白井智之のレビュー一覧

  • 東京結合人間

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     一切嘘がつけない男女の結合人間である『オネストマン』の7人が島に漂着し、そこで殺人事件が起こるも七人とも容疑を否認するという矛盾が生じてしまうというあらすじから「特殊設定の条件下で証人に嘘がないということを前提にしたミステリーって凄く斬新だ。」と興味を持ち、頁を捲る手が止まらなかった。多重解決に次ぐ多重解決で真相が分かったときは「作者の頭の中はどうなっているんだろう?」とただただ感心した。エピローグは真相の補足とミッシングリンクが明らかになってて良い読者サービスだった。

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    2024年05月22日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    エレファントヘッドの衝撃が忘れられずこの本を手に取りました。
    グロテスクな表現はほとんどありませんが、思ってた通りクセのある作品でまたまた僕の好みでした。
    ブラックユーモアというか表現が独特で思わず声を出して笑ってしまうぐらいツボにハマってしまったんですが、人によっては不快に思うかもしれません。
    ストーリーもオカルトチックな内容で好き嫌いは分かれそうです。
    ちょっと普通のミステリ小説に飽きた人に読んでほしいです。

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    2024年05月17日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    インスタで紹介されているのを見てどーしても気になって購入。
    この著者の作品は初でした。
    これは…なんというかすごい…としか言いようがない…
    世界観も登場人物名も土地名も独特すぎて数ページごとにお腹がいっぱいになる感覚があります。
    紹介ではグロ要素ばかり取り沙汰されてるようだったのですが当たり前のようにあっさり書いてあるからか覚悟していた程ではありませんでした。
    グロを抜きにしても特殊な体質の人間や風習が頭に上手く入ってこなくて、読みやすくはなかった。
    でも最終章からラストまでは一気読みしてしまいました。
    読後の感想は私の頭では面白かったのかどうかもよく分からない…といったところでした。
    よく分

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    2024年04月30日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    綾辻さんもいつの間にかもうかなりのベテランっていうのが驚き。今をときめく若手の書き手の対談はとても興味深いし面白い。ホストが綾辻さんだから成り立っている部分が多分にありそう。もっと分量を読みたいし、他の方との対談も読んでみたい。

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    2024年04月06日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    性欲爆発強姦魔のミミズ男がどの女をレ○プしたかによって犯人が変わる特殊設定ミステリ。
    作者特有の圧倒的エログロ要素に、倫理観ゼロの登場人物たち(主人公含む)そして圧巻の多重解決と、色々な要素が闇鍋のようにごっちゃなって胸焼けしそうです...まぁそれが白井作品の良いところなんだけどね。
    ギャグのように、グロ要素や下ネタをぶち込んでくるんだけど、それが推理に繋がってくるので侮れない。そして多重解決な上にどの推理も納得させられる。
    描写の数々から人には全く薦められませんが、怪作かつ傑作だと思います。

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    2024年03月08日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    探偵の大塒(おおとや)は、渡米後に消息を絶った助手の有森りり子を追って、中米ガイアナ共和国に辿り着く。そこには信仰宗教「人民協会」の本拠地「ジョーデンタウン」があり、りり子は調査団の一員としてここに送り込まれていた。教祖ジム•ジョーデンの“奇蹟”を信じる信者達が暮らす「ジョーデンタウン」で、やがて事件が起きる…

    1978年にガイアナ共和国で実際に起きた事件をベースに描かれた本格ミステリ。
    本格ミステリの面白さは1.不可解な謎、2.謎解きの論理性、3.結末の意外性 の三つの尺度で私は測る。本書はそれら三拍子がハイレベルで融合した怪作。1は密室や切断死体といった王道の不可解殺人に加え、物語中盤で

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    2025年01月15日
  • 東京結合人間

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    おもしろすぎ。
    目まぐるしく変化し続ける真相は、追うだけで精いっぱい。ロジックに翻弄される楽しみを、存分に味わうことができる。大オチもよい。殺戮大立ち回りもいいね。

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    2024年02月16日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    こ、これは…。
    とても斬新な作品ですね。
    読んでて頭おかしくなりそうでした。

    適当な固有名詞に奇抜な架空の病が盛り沢山で頭がパンクしそうになる…と思いきや案外すんなり入ってくるんですよねこれが。
    作者様の文章力の高さがよく伝わりました。
    初めて読みましたが間違いなく天才だと思いました。

    万人にオススメは出来ませんが刺さる人には刺さる本です。
    終始ぶっ飛んでいるようでトリック周りは案外かなりしっかりしているので本格ミステリファンなら読んでみることをお勧めします。

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    2024年02月08日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    ネタバレ

    気になっている白井智之さんの作品がいくつか手に入ったので、ウキウキで読んでみた。
    昭和の極悪殺人鬼達の魂が地獄から蘇り、現代人に乗り移って殺戮をまた始めてしまう、という読み手を惹きつける最悪な設定。
    めちゃくちゃぶっ飛んでいる設定だなぁと思い読み始めたが、しっかり推理でミステリを感じさせてくる特殊設定ミステリであった。
    それでいて、伏線がこじつけではなく、ストーリーがストーリたる所以になるものであったので、推理で「それはないでしょ!」みたいな気持ちになることもなくスッキリ読めました。
    著者の中で今作はそこまでアクが強い作品ではないらしいので、もっと独特なのも読んでみたいなと思いました。

