精神科医作品一覧

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  • なぜ人は心が疲れてしまうのか
    -
    「心が疲れる」というのは誰にでもあることです。ほどなく回復し、元気を取り戻すことができればいいのですが、簡単には「心の疲れ」がとれないことがあります。本書は、精神科医として、「心が疲れた人」と長年向き合ってきた著者が、つらい思いを癒すために、周囲はどう対応したらいいのか、本人はどう対処していくのがよいのかを語りました。大学へ行っても友達が一人もいなくて、孤独感に苛まれている人。出世コースから外され、自分はダメな人間だとの思いに縛られ、心に変調をきたしてしまった人。夫婦関係の寂しさから、ギャンブルをやめられなくなってしまった人。好きな人との別れを乗り越えられず、延々と思い悩んでいる人。自分の子をかわいいと思えず、育児ノイローゼになってしまった人…誰にでもおこりうる状況から、いかに立ち直るか、心に疲れをためこまないようにするにはどうしたよいのか、現代を生きる人に必須のアドバイスです。

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  • 70代からの元気力
    4.0
    ◎「70代の人生」を、ハツラツと充実させる本人生100年時代と考えれば、60代後半以降なんてまだまだ若造!?とはいえ、「自分の人生も、あと何年?」とふと不安になることもあるでしょう。本書は、そんな心配を吹き飛ばす具体的ノウハウが満載!・「健康数値が悪い人」のほうが、じつは長生き?・70歳過ぎたら「肉食男子・肉食女子」になる・70代から「ぐっすり深く眠る」法・「団塊の世代が元気」になれば「日本も元気」になる食事や運動、睡眠といった生活習慣から夫婦関係や心のケアまで、「これからの25年」を楽しく生きるヒントが盛りだくさん。高齢者専門の精神科医として活躍する著者が、わかりやすくアドバイス!

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  • 70代で死ぬ人、80代でも元気な人(マガジンハウス新書)
    3.4
    <マガジンハウス新書創刊第2弾> 70歳が人生のターニングポイント! 老化を遠ざける、明日からできる「習慣」と「心がけ」 「〇〇さんが大腸がんの手術をした」「●●くんが脳卒中で倒れた」など、70歳を過ぎると友人知人が大病をしたという話が聞こえてきます。 また、同世代の喪中はがきが届きはじめるのが70代になってからでしょう。「ああ、あいつが旅立ってしまったのか……」と、60代ではあまり意識しなかった「死」をリアルに感じてくるのが70~80という年代です。 これは統計にも表れています。 ガン死亡率は60代と70代では2倍以上増加し、認知症や要介護となると60代と70代では5倍以上増加します。 厚生労働省の「簡易生命表(令和2年)」によると、2020年の日本人の平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳です。男女ともに平均寿命が80歳を越えましたがあくまで平均ですので、男性の場合は半数近くが70代でお亡くなりになる方がいるということになります。つまり、とくに男性は70代が“魔”の時期と言えるのです。 一方で、“魔”の70代を軽々と乗り越え、80歳を過ぎても元気に溌剌と暮らしている方々もたくさんいます。 「70代で死ぬ人、80代でも元気な人」――両者の違いとは、いったい何でしょうか。 本書で詳しくお話ししていきますが、私は「レジリエンス(回復力)」と「免疫力」にそのヒントがあると考えています。 わたしたちの身体には、たとえ病気やケガをした場合であっても自ら回復する力が備わっています。この力を高め、維持することこそが重要であり、健康長寿を伸ばす秘訣なのです。(「まえがき」より) 「元気な80代を迎えるための心がけ」から「老化に負けない生活習慣」「70代、80代の健康学」まで――。 精神科医であり、高年学のオーソリティがお届けする、健康長寿への処方せん! ●「レジリエンス(回復力)」と「免疫力」の低下にご用心 ●「同調圧力」に負けた人から老いていく… ● 若いころのようにいかないことを、逆に面白がる ● 誘われたら二つ返事で乗ってみる ● 夫には夫の、妻には妻の楽しみがあっていい ● ボランティアは「社会のため」より「自分のため」 ●「ランチ巡り」は千円で楽しめる海外旅行 ● 危険なのは、数値が「高い」より「低い」こと etc.
  • 70歳からの感情的にならない生き方
    5.0
    70になったからこそ、メンタルヘルスのケアが大切!若い時の悩みと年を取った時の悩みは、別物です。 『80歳の壁』を大ヒットさせ、高齢者専門の精神科医になってから、およそ35年の著者が、シニア世代に向けて、つい感情的になったり、不安感情に支配されない心の持ち方をお教えします。 第1章 「キレる高齢者」にならないための5か条 第2章 「感情的になる」と起こる高齢者によるトラブル 第3章 「不安感情に支配される」と起こる高齢者によるトラブル 第4章 「認知症が怖くなくなる」ための5か条 第5章 「ヨボヨボ高齢者」にならないための5か条
  • 70歳からのボケない勉強法
    -
    勉強は、あなたの人生を豊かにしてくれる 「最高の道具」です――。 数々のベストセラーを手がけた精神科医が、 何歳になっても知的で若々しく、 そして充実した人生を楽しむための方法を伝授。 --- 私は27歳のときに執筆した『受験は要領』が 大ベストセラーになったおかげで、 これまでたくさんの勉強法の本を出してきました。 多くの受験生を指導して、 「受験の神様」と呼ばれたこともありました。 でも、勉強とはただ試験に合格するためだけのもの ではないと私は思っています。 むしろ、勉強を通じて自分の強みを知り、 工夫できるようになることが 大切なのではないでしょうか。 勉強は自分自身を強くして、 人生の選択肢を増やすものです。 それは何歳になってもかわりません。 私はほかの著書で「健康脳寿命」の重要性を 説きました。 ただ生きているだけの「寿命」ではなく、 自立した生活を送れる「健康寿命」です。 そして、70歳からは「脳の寿命」も大切だと 思うのです。 この「健康脳寿命」を維持するために 忘れてならないのは 「脳にラクをさせないこと」です。 本書では、さまざまな具体的なエピソードを 交えながら、 「健康脳寿命」の維持に欠かせない 「勉強」の方法を紹介しています。 「勉強」には、間違いなく「喜び」があります。 けっして苦しさや辛さばかりを 伴うものではありません。 これまで知らなかった情報や 新しい知識を得るのは、 誰にとっても新鮮で楽しい経験です。 新現役時代はけっこう長い。 だから学んで、勉強して、楽しみましょう。 ボケてしまっては、 もったいないではありませんか。 本書は70歳からの、 つまり新現役時代を楽しむための勉強本です。 豊かな新現役時代を楽しく、 機嫌よく過ごしたいと願う読者の方々の お役に立つならば、 著者としてうれしいかぎりです。
  • 「70歳の壁」を乗りこえる老けない食べ方
    -
    70代こそ美食で脳を刺激しよう! 高齢者専門の精神科医・和田秀樹先生による食の実践マニュアル! 誰しも年を取り、老いていきます。 人生100年時代といわれる現代ですが、どのような「老い方」をしているかは人によってさまざま。 本書では「食」をテーマに、70歳という老後を左右する壁を乗りこえるための栄養素や食材、食べ方の工夫を紹介していきます。 1日3回の食事をとるとすると、単純計算で1年間では1000回以上、 20~30年の余生では2~3万回の食事を行うことになります。 70歳を超えたら、我慢をやめて、自分の食べたいものを食べていい。「おいしい」と思うことで免疫力アップ! 美食を求めて新しいレシピに挑戦したり、外食で見たことのない料理を食べたりすることで、前頭葉を刺激され脳が活性化! 後悔なく、健康に長生きするための食事術が満載の一冊です。
  • 何もしない習慣
    3.8
    疲労に対して対処療法で臨むのはコストパフォーマンスが悪すぎる―― いま多くの人に求められるのは、日常の疲れを、日々自分で変えていく能動的なアクションではないでしょうか。そのためには、まず自分の生活に向き合うことが大切です。いま自分が置かれている現状に「慣れる」ことと、「最適化する」ことはまったく違います(「はじめに」より)。 必要なのは「自分のために休む」習慣! 【目次】 はじめに  「休む」優先順位を上げる 序章 みんな誰もが疲れている時代  第1章 疲れたから休むのではなく、疲れないように休む 第2章 休むことを「習慣」にする 第3章 ワーク・ライフ・ブレンド時代に「完全に休む」睡眠を手に入れる 第4章 なにもしない習慣の続け方 第5章 上手に休めば人生はうまくいく おわりに 異なるトリセツを尊重し合える、豊かな社会へ ※第3章対談 穂積桜氏(産業医、精神科医)
  • 何者かになりたい
    3.8
    「自分」に満足できないのは、なぜ? 〈承認欲求〉〈所属欲求〉〈SNS〉〈学校・会社〉〈恋愛・結婚〉〈地方・東京〉〈親子関係〉〈老い〉 アイデンティティに悩める私たちの人生、その傾向と対策。 「何者かになりたい」 多くの人々がこの欲望を抱え、それになれたり、なれなかったりしている。 そして、モラトリアムの長期化に伴い、この問題は高齢化し、社会の様々な面に根を張るようになった。 私たちにつきまとう「何者問題」と、どうすればうまく付き合えるのか。 人と社会を見つめ続ける精神科医が読み解く。 【目次】 はじめに 第1章 承認されると「何者か」になれる? 第2章 つながりが「何者か」にしてくれる? 第3章 アイデンティティと何者問題 第4章 恋愛・結婚と何者問題 第5章 子ども時代の何者問題 第6章 大人になってからの何者問題 補論 何者問題への処方箋 おわりに
  • 何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから
    4.1
    何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから。医学的根拠のないダイエットに踊らされる“ダイエット難民”からは卒業!精神科医が教える「脳で痩せる方法論」 【本書の構成】 第1章 空腹感を脳で認識する「空腹感」が唯一の食事ゴーサイン/本当の美味しさを知る/空腹感を我慢しすぎない 第2章 何を食べるべきかを脳で知る 色で食べるものを選ぶ/バランスのいい食事は太らない/酒か炭水化物かを二者択一 第3章 脳も喜ぶ正しい食べ方 低糖質ダイエットは午後からが正解/食事は20分以上30分以内/「リッチ美食」でストレスは解消 第4章 正しく脳を使えば必ず痩せる ストレスを感じたら即眠る/痩せるために運動はしてはいけない/人生が楽しければ太らない 自身も元は肥満だった著書が、精神科医としての見地とストレスなくスリムでいる人たちの生活習慣の分析から導き出し、体系化した方法論を全4章、12のメソッドにわけて解説します。
  • 悩み方の作法
    3.6
    【「答えのない時代」を上手に生きるには?】 仕事のやり方や人付き合いにも「上手・下手」があるように、悩みにも、自分の成長や、周囲の幸福につながる「上手な悩み方」もあるし、よい方向に向かうことができない「下手な悩み方」もあります。 まじめで、完璧主義的な人が多い日本人は、上手に悩めているときには、すばらしく生産的で創造的になれる反面、マイナスの回路に入ってしまうと、ひとつの悩みにとらわれがちでもあります。 先行き不透明な今の時代、意識して上手に悩むようにしていかないと、くよくよと悩んでばかりになってしまうかもしれません。 「私自身もくよくよと悩みがちな完全主義者タイプだった」という精神科医・和田秀樹先生が「なぜ、悩みにとらわれてしまうのか」「どうすれば建設的に悩めるようになるのか」を語ります。 「答えのない時代」を生き抜くための考え方・動き方が手に入る1冊です。

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  • 悩みの9割は歩けば消える
    4.0
    不安、怒り、イライラを感じるとき、問題の解決策が浮かばないとき、ほんの数分歩くだけでも気分が晴れたり、「こうすればいいのか」と思いついた、という経験は誰でもしているだろう。歩くとなぜスッキリするのだろう? 精神科医で禅僧の著者が、脳、心、体、マインドフルネスといった様々な角度から、科学的なエビデンスと禅の考え方をベースに「歩く」に光をあてる。
  • 「なるほど!」とわかる マンガはじめての嘘の心理学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★ダントツの面白さ太鼓判!★★ 人はどうして嘘をつくのか? なぜ嘘に騙されるのか・・・? 誰もが知りたい「嘘」のメカニズム、ユーモアのあるマンガとわかりやすい説明でていねいに解説しています! 監修は心理学シリーズでおなじみの精神科医、ゆうき ゆう先生です!! 【目次】 PART1 人はこうして嘘をつくようになる PART2 世の中は嘘であふれている PART3 自分を変えるための嘘 PART4 嘘にだまされる人の心理 PART5 深層心理に潜む嘘の見抜き方 PART6 脳は嘘をつく PART7 嘘がとりもつ人間関係の心理 PART8 恋愛を成就させる嘘の心理テクニック <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※目次ページでは、該当ページの数字部分をタップしていただくと、すぐのそのページに移動することができます。なお、さくいん並びに本文中に参照ページがある場合及び【立ち読み版】からは移動できませんので、ご注意ください。また閲覧するEPUBビューアによっては正常に動作しない場合があります。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 逃げたっていいじゃない
    3.4
    逃げたっていい。 いや、逃げなきゃいけないときもある。 そして、逃げればたいていのことは解決する。 精神科医で「逃げの達人」が教える 香山流“逃げ方のコツ” バブル以降の閉塞感あふれる現代社会の闇から 逃げ遅れて心を病む人、自殺したりする人が後を絶たない。 こうした不幸をなくすためには、兎にも角にも逃げることだ。 人間関係だけにとどまらず、SNSなどで流される噂、 同調圧力、他者の目が気になるルッキズム、 現代人が直面するさまざまな「圧力」から 軽やかに逃げる生き方を提案する。

