精神科医作品一覧

非表示の作品があります

  • 町長選挙
    3.4
    病院といえば町営の診療所ただ1つ、という都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。一人じゃ淋しいと、看護師のマユミちゃんも一緒だ。ところが島は住民の勢力を二分して、町長選挙の真っ最中。伊良部を自陣営に取り込もうとする住民たちの現ナマ攻勢のエスカレートに、さすがの伊良部も圧倒されて……なんと引きこもりに!? 「オーナー」「アンポンマン」「カリスマ稼業」も収録。『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』に続くシリーズ第3弾!
  • ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本 精神科医が教えるラクな生き方
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著書累計230万部突破の精神科医が教える人生をラクに生きる方法 「人と会いたくない……」 「仕事がうまくいかない……」 「外出したくない……」 「自分を好きになれない……」 「将来が不安……」 そんなあなたでも、読むだけで、聞くだけで、ポジティブで明るい気持ちになれる! 本書では、41個の質問、悩みをとりあげて、それぞれの悩みを「楽にする方法」をお伝えし、各項目を動画で見ることができます。
  • ちょっと気になる子育ての困りごと解決ブック!
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人の話をさえぎって自分が話してしまう、忘れ物が多い、手遊びなどのそわそわが止まらない…… 「うちの子、大丈夫?」にこたえる本ができました!  学校で、家庭で、友達関係で、学習面で、ちょっと気になるところのある子たちの考えていることを理解して、 最適なアプローチ法を伝授する本。 「不登校新聞」編集長石井志昂氏、東大「ROCKET」中邑賢龍氏、児童精神科医黒川駿哉氏にも話を聞きました! 「わざとやっているの?」「なんでこんなことするんだろう」の解決策がここにあります。 今、親が子どもにしてあげられること。
  • ちークリニックへようこそ!
    完結
    -
    ここは緑ゆたかな平和な森。猫科の動物が大の苦手・小心者のねずみの精神科医・ちー先生はクリニックを開いています。今日も悩める患者さんが、ちー先生のもとにやってきて…? 笑えて考えさせられて、ほろりとくる、新感覚キャラクターマンガ。
  • 疲れないパソコン仕事術 多忙な毎日をちょっとラクにする90TIPS
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 パソコン仕事をしていて、「疲れた……」と感じたことはありませんか? 肩こりや頭痛、眼精疲労といった肉体的疲労のほかにも、 やけに時間がかかってしまったり、思い通りに操作できなかったりするイライラなどもあるでしょう。 そうしたパソコンによる疲労は「どうしようもないこと」と諦めてしまいがちですが、 実はちょっとしたテクニックで軽減することができるのです。 本書では、少しでもラクしたいと考えるビジネスパーソンのために、 ・パソコンで疲れないための基本設定 ・できるだけラクに操作するためのTIPS の2軸で90のパソコン技を解説していきます。 疲れないための正しい座り方や、操作が速くなるキーボードの構え方、 邪魔な通知をオフにする方法といった基本的なTIPSに加え、 ExcelやPowerPoint、Word、Gmailなどといったビジネス必須アプリの便利な機能も紹介しています。 これらを身につけることで、ストレスなく、スムーズにパソコン仕事ができるようになります。 ■精神科医による「肉体疲労の回復法」も掲載! 章末コラムには、精神科医の禅僧が教える回復法も掲載。 いま世界中で注目されている「マインドフルネス」を取り入れたストレッチ術や瞑想法は、 疲労回復のみならず、パフォーマンスの向上ものぞめます。 しかも、1分あればできる簡単なものばかり。 目の疲れを癒すツボ押しや、肩甲骨をほぐすストレッチ術、食事の時間を利用した瞑想法など、 職場や自宅などで気軽に実践できます。
  • つかれる時代の元気がでる経済学
    5.0
    1巻385円 (税込)
    ニッポンの元気を取り戻すために、現在の経済は何が問題なのか? 何が必要なのか? カリスマ精神科医が心理学を活かし解説した、株や年金、不況の話など、わかりやすい経済の処方箋! 用語解説つきで、初心者にもやさしい経済入門書!
  • 月の満ち欠けごはん:女性の体を整える29.5日サイクル
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 月の引力で潮の満ち引きが起こるように、体の80%が水である人間の体内でも、同じような潮汐作用が起こっている―アメリカのとある精神科医は言いました。女性には生理と排卵があるように、月のリズムが人間と関係があるという説が今再び見直されています。新月から満月にかけて月が満ちるように体も何かを蓄えようと吸収しやすくなったり、満月から新月にかけて月が欠けていくように、体も排出と解毒をしようとしていくのです。本書では、月のリズムに沿った食生活で体のバランスを整えるレシピを提案しています。食べ方の時期を月の満ち欠けに合わせて4つに分け、それぞれがどのような時期なのかを紹介(月の状態とそれがどう体に影響するか)。その時期にふさわしい野菜や大豆製品などの素材とその栄養素を紹介しながらレシピを提案。レシピはワンプレートとして、月の周期に合わせた28日分を紹介しています。
  • 蔦の家-禁断の愛-(近親愛&同性愛) 1巻
    -
    1巻660円 (税込)
    名のある精神科医として多くの虐待された子供たちを診続けてきた西村。西村は医者を辞め、逃げるように辺鄙な田舎の館に部屋を借りる。永らく手入れもされずにいたその館は、「蔦の家」と呼ばれ地元民に忌み嫌われていた。館の主は蒸発、妻は自殺、残った住人は、人目を避けて離れで暮らす盲目の美しい娘・藤乃と、端正な顔立ちの使用人の少年・櫂の二人だけだった。地元民は藤乃と櫂の危険な関係を噂する。そして櫂には虐待された痕跡があった…。
  • 伝わるチカラ―――「伝える」の先にある「伝わる」ということ
    4.0
    ◎中田敦彦氏、今村翔吾氏(直木賞作家)、精神科医Tomy氏 絶賛!! 地味で華がないボクが 実践した52のこと 井上貴博TBSアナウンサーの初著書! ◎報道番組『Nスタ』のメインキャスターが初めて明かす 自分の思いが相手に「伝わる」話し方 アナウンサーになろうとは一切思っていなかった著者が、 どのようにして報道の第一線で勝負できる「伝わるチカラ」を培ってきたのか? プロが実践してきたテクニックを初公開! 人前で話すコツ、会話が盛り上がるテク、 仕事にもプライベートもこの1冊でうまくいく! ◎仕事でもプライベートでも役立つヒントが満載 2007年の入社以来、『朝ズバッ!』『あさチャン!』『白熱ライブ ビビット』など、 数々の情報・報道番組に出演してきた実力派にして、 2021年「好きな男性アナウンサーランキング」では、 同局で唯一トップ10入りする人気・実力を兼ね備えたアナウンサー。 もともとアナウンサーになろうとは一切思っていなかったという著者が、 知識ゼロからの「伝わる」話し方を伝授! テレビの現場で培った伝わる努力、信頼を得られる話し方、 そこから得たノウハウを初公開する。 「話し方」「伝え方」「聞き方」は、ビジネスパーソンのみならず、 学生や主婦(主夫)にとっても欠かせない大切なスキル。 言葉のチョイスや言い方、聞く態度一つで好印象を与えることもあれば、 相手に不快感を与えることもある。 そして、気づかないまま悪いクセが身についている人も多い。 この本では、テレビの現場での実例や著者自身のエピソードを交えながら、 きちんと伝わる話し方を手とり足とり教えてくれる。
  • 冷たい誘惑【あとがき付き】〈ルールは不要 Ⅰ〉
    完結
    4.8
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】大型ステーキ・チェーンを経営して成功を収めていたジョーはある日、雪のなかで車がスリップして困っていたマーリーを助けた。お礼にマーリーの家に招待されたジョー。ふたりは、お互いにほのかな好意を抱く。しかし、ふたりともそれ以上に進めないトラウマを抱えていた。マーリーは有名な精神科医だったが、それを知ったジョーは自分が資金援助をしている子供サークルの運営の助けを求めた。これを機にふたりは、より好意を抱くのだが、やはり前には進めず…!?
  • 定年後に夫婦を愉しむ 穏やかな関係のつくり方
    4.0
    定年は夫婦関係の正念場です。会社の価値観に染まった夫と、地域に根付いた妻が改めて向き合う日々を充実させるためには、双方の理解と歩み寄りが欠かせません。夫婦であることを楽しむ日々の心構えを、精神科医の著者が実践的にアドバイスします。

    試し読み

    フォロー
  • 手のひらの蝶
    4.1
    児童精神科医の小村伊緒が勤める児童福祉センター「のぞみ園」に母殺しの容疑者である九歳の少年・真下裕人が保護された。伊緒が治療にあたるうちに、裕人は心を開きはじめるようになる。同じころ「のぞみ園」の近くでは、奇妙な連続殺人事件が起きていた。その現場には母親殺害現場のものと同じ成分の黒い染みが残っていた――。「悪」の本質に挑む驚愕のサイコサイエンス・ミステリ!
  • テレビの金持ち目線 ―「生活保護」を叩いて得をするのは誰か
    4.0
    ほかの先進国と比べて、「生活保護を受けている人の数」も、 「GDPに対する生活保護費の支給額」も圧倒的に少ない“日本の現状”を伝えないテレビ。 それに便乗し、人気取りと財界からの票田を見込む姑息な政治家。 さらには、国民のリストラをたくらむ非情な官僚たち……。 精神科医として、教育関係者として、子を持つ親としての視点から、生活保護バッシングに潜む日本人の病理を考察。 生活保護問題の“真の問題”を暴く!
  • テレビの重罪
    3.0
    画一的でわかりやすい「正義」の垂れ流しで社会から多様性を奪い、国民の健康や生活を損ねているのがテレビだ! 玉石混淆の情報に溢れるネットメディアが隆盛になればなるほど、数少ないチャンネル数で電波を独占状態にしているテレビが情報の信憑性を「担保している」と思わせる効果は逆に高まっている。そして、テレビが巨大な洗脳マシンのような役割を果たしていることに、視聴者の側はまったく無自覚のままだ。精神科医の著者が、テレビが犯してき重き罪を明らかにする。
  • テレビの大罪
    3.6
    あなたはテレビに殺される。運よく命まで奪われなくとも、見れば見るほど心身の健康と知性が損なわれること間違いなし。「『命を大切に』報道が医療を潰す」「元ヤンキーに教育を語らせる愚」「自殺報道が自殺をつくる」――。精神科医として、教育関係者として、父親としての視点から、テレビが与える甚大な損害について縦横に考察。蔓延する「テレビ的思考」を精神分析してみれば、すべての元凶が見えてきた!

