白井智之のレビュー一覧

  • エレファントヘッド

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    好きというよりはなにこれすごい、という衝撃で★4
    エログロ表現が苦手な人にはお勧めしないが、抵抗ない人には読んでみてほしい。
    とんでもなくぶっ飛んでるSFミステリ
    読み始めてゲーム世界が現実とリンクしてくるタイプの話か?と思ったけれど読み進めるとすぐに違うことがわかり、そもそも主人公から勘違いしてた。
    そんなことある?というとんでも設定だけど読者がついていける複雑さなので程よく頭を使いつつなるほどなという整合性に唸った。

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    2026年09月02日
  • エレファントヘッド

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    これはもう「ミステリー」というより脳みそに直接仕掛けてくるアトラクション。
    何が起きてるのか分からないのに、妙に筋が通っているのが一番怖い。

    「そうはならんでしょ」と思いながら読み進めて、
    最終的に「……いや、そうはならんでしょ」。
    ところどころ「あーそういえば」の気づきの面白さがあって楽しめました。

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    2026年08月31日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    シスマ打たれ過ぎて全知全能の神みたいになった裏島が、おもしれーやついないかなぁ。で見つけたサイコパス象山の観察日記みたい。
    最後は象山に殺されそうになる象山を、楽しみが無くなるのは勿体無いと思ってシスマ渡して船に残したのかな。
    でも裏島って打たれた後死んでるなら他の世界でも死なないのか?神だからいいのか。

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    2026年08月26日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    本の大きさ、タイトル、地名、登場人物などユーモアがたくさんある中でのミステリが上手く成り立ってるところが凄い。

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    2026年08月23日
  • エレファントヘッド

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    会社の上司から勧められた本。グロい、多重解決、世界観も不思議で読む人を選ぶ本。課長…ついていきます!

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    2026年08月22日
  • お前の彼女は二階で茹で死に

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    ネタバレ

    自殺したミミズ人間の妹・リチウムの仇を討つため刑事ヒコボシが真相を辿っていく連作短編集。
    レイプ魔が犯した女性はどっちだったのかを推理することによって事件が解決されるの最低でワロタ。特殊設定×多重解決でグロさもあり、白井智之節が炸裂しててとてもよかったです。終わり方もスカッと!
    結局マホマホがなんで監禁されてひどい目にあってたのかがアホなのでわからなかった。
    白井智之が書く異形好きだ〜。

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    2026年08月20日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    あらすじから「完全なる首長竜の日」みたいな本なのかな? と思ったけど、どちらかといえば「悪の教典」みたいな本だった。

    今までに見たことのない設定で伏線回収も気持ちよく進んでいくけど、ドキドキしたのはプロローグと一/前兆で、このあたりは主人公が精神科医ということも生きてて、騙されるのも心地よかった。
    それ以降は、ミイラ取りがミイラになるみたいな話だったけど、象山は医者になる前からサイコパスだったので、精神科医が精神を病むみたいなことではなかったのかも。
    家族を愛しているという言葉も何回も出てくると、本人の行動も相まって、なんとも軽々しく寒々とした感じに思えて、主人公が報われなくても全然心が痛まない結末だった。

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    2026年08月19日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    異なる設定が同時進行しておりそれぞれに推理を結論させる、その設定は非現実的ではあるが論理的でありまさに本格。多重解決する様は圧巻だし、最後に分かる真相も良い余韻となっている。

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    2026年08月14日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    先週、書店で文庫化されていたのを知り思わず衝動買いした本作。

    少々、情景移入し辛い設定ではありましたが、二転三転、いや四転五転する内容に思わず引き込まれました。
    最後きちんとタイトル回収する所もお見事でした。

    はらわたも近い内に読んでみたい。

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    2026年08月12日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    探偵の語る真相が何度も何度も変わるので
    一発で決めてくれよ…と思ったけど
    ラストに納得したので文庫化を待って
    読んでよかったなぁと思った。

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    2026年08月11日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    面白いとは思ったけど、架空の名前と地名が覚えづらい笑

    あと結局犯人が誰かわからなくて3周ぐらいした、、
    読書が足りてなすぎた

    伏線たくさんだったし、自分なりには答えでたし、企画や内容諸々いいと思いました

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    2026年08月09日
  • もの語る一手

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    将棋というものを深く知るわけではないけれど、その奥深さや、指す人間が持つドラマなど、いろんな視点で物語は紡げるんだなぁとどの話も素直に面白かった。

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    2026年08月07日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    ネタバレ

    今年読める白井さんの本はこれか〜って発売前に見た時少しがっかりもしたけど、こういうのもたまには良いよね。作中で書いてるけど、こういう変な形の本じゃないと買わない客はいますよねーエンターテインメントとしての本、アトラクションに乗るような感覚じゃないと興味持ってくれない層もいるよね。
    一応本の形態がトリックにも関係するようにもなってるし、かなり薄いのに情報は圧縮されてるから物足りなさもそんなに感じない。
    人物名や町の読ませ方が相変わらず変わってて楽しいです。
    宇宙人を監視してる小学生って設定がめっちゃ面白そうだからこれの長いやつ読んでみたかった。
    またエレファントヘッド級のどえらい本が来ることを期待します。