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  • 逃げ出した死体
    -
    死体がスタコラ、逃げ出した!? 殺人現場に哺乳瓶!? 三流タレント小泉譲二は、事故後の手術で、なぜか突然変異を起こし、特異な推理力に目覚める。記憶喪失に悩みつつも〃にわか名探偵〃ぶりを披露、奇妙な謎に挑む。ワトスン役の美人精神科医とのからみに、ルンペン刑事が割り込んで、混線推理合戦のユーモア本格ミステリー!
  • 二度目の審判
    -
    迷路の男を探せ――殺害された「犯人」が残した不可解なメッセージ。深層心理をえぐる法精神科医は事件の闇にのみこまれていく。 18歳の夏、父は死刑執行された。一部始終を目の当たりにしたケイトリンは、自白を強要された人々を冤罪から救うために法精神科医となった。ある日、父の弁護士だった人物から協力を頼まれ、殺人事件の容疑者クレイマーと面談する。無実を訴えてはいるが彼が異常者であることは間違いない。依頼を断ろうとした矢先、眼前でクレイマーが殺された。最期に謎めいた台詞を残して――。
  • 日本人のための音楽療法
    -
    1巻836円 (税込)
    「音楽療法」という言葉をご存じですか。 「音楽が心身の病気の治療やリハビリテーションに役立つ」といった話が マスコミに数多く取り上げられたこともあり、一度は耳にしたことのある方も多いことでしょう。 欧米では第二次世界大戦における傷病兵たちのケアに音楽が用いられたことをきっかけに発展し、専門家団体による養成制度もあるといいます。 日本でも平成13(2001)年には「日本音楽療法学会」が設立され、 同学会認定の「音楽療法士」の数は既に欧米を超え、多くの高齢者施設や精神科を持つ病院・クリニックで実施されるようになりました。 その一方で、高齢患者さんを中心に 「音楽療法は子供の歌ばかりで行きたくない」「音程が合わないとかずれるとか、ばかり言われる」などの声もよく耳にします。 本書では、精神科医であり、日本音楽や民俗音楽に造詣の深い著者が、 フィールドワークや自身の病院での実践により確立した音楽療法のエッセンスに触れていきます。 日本人が古くから好んできた「もののね」「つくり歌」「歌舞い」「流し」などに共通した音や音楽の傾向を手がかりに、 患者さんの本音を引き出し、喜んでもらえる音楽療法をご紹介します。

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  • 日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見
    3.7
    私たちは、米より先に大麻をつくっていた。 1.名称 2.歴史 3.農 4.衣 5.宗教 6.文化 7.食 8.薬 9.模様 10.法 10のキーワードから解き明かす、とある植物の数奇な物語 〈特別寄稿〉 宮台真司/亀石倫子/松本俊彦/佐久間裕美子/新垣実/リーバイ・ストラウス ジャパン 大麻。この植物は、日本では「違法な薬物」というイメージが強い一方、海外では医療品・嗜好品・新素材として再評価・解禁され、「グリーンラッシュ」と呼ばれるほどの経済効果をもたらしている。 しかし、日本において大麻は「稲作より早くから栽培され、衣食住に用いられてきた農作物」だったという事実は、あまり知られていない。ほんの70年ほど前まで、大麻は日本人にとって非常に身近な存在だったのである。 本書では、「名称」「歴史」「農」「衣」「宗教」「文化」「食」「薬」「模様」「法」といった10の切り口から大麻を捉え直し、その本質を探っていく。また、各界で大麻に関する情報発信を行っている識者の方々からの寄稿も掲載する。 【内容例】 ・日本人は稲作をはじめるはるか昔、12,000年前から大麻を生活に用いていた ・日本の大麻は「繊維型」で、吸引されることなく、主に布や蚊帳や釣り糸、花火の助燃剤などに用いられていた ・戦後、GHQによって日本の大麻は「違法な薬物」として取り締まられた ・「へそくり」とは、元々は大麻の糸のこと ・相撲の「横綱」は、大麻製 ・多くの七味唐辛子には「大麻の種子」が入っている ・『鬼滅の刃』の禰豆子が着ている着物は「大麻の葉の模様」 【目次】 第1章 名称 ・「大麻=違法な薬物」ではない 他 第2章 歴史 ・稲作より古い、日本人との関わり 他 第3章 農 ・大麻農業とは? 他 第4章 衣 ・生活の一部だった大麻布づくり 他 第5章 宗教 ・神道における大麻 他  特別寄稿1 佐久間裕美子さん[ライター] 日本でも大麻は「エッセンシャル」な存在となるか  特別寄稿2 松本俊彦さん[精神科医] 大麻の取り締まりは健康問題であり、政治問題  特別寄稿3 リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社 ヘンプを用いたSDGsへの取り組み 第6章 文化 ・生活文化、伝統文化と大麻 他 第7章 食 ・人類は1万年以上前から、「大麻の種子」を食べていた? 他 第8章 薬 ・漢方薬としての歴史 他 第9章 模様 ・麻の葉模様の誕生 他 第10章 法 ・アメリカの紆余曲折 他  特別寄稿4 亀石倫子さん[弁護士] 大麻は司法こそ取り組むべき問題  特別寄稿5 新垣実さん[日本臨床カンナビノイド学会 理事長] 日本におけるカンナビノイドの可能性  特別寄稿6 宮台真司さん[社会学者] 解放と統治──大麻の二面性と向き合う
  • ニホンという病
    3.9
    解剖学者の養老孟司と精神科医の名越康文という心配性のドクター二人が異次元の角度から日本社会が患う「ニホンという病」を診察、好き勝手にアドバイスを処方する。 2022年冬、春、夏、秋、2023冬と5回に渡って行われた対談をまとめ、新型コロナやウクライナ侵攻といった時事的なテーマから、南海トラフ地震、脳科学、宗教観、自然回帰、多様性、死と再生など、実に30に及ぶ対談テーマをもとに繰り広げられた賢者二人の思考の世界が楽しめる。 一部を紹介すると ・日本社会に内包する問題、本質については (養老)日本人は楽天的に考えて、本質に関わるところは変えなくていいことにしようとしてきたわけです。表層的なところだけを変えてきた。和魂洋才が典型だと思うね。明治維新は政治で動いたからまだいいですよ。戦後(太平洋戦争終結後)は何をしたかっていうと、日常生活を変えちゃったわけですよね。 人間の社会ってそんなややこしいものを理屈で簡単に割り切れるもんじゃない。終戦後、それを割り切れると思ったのがアメリカであり、日本だったわけです。 ・さらに専門家によれば2038年までに来ると言われている南海トラフ地震で、明治維新、太平洋戦争敗戦以来の大転換を迎えるが、 (養老)この国で初めて、政治とか経済じゃなくて、それぞれの人の生き方が問題になってきますね。どういうふうに生きたらいいかって。何といっても、第一に子どものことを考えなきゃいけない。今の時代、子どもがハッピーでないのはハッキリしていますからね。それでなければ、自殺が若い人たちの死因のトップになるなんてあり得ないですよ。80代が元気な世の中っていうんじゃ話にならない。 (名越)これからは生き方自体をなだらかにでも急いで変えていくべきだということです。南海トラフをどうとらえるかは、メディアを通じてもっと多角的に、バラエティ番組なんかで伝えて議論すべきだと思います。 死というものを深刻に考えたくなければ、ライフスタイルを変えていくことが大事だと思います。数年、5年ぐらいの単位で、自分がどこに住むのかとか、どういうことに生きられる時間を溶かしていくか。価値観が変われば日本人のライフスタイルが5年ぐらいで結構変わっている可能性があると思います。 どのテーマでも二人の独自視点で語られて、生き方のヒントがつまった一冊だ。
  • にゃんともしんどい! 10年こじらせ脱うつ日記
    4.5
    憂うつな気持ちが2週間以上続く人に是非読んでほしい 薬よりもよく効く! 誰もが参考になる「うつ病」体験マンガ ……あなたの心の中にも「うつにゃん」はいます! <こんな人におすすめです> ・心が消耗していると感じる人 ・しんどい気持ちが2週間以上続いている人 ・自己肯定感が低すぎる人 ・他人の評価を気にしすぎる人 ・仕事が忙しくて休めない人 ・病院へ行こうか迷っている人 うつを10年以上こじらせた女性漫画家の体験談を、 本人が描いたネコ漫画で紹介しています。 過労、自己否定、無気力、毒親、借金、再発の恐怖など…… 誰にでも起こりうるリアルなうつ体験には、 メンタルケアのコツやヒントが満載です! その他、ブログ『私の代理で猫がいろいろ言うblog』で 反響の大きかった『自分のご機嫌をとるコツ』、 『私が実践してよかったアレコレ』を紹介。 また、『精神科医に聞く「脱うつ」のアドバイス』コラムは、 心が消耗している人に必ず参考になるはずです。 ストレス社会に生きづらさ、しんどさを感じている すべての人たちに読んでいただきたい1冊です!

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  • NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法
    3.8
    日本テレビ系「世界一受けたい授業」に著者出演! 大反響! (2017/2/25) NHK「スーパープレゼンテーション」に著者出演! 大反響! (2016/12/8) 自信がない人でも、自己肯定感は 訓練次第でうまくいく! TEDで414万回視聴!(2016年12月現在) 世界を癒した話題書が待望の翻訳!! ベストセラー『女子の人間関係』の著者 精神科医の水島広子氏が絶賛! 「誰もが知っておいて損をしない1冊! エビデンスに裏打ちされているうえ実用的で、 いつも手元においておきたい『心の救急箱』のような本です」 風邪を引いたとき、何をしますか? 10歳の子どもにそう尋ねたら、「暖かくしてよく眠る」という答えがすぐに返ってくることでしょう。 じゃあ、転んで膝をすりむいたら? 「きれいに洗って、絆創膏を貼る」 子どもでもすぐに答えられますね。 体をケアする方法を、幼いうちから学んでいるからです。 では、こんな質問をしたらどうでしょう。 「誰かに無視されて心がグサッと傷ついたとき、どうする?」 「大きな失敗をして落ち込んだら?」 「大事な人がいなくなってつらいとき、どうすればいい?」 今度は大人でも、うまく答えられないのではないでしょうか。 私たちは体の不調をうまく手当てできるのに、なぜ心の不調になるとお手上げなのでしょう? その答えは、心の手当ての方法を学んでこなかったからです。 この本では、私たちが日々直面する7つの心の傷を取り上げて、その症状と手当ての方法を紹介します。 しかも、この本で紹介する治療法はすべて、最新の心理学の研究成果にもとづくものです。 正式な査読を経て有名な学術誌に掲載された、信頼できる理論を根拠にしています。 大切なのは、正しいやり方を学び、それを日々実践することです。 本書の著者は、「心の健康に配慮することが当たり前になり、誰もが効果的な手当ての方法を知っているような、そんな世の中になることを私は願っています」と述べています。
  • 庭仕事の真髄
    4.4
    「サンデータイムズ」ベストセラー。タイムズ紙、オブザーバー紙「今年読むべき1冊2020年」に選出。人はなぜ土に触れると癒されるのか。庭仕事は人の心にどのような働きかけをするのか。世界的ガーデンデザイナーを夫にもつ精神科医が、夫とともに庭づくりを始めてガーデニングにめざめ、自然と庭と人間の精神のつながりに気づく。さまざまな研究や実例をもとに、庭仕事で自分を取り戻した人びとの物語を描いた全英ベストセラー。
  • 人間として最良のこと as a person
    4.5
    ★韓国で60万部の心理学書、ついに日本で発売★ ・「すごい自分」をあきらめられる人は強い ・他人と親しくできる人は「心理的距離」を持てる人 ・職場に家族関係を求めない ・傷は親しい人たちから受けるほうが多い よりよい人生をおくるために、韓国の精神科医が教える  現代人には、大人になるための「あいだ」がありません。昔は、若い人はさまざまな大人にまじり、大人になるためにはどうしたらいいかを学んだり、メンターに教えてもらっていました。しかし、現代にはもうそのような余裕はありません。  この本では、韓国で尊敬を集めている精神科医であり、精神分析医でもあるキム・ヘナム氏が、豊かな人間とは何か、どうしたら幸せな人生になれるのかを解説します。通り一遍の人生訓ではありません。 「叶えられなかった夢をどうあきらめるか」 「ナルシシズムの極致にいる人は、自分は正しいと信じ込んでしまう人」 「危険な世の中で安全に暮らすには、世の中には悪い人よりいい人の方がずっと多いと知ること」など、現代を生きる知恵を知り、自分の人生に活かしてください。
  • 人間にとって健康とは何か
    3.4
    「病気の原因を探る」理論は時代遅れ、ヒトラーは凄まじく「健康度」の高い人物、「幸福の法則」はほんとうに存在する……現代医療の最先端を俯瞰しながら、「健康」と「幸福」に潜む逆説を鮮やかに読み解く! 近年、医学界では健康についての考え方に大転換が起きている。病気の要因を除去する「疾病生成論」から、健康の要因を支援・強化する「健康生成論」へ。そもそも、そこで人間が「健康」であるとは、いったいどういうことなのか? 本書では、ひきこもり問題の第一人者である斎藤氏が、SOC(首尾一貫感覚)、レジリエンスなど最先端の概念を縦軸に、ヒトラー、ヤンキー、橋下徹、旧日本軍など多彩な例を横軸にして、みたこともない斬新な「健康論」を展開していく。さらに著者は問う。「幸福」は「健康」と深く関係するが、なぜ人は「世界一幸福だ」とはいっても「世界一健康だ」とはいわないのか。その背後に潜む「健康と幸福の逆説」が解けたとき、誰もが驚愕することだろう。気鋭の精神科医が、「健康」と「幸福」の常識を一変させる。内容例:なぜ「心が折れる」という表現は流行したのか/SOC、レジリエンス……「心の健康」を示す尺度とは/SOCの高い人には、よくも悪くも「鈍感さ」がある/ヒトラー、アイヒマンに宿る「健康な狂気」とは/ストーリーを書き換えることなく成功するヤンキーたち/「多様性」の担保が危機的状況の「同期」を防ぐ/「弱いきずな」が地域のレジリエンスを高める/家族システムは単純な因果律では説明できない/幸福をめぐる格言から浮かび上がる六つの分類/幸福の才能とは「あらゆる偶然を必然と感ずる」こと/「フロー体験」と依存症、中毒は区別すべし/仏教こそエビデンスに基づく真の「幸福の科学」?……ほか