    試し読み

    フォロー
  • 天国で君に逢えたら
    3.7
    1巻440円 (税込)
    映画「Life 天国で君に逢えたら」原作。末期ガンでこの世を去ったプロウィンドサーファーが綴ったラブストーリー。ガン患者の心の叫びを手紙に起こす“手紙屋”を開いた精神科医・純一のもとには、日々、一癖ある面々が家族や恋人への手紙の依頼に訪れる。そこには美しく壮絶な生きざまが綴られていた……。生死の狭間で産み落とされた、奇跡のような物語。

    試し読み

    フォロー
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)
    3.9
    資本主義は、民主主義は、日本社会は、 どう“変調”していくのか――? 予測不可能な時代を生き抜くヒントを 「最先端の知性」がはじめて明かす! 本書では、世界が認めた4人の若き天才が、 「これからの世界と日本はどうなっていくのか」 という問いに“最先端の知見”を元に答えています。 本書に登場する天才たちはみな、 卓越した思考の持ち主であると同時に 優れた実践者でもあります。 彼らの「未来予測図」には、 ビジネスや人生の見え方が 一変するヒントに溢れています。 <本書の内容> 斎藤幸平『資本主義から脱成長コミュニズムへ』 ・「限界」を迎える資本主義 ・ソ連の問題点 ・「科学技術がすべてを解決する」という幻想 ・「脱成長」から始まる未来 ・世界を救うマルクスの「コミュニズム」 ・「人新世の危機」を乗り越える 小島武仁『世界の歪みを正すマッチング理論』 ・社会問題を「疑似市場」で解決する ・「ミスマッチ」をなくし「満足度」を高める ・「最高の人事制度」もデザインできる ・「GLAY」から研究者の道へ ・日本の未来は「意外と悪くない」 内田舞『withコロナ時代の「心の守り方」』 ・「社会正義」としての小児精神科医 ・ネガティブな感情を書き替える「再評価」 ・コロナ禍で「心のバランス」を崩す子どもたち ・アメリカ社会の「キャリア」と「育児」 ・事実を“そのまま受け入れる”思考法 成田悠輔『「わけがわからない人間」が輝く時代』 ・「何をやっているかよくわからない」が理想 ・教育は「個別最適化」されていく ・もう「逆張り戦略」しかない ・民主主義を解体構築する ・人が猫に仕える未来? ・「何の意味のないこと」に精を出す
  • 天才の軌跡
    -
    傑作を生み出した小説家や、歴史を塗り替えた政治家、そして人々の思考やコミュニケーションのあり方に影響を及ぼした思想家――。ニューヨークで精神科医として活躍した著者が、天才と呼ばれ、賞賛を受け続ける傑物たちを取り上げ、その生育環境や文化的背景を分析。偉業の秘密に迫る意欲作。

    試し読み

    フォロー
  • 天才の法則 逆境を創造力に変える秘密
    -
    1巻850円 (税込)
    超常識の発想はいかに生まれたか?劣等感や孤独、失恋、躁うつをバネに偉業をなしとげた天才たち。チャーチル、フロイト、ニーチェ、高村光太郎らの足跡をたどり、想像力の秘密に迫る。精神科医が語る“歴史を変えた人間の条件”とは。

    試し読み

    フォロー
  • 天使の卵―エンジェルス・エッグ―
    完結
    3.0
    芸大を目指す浪人生・歩太は、満員電車の中で恋に落ちた――。8歳年上の精神科医・春妃との激しくも切ない純愛を描いた、直木賞作家・村山由佳のベストセラーを完全漫画化!!
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ
    4.0
    そのひとの横顔はあまりにも清冽で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持ちはあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない。第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛したデビュー作。
  • DV後遺症に苦しむ母と子どもたち
    4.5
    苦しみは暴力の後にやってくる! 父の暴言・暴力におびえつづけた母と娘。母が離婚すればすべてはよくなるはずだった。だが離婚後、恐怖にさらされた母の人格は徐々に壊れていく。そして、娘自身も父の面前DVの記憶と歪んだ母への対応に苦しめられる――。 DV家庭に育ったノンフィクションライターの著者が抱いていた「DVには後遺症がある」という実感。DV後遺症とはどのようなものなのか。暴力と恐怖の爪痕によって心と脳を蝕まれた被害者には、フラッシュバック、自律神経失調、感情鈍麻、ひきこもり等々、さまざまな症状が表れる。 夫のDVで傷つき別れた後から心身の変調に悩まされる妻、親の暴力を目の前で見聞きして育ち成長後もフラッシュバックに襲われる面前DVの子ども、被害者支援団体、精神科医に取材し、その複雑なメカニズムを明らかにする。DV後遺症の理解から自分を取り戻す第一歩がはじまる!
  • デジタル依存症の罠
    3.0
    知らず知らずにデジタル情報の虜(とりこ)に! 著者が精神科医になった頃、テレビゲームは楽しみと同時に癒しやなぐさめなどの効果があるものだった。それから25年余、社会は爆発的にデジタル化に突進。インターネットとスマホの驚異的普及は、生活をガラリと変えた。なかでも、スマホの衝撃は計り知れない。それによるコミュニケーションの形、人とのつきあい方の変容は、子どもから高齢者まで、どれほどの影響を受けているか。デジタルの恩恵は大きく、多分野に加速度的に拡大。もはや誰もがデジタルから離れられなくなっている現状に、精神科医として、どうしても悪影響や危険性、潜んでいる問題に言及しないわけにはいかない。そして、それらにどう対応すればいいのかを具体的に語る。デジタル漬けからリアルな自分を守る本!
  • デヴィッド・ボウイ  CHANGES 写真で綴る生涯 1947-2016
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ディッヴィド・ボウイが何者かって? 精神科医であり、司祭、セックスの対象、破滅の預言者さ」──デヴィッド・バーン 時代を代表するロック・フォトグラファーの写真とともに、 著名な音楽ジャーナリストのクリス・ウェルチが、 アーティストとしてのデヴィッド・ボウイの実像に迫る。 写真を通してデヴィッド・ボウイを語るビジュアル年代記 パフォーマー、ソングライター、またときにはファッション・アイコンとして、トム少佐からジギー・スターダスト、シン・ホワイト・デューク(痩せた青白き公爵)へとカメレオンのように変化し続けたデヴィッド・ボウイ。生涯を通じて数々の賞に輝き、その栄誉に値する業績を残した天才アーティスト、デヴィッド・ボウイは、歴史に残る多大な貢献をポップ・カルチャーにもたらした。2016年1月に没したあとも、ボウイの偉業はいまなお人々の胸に刻まれている。テリー・オニール、ギスバート・ハイネコート、ミック・ロックら錚々たる写真家による、各ペルソナやキャリアにおける多彩な瞬間を捉えた美しい写真の数々が掲載された本書は、有名な作品のみならず、ほぼ世に出ていない貴重な写真を通してデヴィッド・ボウイを語るビジュアル年代記の決定版である。
  • 統合失調症
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 統合失調症は100人に1人がかかるといわれます。 世界的にみても、どの国でも同じくらいの有病率とされる病気です。 男女の差はなく、よく発病する年齢は思春期から20代半ば。 年をとるほど症状が落ち着いていくともいわれます。 ●幻聴、幻視、幻覚などが起こり興奮状態にある「陽性症状」と、 ぼんやりして表情が乏しくなる「陰性症状」があります。 早期に診断、発見できれば、薬物治療などを行い悪化が防げることが、 最近の研究でわかってきています。 ●そのためにも家族の冷静な観察が必要です。 本書は、統合失調症をていねいに解説した「教科書」です。 医療機関への1STコンタクトのとりかた、 最新の薬物療法、薬物以外の治療法、療養の仕方、福祉制度など、 知りたいことがよくわかります。 ●心理学関係のエッセイや小説など著作多数の精神科医、 春日武彦先生が監修。 講演会などでよく寄せられる質問に答えた、 巻末のQ&A集も役に立ちます。
  • 統合失調症 治療・ケアに役立つ実例集
    -
    【早く病気に気づくために家族ができること、急性期・消耗期にどう対処したらよいか。特徴的な症状を29の実例から解説。】早く病気に気づくために家族ができること、急性期・消耗期にどう対処したらよいか。特徴的な症状を29の実例から、診断や治療への疑問に答えます。 ■監修者プロフィール▽春日武彦:1951年、京都生まれ。精神科医、医学博士。日本医科大学卒業。産婦人科医として6年間勤務したのち、障害児を生んだ母親への精神的フォローをひとつのきっかけとして、精神科医に。東京都立墨東病院神経科部長を経て、東京未来大学子ども心理学科教授。
  • 統合失調症の治療ポイント 14の治癒例を通しての理解
    -
    《治療ポイントシリーズ》第6弾は、完治が難しいとされる統合失調症。筆者は精神科医40年、臨床心理士24年のキャリアから、治癒改善した14例を挙げて治療ポイントを示す。治るかどうかは、患者本人・家族・治療者の自覚と治療意欲・工夫にかかっている。その工夫の仕方を、実際にはどうしたらいいのか具体的に示した。幻聴・妄想・治療拒否に焦点を絞り、その治療のポイントを述べる。医師、患者、家族に読んでほしい本。
  • 統合失調症の入門書。家族、友達が統合失調症になった。あるいは疑いがある。そんなときに最初に読む本。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 最近は、様々な媒体で統合失調症が取り上げられることも増えてきました。しかし、一部のドラマや映画、本などでは統合失調症が正しく取り上げられておらず、中には誤解を招くような表現のものも少なくありません。 皆さんは統合失調症についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。 実は統合失調症と言っても、その状態像が一つに確定するわけではありません。当然のことですが、患者さんによって出方が異なりますし、予後もかなり変わってきます。統合失調症は精神科医療の中で最も頻繁に研究が行われる病の一つです。現在は有効な抗精神病薬を発売されており、かなりの割合で症状を軽快させられるようになってきました。ある意味、統合失調症と投薬はワンセットなのですがまだまだ投薬に対して偏見も多いのかなと感じています。 この本では統合失調症の典型的な症状や、治療の実態をお伝えすることができればよいかなと感じています。 正しい治療を行うことと同じくらい、周りにいる人がこの病に理解を示すことは重要です。 統合失調症を知るための最初の一冊となるように、なるべくいろいろなことに触れたつもりですので、興味のある方はこの本をきっかけに専門書を読んでいただければと思います。 また、本書に出てくる例や事例はすべて筆者が専門書で解説されている症状を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • 「東大に入る子」は5歳で決まる~“根拠ある自信”を育てる幼児教育~
    3.6
    5歳児には小2のドリルがちょうどいい!  「詰め込み教育」「先取り教育」は、未就学児に必要ない、あるいは情操教育上よくない、とまで言われてきた。しかし、幼児期の子どもの脳は記憶する力が非常に高く、学習欲も強い。この時期の勉強は、子どもにとって意外にも辛いものではなく、むしろ「快体験」につながることが多い。  さらに、小学校入学時、生まれ月にかかわらず「できる」ことが多ければ、それは「根拠ある自信」となって子どもの心を明るく元気にし、その後の人生に大きな影響を及ぼす。 逆に言えば、早生まれというだけで、入学時の能力差による「できない体験」をさせてしまうと、その子の将来に大きなネガティブ・インパクトを残す可能性が高い。  つまり、小学校入学時までにいかに子どもを「できる子」にするかが、とても重要なのだ。  精神科医で、受験学習法、幼児教育のプロでもある著者が、実際に「できる子」にするために親が知るべき子育て術を徹底的に紹介。  繰り返し読んで親自身が簡単に復習できるよう、各項目に「ポイント」をまとめました。  さあ、幼稚園から帰ってくるお子さんと一緒に、今日から新しい生活開始!
  • 塔に囚われたシンデレラ
    完結
    -
    精神科医のサリーナは大富豪マテオの邸宅を訪れた。世界的企業のCEOである彼は、妹の婚約者を殴りつけたことを問題視され、役員会から精神分析を受けるよう要請された。傲慢で自信に満ちたマテオはサリーナの苦手なタイプ。けれどサリーナは彼が不意に見せた寂しそうな横顔が気になって仕方がなかった。そして2回目の面談の日、マテオの魅力に追いつめられ唇を奪われてしまうサリーナ。その様子を録画され、彼の仕掛けた罠に落ちようとしているとも知らずに。
  • トム・アンデルセン 会話哲学の軌跡 リフレクティング・チームからリフレクティング・プロセスへ
    5.0
    1985年3月のある晩、ノルウェー北極圏の都市トロムソで、精神科医トム・アンデルセンがセラピーの場の〈居心地の悪さ〉に導かれ実行に移したある転換。当初「リフレクティング・チーム」と呼ばれたその実践は、「二つ以上のコミュニケーション・システムの相互観察」を面接に実装する会話形式として話題となる。しかし「自らの発した声をききとり、他者にうつし込まれた自身のことばをながめる」この会話は、より大きな文脈の探求を見据えた〈開けゆくプロセス〉であった。自らの実践を「平和活動」と称し、フィンランドの精神医療保健システム「オープン・ダイアローグ」やスウェーデンの刑務所実践「トライアローグ」をはじめ、北欧から世界中の会話実践を友として支えるなかで彫琢されたアンデルセンの会話哲学に、代表的な論文二編と精緻な解説を通して接近する。