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    2026年08月06日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    どの話も好きすぎる。
    死んだら骨と焼いてほしい。
    双頭の悪魔と、鍵の掛かった男と、この短編集を入れて焼いてくれ。
    エモすぎる。
    こんなにすごいのに、有栖川有栖先生の作品をある程度読んでることが前提だから人に勧めるのを躊躇してしまう。悔しい。
    寄稿している先生たちの愛がすごい。
    とても豪華。
    この企画を立てて作品にまとめてくれた方、ありがとうごさいます

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    2026年08月06日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    グロ要素は少なめでいつもよりもかなり読みやすいけれど、人がたくさん死んでしまうのが白井作品って感じだなと思ったら、実際にあった事件と聞いて驚いた。その事件を軸にして、いくつも推理を組み上げているのが本当にすごい。著者の頭の中は一体どうなっているのか。
    信仰の集団妄想を元にした推理と、信仰のない目線での推理、このふたつはややこしくて頭が混乱しかけた。でも前提が違うという発想がすごい。あれもこれも、無駄な描写はひとつもなかったのだと何度も驚く。
    宗教の自由を尊重する注意書きがたくさん出てきたのも興味深かった。神を信じていなくてもそれに代わるような何かを心に持っている可能性はあり、人それぞれにあるこだわりを抑えきれずに暴走していくのが、人間らしいなと思った。
    Qと大塒の未来が気になる。

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    2026年08月05日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    宇宙人の監視を続ける小学生が目撃した殺人事件。スピード解決を目指す刑事は、その目撃証言を元に事件に仕掛けられたトリックを見抜く。

    タイトルとミニ本サイズという変化球的なところに惹かれたのだが、途中までは至って普通のミステリーで、変わり種であることに意味はあるのだろうか?と疑問に思って読み進めたのだが、わりと納得感のあるオチだった。後半の「出版不況というやつで〜」という箇所はボヤキとも皮肉とも取れる感じがして面白かった。

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    2026年08月05日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    設定、展開、ロジック、動機、あらゆる点において素晴らしい。奇蹟によって認知が歪められたカルト村で起きた連続殺人事件。物語上の必然性から繰り出される多重解決。信仰と現実という二者間の問題が形を変えて跳ね返るホワイダニットは実に鮮やか。そして最後の最後に明かされる犯人の心理。一切の普遍性を持たない、極めて個人的な動機の強烈さに唸らされる。

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    2026年08月03日
  • 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    奇蹟を起こす人民教会という僻地で活動する宗教団体に調査団として潜入してるりり子を追ってきた大塒。調査団が謎の死を遂げる先にある真実は。
    人民協会では脚が切断した人も脚が元通りに戻ったという。しかし教会員外の余所者からみると車椅子に乗って脚は棒切れで支えてあるだけ。敷地内では事故や怪我をすることもないという。
    教会側の奇蹟が起きているという視点からの推理、それを覆すように余所者側の視点からの推理で論を組み立てる。その結果人民協会の崩壊を指すロジックで落とすのはさすが。
    なんで教会員900名強を巻き添えにさせる必要があったかのオチは恐ろしきいけにえでしたね!

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    2026年08月02日
  • エレファントヘッド

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    ネタバレ

    ☆4.8
    普段ミステリー読んでても難しいけど、めーーっちゃおもろいやん
    時系列とか、どの人とか考えること多い
    でも伏線は割と分かりやすい気がする!
    すぐあ、これさっきあったな、こうやったなって思って読めたね

    グロかったり、キモかったりするところもあるけど、だいぶお気に入り!

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    2026年08月02日
  • エレファントヘッド

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    さすが、ぶっ飛んだ作品を綴る白井さん、面白かった!

    どの推理にも納得してしまい「そうだったのか~」からのどんでん返しが何度も。
    一体どれがホント?誰が犯人?というもはやよく分からない状況に。
    さらに計算が苦手なのもあり、増えていく時間に混乱!!!
    それでも(時間のウンヌンカンヌンがよく分からなくても)「なるほど!!?!?ほほぉ?!?!」と驚嘆!
    (ほんとに驚嘆なんだけど、ここ使い方合ってるのか?!)

    白井さんの本は他にも何冊か読んだことがあるけれど
    どれもぶっ飛んだ設定&特殊な状況&驚きのエログロ。
    (白井さん作品を何冊か読み、すでに耐性がつきつつある描写……)

    張られまくる伏線、恐ろしい決断、サイコパスな象山…
    多すぎる情報についていけないのに楽しめる文章。
    スピーディーに転がる展開がさすがでした!

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    2026年07月30日