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  • 認知症 アルツハイマー病・レビー小体病・ピック病がよくわかる本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 妻や夫、親が認知症・アルツハイマー病、レビー小体病、ピック病と診断されたら。困った症状の対応法など、家族のための情報集。 妻や夫、親が認知症・アルツハイマー病と診断されたら、 家族はどうすればよいか。 認知症の権威が懇切丁寧に解説。 最新の治療法はもちろん、困った症状にどう対応すればよいかなど、 家族に寄り添った情報がいっぱい。 【本書の内容】 ●「知ること」が家族と介護を助ける ●認知症を引き起こす病気とその特徴 ●病院で受ける検査と治療の流れ ●認知症の介護のために知っておきたいこと ●認知症の介護 そのポイントと、困った症状に応じた対応のコツ ●自宅でできる介護の基本とコツ ●介護する家族の悩み 広川 慶裕:1984年 京都大学医学部卒業。  精神科医として、認知症やうつ病などの 精神疾患治療に専念。 2014年より、ひろかわクリニック(宇治駅前MCIクリニック)院長  精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、 日本医師会認定産業医
  • 認知症 そのままでいい
    5.0
    日本の人口の4人に1人が高齢者となった現在、高齢者の5人に1人(85歳以上ならほぼ2人に1人)は認知症という状況である。認知症は老いた人の脳に起こる「自然な現象」であり、受容し悲観しないことが、介護する人・される人双方にとって幸せにあるためのスタート地点である。本書では、治らなくていい、と心から思えるように気持ちや見方を切り替え、認知症の人を助け、いたわり、共にできることを、認知症を専門とする精神科医の立場から考える一冊である。
  • 認知症の人の心を知り、「語り出し」を支える ―本当の想いを聴いて、かかわりを変えていくために
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    専門職は認知症の人の心を知り、その想いを聴くことができているだろうか。認知症の人と日々向き合う精神科医が、診察場面のやりとりをふり返り、本人の心情・心理を丁寧にひもといていく。認知症の人にとっての「話をしてもよい相手」になるためのヒントが得られる書。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力
    4.0
    臨床40年の精神科医が、最も関心をもつネガティブ・ケイパビリティとは何か。せっかちに答えをもとめ、マニュアルに慣れた脳の弊害……教育、医療、介護でも注目されている、共感の成熟に寄り添う「負の力」について、初の著書。
  • 猫コンプレックス母コンプレックス
    -
    母の呪いを猫で解く!? 「融通無碍に出入りするかれらと、深部に居座って出て行かないあのひとと。大人の男の心の中は繊細で滋味豊か。いろいろしんどいものを抱えても、とりあえず長生きしようと思わせてくれました」中島京子(小説家) いくら自分が歳を取っても、たとえ亡くなっていても、消えてなくならない存在をどうするのか。ともに猫好きなエッセイストと精神科医による切実真剣往復書簡。 幼い頃に母を亡くした者は、埋まらない心の空洞を抱えたまま生きなければならないのでしょうか。それもマザコンというのでしょうか。 ――末井昭「母親の変形した投影」 確かに母はわたしが不細工だからとわたしを忌避したりはしませんでした。が、こちらが美しかったら、より本気で愛してくれたのは間違いない。そこが悔しいし悲しい。 ――春日武彦「隣の女」 【目次】 まえがき 末井 昭 書くことがなくなってからが勝負 第1信 末井昭→春日武彦 猫と話す 第2信 春日武彦→末井昭 鼻ちょうちんや巻き舌のこと 第3信 末井昭→春日武彦 夫婦喧嘩は猫も食わないか? 第4信 春日武彦→末井昭 猫の舌 第5信 末井昭→春日武彦 母親の変形した投影 第6信 春日武彦→末井昭 猫嫌い 第7信 末井昭→春日武彦 キー坊の恋、母の恋 第8信 春日武彦→末井昭 隣の女 第9信 末井昭→春日武彦 結核のバリヤー 第10信 春日武彦→末井昭 罪悪感、その他 第11信 末井昭→春日武彦 壊れた母性本能と工場への失望 第12信 春日武彦→末井昭 漫画もどき 第13信 末井昭→春日武彦 野良たちに安泰はない 第14信 春日武彦→末井昭 一家団欒 第15信 末井昭→春日武彦 ラジオ体操と疥癬タヌキと老いた胎児 第16信 春日武彦→末井昭 覆面レスラーと大工の源さん 第17信 末井昭→春日武彦 ねじ曲がったマザコン 第18信 春日武彦→末井昭 母子像と父子像 第19信 末井昭→春日武彦 腹這いのキー坊と顔コンプレックス 第20信 春日武彦→末井昭 今日はいい日、楽しい日 あとがき 春日武彦 罪悪感といかがわしさと
  • 猫に名言
    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    アドラー、そしてユング、フロイトという心理学・精神医学の大家3人の名言と癒される猫の写真集。 【猫と過ごす時間は、決して無駄にならない】 これは、心の世界に初めて深くメスを入れた精神科医ジークムント・フロイトの言葉。 博士は猫に精神科医である自分と同じ資質があることに気づいたのでしょう。 猫は人間に寄り添いながらも、一歩引いた目で私たちを観察しています。それは、 精神科医にも必要な資質。相手とべったりになっ てしまっては、目も曇ってしまいますし、 心を癒すこともできません。 「猫と触れ合うことは、一流の精神科医と語らうようなもの。だから、癒されるのだ」 博士はそう言いたかったのではないでしょうか。 本書は、精神医学の基礎を築いた3人の偉人、フロイト、ユング、 アドラーの名言と、 猫、とりわけ一歩引いた目で私たちを見ている“ソトネコ”の写真で構成されています。 それはフロイト博士の言葉にもあるように、あなたに気づきと安らぎをもたらしてくれると信じているからです。 どのページから開いていただいてもかまいません。きっと、今のあなたの心に響く言葉と猫に出会えるはずです。 (まえがきより)
  • ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと
    3.4
    俺たちはどう死ぬのか? 数えきれぬ患者を診察した元・産婦人科医の精神科医と、数えきれぬ短歌を日々読み続ける歌人。万巻の書物を読んだ二人が、大きなモニターとソファのある精神科医の自宅で、猫を相手に語り尽くす、今考えられるもっとも考えなければならない死と生についてのすべてのこと。 【目次】 序 章 俺たちはどう死ぬのか? 第1章 俺たちは死をどのように経験するのか? 第2章 俺たちは「死に方」に何を見るのか? 第3章 俺たちは「自殺」に何を見るのか? 第4章 俺たちは死を前に後悔するのか? 第5章 俺たちは死にどう備えるのか? 第6章 俺たちは「晩節」を汚すのか? 第7章 俺たちは「変化」を恐れずに死ねるのか? 第8章 俺たちは死を前に「わだかまり」から逃げられるのか? 第9章 俺たちは「死後の世界」に何を見るのか? 第10章 俺たちにとって死は「救い」になるのか? 第11章 俺たちは「他人の死」に何を見るのか? 第12章 俺たちは「動物の死」に何を見るのか? 第13章 俺たちは一生の大半を費やすことになる「仕事」に何を見るか? 終 章 俺たちは、死にどんな「幸福」の形を見るか?
  • 寝ても醒めても腕の中(1)
    -
    20世紀初頭のロンドン、精神科医を目指すエドガーは友人のパーティで不思議な香りを纏う美しい伯爵・ルイと出会う。その場で意気投合し、ルイからのパトロンの申し出を受け、順調に診療所を開業する事になったエドガーだったが、それからというもの毎夜、男とキスをする夢に悩まされる様になる。しかも、だんだんとエスカレートしていく淫らな夢の相手はルイで―――!?これは夢?それとも現実?もしくは自己願望の表れなのか…悩むエドガーの行く末は…!?
  • 眠れないお年寄りへのケア
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 睡眠障害を専門とする精神科医が、高齢者の不眠について、やさしく、わかりやすく解説します。睡眠にまつわるさまざまな誤解をとき、環境や生活習慣による不眠、病的な不眠、睡眠薬や治療法などについて述べ、質の良い睡眠をとるための具体的なケアを提示します。
  • 眠れぬ夜の精神科-医師と患者20の対話―
    3.4
    「眠れない」「会社に行くのが辛い」「気がつくと手首を切ってしまう」――さまざまな症状に苦しみ、精神科を訪れる人々。しかし、そこでは実際にどのような「治療」が行われているのか、意外と知られていません。精神科医が、豊富な臨床経験をもとに、診察室でのやりとりを再現。原因は? 治療法は? 薬の副作用は? 誰もが知りたい「心の病」に関する二十の疑問に、医師が本音でこたえます。

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  • 脳男
    完結
    3.7
    全1巻660円 (税込)
    江戸川乱歩賞受賞のサイコ・ミステリーの傑作を、鬼才・外薗昌也が描き下ろし漫画化! 心を持たない連続殺人鬼=脳男とは、何者なのか!? ――連続爆弾事件の容疑者として逮捕された、謎の男・鈴木一郎(すずき・いちろう)。警視庁から、鈴木一郎の精神鑑定を依頼された精神科医・鷲谷真梨子(わしや・まりこ)は、彼こそが、心を持たない、脳だけの男、「脳男」であると知る。そして、脳男が、凶悪犯罪者を次々と殺し続けていることも! 神か? 悪魔か? 裁きの時が、近づく!
  • 指し手の顔(上) 脳男2
    3.5
    元関取が愛宕(おたぎ)市内で突然暴れて多くの死傷者を出し、精神科の入院歴が問題にされた。他にも事件を起こした元患者たちが揃って直前に行方不明になっており、精神科医の鷲谷真梨子は患者の話から監禁に使われた小屋を探しあてた。が、事件の鍵を握る医療ブローカーと小屋を監視していた刑事2人が殺される。(講談社文庫)
  • 脳男 新装版
    3.4
    猟奇的な連続爆弾犯のアジトで発見された、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが……。そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。 あらゆる感情が欠落した男。男の正体の解明に挑む精神科医と共に事件の核心にたどりついた刑事が見たものとは。 全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。2000年週刊文春ミステリーベスト10 第1位。
  • 脳科学と心の臨床 : 心理療法家・カウンセラーのために
    -
    左脳と右脳や記憶の仕組みなど,心理療法の訓練や実践をしている人たちのために,実践の支えとなるような脳科学の知識を解説。 まえがきより抜粋● 本書は私が過去3年間ほどの間にいくつかの刊行物に書きつづった原稿に大幅な加筆修正を施してまとめたものです。テーマは脳科学についてですが,読んでいただく対象としては心理療法の訓練ないしは実践をなさっている方たちを想定しています。それはここに書かれた内容の大半が,私自身が心理療法を実践する上でその支えとなるような知識として蓄えたものだからです。私は精神科医ですが脳科学の専門家ではありませんし,脳について詳細な知識を得るだけの時間的な余裕も力もありません。ただし脳について必要に応じて得てきた知識が精神科医としての薬物療法のみならず,心理療法を行う上でもさまざまな意味で助けとなりうることを,日常の臨床を通じて感じています。これまで疑問に思っていたことが,脳についての最新の情報により説明されることは,ある種の興奮や感動を伴うことですらあります。そしてそのような体験をぜひ心理療法家の皆さんにも共有していただきたいと思ったのが,本書の執筆の動機です。  私が本書で最も訴えたいのは,心の臨床家は,患者さんへの共感能力を高めるために,ぜひとも患者さんの脳について知っておかなくてはならないということです。私たち人間の心は,脳という物質的基盤を持っています。それはさまざまに私たちの心を規制し,枠にはめようとします。そして場合によっては脳のほんの少しの変化や病変に翻弄され,それが精神科的な問題となって現れます。しかも不幸なことにたいていの場合,私たちは自分や患者さんたちの脳で起きたことが何かを知るすべがありません。そこで私たちは患者さんの示す精神科的な疾患について,さまざまな心理的な意味づけをしようとしますが,それは多くの場合,たくさんの誤解を生み出します。そしてもし患者さんを治療する立場にある心理療法家も患者さんの脳について無知であるとしたら,それらの誤解を助長することにもなりかねません。それは私たちがぜひとも避けたいことです。  本書は脳を扱っていても,その内容はあくまでも私たちが人の心を理解するためのものであるということをこの序文で強調しておきます。そして本書が心理療法家の皆さんが患者さんの心の世界の理解を深めるための一助となることを願っています。 岡野 憲一郎

