木々の作品一覧

IQ 200の謎野真実 君が 学校の七不思議を次々と 解いていくところがすごく面白かった。
事件編と解決編に分かれていて最後にあーこういうことなんだって分かって楽しかったです。

トリックがすごい。作者の人が科学が得意なんだろうなと思った。例えば泣き龍とか。天井が半円になってるから。円ってことは音が反射するじゃん（9歳6ヶ月本人談）

男が苦手な男のナオを中心に様々な理由から異性装をしたりさせたりする人々。人間関係が狭い割に複雑で誰が誰にどのような矢印を向けているか暫く分からなかったものの最後は少し落ち着いたようで良かった。普通から食み出ている人達にもちゃんと居場所や仕事が有ることが何処か童話のようで現実もそうあってほしいと願う。クラシカルなファッションが可愛かった。真似たい。

四天王がいてね、生徒が学園の先生を縛ってね、四天王を倒さないと命が危ないぞって言うんだけどね、水晶はほんとうはもう1枚層になってて大丈夫なんだよ（9歳6ヶ月本人談）

自分的小説のスタートになった1冊。
「池に浮かぶ文字」は特にお気に入りで、「京都に行きたい！」と思った1冊です。