徳川作品一覧

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  • 黒衣の宰相
    3.8
    家康に取り入り、幕府三百年の土台を作った男 黒衣の宰相と呼ばれた金地院崇伝は、墨染めの衣を身にまとった禅僧でありながら、徳川家康の懐刀として政治に参画した。豊臣家滅亡の切掛となった方広寺鐘銘事件を画策し、武家諸法度、禁中並公家諸法度などの基本法典を起草して徳川二百七十年の平和の礎を築き上げた希代の怪僧の生涯を描いた長篇歴史小説。解説・島内景二
  • 学研まんがNEW日本の伝記 1 織田信長 天下統一をめざした武将
    3.0
    1~6巻1,017~1,018円 (税込)
    [書籍版巻末資料は電子版では未掲載です]天下統一をめざした尾張の戦国武将・織田信長の一生を描いたオールカラーの学習まんが。
  • 脱藩大名・林忠崇の戊辰戦争 徳川のために決起した男
    -
    1巻1,012円 (税込)
    徳川三百年の恩顧に報いて藩主の座を捨て幕末に忠義を尽くした「最後の大名」林忠崇の生涯。 NHK「歴史秘話ヒストリア」に著者が出演! 林忠崇はわずか一万石の大名とはいえ、れっきとした譜代藩の当主であった。その脱藩は、単身いずこともなく姿を消す、といった忍びやかなものではまったくなかった。家老以下おもだった家来たちと連れ立ち、領民たちに見送られて陣屋を立ち去る、という威風堂々たるものであった。 一体なぜ林忠崇は、藩主みずから脱藩するという破天荒な行動に出たのか。忠崇はその後なにをし、どのような人生を歩んだのか。その藩は、藩主がいなくなってしまったあとどうなったのか。(「はじめに」より) 本書は、二〇〇〇年に中央公論新社から刊行された『脱藩大名の戊辰戦争』を改題したものです。
  • 歴史のIF
    3.9
    歴史通がはまった! ロングセラー『空白の日本史』に続く、第2弾! もし、あのとき、こうだったら? 日本史の「仮定」を解く! 些細な出来事が、後の世情を大きく変える転換点に! 【日本史、とくに日本中世・鎌倉、室町、戦国、関ヶ原好きにはたまらない1冊! 】 もしも、 ・石橋山で、梶原景時が「源頼朝を見つけたぞ! 」と叫んでいたら ・鎌倉武士たちに教養があったら ・足利尊氏が大好きな後醍醐天皇に反逆しなかったら ・畠山持国が、男としての自信にあふれていたら ・浅井長政が織田信長を裏切らなかったら ・本能寺の変のとき、織田信忠が逃げていたら ・豊臣秀頼が女の子だったら ・上杉軍が退却していく徳川軍の背中を襲ったら ・毛利輝元が大坂城に籠城したら 日本史はどうなっていたか!
  • 土 地球最後のナゾ~100億人を養う土壌を求めて~
    4.4
    「土」を掘るのを仕事にしている。こう言うと、何を好き好んで土なんて掘っているのかと思われるかもしれない。家や道をつくるためでもなければ、徳川埋蔵金を捜すためでも……ない。100億人を養ってくれる、肥沃な土を探すためだ。(「まえがき」を一部改変) 世界の土はたったの12種類。しかし「肥沃な土」はどこにある? そもそも土とは一体何なのか? 泥にまみれて地球を巡った研究者の、汗と涙がにじむ一綴りの宝の地図。
  • 遺恨の刃:義に奔る剣
    -
    この物語は前作「遺恨の刃 番外紅白試合」の続編だが、時代背景は変わり、前作とはかなり趣の異なる作品になった。ただ、前作をご存じない方のために、ここに至る経緯を盛り込んだので、独立した作品としてお読みいただいても差支えはないと思う。 前作で武士の一分を立てた主人公は、戊辰戦争が始まると、徳川方として藩兵を率い、旧幕軍と合流して戦塵の中を駆け巡る。錦旗を押し立てた新政府軍に外様大名はおろか親藩、譜代大名まで続々と恭順する中で、藩兵を外征させてまで徳川家を守ろうとした藩など史実にはない。諸藩の大多数はお家大事だった。 過去に天下を争った源平の合戦も関ヶ原の合戦も二大勢力の激突だった。それに比べると、戊辰戦争の勢力不均衡は目を覆うばかりだ。徳川幕府二百六十年の太平に慣れ、武士の多くがサラリーマン化し、潔さ、廉恥という魂が薄れたこと、鎖国によって国際情勢にほとんど無知だったこと、貨幣経済の隆盛を横目に米穀経済を中心に据えたままだったこと、などが徳川幕府衰退の原因であろう。(あとがきより) 【著者プロフィール】 秋草 圭介(あきくさ・けいすけ) 1949年 栃木県佐野市生まれ 宇都宮市在住 元新聞記者 武産合氣道会師範八段 居合道無双直伝英信流三段 Eメール:akikusakeisuke@snow.ucatv.ne.jp
  • 徳川幕府の経済政策――その光と影
    4.3
    1巻999円 (税込)
    通史で読み解くからこそ、見えてくるものがある 家康から綱吉の時代は戦後の高度経済成長、新井白石の「正徳の治」は平成のバブル崩壊といったように、江戸時代の経済変動は現代と似ている点が多い。デフレからの脱却に繋がった、吉宗による「享保の改革」の功罪とは。田沼意次の構造改革が成功しなかったのはなぜか……。徳川幕府の経済政策の成功(光)と失敗(影)に学ぶ。 ●第一章 家康の経済戦略“エドノミクス” ●第二章 幕府を揺るがした政治危機と大災害 ●第三章 “元禄バブル”の実相 ●第四章 正徳の治――“バブル”崩壊でデフレ突入 ●第五章 吉宗の「享保の改革」――元祖・リフレ政策 ●第六章 田沼時代の真実――成長戦略と構造改革の試み ●第七章 「寛政の改革」――超緊縮で危機の乗り切りを図るが…… ●第八章 「化政バブル」――“最後の好景気” ●第九章 「天保の改革」――“最後の改革”だったが…… ●第十章 幕府崩壊と近代化の足音
  • 徳川家・松平家の51人 家康が築いた最強一族の興亡
    5.0
    吉宗、光圀、慶喜……徳川家康の子孫たちの知られざるエピソードを解説。始祖・松平親氏から宗家16代当主、家達まで波乱の人生に迫る。江戸幕府が長期の天下泰平を実現できた理由に、将軍の継承システムを確立したことと「名字」の活用が挙げられる。家督争いから内紛が起こらないよう継承順位を明確化し、将軍家のスペアを輩出する御三家や御三卿を創設。さらに外様大名にも松平姓の使用を許すという懐柔政策を行った。しかし一族内では、将軍家や御家門を守るため、一人の人物が何度も養子に出されたり、兄弟間の確執が起こったりと様々な葛藤や悲劇も生まれた。本書では始祖・松平親氏から16代当主・徳川家達まで、一族の個性的な人生エピソードを紹介しつつ、巨大な名家の強さに迫る。 (目次)第一章 徳川家康のルーツ・「松平」一族~三河十八松平とは~/第二章 “超”大名にして将軍のスペア・徳川御三家/第三章 御三卿と御家門~徳川宗家の身内、親戚~/第四章 「松平」がいっぱい~外様大名だって「松平」ファミリー!~/第五章 消えた「徳川」「松平」の人々~華麗なる一族の黒歴史~/第六章 その後の「徳川」「松平」一族~戊辰戦争をどう乗り越えたか~ 私が注目したいのは、「徳川」「松平」という名字。家康はこの「徳川」「松平」のブランド力を全国統治に極めて有効に活用したのです。どうですか? 少し、この本の内容に興味をもっていただけましたか? もしよろしければその勢いで、目次をご覧になってみてください。ざっとご覧いただいただけで沢山の「徳川」「松平」の人々が出てくると思います。家康、吉宗、光圀、慶喜というような日本史の授業や時代劇でお馴染みの人もいれば、親氏、頼重、家基のような一般的な知名度の低い人もいます。でも、有名無名にかかわらず一人一人が実に個性的で、大変魅力的なのです。(「はじめに」より)
  • 徳川家康と9つの危機
    4.5
    1巻999円 (税込)
    いま、「徳川家康」像が大きく揺れ動いている! 徳川家康といえば、武田信玄に三方原の戦いで完敗した際、自画像を描かせ、慢心したときの戒めにしたとされる。「顰(しかみ)像」として知られる絵だが、近年、それは後世の作り話との説が出されている。それだけでなく、家康に関する研究は急速に進み、通説が見直されるようになっているのだ。一例を挙げれば、家康の嫡男・松平信康が自害に追い込まれた事件は、織田信長の命令によるものとされてきた。しかし近年では、その事件の背景に、徳川家内部における家臣団の対立があったことが指摘されているのだ。本書はそうした最新の研究動向を交えつつ、桶狭間の戦い、長篠の戦い、伊賀越え、関東移封、関ヶ原合戦など、家康の人生における9つの危機を取り上げ、それらの実相に迫りつつ、家康がそれをいかに乗り越えたかを解説する。そこから浮かび上がる、意外かつ新たな家康像とは――。
  • 江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで
    3.8
    藩の原型は秀吉が作った!? 関ケ原・大坂の陣・幕末の御家生き残り戦略とは? 改易で消えた名門大名……幕藩体制の成り立ちから廃藩置県までを徹底紹介!! 「日本一の藩はどこだ!? 実力格付けランキング」(80頁)を収録。
  • [新装版]徳川吉宗の人間学 時代の変革期におけるリーダーの条件
    -
    いま、なぜ徳川吉宗か──。財政難に苦しめられていた紀州藩を藩政改革で見事に再生。その後、運の強さも手伝って、徳川本家に相続人が絶えたのを契機に八代将軍となる。元禄のバブルに挑み享保の改革を断行。大胆なリストラクチャリングを行った「徳川幕府中興の祖」。情報網を掌握し現状分析能力にすぐれた吉宗こそ、現代に通じるリーダーシップを備えているのではないだろうか。主な内容として、「堪忍の人、吉宗の誕生」「算勘に長けていた異能の将軍」「名君出現の法則」「改革推進を上手にPR」「吉宗は何を目指したか」「吉宗が戦国の世に生まれたら」「調略、智謀に長ける」「常識や前例にとらわれない合理性」など、『大わらんじの男』の津本陽、『小説徳川吉宗』の童門冬二の重厚な人気時代小説家が読み解く、吉宗の手腕と戦略、成功と失敗の真実に迫る対論。
  • るるぶ名古屋'25
    NEW
    -
    ※契約等により、掲載許諾が降りなかった物件および、電子書籍対象外の写真、テキストには一部マスク処理をしております。本書ではP60に掲載の「刀剣乱舞ONLINE」の記事と写真にマスクがございます。 なごやめしをはじめ、定番から最新、穴場情報までバッチリ掲載。 新エリア「魔女の谷」で話題のジブリパーク最新情報は、ボリュームたっぷりの内容で要チェックです。 愛知県生まれ、地元愛あふれる美少年・浮所飛貴さんのなごやめしトークも見逃せません! <主な特集内容> 【巻頭スペシャルインタビュー】浮所飛貴が語る最強なごやめし ・じもと愛 ・なごやめし愛 ・メンバーと食べたいなごやめしはコレ! 【巻頭特集1】最強なごやめし ・味噌カツ・ひつまぶし・手羽先・味噌煮込うどん・きしめん・台湾ラーメン・台湾まぜそば・あんかけスパ・名古屋コーチンえびふりゃ~・天むす・モーニング・レトロ喫茶・小倉トースト・ご当地喫茶・ご指名喫茶めし・個性派チェーン・和菓子処の喫茶・夜のなごやめし・ライブ&スポーツ会場周辺グルメ 【巻頭特集2】おみやげ手帖 定番おやつ・小倉あんスイーツ・おうちでなごやめし 【巻頭特集3】必見スポットへGO! 名古屋城/徳川美術館/徳川園/熱田神宮 【エリア特集】 ・名古屋駅周辺<駅近グルメ/四間道・円頓寺レトロ散歩> ・栄<ランドマークさんぽ/栄ミナミ/SNS映えグルメ/デパ地下スイーツ> ・大須<大須商店街さんぽ/テイクアウトグルメ/名店グルメ> ・おでかけエリア<覚王山/本山/星ヶ丘/有松/岡崎> etc. 【巻末特集人気の遊び場ガイド】 レゴランド®・ジャパン・リゾート・東山動植物園・名古屋港水族館・名古屋市科学館・トヨタ産業技術記念館・ノリタケの森・キリンビール名古屋工場・リニア・鉄道館・ナガシマリゾート・中部国際空港セントレア・あいち航空ミュージアムほか 上記のほか、各エリアの名物グルメ、注目情報も満載です。 【特別付録】ジブリパークへ行こう! ・ジブリパークの基本情報や「ジブリの大倉庫」はもちろん、新エリア「魔女の谷」や「もののけの里」「青春の丘」、「どんどこ森」、「1dayモデルプラン」など徹底的にご紹介。 【掲載エリア】 愛知県、名古屋、名古屋駅周辺、栄、大須、覚王山、本山、星ヶ丘、有松、岡崎 ※この電子書籍は2024年6月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