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  • 脳科学より心理学
    4.0
    つい数年前まで「脳科学は万能である」ともてはやされたブームも、いまやすっかり下火になりました。精神科医として活躍する和田秀樹さんは、当時のことを「前時代的な幻想だった」と振り返ります。 曰く、脳科学はまだまだ過渡期にある学問で、ほとんどの学説がいずれ覆るかもしれない仮説にすぎず、再現性・実証性に乏しいものだった、と。 ポスト脳科学時代のいま、私たちの頭を良くするものとして和田さんが提唱するのが「心理学」です。 心理学といっても、肝は「仮説→結果を分析・検証→再び仮説…」のサイクルを癖として持つこと。これを回し続けるだけで、マーケティング、セールス、マネジメント、ひいては生き方そのものにも応用することができます。 さあ、あなたもこの21世紀型の「頭の良さ」を、一足先に身につけてみてください。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 脳が強くなる食事~GENIUS FOODS~
    4.3
    ★ニューヨーク・タイムズ ベストセラー ★ジャーナリストと医師が食べ物と脳の関係を徹底解明! ★脳のモヤを晴らし、最高のパフォーマンスを発揮するための具体的なガイド ★精神科医樺沢紫苑氏絶賛!!! ◎母親の若年性認知症にショックを受けた筆者が、 脳の健康とパフォーマンスについてさまざまな文献を読み、 世界中の科学者や臨床医に相談。そこで学んだ「食べ物と脳の関係」をまとめたのが本書。 ◎医師ポール・グレワルの臨床経験をもとに、 脳を一生守りながら、もっと賢く、 幸せになる食生活やライフスタイル=「ジーニアス・プラン」を具体的に紹介。
  • 脳内汚染
    3.5
    いまIT社会に生きるわれわれが直面している問題は、脳内環境の汚染だ! かつて医療少年院に勤務する精神科医として犯罪をおかした若者たちに向き合ってきた著者は、世界各地で頻発する子どもたちの不可解で無残な犯罪の根底にある原因をさぐるうちに、恐るべき事実に直面する。 ゲームやインターネットが、利用の仕方によっては麻薬と同じような作用を子どもたちに及ぼしてしまうのだ。 異常な少年犯罪も、無気力な子どもたちも、いつもイライラし、喜びよりも不満ばかり感じ、些細なことで簡単に命を絶ってしまう若者たちも、強烈すぎるメディアの刺激に幼い頃からさらされ続けてきたためかもしれない。 発表当時、一大センセーションを巻き起こした警告の書。
  • 脳の筋トレ! 思い出しおりがみ ドクターズクラフト
    -
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「つる」「かぶと」を折れますか? 「おりがみ×思い出し」のダブルで脳・意欲・情緒を刺激し、楽しみながら強力脳活! 子ども時代はすらすら折れたおりがみも、大人になると折り方を忘れがち。 でも、「どう折るんだっけ?」「この作品名は何だっけ?」「これ子どもの頃よく折ってたな」… そんなことを思い出そうとすることや、記憶をたどりながら折ろうと頑張ることは、効果的な脳の筋トレになります。 思い出そうとすることは「記憶の司令塔」と呼ばれる脳の海馬を刺激し、 認知症予防に重要な役割を持つ「ワーキングメモリ(作業記憶)」の改善や維持につながるのです。 本書では、ヒントをもとにおなじみのおりがみ作品を折る「思い出しトライアル」、 だんだん作品の難易度を上げていく「思い出し実践チャレンジ」、 使う・飾る・贈る「楽しさを思い出す」アイデアなど、「おりがみ×思い出し」で脳の筋トレが楽しめます。 巻末では「思い出しドリル」に挑戦!  矢印や折り線をなくし、手順をとばした折り図で折れるか、思い出しの成果を試せます。 楽しみながら最高の脳活を! 古賀 良彦(コガヨシヒコ):医学博士。精神科医。杏林大学名誉教授。慶応義塾大学医学部卒業。日本催眠学会名誉理事長、日本臨床神経生理学会認定医・名誉会員。監修書に『活発脳をつくる60歳からのおりがみ』(主婦の友社)、『毎日脳活スペシャル ねこのまちがいさがし』(文響社)など多数。

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  • 脳のスペックを最大化する食事
    3.0
    好きだった映画のタイトルがどうしても思い出せない。 取引先の担当者の名前を突然忘れてしまった。 「アレ、アレ……なんだっけ?」簡単な固有名詞が出てこない。 もしかしたらそれは、脳の老化現象〈アレアレ症候群〉かもしれません―― 記憶力、集中力、判断力を向上させてキレキレな頭を取り戻す 認知症予防の名医が実践する「頭が良くなる栄養プログラム」。 【目次】 プロローグ 食事を変えれば、脳のスペックを最大化できる。 第1章 なぜ、頭は悪くなってしまうのか。 頭が悪くなってしまう最大の要因は「食事」と「生活習慣」 脳が老化してしまうメカニズムとは 「物忘れ」は認知症の前段階 加齢とともに起こりやすい「脳のエネルギー不足」 「頭が悪くなる生活習慣」チェックリスト ほか 第2章 脳が本来のスペックを発揮するとどうなるか そもそも「頭がいい状態」とは 人間は90歳まで脳を成長させ続けることができる やる気と活力にあふれ、モチベーションが高まる メンタルが安定し、うつ病や不安障害が改善する 思考のスピードが速まり、独創的なアイディアが湧く ほか 第3章 脳のスペックを最大化する食事 なぜ、脳のスペックを最大化するために食事を見直すべきなのか 糖質制限をすすめる理由――パンやご飯、麺類が脳とカラダの老化を促進する 良質なアブラが大事な理由――脳は脂肪でできている 脳やカラダの材料となる「良質なタンパク質」をたっぷり摂取する 脳の炎症を引き起こす「頭が悪くなる食べ物」を避ける ほか 第4章 【実践編】頭が良くなる食事プログラム まずはカラダのメインエンジンを「ケトン代謝」にすることを目指す 「タンパク質30%以下、脂質60%以上、糖質10%以下」の栄養バランスにする 半熟卵を3個、毎日食べる 頭が良くなるサプリメントの取り方 脳のスペックを最大化する1日の献立例 ほか 第5章 さらに脳のパフォーマンスを最大化する「10の技術」 「他者と楽しく会話する」は最強の脳トレ 「マルチタスク」を習慣化する、会社以外の集団に所属する 「音読(リーディング)」と「書き写し(トランスクリプション)」で脳が活性化する 「筋トレ」が脳の機能も成長させる 「骨振動のある運動」でオステオカルシンを分泌させる 特別付録 エピローグ 血管を老化させず、血流を良くすれば、脳のエネルギーレベルを最大化できる 【著者について】 広川慶裕(ひろかわ・よしひろ) 精神科医、認知症予防医。京都大学医学部卒業。認知症やうつ病、統合失調症などの精神疾患治療に携わる。メンタル産業医としても活躍中。認知症予防専門クリニック・ひろかわクリニック、品川駅前MCI相談室院長。著書に『もの忘れ・認知症が心配になったら読む本』『運転の認知機能を鍛える本』(池田書店)、『図解でよくわかる 今すぐできる認トレで認知症は予防できる!』(河出書房新社)『「認トレ®」で防ぐ認知症―完全4週間メソッド』(時事通信社)『脳が若返るまいにちの習慣』(サンマーク出版)など多数。
  • 脳のため光を浴びよ肉を食べよう
    4.0
    肉を食べると、元気が出て、明るい 気持ちになります。 肉をよく食べているお年寄りは、 元気です。 だれでも経験されていることでしょう。 歳をとると、明るい気持ちの維持に 大切な神経伝達物質のセロトニンや、 男性の活力に必要な男性ホルモンが 減ります。 すると、不安感を抱きやすくなったり、 意欲や活力が落ちたりします。 しかし、気持ちの明るさや活力に 必要なセロトニンや男性ホルモンは、 増やすことができます。 それが【肉を食べ、光を浴びる】こと。 肉は、気持ちを明るくするセロトニン を増やします。 光を浴びることでも、セロトニンは 増えます。 そして何より、肉には、体をつくる 大切なたんぱく質が豊富です。 お年寄りになれば、筋肉は落ちやすい。 だから筋肉が落ちないように、 たんぱく質をたくさんとるよう、 気をつけなければなりません。 肉はたんぱく質を効率よく摂取できる 食べ物。 肉を食べ、光を浴びると、元気になる。 本書は、老年精神科医の和田秀樹先生が、 いつまでも若々しい体、明るい気持ちで いるための、【肉と光】からみた 【生活習慣の提案】です。 ●肉と光で、なぜ気分が高揚するの だろうか ●光の中で動物を狩ってきたのが人間 ●エネルギッシュな人の食生活が教え てくれるもの ●脳は肉を求めている ●光が人間の体内リズムを作ってくれる ●見た目の年齢がどんどん開くのは タンパク質のせい ●肉のタンパク質が免疫機能を高め、 脂肪が免疫細胞を作る (他)(※本書は2019/4/26に発売し、2021/3/8に電子化をいたしました)
  • 脳疲労ゼロ革命
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 肥満、不眠、うつがなくなる。名医が教える最高の休息法 ※本書は以下の特集から記事を抜粋し、再編集したものです。 数値や肩書・名称などは基本的に雑誌掲載時のものです。 『プレジデント』2022年7月29日号「脳疲労ゼロ革命」 『プレジデント』2022年9月30日号「毎日が楽しくなるやる気革命」 『プレジデント』2022年12月16日号「頭がいい思考バカの思考」 ※紙版と一部内容が異なる場合があります。 【目次抜粋】 手術9000例、激務でも集中力キープ 上皇の執刀医・天野篤が直伝!「高パフォーマンス×低疲労」6つの秘訣 鈴木大拙、鈴木俊隆とマインドフルネス 「脳に静寂をもたらす」2人のスズキと坐禅入門 ●石井清純 肥満・うつ・不眠―体調完全復活! 老若男女がクリニックに殺到! 症状別 通院できない人のための「脳ドクター誌上コンサル」 ●藤野武彦 脳に手抜きをさせて働く、睡眠負債を一気に返す! 早まる老化! ほったらかすと過労死!「慢性的な疲れ」をゼロにする! ●梶本修身 素人が抱く疑問を名医にぶつけてみた 一挙解決! 謎だらけの「自律神経」まるわかりQ&A ●久手堅 司  ▼そもそも自律神経とは?/▼不調が出たら、何科に行くべき?/▼低気圧の日と不調に関係が?/▼乱れやすい性別・性格は? ホリエモン絶賛! 米国エグゼクティブの3人に1人が受けている 話題沸騰! 女と男の「ホルモン治療」効果と費用 ●堀江重郎・高尾美穂 自己効力感が高まる、無力感を打破する 「名経営者」モチベーションの名言集 ●松岡保昌 まずは1時間、1日、1週間―― 忘れていた幸せ実感「スマホをやめる」6つの方法 ●大澤亮太 思い込みを捨てれば、ラクに生きられる 最新心理学によれば、そのストレス、「勘違い」です ●池田まさみ  ▼皮肉なリバウンド効果/▼ラベリング効果/▼ツァイガルニック効果/▼バラ色の回顧/▼一貫性バイアス コラム▼ストレスオフ県・ベスト「茨城県」、ワースト「福島県」それぞれの理由 ●岩中祥史 アンケートで判明! 心が軽くなる! スパっとやめてよかった「人間関係」 ●齊藤 勇 自分が知らない自分と出会う。ふと、アイデアが浮かんでくる 趣味にハマるほど仕事ができる人になる  ▼狩猟/▼ヨット/▼乗馬/▼穴掘り/▼カルチャーセンター あなたのホモ・サピエンスを覚醒させる 1泊2日、へとへと編集部員が「ソロキャンプ」体験記 渋滞知らず、電車で行ける、デトックスの旅 メンタルによく効く、全国「ぬる湯」マップ ●植竹深雪・東 香名子 コラム▼ここまで進化! 入浴剤で体調が180度変わる! ●佐々木仁美 長時間デスクに座りっぱなしでも平気 1日5分! 仕事のパフォーマンスが高まる「自宅トレ」 ●寺田健太郎 記憶力、集中力、継続力を上げるコツがある 最新脳科学が解明! 脳を解放する4つの方法 ●築山 節 原因は2つ。解決法も2つ。 精神科医が教える科学的な「モチベーション減退」の正体 ●精神科医Tomy ケース別対処法①直前にならないと火が付かない/②手をつけても長続きしない/③がんばりすぎて電池が切れた やる気がないのは、むしろチャンス 根性論なし! 脳神経内科医が伝授「すぐやる人」になれるコツ ●田中伸明
  • 脳を傷つけない子育て マンガですっきりわかる
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 親など身近な大人の言動は、子どもの脳にどんな影響を与えるのか? 注目の小児精神科医がわかりやすく解説。こころと脳を、傷つけずに育てるための子どもへの対応法も提案!
  • 脳を鍛えて心を洗うマインドフルネス「おやすみ胎内」10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 余命告知を受けた方の幸せなエンディングをプロデュースする専門職「看取り士」の柴田久美子さんが生み出した「胎内体感」によって、自己肯定感や幸福度を高める本です。 胎内体感は自らを客観的に捉えるためのワーク「内観」をもとにしており、内観は医療や教育の現場、企業の研修など、幅広く取り入れられています。 またマインドフルネスや瞑想との共通点も多くあります。 ウイルスや戦争など、不安の多い社会において、ストレスの解消や安らぎを与えてくれる胎内体感は自宅でも気軽に体験できます。 【目次】 第一章 胎内体感「おやすみ胎内」とは? 第二章 胎内体感とヒーリングの違い 第三章 マインドフルネスと胎内体感の関係性 第四章 自己肯定感や幸福感が高まる胎内体感の体験 第五章 精神科医が紐解く胎内体感 第六章 自宅で気軽にできる胎内体感の体験ワーク 【著者紹介】 柴田久美子(シバタクミコ) 株式会社日本看取り士会 代表取締役 一般社団法人日本看取り士会 会長 島根県出雲市生まれ。 日本マクドナルド㈱勤務を経てスパゲティー店を自営。 平成五年より福岡の特別養護老人ホームの寮母を振り出しに、平成十四年に病院のない六百人の離島にて、看取りの家を設立。 本人の望む自然死で抱きしめて看取る実践を重ねる。 平成二十二年に活動の拠点を本土に移し“看取り士”を創設。 全国各地に看取り士が常住する「看取りステーション」を立ち上げ、岡山県岡山市を拠点に“看取り士”とボランティア“エンゼルチーム”による新たな終末期のモデルを作ろうとしている。 また、全国各地に「死の文化」を伝えるために死を語る講演活動も行っている。 平成三十一年三月 おとな・こども食堂「ももたろう食堂」開設。 令和元年九月には、死生観を伝える映画「みとりし」を制作。 全国ロードショー。令和二年四月、株式会社日本看取り士会設立 同代表取締役。 セコム株式会社と連携をした見守りサービスなど、新たな派遣サービスをスタートさせた。 著書に『私は、看取り士。』(映画「みとりし」原案・佼成出版社)『いのちの革命』(舩井勝仁氏との共著 きれい・ねっと)他多数。

