白井智之のレビュー一覧

  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー35周年企画。
    レジェンド作家へのリスペクトを胸に、気鋭の人気作家が執筆した、豪華トリビュート。


    2024年が有栖川有栖さんのデビュー35周年という事で、その記念企画で豪華作家陣が一堂に会したトリビュート・アンソロジーです。
    ひと言でいうと、めっちゃ豪華な有栖川有栖作品二次創作アンソロジーって感じ。

    それぞれの作品も、前情報なく読んだらご本人の作品だと思わず考えてしまうような「完コピ二次創作」から、ホラーミステリ、ダークな雰囲気と作家さんのカラーがしっかり出たものまで。バラエティに富んでいて面白い。

    個人的なお気に入りは、作風の完コピに徹した青崎有吾さん『縄、綱、ロー

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    2025年05月14日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    名探偵VS宗教団体は大好物
    この作者やはり頭がおかしい(良い意味で)
    何度も事件の真相が上書きされていくせいで後半疾走感が落ちてしまったけれども、最終粋なタイトル回収がよかった。
    面白い。

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    2025年05月14日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    タイトルからして意味が分かりません。
    設定も謎すぎる。
    どうやったらこんなことが思いつくんだろ?
    トリックもめちゃくちゃ特殊なのに、めちゃくちゃ説得力がある。
    私は白井智之という天才の頭の中を覗いてみたい!凄すぎる!

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    2025年05月14日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    時代設定も舞台も背景も全部バラバラ、全部奇抜で、そのうえ全部に緻密なトリックが仕掛けられている。白井智之さんの得意分野であろう多重解決の面白さも存分に詰まっている、かなり読み応えのある一冊だった。どれも読み終わりは良い気分になるものではないけど、最後の「天使と怪物」は他4篇と異なる切ない読後感。エログロ描写はあるけど、謎やトリックがすごく面白いので読まされてしまった感覚。

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    2025年05月12日
  • もの語る一手

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    『テーマ小説の旨味が凝縮された至極の一冊』

    将棋にまつわる8話のアンソロジー。総じて良かった。特に将棋の細かいルールがわからなくとも読めるのが良い。全体的に夢を諦めない姿勢と将来の不安に対する心の葛藤を描いた作品が多く、勝負師たちの手に汗握る緊迫感が伝わってくる。奨励会の描写は「ヒカルの碁」を思い出した。

    ●授かり物 青山美智子
     親子の優しい物語、ブラマンが出てくるのは青山ファンに嬉しい
    ●マルチンゲールの罠 葉真中顕
     賭け将棋師の物語、真剣勝負に手に汗握る
    ●誰も読めない 白井智之
     本格ミステリー、アリバイ崩しのトリックと将棋の先読みを掛けた白井先生らしい作品
    ●なれなかった人 橋

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    2025年05月09日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    やっぱり短編集も全部白井ワールド全開で面白い!普段のやつよりはだいぶライトめだけど。
    個人的には「大きな手の悪魔」が好き。

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    2025年05月08日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    半分ほど、読んだことある先生がいらっしゃった

    有栖川有栖先生のファンなので、これは!と読んでみたらあらまぁ、なんて豪華なアンソロ!!
    とても面白かった

    特に「完コピ」をめざした青崎先生の
    縄、綱、ロープ
    1番すきだった
    読みながらあー、有栖川有栖の世界だなぁと
    あとがきで完コピ二次創作との記載をみて
    なるほど、やっぱり、さすが
    と思いました

    主に火村先生シリーズだったけど、
    今村先生の
    型取られた死体は語る
    の学生アリス、江神さんもよかった
    懐かしいメンバーの名前に学生アリスシリーズを読み返したくなった

    有栖川有栖先生のファンと言いながら全て読破してるわけではないので、心霊探偵気になる

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    2025年05月06日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    作品にあまり触れたことはなかったが、十分楽しめる内容であり、最後の解説と合わせて満足度の高い一冊だった。

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    2025年05月04日
  • そして誰も死ななかった

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    序盤は白井智之みが薄い……?とか思ったけれど、全然そんなことなかった。死んでからが本番系ミステリ。カフェとかで読まない方が良いよ。

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    2025年04月29日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    ネタバレ

    ★4.0
    めっちゃ面白かった。伏線の回収が見事…綺麗さっぱり全部拾ってた。集団幻影についてはあまりよく分からなかったけどそれ以外は最高でした。カルト集団が自分たちだけのコミュニティを築いているという怖さが面白い設定だと思ってたら、参考文献に教祖と同じ名前の人が出てる著書があって「まさかこれのモデルになった事件があるの…」と思ったらありました怖い。被害者の数もなんでこんな具体的なんだろうと思ったらモデルの事件から来ていて、なるほど感と同時に著者の書きたいことを垣間見れた気がした。

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    2025年04月27日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    実力者ばかりが揃ったレジェンド有栖川有栖に捧げるトリビュート作品!