  • るるぶ愛知 名古屋 知多 三河 瀬戸'25
    完結
    -
    話題の『ジブリパーク』を徹底ガイド!みどころからおみやげ、周辺スポットまで大公開します。 <主な特集内容> 【巻頭特集1】 ジブリパークへ行こう! ・ジブリパークはこんなところです!! ・ジブリパーク新エリア もののけの里/魔女の谷 ・ジブリの大倉庫、青春の丘、どんどこ森 ・ジブリパークを楽しむ8つのコツ 【巻頭特集2】 でら楽しい!エンタメスポット10連発 ・レゴランド・ジャパン・リゾート ・東山動植物園 ・名古屋港水族館 ・名古屋市科学館 ・ナガシマリゾート ・リニア・鉄道館 ・フライト・オブ・ドリームズ ・あいち航空ミュージアム ・ノリタケの森 ・めんたいパークとこなめ 【エリア特集】 ・◆名古屋タウンエリア ・食いまくり!なごやめし ・名古屋城 ・金シャチ横丁 ・徳川美術館&徳川園 ・名駅周辺 絶品スイーツ&グルメ ・マストバイみやげ ・夜景ラウンジ ・栄キタの遊びスポット ・映えるカフェ ・大須さんぽ ・熱田神宮 ・日泰寺周辺のおしゃれスポット巡り ・有松街歩きプラン ◆尾張エリア ・犬山城下町めぐり ・犬山2大テーマパーク 博物館 明治村/野外民族博物館 リトルワールド ・瀬戸で素敵なせともの探し
  • るるぶ静岡 清水 浜名湖 富士山麓 伊豆'24
    完結
    -
    ◎特別付録「ドライブ&タウンMAP」付き <主な特集内容> 【巻頭特集1】 最旬!しずおかTOPICS 1編集部厳選!まだ見ぬ絶景 ・色彩あふれる!カラフル絶景 ・自然のなかに出現!奇跡の絶景 ・激レア!感動のマジックアワー絶景 2大河で話題!家康ゆかりのスポット×3 大河ドラマで大注目の、徳川家康にまつわる今行きたい3スポットをご紹介 ・浜松城 ・駿府城公園 ・久能山東照宮 3人気アニメの舞台へ 「ゆるキャン△」や「ラブライブ!サンシャイン!!」、「ちびまる子ちゃん」の世界を感じられる、モデル地の数々をご紹介! 4今すぐ行きたい!旬旅プラン 全5コース ・世界文化遺産10周年 富士山の絶景ビュー旅 ・ローカル鉄道で浜名湖畔の温泉街へ ・自然美もとめて大井川・寸又峡ドライブ ・いざ話題の地へ、家康ゆかりのスポットめぐり ・爽快!東伊豆 新"テッパン"映えドライブ 【巻頭特集2】絶品!しぞ~かグルメ 1かわいくておいしい!静岡Sweets 茶カフェ&茶スイーツ/フルーツたっぷりスイーツ プリン&かき氷の名店/おみやげ 【エリア特集】 浜松・浜名湖……浜松城/うなぎ/nicoe/はままつフルーツパーク時の栖/舘山寺温泉 日本平・三保・清水……日本平夢テラス/日本平ホテル/久能山東照宮 静岡タウン……ぜっぴんスイーツ 大井川・焼津・掛川……大井川鐵道/寸又峡/掛川城 富士山麓……富士サファリパーク/富士山麓の遊び場/富士山本宮浅間大社/時の栖 伊豆……とれぴち海鮮グルメ/熱海街あるきetc. 上記のほか、各エリアの名物グルメ、注目宿情報も満載です
  • 大人の日帰り旅首都圏秋冬2024
    完結
    -
    【大人の日帰り旅に役立つガイド、トレンド満載!】 大人の好奇心を刺激する、首都圏の近場スポットを紹介する『大人の日帰り旅 首都圏』の2023~2024年“秋冬版”。 気軽に、何度も、日帰りでおでかけする大人のための、必携の1冊です。 本誌掲載の特集 【大人の旬な旅】 ・ワーナー ブラザース スタジオツアー東京・メイキング・オブ・ハリー・ポッター ・牧野富太郎の足跡をたどる 牧野記念庭園 ・東京ディズニーリゾートR40周年アニバーサリー ・徳川家康ゆかりの地へ/特別公開も必見!久能山東照宮/スペーシアXで日光山輪王寺へ/改めて皇居見学 【季節の旬絶景】 ●紅葉 栃木県佐野市 金蔵院参道/茨城県行方市 西蓮寺の大銀杏/群馬県川場村 吉祥寺の猪目窓/箱根美術館 神仙郷/南アルプス・伊奈ヶ湖/さいたま・別所沼公園のメタセコイヤ ●秋の花畑 埼玉県鴻巣市・吹上コスモス畑/新潟・湯沢高原パノラマパーク/南房総・白間津花畑ほか 【大人の街さんぽ】 リノベした新たなショップに注目!日本橋兜町/築地 場外市場と本願寺カフェ/川越 蔵の街てらす/押上・浅草 【おいしい日帰り旅】 那須高原・イタリアン/大洗漁港とれたて生シラス丼/常陸太田・常陸秋そば/湘南茅ヶ崎・酒造の古民家レストラン 【大人の遠足】 熱海・ACAOFORESTから海を望む露天風呂へ/箱根・すすき草原/ラリック美術館HAKONE・EMOA・TERRACE/秩父・雲海絶景/横須賀/猿島探検/奥四万湖のブルーと紅葉/秋川 紅葉の名所で自然と遊ぶ 【コラム】 秋の絶景テラス/ライトアップイベント/日本茶カフェ/花&紅葉の名所
  • 歴史を知る読書
    3.5
    頼山陽の『日本外史』は司馬遼太郎の小説に匹敵するほど面白い本である。一方で偏った読み方をされやすい一冊でもあり、例えば吉田松陰は弟子たちと本書を読む際、平和を築いた徳川の功績を全く無視してしまった。古代のギリシア人著述家プルタルコスが説く「ヘロドトスの悪意」の第三(立派な業績や称賛に値する手柄を省略すること)に当たると言えよう――。歴史学の泰斗が歴史書を読む愉しみや落とし穴を語った上で、青春時代最も感動した作品『留魂録』、美談や偽善では民主主義を守れないことを教える『ギリシア人の物語』、大きな時間枠でエネルギーを考える『エネルギーの人類史』など名著75冊を紹介。 【本書で紹介している本の例】●『エネルギーの人類史』先史から現代へ変遷見渡す ●『Humankind 希望の歴史』小社会では親切で共感力のある人が権力を得る ●『アルファフリー』公平な者は異教徒でも望ましい ●『言志四録』歴史で混沌を乗り切る ●『昭和天皇実録』歴史全体を俯瞰する意義 ●『徳川家康』家康はなぜ「大坂の陣」開戦に踏み切ったのか ●『ギリシア人の物語』美談では守れない民主主義 ●『外交の戦略と志』志の高い外交とは ●『ハイブリッド戦争』宇宙・サイバーを通した挑発や衝突を読み解く
  • 大人のひとり旅 2
    完結
    -
    50代からの旅と暮らしの定期購読マガジン「ノジュール」による「大人のひとり旅」第2弾!本書は、学びや発見のある大人旅の提案をお届けしている「ノジュール」の記事の中から、読者アンケートで人気の高かったテーマ記事を厳選してご紹介。  旅のモデルプランチャートが地図とセットになっているので、記事の通りに辿るだけで、誰でも気軽に「ひとり旅」が実践できます。 城下町や美仏、絶景路線など読者アンケートでも人気の高い旅先のほか、第2弾では「おひとり様向けの京都」「ひとり泊OKの温泉宿」の情報も充実! 誰にも気兼ねなく思い立ったらふらりと出かけられる気軽さと時世が相まって、すっかり定着した「ひとり旅」。ひとり旅ベテランもビギナーも、今すぐ旅に出たくなるプランが目白押しです。 <おもな内容> 【2023年注目のスポットへ】 ・ドラマで注目!花があふれる牧野富太郎のふるさと高知へ ・徳川家康ゆかりの地 出世城・浜松城と城下を歩く 【学びあり、発見あり/テーマのある旅へ】 ・絶景車窓の只見線で訪ねる原風景 奥会津 ・里人が守り継ぐ湖北の美しき観音さん etc. 【おひとり様の京都案内】 ・大人の恋物語『源氏物語』の舞台を訪ねて ・おひとり様でも安心!京割烹の店 etc. 【ひとり泊OK!憧れの温泉宿】 ・パノラマを独りじめ 絶景の宿 ・自分へのご褒美美食の宿 ・ひとりでも行きやすい秘湯の宿 etc. 【掲載エリア】 高知、静岡、長野、福島、福井、滋賀、岐阜、神奈川、京都、山形
  • 大人の日帰り旅 名古屋東海(2024年版)
    完結
    -
    【大人の日帰り旅に役立つガイド!】 雄大な自然、歴史を感じる町並み、旬の味覚や老舗の味…大人になった今だからこそ行ってみたい場所。 名古屋・東海地方を起点に、日帰り旅におすすめのスポットをエリア別でご紹介します! 大人でも楽しめると話題のジブリパークや、ドラマで話題の徳川家康ゆかりの地を巡る旅など 今訪れたいスポットも網羅。旅好きの大人におすすめの1冊です。 【巻頭特集 いま旬のスポットへ】 ●スタジオジブリ作品の世界を体感できるジブリパーク ●徳川家康ゆかりの地 浜松・浜名湖/駿府・日本平/岡崎/関ケ原 【大人の遠足】 志摩/大井川/郡上八幡/南知多/菰野・湯の山/白川郷/松本/琵琶湖/ 足助・香嵐渓/近江八幡/熊川宿/長浜・竹生島/美濃/天龍峡 【大人の街さんぼ】 栄・大須/蒲郡/佐久島/常滑/豊橋 【おいしい日帰り旅】 飛騨牛/越前がに/日間賀島のタコ/伊勢海老/塩尻ワイン/中津川の栗 <コラム> ・旬のグランピング ・夜景&イルミネーション ・御朱印めぐり ・花カレンダー 南知多のひまわり/蒲郡のあじさい/茶臼山の芝桜ほか
  • ココミル日光 鬼怒川(2024年版)
    完結
    -
    日光東照宮をはじめとした世界遺産・日光の社寺のモデルコースや、日光・中禅寺湖周辺のグルメ・スイーツ・おみやげ情報、鬼怒川で泊まりたい風情あふれる温泉宿情報など、日光・鬼怒川を楽しむための心強いお供になる1冊です。 カラフルな格子柄の表紙が目印の、おしゃれかわいいガイドブック。 ココミル(なに見る?どこ見る?ココミル!)。 旅先の「見てほしいところ」を網羅、充実の情報量&掲載物件で旅をサポートします。 【世界遺産・日光の社寺を堪能】 ・日光山内マップと回り方案内 ・日光東照宮での見るべきポイント案内 ・陽明門を飾る緻密なアート作品 ・三猿の秘密をご紹介 ・徳川家光公の墓所・日光山輪王寺案内 ・ご利益満載のパワースポット・二荒山神社でご利益めぐり 【日光市街案内】 ・東照宮~日光駅まで、門前町を歩こう ・憧れのホテル・日光金谷ホテルで贅沢気分を ・日光のクラシックな名建築を見学 【日光グルメとおみやげ】 ・ヘルシーで栄養たっぷり!日光湯葉を食べよう ・風味豊かな日光そば ・優雅な洋館でハイカラな洋食を楽しむ ・参拝後に寄りたいスイーツ自慢のカフェ ・ちょっとリッチなチーズケーキ ・伝統工芸をおみやげに 【日光ドライブ】 ・霧降高原さわやかドライブ 【中禅寺湖・戦場ケ原】 ・中禅寺湖畔を散策 ・中禅寺湖で美食ランチ ・戦場ヶ原・小田代原へ ・中禅寺湖畔の宿 【鬼怒川で個性豊かな温泉とテーマパークへ】 ・鬼怒川温泉街を散策 ・鬼怒川ライン下り&ラフティング ・SL大樹・SL大樹ふたらで鉄道旅行 ・東武ワールドスクウェア&日光江戸村 ・鬼怒川みやげを探そう ・くつろぎ宿でリフレッシュ etc. 【そのほか、便利なページ】 ・交通ガイド ・知っておきたいエトセトラ:そのエリアにまつわる本や映画、祭りやイベントなど、プランニングに役立つ、ちょっとした豆知識まつわる本や映画、祭りやイベントなど、プランニングに役立つ、ちょっとした豆知識 【特別付録】 日光MAP/日光山内おまいりMAP