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  • ノンママという生き方 子のない女はダメですか?
    3.5
    ときどき悔やむ。ときどき寂しい。 でも大丈夫。これが私の選んだ道。私の幸せのかたち。 さまざまな理由で、生涯子どもを持たない・持てない女性が全女性の3割とも言われています。 「女は子どもを産み育てて一人前」「女の本当の幸せは子どもを持つこと」という伝統的価値観はまだまだ強く、さらに最近は、少子化対策が国をあげての課題となり、子育ても仕事も頑張る「ワーキングマザー」が礼賛されます。 そんななか、子どもを持たない人生を選んだ「ノンママ」は、何を思い、どんなふうに生きているのでしょうか? 子どもを持たなかったそれぞれの事情、悩みと葛藤、後輩ワーキングマザーとの軋轢、介護と自分の老後の不安等々。「ノンママ」のリアルな胸のうちを、自身もノンママである精神科医の香山リカ氏が、ときに切なく、ときに明るく描きます。 ママもノンママも、シングルも既婚も、すべての女性を応援!!
  • 灰低カタルシス グレーゾーンダイアリー
    -
    “普通”のことができないせいで 「ダメ人間」「真面目系クズ」と舐められ虐げられバカにされ 社会から疎まれ続けたオレ。 生活のための仕事も、夢を追って続けたマンガも、 何もかもが上手くいかない。 おまけに、オレの周りは容赦なく 叱責、説教、軽蔑、恫喝、弄り、怒号を浴びせてくる。 オレが今まで受けてきた心の傷は深く刻まれ、 社会不適合者のレッテルを突き付けられてきた。 そんななか、精神科医に勧められるまま受けた検査の結果は さらにオレを絶望に突き落とす。 「あなたは発達障害ではありません。“発達障害グレーゾーン”です」 40代で初めて分かった自身の生きづらさの理由は、 “発達障害グレーゾーン”だったのだ。 「でも、発達障害グレーゾーンってなんなんだ…!?」 「障害じゃないのに“普通”のことが当たり前にできない…じゃあオレは本当にただの“ダメ人間”なのか!?」 障害ではなくあくまで特性とされる“発達障害グレーゾーン”と対峙したクロミツが、 自身の特性をどう理解し、どのように向き合ったのか―― これは、自分自身を受け入れて自信を取り戻すまでの物語。 ウォーカープラスにて累計440万PVを獲得した 発達障害グレーゾーン奮闘記「灰低カタルシス~グレーゾーンダイアリー~」を 大幅加筆修正をし、ついに書籍化! ※本書の内容は、専門家の監修を行っておりますが、あくまで作者の経験に基づくものです。 発達障害やHSPの描写に関しても作者の主観が含まれておりますことをあらかじめご了承ください。
  • 鋼のメンタルを手に入れる ゴリラ式メタ認知トレーニング
    4.0
    自分に自信がない。人とうまく関わることができない。メンタルが弱い。そんな人も「メタ認知」を身につければ、鋼のメンタルを手に入れることができます。「メタ認知」とは、自分を客観的に見る能力のこと。本書では、世界初のバーチャル精神科医が、ゴリラについて考えることで「メタ認知」を身につける方法を紹介。一緒にゴリラとの生活をイメージしていきましょう!

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  • 薄氷の踏み方 時代に塗りこめられないために
    4.0
    身体から革命を起こし続ける武術家と、医師の枠を超えて活躍する精神科医が、独特な視点で「一流の条件」を探る。現代社会という“薄い氷”の上を踏んで渡るための“マニュアル”は存在するのか――? 本書は、お金、場の空気、成長、心と身体といったテーマにおいて、「一流のあり方とは何か」を探る。「人は成功することを恐れている」「モテた後にどうするか」「方便としてのハウツー」「『分からないこと』を信頼する」「身体と心の関係」など、世間に跋扈する“マニュアル”を覆してしまう話題が止まらない。すでに本書への反響が各界から続々! 宗教人類学者の植島啓司氏が感嘆。「これほどやさしい言葉ですごいことを語れるのは、この2人しかいないだろう!」タレントのスザンヌさんも感動。「なにかひとつでも『尊敬される人になれる』ところを見つけてがんばりたいと思いました。人見知りが直りそうです」

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  • 働く人のこころのケア・ガイドブック 会社を休むときのQ&A
    5.0
    これって、うつ病? 仕事はどうしよう? うつ病を中心としたこころの病気や職場で起こる問題、健康管理、休職時の社会保障制度、精神科やリワークでの治療法など、「働く人」がこころの病気になってしまったときに知りたい情報を、産業医経験も豊富なベテラン精神科医が、働く患者さんから実際に寄せられる相談・質問をもとに182問のQ&Aにまとめてわかりやすく解説。 当事者や家族だけでなく、同僚や管理職、人事担当者、産業保健スタッフはもちろん、医療機関で働く看護師・保健師、作業療法士、ソーシャルワーカー、カウンセラーなどのコメディカルスタッフ、あるいはフレッシュマンの精神科医、精神科で実習中の研修医など、「働く人」をとりまく全員に役立つ一冊。

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  • 「80歳の壁」は結局、免疫力が解決してくれる
    4.0
    ベストセラー『80歳の壁』『70歳が老化の分かれ道』の著者、老年専門精神科医・和田秀樹氏の新刊のテーマは「免疫力」。コロナもがんも老化も、免疫力をアップさせれば問題なし!? 免疫学の世界的権威、順天堂大学名誉教授の奥村康氏との初対談本。
  • 8歳までに知っておきたい!幸せな女の子の育て方
    3.3
    これからの厳しい世の中でわが娘を「幸せな女の子」に育てる必須ポイントを、教育評論家・精神科医の和田秀樹氏が実践コーチ。勉強、進学、お友だち付き合い、男女交際、将来の職業選び…、誰も教えてくれなかった「本当のこと」を、本音で教える一冊です!