    試し読み

    フォロー
  • トラウマにふれる 心的外傷の身体論的転回
    5.0
    心は震え、身体はささやき、そして人は生きていく。 薬物依存、摂食障害、解離性同一性障害、女性への性暴力、男児への性虐待、ジェンダー/セクシュアリティをはじめとした臨床現場の経験の知から、中井久夫、エイミー・ベンダー、島尾ミホ・敏雄との対話、学際研究の価値を問う人文の知へ。「傷を語る・傷に触れる」「臨床の知」「傷に寄り添う」「傷と男性性」「知は飛翔する」という高密度に編成された五つのセクションを通じて、臨床の足跡と、医療人類学の考察が、多方向へと展開されていく。 傷を語ることは、そして傷に触れることはできるのか? 問われる治療者のポジショナリティとはいかなるものか? 傷ついた心と身体はどのように連動しているのか? ジェンダー・センシティビティはいかにして臨床の質を左右するのか?――傷ついた心と癒されゆく身体、その波打ち際でトラウマと向き合う精神科医にして医療人類学者の、思索の軌跡と実践の道標。

    試し読み

    フォロー
  • 「とらわれ」「適応障害」から自由になる本
    4.0
    今の時代、誰もが「適応障害」予備軍! 精神科医として日々、診療を続けている中で、「近年、もっとも身近でもっとも手ごわい心理現象と感じているものは、とらわれだ」と著者はいいます。「またミスをしたらどうしよう」「いつも頭から離れないことがある」など、いつ何が起きるかわからない不安、不透明さが持続的な緊張感をもたらし、意識を心の内側に向かわせます。そして、仕事や家庭のよくあるストレスにとらわれるようになり、適応障害を発症。適応障害は、活動を休止した深田恭子さんや皇太子妃時代の雅子さまの例などで知られる症状です。 著者は企業などでメンタルヘルスの相談を続けてきて、「上司に叱責されて出社がつらい」など誰もが発症する可能性がある身近な疾患(適応障害)として対処する必要があると本書を執筆。本書は「とらわれ」という心のメカニズムを知り、とらわれから抜け出るための信頼できる手引書です。
  • トリアージ ~金の瞳の異邦人~
    5.0
    悪友の外科医・黒木に誘われ、救命救急治療ではトップクラスと名高い北斗総合病院に招かれた、精神科医兼心理カウンセラーの嶌 幸倫は、欧米人のような容貌の繊細な美貌を持つ青年・齋川修里と出会う。驚異的な救命率を維持する凄腕の救命救急医である修里の『阿修羅王』と呼ばれるほどの激しさとは裏腹に、現場を離れたとたん怯えた子猫のようになる姿を知った嶌は――。 ※本文にイラストは含まれていません

    試し読み

    フォロー
  • トレーダーの精神分析 ── 自分を理解し、自分だけのエッジを見つけた者だけが成功できる
    3.8
    トレードとはパフォーマンスを競うスポーツのようなもので、オリンピック選手や陸海軍のエリート部隊、パフォーマンスアーティストなどと同じように、トレーダーも訓練によってその能力に磨きをかけ、プロのレベルに達することができる。本書ではトレーダーの指導と自らのトレード経験に基づくトレーダーのスキルアップの方法 をはじめ、彼らが直面するいろいろな心の悩みとその解決策についてもかなり詳しく論じている。筆者は前著『精神科医が見た投資心理学』(晃洋書房)のなかで、トレーダーのいろいろなメンタルな問題にスポットを当て、それを乗り切る心のあり方などを紹介した。本書ではそのプロセスをさらに一歩踏み込んで、体系的な訓練と自らのエッジ (強み)を生かすことによって、トレーディング技術をプロのレベルまで上達させる方法がさまざまなパフォーマンス分野の例証によって詳述されている。 本書で論じられているテーマは次のようなものである。 ・トレードで成功するには自分の性格と能力とトレード手法などをマーケットのニッチとフィットさせるべきである ・トレードディング技術をプロのレベルまで向上するにはそれにふさわしい学習プロセスがある ・トレードディング技術を向上するには学習・フィードバック・パフォーマンスという3つの学習ループをうまく回す必要がある ・トレーダーとして成功するにはトレード技術・戦術・戦略という3つの要素の役割 をよく理解し、これらをうまく調和させて成功につなげなければならない ・トレードに伴う心の悩みを解決するセラピーには認知療法や行動療法などがあり、 それらを効果的に実行することがこの世界で生き残っていくカギとなる トレードのパフォーマンスを向上させるには偶然やランダムさに振り回されるので はなく、それらを意識のプロセスに乗せて適切に処理しなければならない。それによって意識的な意思決定ができれば、ダイナミックなマーケットにもうまく対処できるだろう。深い洞察力と実践的なアドバイス、詳細なリサーチデータとトレーダーの豊富な実例などが盛り込まれている本書は、難しいマーケットに臨むときの素晴らしいコンパス(羅針盤)となるだろう。
  • どうかご自愛ください―――精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン
    3.9
    韓国100万部超のミリオンセラー! 人間関係、恋愛、心の悩みがスーッと消え去る! 人生に効く「自分の愛し方」とは? 本書は、精神科医である著者が 自尊感情(≒自己肯定感)の回復法を指南する一冊です。 ・些細なことにまいってしまう ・対人関係でよく悩む ・無気力になってしまう ・ゆううつを感じている ・不安を感じやすい ・愛する人とケンカをして、傷つき、後悔と自責を繰り返している ・別れが怖くて、会うべきでない人に会い続けている ・スタートする前から諦めて逃げてしまう ・他人を気にして本音を隠し、後悔することがよくある ・小さなことすら決断できず悩みすぎる これらは、すべて「自尊感情」の低下が原因です。 本書では、自尊感情の専門家であり、 精神科医である著者が 低い自尊感情のために辛い状況に置かれている人たちのために、 健康的な自尊感情を取り戻す方法を伝えます。
  • どうしたら桜井さんのように「素」で生きられますか?
    3.0
    現代人は、時間に追われ、人間関係と仕事にストレスまみれで四苦八苦の日々を送るばかりですが、その対極にあるような「無為自然」で生きる雀鬼・桜井章一氏。精神科医・香山リカ氏が、そんな生き方を貫くコツに迫ります。「世のため、人のためになんかならなくていい」と言うその哲学は、現代人にとって常識をくつがえすようなものばかり。幸せをつかみとりたいと願うすべての人に贈る、新時代の生き方バイブル!
  • どうしても、ギャンブルをやめられなくなったら読む本
    4.0
    〈ギャンブル依存〉はこころの問題です。ただし、普通のこころの問題とは違い、この問題には金銭的な問題、つまり〈借金〉が常につきまといます。 本書では、セルフカウンセリングで心理の面から問題を解決していくアプローチを紹介するとともに、借金の整理方法や、家族の方が依存者本人にどう対応すればよいのかなども詳しく解説しています。 類書の多くを著している精神科医ではなく、心理カウンセラーとしての立場から、この問題の新しい解決法を提案する一冊です。
  • どうして私、片づけられないの?(大和出版) 毎日が気持ちいい!「ADHDハッピーマニュアル」
    4.2
    「片づけが苦手で部屋が汚い」「仕事や家事の段取り・効率を考えるのが苦手」「忘れ物をしたり、物をなくしたりしやすい」「よく遅刻してしまう」――「心当たりがある」と思った方も大丈夫です。片づかない、間に合わないといった困った状態が続くのは、ADHDという「脳のクセ」。このクセを知り、日常生活を気持ちよく過ごすためのコツを手に入れませんか。本書では、 ●必勝片づけ法 ●遅刻を防ぐ時間術 ●散らからない買い方、捨て方 ●衝動買いを防ぐコツ ●人と上手に付き合う方法 など、「部屋と頭の整理術」を精神科医が優しく解説。かわいい猫のイラストも満載で、楽しみながらすっきり暮らす方法がわかります。

    試し読み

    フォロー
  • どうしようもなく仕事が「しんどい」あなたへ ストレス社会で「考えなくていいこと」リスト
    3.9
    コロナを機に働く環境が激変する今、人とのかかわり方も変わってきています。在宅ワークによって孤独感、閉塞感をより感じている人が増えてきました。 「嫌いな人が身近にいる」「計画通りに進められない」「失敗したらどうしよう」など、 ストレスの多い社会のちょっとした日々の悩みも、共感できるイラスト漫画で紹介。 コミュニケーションが取りにくくなっている人間関係や環境に振り回されず、考えすぎないで仕事と向き合っていけるヒントを 産業医であり精神科医の井上智介先生が、わかりやすく説いていきます。
  • どうする? 家族のメンタル不調
    -
    1万人超を診察してきた精神科医が、家族のメンタル不調をケアする人が抱えがちな「モヤモヤ」への対処法、教えます! 心を病んだ家族と、ケアする自分のために――やっていいこと、悪いこと、気をつけるべきこととは? よくあるお悩みをQ&A方式で解説! 【目次】 はじめに 〈第1部 心を病んだ家族をケアする〉 〈第1章「うつになった」と家族に告白されたら〉 「うつ」ってどういうこと? 受診を拒否するとき 相談相手がいないとき 病院選びのポイント コラム 診察室の箱ティッシュ 〈第2章 心を病んだ家族との暮らしが始まったら〉 患者本人にはどう接するべき? 生活リズムについて 薬を飲まないとき 転院したいと言い出したら 通院に付き添ってもいい? 家事はさせても大丈夫? 社会復帰への道 再発防止への理解がない コラム 恩師からの質問 〈第3章 困った事態に陥ったら〉 自己判断で支援を拒否する 入院の判断 希死念慮に対処する 自殺を防ぐには 嘘をつかれたり、約束を破られたとき 理不尽な要求をされたとき 責められたとき 暴言・暴力に対処する 〈第2部 自分のためのメンタルケア〉 〈第1章 ケアのための心得〉 最低限気をつけるべきこと 先行きへの不安 お金と生活の不安 相手を直接責めてしまったとき 病気になった理由を考えてしまう 周囲に事情を話しづらい 子どもにはどう伝える? 〈第2章 つらい気持ちに向き合う〉 相手を恨んでしまうとき 家族会について とにかく休みたいとき 仕事、育児などを優先せざるをえないとき 楽しむことに罪悪感を覚えるとき 家族の雰囲気が沈み込んでしまう 別居・離婚を考える おわりに
  • どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義
    3.7
    なぜ私たちは悩みや不安からいつまでたっても解放されないのか。それは「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」という問いに答えられないために、一つひとつの悩みの根底にある「漠然とした不安」が解消されないからではないか。精神科医である著者が、この問いに初めて向き合ったのは10歳のとき。それから40年経った今、この問いに実践レベルで答えが出せるのは仏教しかないと著者は確信し、日常の中でその教えを実践している。何も出家などしなくとも、誰でも実践できる「行」や「方便」によって、曇りない心で真実をつかみ、毎日を明るく生きられるようになるのである。「行」とは日々の行動習慣の一種だが、「背筋を伸ばす」「眼鏡を拭く」「朝、シャワーを浴びる」といったことでも「行」になる。「方便」はごく簡単に言えば「困っている人に親切にする」ということであり、人間関係のつまらない行き違いをなくすためにも必要な姿勢である。さらに瞑想のやり方やお寺の活用法、怒りを抑える方法なども伝授。満を持して放つ「仏教心理学」のすすめ。

