白井智之のレビュー一覧

  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    繰り返される解決編からのラストに向けた流れは、こんな探偵の姿と結末が書けるのかと衝撃を受けた。
    閉鎖された空間で行われる、適度におかしい人々の交流など雰囲気が大好きな中物語が進んでいった。
    タイトルの秀逸さが堪らなかった。動機の深掘りも良い。

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    2026年09月13日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    久しぶりに読んだ多重解決ミステリー。
    読み始めは多重解決ミステリーだと知らず、初めの推理のラフさに拍子抜けしてしまったが、解決編が始まってからは2転3転する展開にページをめくる手が止まらなかった。
    推理に納得していたところ、後日談でさらにひっくり返され、タイトル回収までも鮮やかにされた。
    関心や面白いという枠を超えてもはや悔しいまである。

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    2026年09月13日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    読書を始めてみようと思って手に取った。小さいから。薄いから。安いから。ミステリーだから。タイトルが面白そうだから。油断した。読みやすそうだからと手を出してしまったのが運の尽き。うーわ、なにこれ。読書ってめっちゃ面白いことを知ってしまった。紙の本の良さも知ってしまった。これからなに読もうかな。検索欄は本に関することだらけに。

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    2026年09月08日
  • 人間の顔は食べづらい

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    人間の顔はあまり食べやすくはないよなぁ、というお話(?)。

    食用クローン人間が育てられている施設で複数の事件発生。

    推進派議員の引退や反対派のデモ、デリヘル嬢が絡み、事件は複雑化するもラストすっきり。

    クローンもので注意すべきは、、、。

    複数の解が導き出されるも、覆され、真相になかなか辿りつかない。ようやく明かされた真相であったが、それもまた、、、。大きな計画とそれに従わされてしまう人間たち(?)。

    とんでもないグロロなお話ながら、しっかりとしたどんでん返し構成が素晴らしかったですな。

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    2026年09月03日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    ネタバレ

    最後はあー、なるほど!それでこのサイズの本を出したってわけね!!



    となりつつ、読み返したら最初の叔父さんたちの会話がただのミスリード??関係なく恋人が??そんなことある??となってしまってモヤモヤ……と……ジオラマを見て…などが推理しやすくしてくれていたのかな、とは思いつつ、叔父さんたちは結局自分たちが手を汚さずに甥っ子たちを一掃できて良かったね的な感じなのかな……???
    とか思っていた私が馬鹿でした。
    他の方の感想を読んで、4回くらい見返したらちゃんと「クソガキ」が「クソ垣」のことで、確かに甥っ子たちが話している様子にもちゃんと当てはまりましたー!
    なるほどね、納得納得!!私がぜんぜん

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    2026年08月28日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    なんなんですか?これは(歓喜) この世の中の尾籠な事をかき集めたようなあまりにぶっ飛んだ話が続くのだが、肝心のミステリ部分が非常に緻密なので情緒がおかしくなる。一見無意味に見える馬鹿らしい下品な設定も一々伏線で、最後にひっくり返る結末も用意されているので驚きである。多数の推理を叙述に潰していって正しい推理だけ最後に残るのが気持ち良かった。最低で最高な多重解決がみれてよかった。面白かったです。

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    2026年08月27日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    面白かった、これは白井智之先生じゃなきゃ書けないお話。
    でも久しぶりにここまで好き嫌いがはっきり別れるお話に出会った気がします。
    万人にオススメはできないけど、親しくなったお友達へ裏メニューみたいにオススメしたくなる一冊。

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    2026年08月23日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    推し活制限法
    日本国民に英語の勉強を義務付けへ
    つるべを取られて
    コロシヤとユキオンナ
    魔法罪
    もう、ディストピア
    自転車武装条例
    ありがとう、虎太郎
    ショートケーキの夜

    が好き

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    2026年08月23日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    短編集でもこの満足感。特殊設定とどんでん返しがたまらん。
    『天使と怪物』ではお得意の多重解決ミステリが炸裂していてすごかった。思考回路どうなってるんだ。
    てか全体的にフリークスものでハッピーエンドなどなくてでもそれがドタイプ!!!切ない余韻が最高。