  • ココミル名古屋(2024年版)
    完結
    5.0
    カラフルな格子柄の表紙が目印の、おしゃれかわいいガイドブック、ココミル(なに見る?どこ見る?ココミル! )。 旅先の「見てほしいところ」を網羅、充実の情報量&掲載物件で旅をサポートします。 便利な地図の付録付きです。 デザイン都市・名古屋は昔から「モノづくり」が盛んな土地。街中にはいろんな伝統とモダンが息づいています。 おしゃれなショップを巡るもよし、名古屋グルメに舌鼓を打つのもよし。 多彩な顔を持つ街並みを、じっくりお散歩してみるのはいかがですか? 【主な特集テーマ】 ・(グルメ)でらうまの「味噌カツ」 ・(グルメ)本場の「手羽先」 ・(グルメ)門外不出の「ひつまぶし」 ・(グルメ)名古屋名物「モーニング」 ・(街歩き)JRセントラルタワーズ/ミッドランドスクエア ・(街歩き)巨大ラビリンス・名駅地下街 ・(街歩き)「四間道」界隈を歴史さんぽ ・(街歩き)名古屋の台所「柳橋中央市場」 ・(観光)豪華絢爛「名古屋城」 (観光)尾張時川家の秘宝が集結「徳川美術館」 ・(栄・大須)生まれ変わった「Hisaya-odori-Park」 ・(注目スポット)アニメの世界に迷い込む「ジブリパーク」 ・(注目スポット)神秘漂う「熱田神社」へ参拝 ・(ひと足のばして)歴史が息づく「城下町・犬山」へ ・(ひと足のばして)「明治村」でタイムトリップ etc 【主な掲載エリア】 名古屋、犬山、明治村、瀬戸、セントレア、有松、常滑 【そのほか、便利なページ】 ・交通ガイド ・知っておきたいエトセトラ:そのエリアにまつわる本や映画、祭りやイベントなど、プランニングに役立つ、ちょっとした豆知識
  • わからないと恥ずかしい小中学校で習った日本史
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 学校を卒業してからむしろ、勉強したくなる。 ふしぎな現象ではあるけれど、誰しも体験した感覚だろう。とくに気になるのが歴史、それも日本史ではなかろうか。 ところが、だ。いざ、もう一度勉強をと思って歴史の本を読んでみると、基本的なことをぜんぜん知らないことに気がつく。 「徳川家康はどんな経緯で天下人になったのか。」 「応仁の乱はなぜ起きたのか。」 「どうして武士が政権を持つようになったのか。」 よく考えてみたら、そんなことを意外に知らない。自分の国の歴史なのに、人物や出来事の名前をなんとなく覚えているだけなのだ。 守護や地頭ってなんだっけ。 豊臣秀吉って、どんなことをした人だったかな。 明治維新ってどうやって起きたんだろう。 これではやはり、日本人の大人としてちょっと恥ずかしいのではないだろうか。 とはいえ、きっちり学び直すのもなかなかにたいへんだ。そこで本書では、小中学校の教科書や、教科書を解説する参考書をヒントに、日本史の流れを簡潔にまとめた。 「ここさえ押さえておけば大丈夫!」という大事な出来事を中心に、それはなぜ起きたのか、誰がどんなことを行ったのか、ひとつの「ストーリー」として理解しやすい内容となっている。 単に用語を暗記していたあの頃とは違って、日本史を物語としてとらえ、もう一度、学び直してみてはどうだろうか。
  • 週刊現代別冊 週刊現代プレミアム 2022 Vol.1 日本史スペシャル 歴史浪漫 日本人はすごかった
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 週刊現代が独自の切り口で探求してきた日本史にまつわるビジュアル企画の集大成。各時代を代表する偉人の人生や歴史の裏側を、徹底した取材と美しい写真を織り交ぜてオールカラーで展開する。 ・徳川家康の子孫とめぐる国宝五城 ・ノンフィクションで楽しむ『鎌倉殿の13人』 ・篤姫、豪姫、千姫、甲斐姫・・・絵巻「日本のお姫様」の研究 ・歩いて楽しむ「応仁の乱」 ・「戦国武将の墓」をたずねる ・「江戸の正月」を見に行く ・「人事」と「出世」の日本史 ・伊藤博文 初代総理大臣の足跡 ・あなたの知らない福澤諭吉 ・大隈重信 明治時代、最も人気のあった男 ・日本の近代を作った男・渋沢栄一の足跡を歩く ・明治・大正 スキャンダル誌が報じた 偉人たちの「性」と「愛」 ・大研究 江戸の大奥 秘密の花園の権力構造
  • 歴史を深ぼり! 日本史を動かした50チーム
    完結
    -
    【本書の特徴】 歴史を動かしたのは「偉人」ではなく「チーム」だった! 日本史の流れや重大なできごとを、それを牽引した「チーム」を切り口に読み解く画期的な一冊が登場しました。 教科書では教えてくれない、偉人に隠れたキーマンや、日本の未来を左右した人間関係など、 「チーム」という切り口だからこそ見えてくるポイントを、イラストや図解を用いてわかりやすく解説します。 紹介するチームは、古代・飛鳥時代から現代までの全50チーム。 それぞれのチームの事績から導かれる「教訓」も漏れなく掲載し、 現代社会のさまざまなシーンと歴史上のできごととの関連を見出すことができます。 ドラマや小説で話題となったできごとや人物も多数掲載! 【掲載チーム例】 ★古代 ・推古天皇の三頭政治 ・聖武天皇と鎮護国家の多国籍チーム ・未曽有の疫病に立ち向かった橘諸兄政権 ・藤原道長一族の繁栄を支えた後宮サロン ★中世 ・武士の世への道を開いた 北条義時と「13人の合議制」 ・東大寺復興を成し遂げた重源のプロジェクトチーム ・足利尊氏と直義の二頭体制 ・変幻自在の織田信長軍団 ★近世 ・超安定政権を築いた徳川家康親子 ・前代未聞の大事業 名古屋城築城プロジェクト ・伝説と化した出版人 蔦屋重三郎の文化人ネットワーク ・徳川慶喜の幕府再建計画チーム ★近代 ・近代国家への道を模索した初期明治政府 ・大日本帝国憲法タスクフォース ・大山巌と日本陸軍 唯一無二のリーダーシップ ・吉田茂内閣と日本復活への道
  • イラストでよくわかる 江戸時代の本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1600年、「天下分け目の戦い」といわれる関ヶ原の戦いで、石田三成の軍勢を破った徳川家康。征夷大将軍に任命されると、その後約260年もの長きにわたる幕府を江戸に開きました。 それまで関東の一田舎に過ぎなかった江戸は、現在の東京にもわずかにその面影を残す城郭都市として大きく変貌を遂げていきます。そして、世界有数の「百万人都市」へ。 こうして日本各地から人が集結した将軍のお膝元・江戸城下には、娯楽や文化が花開きます。 本書では、江戸の生活がより詳細にイメージできるよう、政治体制や社会制度に始まり、庶民の娯楽や食文化までを網羅して紹介しています。 約260年という長い時間の中で醸成された奥深い江戸文化の一端を、そして現代の我々にも通じる人々の想いや価値観を感じていただければ幸いです。
  • 靖國の精神史 日本人の国家意識と守護神思想
    3.0
    なぜ、日本人は、「公のため」に尽くすのか。「祖先や先人たち」を篤く敬うのか。悠久の日本思想を総覧し、日本人の「精神の核心」を解き明かす――。なぜ日本人は「公」のために尽くすのか。その背景には「『公』という他者のために命を捨てることができる人は神である」という覚悟がある。日本人は長い歴史のなかで着実に国家意識を養い高めてきた。とりわけ江戸時代に熟成した「公の再発見」こそが、維新の原動力となり、靖國の思想へと結実してゆく。聖徳太子、国風文化、御成敗式目、伴天連追放令、徳川家康、鈴木正三、山鹿素行、伊藤仁斎、荻生徂徠、新井白石、契沖、本居宣長、会沢正志斎、岡倉天心、柳田國男……。かくも素晴らしき日本思想史を丹念に振り返り、日本人の「精神の核心」に迫る刮目の書。
  • 漫画版 徳川家康 1
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 松平竹千代(のちの徳川家康)が生まれた年、武田信玄は22歳、織田信長は9歳だった。 群雄割拠の戦国時代に、天下統一を目指す武将たち。弱小の松平家にとっての 希望の星・竹千代の身の上は・・・。 剛毅と智謀を駆使して天下を平定、徳川300年の礎を築いた、家康の生涯を描く世紀を超える一大巨編の開幕! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 傾城(けいせい) 徳川家康
    3.0
    岡崎松平家の嫡男・竹千代は、人質として尾張国におかれていたが、人質交換により、三河国へ戻され、今川家監視下の生活となっていた。申楽の師となった観世十郎に手ほどきを受け、今川義元の前で舞うこととなったが――。麗しい少年となった竹千代は、宿命の敵に激しい殺意を抱きながらも裡に秘め、自らの運命を切り拓く! 破格のスケールの歴史小説登場!
  • 伝記小説 ねこねこ日本史 徳川家康天下統一だニャ
    4.0
    大河超えのおもしろさ! 猫でゆる~く家康の生涯が学べちゃう! シリーズ累計150万部「ねこねこ日本史」シリーズ初の伝記小説 竹千代は、まだママのミルクを飲んでウトウトと眠くなってしまう子猫だ。 けれども、実は、この後バージョンアップを繰り返して、 徳川家康になってねこねこ日本を統一することになるすごい猫だ。 バカでかいサルの豊臣秀吉や、かなりやんちゃな猫の織田信長、 それに無敵のキバ軍団猫を率いる武田信玄とも戦国の世を争う大冒険が今、始まる。(小学中級から) 【目次】 第1章 猫の鼻は人の数万倍きく〈織田信長との出会い〉 第2章 猫はかまうと逃げる〈徳川三傑結成!!〉 第3章 猫はさむがり(戦国大名 vs. 徳川四天王) 第4章 猫は高いところが好き〈秀吉との対決の行方!?〉 第5章 興奮した猫をしずめるには?〈関ヶ原の戦い〉 第6章 猫は火が怖い〈大坂冬の陣・夏の陣〉 コラム 松平家のヒミツ/家康三大危機!/徳川四天王とは?     おもな戦国大名の勢力図とおもな戦い     よくわかる!徳川家康年表・登場人物相関図 コラム執筆/福田智弘
  • 徳川家臣団 三河武士総覧 家康を支えた1470人の居住地を地図付きで網羅
    -
    「徳川家臣団」の決定版! 家康を支えた三河武士1470人の住んでいた村から、徳川(松平)家・家康との関わり、一族のエピソード、出世、子孫……まで。三河武士の全容がわかる。 徳川(松平)家の発祥から家康、江戸幕府を支えた徳川家譜代の家臣団。なかでも三河(愛知県東部)出身の三河武士は「三河衆」とも呼ばれ、家康の側近は、この三河武士を中心に構成されていた。 その特長は質実剛健、忠誠心が強く、他国の武将からはそのしつこさから「三河武士はめんどうくさい」といわれる家臣団だった。 徳川家臣を語るにあたって、豊臣秀吉に「どんな宝物を持っているのか」と問われた家康が「これといった秘蔵の品はありません。しかし、私のために命を賭けてくれる武士が五百騎ほど配下におります」と答えたという逸話は有名だ。 本書は『参河志(みかわし)』のほか県史、市町村史、その他の史料などをもとに、家康が「秘蔵の品」いった家臣団、その三河武士を500どころか1470人を所収。 大名にまで出世した者、旗本として取り立てられた者、合戦で討ち死にした者、そして、子孫についても記録を追った。 江戸幕府が編纂した大名・旗本の系図集『寛政重修諸家譜(かんせいちょうしゅうしょかふ)』や幕府創業期を記した『松平記』などの記事の情報をもとに特定できる範囲で系図も付加した。 また、彼ら三河武士たちがどこの村に住んでいたかについても付け加え、人名と地名を紐付けた地図も掲載。三河武士の全容をまとめた一冊!
