白井智之のレビュー一覧

  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    実際の事件が元になってるって聞いたから読んでみたけど、なるほどぉー、からのえぇーそうくるのかー、からのマジか!どんでん返し!みたいな感じで二重三重に畳み掛けてくる解決編で面白すぎました!ただのミステリとして読むのも面白いし宗教とか人の思想の怖さなどの要素も面白いからかなりおすすめの本格ミステリです!

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    2026年05月20日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    奇蹟の楽園ジョーデンタウンで起こる殺人事件、それらはすべて名探偵のいけにえだった、というお話(?)。

    探偵と信者、現実と奇蹟、多重推理で何が真実なのかわかりにくくなるも、更なる真相でタイトルだ、となった。

    詐欺師の手法。

    お話がジョーデンタウンからはじまらず、前日譚からはじまるところ、何かしら意味があるのだろうなぁ、とは思いつつもはっきりと見抜くことはできず、しかしちゃんとヒントは示されていたのだったなぁ、と。

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    2026年05月10日
  • 人間の顔は食べづらい

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    ネタバレ

    柴田和志…プラナリアセンター勤務の男
    河内ゐのり…風俗嬢。

    食用クローン人間を生産する工場で働く主人公は、とある生首をめぐって事件に巻き込まれていく。

    そもそもの設定がおぞましすぎる。面白かった。結構ど定番なトリックだけど、三重くらいになってることで気づききれなかった。

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    2026年05月10日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    ネタバレ

    おもしろい!!

    解決編の150ページはどの推理も納得のいくものでした。しかし、残りページ数があるので、「これひっくり返されるのか?どんでん返しがあるのか?」と思いながら読み進めました。それでも度重なる伏線回収があり、どんどん作品にのめり込みました。タイトルの本当の意味もつながります。(イラストも)

    白井さんの他の作品も読みたいです。

    ※実際にあった事件のことを知らなかったので、読み終わった後に調べました。さらに驚愕です。

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    2026年05月09日
  • 人間の顔は食べづらい

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    ネタバレ

    2026.05.09 (土)
    やばいめちゃくちゃおもしろかった…!!!!!!これデビュー作らしいマジ……???徹頭徹尾サビ!!!何これ……!!!おもろい……!!!なんかすっっごい読みやすかった…!語り手もコロコロ変わるんだけど、読みやっすい……!終わり方まで綺麗…!ずっと皮肉効いてるこういうのだいすき……!!(興奮したまま書いてる……)これが小説読んでてよかったと思う瞬間……!!!これ映像化は無理やろ……映像だと思わず目を背けたくなっちゃうような描写も本ならではの咀嚼ができてよかった……

    当方女ですが、女性にはかなりバイオレンスな描写が多々あったので読める人はかなり少数だと思う……フィクショ

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    2026年05月09日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    ネタバレ

    面白かった!
    まさかまさかの展開の連続であっという間に読み終えてしまった。

    外の常識と内の常識によって前提条件が変わるから真相も異なる、という視点が面白かったし、一つの事件に二つの推理があるのも面白かった。

    カルトの人たちが彼を信仰したのと同様に、彼女を信仰してたんだなー。

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    2026年05月07日
  • エレファントヘッド

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    特殊な状況下において発生する不可能としか思えない連続殺人を扱ったミステリ。特殊設定ミステリは数あれど、本作ほどその設定を巧く活かした作品はそうないだろう。トリックにしろ動機にしろこの状況下でしか成立しえないものなのは見事。

    犯行がグロだったり主人公が倫理観皆無なのは白井智之らしいところだけど、世界そのものは割と現実世界に通じる普通の世界。こちらの方が主人公の異常さが際立って良いのではないかと思った。

    白井智之は何冊か読んでるけど、中でも群を抜いて完成度は高い作品だと思う。

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    2026年05月07日
  • 東京結合人間

    匿名

    購入済み

    甘美なるロジックの応酬

    多重解決ミステリの妙手──白井智之氏ほどこの評価が相応しい作家はいないのではないか。
    本作もその才能が遺憾なく発揮されており、舌の肥えたパズラーファンを唸らせること必至の傑作多重解決ミステリである。
    エログロインモラルという茶目っ気が少々気になる方もいらっしゃるだろうが、そこを押してでも読む価値はあると確信している。
    ぜひお手に取って白井ワールドを堪能していただきたい。

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    2026年05月07日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    最低だけど面白かった
    どちらかと言うと胸糞小説だと思うけど、そこまで不快感はない。
    狂った倫理観とシュールギャグ(?)のバランス感覚が素晴らしいし、推理は隙間なく積み上げたテトリスを縦棒で全消しした時みたいに気持ちいいです。


    自白強要のプロがいるのはズルいっすね……(最高

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    2026年04月28日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    めちゃくちゃやりすぎてて面白い。すぐ読めるし人と共有したいけど内容的にも描写的にも勧めにくさはある。めちゃくちゃなのに推理はちゃんとしてて楽しい。

