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あなたはテレビに殺される。運よく命まで奪われなくとも、見れば見るほど心身の健康と知性が損なわれること間違いなし。「『命を大切に』報道が医療を潰す」「元ヤンキーに教育を語らせる愚」「自殺報道が自殺をつくる」――。精神科医として、教育関係者として、父親としての視点から、テレビが与える甚大な損害について縦横に考察。蔓延する「テレビ的思考」を精神分析してみれば、すべての元凶が見えてきた!
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Posted by ブクログ
テレビの社会的影響は、おおきい。昨今の混沌とした政治状況では、テレビが選挙を周すると言ってもいいほど。そんなテレビが我々にどういう影響を与えてきたのか?筆者は検証する。 医療過誤を非難するあまり、医者がおちおち仕事できない環境を作ってしまっていないか?元ヤンキーの教師を礼賛するあまり、勉強にいそしむ...続きを読むことを無駄なことのように思わせていないか?キー局中心のテレビには、地方の生活目線があるのか? 数年前に書かれたこの論説の事象はさらに深く業界に根を下ろし、いよいよテレビ離れを加速化するように見える。報道面、番組の編成面、社会的な影響を考える面、あらゆる面から、業界自身が変わってゆくべきことを検討してほしい。
・フィンランドではおバカ芸人が出てきてくだらないことを言ったりするバラエティ番組がない。 ・テレビのニュースになるのは、「犬が人間を噛んだ」時でなく、「人間が犬を噛んだ」場合。 ・飲酒運転たたきは田舎いじめ ・報じないほうが良いこと・・・「いじめ自殺」など、過剰な報道が自殺を誘発することは自明...続きを読むであり、WHOには自殺報道ガイドラインというものがあるのに、日本では全然守られていない。 などなど、その昔、テレビばっかり見ていると馬鹿になると言われて育った人間が、今のテレビについていけないのは、こういうことなんだ。よくぞ言ってくれたと、納得できるお話ばかりでした。 (2010/11/30)
テレビは二面性がある。テレビは公共の電波を使用し、多くの国民の情報源である。なので、必然的に信頼してしまう物なのに、その内容はテレビ局側の都合の良い内容になって、それがあたかも世論全体の意見のように流されている。 私達は本当にテレビが伝えてる事が事実なのか、考え直さないといけない。インターネット時代...続きを読むが情報というものを変えてくれる事を信じるばかり。
話題の本なので読んでみました。 内容には賛成。ただ、ものすごくびっくりするような新しい知見や見識が得られた、という感じはないかな・・・。 もともとテレビなんてそんなに信じてなかったし。 テレビを疑ったことのない人は一度読んでみたらいいかな。
学習到達度調査の成績が良いフィンランドにおいて、テレビにバラエティ番組はなく、子供に人気のある番組は、討論番組、ニュース、ドキュメンタリーとのことで、日本とのあまりの違いに驚いた。
テレビの報道姿勢や内容、見せ方に対する批判が綴られています。 第一章では、テレビの医学的に間違った認識と責任性のなさについて。 第二章では、加害者は一方的に悪であり、被害者の過失には触れないことや、事件や事故防止には言及しないことについて。 第三章では、医療に対して過失ばかりを責め立てることについて...続きを読む。 第四章では、学力を蔑ろにするような報道を行い、子どもや親の危機感をなくしてしまうことについて。 第五章では、地方ではなく東京を中心とした報道と、それが政策となった際に地方に及ぼす影響について。 第六章では、自殺については報じるが、自殺の原因となる精神病についての報道は自粛するテレビと、自殺報道の取り扱いについて。 第七章では、高齢化する一方で幼稚化する報道と、老人の誤認イメージについて。 第八章では、テレビの白か黒の二分割思考について。 おおよそこんなところです。 内容は興味深く、2時間足らずで読めるので一読してみては…
「テレビの大罪」4 著者 和田秀樹 出版 新潮社 p77より引用 “医療問題に限らず、実はテレビに出るようなことは統計学的に 見ると少ない、おるいはめったにないことだと考えた方がいいく らいです。” 精神科医である著者による、テレビの問題点を指摘した一冊。 テレビが垂れ流すウソについてからそ...続きを読むれによって引き起こされた 困った事態まで、自らテレビと関わった経験を交えて書かれてい ます。 上記の引用は、医療崩壊が起こった原因としてのテレビ報道の 影響について書かれた章での一文。 今その時に目に入った事を、この世の全てと思ってしまうような 事がないように、しっかりと自分の頭で考えて行動するように気 をつけていきたいものだと思います。 本文中に今までテレビは放送内容を事実上垂れ流しっぱなしに してきた、というようなことが書かれています。最近は劣化しに くいデジタルデータで簡単に大量に映像を残せるので、誰でも保 存しておけるようになって来ました。ダビングに関して著作権が 厳しく言われるのは、自分たちに都合が悪いものが多く残るのを 嫌うためなのかな?と、疑ってしまいそうです。 ーーーーー
最近、テレビや新聞を非難する本が増えてきた。 この本では、その通り、なるほど、本当にそうか、と読んでいて感じた。 思ってもいない問題点を挙げられ、 いかに自分がテレビ漬けにされていたか分かる。 メディア、特にテレビの与える影響力は大きい。 それらをテレビ関係者だけでなく、 視聴者にも自覚していた...続きを読むだきたい。
自身の仕事の関係で、急いで斜め読みをしました。 これまで自分が抱き続けてきたテレビ(番組)に対する不信感とか「曲がってるな」という感想が、著者の専門の切り口と実体験・データを元に爽快に語られました。 ただ、じっくり読んでいませんが「このページ数だけでは論が乱暴ではないかな」と思いました。 それ...続きを読むでも、(仮に多くのテレビ視聴者がテレビの「被害」を受けているとすれば)テレビの罪を明らかにするきっかけとなる議論です。
テレビには積極的な善意はない。 普段、テレビを見ていて感じる違和感が確信になった。かゆいところに手が届いた感じ。
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テレビの大罪
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和田秀樹
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