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  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち
    値引きあり
    4.4
    「無理に治さなくていいのか!」「目からウロコが落ちた!」と大反響 「こだわりが強い」「うっかり屋」「気が散りやすい」…… 発達障害は、じつは疾患モデルではなく、 ただ少数派なだけ! ●発達障害の人は、なぜ独特の行動をとるのか 私は、精神科医として30年あまり、臨床経験の大半を発達障害の診療に費やし、乳幼児から成人まで、さまざまなライフステージの方たちによりそってきました。それだけの期間にわたり、臨床医として活動している例は世界的にもまれです。そのような機会があったからこそ、発達障害のやや不可解な部分について、いろいろと知り、いろいろと考えることができました。その成果をこの本を通じてお伝えします。 発達障害の入門書や解説書はすでにたくさん出ていますが、この本では、私の長い臨床経験から、ほかの発達障害の本にはあまり書かれていないことをお話ししていきたいと思います。それは、発達障害のなかでも割合がかなり多いにもかかわらず、十分に理解されていない人たちの話です。 発達障害にはASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)などの種類がありますが、じつはそれらの種類のいくつかが重複している人が、かなり多くいらっしゃいます。そして、そうした重複例はかなり多いにもかかわらず、適切に理解され、対応されていないケースがよくみられるのです。 自閉スペクトラム症には「対人関係が苦手」で「こだわりが強い」という特徴があります。そしてADHDには「気が散りやすい」「じっとしていられない」という特徴がみられます。 「こだわりが強いこと」と「気が散りやすいこと」は、一見するとまじりあわない特徴のように思われます。しかし、それらが重複して現れるケースがよくあります。 (「はじめに」より)
  • 発達障害かと思ったら統合失調症の一部でした
    3.5
    1巻1,210円 (税込)
    もっと早く病院に行けばよかった…! 幻覚も幻聴もない。だけどずっとなんだか困っていた。 謎のだるさ、不眠、不安感と焦燥感、感情の起伏の激しさ…etc. これが、病気だったとは…! 「普通」がこんなにラクだとは…! 心の病は千差万別。自分で気づけないことも多いし「性格や個性」で済ましてしまうこともあるかもしれない。 だけど、病名を知って自分に合った治療をしたら、驚くほどに生活が変わった! 自分と同じように「ずっと困っていた」人、「生きづらい」人たちが、少しでも楽になれたら…。 そんな想いで、かつて同人界に彗星の如く現れた伝説のギャグ漫画家ーー遠藤一同が描く、自身の病気のこと全て。 精神科は怖くありません。他の病気と同じような感じで行ってみましょう! (先生が合わない時は、別の病院に行ってみてね!) 精神科医パントー・フランチェスコ先生のQ&Aもあります! 【目次】 プロローグ 青天の霹靂 第1章 ずっとなんだか困ってた  教えて!パントー先生Q&A(1) 第2章 病院へ行ってからの変化ー試行錯誤期ー  教えて!パントー先生Q&A(2) 第3章 自分の病気について考えてみた  教えて!パントー先生Q&A(3) 第4章 もっと知りたい!心の病気のこと  教えて!パントー先生Q&A(4) エピローグ 今、つらいあなたへ
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~
    3.8
    脳の機能障害として注目を集める高機能自閉症やアスペルガー症候群を中心に、発達障害の基礎知識とその心の世界を、第一線の精神科医が、患者・親の立場に立って解説する。
  • 発達障害グレーゾーン
    3.7
    徹底した当事者取材! 発達障害の認知が広まるなかで増える「グレーゾーン」に迫る 近年、NHKが特集するなど話題になることが多い「大人の発達障害」。 「学生時代は大丈夫だったのに、社会に出たらミスばかりする」 「雑談が苦手で、周りから“空気が読めない人”と言われてしまう」 「衝動的にカッとなったり、一か所にジッとしていられない」 そういった悩みを抱えた人が今、「自分もそうかも?」と専門外来に殺到し、病院によっては数か月待ちという状況すら生まれています。 しかし、発達障害の“傾向”を指摘されながら、正式な“診断”には至らない「グレーゾーン」と呼ばれる人たちが相当数いるのをご存じでしょうか。彼らの多くは「クローズ就労(=会社には隠した状態)」で働き、「家族や友人にもなかなか理解してもらえない」という困難を抱えたまま暮らしています。そして、「自分もそうかも?」と思う人は、かなりの確率でこのグレーゾーンに当てはまる可能性があるのです。 「結局、どんな医者に診てもらったかで発達障害かどうかが決まっちゃう」(当事者談) 今では発達障害に関してさまざまなコンテンツが生まれていますが、グレーゾーン(成人)にフォーカスしたものは、ほぼありませんでした。そこで著者の姫野桂さんは「グレーゾーンを可視化する」という試みを始めます。当事者インタビューや当事者会への参加、精神科医、就労支援団体などへの取材を通じて、グレーゾーンとは何か?なぜこれほどまでに生きづらさを抱えるのか?を解き明かしていきます。 また、本書ではこれまで著者が見聞きした、発達障害の当事者やグレーゾーンの人が実践する「ライフハック」も収録しています。発達障害について知りたい人や、発達障害らしき症状に悩んでいる人にとって、少しでも生活向上のヒントになってくれたらうれしいです。 =============【著者プロフィール】============= 姫野 桂 フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やウェブなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。猫が好き過ぎて愛玩動物飼養管理士2級を取得。著書に『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス) 特別協力/OMgray(オムグレイ)事務局 軽度の発達障害特性に悩む人の当事者会「ぐれ会! 」や「グレーゾーンのための問題解決シェア会」を運営する。同会が立ち上げたイベントにはこれまで400人以上が参加。代表のオム氏は支援機関などに呼ばれて講演活動も行う
  • 発達障害とともに歩む
    -
    子どもに発達障害があると知ったとき、どう受け止めればよいのか。長年、障がい児支援に携わってきた著者が、障害への理解と、子どもの個性を輝かせる親の関わりについて、そのエッセンスを語る。『子どもへのまなざし』(福音館書店)、『「育てにくい子」と感じたときに読む本』(主婦の友社)ほか、多数の著書をもつ児童精神科医によるコラム(月刊教育誌『灯台』連載)を書籍化。
  • 発達障害とはなにか 誤解をとく
    3.3
    「自閉症」「アスペルガー」などは誰もが知る言葉だが「親の育て方が悪いから」「ゲームばかりするから」など不正確な知識や偏見も多い。現場で診断にあたる小児精神科医が症例や最新研究をもとに誤解をとき、正しい理解と対応を訴える。
  • 発達障害のウソ――専門家、製薬会社、マスコミの罪を問う
    4.5
    「小中学生の6.5%が発達障害」「チェックリストで判定できる」 「精神科医の診断は正しいはず」これらはすべてウソ! 偽造された病気から生還するための道標。つくられた「発達障害バブル」の実態を暴く! 野田正彰氏(精神科医・ノンフィクション作家)推薦! ◎「発達障害=脳機能障害」というまやかし ◎問題だらけの「発達障害チェックリスト」 ◎早期発見・早期支援の落とし穴 ◎薬を大量処方する精神科医 ◎自己暗示と依存を引き起こす診断 ◎ステマ化した健康医療番組 ◎「診断=差別」の精神医療の歴史 ◎なぜそれでも人々は精神科医を信じるのか ◎発達障害の呪縛から逃れるために 【目次】 はじめに 発達障害はまだほとんど解明されていない 第一章 発達障害とは何か? 第二章 「うつ病キャンペーン」で起こった「うつ病バブル」 第三章 作られた「発達障害バブル」 第四章 被害に遭う子どもたち 第五章 大人の発達障害流行の裏側 第六章 簡単に信用してはいけない精神医療業界 第七章 発達障害ブームにどう立ち向かうか
  • 発達障害の内側から見た世界 名指すことと分かること
    4.0
    精神科医が自分を振り返り自らに「発達障害」という診断を下したとき、自分というもののあり方、他者との関係や理解はどのように見えてくるのか。 ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥多動障害)、DCD(発達性協調運動障害)などの診断名で呼ばれる「発達障害」は病気ではないし、必ずしも「障害」ではない。脳のスペックの傾向であり、そのスペックに適した環境に置かれていないがゆえの不適応と考えるほうがはるかに実態に近い。 私のスペックは、たとえば精神科医、牡羊座、A型、DCD、右利き、日本人、大学教授などさまざまに表される。しかし、その中の一つに焦点をあて人としての本質として前景化した形で周りから名指されてしまうと、その「分かられ方」は自分からは切り離され、独自の存在として扱われることになる。 物事を認識すること、人を理解することにおいて、人間の思考の営みは常になにかを捨て去り、排他的に対象を輪郭づけようとするのではないか。ゆで卵が生卵からゆで卵に変貌する臨界点はどこにあるのか。 人工的に作られた名前が必ずしも「定義」から出発しているとはかぎらず、定義もまた定義づけられた瞬間からその「過不足のなさ」は揺らぐことになる。 人を了解すること、人を説明すること、それらの間にはなにか質的な違いがあるのではないか。また自分が自分を分かるということはじつは大きな謎であり、他人のことが分かることの謎へと連続的に連なっている。 本書は、著者による発達障害の自分史を事例としてつつ、「私」あるいは「私」と他者との関係の「分かり方」を考察する。名指すことによって分かるのでなく、繰り返し語らい合い、ともに眼差すことによって「分かる」ことへと接近するだろう道筋を探って。
  • 発達障害の精神病理 I
    5.0
    発達障害の概念は、精神医学のパラダイムを覆すほどの影響をもたらし、発達障害や、特に自閉症スペクトラム障害(ASD)に関する研究は、精神病理学の中でも大きな柱をなす重要な領域となっている。 発達障害の概念が精神医学に与えた大きな影響を目の当たりにした精神科医や児童精神科医や心理学者など総勢18人が、2018年3月、相互討論ワークショップを行った。 本書には、そこでの徹底した議論を踏まえ書き下ろされた9編の論考が収められている。単にひとつの疾患概念の出現ということを超え,精神医学のパラダイムに深甚な影響をもたらした「発達障害」の精神世界を探究する。
  • 発達障害の精神病理IV-ADHD編
    -
    発達障害の臨床現場では、注意欠如・多動症(ADHD)の事例がますます重要性を増しているが、その精神病理学的な理解については極めて乏しいといえる。こうした問題意識のもと9人の精神科医がADHDの精神病理についてのワークショップを開催し、その成果を本書にまとめた。リサーチの最前線や革新的な精神病理学的考察など、ADHDの概念を立体的に論じ浮き彫りにする。大好評の「発達障害の精神病理」シリーズの第4弾!
  • 発達障害は最強の武器である
    値引きあり
    3.6
    1巻440円 (税込)
    ◎「変わってる」「生きづらさ」は強みになる! 発達障害だろうがなんだろうが、オリジナリティのある人が強い。 逆にすべての能力が平均的で、 マスプロダクションにしか適合できない優等生は相当ヤバイのだ。 これからの時代は、周りの人たちと違ってナンボなのである。 -------------------------------------------------------------------------------------- 元マイクロソフト日本法人社長の著者は、 小学生の頃、教室の中をふらふらと歩き回り、 勝手にどこかへ行ってしまうこともあった。 「頭がおかしいのではないか」と心配され、 母親と一緒に何度も教育委員会に呼ばれた。 ビル・ゲイツ氏をはじめ、かつてのマイクロソフトの幹部たちは、 不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(すぐに行動してしまう)など、 発達障害の特徴を持ち合わせた人ばかり。 だたし、「衝動性」も「すぐ行動する」と考えれば、強い武器になる。 自らの実体験をもとに発達障害を武器にする術を教えてくれる。 精神科医の和田秀樹氏と香山リカ氏との対談を収録。
  • 母が認知症になってから考えたこと
    -
    認知症で、寝たきりになった母を前に自分に問う。「自分は、なぜ今の自分になったのか?」。人生の節目で誰もがふと感じるこんな疑問に、精神科医が自らの生育歴をもとに分け入る。母と息子の関係、介護をめぐる精神的葛藤、育った街、時代背景や当時の文化など、幅広いテーマに思いを巡らせつつ展開される、異色の心理エッセイ。母の病状の進行と逆行するように思い返される家族の記憶、かつての母の姿。問いの答えは?
  • 「母と子」という病
    4.4
    人間に大きな心理的影響を与える存在は、「母」である。人は、人生で一番大切な「安心」「甘え方」を母親に教えてもらうのだ。ここでは、母親を三つのタイプに分け、それぞれで子がどんな心の病になるのかを分析し、そして回復に至る道のりの違いを分析する。長年、診療現場で様々な「母子関係」を見てきた精神科医だからこそわかる、「母と子」という関係に潜む病と、その回復のヒントを示す。
  • 母と娘はなぜこじれるのか
    3.6
    支配を超えて生きる! 「母の愛が重たい」という娘たちが増えている。なぜ今、母娘問題が浮上しているのか、その背景には何があるのかを、精神科医の斎藤環氏と五人の女性陣が語り合う。それぞれの実体験をもとに、女性ならではの感覚やジェンダーについて深く論じ、母娘問題を克服するためのヒントをも示す、待望の対談集! 斎藤環(編著) 田房永子(著) 角田光代(著) 萩尾望都(著) 信田さよ子(著) 水無田気流(著)