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    2026年04月26日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    ネタバレ

    二転三転する事実はめちゃくちゃ良かったけど、表現に汚いものが多いのと、幼馴染の死が少し軽く感じられたのが残念。でも今回はりり子への感情がキモだったのでそういう表現だったのかもしれないけれど。
    ただクライマックス、大塒のりり子に対するクソでか感情から彼女の死に箔をつけるために、大量虐殺を行ったという事実がヤバすぎる。
    千人近い信者を毒殺したことが分かったシーンは恐ろしすぎて鳥肌が立った。
    最後、Qが浦野灸と名乗っていた事、大塒の気持ちが理解でき、やはり憧れた探偵だと思いながら彼を待つ終わり方がとても良かった。

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    2026年04月07日
  • エレファントヘッド

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    ジャケット買いだったんです。
    「素敵な表紙だな」と思って手に取った結果、とんでもないものを読んでしまった、というのが正直な感想です。

    とにかく不快です。グロテスクで、倫理観は崩壊していて、起きている出来事の多くが生理的に受け付けない。それでも、ページをめくる手が止まりませんでした。

    嫌悪感を抱きながら読んでいるのに、読んでいる目は、手は、脳内映像は一切止まりませんでした。

    過剰なまでのグロテスクさと悪趣味さの中に、特殊設定と多重解決構造のミステリーが組み込まれていて、構造としては驚くほど精巧にできている。圧巻でした。

    「想像を超える展開」という言葉はよく使われますが、この作品ほどそれに

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    2026年04月06日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    ネタバレ

    大塒がりり子のためにと取った行動は、「信仰」と「現実」の齟齬に合わせ新たな解釈を作り出す「信者」と、結局のところ一緒で…ラストのタイトル回収には驚愕。信仰者と余所者、2通りの推理がとってもロジカルに展開され、二転三転する展開はページを繰る手が止まらなかった。

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    2026年03月24日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    最後のくだり、やっと意味が分かった

    必ず象山は生き残るのだけど、それは今の逃亡者の象山がこれからいくつも分裂する中の1人で、自分はどうなのかは分からない、自分は当たり側でいられるだろうかという話か

    でもこういうのを読むと自分とはなんだろうとなる。深海をテーマにしたゲームSOMAでも同じこと思ったけど

    当たりを引き続けた象山も、今からアンプルを打ち始める記憶はあり、どこかでハズレを引く逃亡者の象山もその記憶はある、どちらも同じ履歴を持っている自分なので、【自分がどちらに属する(どちらになる】という問い自体がもはや意識の連続という解釈では正しくないのかなとかも思った
    (シスマを打った時点でそ

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    2026年03月21日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    ネタバレ

    この白井さんという方の頭は一体どうなってんだろう凄すぎる。りり子のでたらめな推理、信仰者の推理、余所者の推理、4年後のQの推理、りり子への生贄。回収されまくる伏線。そして君は34年後の釈放を待つ浦野灸!!腸を先に読んでてよかったとつくづく。

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    2026年03月19日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート作品。
    7人の作家が「有栖川ワールド」のキャラクターや世界観などを自由に使って短編を競作している。

    有栖川作品でお馴染みの火村や有栖といったキャラクターが、生みの親の手を離れてもイキイキ活躍していて、各作家のリスペクト具合が伝わる。
    それでいて、作家による文体・ニュアンスの違いも出ている。
    単なるお祭り作品の枠に収まらない、見事な1冊に仕上がっている。

    本作を読むことで、久々に有栖川有栖の作品(元ネタ)を読んでみたくなった。

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    2026年03月19日
  • エレファントヘッド

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    面白かった
    すごい展開にすごい設定
    そしてなんかやりたい放題の手口
    そこらへんを受け入れられるかで好き嫌い分かれそうだけど続きが気になって久々に一気読みしてしまった
    オチはまぁ平和には終わらないとは思ったけどこうなるのかって感じ
    世にも奇妙な物語的エンド

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    2026年03月19日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    全体を通じてグロテスクな描写が多い。
    プロローグが最後まで効いていて、主人公が精神を病んでいる幻覚の話なのか、作中で本当に起きていることなのか最後まで判然としない。
    作者が世界の定義を決められる「小説」という形式だからこそ、この曖昧さが許されるのだと読み終えて感じた。

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    2026年03月15日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    設定が面白い。過去にあった事件を元に現代に憑き物として蘇った犯人が現代でも同様の事件を繰り返し、それを解いていく。
    名探偵のいけにえほどのインパクトはなかった。

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    2026年03月05日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    短編集とはいえ、かなり出来がいい。
    大体こういう短編集は作者の実験的な作品が多く、物語性に欠けたり、オチが微妙だったりするところだが、白井さんの場合は実験するトリック自体がかなり面白いものを扱っているため、非常に楽しい。
    物語だけでなく、メタ的に読んでも楽しめるあたり素晴らしい。

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    2026年02月24日