  • 100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ366 徳川家康完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 注目の2023年NHK大河ドラマ 『どうする家康』が千倍面白くなる! 世界一わかりやすい徳川家康120%ガイド 人気の戦国オールスターズが勢揃い! 彼らに囲まれ、その時、家康は「どうする!?」「どうした!?」 アンチ家康派も知れば好きになる家康の目的とは? 本書は、徳川家康の生まれた戦国時代から神となった没後までを、 そのとき家康が、どうピンチを乗り越えたかを歴史の流れに沿って解説した 大河ドラマ『どうする家康』の副読本。 「時代背景・地政学・人物・対立関係・出来事・通説・新説」など、 全方位から解説し、より戦国時代が面白く理解が深められる一冊。
  • 徳川家康の決断 桶狭間から関ヶ原、大坂の陣まで10の選択
    3.5
    戦国乱世を勝ち抜き、天下を制した徳川家康。だが、その道のりは平坦ではなかった。今川・織田の両雄に挟まれた弱小勢力として出発し、とりわけ前半生の苦悩は色濃い。正妻と嫡男信康を喪い、重臣の離反も経験する。武田信玄、羽柴秀吉らと鎬を削り、手痛い誤りも犯したが、運も味方にして幾多の難局を切り抜けた。三方原の合戦、本能寺の変、関ヶ原の合戦、大坂の陣ほか、家康が迫られた10の選択を軸に波瀾の生涯を描く。
  • 徳川家臣団の系図
    3.0
    徳川家康の近親と松平一族、三河譜代の家老、一般家臣、三河国衆、三河以外の出身者の順に、主要な家臣の系図をひもとく。そこから浮かび上がる人間関係により、徳川家臣団の実態に迫る。家系図多数掲載。
  • 学習まんが 日本の伝記SENGOKU 明智光秀
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小学生も大好きな「日本の戦国時代を生きた武将・姫君たち」の人生を描く、新しい児童向け学習まんがのシリーズが誕生! 「学習まんが 日本の伝記SENGOKU」シリーズの第1弾は、2020年大河ドラマの主人公・明智光秀です! 1582年に起こった有名な「本能寺の変」で、あるじの織田信長をうらぎり、自害においやった光秀は、これまでずっと、「うらぎりもの」「ずるいやつ」というイメージで語られてきました。が、本作では、光秀の、「教養があり、武芸にも秀でた、ひじょうに優秀な武将だった」「城主として治めていた土地の領民たちに、とても慕われていた」「妻や子どもを愛して大切にしていた」などの、プラスの側面もていねいに描いています。【シリーズおよび本作品の特長】◆現代小学生が主人公に共感できる絵柄、キャラクター造形にこだわりました! 親しみやすいまんがで、「歴史」「戦国」の入門書としても最適です。◆監修は人気歴史研究家・河合敦先生。巻末にはQ&A形式で、光秀についての河合先生への質問コーナーもあります。質問内容は、「明智光秀のスゴイところは?」「光秀はどうして本能寺の変をおこしたの?」「光秀が本能寺の変をおこさなかったら歴史はどうなった?」「光秀が生きのびたっていう説があるってほんと?」「光秀が現代に生きていたらどんな仕事が向いている?」などなど、おもしろくて歴史への興味がふくらむものばかり!※電子版には、巻末の「おまけページ あそべる口絵」は収録されていません。
  • まっぷる 名古屋'25
    -
    名古屋旅を楽しむ観光ガイドブックの最新版です。巻頭特集では「なごやめし必食15」を総力取材!ひつまぶし、みそかつ、手羽先、味噌煮込みうどん、きしめん、あんかけスパ、エビフライ、ご当地喫茶モーニングなど盛りだくさん。名古屋城やレゴランド・ジャパン・リゾート、熱田神宮、徳川園、東山動植物園、名古屋港水族館など必見スポットも!巻頭特別付録は、大人気「ジブリパークおでかけガイド」で必携の一冊です。 ※一部コンテンツが収録されていない場合があります。 ※電子書籍版にはデジタル付録「まっぷるリンク」は収録していません。

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  • 早わかり江戸時代 ビジュアル図解でわかる時代の流れ!
    -
    1巻990円 (税込)
    「世界一受けたい授業」の人気講師が、江戸時代の歴史をビジュアルに解説! 江戸時代は、260年以上ものあいだ、大きな戦乱もなく、平和が続いた時代でした。これほど長期間にわたって平和だった時代は、かつてなかったし、これ以後もありません。この間、さまざまな社会システムが整備され、その一部は形を変えて現代まで生き続けています。 しかし、江戸時代を知れば知るほど、いままで常識とされてきたその姿が、いかに一面的であったかを知ることになります。 「江戸時代は海外に門戸を閉ざしていた」 「農民は苦しい生活を強いられた」 「徳川綱吉はひどい将軍だった」 などといわれていましたが、必ずしも事実ではないことがわかってきました。 本書では、江戸時代の大きな流れを、コンパクトな読み切り式で、図解を交えてまとめつつ、常識とされてきた江戸時代の概念をくつがえすような、新しい史実も多数紹介しました。本書を通じて、江戸時代の新たな一面が見えてくることでしょう。 項目数は100以上に及び、図解も豊富で、読みごたえ十分。気になった歴史事件から読み始めることもできますので、高校生、受験生だけでなく、ビジネスマン、熟年層向けの読み物としてもオススメです!
  • ミットフォード日本日記 英国貴族の見た明治
    -
    幕末維新の激動期に外交官として活躍した著者は、明治39年、英国皇族の首席随行員として再び来日。その様子を日記体で綴り、感想を添えて故国へ送った。40年ぶりに見た日本はいかに変わったか。徳川慶喜公、東郷平八郎提督や当時の高官との会見、宮中晩餐会、歌舞伎見物、日本各地での大歓迎の様子、大きく変貌した明治の姿などを生き生きと描き出す。
  • 坂本龍馬
    3.0
    倒幕、大政奉還、新体制というシナリオまで描出しながら、歴史的転換点に立ち会うことなく、わずか33歳で刺客の手に倒れた坂本龍馬。その像はさまざまに伝えられる。民権派やデモクラシーの象徴として、海軍の先駆者として……。しかしはたしてそれらは実像であろうか。御国と皇国、徳川家と天朝など、新旧の価値が交錯する時代の精神を丹念に読み解き、龍馬像の真実に迫る。(講談社学術文庫)
  • 大奥(上)
    -
    咲くのは恋か、裏切りか。フジテレビ系木曜10時ドラマ、5年ぶりに復活を遂げた『大奥』を完全ノベライズ! “愛”をテーマにした『大奥』史上、最も切なくて美しいラブストーリーがいまここに 東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘で皇室の血を引く公家の娘・五十宮倫子。 政略結婚の嫁ぎ先である徳川家治が、先代将軍の死をきっかけに第十代将軍となり、それに伴い、倫子も男子禁制の大奥に渡ることに。 さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図”、大奥を舞台に、倫子は逃れられない運命に翻弄されることになる……。
  • 長篠合戦 鉄砲戦の虚像と実像
    4.0
    電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 一五七五年、織田信長・徳川家康の連合軍と、武田勝頼率いる軍勢が激突した長篠合戦。足軽鉄砲隊の一斉射撃という信長の新戦法により、武田の誇る騎馬隊が潰滅した、画期的な戦いとして知られる。小説や映像で繰り返し描かれるこの鮮烈なイメージは、どのように形作られてきたのか。伝来する合戦図屏風ほか、様々な関連史料を検証し、虚飾に彩られた決戦の実像に迫る。最新研究をふまえて提示する、長篠合戦論の総決算。
  • 15の街道からよむ日本史
    4.0
    「なぜ芭蕉は奥州に旅立ったのか?」  「多くの大名が東海道より中山道を好んだ理由は?」  日本史を紐解いていくと、道、つまり街道を舞台に歴史が生まれる場面に幾度となく遭遇する。そして、歴史が街道を作ることも少なくない。  例えば、東海道は江戸と京都を結ぶ街道という印象が強いが、それは江戸に幕府が開かれてからのイメージに過ぎない。それまで、東海道は幕府が置かれた鎌倉と京都を結ぶ街道としての印象が強かった。しかし、徳川家康が江戸に幕府を置くことで、東海道は江戸と京都を結ぶ街道に変身する。また、我々がイメージする東海道の難所と言えば箱根峠だが、実は箱根峠を越えるルートは、もともとは東海道の本道ではなかった。本道は、足柄峠を越えるルートである足柄路だったのだ。江戸市中にも大量の火山灰が降ったという宝永の富士山の大噴火が本道を箱根路に変更させたことで、地域が変貌していく。  「一度、廃れた熊野古道」  「実は4つあった日光街道」  「将軍の緊急事態を想定していた甲州街道」――  本書は、定評ある歴史研究者が、全国の街道と我々になじみの深い歴史とを重ね合わせ、様々なエピソードと新たな発見ともに綴る歴史ノンフィクションである。
  • まっぷる 静岡 浜名湖・富士山麓・伊豆'24
    -
    静岡県は熱海から浜名湖まで、東西に広く、海あり、山あり、湖ありで、さまざまな魅力がたっぷり。大河ドラマで話題になった「徳川家康」ゆかりの歴史スポットも。また、お茶の観光スポットや、きかんしゃトーマスが走る大井川鐵道、さらにトロッコ列車で北上すれば、感動的な絶景駅も。ひなびた漁港町にオシャレスポットが続々登場したり、注目度も抜群。また、ボリューム満点の漁港めし!どこにも負けない鮮度とコスパです。こんどの旅は、まっぷる持って静岡へ! ※一部コンテンツが収録されていない場合があります。 ※電子書籍版にはデジタル付録「まっぷるリンク」は収録していません。

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  • 妖かしロマンス ~犬を助けたら異世界で目覚めました~ [合本版]
    完結
    5.0
    車に轢かれそうになっている犬をかばい、交通事故に遭ってしまった桃萌。死を覚悟する桃萌だったが、次に目覚めるとそこは見慣れぬお屋敷で、事故の傷はすっかり癒えてしまっていた。戸惑う桃萌の前に現れたのは「徳松」と名乗る見目麗しい青年。「ここは幕府直属の妖御囲場。妖専門の保護施設です――」 聞けば桃萌が助けた犬は化犬で、妖を助けたことで特別に、妖の力で甦ることができたのだという。どうやらこの世界は、江戸の徳川綱吉時代によく似た異世界らしい。元の世界への帰り方が分からない桃萌は当分の間、人間であることを隠して妖御囲場で働くことに。しかし徳松を含め、妖御囲場の妖は人間を嫌っている者ばかり。中でも妖御囲場のナンバー2である生琉は人間をひどく憎んでいた。その憎悪は桃萌にも向けられ……。  ※1~6話をまとめた合本版です。重複購入にお気を付けください。
  • 家康クライシス - 天下人の危機回避術 -
    -
    2023大河ドラマ「どうする家康」がさらに面白くなる! 乱世を生き抜いた“最強”徳川家康の最新研究を踏まえて、その生涯と戦略をわかりやすく紹介。 もうダメだ…を繰り返した徳川家康の戦国サクセス・ストーリー!! 家康の人生は波乱に富んだものです。 生命を失いかねない幾多の苦難が何度も襲ってきたのでした。 大河ドラマのタイトルのように「どうする?」と自問することがあったでしょう。 そして、最終的に家康はそうした困難を突破し、天下人として約二百六十年続いた徳川幕府を開きます。 家康はなぜ天下を取ることができたのか? 家康の人生を描いた本書に答えは記されています。――はじめにより 【目次】 第1章 知られざる血塗られた家康前史 第2章 人質から三河国大名への道のり 第3章 強敵・武田信玄にどう立ち向かったのか? 第4章 主君? 盟友? 織田信長との関係 第5章 天正十年の徳川家康 第6章 ライバル・豊臣秀吉との対決 第7章 “最強”を決めた関ケ原の戦い 第8章 豊臣家を滅ぼし天下統一へ 終章 徳川家康の国づくり
  • 「お金」で読む日本史
    3.0
    歴史の新たな一面を知る――あの偉業も、あの事件も、裏には「お金」があった!日本史にまつわるお金事情を繙く番組「この歴史、おいくら?」の調査データをもとに、新規情報をふんだんに盛り込んで書かれたのが本書である。具体的には、北条政子が買った夢の価格、武田信玄が払った山本勘助のスカウト料、浅野内匠頭と吉良上野介の経済力比較、激安だった徳川吉宗の朝食、勝海舟の曽祖父が購入した旗本株の価格、西南戦争の経済的意義など。現在のお金に換算することで、当時の状況が生々しく迫ってくる。楽しみながら、歴史の新たな一面を知ることができる意欲作。
  • 毛利は残った
    4.0
    関ヶ原の戦いで、西軍の総大将に祭り上げられた毛利輝元。だが敗戦後は、石高を減らされ、財政は破綻寸前の窮地に。そして徳川幕府からの圧力も増すばかり。絶望的な状況から輝元はどう藩を立て直すのか?