    有栖川有栖作品読んでなくても楽しめましたが、読んでる方はより楽しめるはず!?

    個人的には阿津川辰海のお話が好きでしたが、良作ばかりの本でお腹いっぱい!

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    2025年04月22日
  • 少女を殺す100の方法

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    ネタバレ

    少女が大量に殺される5作品、プラス文庫特別収録の3作品。
    『少女教室』と『少女ミキサー』が特に面白かった。
    少女教室では、罪を隠すために更に罪の重い大量殺人を行うという無茶っぷりだったが、破滅に向かうその無謀さの描写に面白みを感じた。それが自分の意思というよりは生徒に暗に唆されていたこと、ラストでも元校長に利用されて犯罪のループに陥っていることから、犯罪者をいい気分にさせておかないところが小気味よい。
    少女ミキサーでは、絶対に生き残るというしぶとさが明暗を分けていて力強いラストだった。
    ほかにも残酷に殺されていくけれど、なんとなく登場人物たちがあっけらかんとしているために「そういうものか」と思

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    2025年04月22日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    白井智之作品の中でも特にキャラクターの描写が丁寧で好き
    重厚な多重解決、特殊すぎる世界観も激って(たぎって)いて、まさに白井智之の代表作!

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    2025年04月21日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    ひとつのテーマに沿ったアンソロジーはよくあるけれど、1人の作家さんを軸にしたトリビュートって聞いたことない気がして新鮮でした。
    でもよく考えたら音楽ではトリビュートはよくあるし、漫画家の先生もよく違う漫画家さんの有名なキャラを書いて公開していたりするので、そんな感覚に近いですね。
    有栖川さんの小説はそんなに数は読んでませんが、それぞれにその作家さんらしさと有栖川先生へのリスペクトが感じられたので単純に面白かったです。小説でもこういったトリビュート、色んな作家さんのも読んでみたいと思いました。

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    2025年04月20日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖トリビュート本。
    トリビュート本初めて読んだ。元ネタはあまりわからないけどこういうのもいいね。
    夕木先生、阿津川先生、織守先生あたりおもしろかった!
    夕木先生ほんとおもしろすぎて笑った笑
    阿津川先生のやつみたいな読みやすくて構築的でコミカルさもありつつツイストしていくやつが早くこの世のミステリーの水準になってほしい。久々に心に潤いが満たされました。
    こういうやつがもっと読みたい…!
    この話みたいなのは何で読めるんだろう?

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    2025年04月20日
  • 死体の汁を啜れ

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    とんでもないもんに手を出してしまった…

    まさに死体大EXPO開幕!

    感情とかそういう人間っぽいものをかなぐり捨てて
    あくまでも全ての短編の最後に大きな(笑)をつけて
    それから読んでみて欲しい

    でもちゃんとミステリー
    伏線回収あるある

    解説の東川篤哉さんも素晴らしかったです

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    2025年04月14日
  • 死体の汁を啜れ

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    グロミスの極み!
    鬼才、白井智之氏が放つ連作短編集

    『死体の汁を啜れ』!!!

    ★4.5

    『名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件』で、実際に起こった事件を元ネタに、特殊設定、多重解決推理の粋の極みを目の当たりにし、それによりワンツーをくらい

    『エレファントヘッド』で、おったまげ~の、ぶったまげ〜の脳味噌ぶちまけのストーリーとこれまた多重解決の極限を披露され、ノックアウトされた口である

    ということで、文庫化を機に本作を手に取ってみた
    上記2作には到底及ばないが、至って上質なグロミスである
    白井氏は、トリックもさることながら、ストーリーも一級品である。
    おしりから読んでも面白いかも!!

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    2025年04月08日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    表紙に一目惚れして買った為有栖川さんの事をこれまで読んだことがなかったがここまで面白いとは!
    語り手として作者の名前が出てくるのが斬新に思えた。
    元ネタが随所に織り込まれているので、そっちを読んでから再度読むと面白さも倍増するのかもしれない……。

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    2025年03月31日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    まさに「信仰」の物語

    ある意味では歴史小説に近いのもおもしろい
    というか、ほぼノンフィクションという衝撃

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    2025年03月24日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

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    なるほどなあ、と唸ってしまう読後感。タイトルの名探偵は誰なのか、なぜいけにえなのかの回収がうまい。
    トリックはなんというか強引なところもあるが、何パターンもトリック解説が読めたのも満足。

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    2025年03月23日