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  • 母の友2023年4月 特集「わたしを大事にするヒント」
    4.5
    「母の友」はこの号からリニューアルします。芯は変わらず装いは新たに。 特集は「わたしを大事にするヒント」です。子どもは大事、わたしも大事。自分を大切にすることが重要なのはなぜ? 忙しい中どうやればできる? 精神科医や作家、お笑い芸人……様々な方の話を。美容や心のケア、絵本作家対談など新連載も盛りだくさん。 *電子版には巻末付録のカレンダーはつきません。 *電子版では、掲載されないページ、マスキングされた画像が含まれる場合がございます。 *この作品はカラー版です。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。
  • 腹が立ったら怒りなさい
    4.7
    怒ることを自分で否定していませんか。不当なことをされて、怒りたくても怒れないことはありませんか。 怒ることはケンカをすることではありません。今の自分の感情を相手に率直に伝えるコミュニケーションの一つです。 不快に思ったこと、不当だと思ったこと、納得いかないことは、自分の中で誤魔化さず、きちんと怒っても、人と人との関係はこわしません。 正しく怒ると、自分の気持ちは相手に理解されます。 また、怒りの感情のエネルギーはモチベーションも高めます。怒りを上手に相手に伝えると、元気も出ます。言葉に整理すると、気持ちも整理できます。 怒りを否定せず、きちんと怒る考え方と、自分の気持ちを相手に伝える方法を、精神科医の和田秀樹先生が本書で提唱します。 ◎本書は小社より出版された『あなたはもっと怒っていい』を改題し、再編集した新版です。 (※本書は2012/12/21に発売し、2020/12/25に電子化をいたしました) 和田秀樹(わだ ひでき) 1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。 東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリングに特化したクリニック)院長。1987年『受験は要領』がベストセラーになって以来、大学受験の世界のオーソリティとしても知られる。 著書に『感情的にならない気持ちの整理術』『50歳からの勉強法』『医学部の大罪』『脳科学より心理学』『悩み方の作法』『40歳からの記憶術』『一生ボケない脳をつくる77の習慣』(以上、ディスカヴァー)『テレビの大罪』(新潮新書)『感情的にならない本』(新講社ワイド新書)『受験は要領』(PHP文庫)など多数。
  • ハリー・スタック・サリヴァン入門 精神療法は対人関係論である
    -
    現代の精神療法の偉大な創始者の一人に数えられつつも、難解で知られるサリヴァンの仕事の全容をまとめた英語圏でも貴重な入門書の邦訳。サリヴァン100周年記念大会で大会長を務めるなどサリヴァンの紹介者として最適任の著者が、サリヴァンの対人関係論的精神療法の歴史的位置づけから基本概念、応用面まで詳しく解説する。「米国精神医学において最も独創的な人物」であり、国際的に再評価が進む精神科医の理論と臨床の全貌。
  • 反教育論 猿の思考から超猿の思考へ
    3.8
    「好き嫌いはいけない」「大人の言うことはきちんと聞きなさい」「基礎が大切」「わがままはダメ」「嘘はつかない」「秘密は持たない」・・・・・・。しつけや教育の現場でよく聞かれるこの言葉。でもそれって本当の事だろうか?注目の精神科医が最近のクライアントの傾向から現代のしつけ、教育の常識に強烈にダメ出しする。人間らしい真の思考を目指すためのヒント。(講談社現代新書)
  • 犯罪へ至る心理~エティエンヌ・ド・グレーフの思想と人生~
    3.0
    令和4年の犯罪件数(刑法犯)は約60万件。その数は減っているが、なくなることはない。なぜ人は罪を犯してしまうのか。ある犯罪学者は3つの段階を経て人は犯罪へと至ると言った。その人物こそが20世紀ベルギーの精神科医・犯罪学者・作家であったエティエンヌ・ド・グレーフ。国際的にも認められた彼は、誰もが罪を犯しうるとしながら、それでも犯罪を防ぐ方法を模索し続けた。本書ではそんな彼の思想と人生を丁寧に辿っていく。
  • 「反日」という病 GHQ・メディアによる日本人洗脳(マインド・コントロール)を解く
    4.3
    捏造・虚報をせずにいられない、 朝日新聞の病理を暴く。 「現在の国難は150年前のそれより深刻である。 ここに本書が出版される歴史的な意味がある」 ――櫻井よしこ氏推薦! 朝日新聞の報道姿勢には自己愛性パーソナリティ障害に共通するものがありグロテスク――と精神科医・春日武彦氏。過去の戦争責任を否認し自分たちこそ正義だと思い込む病理の症状が、誤報・捏造などの症状として表れている――と精神分析家・岸田秀氏。終戦直後、朝日新聞は、日本人に自虐思考を刷りこんだGHQの影響を強く受け、その後は自らが率先して日本人を洗脳しつづけた。捏造・虚報を続ける報道姿勢、ゆがんだ護憲主義は、なぜ、どのようにして生まれたのか? 精神医学、精神分析、心理学の観点からその病理にメスを入れ、国民が自虐の呪縛から解放されるための処方箋を提示する画期的論考。 [目次] 序章 護憲派イスラム論 第1章 精神科医が診る朝日新聞 第2章 GHQによるマインド・コントロール 第3章 GHQ極秘計画と〈推定有罪〉 第4章 日本人によるマインド・コントロール 第5章 左派エセ平和勢力の没落 第6章 戦後を精神分析する 第7章 変わる風向きと脱洗脳 終章 新しい地平線
  • ハード・トライアングル
    完結
    2.5
    僕が天使のままでいられるのはオレのおかげだ――先生を抱くのはもう一人の自分、嫌なことは全部オレが担当して、本当に欲しい貴方の気持ちはもう一人の僕に与えられる。この苦しみは貴方を抱くことで報われるのか…連続殺人事件がきっかけで分裂した人格を持つ景と精神科医の愛すればこそ堕ちていく危うい関係――。
  • ハーバード大学医学部で研究してわかった、「絶対に失敗しない」5つの健康習慣
    3.5
    肥満、不眠症、ストレス、飲みすぎ、勃起不全、すべての悩みをこの1冊で解決。ハーバード大学医学部で学んだ超一流の精神科医だからわかる、読んだら目からウロコの画期的健康法! 第1章 食欲に打ち克つ 第2章 減酒で人生を充実させる 第3章 欲を分散して依存を抑制する 第4章 ED治療こそが集大成 第5章 眠りを変えれば人生が変わる 第6章 ストレスと共生する
  • 「バカ」の研究
    3.7
    フランスで8万部のベストセラー!世界20カ国で翻訳決定! 職場で、家庭で、社会で、ネットで、人はなぜバカなことをするのか? ダニエル・カーネマン、ダン・アリエリー、アントニオ・ダマシオ、ジャン゠クロード・カリエールなど、世界の知性が結集し、頭脳を駆使して「バカ」という謎に迫る!? 「バカはなぜ自分を賢いと思いこむのか」 「感情的な人間はバカなのか」 「バカみたいに食べすぎてしまうのはどうして?」 「マスコミの情報操作に釣られるバカ」 「民主主義は合理性で成り立っているのか」etc... 行動経済学、認知心理学、情報科学、哲学、人類学ほか、多角的な視点から、人間のバカげた行動を徹底解析! 【目次】 ●バカについての科学研究(セルジュ・シコッティ/心理学者) ●知性が高いバカ(イヴ゠アレクサンドル・タルマン/自然科学者) ●迷信や陰謀を信じるバカ(ブリジット・アクセルラッド/哲学者) ●バカの理論(アーロン・ジェームズ/哲学者) ●人間は決して合理的な生き物ではない(ジャン゠フランソワ・マルミオン/心理学者) ●認知バイアスとバカ(エヴァ・ドロツダ゠サンコウスカ/社会心理学者) ●二とおりのスピードで思考する(ダニエル・カーネマン/ノーベル賞経済学者) ●なぜ人間は偶然の一致に意味を見いだそうとするのか(ニコラ・ゴーヴリ/数学者) ●バカのことば(パトリック・モロー/編集者) ●感情的な人間はバカなのか? (アントニオ・ダマシオ/神経科学者) ●バカとナルシシズム(ジャン・コトロー/精神科医) ●フェイクニュースを作っているのはメディア自身だ(ライアン・ホリデイ/メディア戦略家) ●SNSにおけるバカ(フランソワ・ジョスト/哲学者) ●インターネットのせいで人間はバカになる? (ハワード・ガードナー/認知科学者・教育学者) ●バカとポスト真実(セバスチャン・ディエゲス/神経心理学者) ●バカげた決定を回避するには? (クローディ・ベール/人間科学ジャーナリスト) ●なぜバカみたいに食べすぎてしまうのか? (ダン・アリエリー/行動経済学者) ●動物に対してバカなことをする人間(ローラン・ベーグ/社会心理学者) ●子どもとバカ(アリソン・ゴプニック/哲学者) ●夢とバカの関係(デルフィーヌ・ウディエット/脳研究者) ●バカは自分を賢いと思いこむ(ジャン゠クロード・カリエール/シナリオライター) ●バカなことをした自分を許す(ステイシー・キャラハン/心理学者) ●知識人とバカ(トビ・ナタン/心理学者・人類学者)
  • 場面別に○×でわかる! 子どもを真っ直ぐに伸ばす「言葉がけ」
    -
    困った子、手を焼かせる子も「言葉がけ」ひとつで変わります。○×で一目で分かる、叱り方、ほめ方、注意の仕方。精神科医で臨床心理士でもある著者高田広之進が、ずばりアドバイスします。

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  • 薔薇窓の闇 上
    3.5
    1~2巻693~792円 (税込)
    1900年、万国博覧会で賑わうパリ。精神科医のラゼーグは警察に保護された少女を診察する。日本人らしき彼女は音奴と名乗るほかは多くを語ろうとしない。一方でラゼーグの元に、万国博を訪れた外国人女性の連続失踪事件の知らせが届く。事件解決に協力するよう要請されるラゼーグだったが、行く先々で謎の馬車に見張られていることに気付き――。異国の地を舞台とした傑作長編サスペンス。
  • バリエ ガーデン (1)
    5.0
    1~6巻693~737円 (税込)
    精神科医ダン・トルヴィルの庭で、ルナが見つけた少年デルタ。名前以外何も覚えていないデルタは、ダンの家を訪れた使い魔エドに自分が人ではなく“使い魔”だと告げられる。主人も魔力もない迷子の使い魔デルタは、エドとともに、魔術使いや使い魔も通う寄宿学校へ入学するが……。
  • パニック障害に負けない本
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 パニック障害は不意に起きる強い不安が特徴。円広志さんらの実体験も参考にいま悩んでいる人に役立つ知恵を紹介します。 パニック障害は、不意に起きる激しい動悸などの発作と、強い不安におそわれる病気です。 50人に1人と言われるほどポピュラーな病気で、特に若い人に多く(特に20~30代の女性)見られます。 電車の中、エレベーターの中、広場など、特定の場所で動悸や呼吸困難、めまいやしびれなどの発作が起こり、強い不安におそわれ(パニック発作)、そうした症状を怖れるために外出が不自由になるなど、生活に支障を来たしてしまいます。 放置すると悪化するケースも多いのですが、薬物療法(抗不安薬)と精神療法(行動療法)を正しく行えば、回復が可能です。 本書はパニック障害が起こる原因、症状、メカニズムを詳しく解説。 芸能人によるパニック障害の克服法を紹介するとともに、精神科医によるカウンセリング、対処法、治療法などを詳しく解説します。 渡部 芳德(ワタナベヨシノリ):精神科医、医学博士、日本精神神経学会認定専門医、日本精神神経学会指導医、日本医師会認定産業医、日本うつ病学会(双極性障害フェロー)、認知症サポート医。 1958年神奈川県生まれ。 東京医科大学卒業。東京医科大学精神医学教室に所属し、博士号を取得。精神科医療全般を専門に診療・研究。 平成25年6月からは南湖こころのクリニックの院長として福島県白河市の精神科医療を中心に従事。
  • パラレル
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    精神科医であるDr.大田は、アメリカにいる友人・ジェイムズに呼ばれ、彼が面倒を見ながら治療を行っている少女・エリザベートとの対面を果たす。一見いたいけない普通の少女のように見えるエリザベートであったが、彼女は難病と言われる「解離性アイデンティティー障害」つまり、多重人格者であった。大田の患者を治そうと考えず、本人が気持ちのいいようにしたいという性質を感じとったエリザベートは、早い段階から大田に心を開きはじめるが、そんな中、エリザベートの中にある人格の中でも、超越した存在のマドンナが姿を現す――…。
  • パラレル(分冊版) 【第1話】
    完結
    -
    全5巻165円 (税込)
    精神科医であるDr.大田は、アメリカにいる友人・ジェイムズに呼ばれ、彼が面倒を見ながら治療を行っている少女・エリザベートとの対面を果たす。 一見いたいけない普通の少女のように見えるエリザベートであったが、彼女は難病と言われる「解離性アイデンティティー障害」つまり、多重人格者であった。 大田の患者を治そうと考えず、本人が気持ちのいいようにしたいという性質を感じとったエリザベートは、早い段階から大田に心を開きはじめるが、そんな中、エリザベートの中にある人格の中でも、超越した存在のマドンナが姿を現す――…。
  • 光射す海
    3.4
    海岸で倒れていた女性は、言葉と記憶を失っていた。しかも妊娠4ヶ月。彼女はいったい誰なのか? 精神科医の望月は、彼女の過去の物語のかけらを探し始めるが……!?
  • 被害者のふりをせずにはいられない人
    3.0
    いい人から怖い人へ。なぜ、ある日突然、豹変するのか。職場、家庭、友人、SNS…やっかいな人たちとその対処法を人気精神科医が明かす。 【こんな“被害者ぶる人”から身を守れ】●上司から遅刻をとがめられ「パワハラだ」と逆ギレ●女性から食事の誘いを断られ、ストーカー化。根も葉もない噂を流す●自己保身のために、相手の非をあげつらう●不倫が報じられた芸能人を活動自粛に追い込む。その深層心理とは?●“被害者ぶる人”と“リアル被害者”を混同するな「被害者ならば何をしても許される」――そう思い込んで被害者のふりをする人が、いま社会に蔓延している。 必ずしも自分が実際に被害を受けたわけではないのに、あたかも被害者であるかのように装い、まわりの人々を味方につけて誰かを攻撃する。 “被害者ぶる人”のターゲットにされると、いつの間にか立場が入れ替わって、こちらが悪者にされかねない。その結果、心を病んでしまうことも…。 “被害者ぶる人”たちは、なぜ自分が被害者であるかのように装うのか?
  • ひきこもり脱出支援マニュアル 家族で取り組める実例と解説
    3.0
    「ひきこもり」の若者は日本国内で100万人と言われる。もし自分の家族が「ひきこもり」になったとき、いったいどうすればよいのか? 家族療法のエキスパートである精神科医が、「ひきこもり」の理解と家族の関わり方を詳細に解説する。家族には力がある。できることがたくさんある。家族が元気を回復し、もっている強大な力をあきらめずに活用すれば、いずれ「ひきこもり」から抜け出すことができるだろう。プロローグ――ひきこもりは病気ではない! 1.なぜひきこもるのか 2.ひきこもりは親のせいではない 3.親が自信を回復する 4.ひきこもりの支援を活用する 5.父親力を活かす