  • 蹴れ、彦五郎
    値引きあり
    4.0
    直木賞作家・今村翔吾の凄みあふれる驚愕の初期短編集 今川義元の嫡男今川彦五郎氏真はなぜ名家を没落させたのか― 蹴鞠と歌を何より好んだ戦国武将が天下人に見せた正しき矜持とは? 桶狭間での父義元の急死を受け、彦五郎氏真は駿河今川氏の当主となった。 だが、落日はすぐそこに――家臣だった松平元康(徳川家康)は離反、甲斐武田からも圧迫され、正室である相模北条氏の娘・早川殿とともに転々と落ちゆく日々。 そんな中にも救いはあった。氏真は近江の寺で出会った童子たちの師となり、ある希望を抱く。 しかし無常にも、天下を掌中に納めつつあった織田信長は、氏真と心通わせた子らを叛乱の縁者として殺してしまう。 蹴鞠の名手であり、歌をこよなく愛した男が見せた最後の心意地とは……(「蹴れ、彦五郎」) 表題作のほか、感動の七編を収録。
  • 図解 日本史人物 通説のウソ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史常識は、この数十年で大きく変化した。新史料の発見や新たな史料解釈によって、当たり前だと思われていた通説が否定され、新たな歴史常識が支持を集めるようになっている。特に、歴史上の重要人物の評価は大きく変わり、意外な素顔が明らかになった。 そんな歴史人物の新常識を、図版と大きな文字で解説。「部下から何度も裏切られた織田信長」「短気で怒りやすかった徳川家康」「薩摩藩の下請けだった坂本龍馬」など、この一冊で最新の歴史常識がわかる。
  • 江戸衣装図絵 奥方と町娘たち
    -
    徳川260年の間、江戸の女たちは装うために、チャレンジを続けた。江戸初期の武家婦人の晴れ着は重厚で豪華な衣装。一方、庶民は自分で手作りという時代。やがて、江戸中期になると色彩豊かで優美な世界が町方の富裕層のなかから生まれ出る。そして江戸後期は、「粋」で個性的な時代へと変化する。江戸の女たちの着物、髪形、化粧などを紹介する、服飾カラー大全。見て楽しい、読んで役に立つ。
  • 源氏の血脈 武家の棟梁への道
    3.3
    その後700年におよぶ武家政権を本格的に開始したのは、なぜ源氏だったのか。そしてその地は、なぜ鎌倉だったのか。源氏を「武家の棟梁」に押し上げた4人――源為義・義朝・頼朝・義経の人物像から、日本中世の始まりを描く。 武士は、律令制が乱れた地方社会で自衛のために組織され、草深い東国の武者たちが貴族化した都の平家を滅ぼして武家政権を立てた――こうした通説的理解は、現在では成り立たない。近年の研究では、武士とはそもそも都市的な存在であり、源氏も平氏と同様に軍事貴族として王朝社会での栄達を目指していた。では、京武者・源氏はいかにして地方武士団を統合し、鎌倉に幕府を開くことができたのか。一族不遇の時代、列島各地に拠点を作った祖父為義。京都政界で地位向上に邁進し、挫折した父義朝。高貴な出自による人脈を駆使した頼朝・義経兄弟。河内源氏3代4人の長期戦略は、貴族対武士、東国対京都といった単純な図式を超えたドラマを見せる。 東国武士団の研究に多くの成果を上げてきた著者によれば、源氏こそ「征夷大将軍」「武家の棟梁」たるべきという観念は、源頼朝や足利尊氏、徳川家康らによって作り上げられたものだった。また、為義の父にあたる八幡太郎こと源義家が、武門源氏の始祖として神格化されたのは、のちの北条氏・足利氏が系譜と伝説を捏造したことによるという。文庫化にあたり、「補章」を加筆。〔原本:中央公論新社、2012年刊〕
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 戦国武将の話
    3.0
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「織田信長の桶狭間の戦いの勝利は、奇襲ではなく、徹底した情報収集と天の恵みのおかげだった」「徳川家康は自らの意思で正室と嫡男を殺した」「毛利元就の遺訓、三本の矢は後世の創作」「明智光秀の坂本城天主は安土城天守より早かった」 従来の通説をくつがえす戦国史の新説をたっぷり検証! 日本史の驚くべき史実とともに、人気戦国武将の意外な素顔と実力がわかる! 戦乱の世を苛烈に生き抜いた、個性的で魅力あふれる戦国武将たち。信長、秀吉、家康の三英傑をはじめ、北条早雲、今川義元、武田信玄、上杉謙信、明智光秀、竹中半兵衛、黒田如水……。日本史に名を刻んだ名武将たちの戦いぶりと真実の姿を、近年研究されてきた新説でたっぷりと検証する。三英傑から最強武将として人気の立花宗茂まで、戦国武将52人の魅力が存分にわかる、歴史エンターテインメント図解本。戦国史研究の第一人者、小和田哲男が、先見性、企画力、統率力、実行力、教養、5つのポイントから真の実力を判定する。 小和田哲男/監修 1944年生まれ。静岡大学名誉教授。日本中世史。日本の戦国史研究の第一人。NHK大河ドラマをはじめ、数多くの時代考証や歴史番組での解説を担当。史実に照らし合わせ、わかりやすい言葉で解説している。
  • 家康の遠き道
    -
    関ヶ原の戦いから九年――将軍職を秀忠に譲り、駿府に隠居した家康だが、徳川の天下を磐石にしていくために思いをめぐらせる。諸外国との交易、キリシタン勢力、大阪の豊臣家、戦乱の世を知らない子や孫……不安を数えれば切りがない。齢七十を超えてなお精力的に政治に関わり、いくさ場にも出征。「守勢」に力を注ぐ家康の晩年を描き出した傑作!
  • 神になった日本人 私たちの心の奥に潜むもの
    4.5
    古来、日本人は実在した人物を、死後、神として祀り上げることがあった。空海、安倍晴明、平将門、崇徳院、後醍醐天皇、徳川家康、西郷隆盛、そして名もなき庶民たち――。もちろん、誰でも神になれるわけではない。そこには、特別な「理由」が、また残された人びとが伝える「物語」が必要となる。死後の怨霊が祟るかもしれない、生前の偉業を後世に伝えたい――。11人の「神になった日本人」に託された思いを探りながら、日本人の奥底に流れる精神を摑みだすとしよう。
  • 「水」が教えてくれる東京の微地形の秘密
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 東京の街作りの主役は「湧水」と「川」だった! 神田川、渋谷川、石神井川。もう見えなくなった赤坂川、宇田川、藍染川。微地形を利用して作られた玉川上水。それぞれの川が刻んだ谷と丘の上に注目すると、まったく新しい「水が作った東京の歴史」が見えてくる。谷と丘で何が違うのか? 川が作った微地形、微地形が作った東京を散歩しながら把握しよう。 第一章 江戸城建造の濠と水源 ①東京の地下鉄が地上に顔を出す理由…徳川家康の都市づくりのせいだった ②東京駅は入江の中、銀座は半島だった 中世末期と明治初期の海岸線比較 ③城と町、大土木工事の開始 日本橋方面へと川を大移動 ④内濠建設では半蔵濠に注目 千鳥ヶ淵と桜田濠へのそれぞれの水源とは ⑤地形がいかにも不自然! 御茶ノ水駅付近の神田川は幕府の洪水対策 ⑥明治時代、都心屈指の難工事区間 18年かけて御茶ノ水付近の線路が完成 ⑦外濠造成も二つの川を利用 四ツ谷と赤坂見附の間にある分水界 特集 マイナスの標高と「水」 ⑧東京下町低地の「海面より低い土地」 荒川氾濫では浸水が長期にわたる地も 第二章 川を見下ろす権力の館 ⑨神田川を見下ろす高台 その1 東京一、深山幽谷を感じさせる地 ⑩神田川を見下ろす高台 その2 総理大臣の邸宅が連なる南向きの丘 ⑪神田上水 日本で初めて作られた都市水道 拝まれる対象から疫病神への転落 ⑫小石川・大塚界隈 今はなき、大邸宅にあった池の数々 第三章 複雑な谷が生んだ文化 ⑬古川沿岸、古い地形の台地概説「無秩序に多い坂」に育まれた港区文化 ⑭麻布、六本木、飯倉界隈 丘上の屋敷町と丘下の庶民の町 ⑮古川沿岸低地、麻布十番商店街 都電廃止で衰退から賑わい復活まで ⑯白金、高輪、御殿山、島津山 工場地帯を見下ろす企業家の邸宅群 第四章 廃川跡と江戸の上水道 ⑰渋谷・原宿・新宿御苑 地下に潜った渋谷川を遡って源流部へ ⑱神田川から目黒川、呑川、渋谷川へ 水がないのに清流のある川のからくり ⑲石神井川が王子の台地を突き破った!? 上流を奪われた藍染川、渓谷美の滝野川 ⑳玉川上水 「奇跡の地形」が可能にした江戸の上水道
  • 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略
    4.4
    15世紀以来、スペインやポルトガルはキリスト教布教と一体化した「世界征服事業」を展開。16世紀にはアジアに勢力を広げた。本書は史料を通じて、戦国日本とヨーロッパ列強による虚々実々の駆け引きを描きだす。豊臣秀吉はなぜ朝鮮に出兵したのか、徳川家康はなぜ鎖国へ転じたのか、伊達政宗が遣欧使節を送った狙いとは。そして日本が植民地化されなかった理由は――。日本史と世界史の接点に着目し、数々の謎を解明する。
  • 東大教授がおしえる やばい日本史
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人物を知れば、日本の歴史がざっくりわかる!聖徳太子、紫式部、織田信長、徳川家康、坂本竜馬……日本の歴史を作った「すごい」人は、同じくらい「やばい」人だった!歴史の「表」と「裏」がわかると、おもしろいほど流れがわかり、日本史が好きになる。
  • 生類をめぐる政治――元禄のフォークロア
    4.0
    動物の殺生を禁じ、特に犬の愛護を強いて民衆を苦しめたとされる徳川五代将軍・綱吉。しかしそれは本当に将軍個人の思いつき=愚行にすぎなかったのか。「鉄砲改め」や捨子・捨牛馬の禁止などを含み「生類憐み令」と総称される政策が、当時の社会的要請に応えて発せられたことを論じ、「自然と人間の歴史」のなかで「元禄という時代」の意味を捉え直す。
  • 誰もがその顛末を話したくなる 日本史のネタ全書
    -
    銅鐸が住居跡から発見されないのはなぜ? 桶狭間の戦いのとき秀吉は何をしていた? お城の本丸、二の丸、三の丸の実際の役割は? 大政奉還後の徳川将軍家を待ち受けていたドラマとは?…ほか、日本人が知らない歴史の舞台裏、ぜんぶ見せます!
  • 王政復古 慶応三年十二月九日の政変
    3.7
    徳川幕府の政権奉還ののちも、岩倉具視や西郷隆盛らによる真の朝廷政権樹立の画策が進められた。慶応三年十二月八日、薩摩・土佐藩など五藩士は岩倉邸に集合、翌日のクーデター断行が告げられた。その後、席を朝議の場に移して、激論は九日朝におよぶ。この朝議がはねて間もなく、王政復古の大号令が渙発された。これより戊辰戦争の戦火が立ち昇る。それぞれの思惑を秘めて時代の大転換期に臨んだ人々の動きと、歴史的意義を検証。
  • 天下人の妻のトリセツ 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康 三人の天下人は、妻をどう取り扱ったか?
    -
    【書籍説明】 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三人の天下人は、妻をどう取り扱ったか? 織田信長・徳川家康の二人は、政略結婚により正妻を迎えた。恋愛結婚したのは、豊臣秀吉だけ。 当然、信長も家康も多くの側室を抱え、側室に子供を産ませた。恋愛結婚したはずの秀吉も側室が大勢いた。 信長は天下一統を目前にして謀反を起こされ、妻とともに闘死した。 秀吉は天下一統を成し遂げたかに見えたが、死後、天下分け目の大戦が起きた。 家康は天下一統を成し遂げ、泰平の世の基礎を築いた。 三人の天下人の中で、妻のトリセツを間違えなかったのはだれだろう?
