発達障害とはなにか 誤解をとく

発達障害とはなにか 誤解をとく

1,600円 (税込)

8pt

3.3

「自閉症」「アスペルガー」などは誰もが知る言葉だが「親の育て方が悪いから」「ゲームばかりするから」など不正確な知識や偏見も多い。現場で診断にあたる小児精神科医が症例や最新研究をもとに誤解をとき、正しい理解と対応を訴える。

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発達障害とはなにか 誤解をとく のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年01月28日

    2016年8月刊行。著者は小児精神科医。発達障害の研究は日進月歩だが、現在までの流れを知るのに手頃な本。自分は発達障害の子どもがいるが、帯のキャッチコピーにもあるように「『個性』でなく『疾患』として考える」ことは自然に感じられる。あとがきにある通り、それを「『個性の範囲内』にとどめること」が目標とい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月05日

    杉山登志郎「発達障害の子どもたち」と同じく、精神科医により書かれた本をもう1冊読む。杉山先生の本が書かれたのが2007年、それから10年経って発達障害という言葉の認知が広がり、さまざまな誤解も生まれてきている。その中には杉山先生の時代から変わらないものもあるが、自身の生きづらさが発達障害によるもので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月19日

    発達障害とは個性の範疇を超えた特性である。個性的と発達障害の間にあるのはやはり社会適応だと感じた。
    社会は発達障害を平等に扱う差別しないと言っているが障害者支援法の定義との齟齬が生じる。
    やはり明確な区別は必要だと思う。
    難しい問題である。

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    Posted by ブクログ 2022年07月04日

    発達障害という言葉をよく聞くようになり、周りにも診断を受けたという人が居る。
    テレビやネットでなんとなくわかった気になっていたけど本当のところよく分からないので読んでみた。

    •具体的な症例がたくさん書かれていて、具体的に想像がし易かった。
    •発達障害とひと言に言ってもとにかく「人による」ということ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月12日

    個別事例の紹介が最もエキサイティングだった。著者が主張しているように、発達障害が脳の機能障害なら、個性として人権を尊重する以上に、専門的な治療や支援が必要なのは納得できる。心身の特性を把握し、彼らへの接し方を学ぶことは、社会の中で共に生きていくプロセスであり、第一歩である。

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    Posted by ブクログ 2017年01月12日

    参考になる点もあったが、臨床で用いられているWAISに触れられていなかったり大人の発達障害に触れられていないなど、物足りなさを感じた。また、ケーススタディにおいて、子供への対応の温かさに比べ大人や当事者の親への対応が冷たいのが気になった。

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