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    2026年08月20日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    久しぶりに読んだミステリーだったが、本格ミステリの中でも相当な傑作と思う。全てのエピソードに意味があり、最後にそれが綺麗に回収されて、結末に収束する。
    配置される事件は、密室もので使い古された感があるが、それに対する納得可能な解決策が複数提示されており、宗教組織の中で起こった殺人事件、という設定が生かされた結末がこの話を傑作たらしめていると思う。

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    2026年08月14日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    表紙とタイトルからホラー作品を連想するかもしれないが、中身は本格ミステリ。
    (人によっては特殊設定ミステリかもしれない)。
    しかも「全ての描写に意味がある」大好物なタイプのミステリだ。

    目を覆いたくなる冒頭から、日本での密室殺人の現場へ移り変わる掴みは衝撃的だったが、これはまだお通し。
    徐々に冒頭と主人公達のストーリーが繋がっていき、第一の犠牲者が出てからが前菜だ。
    ちなみに前菜が来るまでの間も飽きが来ないよう、様々な工夫が凝らされている。

    ここまで読んで「この物語、主人公より助手のりり子の方が魅力的じゃない?」と思っていたのだが、後から考えるとそう感じる人が多くなるよう設計されていたのか

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    2026年08月13日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    え~、そうなの!?って、読み終わった方は思うのでは。読み始め、登場人物が多く、おまけにカタカナの人が多い。これはちょっとと思いましたが、謎解きが多重になっていて、頭は使いましたが、面白かったです。はらわた、読み返したくなりました。

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    2026年08月08日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    初読みの作家さん。規格外の書籍サイズ、規格外の面白さ。電子書籍版もあるみたいですが、紙の本で読めて良かったです。

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    2026年08月07日
  • エレファントヘッド

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    すごい話だった。
    最初何の話か現実なのか空想なのかわからなかったが、話の流れを理解するとよくこんな複雑なストーリーと場面転換を思いつくな、、と思うような仕掛けと伏線回収がすごくてほかの小説では感じたことの無い感覚になった。

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    2026年08月07日
  • 人間の顔は食べづらい

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    どタイプ。どんでん返しも面白かった。
    「お前の彼女は2階で茹で死に」に続いて2作目。やっぱりこの方すごい。

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    2026年08月06日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    新幹線での旅行のお供に購入。隣席の他人は、こいつ何を読んでるんだ?と思ったかもしれない。 

    見た目はコンパクト、中身はしっかり。
    某メガネ少年探偵のような1冊。

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    2026年08月05日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    本格ミステリで久々に楽しかったあー

    いやいや本のサイズこれで本格ミステリで殺人描くってどういうこと?って思ってたけど、すごい納得。話の内容が全部わかってしまうのにもちろん時間はかからないし、何より速読がテーマという意外性。本のサイズが気になって手に取って正解でした。
    これは本という作品表現においての可能性がまた一つ広がった作品になっています。
    まさか本のサイズ、それを読む読者のスピードがヒントになるなんて…これ以上は言えませんがすぐ読めるので是非読んできてください。

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    2026年08月05日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。最後までひっくり返され続けた。

    隔離された世界、自分たちとは違うものを信奉する人々。
    その人たちに、自分の世界の見え方でものを語っても理解し合えるはずがない。

    そこを踏まえての最後の解決編。かと思いきや、まさかのどんでん返しである。
    しかしそのどんでん返しでさえも、最後の最後に描かれる場面で題名の意味が分かって、結末に余韻を残して終わるのである。

    こればかりは読まねばわかるまい。
    とっとと読むのが一番である。

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    2026年08月01日
  • エレファントヘッド

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    大満足ですが
    ミステリー上級者向けですよこれ...

    吐くかと思うくらい情報が多いし、濃い。

    大半の小説って
    状況描写で読み飛ばせるとこありますが
    300p超しっかり読まされました。

    脳もたれです。

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    2026年07月26日
  • エレファントヘッド

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    白井智之がグロであることは名探偵シリーズで何となく知っていたが、今回はそれを解放したらしい作品。
    グロと緻密なロジックでずっと踊らされた。
    一方で、伏線はかなり丁寧に回収していた印象。まぁ伏線だと気づいたのは回収されてからだけど。

    子役のあいつも言ってたが、全てに理由がある。

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    2026年07月22日