  • 狩場最悪の航海記
    3.0
    徳川綱吉の治世。犬が人間より偉く、武士が腹を切る奇怪な国・日本に上陸した冒険家ガリヴァーは、病に臥せる将軍のため南洋の島へと不死の秘薬を持ち帰る旅に出た。忍者に海賊、恐竜までが暴れ回る旅の果てに明かされる世界の秘密。博覧強記の奇才が、膨大なトリビアと知的たくらみを詰めこんで描ききる! かの名作『ガリヴァー旅行記』からは割愛された幻の冒険記が本書。『高丘親王航海記』『ランゲルハンス島航海記』などの奇想博物冒険記に、『ニンジャスレイヤー』のキッチュさを加えたテクニカラーの一大奇書!
  • 都市計画家(アーバンプランナー) 徳川家康
    -
    【天下人の地形利用術】 江戸の町を知るには、家康が入る以前の江戸を知らなければならない――。 徳川家康が入部するまでの江戸は、武蔵野の辺境の地であったという説がまことしやかに伝わるが、ほんとうに江戸は辺鄙な寒村であったのであろうか。そもそも、そのような未開の荒野であった江戸を、どうして家康は選んだのか。 とかく、従来の研究家が語る江戸の町は、家康が江戸入りしてからの話ばかりで、家康以前の話は、太田道灌が築城したといわれる江戸城が紹介されるくらいである。 じつは、道灌から家康までは100年ほどの空白期間があり、その空白の一世紀、江戸を支配していた人びとがいた。 五代にわたり、戦国乱世の関東を牛耳った北条氏。かれらの存在を抜きにして江戸の発展を語ることはできない。 北条氏は道灌築城後の江戸城を改築し、江戸の地形を巧みに利用して町づくりを進めていた。つまり、近世江戸の原型を築いたのは北条氏だったのである。 家康が入った江戸の町は、未開の地などではなく、天下人となる家康が拠点と定めるに足る魅力十分な土地であった。 家康は北条氏が造った江戸の町をベースにし、日比谷入江を埋め立て、神田山を開削し、河川の流路変更など大胆な町づくりを推し進めていく。 そして、幕府を開いてからおよそ100年後、江戸はパリやロンドンに肩を並べる100万人の大都会に発展する。 本書は都内の発掘事業に長年来たずさわり、関東の歴史を研究してきた著者の目を通して、江戸が世界有数の大都市になっていく秘密を解明してもらう。 地図・写真も豊富に掲載。図からも江戸の歴史がわかる一冊! 〈本書の内容〉 ■第一章 「江戸・東京の下町」の形成 〈一〉東京低地の形成〈二〉江戸前島をめぐる原風景  コラム1 家康が江戸に入ったのはいつ? ■第二章 近世城郭「江戸城」と城下の整備 〈一〉家康の江戸入部と城造り〈二〉関ヶ原以後の天下普請〈三〉大坂夏の陣以後の造営〈四〉灰燼に帰した家康・秀忠・家光の江戸  コラム2 家康の江戸入りは秀吉が勧めた? ■第三章 江戸前島と江戸湊 〈一〉平川の付け替えと日比谷入江〈二〉江戸前島の景観変遷〈三〉五街道の起点となった江戸〈四〉江戸湊の整備  コラム3 家康より先に江戸を整備していた北条氏 ■第四章 利根川東遷事業と江戸の河川改修 〈一〉隅田川の付け替え〈二〉東遷以前の河川と治水〈三〉関東内陸部と太平洋を結ぶ利根川東遷事業〈四〉太日川から江戸川へ〈五〉小名木川・新川の整備  コラム4 天海は江戸を魔術で守ろうとしたのか? 〈著者プロフィール〉 谷口榮(たにぐち・さかえ) 昭和36年(1961)、東京都葛飾区生まれ。国士舘大学文学部卒業後、主に東京東部(東京下町)や旧葛飾郡域をフィールドとして通史的に人々の暮らしや文化、環境の変遷を追及。立正大学・明治大学・國學院大學・和洋女子大学非常勤講師のほか、NHK教育テレビ高校日本史講座を担当。また、NHK「ブラタモリ」荒川・柴又編にも出演。現在は葛飾区産業観光部の学芸員として勤務している。おもな著作として『吾妻鏡事典』(東京堂出版)、共著に『海の日本史 江戸湾』(洋泉社)などがある。最近刊は『千ベロの聖地「立石」物語』(新泉社)。

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  • 江戸の格付事情
    -
    1巻980円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です 【ランキング好きは国民性!】 格付と序列の江戸時代 泰平の世が到来した江戸時代は、新たな生活システム「格付」が浸透していった。令和時代を生きる我々からすると、窮屈な印象を抱きがちだが、秩序を守るためには必要な制度だった。大名よりも身分が高い旗本、領地は多いが身分の低い大大名など、武士の人事にも触れる。現代の名刺代わりとなる「○○守」「△△介」など、武士には様々な格付があった。また、江戸時代後半に大流行した「見立番付」。神社仏閣、グルメ、遊び場、温泉、あるいは仕事に火事と、ありとあらゆるもののランキング。日本人のランキング好きは江戸の昔も今と変わらない。二百有余年の平和が続いた徳川の世に存在した様々な「序列」や「制度」。将軍・大名・侍から町人・遊女まで、江戸を生きる人々を支えたシステム「格付」の基礎知識! 〈本書の内容〉 ■第一章 江戸の格付事情【将軍・大名篇】 〈一〉武士の種類/〈二〉官位とは/〈三〉官職名/〈四〉大名の種類/〈五〉大名の領地/〈六〉大名の序列/〈七〉大名の詰所/〈八〉大名の服装/〈九〉大名屋敷/〈十〉参勤交代/〈十一〉登城風景/〈十二〉江戸城の正月/〈十三〉大老になれる家/〈十四〉徳川家一門衆/〈十五〉御三家vs.御三卿/〈十六〉姫の嫁ぎ先 コラム マウンティングが反映された出世双六 ■第二章 江戸の格付事情【幕臣・陪臣篇】 〈一〉将軍直属の家臣/〈二〉幕臣の給与/〈三〉幕府の役職/〈四〉江戸の警察/〈五〉家来(供)の人数/〈六〉屋敷のスペース/〈七〉大奥のヒエラルキー/〈八〉大名の家来衆/〈九〉武家女性の呼称/〈十〉金で武士を買う コラム 象は果たして官位をもらったのか ■第三章 江戸の格付事情【職業篇】 〈一〉公家/〈二〉医師/〈三〉学者/〈四〉絵師/〈五〉役者/〈六〉力士/〈七〉商家/〈八〉儲かる商売/〈九〉遊女/〈十〉職人/〈十一〉盲人/〈十二〉町人/〈十三〉女性の名前/〈十四〉火消/〈十五〉火事/〈十六〉農地 コラム 江戸の家賃 ■第四章 江戸の格付事情【見立番付篇】 〈一〉見立番付の流行/〈二〉江戸の五つ星/〈三〉菓子屋/〈四〉死後の世界/〈五〉大食い大会の流行/〈六〉人気おかず/〈七〉宿泊施設/〈八〉駕籠と乗物/〈九〉牢屋/〈十〉江戸の名湯/〈十一〉寺社仏閣 コラム 意外や意外な番付 〈プロフィール〉 安藤優一郎(あんどう・ゆういちろう) 歴史家、文学博士。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める。おもな著書に小社刊行『幕末の志士 渋沢栄一』『江戸の給与明細』(監修)をはじめ、『賊軍の将・家康』『お殿様の定年後』(以上、日本経済新聞出版)、『越前福井藩主 松平春嶽』(平凡社新書)、『大名格差』『徳川幕府の資金繰り』(以上、彩図社)、『徳川家康「関東国替え」の真実』(有隣堂)、『大江戸の娯楽裏事情』『江戸の旅行の裏事情』(以上、朝日新書)などがある。最近刊は『大名廃業』(彩図社)。

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  • 江戸の給与明細
    3.5
    1巻980円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【武士と庶民のお金大百科】 いつの世も他人の収入や給料は気になるものだが、江戸時代に生きた人々の収入・給料はどれほどのものだったのか。 上は将軍から下は名もない町人・農民まで、その格差は非常に大きかった。 身分や職業でもまったくちがっていたが、それまでの時代とは異なり、江戸時代に入ると、収入・給料を推定できる文献が数多く残されている。 場合によっては、その明細までわかる場合さえある。 本書は、そんな江戸の給与明細について五つの切り口から迫るものである。 江戸の人々の懐事情をよりよく知ってもらうために、米や土地などの値段を手がかりに、先人たちの給料を現代のお金に換算した。 金1両を12万円と設定したが、江戸時代の物価と現在の物価と比較する場合、何をもって指標とするかでまったくちがう数字が出てしまう問題がある。 さらには、当時は金貨・銀貨・銭貨という三つの貨幣が同時に流通していた複雑な社会であり、正確には推定できない。あくまでも大まかな目安である。 現在の円に換算された金額を知ることで、時代劇を見たり、時代小説を読んだりする際、江戸のお金事情が身近に感じられるだろう。 〈本書の内容〉 ■第一章 江戸時代人のお金事情 ■第二章 有名人の給与明細 ■第三章 武家の財テク ■第四章 才能ある商人 ■第五章 庶民の商才 〈監修者プロフィール〉 安藤 優一郎(あんどう・ゆういちろう) 歴史家、文学博士。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める。おもな著書に小社刊行『幕末の志士 渋沢栄一』をはじめ、『賊軍の将・家康』『お殿様の定年後』(以上、日本経済新聞出版)、『越前福井藩主 松平春嶽』(平凡社新書)、『大名格差』『徳川幕府の資金繰り』(以上、彩図社)、『大江戸の娯楽裏事情』『江戸の旅行の裏事情』(以上、朝日新書)などがある。

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  • 「旧説vs.新説」幕末維新43人
    -
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【龍馬も西郷も松陰も、実は主役ではない。】 最近の研究で大幅に書き換えられつつある新しい幕末人物伝。 歴史現場では新史料の発見から教科書に書かれた常識が疑われ、これを覆す新説が続々と披露されている。 一例を挙げるなら、薩長同盟の締結。 坂本龍馬が薩摩の西郷隆盛と長州の木戸孝允を仲介した倒幕への契機となる重要な出来事で、龍馬の功績のひとつだが、龍馬がこの仲介に深くかかわっていなかったなど、語り尽くされたと思われがちな龍馬ですら続々と真説が登場している。 本書は、そのような新たな龍馬像をはじめ、渋沢栄一や土方歳三をはじめとする、幕末維新の激動期に活躍した43人を多様な勢力から幅広く厳選し、これまで語られてきた姿とは異なる正体をあぶりだすものである。 43人の旧説と新説を比較することで、思いもしなかった新たな英雄像が見えてくるのは、とても興味深い。 〈本書の内容〉 ■第一章「旧説vs.新説」徳川幕府方の人物評 徳川慶喜 天璋院篤姫 井伊直弼 岩瀬忠震 勝海舟 小栗上野介 大鳥圭介 榎本武揚 渋沢栄一 徳川斉昭 松平春嶽 松平容保 河井継之助 西郷頼母 佐久間象山 清河八郎 近藤勇 土方歳三 ■第二章「旧説vs.新説」維新政府方の人物評 鍋嶋閑叟 島津久光 山内容堂 西郷隆盛 大久保利通 小松帯刀 五代友厚 桐野利秋 大村益次郎 吉田松陰 桂小五郎 井上馨 高杉晋作 久坂玄瑞 伊藤博文 武市半平太 岩崎弥太郎 坂本龍馬 板垣退助 吉村虎太郎 中岡慎太郎 江藤新平 大隈重信 岩倉具視 三条実美

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  • 江戸のお勘定
    3.0
    1巻980円 (税込)