    試し読み

    フォロー
  • 「どうせ自分なんて」と思う君に、知っておいてほしいこと
    3.0
    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 いま小学生に知ってほしい自己肯定感の話。 「友だちと比べて○○ができない」 「先生に怒られてばかり」 「ダメな自分がイヤになる」 「どうせ私なんて……」 そんなふうに思う君に読んでほしい。 精神科医・名越康文先生が手がけた、自分を好きになれない小学生のための本です。子どもが自分自身で自己肯定感を育んでいくためのヒントが詰まっています。 ●失敗したときは「よくがんばったね」 ●“ダメなところ”は“いいところ”でもある!? ●ガマンするより「助けて」と言えるほうが大事 ●嫌いな友だちは嫌いなままでいい!? 自信をなくしている子どもに寄り添う優しい文章は、子どもの心に小さな自信が芽生えるきっかけを与えてくれます。自己肯定感の下がりやすい小学校4~6年生におすすめ。 ※この作品はカラーです。
  • どうでもいい小さなことで不機嫌にならない本
    3.3
    相手のちょっとした一言に、すぐに不機嫌になったり、イライラしたり、ちょっとした失敗に凹んだり、投げ出したりでは、仕事も人間関係もうまくいかないでしょう。不機嫌にならないためには、受け取り方を変える、気持ちを切り替えるなどのコツを身につけることが大切です。本書では、そのコツをテレビ・ラジオ出演、雑誌・単行本の執筆など幅広く活動している精神科医の和田秀樹氏が、心理学、心理療法、脳科学などから考え、どのような考え方をすべきか、どう行動すべきか、わかりやすく解説します。この一冊でいつも機嫌のいい人に変わるでしょう! ○本書の目次より 何かに打ち込むとイライラを忘れる/大事に悩めば些事は忘れる/嫌なことを言う人は相手にしない/自分が勝てそうにない競争からは離脱する/「人は人、自分は自分」と割り切る/「いい人」をやめるとラクになる/楽しそうな場に行くだけで「笑顔」になれる……

    試し読み

    フォロー
  • 動物がお医者さん!? 1
    完結
    5.0
    どうぶつの不思議な力に触れたとき――ヒトは、もっと人間らしくなれる。ごく普通の少年・渚は、ある日事故で両親を失い、心にトラウマを負う。そんな渚を沖縄へ連れ出したのは、精神科医の叔父・風太だった。南国の地で、渚はイルカを救い、イルカに救われる。その経験が、渚をアニマルセラピーの道へ駆り立てた!今、大注目のアニマルセラピーの世界を初漫画化!犬、ネコ、馬……動物達のもたらす癒やし効果がギュッと詰まった意欲作!
  • 動物に「うつ」はあるのか 「心の病」がなくなる日
    4.0
    元気も食欲もなく近寄ってこない/来客があるたびに激しく吠える/家のなかで尿による匂いづけをする/自分のしっぽを追いかけまわすこれは「病気」? たんなる「悩み」? 臨床と基礎の両分野をこなす数少ない研究者として、国内外において双極性障害の研究を牽引している著者が、「うつ」について脳と心の両面から考えた意欲作。動物にも精神疾患はあるのか?――この疑問は、そもそも「心の病」とは何か、私たち人類はどうすればこれを克服できるのかという社会問題そのものである。毎年三万人が自殺で亡くなり、休職者の激増が取り沙汰されながら、じつは根本的な原因も確実な診断法や治療法もわかっていない精神科医療の実情。ただ話を聞いて「とりあえず抗うつ薬」では、真の問題解決にはならない。ひょっとしてうちのイヌ、うつ病!? 何も語らない動物を通して、「悩み」と「病気」の線引きの難しさ、心と脳をつなぐ研究の最新動向を読み解く。

    試し読み

    フォロー
  • “動物の精神科医”が教える 犬の咬みグセ解決塾
    4.3
    数ある犬の問題行動のなかで、もっとも代表的かつ辛い思いをするもののひとつが「咬みグセ」。 一般的には「上下関係を教えられていないことが原因」など、しつけの問題として捉えられていますが、 脳機能や身体疾患が原因である可能性もあり、実はしつけだけでは根本的な解決にはなりません。 本書では、メディアで「動物の精神科医」とも呼ばれ、国内にたった8名しか存在しない(※2018年8月現在)獣医行動診療科認定医が、 犬の脳とココロのしくみを解説することで咬みグセ(攻撃行動)の原因にアプローチし、解決方法のヒントを提示します。 もう、「うまくしつけることができなかった……」と自分を責める必要はありません。 本書を読んで、愛犬との幸せな関係を築きましょう!
  • ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ(新潮新書)
    4.1
    精神科医の六麦克彦は、医局から派遣された要鹿乃原少年院に勤務して5年になる。彼がそこで目にしたのは、少年院に堕ちてきた加害者ながら、あらゆる意味で恵まれず、本来ならば保護されてしかるべき「被害者」と言わざるを得ない少年たちの姿だった――。累計100万部を超えたベストセラー新書の世界を著者自ら小説化、物語でしか伝えられない不都合な真実を描きだす。
  • 「毒親」って言うな!
    3.0
    あなたが不幸せなのは毒親のせいかもしれません。でも、それは過去です。罪悪感・自己嫌悪は手放し、自分の人生を生きましょう。 精神科医の斎藤学氏は、「アダルト・チルドレン」という概念を日本に紹介した家族問題の第一人者。 アダルト・チルドレンは、暴力をふるう親やアルコール・ドラッグなどに耽溺する親のもとで、「子どもなのに子どもらしくいることができず、機能不全家族のなかで大人になった人」のことをさす。そのため「毒親」という言葉が流行してから「自分も毒親に育てられたACだ」という人が氏のクリニックを多数訪れる。 「親がこんなふうにひどい毒親だったので、自分はこうなってしまった」 「毒親を見返したい」 「毒親に毒だったと気づかせ反省させたい」 確かに、あなたの親は毒親だったかもしれない。 しかし、自分がアダルトチルドレンであると気づくことは、人生をやり直すための出発点である。 「毒親」という言葉を使うと、毒親に育てられたから自分の人生がダメになったという、宿命論となり、着地点となってしまい、そこには未来が見えない。 どこからが毒親かという線引きはできない。 毒親のせいにしていては、自分の人生が歩めない。 「もう毒親と言うのはやめませんか?」 自分の人生を取り戻すために、毒親からの卒業を促す一冊。 自分の親が毒親だったと気づくことは人生をやり直すための出発点である
  • 「独学」入門 いつまでも学びを諦めない方法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 いつまでも学びを諦めない方法 ※紙版と一部内容が異なる場合があります。 【目次抜粋】 白熱100分対談 自分を変える勉強法 柳井 正×似鳥昭雄「天才ではない、私たちの学び方」 マジメな人ほど、誤解だらけ 野口悠紀雄式「人生最高の学習効率」を手に入れる方法 ▼記憶力はデジタル技術でカバー ▼視力が落ちたら耳からインプット ▼「1日1語の検索」で新しい知識 ▼SNSやテレビより書籍 ▼本は必要なところだけ読む ▼スクール通いより、下手でも独学 ▼サボらないためのルールは不要 ▼5割理解したら、次に進む ▼教科書を読む前に、問題を解く ▼「教わる」より「教える」が近道 気力体力の限界を超えた! 「高齢資格合格者」は、なぜ合格できたか ▼63歳で司法試験/▼47歳で医師国家試験/▼70歳で司法書士/▼71歳で中小企業診断士 受験、昇進、定年後にも生きる 勉強の達人が教える「超スピード学習法」 ▼教育者 犬塚壮志 ▼信州大学特任教授 山口真由 ▼元天皇陛下通訳 中川浩一 ▼MENSA会員 宮地真一 ▼エコノミスト エミン・ユルマズ ▼東大医学部 上田彩瑛 ▼心理学者 竹内龍人 10代より、60代のほうが上! 茂木健一郎「年を取っても、覚える速度は上がる」 勉強、仕事、人生。すべてうまくいく 脳に最良の生活パターン10選 ●樺沢紫苑 まずはテストでレベル判定 記憶力の日本チャンピオンが奥義公開 なぜ、一度会うだけで頭に入るか プロフェッショナル流!「名前・顔・注文」を覚える技術 ▼洋食店店主・山田 理 独自のあだ名、役職、メニューでひもづけ ▼クラブ経営者・伊藤由美 すべてのお客さまに「感謝の手紙」を送る ▼ホテル ドアマン・吉川和宏 「か行」「車は7000番台」ざっくり記憶 ▼分析 精神科医・和田秀樹 国立国語研究所、石黒圭さんに教わる 教養あふれる「言い換え」一生モノの4大技術 技術①正確に/技術②知的に/技術③ポジティブに/技術④穏やかに コラム▼編纂者が「国語辞典2冊持ち」を勧める理由 楽しく!無理せず継続できる! 《4技能別》中学英語「学び直し」上達マップ ●塚本 亮 TOEICからビジネス英会話までレベル別! これをやっておけば損しない 独学派のための「英語本&メソッド」大全 ●森田鉄也、大島さくら子 英単語▼「4日2日戦法」で1日も休まずに覚え続ける 英文法▼とにかく“出る1000”を何度も繰り返す リーディング・リスニング▼復習をしない「6日0日戦法」 スピーキング▼1冊を学習し終えるのに1年かけてもいい
  • 読書脳
    4.2
    AI時代こそ、「読解力」で差がつく。 精神科医・樺沢紫苑の「読み方」大全 「思考力」「記憶力」「判断力」――すべて読書が授けてくれる。 「本を読んでも、すぐに内容を忘れてしまう」 「せっかく読書をしても、記憶に残っていない」 「凄くおもしろかったのに、少し時間がたつと内容が思い出せない」 「読んだのに覚えてない」という悩みは、いつの時代も不変です。 “読んだはず読書”にあけくれる「読書迷子」を救済するのが、 この本でお届けする、「記憶に残す、どんどん頭がよくなる読書術」です。 記憶に残らない「つもり読書」は、時間の無駄! 本書では、精神科医である著者が、脳科学的な裏付けのある方法を公開。 読書で得た知識をアウトプットする方法、 人とシェアする方法などを明かします。 「読書脳」を手に入れて、読書で人生を切り開きましょう。 ※本書は、2015年4月に小社より刊行された『読んだら忘れない読書術』を加筆・再編集したものです。
  • Dr.明橋の生きるのが楽になるたったひとつの言葉
    4.5
    あなたが漠然と感じている「生きづらさ」や「人生への不安」。その原因は「自己肯定感」にあるのかもしれません――。大ベストセラー「子育てハッピーアドバイス」シリーズの著者で精神科医の明橋大二先生が贈る、「心がすーっと軽くなる、幸せに生きるために大切なこと」の本。自己肯定感とは自分を肯定的に評価できる気持ち、自分は生きている価値があると思える気持ち。大人になったいま、それを高めるには…? イラスト/ほりみき、主婦と生活社刊。
  • ドクター・オボの自信が湧いてくる心理学 : 自分を好きになれば人生は楽しい
    3.3
    「最悪の自分」を愛せますか? 自分の中の「オトナ」と「コドモ」のバランスを取り戻し、「自分が主役」の生き方に変われる精神科医のアドバイス。

