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「好き嫌いはいけない」「大人の言うことはきちんと聞きなさい」「基礎が大切」「わがままはダメ」「嘘はつかない」「秘密は持たない」・・・・・・。しつけや教育の現場でよく聞かれるこの言葉。でもそれって本当の事だろうか?注目の精神科医が最近のクライアントの傾向から現代のしつけ、教育の常識に強烈にダメ出しする。人間らしい真の思考を目指すためのヒント。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
いじめの仕組み、マザコンは今やデフォルトなど、今時の子供が晒されている過酷な環境の深層が良く分かる。自分が良い親だと確信している人には是非目を通して欲しい。多分つまらないことが書かれている本だと一蹴することだろう。それ自体が、子供にとって良い親でないことを示していることに気がつかずに。
教育のことを書いているようだが、どちらかというと 『自立のすすめ』とでもいうほうがしっくりくる内容。 内容は、『普通という病』と同様、とても興味深い。 テーマが絞られているぶん、『普通という病』より読みやすいかもしれない。 さまざまな本からの引用も内容に即しており納得感があり、 また、医師でありなが...続きを読むら、東洋的(?)な思考で 話を進めているため、文系の人が読んでも腑に落ちやすい。 オオカミの思考や帰納法の大切さや複雑系思考についてなど、 すべては「心が主で、現象をあるがままに考える」ことにつながっている。 なお、文中では人間を「サル」と「オオカミ」に断じすぎているきらいはあるが、 それも著者の熱の表れだろうか。 こちらもまた読み直したい一冊。
子供の主体性についての考察が深まる。大人にとっての都合のいい「良い子」へと育てようとすることがいかに「自ら成長しようとする」力を破壊してしまうか。
最後の章の結論は深く同意する。全体を通して、著者の教養の深さを感じるとともに、引用されている本を読みたくなった。
良書。眼から鱗。 現代の暗記中心の教育を否定。考える、まずは疑うことから。 確かに、納得できることが多い。すべて肯定はしないが。 教育の大事なところをついていると思う。
自分で考えるということが出来なくなったと常日頃考えていた私にとってとてもよい本であった。 私は世界に意味を見出せる日がくるだろうか。 来るといいな。
オオカミの知性、サルの知性、守破離、弁証法、がキーワードでしょうか。ヒトのロジカルで無い面の重要さを説く一冊。
評価を見て規定していただけに、 期待ほどの目新しさはなく、 私が以前知り得たことの復習だったり、 改めて自分の意識・意思の確認をしているみたいだった。 とはいえ、結構極論~!っておもうこともあったりして、 面白くはあった。 「師から必要なところだけを盗んで、不要なところには染まらないように」「懐疑...続きを読む的精神で」選ぶというようなことが書いてあって、(あ、自分の中にもちゃんと育ってたんだな、その芽が)って思ったり。 そしてそれこそこの本からだって、 取捨選択する気持ちが大事なんじゃないかなと思った。 星は3をつけたけど、面白くなかったという意味ではなく、 一度読めば十分かな、と思ったので。 あと、モンテッソーリ教育に通ずるものがあるな、 ともおもったり。 彼女も精神科のお医者さんだったな、そういえば。
教育は「自立し自ら学ぶ子を育てよう」という方針に従順に従うのは自ら学ぶ力など得ることができないという原理的矛盾に満ちている。
守破離の段階が必要 教育は受けるがわが能動的でなければ意味がない 猿的な知能より オオカミ的な知能を育む方がより大事 知識をたくさん詰め込むより考える力本質を知る力が必要
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