    【物価から見える江戸っ子暮らし】 「それって、いくらだい?」 かつての時代劇や時代小説と異なり、現在は商人や料理人など市井に暮らす様々な職業の人が主人公のものが多く見られるようになった。こういった江戸時代を舞台にするストーリーを目や耳にしたさい、江戸っ子たちは何にいくらお金をかけて暮らしていたのだろうかと思ったことはないだろうか。 「長屋の家賃」「寺子屋の学費」といった生活費から「屋台のそば」「居酒屋の飲み代」のような食費に「芝居の入場料」「吉原通い」の娯楽費……。また、一日に三食食べることや、相撲、歌舞伎といった現代でも人気の興行は、この時代に始まっていた。メイド喫茶の先祖というべきものまで登場し、江戸っ子に大人気だった。 本書を読めば、前知識のあるなしにかかわらず、現代とは違った江戸時代の金銭感覚について大いに学べ、楽しむことができる。 江戸っ子たちは、何にいくらかけていたか。 現代の貨幣価値で換算すると、江戸の暮らしがもっと身近に感じられる。江戸の物価を知るのにうってつけの一冊となろう。 〈本書の内容〉 序 章 江戸時代のお金 第一章 江戸のお値段【生活篇】 家賃/水道代/湯屋/髪結/飛脚/駕籠/按摩/歯磨き粉・房楊枝/おしろい・紅/着物/売薬/寺子屋 ほか 第二章 江戸のお勘定【食事篇】 米/そば/すし/ウナギ/てんぷら/カツオ/マグロ/豆腐・納豆/獣肉/居酒屋/酒/枝豆/卵/冷や水/焼き芋/団子/ところてん/甘酒/料理切手 ほか  第三章 江戸のお勘定【娯楽篇】 居合抜き/見世物小屋/芝居/寄席/相撲/瓦版/浮世絵/貸本屋/富札/朝顔・万年青/虫売り/花魁遊び/岡場所遊び ほか 第四章 江戸のお勘定【意外篇】 就活/商売の株/武士の身分/不倫の対価/牢屋の小遣い/元祖会いに行けるアイドル/伊勢神宮での祈祷/排泄物 ほか 第五章 江戸のお勘定【再生篇】 質屋の利息/献残屋/古着屋/古紙回収/古傘買い/鋳掛・焼継ぎ/雪駄・下駄直し ほか 〈本書の特長〉 時代劇や時代小説、古典落語などに出てくる江戸時代のモノの値段。「長屋の家賃」「銭湯の入浴代」「初ガツオの売り値」「吉原で遊ぶお金」にはいくらかかったのか。かけ蕎麦一杯の値段をもとに、現代の円に換算。江戸っ子たちの財布の中を知れば、ドラマや小説がもっと楽しくなる。 〈監修者プロフィール〉 大石学(おおいし・まなぶ) 1953年、東京生まれ。東京学芸大学名誉教授。1982年、筑波大学大学院博士課程単位取得退学。徳川林政史研究所研究員、日本学術振興会奨励研究員、同特別研究員、名城大学助教授。2009年、時代考証学会を設立、現在同会会長。NHK大河ドラマ『新選組!』『篤姫』『龍馬伝』『八重の桜』『西郷どん』の時代考証を担当している。おもな著書に『新しい江戸時代が見えてくる』『時代劇の見方・楽しみ方』『大岡忠相』(以上、吉川弘文館)、『徳川吉宗』(山川出版社)、『地形でわかる東海道五十三次』(朝日新聞出版)、『カラー版&重ね地図 地形と地理でわかる大江戸の謎』 (宝島社新書)、『一冊でわかる戦国時代』『一冊でわかる幕末』(以上、河出書房新社)などがある。最近刊は『今に息づく江戸時代』(吉川弘文館)。

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  • 将軍の日本史
    -
    1巻980円 (税込)
    【武士の歴史700年がわかる! 征夷大将軍総覧】 日本の歴史をひもとくと、時代を貫くひとりのキーマンの存在に気づく。それが「将軍」である。 将軍は、およそ700年間にわたって続く「武士の時代」において、天皇を凌駕する存在であり、日本の歴史そのもの、といってよい。 本書は武士の時代といわれる、約700年にわたって日本の歴史の頂点に立った将軍たちにスポットを当てたものである。武士の棟梁といわれ、教科書でも習う頼朝や家康といった世の中を変えた将軍に目を奪われがちだが、実のところ、立派な人間は少なかった。政治に関心がない、男色に溺れる、敵前逃亡するなど、驚くべきエピソードをもつ将軍たちが数多くおり、とても人間くさい。 本書で鎌倉幕府、室町幕府、江戸幕府で頂点に立った48人の将軍の素顔を知ってほしい。 〈本書の内容〉 ■序 章 将軍を知るための予備知識 ■第一章 【鎌倉幕府篇】源氏将軍の正体 初代・源頼朝 二代・頼家 三代・実朝 四代将軍・藤原頼経 五代・頼嗣 六代・宗尊親王 七代・惟康親王 八代・久明親王 九代・守邦親王   ■第二章 【室町幕府篇】足利将軍の正体 其ノ一 初代・足利尊氏 二代・義詮 三代・義満 四代・義持 五代・義量    ■第三章 【室町幕府篇】足利将軍の正体 其ノ二 六代・義教 七代・義勝 八代・義政 九代・義尚 八代夫人・日野富子 十代・義材 十一代・義澄 十代・義稙 十二代・義晴 十三代・義輝 十四代・義栄 十五代・義昭    ■第四章 【江戸幕府篇】徳川将軍の正体 其ノ一 初代・徳川家康 二代・秀忠 三代・家光 四代・家綱 五代・綱吉    ■第五章 【江戸幕府篇】徳川将軍の正体 其ノ二 六代・家宣 七代・家継 八代・吉宗 九代・家重 十代・家治 十一代・家斉    ■第六章 【江戸幕府篇】徳川将軍の正体 其ノ三 十二代・家慶 十三代・家定 十四代・家茂 十五代・慶喜    ■コラム 将軍になった? なれた? 二人の御曹司/将軍だった後醍醐ブラザース/戦国乱世の将軍候補者/徳川将軍になり損ねた殿様連中壱/徳川将軍になり損ねた殿様連中弐/「最後の将軍」の候補者たち 〈著者プロフィール〉 榎本秋(えのもと・あき) 作家、文芸評論家。1977年、東京都生まれ。書店員、編集者を経て作家事務所・榎本事務所を設立。『戦国軍師入門』(幻冬舎新書)で歴史新書デビュー。新書の代表作に『外様大名40家 「負け組」の処世術』(幻冬舎新書)、『10大戦国大名の実力 「家」から読み解くその真価』(ソフトバンク新書)などがあり、また歴史関連の文庫に『日本坊主列伝』(徳間文庫)がある。

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  • ニッポン名城紀行
    4.0
    【城は今も生きている。日本を代表する31城の「井沢式」攻略法!】 「歴史上、誰もがその名をよく耳にする城にもかかわらず、現在は建物がまったく残っていない城もあれば、当時のままの遺構で世界遺産に登録された城もある。たとえば、本丸が残っていることで有名な高知城。この城は敵からの攻略にも耐えうるような工夫が随所に施されており、そのことが生き残りに成功したと思いがちだが、最も肝心な点は『一度も戦場になっていない』ことである。つまり、令和の今に残っている多くの城は、戦国乱世の戦災に巻き込まれなかった幸運な城なのだ。姫路城や彦根城なども同様である。もっとも、現存するすべての城が平和だったわけでもない。愛知県にある犬山城は、幾度も戦争に巻き込まれながらも炎上せずに残った稀有な例である。さらに言えば、犬山城は徳川幕府が出した軍縮令・一国一城令で破棄される運命もくぐり抜けている。現在、名城と呼ばれる条件は、まさに運不運にあったのだ」 著者の独創と直観による切れ味鋭い歴史・紀行ノンフィクション。北は五稜郭から南は首里城まで、著者が実際に見て歩いて聞いた、日本全国の名城31をユニークな井沢史論で解説。これまで誰も知らなかった名城の秘密が明らかになる。 〈本書の主な内容〉 第一章 蝦夷から信濃をめぐる 五稜郭・弘前城・江戸城・松本城 ほか 第二章 尾張から越前をめぐる 犬山城・名古屋城・金沢城・丸岡城 ほか  第三章 畿内をめぐる     安土城・二条城・大坂城・姫路城 ほか 第四章 山陽・山陰をめぐる  岡山城・備中松山城・津山城・松江城 ほか 第五章 四国をめぐる     丸亀城・高知城・伊予松山城・宇和島城 ほか  第六章 九州・沖縄をめぐる  名護屋城・豊後岡城・熊本城・首里城 ほか 〈著者プロフィール〉 井沢元彦(いざわ・もとひこ) 1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。 TBS入社後、報道局(政治部)記者時代に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞(26歳)。31歳で退社し、以後、執筆活動に専念。独自の歴史観で歴史推理・ノンフィクション分野で活躍。「週刊ポスト」連載の「逆説の日本史」は1200回を超え、現在は近現代史編を連載中。おもな著書に『逆説の日本史』『コミック逆説の日本史』『逆説の世界史』シリーズ(小学館)のほか、『学校では教えてくれない日本史の授業』シリーズ(PHP)、『英傑の日本史』シリーズ(KADOKAWA)などがある。最近刊は、『天皇の日本史』(角川文庫)。執筆以外では、多くのテレビ・ラジオ番組に出演、また、積極的な講演活動を行なっている。2009年4月から大正大学表現学部・種智院大学人文学部で客員教授を務める。

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  • 幕末の志士 渋沢栄一
    -
    【「日本実業界の父」の青春】 新1万円札の顔、2021年大河ドラマ『青天を衝け』の主人公に決定! 「日本の会社王」の原点がここにある!  明治から昭和の時代にかけて日本の経済発展に尽力し、ノーベル平和賞の候補に二度も選ばれた実業家・渋沢栄一。 幕末動乱の時代に尊王攘夷運動に身を投じるが、志士としての夢は破れる。そんな青年が、近代日本最大の経済人になる。 その原点は、なんだったのか……人との出会い、また出会いを生んだ彼の情熱にあった。 本書は、大河ドラマでも描かれる渋沢の青春時代、志士として生きた渋沢の若き日々に着目し、言及する。 【目次】 はじめに 尊王攘夷の志士だった 第一章 倒幕の志が芽生える士魂商才の始まり 第二章 横浜居留地焼き討ちを計画する慷慨組の結成 第三章 一橋慶喜に仕える攘夷実行を迫る 第四章 渡仏中の幕府滅亡慶喜に「官軍」との決戦を迫る 第五章 彰義隊の分裂養子渋沢平九郎の自害 第六章 徳川の遺臣として生きる明治政府に背を向ける おわりに 日本資本主義の父への変身

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  • 天狗争乱
    4.1
    桜田門外の変から4年――守旧派に藩政の実権を握られた水戸尊攘派は農民ら千余名を組織し、筑波山に「天狗勢」を挙兵する。しかし幕府軍の追討を受け、行き場を失った彼らは敬慕する徳川慶喜を頼って京都に上ることを決意。攘夷断行を掲げ、信濃、美濃を粛然と進む天狗勢だが、慶喜に見放された彼らは越前に至って非情な最期を迎える。水戸学に発した尊皇攘夷思想の末路を活写した雄編。

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  • 古地図や写真で楽しむ 大阪歴史トラベル
    完結
    -
    大阪の街の変遷を「タイムトラベル」できる歴史図鑑風のガイドブックが登場! 【本誌の特長】 ★大阪中心部の主なスポットの歴史や街の変遷を、古地図・浮世絵・古写真・絵葉書・イラストMAPなどビジュアルを駆使して解説。古い写真や地図の今昔比較、現代に残る名所旧跡紹介を通じて楽しく学べる、新しいスタイルの歴史図鑑風ガイドブックです。 ★時代別巻頭特集の古地図・復元マップ10数点には、GPS位置情報とオンラインで連動するWEBサービスを付与。現地で誌面のQRコードをスマートフォンなどで読み取ると現在地が表示されるので、古地図と現在の時空を超えたオンライン散歩で「タイムトラベル」してみませんか? 【主な特集】 ◆本書の楽しみ方ガイド ・大阪の歴史をひも解く…歴史年表とMAP早わかり ・昔の大阪をビジュアルで楽しむ…吉田初三郎作「大阪府俯瞰図」 ・本書の古地図オンラインサービスの使い方 ◆時代別タイムトラベル10章 ・先史時代の大阪 ・古墳時代と古代の都 ・中世の戦乱と自治の時代 ・豊臣政権の時代 ・徳川幕府天領の時代 ・上方文化・学問の時代 ・幕末の開港・文明開化の時代 ・産業発展と「大大阪」の時代 ・戦後復興と繁栄の時代 ・平成の大阪を振り返る ◆エリア別タイムトラベル ◎梅田・大阪駅エリア…梅田ステンショこと大阪駅開業/大阪駅前の発展/阪急と阪神/北新地 ◎堂島・中之島・北浜エリア…諸藩蔵屋敷/堂島米市場/中之島公園/大阪市中央公会堂/金融街の北浜、淀屋橋/町人文化の船場 ◎天満・天神エリア…浪華三大橋/大阪天満宮・天神祭/天満青物市場と天神橋筋商店街/大阪造幣局 ◎心斎橋・御堂筋・四ツ橋エリア…心斎橋/大丸心斎橋店と心ブラ/御堂筋・地下鉄建設/四ツ橋界隈 ◎難波千日前・道頓堀エリア…道頓堀の開拓と発展/道頓堀の看板/千日前の賑わい/よしもと・松竹の劇場/なんば駅と南海電鉄 ◎大阪城・上町台地エリア…前期・後期難波京/石山本願寺と石山合戦/豊臣秀吉の築城と城下町/大坂冬の陣・夏の陣/徳川の大坂城/近現代の大阪城/上本町・松屋町筋/四天王寺 ◎新世界・天王寺エリア…第五回内国勧業博覧会/天王寺公園・天王寺動物園/通天閣・新世界/近鉄百貨店・あべのハルカス ◎そのほかのエリア…天保山・大阪港/川口・安治川周辺/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン/百舌鳥古墳群/自治都市・堺/阪堺電車/大阪万国博覧会/太陽の塔 ※この電子書籍は2019年3月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
