白井智之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1978年11月18日開拓地でジム・ジョーデン率いるカルト宗教「人民教会」の信徒918人が集団自殺した。病気も怪我もなく欠損すら蘇る奇跡の宗教。集団自殺の直前、開拓地では調査団を受け入れていた。探偵の大塒宗は助手の有森りり子を連れ戻すためにジョーデンタウンを訪れていた…。
表紙のインパクトとタイトルのわりに、個人的にはそこまで印象には残らなかった。『花束は毒』と読んだ時期が近かったせいかも。
カルト宗教で集団自殺が起きる前に調査団を受け入れ、そこで連続殺人事件が起きていた。初めにカルト宗教で大量に人が死んだことが示され、そこで何があったのかを探偵視点の時系列で提示されていく感じ。宗教について -
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Posted by ブクログ
ネタバレ白井作品の特徴であるグロテスクさを覚悟してから読み始めたのに、それでも顔を顰めてしまうシーンがある。新鮮に毎回すごい。生理的に嫌悪をもよおす表現のバリエーションが多い。
それがわかっていても読んでしまうのは、やはり多重解決ミステリのすごさを体感したいから。今回も色んなパターンが提示されていて楽しめた。
ノエルの私小説をもとに足取りを追っていきながら、事件を解決していくという展開がよかった。
本当にとんでもない人物だけど、ヒコボシの復讐に燃える感じと、平然とした雰囲気になぜか好感を持ってしまう。
色々理由をつけていても結局は自分のために行動を起こした。そういう人ばかりだったのがこの小説で一番現実 -
Posted by ブクログ
ネタバレ設定が面白い。このような発想ができる作家さんがいるのかと感心した。
ファンタジーと言えばいいのか、SFと言えばいいのか。とにかく特殊なミステリーだった。
特殊な設定を活かしたトリックには驚いたが、彩夏の殺害を筆頭に、「そうはならないんじゃないか」と思うようなものもあった。
そのような気になる点があったことから、評価3とした。
家族を愛していると言いながら、平気で殺害を企てるのは、正直意味が分からない。合理性が全く感じられない。
あくまで、象山は超利己的、自分本位な人物であり、その性根を前提とした人生のリスク回避に、狂気的に執着している。
一方で、優秀な頭脳ではあるが、完璧ではなく、度々ミス -