    試し読み

    フォロー
  • ドクターQのカルテより 1巻
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    「ガン宣告」――それは新たな「生」との対面。「生」と「死」が交差するガン病棟で、ニューヨーク帰りのナンパなキレモノ精神科医・九が出会う、ガン患者たちの新たな「生」の行方…。全四編他、短編一編収録。
  • どくとるマンボウ医局記 新版
    4.3
    『どくとるマンボウ航海記』前夜。慶應病院神経科に勤める若きマンボウ氏は、愛すべき患者たちとふれあい、変人ぞろいの同僚と安酒をあおりつつ、人間の本質に思いをはせる――。ユーモラスな筆致のうちに、作家・北杜夫の鋭い観察眼と深い内省が窺えるエッセイ。新たに武田泰淳との対談「文学と狂気」を増補。〈解説〉なだいなだ 目次 第1章 大遅刻と教授からしておかしいこと 第2章 医局員のほとんどが変っていること 第3章 フレッシュマンの生活とイカモノ食いのこと 第4章 朝寝坊の万年おじさんのこと 第5章 宇宙精神医学研究室のこと 第6章 精神科医一刀斎のこと 第7章 医局長の子分役のこと 第8章 留学を思いたつこと 第9章 山梨県の病院へ売りとばされたこと 第10章 助人ついに来たる 第11章 愉しい日々と悲惨な夜 第12章 東京へ帰ったことと航海のこと あとがき 解説  なだ いなだ 対談  文学と狂気 武田泰淳・北杜夫
  • 毒薬精神科医を追え! 孔雀警視
    -
    「満たされないわ。満たされないわ」すべてに恵まれていて、思う存分自由奔放に生きている孔雀警視が、突如、結婚願望におそわれた。すかさずつけ入ったのは、何やらいわくありげな精神科医。三人の妻が死ぬたびに、多額の保険金を受け取っていた男! しっかりしろ笙子!! 虎田警視監(トラカン)の命を受け、笙子の恋人ヒロシは初秋の北海道へ飛ぶ。
  • どこへ行こうか、心理療法 神田橋條治対談集
    3.0
    精神科医・神田橋條治が、わが道を極めた三人の心理臨床家、成瀬悟策、村山正治、増井武士を相手に行った公開対談を一冊にまとめたもの。師弟関係にあった増井との時を経てなお温かさを感じさせる対話、さながらカウンセリングのような村山との対談、動作法の創始者・成瀬との緊張感に満ちた絶妙なやりとり等。神田橋の卓抜なインタビュアーとしての技が、三人の臨床家それぞれの特質を見事にとらえ、それを豊かに引き出してゆく。
  • ドビュッシー最後の一年
    3.0
    35歳で死の床で『レクイエム』を作曲していたモーツァルト、十番目の交響曲に着手するものの未完のまま56年の生涯を終えたベートーヴェン……。大作曲家の最後の一年はさまざまだが、ドビュッシーはどうしていたか。没後100年。「終活」を迎えたドビュッシーの最晩年の姿を追い、そこに凝縮された、作曲家の真実の姿をさぐる。精神科医・劇作家のヴィクトル・セガレンとの交流から、ドビュッシーの創作の背景を探った評論「ヴィクトル・セガレンとドビュッシー」を併録。演奏・解釈・研究の第一人者による、最新のドビュッシー論。
  • どんな時も、人生には意味がある。 フランクル心理学のメッセージ
    4.5
    毎日それなりに楽しく生きているはずなのに、時折たまらなくむなしくなったり、すべてを投げ出したくなることはないだろうか。豊かな社会が実現し、“自分自身のため”に頑張ることすら意味を見出しにくい現代日本では、“私は~のために生きている”と思える人生のテーマ、人生の希望や目標をいかに描くかが大切になってくる。本書は、そのための道標を“フランクル心理学”に求め、第一線のカウンセラーである著者ならではの語り口で、“人間をほんとうに幸福にする”人生哲学への気づきに読者をみちびいていく。ナチス強制収容所の極限状況から生還したオーストリアの精神科医V・E・フランクルが説いた、「絶対的な人生肯定の方法」とはいかなるものなのか。著者みずからの苦悩や体験を踏まえながら、フランクル心理学のエッセンスをもとに読者の魂に響くメッセージをおくる著者渾身の人生読本である。

    試し読み

    フォロー
  • 内臓疲労回復
    3.5
    疲れが取れない/ストレスが溜まっている/胃腸の調子がよくない/飲んだ翌日は仕事効率が下がる/集中力が持たない…そんなあなたへ。 不調を自覚しやすいが、目には見えず、筋肉のように鍛えることもできない「内臓」。 本書では「脳」「胃・腸」「肝臓」の3エリアから、不調の原因と回復方法をそれぞれの専門医に取材しました。 医学的に正しい知識をもとに、忙しい現代人でも日常で実践できるコンディショニング方法をご提案します。 体の内側から整えることで、“頭も心も体も軽やかな自分”に生まれ変わってみませんか。 【脳と疲労】精神科医 川野泰周先生 脳疲労の原因は「2つの過剰」と「マルチタスク」/まずは手のひらに触れてみる/アウェアネス・トレーニング etc...  【胃腸と疲労】日本消化器病学会 中田浩二先生・金澤素先生 下痢と便秘の原因は同じ?/幸福感は腸から生まれる/腸内細菌を手なずける方法 etc...  【肝臓と疲労】肝臓専門医 浅部伸一先生 「肝臓が悪いと疲れやすくなる」はウソ?/アルコール自体が脂肪をつくる!/飲まない人、痩せている人も脂肪肝になる!? etc…  【疲労の正体】総合内科医 中田航太郎先生 究極にして唯一の疲労回復法とは/内臓を疲れさせる2つの原因/リラクセーション・トレーニング etc…
  • ナイト・ウォーカー
    完結
    -
    私は見てしまった。いつになく激しい両親の言い争い、そして父が母を無残に刺し殺すところを…。 「パパやめて!奈々美、こういうのはイヤだよ……」嫌がる娘に無理矢理覆いかぶさる父。 娘への歪んだ愛情と依存。崩壊する家族。少女の悲痛な叫びは届くのか…!?(収録作「ナイト・ウォーカー 愛憎の実」より)。 兄によるDVに苦しむ父と母。 ある日、母がそんな兄を殺してしまうのだった…。 私が住む本当の世界は此処。このお人形たちと同じ世界…。 空想の世界を現実にする為に、少女が考えた恐ろしいアイデアとは…!?(収録作「ナイト・ウォーカー ドールハウスへようこそ」より)。 男の子に生まれたいと思ってた。もっと強くてどんなことにも負けないように。 男の染色体をもつ少女・瑠比、彼女の怒りが頂点に達した時、その身体は男に変わる…!! 美しい少年はなぜ皆恐れるのか。 その美が永遠に私のコレクションになるというのに…。 瑠比のまわりで起こった連続猟奇殺人事件。 どの被害者も必ず死体の一部が切断され、発見されているという。猟奇殺人犯のターゲットにされる瑠比だったが…!?(収録作「HALF&HALF」より)。 他人の夢へとアクセスできる不思議な少女・夜々子(ややこ)が精神科医の大田と共に様々な問題・事件に直面するナイト・ウォーカーシリーズの他、月森雅子が人間の狂気と心の闇を描く、サイコミステリーホラー全5作を収録した傑作短編作品集!
  • ナイーブさんを思考のクセから救う本
    値引きあり
    3.0
    気がつき過ぎて疲れたり、「他人にどう見られているか」が気になって不安になったり、ぐるぐる同じことを考え続けてしまったりと、生きづらさを感じている繊細な人がいます。 この本では「ナイーブさん」「繊細な人」と呼びますが、彼らはネガティブな考え方をするクセが身についています。過剰にストレスを感じやすいため、仕事上の影響は計りしれず、放置したままだと重篤な心身の病気を引き起こす危険性も。 その一方、美術、芸術、音楽などにとても感動する感受性の強さや、物事を深く考える力ももっているのです。 毎日を生きづらいと感じているなら、まずは考え方のクセを治してみませんか? ちょっとした気の持ちようで習慣を変えてみると、ネガティブな心の症状は飛躍的に改善します。 さらに、自分の中の「繊細」な要素をうまく改善すれば、自己肯定感は高まり、仕事や人生の生産性も上がります。 時代が大きく変わろうとしている現在、繊細な人たちの重要性は社会において高まる一方だと考えられるのです。 その先には、より豊かで温かな人生が待っているはずです。 【著者プロフィール】 清水栄司 (しみず・えいじ) 1965年山梨県生まれ。 千葉大学大学院医学研究院認知行動生理学教授、医学部附属病院認知行動療法センター長、子どものこころの発達教育研究センター長。精神科医。 1990年、千葉大学医学部卒業。千葉大学医学部附属病院精神神経科、プリンストン大学留学等を経て、現職。 認知行動療法のスペシャリストとして、不安症(パニック症、全般不安症、社交不安症)、強迫症とうつ病などの治療に、複数の認知行動療法士とともにあたっている。
  • 中井久夫 人と仕事
    4.3
    1巻2,860円 (税込)
    ― 患者にはよく「実験精神」について語った。たとえば、「三日間家に戻ってみよう。三日間なら取り返しのつかないことにはならないだろう?」と提案する。そして、「途中でこれはいかんと思ったらさっさと帰っておいでなさい。まだ少し早いということがわかったから実験は成功さ」「実験に失敗なし」などと患者に告げた。絵や箱庭は患者のことばの添え木となった。― 「患者とは、あるいは患者も含めて不幸な人とは、考え、考え、考え、考えている者」であり、認知症の人も統合失調症の人もがん患者も、「考えに考えをつづけています」。― 誰もが病気になりうる存在であって、自分たちにも統合失調症の人たちが示す症状が一過性でも起きることはある。だから治療にあたっては症状よりも患者の健康な部分に光を当て、そこを広げていけばいい。慌てずに患者を見守っていなさい──。この疾病観はどれだけ医療者の意識を転換させ、患者やその家族を勇気づけただろうか。われわれの世界に数々の知恵と言葉とヒントを遺し、2022年にこの世を去っていった精神科医・中井久夫。著者は『セラピスト』(新潮社、初版2014)以後も中井の聞き書きをつづけ、その生涯と仕事を追いかけてきた。『中井久夫集』(全11巻)の「解説」を大幅に改稿して本書は成った。1960年代前半、精神科医誕生の前後からその死までを軸に、統合失調症やトラウマ研究はじめ医療とケア、膨大な執筆や翻訳、人との付き合いなどをつぶさに記す。詳細な年表付き。
  • なぜあの人は、仕事中だけ「うつ」になるのか
    3.0
    職場において心の病で休職する人たちが増えている。その年齢層は、三〇代が約六割。彼らの特徴は、学歴は高く、まじめだが、やや自己中心的。そして、仕事以外の趣味には精力的で、休職中にパラセーリングの免許を取るために海外に出かけた人もいたという。この症状は、果たして病気なのか?本書では、時代の空気を鋭く読み解くことで定評のある精神科医が、急増中の「新型うつ」を分析する。著者がこの「フシギなうつ病」に気づいたのは十年ほど前であり、「30代うつ」と名づけた。それまでに多かった中年以降のうつ病と比べて、「私生活では元気」という特徴が顕著なのだ。なぜこのような現象が生まれたのか。それは今の三十代は、晩婚化、ニートなどの広がりとともにアイデンティティが育ちにくかったことも要因なのではないのか。数々の症例をふまえて、彼らへの対応や治療のあり方についても解説した注目の書。

    試し読み

    フォロー
  • なぜアーティストは生きづらいのか? 個性的すぎる才能の活かし方
    4.0
    才能を潰すことなく、末長く創作活動を続けるためにできること アーティストには付き物の、破天荒なエピソードや空気を読まない奇行、遅刻や細部への異常なこだわり……。周囲からは“ 付き合いづらい”、“ 理解しがたい”と思われるこうした現象は、実は彼らの単なるワガママではなく、自閉症スペクトラムを始めとした生来備え持っている個性的な特徴が現れているのかもしれない。また、彼らの周囲の人もちょっとした固定観念を持っているせいでお互いに理解し合えないのかもしれない。本書では、元バンドマンでマネージメントの経験もある専門学校の新人開発室室長と、現役精神科医師が、そのような観点から“ 個性的すぎる才能”を活かす術を考えていく。アーティストとその周りの人間(家族やスタッフ、バンドメンバー)がお互いを分かり合えば、せっかくの才能を潰すことなく、末長くアーティスト生活を送れるはずなのだ!
  • なぜいい人は心を病むのか
    4.5
    「ノーと言えない人」「真面目な人」……。「いい人」は、なぜ心を病んでしまうのだろうか。それは「いい人」が他人との衝突を恐れ、人に嫌われないように生きようとするからだ。本書は、精神科医である著者が、長年の臨床経験に基づいて傷つきやすい人の心理を読み解き、人と関わりながら自然に生きるための処方箋を説いた本である。「いい人」が、「必要な人」に生まれ変わるためのきっかけが掴める一冊。

