    この作品から読み始めていたら作者の事を嫌いになっていたかもしれない笑
    それぐらいの問題作だと思う。

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    2024年11月24日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    『思い出の館のショウシツ』(はやみねかおる)3…設定は面白い。
    『麦の海に浮かぶ檻』(恩田陸)3…幻想的な世界観がいい。
    『QED〜ortus〜——鬼神の社——』(高田崇史)2…神社仏閣と鬼の蘊蓄だけで事件自体はしょうもない。
    『時の館のエトワール』(綾崎隼)4…あの個性的な2人はたぶんシリーズがあるんだろう。トリックもオチも気持ちいい。
    『首無館の殺人』(白井智之)2…著者の作品は何冊も読んできたがなぜか急に露悪・下品な表現が受け付けなくなってしまった。
    『囚人館の惨劇』(井上真偽)5…一番しっかりしてて一番面白かったが、それは一番ボリュームがあったからかもしれない。

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    2024年11月03日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    純文学の鬼才、クレイジーは村田沙耶香んだと思っていて、ミステリー界では白井智之さんだと思っている。
    鬼才、クレイジー白井さんにしては、ドン引きワードが控えめで、ロジックを楽しみたいという人にお薦めしやすい。 

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    2024年10月06日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

    匿名

    購入済み

    独特の世界観。刑事も犯人も被害者も、みんな狂っている。この世界観にはすぐに入っていけなかった。けど先が気になって最後まで読んでしまう不思議です。

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    2024年10月04日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    ネタバレ

    この人の作品はB級オカルト映画を観ている感じになる。
    名探偵が死んで蘇ったと思ったら中身が残念だし、事件がけっこうむごい…。
    この本の最後の事件はちょっと面白かったかな。

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    2024年08月06日
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    あっという間に読み終わった。
    14人の作家さんのホラーアンソロジー。1話140字以内で書かれていた。なかには1行のみの作品もあった。
    まるで歌詞のようで、理解しがたいものもあったけれど、さまざまな作家さんの作風を味わえて良かった。

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    2024年08月03日
  • 東京結合人間

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    最初は無駄にグロい系の話かと思ったけど、グロい設定がちゃんとトリックに繋がってて納得感があった。
    この小説家の作品で読みたいのが何冊かあるので、期待値が高まった

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    2024年07月07日
  • 本格王2023

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    好きな作者さんばっかり。短編が故にまだ足りない、もっとこの人の書く話を読ませて!となるので販促効果は絶大。

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    2024年07月04日
  • そして誰も死ななかった

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    アガサ・クリスティー氏のミステリーの金字塔「そして誰もいなくなった」を捩った作品名。ネタバレになるので詳細は読んでのお楽しみだが、たしかに誰も死なない。
    作者の魅力は、ありえない前提のうえに緻密なロジックを組み立てるトリックと、数回の肩透かしによる真相への回り道にある。本作品でもそれが全開。少し悪乗りが過ぎるが、乗りに乗って楽しそうに執筆する姿が浮かぶ。
    死に方ありきでいかに残虐な殺害方法を思いつくかに重点が置かれており、動機は疎か(サイコパス的逆転の発想ではあるが)にされている。トリックには勢いで乗り切ろうとする無理やり感もあるので、好みは分かれそう。

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    2024年06月24日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    ミステリ好きが選ぶミステリランキングで1位だと思って買ってみたらあんまりだった
    もう一度調べてみると、それは名探偵のはらわたじゃなくて名探偵のいけにえだった

    上手くできているんだろうけど、登場人物が多かったり、話の展開がごちゃごちゃすぎて良く分からなかった
    解決編は確かに「おー」っとはなるけど、別に興奮するようなことは無い
    登場人物にもあまり肩入れ出来なかった

    設定は面白そうだけど、その設定の枠内のまま終わってしまった
    どんでん返し系の読みすぎかなあ?

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    2024年06月20日
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    140文字で描く怪談。ほとんど歌詞のような意味不明な内容のものからオチまでちゃんと着いた物語になってるものまで作家それぞれ個性が出ていて面白かった。
    もちろん私の好みは短くとも物語になっているものだ。下手の横好きではあるが物を書いたこともあるので僅かな字数で書くことの難しさはわかる。でもこの短編集はおそらく一般ウケは狙ってないように思う。ああ、でもWebで人気の意味怖に近いものがあるかもしれない。短すぎるだけに文章の裏を読む想像力は必要だ。
    澤村伊智のは短いながらもやはりキレがあった。あとは一田和樹、岩城裕明の作品が個人的には好みだった。

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    2024年06月17日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    グロくて鬼畜な特殊設定ミステリ

    以下、公式のあらすじ
    ---------------------
    天才女子高生(ミミズ人間)が謎を解き明かす!
    著者史上最強!
    衝撃のスラッシャー小説×本格ミステリ!!

    「読まないと損するレベルで優れている」
    乾くるみ(小説家)絶賛!!!

    こんな小説、はじめて!?
    特殊設定×多重解決ミステリ

    自殺した妹・リチウム(ミミズ人間)の仇を討つために、
    刑事になったヒコボシ。事件を追いながら、
    リチウムを自殺に追い込んだ連中の尻尾を?み、
    破滅させてやろうとたくらむ。
    事件の謎を解くのは、
    天才的な推理力を持つ女子高生探偵・マホマホ。
    しかし、彼女はヒコボシに監

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    2024年06月03日
  • そして誰も死ななかった

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    ネタバレ

    「そして誰もいなくなった」のオマージュ的作品。
    土台に有名ミステリがあるからこそ、ありえないほど二転三転していく展開に惹きつけられる。
    最後の方の考察が交差し合う場面は、あいり達は喋っていて混乱しないのかと文を追っているだけでハラハラした。
    犯人の動機の薄さ、晴夏の行為の突飛さ等気になるところはあるけど、ぶっ飛んだ設定がミステリーパズルのみを楽しませてくれる。
    全ての登場人物の関係性に特に進展がなくドラマティックでないのもまた良い。

    あの寄生虫、もう色んな所に寄生してて日本終わってそうだけどどうなんだろう…

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    2024年05月27日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    ネタバレ

    【収録作品】記録/神咒寺事件/八重定事件/農薬コーラ事件/津ケ山事件/顚末

    日本犯罪史に残る最凶殺人鬼たちが、儀式でよみがえり、また殺戮を繰り返し始める。
    名探偵・浦野はよみがえった殺人鬼の一人に殺されるが、明治生まれの名探偵・古城が地獄からよみがえって浦野の体に入り、鬼の正体を暴いて、滅ぼす。
    浦野の助手だった「はらわた」こと原田亘と共に。

    大量殺戮だが、エログロ描写はほとんどなくて、フラットな語り口なので読みやすい。けれど、よく考えると、乗っ取られた人たちの人生とか、加害者(とされてしまう)遺族とか辛い。そっちがテーマではないのだけれども。

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    2024年05月26日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    白石氏らしい刺激的な題名だが、序盤早々に「はらわた」ってそういう意味なのね、と納得。猟奇殺人ありきの著者らしく設定の妙には非常に優れ、漫画や映画化、シリーズ化もできそうな雰囲気。ただ、推理や結論、動機がやや強引で粗い。実際の事件がモチーフゆえに、もう少し史実を生かした痺れる推理を期待していた。

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    2024年04月15日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    普通のミステリーかと思いきや、第一章で一気に展開が変わり特殊設定ミステリーになる作品。少しグロテスクな表現もあるけど個人的には気にならなかった。展開が変わると一気に物語に引き込まれるな〜

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    2024年03月01日