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  • 引き潮の魔女
    -
    いま売り出し中の精神科医ガースの脳裡からは若い美貌の未亡人ベティのことが一時も離れなかった。そんな彼の診療所にやってきたトウィッグと名乗る警部は、驚くべきことを口にした。ベティはもと売春婦で、恐喝もしている悪女だというのだ。不吉な予感に襲われ、ベティの別荘へと向かったガースが海辺の脱衣小屋の中で見たものは、ベティとうりふたつの女が水着を着たまま絞殺されている姿だった! しかも小屋のまわりには人影もなく、潮の引いた砂浜には足跡とてない……密室トリックの巨匠がエドワード王朝に材をとる歴史本格ミステリ!
  • 引きずらないコツ
    5.0
    切り替え上手は「ポジティブ思考」に頼らない──失敗やミス、不安や心配事、イライラや怒り、人間関係、コンプレックス…生きていればいろいろなストレスが降りかかってきます。でも、切り替え上手、開き直り上手はそれをどう受け流しているのでしょうか? 精神科医として「つい引きずってしまう」真面目な人たちを多く診てきた臨床経験も踏まえながら、誰でもできる切り替え上手、開き直り上手になるための具体的なコツを紹介。読むだけで心がスーッと楽になってくる一冊です!
  • 「引きずらない」人の習慣 怒り、悲しみ、不安のワナにハマらない
    4.3
    「上司に怒られたよ。昨日。」「頑張ってもだれも認めてくれない。ここ数年。」「自分のミスでチームが負けた。部活はもう20年も前か。」と、「終わったこと」で、いつまでも頭がいっぱいになってしまっていませんか? 人生は思い通りにいかないものです。だから、くよくよ「しない」ことは難しいでしょう。でも、いつまでも「引きずらない」ことならできるのです。本書では、■人間はイヤなことを「忘れない」ようにできている■オンとオフとで割り切れない4種類の悩み■「たられば思考」が悔いや迷いを引きずる原因■怒り、悔しさ、感情的になりそうな自分は「一時駐車」させよう……など、精神科医として多くの「引きずる」経験をした患者を間近に見てきた著者が、実例や、脳科学・精神医学・心理学の最新知識をもとに「引きずらない」コツを伝授します。怒り、悲しみ、不安などなど、しつこくつきまとう「イヤな気持ち」を前に進むエネルギーに変えて、強く賢く成長しよう!

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  • 悲劇は防げなかったのか 子どもに「死にたい」と言われたら【文春e-Books】
    -
    2017年10月末、座間市のアパートで女性8人、男性1人、計9人もの切断遺体が発見された。逮捕されたアパートの住人・白石隆浩容疑者は、自殺願望のある若者たちをSNSで言葉巧みに誘い出し、犯行へと及んでいた。この事件では、9人も遺体を解体、部屋に置いていた白石の残忍さもさることながら、SNS上で「死にたい」と訴える若者の存在にも注目が集まった。なぜ彼、彼女たちは「死にたい」と発信したのか。社会は、彼らにどう手を差し伸べ、対処していくべきなのか。教育評論家の尾木直樹氏、精神科医の岩波明氏、ジャーナリストの石川結貴氏が徹底討論した。(※月刊文藝春秋2018年1月号掲載記事を再編集した電子書籍オリジナル)
  • 被災地の子どものこころケア ―東日本大震災のケースからみる支援の実際
    -
    東日本大震災後、子どもたちの「こころの復興」を目指して支援活動を展開してきた3人の精神科医の実践をもとに、被災地の現状や必要な支援をまとめた一冊。医療、教育、行政と連携しながら、被災地での子どものこころのケアについて、事例に基づき具体的に提示・提案する。
  • 引っこみ思案な人のためのスタンフォード式自信のつくり方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 □人前でオドオドしてしまう □人と雑談をするのも緊張する □立食パーティなど、人の集まりに行くのが怖い □空気にのまれて自己主張できない そんな対人関係の悩みを抱えるあなたに贈る、 元スタンフォード大学の臨床心理学者が編み出したセルフケアメソッド。 マインドフルネスに並ぶ注目の手法 「セルフ・コンパッション(自分への思いやり)」を取り入れれば、 人付き合いがラクになり、自分らしく生きられます。 【精神科医・Tomyさんもオススメ!】  最良のカウンセリング、最良のカウンセラー。 内気で自信がなく、困っている方にとってこの本を買うということは、この二つを手に入れることです。 セルフ・コンパッションという素敵な概念を、実に平易な言葉で実践的に学ぶことができる。 アテクシおすすめの一冊です! ---- セルフ・コンパッションとは… 直訳すると、「自分への思いやり」「自分への慈悲の心」。 心理学の世界で今注目されている手法で、自分を責めたり否定したりするのではなく、自分自身を大切な友だちと同じように扱うという考え方に基づく。 この考え方を身に付けると、ストレスや不安感などをコントロールできるようになり、自分らしく振る舞えるようになると言われている。 --- 読みながら取り組める書き込み式ワーク付き
  • 「ひと言」で相手の心をつかむ恋愛術
    3.5
    「いいな」と思う人に出会っても恋愛につなげられない、初対面の人と何を話したらいいのかわからない、好きな人にもっと大切にされたい……。あなたは、こんな恋愛の悩みを抱えていませんか? 恋がうまくいかないのは、人の心をくすぐる「ことばづかい」を知らないからなのです。本書では、メルマガで大人気の若手精神科医が、好きな人の心をつかむために効果的な話し方を紹介します。自分が思い描いたとおりの恋愛をするためのヒントがいっぱい。

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  • 人質オペラ
    3.0
    1巻1,617円 (税込)
    和田秀樹さん(精神科医)、書店員さん大絶賛。 ------------------------------------------------------- 自己責任社会の不条理と希望を描いた、まさに今読みたい一冊! -------------------------------------------------------
  • 人づき合いがスーッと楽になる コミュ力アップの法則
    -
    “人の悩みのすべて”とも言われる対人関係を楽にする新しいコミュニケーションの教科書が誕生! かつて準ミス日本に輝き、医学生アイドルとしても活躍した著者曰く、精神科医の最初の仕事は「この人なら話しても良いな」と患者に思わせる場を作ること。そのためには高いコミュニケーションスキルが欠かせません。たくさんの患者と真摯に向き合い、産業医として、スポーツメンタルアドバイザーとして様々な人とコミュニケーションをはかりつつ、多方面で活躍してきた著者が語る実践的なコミュニケーション術は、誰でも簡単に取り組めるものばかり。やさしく、わかりやすく、本当に役立つ知識が得られます。

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  • 人はなぜ眠れないのか
    3.8
    日本人の五人に一人が不眠症と言われるほど、睡眠の問題で悩む人は多い。どうすればスムーズに、朝までぐっすり眠れ、心身の疲れがとれるのか。かつて不眠症で悩んだ経験をもつ精神科医の著者が、睡眠学や不眠症臨床の最新知見から、不眠症を克服する具体的方法や実体験に基づく極意まで、豊富なエピソードを交えてわかりやすく伝授。この方法を会得すれば、睡眠を思いのままにコントロールすることも、さほど難しくはない。自分の体内時計のリズムが一目でわかる、記入式の睡眠チャート付き。
  • ひとり親でも子どもは健全に育ちます~シングルのための幸せ子育てアドバイス~
    値引きあり
    4.1
    子どもを幸せにするシングルの子育てとは。 ひとり親家庭での心配事は、仕事や金銭など物理的なものがある一方で、ひとりで子どもをきちんと育てられるのか、という精神的な悩みが大きなものとなっています。 名著『こどもへのまなざし』で多くの悩める母親達を救ってきた、児童精神科医・佐々木正美さんが、シングルで子どもを育てる母親、父親にむけて安心して子どもを育てるためのアドバイスを語ります。 離婚、死別をどう子どもに伝えるか、思春期の子どもとどう向き合うか…、長年、子育て相談や育児の現場を通して、常に子どもに寄り添ってきた経験に裏打ちされたこころに沁みるアドバイス 親が幸せに生きることが、子どもの幸せにつながります。あなたのこころを軽くする子育てのルールがここにあります。
  • ひまわり変奏曲
    -
    1巻880円 (税込)
    人生のレールを外れても夢へ向かって奮闘する女性の強さを描く、感動の中編小説。 音楽にのめり込みながらも精神科医を志す亜紀は、家庭環境の影響もあって高校を中退してしまう。これは、壮絶な人生を送るある女性の、心の病と音楽の物語。

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  • 秘密と友情
    3.8
    骨を隠す犬のほうが、その場でガジガジやっちゃう犬より、セクシーなのかなあ(「秘密」より)。他者との不器用な関わり方、地への足の着かなさ加減――互いによく似ていることを感じとった精神科医と歌人は、某日、友情を結んだ。そんな彼らがとことん語り合ったのは、孤独、言葉、愛……。世界にいまだなじめないあなたにおくる、微笑と屈託の連続対談集。『人生問題集』改題。
  • 一〇一歳の習慣  いつまでも健やかでいたいあなたに、覚えておいてほしいこと
    3.7
    この本には一〇一歳を迎えた私が 長年続けてきたささやかな習慣や、 普段から心がけていることを まとめました。 皆様がより健やかに、 より幸せな日々を送るために、 どうぞお役立てください。 (「はじめに」より) ベストセラー 『100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減』の著者がおくる、 一〇一年の人生に裏付けられた、長寿の秘訣 ◎からだには「よい負荷」をかけること ◎おいしく食べられる量が適量です ◎お酒は料理の味を邪魔しない程度に ◎日に何度かは大空を見上げましょう ◎明るい色を身にまとう ◎花を育てましょう ◎亡き人に宛てた手紙を書く ◎危険信号は早めに発信する ◎後悔のタネは減らしておく ◎左右両手を使う習慣を ◎座りながら、家にいながらできる運動のコツ 目次 第1章 「ほんのひと手間」の魔法 1 面倒なことも、あなたの人生の大切な断片です 2 手間がかかることほど、やりがいがある 3 「煩わしさ」の先には、幸せが待っている 4 自分以外のことに手間をかける、という贅沢 5 面倒に思える人ほど、本当はありがたい 第2章 ゆるやかな人間関係は、人生の宝物 6 人間関係は、もっとなめらかにできる 7 「ありがとう」を期待しない 8 区切りを意識する 9 与えることで、与えられる 10 話を聞くだけでも、相手のお役に立てる 11 誠実さは、必ず届く 12 適当でもいい、周囲に寄り添っていく 13 あらゆる競争から、“卒業"していい 14 別れより、出会いに目を向ける 15 周りの力はうまく借りる 16 笑顔に勝るお返しはない 17 後悔のタネは、減らしておく 第3章 年齢を重ねながらゆっくり考えたこと 18 年齢を重ねるほど、ユーモアを大切にする 19 一日に何度か空を眺める 20 時間の流れを意識する 21 人の持つ力を、信じる 22 敵の戦闘機が飛んできても、人はたくましく生きられる 23 死後のことくらい、自由に想像してもいいじゃない 24 お別れしたあなたへ。亡き人に宛てた手紙をしたためる 第4章 生きる力をくれる、ささやかなもの 25 天気の悪い日ほど、微笑んでみる 26 明るい色から力をもらう 27 掃除とは、実益を兼ねた最高の“気晴らし” 28 身近な花が、支えてくれる 29 守るべき小さな命が、大きな慰めをくれる 30 布団から飛び出したくなる楽しみを用意する 31 酔狂なことでも、書いてみる 第5章 からだと心の声にゆっくり耳を傾ける 32 からだと話をしていますか? 33 からだはこまめに使う 34 危険信号は早めに出す 35 長寿の秘訣は、挑戦、節制、適度な負荷 36 自炊にしがみつかなくていい 37 食事は「おいしくいただける量」が適量 38 寒い場所に、身を置かない 39 両手を使えば、脳に刺激を与えられる 40 家の中でも運動はできる 41 がんとも一緒に仲良く生きる
  • 100歳の超え方
    4.0
    高齢者専門の精神科医として35年にわたり医療に携わってきた著者が、アンチエイジングのための心の整え方、習慣、考え方、健康法などを説き、健康で豊かに老いるための思考法と生活術をアドバイス。 健康診断はやめる、断捨離はしない、余計なことにクヨクヨしない……など、「気がつけば100歳」の人の共通点とは? かつては「80まで生きれば十分」と言われたが、いまは「80過ぎてもまだやれる」の時代。「嫌なことを我慢せず、好きなことだけをする」「年下の友達をつくる」「自分の介護プランを考えておく」など人生100年時代への提言が満載の一冊です。 プロローグ 長生きするほど、楽しみが増えてくる 第1章 「気がつけば100歳の人」の共通点 第2章 幸せな長生きのために、いまあなたができること 第3章 「60の手習い」、いまなら「80の手習い」 第4章 身体の老いなんか、気にしなくていい 第5章 すべての病は、老いの友 第6章 介護から始まる人生がある エピローグ 手を取り合って100歳を目指そう

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