    試し読み

    フォロー
  • なぜ「いい人」は心を病むのか(愛蔵版)
    -
    「いい人」――それは、すぐに人の立場を考えて気を使い、自分を犠牲にしてしまう人。「ノー」と言えない人、「真面目で純粋な人」「めんどう見がいい人」「謙虚な人」……ひと言でいえば「やさしい人」です。やさしさは善とされています。しかし現代は、そんな「いい人」が、おおぜい心を病んでいく時代なのです。「いい人」が傷つきやすいのはなぜでしょうか? 「いい人」でいる限り、辛さを抱えて生きるしかないのでしょうか? 精神科医として多くの症例を見てきた著者は、やさしさの裏側にひそむ「弱さ」を指摘します。そして、「弱いなりの力で、生きる技術、生き抜くストラテジー(戦略)を学ぶべき」と説きます。傷つくことを恐れず、勇気を持って人と対話すること。そして自らのアイデンティティを築き上げ、強さと生きる自信を身につけること。「いい人」よりも「必要な人」となるために、人生のヒントが見つかる心の処方箋です。

    試し読み

    フォロー
  • なぜ一流の人はストレスが溜まらないのか 医師が見つけた年収1000万円の法則
    -
    精神科医が書き下ろす、新感覚のビジネス自己啓発書。著者はお金がなくてさまざまなアルバイトをしていた若い頃から、ビジネスパーソンとして成功する人々の共通点や条件に興味をもち、研究を続けていた。無事医師になる目標を達成し精神科医として働き始めてからも、その研究は終わることがなかった。多くの「幸せなお金持ち」「不幸せなお金持ち」と出会い、自らも高額の自腹を切ってジェームス・スキナーの合宿セミナーにも参加して、導かれた結論はひとつ――「幸せなお金持ちというのは、とにかくストレスを溜めこまない!」ということだった。
  • なぜうつ病の人が増えたのか
    4.4
    ■内容紹介厚生労働省の調べによれば、1999年から2005年までのたった6年間で、うつ病患者は2倍以上に激増。ついに日本は、うつ病患者100万人突破の時代を迎えた。本書は、現役精神科医がその増加の原因を客観的データで読み解いた、他に類を見ない「現代うつ病論」の決定版。■著者紹介冨高辰一郎(とみたか しんいちろう)1963年大分県生まれ。九州大学医学部卒。内科研修後、東京女子医大病院精神科にて精神科研修。日本学術振興会在外特別研究員としてカリフォルニア大学サンフランシスコ校にて薬理研究。精神科病院勤務、東京女子医科大学精神科講師を経て、現在パナソニック健康保険組合東京健康管理センターメンタルヘルス科部長。専門は、産業精神医学、精神薬理、性格学、医療情報。

    試し読み

    フォロー
  • なぜ心が病むのか ストレスが喜びに変わるとき
    -
    心のストレスは、誰もが抱えているもの。本書は、精神科医が様々な症例を分析し、現代人の心にしのび寄る病いの原因を解明。本当の生きる喜びを見つけるコツを説く。

    試し読み

    フォロー
  • なぜ他人の不幸は蜜の味なのか
    3.1
    脳は心を支配する。 「こころ」はここまで解き明かされた! 最先端の脳科学者・精神科医が脳内物質の謎に迫る。 心の病いの原因は脳内物質! 人生の価値はドーパミン次第!? 妬みも嫉妬も脳のせい? 人は誰しも心で判断し、行動していると信じている。だが、たばこやギャンブルなどへの依存に代表されるように、脳は人の意思にかかわらず快楽をもたらし、心を支配する。脳活動をリアルタイムで計測、分析してわかった驚きの結果。快楽や妬みをもたらす脳の仕組みとは。気鋭の研究者が謎だらけの脳の世界を易しく解説する。

    試し読み

    フォロー
  • なぜ人は心が疲れてしまうのか
    -
    「心が疲れる」というのは誰にでもあることです。ほどなく回復し、元気を取り戻すことができればいいのですが、簡単には「心の疲れ」がとれないことがあります。本書は、精神科医として、「心が疲れた人」と長年向き合ってきた著者が、つらい思いを癒すために、周囲はどう対応したらいいのか、本人はどう対処していくのがよいのかを語りました。大学へ行っても友達が一人もいなくて、孤独感に苛まれている人。出世コースから外され、自分はダメな人間だとの思いに縛られ、心に変調をきたしてしまった人。夫婦関係の寂しさから、ギャンブルをやめられなくなってしまった人。好きな人との別れを乗り越えられず、延々と思い悩んでいる人。自分の子をかわいいと思えず、育児ノイローゼになってしまった人…誰にでもおこりうる状況から、いかに立ち直るか、心に疲れをためこまないようにするにはどうしたよいのか、現代を生きる人に必須のアドバイスです。

    試し読み

    フォロー
  • 70代からの元気力
    4.0
    ◎「70代の人生」を、ハツラツと充実させる本人生100年時代と考えれば、60代後半以降なんてまだまだ若造!?とはいえ、「自分の人生も、あと何年?」とふと不安になることもあるでしょう。本書は、そんな心配を吹き飛ばす具体的ノウハウが満載!・「健康数値が悪い人」のほうが、じつは長生き?・70歳過ぎたら「肉食男子・肉食女子」になる・70代から「ぐっすり深く眠る」法・「団塊の世代が元気」になれば「日本も元気」になる食事や運動、睡眠といった生活習慣から夫婦関係や心のケアまで、「これからの25年」を楽しく生きるヒントが盛りだくさん。高齢者専門の精神科医として活躍する著者が、わかりやすくアドバイス!

    試し読み

    フォロー
  • 70代で死ぬ人、80代でも元気な人(マガジンハウス新書)
    3.4
    <マガジンハウス新書創刊第2弾> 70歳が人生のターニングポイント! 老化を遠ざける、明日からできる「習慣」と「心がけ」 「〇〇さんが大腸がんの手術をした」「●●くんが脳卒中で倒れた」など、70歳を過ぎると友人知人が大病をしたという話が聞こえてきます。 また、同世代の喪中はがきが届きはじめるのが70代になってからでしょう。「ああ、あいつが旅立ってしまったのか……」と、60代ではあまり意識しなかった「死」をリアルに感じてくるのが70~80という年代です。 これは統計にも表れています。 ガン死亡率は60代と70代では2倍以上増加し、認知症や要介護となると60代と70代では5倍以上増加します。 厚生労働省の「簡易生命表(令和2年)」によると、2020年の日本人の平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳です。男女ともに平均寿命が80歳を越えましたがあくまで平均ですので、男性の場合は半数近くが70代でお亡くなりになる方がいるということになります。つまり、とくに男性は70代が“魔”の時期と言えるのです。 一方で、“魔”の70代を軽々と乗り越え、80歳を過ぎても元気に溌剌と暮らしている方々もたくさんいます。 「70代で死ぬ人、80代でも元気な人」――両者の違いとは、いったい何でしょうか。 本書で詳しくお話ししていきますが、私は「レジリエンス(回復力)」と「免疫力」にそのヒントがあると考えています。 わたしたちの身体には、たとえ病気やケガをした場合であっても自ら回復する力が備わっています。この力を高め、維持することこそが重要であり、健康長寿を伸ばす秘訣なのです。(「まえがき」より) 「元気な80代を迎えるための心がけ」から「老化に負けない生活習慣」「70代、80代の健康学」まで――。 精神科医であり、高年学のオーソリティがお届けする、健康長寿への処方せん! ●「レジリエンス(回復力)」と「免疫力」の低下にご用心 ●「同調圧力」に負けた人から老いていく… ● 若いころのようにいかないことを、逆に面白がる ● 誘われたら二つ返事で乗ってみる ● 夫には夫の、妻には妻の楽しみがあっていい ● ボランティアは「社会のため」より「自分のため」 ●「ランチ巡り」は千円で楽しめる海外旅行 ● 危険なのは、数値が「高い」より「低い」こと etc.
  • 70歳からの感情的にならない生き方
    5.0
    70になったからこそ、メンタルヘルスのケアが大切!若い時の悩みと年を取った時の悩みは、別物です。 『80歳の壁』を大ヒットさせ、高齢者専門の精神科医になってから、およそ35年の著者が、シニア世代に向けて、つい感情的になったり、不安感情に支配されない心の持ち方をお教えします。 第1章 「キレる高齢者」にならないための5か条 第2章 「感情的になる」と起こる高齢者によるトラブル 第3章 「不安感情に支配される」と起こる高齢者によるトラブル 第4章 「認知症が怖くなくなる」ための5か条 第5章 「ヨボヨボ高齢者」にならないための5か条
  • 70歳からのボケない勉強法
    -
    勉強は、あなたの人生を豊かにしてくれる 「最高の道具」です――。 数々のベストセラーを手がけた精神科医が、 何歳になっても知的で若々しく、 そして充実した人生を楽しむための方法を伝授。 --- 私は27歳のときに執筆した『受験は要領』が 大ベストセラーになったおかげで、 これまでたくさんの勉強法の本を出してきました。 多くの受験生を指導して、 「受験の神様」と呼ばれたこともありました。 でも、勉強とはただ試験に合格するためだけのもの ではないと私は思っています。 むしろ、勉強を通じて自分の強みを知り、 工夫できるようになることが 大切なのではないでしょうか。 勉強は自分自身を強くして、 人生の選択肢を増やすものです。 それは何歳になってもかわりません。 私はほかの著書で「健康脳寿命」の重要性を 説きました。 ただ生きているだけの「寿命」ではなく、 自立した生活を送れる「健康寿命」です。 そして、70歳からは「脳の寿命」も大切だと 思うのです。 この「健康脳寿命」を維持するために 忘れてならないのは 「脳にラクをさせないこと」です。 本書では、さまざまな具体的なエピソードを 交えながら、 「健康脳寿命」の維持に欠かせない 「勉強」の方法を紹介しています。 「勉強」には、間違いなく「喜び」があります。 けっして苦しさや辛さばかりを 伴うものではありません。 これまで知らなかった情報や 新しい知識を得るのは、 誰にとっても新鮮で楽しい経験です。 新現役時代はけっこう長い。 だから学んで、勉強して、楽しみましょう。 ボケてしまっては、 もったいないではありませんか。 本書は70歳からの、 つまり新現役時代を楽しむための勉強本です。 豊かな新現役時代を楽しく、 機嫌よく過ごしたいと願う読者の方々の お役に立つならば、 著者としてうれしいかぎりです。
  • 「70歳の壁」を乗りこえる老けない食べ方
    -
    70代こそ美食で脳を刺激しよう! 高齢者専門の精神科医・和田秀樹先生による食の実践マニュアル! 誰しも年を取り、老いていきます。 人生100年時代といわれる現代ですが、どのような「老い方」をしているかは人によってさまざま。 本書では「食」をテーマに、70歳という老後を左右する壁を乗りこえるための栄養素や食材、食べ方の工夫を紹介していきます。 1日3回の食事をとるとすると、単純計算で1年間では1000回以上、 20~30年の余生では2~3万回の食事を行うことになります。 70歳を超えたら、我慢をやめて、自分の食べたいものを食べていい。「おいしい」と思うことで免疫力アップ! 美食を求めて新しいレシピに挑戦したり、外食で見たことのない料理を食べたりすることで、前頭葉を刺激され脳が活性化! 後悔なく、健康に長生きするための食事術が満載の一冊です。
  • 何もしない習慣
    3.8
    疲労に対して対処療法で臨むのはコストパフォーマンスが悪すぎる―― いま多くの人に求められるのは、日常の疲れを、日々自分で変えていく能動的なアクションではないでしょうか。そのためには、まず自分の生活に向き合うことが大切です。いま自分が置かれている現状に「慣れる」ことと、「最適化する」ことはまったく違います(「はじめに」より)。 必要なのは「自分のために休む」習慣! 【目次】 はじめに  「休む」優先順位を上げる 序章 みんな誰もが疲れている時代  第1章 疲れたから休むのではなく、疲れないように休む 第2章 休むことを「習慣」にする 第3章 ワーク・ライフ・ブレンド時代に「完全に休む」睡眠を手に入れる 第4章 なにもしない習慣の続け方 第5章 上手に休めば人生はうまくいく おわりに 異なるトリセツを尊重し合える、豊かな社会へ ※第3章対談 穂積桜氏(産業医、精神科医)
  • 何者かになりたい
    3.8
    「自分」に満足できないのは、なぜ? 〈承認欲求〉〈所属欲求〉〈SNS〉〈学校・会社〉〈恋愛・結婚〉〈地方・東京〉〈親子関係〉〈老い〉 アイデンティティに悩める私たちの人生、その傾向と対策。 「何者かになりたい」 多くの人々がこの欲望を抱え、それになれたり、なれなかったりしている。 そして、モラトリアムの長期化に伴い、この問題は高齢化し、社会の様々な面に根を張るようになった。 私たちにつきまとう「何者問題」と、どうすればうまく付き合えるのか。 人と社会を見つめ続ける精神科医が読み解く。 【目次】 はじめに 第1章 承認されると「何者か」になれる? 第2章 つながりが「何者か」にしてくれる? 第3章 アイデンティティと何者問題 第4章 恋愛・結婚と何者問題 第5章 子ども時代の何者問題 第6章 大人になってからの何者問題 補論 何者問題への処方箋 おわりに
  • 何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから
    4.1
    何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから。医学的根拠のないダイエットに踊らされる“ダイエット難民”からは卒業!精神科医が教える「脳で痩せる方法論」 【本書の構成】 第1章 空腹感を脳で認識する「空腹感」が唯一の食事ゴーサイン/本当の美味しさを知る/空腹感を我慢しすぎない 第2章 何を食べるべきかを脳で知る 色で食べるものを選ぶ/バランスのいい食事は太らない/酒か炭水化物かを二者択一 第3章 脳も喜ぶ正しい食べ方 低糖質ダイエットは午後からが正解/食事は20分以上30分以内/「リッチ美食」でストレスは解消 第4章 正しく脳を使えば必ず痩せる ストレスを感じたら即眠る/痩せるために運動はしてはいけない/人生が楽しければ太らない 自身も元は肥満だった著書が、精神科医としての見地とストレスなくスリムでいる人たちの生活習慣の分析から導き出し、体系化した方法論を全4章、12のメソッドにわけて解説します。
  • 悩み方の作法
    3.6
    【「答えのない時代」を上手に生きるには?】 仕事のやり方や人付き合いにも「上手・下手」があるように、悩みにも、自分の成長や、周囲の幸福につながる「上手な悩み方」もあるし、よい方向に向かうことができない「下手な悩み方」もあります。 まじめで、完璧主義的な人が多い日本人は、上手に悩めているときには、すばらしく生産的で創造的になれる反面、マイナスの回路に入ってしまうと、ひとつの悩みにとらわれがちでもあります。 先行き不透明な今の時代、意識して上手に悩むようにしていかないと、くよくよと悩んでばかりになってしまうかもしれません。 「私自身もくよくよと悩みがちな完全主義者タイプだった」という精神科医・和田秀樹先生が「なぜ、悩みにとらわれてしまうのか」「どうすれば建設的に悩めるようになるのか」を語ります。 「答えのない時代」を生き抜くための考え方・動き方が手に入る1冊です。

