白井智之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「食」をテーマにした多彩なミステリ短編集、だそうで・・・読み終わってからこの紹介文を目にしたんですが、そうですか、そういえば食といえば食・・・
作者である白井智之さんの真骨頂ともいえる悪趣味全開なお話なのにミステリ部分だけはちゃんとおさえてるというのが結構好きではあったんですが、短編で連続で読むとちょっとなんというか、もたれますね。ゲップがでそうな・・・まあまさにオーバードーズということなのか。ミステリというよりかは白井智之のオーバードーズ作品集。
かなり好き嫌いわかれる一冊だと思います。どぎついのが苦手な方は最後の話は(非常にややこしいですが)どぎつい描写少な目でわりと直球なミステリでもあ -
Posted by ブクログ
ネタバレ何がどうなったらこんな設定思いつくのか すごい読書体験だった
プロローグからの展開の仕方がすごい、読み始めたときはなんの話かまるで掴めないんだけど徐々にね…
設定が特殊すぎて、気づいたら意識?が分裂してるし人は死んでもう戻れないところまで来てて、これどう終わるんだって気になる 最終章にかけてがすごい種明かしなんだけど完璧には理解できない
もぐらが出てきたあたりからもう頭がついていかなくなりかけたけど見えない爆弾ってそうきたか〜って感じだし裏島とエデンが?!18回もシスマ打たれたのってあなたの事?!ってなり怒涛だった
幸せ者も修復者も死にそこないももぐらもそれぞれの意識?世界?は結局どうなったの -
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Posted by ブクログ
ネタバレ事件の真相が解説されていくと「え?!」と驚くことばかりだった。パルコが死んでいないこと、ジンタも死んでいないこと、ポッポがハヤシだったこと、ほかにも色々と驚いて、終わってみるとすべてが伏線であったことにも驚いた。著者の頭の中では何がどうやって繋がっているのか?
人瘤病という架空の病と症状があって、それにより差別や偏見が生まれていて、「人間」が蔑称で……と頭に入れながら読んでいて思ったのは、名前がすごく覚えやすいこと。なぜか一発で覚えられるので、それぞれの自己紹介と一緒にすんなりと特殊設定に入っていける。
グロテスクなシーンも多々あったけれど、ミステリーを楽しめた。 -
Posted by ブクログ
白井さんの作品を読む前はいつも身構えるというか、グロかな?エログロかな?と、おそるおそる読むのですが、今回は比較的読者に優しめでは…??グロもエロもない!
クローズドサークルでの多重解決ものです。
孤島で殺人事件が起こり、なんと全員死んでしまうのですが、しばらくして生き返る…という特殊設定です。全員死んでるので、生きてる奴が犯人…という論理は通用せず。
それにしても、事件解決した後の推理作家たちはこれからどうするんだろう…?とか、ミステリ作家と関係持ちたがる晴夏って女は結局なんだったんだよ…?とか気になることは色々あるんですが、白井作品だと推理以外の細けぇことはどうでもいいんだよ!という気持 -
Posted by ブクログ
「新しい法律ができた」
の一文から始まる25個のショート・ショート。
25人の作家たちが各々の世界を作り出していく。ほっこりするものやかなり作り込まれたトリックを忍ばせているもの、思わず肝が冷えるものなど、"新しい法律"というテーマをどう使うかが如実に表される。新しい読書体験だった。
「Touch law if you can」 名倉編
途中まですごく楽しい話だと思っていた。
「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子
最後の最後にタイトルを読むと本当に肝が冷える。あまり他人事とは言えないのだ。
「もう、ディストピア」大沼紀子
何故人を殺してはいけないか。その問いに、殺人が許容されて -
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Posted by ブクログ
アイデアいろいろてんこ盛り。トリックと種明かしからの更なるトリック…というループに、降りかかる強烈なエロと粗悪なグロ。濃いです。とんかつソースを飲まされてる気分。
なんというか、最近の傾向はこういう感じなんでしょうね。最初からずっとサビな流行りの音楽みたいだし。
読んでてつらいけど、展開が気になって一気に読んじゃいました。嫌いじゃありません。発想と構成は面白いです。ただ、若い時ならもっと楽しめたかなとは思います。これを楽しむには、人間というものを知りすぎた。人が被害に遭う際の描写がライトで現実感がなく、そこが一番恐ろしかったです。
次は昔ながらで普遍的なテーマの、文体を味わう読書をしたい。