白井智之のレビュー一覧
-
購入済み
面白かった
麦の海に浮かぶ檻(恩田陸)。謎の島。ここに来ると原則外と繋がりはなくなるのと変なルールもあるみたいです。そんな島に外部から新入者が来ました。タマラとゆう女性で接触恐怖症があると校長が説明を受けます。要と鼎が一緒のファミリーで仲良く(鼎が特に)なろうとします。この学校には毎週お茶会があり要と鼎とタマラが呼ばれます。タマラがお茶を飲んだ後体調を崩します。それからもタマラはしばしば呼ばれは真っ青な顔して戻ってくるの繰り返します。それを見ていた鼎はタマラのカップに毒物が盛られてると疑います。しかし何のために?なぜタマラはお茶会を断らないのか?読み終わってもうーん、もやっとする感じでした。
-
Posted by ブクログ
ネタバレミミズ人間、とかげ人間などが存在する特殊な設定のミステリ連作短編。
世界観や人物名、汚く下品な描写などかなり尖った内容ながら、推理部分は本格的。
名探偵役でもある天才女子高生(ミミズ人間)のマホマホが登場するが、主人公である刑事のヒコボシに監禁されていて、なんなら途中で殺されるという展開は予想もしなかった。各短編で殺された人たちと殺され方がまさかの伏線となって、最後に水腫れの猿の面々が復活するのも驚いた。結局リチウムがどういう立ち位置だったのかが明らかにはされなかった気がするけど、話が進むにつれて二転三転するストーリー背景もあり、最後までダレなかったなあという感じ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ白井智之先生の本が大好きで、今回もどんな多重解決があるのだろうとドキドキしながら読ませて頂いた。
だが私が並行世界という設定にハマれなかったせいでこの作品を芯まで楽しむことができなかったように思う。
推理部分、安定のグロさ、家族への歪な執着、救いのない結末など魅力的な部分はいっぱいある。けどファンタジーというか現実味のない要素が入ってしまうとミステリとして見れなくなってしまう。これは個人的な問題であり作品は悪くない。
屍人荘の殺人や透明人間は密室に潜むなどは楽しく読めたので、並行世界という設定事態が駄目なのかも。
ただミステリとして本当に面白い作品だと思う。