    試し読み

    フォロー
  • 悩みの9割は歩けば消える
    4.0
    不安、怒り、イライラを感じるとき、問題の解決策が浮かばないとき、ほんの数分歩くだけでも気分が晴れたり、「こうすればいいのか」と思いついた、という経験は誰でもしているだろう。歩くとなぜスッキリするのだろう? 精神科医で禅僧の著者が、脳、心、体、マインドフルネスといった様々な角度から、科学的なエビデンスと禅の考え方をベースに「歩く」に光をあてる。
  • 「なるほど!」とわかる マンガはじめての嘘の心理学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★ダントツの面白さ太鼓判!★★ 人はどうして嘘をつくのか? なぜ嘘に騙されるのか・・・? 誰もが知りたい「嘘」のメカニズム、ユーモアのあるマンガとわかりやすい説明でていねいに解説しています! 監修は心理学シリーズでおなじみの精神科医、ゆうき ゆう先生です!! 【目次】 PART1 人はこうして嘘をつくようになる PART2 世の中は嘘であふれている PART3 自分を変えるための嘘 PART4 嘘にだまされる人の心理 PART5 深層心理に潜む嘘の見抜き方 PART6 脳は嘘をつく PART7 嘘がとりもつ人間関係の心理 PART8 恋愛を成就させる嘘の心理テクニック <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※目次ページでは、該当ページの数字部分をタップしていただくと、すぐのそのページに移動することができます。なお、さくいん並びに本文中に参照ページがある場合及び【立ち読み版】からは移動できませんので、ご注意ください。また閲覧するEPUBビューアによっては正常に動作しない場合があります。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 逃げたっていいじゃない
    3.4
    逃げたっていい。 いや、逃げなきゃいけないときもある。 そして、逃げればたいていのことは解決する。 精神科医で「逃げの達人」が教える 香山流“逃げ方のコツ” バブル以降の閉塞感あふれる現代社会の闇から 逃げ遅れて心を病む人、自殺したりする人が後を絶たない。 こうした不幸をなくすためには、兎にも角にも逃げることだ。 人間関係だけにとどまらず、SNSなどで流される噂、 同調圧力、他者の目が気になるルッキズム、 現代人が直面するさまざまな「圧力」から 軽やかに逃げる生き方を提案する。

    試し読み

    フォロー
  • 逃げ出した死体
    -
    死体がスタコラ、逃げ出した!? 殺人現場に哺乳瓶!? 三流タレント小泉譲二は、事故後の手術で、なぜか突然変異を起こし、特異な推理力に目覚める。記憶喪失に悩みつつも〃にわか名探偵〃ぶりを披露、奇妙な謎に挑む。ワトスン役の美人精神科医とのからみに、ルンペン刑事が割り込んで、混線推理合戦のユーモア本格ミステリー!
  • 二度目の審判
    値引きあり
    -
    迷路の男を探せ――殺害された「犯人」が残した不可解なメッセージ。深層心理をえぐる法精神科医は事件の闇にのみこまれていく。 18歳の夏、父は死刑執行された。一部始終を目の当たりにしたケイトリンは、自白を強要された人々を冤罪から救うために法精神科医となった。ある日、父の弁護士だった人物から協力を頼まれ、殺人事件の容疑者クレイマーと面談する。無実を訴えてはいるが彼が異常者であることは間違いない。依頼を断ろうとした矢先、眼前でクレイマーが殺された。最期に謎めいた台詞を残して――。
  • 日本人のための音楽療法
    -
    1巻836円 (税込)
    「音楽療法」という言葉をご存じですか。 「音楽が心身の病気の治療やリハビリテーションに役立つ」といった話が マスコミに数多く取り上げられたこともあり、一度は耳にしたことのある方も多いことでしょう。 欧米では第二次世界大戦における傷病兵たちのケアに音楽が用いられたことをきっかけに発展し、専門家団体による養成制度もあるといいます。 日本でも平成13(2001)年には「日本音楽療法学会」が設立され、 同学会認定の「音楽療法士」の数は既に欧米を超え、多くの高齢者施設や精神科を持つ病院・クリニックで実施されるようになりました。 その一方で、高齢患者さんを中心に 「音楽療法は子供の歌ばかりで行きたくない」「音程が合わないとかずれるとか、ばかり言われる」などの声もよく耳にします。 本書では、精神科医であり、日本音楽や民俗音楽に造詣の深い著者が、 フィールドワークや自身の病院での実践により確立した音楽療法のエッセンスに触れていきます。 日本人が古くから好んできた「もののね」「つくり歌」「歌舞い」「流し」などに共通した音や音楽の傾向を手がかりに、 患者さんの本音を引き出し、喜んでもらえる音楽療法をご紹介します。