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    2024年02月03日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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     倫理観フル無視の特殊設定ミステリー。もはや「多重解決ミステリーと言えばこの作家」というポジションを確立しつつある。

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    2023年12月26日
  • 東京結合人間

    匿名

    購入済み

    是非最後まで読んでほしい作品

    他のレビューにもある通り、過激なグロテスクが描かれる作品ではあるのだが、2部からのミステリーまで読み進めることをお勧めしたい。
    登場人物が披露する推理はどれも理論立てられており、読者を納得させるものであるが、ひとつの矛盾から全く新しい推理へと変貌する様子は本当に面白い。

    #ダーク

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    2023年12月22日
  • そして誰も死ななかった

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    白井智之流「そして誰もいなくなった」。
    いつもの特殊設定モノですが、今まで読んだ作品からするとグロ要素少なめ(そのかわり汚い描写多め)あと比較的ノリが軽いので、凄い凄惨な事になってる割には、ホラーコメディの趣もあり。

    そしてなんといっても魅力は作者お得意の多重解決でしょう!
    ページの約半分が割かれている怒涛の推理合戦は、普通に納得させられそうなものや、凄まじいバカミスや、なんかめっちゃ複雑な物理トリックなど、お腹いっぱいで満足です!

    そして読み返すと、綿密に伏線が張ってある事に驚かされます。

    他の方の感想見ると賛否両論ありますが(作風を考えると当たり前か)自分は大好物です。

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    2023年12月22日
  • 平成ストライク

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    複数の作家陣によるアンソロジーですが、白井智之作品のために購入
    したがって評価と感想も単品のもの

    【ラビットボールの切断 こども版】白井智之
    玉奈市
    合田まな
    ロイヤルすけべビル
    玉奈愛(たまなあい
    たまなし祭り
    玉無し探偵

    パワーワードのオンパレードでファンには⭐️5確定演出
    読み返せば1ページ目から伏線が
    真相もタイムリーで良し

    他の作家の作品は…また後で

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    2023年11月23日
  • 東京結合人間

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    すごいものを読んだ気がする。
    こういうアイデアはどこから来るのだろう。
    常識にはないものを想像させる文章力っていうのは、やっぱりすごいなぁと思う。

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    2023年11月20日
  • おやすみ人面瘡

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    次々と起こる展開に読む手が止まらない。
    世界観が特殊で気味悪く狂ってる感じがした。
    ミステリ部分は複雑だけど、面白い。
    一気に読み終わるのがオススメ。
    読み終り結末が分かるとまた最初から読みたくなりました。

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    2023年11月06日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    ネタバレ

    エレファントヘッドを読んで白井智之に貫かれてしまった自分にとっては、タイトルの引力が強すぎた。
     登場人物たちは当然のように少女を監禁するわ毒は盛るわ火はつけるわで倫理観皆無かつ、描写としてもエログロ要素盛りだくさんのため人を選ぶことは間違いないが、エレファントヘッドにハマったなら読むべき。

     白井智之といえば多重解決ミステリだが、本作も見事な多重解決を見せてくれた。
    冒頭で描写される強姦魔が少女を襲う描写が多重解決のフリになっている構成は明らかにヤバすぎるのだが、2章3章と続くと、この異常な世界に感覚が麻痺してしまい、これがどう事件に繋がるのかというワクワク感を感じてしまう。
     また、皮膚

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    2023年11月05日
  • 人間の顔は食べづらい

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    ネタバレ

    著者デビュー作にして最高峰
    多重推理×エンタメ×倫理観の欠如×やられたミステリ

    主人公が人間を飼って虐待しがち
    意味ありげなネーミングをしがち

    臼井智之ワールドが押し込められた、(好きな人には)傑作
    「げぼ」は未だでません

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    2023年11月05日
  • 人間の顔は食べづらい

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    本当に騙された。
    読んでいて、ちょっとした違和感の正体がわかった時がクセになる。
    グロい描写を想像してしまうとぞっとするが、グロい部分もミステリな部分も最高でした。

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    2023年11月02日
  • 東京結合人間

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    この著者さんの作品として初めて手に取ったのがこの“東京結合人間”だった。
    「ウソがつけないオネストマンが集まった中で殺人が起きたが、誰も犯人として名乗りあげるものはなく…」というあらすじに惹かれ購入したのだが、まさかこんな異世界設定線での物語で、尚且つ過激なグロ表現があるとは思いもしなかった。

    読み始めは、慣れないグロ表現にとても目を瞑りたくなるような感覚で、著者さんの作品と自分は合わないかと思われたが、読み進めていくとこの現実離れした異世界設定である理由が、ちゃんとした推理に論理的に結びつくものとなっていて、非常に脳をフル回転させて情景を思い浮かべなければいけなかった反面、ミステリーとして

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    2023年11月01日
  • 少女を殺す100の方法

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    "鬼畜系特殊設定パズラー"の異名を持つ著者の4作目。

    今作もしっかりとエログロ、鬼畜要素は健在で、どの短編でも大体14歳の少女がドロドロのグチャグチャになってます。
    もちろんミステリの肝となるロジカルな推理も健在で、どれもこれも非常に印象に残る作品でした。

    個人的に好きだったのは、作者お得意の多重解決ものの「少女教室」、"ノックスの十戒"を凄まじい力技で使用した怪作「「少女」殺人事件」。

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    2023年11月01日