    試し読み

    フォロー
  • 日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見
    3.7
    私たちは、米より先に大麻をつくっていた。 1.名称 2.歴史 3.農 4.衣 5.宗教 6.文化 7.食 8.薬 9.模様 10.法 10のキーワードから解き明かす、とある植物の数奇な物語 〈特別寄稿〉 宮台真司/亀石倫子/松本俊彦/佐久間裕美子/新垣実/リーバイ・ストラウス ジャパン 大麻。この植物は、日本では「違法な薬物」というイメージが強い一方、海外では医療品・嗜好品・新素材として再評価・解禁され、「グリーンラッシュ」と呼ばれるほどの経済効果をもたらしている。 しかし、日本において大麻は「稲作より早くから栽培され、衣食住に用いられてきた農作物」だったという事実は、あまり知られていない。ほんの70年ほど前まで、大麻は日本人にとって非常に身近な存在だったのである。 本書では、「名称」「歴史」「農」「衣」「宗教」「文化」「食」「薬」「模様」「法」といった10の切り口から大麻を捉え直し、その本質を探っていく。また、各界で大麻に関する情報発信を行っている識者の方々からの寄稿も掲載する。 【内容例】 ・日本人は稲作をはじめるはるか昔、12,000年前から大麻を生活に用いていた ・日本の大麻は「繊維型」で、吸引されることなく、主に布や蚊帳や釣り糸、花火の助燃剤などに用いられていた ・戦後、GHQによって日本の大麻は「違法な薬物」として取り締まられた ・「へそくり」とは、元々は大麻の糸のこと ・相撲の「横綱」は、大麻製 ・多くの七味唐辛子には「大麻の種子」が入っている ・『鬼滅の刃』の禰豆子が着ている着物は「大麻の葉の模様」 【目次】 第1章 名称 ・「大麻=違法な薬物」ではない 他 第2章 歴史 ・稲作より古い、日本人との関わり 他 第3章 農 ・大麻農業とは? 他 第4章 衣 ・生活の一部だった大麻布づくり 他 第5章 宗教 ・神道における大麻 他  特別寄稿1 佐久間裕美子さん[ライター] 日本でも大麻は「エッセンシャル」な存在となるか  特別寄稿2 松本俊彦さん[精神科医] 大麻の取り締まりは健康問題であり、政治問題  特別寄稿3 リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社 ヘンプを用いたSDGsへの取り組み 第6章 文化 ・生活文化、伝統文化と大麻 他 第7章 食 ・人類は1万年以上前から、「大麻の種子」を食べていた? 他 第8章 薬 ・漢方薬としての歴史 他 第9章 模様 ・麻の葉模様の誕生 他 第10章 法 ・アメリカの紆余曲折 他  特別寄稿4 亀石倫子さん[弁護士] 大麻は司法こそ取り組むべき問題  特別寄稿5 新垣実さん[日本臨床カンナビノイド学会 理事長] 日本におけるカンナビノイドの可能性  特別寄稿6 宮台真司さん[社会学者] 解放と統治──大麻の二面性と向き合う
  • ニホンという病
    3.9
    解剖学者の養老孟司と精神科医の名越康文という心配性のドクター二人が異次元の角度から日本社会が患う「ニホンという病」を診察、好き勝手にアドバイスを処方する。 2022年冬、春、夏、秋、2023冬と5回に渡って行われた対談をまとめ、新型コロナやウクライナ侵攻といった時事的なテーマから、南海トラフ地震、脳科学、宗教観、自然回帰、多様性、死と再生など、実に30に及ぶ対談テーマをもとに繰り広げられた賢者二人の思考の世界が楽しめる。 一部を紹介すると ・日本社会に内包する問題、本質については (養老)日本人は楽天的に考えて、本質に関わるところは変えなくていいことにしようとしてきたわけです。表層的なところだけを変えてきた。和魂洋才が典型だと思うね。明治維新は政治で動いたからまだいいですよ。戦後(太平洋戦争終結後)は何をしたかっていうと、日常生活を変えちゃったわけですよね。 人間の社会ってそんなややこしいものを理屈で簡単に割り切れるもんじゃない。終戦後、それを割り切れると思ったのがアメリカであり、日本だったわけです。 ・さらに専門家によれば2038年までに来ると言われている南海トラフ地震で、明治維新、太平洋戦争敗戦以来の大転換を迎えるが、 (養老)この国で初めて、政治とか経済じゃなくて、それぞれの人の生き方が問題になってきますね。どういうふうに生きたらいいかって。何といっても、第一に子どものことを考えなきゃいけない。今の時代、子どもがハッピーでないのはハッキリしていますからね。それでなければ、自殺が若い人たちの死因のトップになるなんてあり得ないですよ。80代が元気な世の中っていうんじゃ話にならない。 (名越)これからは生き方自体をなだらかにでも急いで変えていくべきだということです。南海トラフをどうとらえるかは、メディアを通じてもっと多角的に、バラエティ番組なんかで伝えて議論すべきだと思います。 死というものを深刻に考えたくなければ、ライフスタイルを変えていくことが大事だと思います。数年、5年ぐらいの単位で、自分がどこに住むのかとか、どういうことに生きられる時間を溶かしていくか。価値観が変われば日本人のライフスタイルが5年ぐらいで結構変わっている可能性があると思います。 どのテーマでも二人の独自視点で語られて、生き方のヒントがつまった一冊だ。
  • 日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか~児童精神科医の現場報告~
    4.1
    主観的な幸福度が世界最低レベルの日本の子どもたち。何が子どもたちから自信や心の居場所を奪っているのか。QOL調査結果を元に診療や学校現場の豊富な事例を交え考察する。
  • 日本のコミュニケーションを診る~遠慮・建前・気疲れ社会~
    4.3
    「本音と建前の使い分け」「迷惑をかけることを極度に恐れる風潮」「モテ/非モテの区分」「『○○キャラ』という表層的なやりとり」……。日本社会の人間関係は他国と比較して独特な要素が強く、それがメンタルを“病む”一因になることもある。私たちは人付き合いのあり方をどのように変えていけばよいのか。『アニメ療法』著者のイタリア人精神科医が自身の経験と学術的知見をもとに語る、コミュニケーションの処方箋。
  • 庭仕事の真髄
    4.3
    「サンデータイムズ」ベストセラー。タイムズ紙、オブザーバー紙「今年読むべき1冊2020年」に選出。人はなぜ土に触れると癒されるのか。庭仕事は人の心にどのような働きかけをするのか。世界的ガーデンデザイナーを夫にもつ精神科医が、夫とともに庭づくりを始めてガーデニングにめざめ、自然と庭と人間の精神のつながりに気づく。さまざまな研究や実例をもとに、庭仕事で自分を取り戻した人びとの物語を描いた全英ベストセラー。
  • 人間にとって健康とは何か
    3.4
    「病気の原因を探る」理論は時代遅れ、ヒトラーは凄まじく「健康度」の高い人物、「幸福の法則」はほんとうに存在する……現代医療の最先端を俯瞰しながら、「健康」と「幸福」に潜む逆説を鮮やかに読み解く! 近年、医学界では健康についての考え方に大転換が起きている。病気の要因を除去する「疾病生成論」から、健康の要因を支援・強化する「健康生成論」へ。そもそも、そこで人間が「健康」であるとは、いったいどういうことなのか? 本書では、ひきこもり問題の第一人者である斎藤氏が、SOC(首尾一貫感覚)、レジリエンスなど最先端の概念を縦軸に、ヒトラー、ヤンキー、橋下徹、旧日本軍など多彩な例を横軸にして、みたこともない斬新な「健康論」を展開していく。さらに著者は問う。「幸福」は「健康」と深く関係するが、なぜ人は「世界一幸福だ」とはいっても「世界一健康だ」とはいわないのか。その背後に潜む「健康と幸福の逆説」が解けたとき、誰もが驚愕することだろう。気鋭の精神科医が、「健康」と「幸福」の常識を一変させる。内容例:なぜ「心が折れる」という表現は流行したのか/SOC、レジリエンス……「心の健康」を示す尺度とは/SOCの高い人には、よくも悪くも「鈍感さ」がある/ヒトラー、アイヒマンに宿る「健康な狂気」とは/ストーリーを書き換えることなく成功するヤンキーたち/「多様性」の担保が危機的状況の「同期」を防ぐ/「弱いきずな」が地域のレジリエンスを高める/家族システムは単純な因果律では説明できない/幸福をめぐる格言から浮かび上がる六つの分類/幸福の才能とは「あらゆる偶然を必然と感ずる」こと/「フロー体験」と依存症、中毒は区別すべし/仏教こそエビデンスに基づく真の「幸福の科学」?……ほか

    試し読み

    フォロー
  • 認知症 アルツハイマー病・レビー小体病・ピック病がよくわかる本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 妻や夫、親が認知症・アルツハイマー病、レビー小体病、ピック病と診断されたら。困った症状の対応法など、家族のための情報集。 妻や夫、親が認知症・アルツハイマー病と診断されたら、 家族はどうすればよいか。 認知症の権威が懇切丁寧に解説。 最新の治療法はもちろん、困った症状にどう対応すればよいかなど、 家族に寄り添った情報がいっぱい。 【本書の内容】 ●「知ること」が家族と介護を助ける ●認知症を引き起こす病気とその特徴 ●病院で受ける検査と治療の流れ ●認知症の介護のために知っておきたいこと ●認知症の介護 そのポイントと、困った症状に応じた対応のコツ ●自宅でできる介護の基本とコツ ●介護する家族の悩み 広川 慶裕:1984年 京都大学医学部卒業。  精神科医として、認知症やうつ病などの 精神疾患治療に専念。 2014年より、ひろかわクリニック(宇治駅前MCIクリニック)院長  精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、 日本医師会認定産業医
  • 認知症 そのままでいい
    5.0
    日本の人口の4人に1人が高齢者となった現在、高齢者の5人に1人(85歳以上ならほぼ2人に1人)は認知症という状況である。認知症は老いた人の脳に起こる「自然な現象」であり、受容し悲観しないことが、介護する人・される人双方にとって幸せにあるためのスタート地点である。本書では、治らなくていい、と心から思えるように気持ちや見方を切り替え、認知症の人を助け、いたわり、共にできることを、認知症を専門とする精神科医の立場から考える一冊である。
  • 認知症の人の心を知り、「語り出し」を支える ―本当の想いを聴いて、かかわりを変えていくために
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    専門職は認知症の人の心を知り、その想いを聴くことができているだろうか。認知症の人と日々向き合う精神科医が、診察場面のやりとりをふり返り、本人の心情・心理を丁寧にひもといていく。認知症の人にとっての「話をしてもよい相手」になるためのヒントが得られる書。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • 猫コンプレックス母コンプレックス
    -
    母の呪いを猫で解く!? 「融通無碍に出入りするかれらと、深部に居座って出て行かないあのひとと。大人の男の心の中は繊細で滋味豊か。いろいろしんどいものを抱えても、とりあえず長生きしようと思わせてくれました」中島京子(小説家) いくら自分が歳を取っても、たとえ亡くなっていても、消えてなくならない存在をどうするのか。ともに猫好きなエッセイストと精神科医による切実真剣往復書簡。 幼い頃に母を亡くした者は、埋まらない心の空洞を抱えたまま生きなければならないのでしょうか。それもマザコンというのでしょうか。 ――末井昭「母親の変形した投影」 確かに母はわたしが不細工だからとわたしを忌避したりはしませんでした。が、こちらが美しかったら、より本気で愛してくれたのは間違いない。そこが悔しいし悲しい。 ――春日武彦「隣の女」 【目次】 まえがき 末井 昭 書くことがなくなってからが勝負 第1信 末井昭→春日武彦 猫と話す 第2信 春日武彦→末井昭 鼻ちょうちんや巻き舌のこと 第3信 末井昭→春日武彦 夫婦喧嘩は猫も食わないか? 第4信 春日武彦→末井昭 猫の舌 第5信 末井昭→春日武彦 母親の変形した投影 第6信 春日武彦→末井昭 猫嫌い 第7信 末井昭→春日武彦 キー坊の恋、母の恋 第8信 春日武彦→末井昭 隣の女 第9信 末井昭→春日武彦 結核のバリヤー 第10信 春日武彦→末井昭 罪悪感、その他 第11信 末井昭→春日武彦 壊れた母性本能と工場への失望 第12信 春日武彦→末井昭 漫画もどき 第13信 末井昭→春日武彦 野良たちに安泰はない 第14信 春日武彦→末井昭 一家団欒 第15信 末井昭→春日武彦 ラジオ体操と疥癬タヌキと老いた胎児 第16信 春日武彦→末井昭 覆面レスラーと大工の源さん 第17信 末井昭→春日武彦 ねじ曲がったマザコン 第18信 春日武彦→末井昭 母子像と父子像 第19信 末井昭→春日武彦 腹這いのキー坊と顔コンプレックス 第20信 春日武彦→末井昭 今日はいい日、楽しい日 あとがき 春日武彦 罪悪感といかがわしさと
  • 猫に名言
    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    アドラー、そしてユング、フロイトという心理学・精神医学の大家3人の名言と癒される猫の写真集。 【猫と過ごす時間は、決して無駄にならない】 これは、心の世界に初めて深くメスを入れた精神科医ジークムント・フロイトの言葉。 博士は猫に精神科医である自分と同じ資質があることに気づいたのでしょう。 猫は人間に寄り添いながらも、一歩引いた目で私たちを観察しています。それは、 精神科医にも必要な資質。相手とべったりになっ てしまっては、目も曇ってしまいますし、 心を癒すこともできません。 「猫と触れ合うことは、一流の精神科医と語らうようなもの。だから、癒されるのだ」 博士はそう言いたかったのではないでしょうか。 本書は、精神医学の基礎を築いた3人の偉人、フロイト、ユング、 アドラーの名言と、 猫、とりわけ一歩引いた目で私たちを見ている“ソトネコ”の写真で構成されています。 それはフロイト博士の言葉にもあるように、あなたに気づきと安らぎをもたらしてくれると信じているからです。 どのページから開いていただいてもかまいません。きっと、今のあなたの心に響く言葉と猫に出会えるはずです。 (まえがきより)
  • ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと
    3.4
    俺たちはどう死ぬのか? 数えきれぬ患者を診察した元・産婦人科医の精神科医と、数えきれぬ短歌を日々読み続ける歌人。万巻の書物を読んだ二人が、大きなモニターとソファのある精神科医の自宅で、猫を相手に語り尽くす、今考えられるもっとも考えなければならない死と生についてのすべてのこと。 【目次】 序 章 俺たちはどう死ぬのか? 第1章 俺たちは死をどのように経験するのか? 第2章 俺たちは「死に方」に何を見るのか? 第3章 俺たちは「自殺」に何を見るのか? 第4章 俺たちは死を前に後悔するのか? 第5章 俺たちは死にどう備えるのか? 第6章 俺たちは「晩節」を汚すのか? 第7章 俺たちは「変化」を恐れずに死ねるのか? 第8章 俺たちは死を前に「わだかまり」から逃げられるのか? 第9章 俺たちは「死後の世界」に何を見るのか? 第10章 俺たちにとって死は「救い」になるのか? 第11章 俺たちは「他人の死」に何を見るのか? 第12章 俺たちは「動物の死」に何を見るのか? 第13章 俺たちは一生の大半を費やすことになる「仕事」に何を見るか? 終 章 俺たちは、死にどんな「幸福」の形を見るか?
  • ネット依存から子どもを救え
    -
    子どもたちの「ネット依存」が問題になっている。精神医学界では、ギャンブル依存、買い物依存などと同じ依存症のひとつと捉えられ始めており、重度の場合は病気としての治療が必要となる。本書は、ネット依存に悩む子どもや保護者からの現場報告と、日本で数少ないネット依存外来を持つ精神科医による医学的解説で構成。ネットの危険性からいかに子どもたちを守るかを分かりやすく解説し、保護者や学校関係者にも警鐘を鳴らす。

最近チェックした本