  • 井伊直虎の城~今川・武田・徳川との城取り合戦~
    値引きあり
    2.0
    「おんな城主 直虎」にまつわる城がわかる。 NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公、井伊直虎は、戦国時代に遠江(現在の静岡県浜松市)に実在した女性。織田信長とほぼ同じ時代を生きた人物で、一族の滅亡の危機を救うべく、女ながら井伊家の当主となり、後に「徳川四天王」として活躍する井伊直政を養育した。 直虎が生きたのは、桶狭間の戦い、長篠・設楽原の戦いなど歴史に残る合戦が多く繰り広げられた時代。直虎の家族・井伊家の男たちは戦乱の世を生き抜くため命がけの戦いに明け暮れた。 この本では、ドラマの舞台となる城を中心に、井伊、今川、武田、徳川にゆかりのある城や砦を写真入りで詳しく紹介。井伊家の物語と城を巡る戦いの醍醐味を伝える。 また、戦国時代の城の特徴や歴史に名高い合戦を、図版を使ってわかりやすく解説し、城や歴史に興味をもち始めた読者にも読みやすい内容となっている。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 英国王室と日本人 ~華麗なるロイヤルファミリーの物語~
    値引きあり
    3.0
    英国王室と日本の深い交流の歴史。 1975年のエリザベス女王の来日の際、女王は「日英の通商関係は、私の先祖である国王ジェームズ一世が将軍徳川家康にあてた手紙をきっかけに始まったことをうれしく思う」とスピーチした。英国王室と日本の関係は深い。 明治維新直後の明治2年には他国に先駆けてビクトリア女王の次男・アルフレッド王子が来日して、英国王室と日本の皇室との国際親善が始まる。2023年、チャールズ国王の戴冠式が行なわれる中、エリザベス女王の来日、ダイアナ妃来日など、日英国際親善の歴史を振り返る。 さらに、スペイン王室から徳川家康に送られた洋時計、オランダ国王から送られた幕末の親書など、欧州各国の王室と日本の交流や、来日する海外からの賓客をもてなす晩餐会などにも触れる。 (底本 2023年4月発売作品)
  • 古地図でわかる!大江戸 まちづくりの不思議と謎
    -
    意外と知らない「大江戸八百八町」の構造に迫る! 慶長8年(1603)、江戸に幕府を開いた徳川家康が江戸城を中心とした本格的な町づくりに着手した。以降、たび重なる「天下普請」によって都市インフラが整備され、「大江戸八百八町」と呼ばれる巨大都市が完成した。その当時の様子を知るよすがとなるのが、江戸時代に制作された古地図である。江戸の街はどのような都市計画によって築かれたのか、人々はどのような生活を営んでいたのか。古地図をもとにして、江戸の町づくりを解説する。 ■古地図でたどる大江戸四〇〇年の街づくり 将軍とその家族が住んだ江戸城、内部はいったいどうなっていた? すべての道は日本橋に通ず! 五街道を掌握して全国を統轄した幕府  徳川幕府の威光を示す? 日本橋に仕掛けられた巧妙なカラクリ  明暦の大火で焼失した天守はなぜ再建されなかった? 世界最大級の都市・江戸、その大半を占めていたのは武家屋敷! 大江戸のメインストリートが不自然に屈曲しているワケ ■古地図でわかるお江戸のしくみとルール 江戸近郊に置かれた宿場町は江戸っ子の遊興の場でもあった!  江戸時代の牢屋敷はお金次第で待遇が変わった!?  江戸のお金は金・銀・銭の三貨制、金座と銀座が江戸経済の中心を担う 街道沿いに刑場が置かれたのは犯罪を事前に防ぐため!  ■古地図で読み解く江戸の暮らし~武士編~ 武家政権のトップとして日本を治めた将軍はどんな生活を送っていた?  将軍の正室が暮らした大奥にはどんな部屋があった?  百万都市の治安を守った町奉行所、しかし勤務実態はかなりブラック!?  幕府の年貢米が収納された浅草御蔵前で巨万の富を築いた札差って何者? ■古地図で読み解く江戸の暮らし~町人編~ 城下町づくりに貢献した御用職人と御用商人  火事と喧嘩は江戸の華! 花形の職業となった町火消 貧民のために設置された無料の病院、しかしその内部は腐敗していた? 江戸の不夜城・新吉原遊廓は「城郭」のような構造をしていた?  「富士塚」に登れば功徳が得られる! 江戸市中に築かれたミニ富士山
  • 群馬・栃木・茨城 くらべてみたら? 「北関東三県」の不思議と謎
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    『都道府県別魅力度ランキング(2018年)』で 42位:群馬県 44位:栃木県 最下位:茨城県 の、 北関東三県の魅力と底力! まとめて読み解けば、思わぬ事実が見えてくる! 他県から見るとだいたい同じ、でもこれら各県に住む人や出身の人からすれば全然違うという、群馬・栃木・茨城の「北関東三県」。それぞれの県の特徴や魅力を、多彩な切り口で比較したり、まとめて地域力を見出してみると、それぞれでキラリと光るもの、連合してわかる凄さが浮き彫りになっていく。 ■目次例 【第1章】ここがすごい!北関東三県が誇る7つのポイント かつて利根川は茨城県を通っていなかった 栃木県のある存在が流れを変えた? 「上毛かるた」だけじゃなかった!ほかの二県にもご当地かるたは存在する 北関東三県の政治力をくらべてみると、なぜか茨城県からは総理大臣が出ていない? 【第2章】意識する? しない? くらしの中で見つけた北関東らしさ 車社会による副産物?もはや名物?根強く残るヤンキー文化と峠に集う走り屋の今 ご当地ファミレスの看板メニューが地元民にこれほど愛されている訳は? ギャンブル好きや怒りっぽいなど、俗にいわれる県民性は、ウソかホントか? 【第3章】北関東カルチャーショック! 文化の類似と差に驚き!? 珍祭・奇祭が目白押し! 北関東のキャラ立ち伝統まつり 都道府県別地域魅力度ランキングの下位を争う北関東がランクアップするためには? あふれ出る地元への愛を歌い上げる!ご当地ソングの頂点ともいえる県民歌 【第4章】地域史から見えてくる北関東のルーツ ぜひともわが県を日本の中枢に!幻となった首都機能移転に変わる新たな野望 いくらなんでも攻められ過ぎでは!? みんな防戦一方の北関東弱小大名たち 徳川ゆかりの地NO.1はどこ?三県に散らばる様々な家康の足跡 【第5章】いつの間にか隣県に! ふしぎな交通や境界線 北関東から都心まで通勤するなら、ストレスなく通えるのはどこまでか? 平野だらけでいつの間にか隣県に!県境がとにかく複雑すぎる「両毛」エリア 走りながら次々と県名が変わる、全国最多の四県またぎの「県」道とは? 【第6章】知れば知るほど面白い北関東トリビア 海辺の合宿所があるってホント?「栃木は海なし県」とは言わせない!
  • ねこねこ日本史でよくわかる 日本のお城
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 NHKアニメ化の「ねこねこ日本史」で全国47都道府県の名城と城主のひみつがわかるフルカラー学習書。豊臣秀吉を出世させた「姫路城」、武田信玄がぶんどった「松本城」、めずらしい天秤やぐらの「彦根城」、有名な徳川将軍が学べる「江戸城」、徳川家康が諸大名につくらせた「名古屋城」、織田信長の夢・まぼろしの天守閣「安土城」、真田幸村が大活躍した「大坂城」と「上田城」、派手好きの伊達政宗が天守閣をつくらなかった「仙台城」などなど、日本各地のお城で起きた事件を大公開!みんなのお家の近くのお城には、どんなエピソードがあるかニャ? ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。
  • 徳川家が見た西郷隆盛の真実
    -
    なぜ、上野公園に西郷隆盛の銅像を建てたのか? なぜ、靖國神社に祀られなかったのか? 維新の立役者・西郷隆盛とはどんな人物だったのか? 徳川家に伝わるエピソードを織り交ぜながら、その実像に迫る。
  • 愛憎の日本史
    3.0
    大河ドラマ『光る君へ』が100倍面白くなる! 史実の裏側に隠されたドロドロの人間模様 情愛、嫉妬、寵愛、慕情…… 歴史を動かしたのは、男女の「欲」! ・天智天皇と弟の天武天皇は、ディープな「三角関係」だった!? ・『源氏物語』の紫式部や『枕草子』の清少納言の役割は恋愛の演出家 ・五十代の平清盛と十八歳の祇王の関係が「愛人」でなく「恋人」だったワケ ・なぜ源頼朝は北条政子を深く愛したのか ・織田信長は女性に対して愛情が薄かった? ・無類のお姫様好きだった豊臣秀吉 ・浜松時代の徳川家康に性欲がなかった可能性 【目次】 第1章 天皇家の「愛」と「憎しみ」 第2章 『源氏物語』の時代は恋愛至上主義 第3章 源頼朝が政子を大切にしたのはなぜか 第4章 戦国時代の英雄と剛毅な妻たち 第5章 「三英傑」の知られざる女性観
  • ねこねこ日本史 戦国武将伝
    -
    1巻968円 (税込)
    大河ドラマの予習復習にぴったり!戦国武将の人生がわかるコミック&戦とお城のひみつ大公開!そにしけんじ先生描きおろし漫画とフルカラー戦国お城マップ付き。 徳川家康 石田三成 伊達政宗 真田幸村 織田信長 豊臣秀吉 武田信玄 上杉謙信 明智光秀 北条氏政 本多忠勝 直江兼続
  • 家康謀殺
    4.5
    天下の簒奪を企む徳川家康は、豊臣家を滅ぼすべく大坂城攻略に乗り出した。出陣の前日、伊賀者の吉蔵は警固隊長から、輿かきの中に刺客が紛れ込んでいると知らされる。大御所様の命は、そなたに懸かっている。吉蔵は紛れ込んだ刺客を見破り、家康を守り抜くことができるのか。桶狭間から大坂の陣まで、手に汗握る情報戦を網羅した、鬼気迫る合戦連作集。悪魔の石を巡る攻防を描いた短編「ルシファー・ストーン」特別収録!
  • 関ケ原合戦 戦国のいちばん長い日
    -
    慶長5年(1600)9月15日、中世から近世へ、豊臣から徳川へ、天下分け目の戦いが行われた。日本列島のすべてを巻き込んだ、この“戦国のいちばん長い日”は、一体どんな一日だったのか。家康の覇権確立への戦略を軸に、武将たちの権力闘争の実態を追究して、さまざまな野望が渦巻く東西両軍の人間模様を描き出す。15万の軍勢の激突を、臨場感を持って再現し、戦国乱世の時代像を24時間に凝縮する、迫真の歴史ドキュメント。
  • 家康の子
    4.5
    偉大な父をいつか超えてみせる――。徳川家康の子の生まれ、11歳で人質として豊臣秀吉の養子となった於義丸は、天下人と父との狭間で、自らの使命を見いだしていく。新田次郎文学賞・中山義秀文学賞受賞作家による、福井藩祖・結城秀康の波瀾万丈の生涯を描く歴史巨編。
  • 江戸の暗号
    -
    天正18(1590)年、江戸に入府した家康は、江戸改造を実施する。その後、秀忠・家光に受け継がれた都市計画は、平安京と異なる「霊的な防衛構造」がいたるところに見られる。本書は、建築構造を専門とする著者が、長年の研究の末、江戸・東京に残された“徳川の仕掛け"を読み解く試みである。平安京と同じく四聖獣を土地に当てはめた「四神相応説」や、富士の気を呼び込むために造られた江戸の「渦巻構造説」などを宗教と地理の観点から検証し、徳川家と怪僧・南光坊天海の真意に迫る。はたして、徳川家が恐れたのは、何だったのか――。江戸の町に隠された謎に迫る。
  • 立花宗茂 戦国「最強」の武将
    3.7
    九州を舞台に活躍した戦国武将、立花宗茂。直接参加した戦では生涯無敗で秀吉も「日本無双」と賞賛を送った。関ヶ原の戦い後に一度は浪人の身になるも、再び徳川家に取り立てられ、ついには旧領復帰を果たす。その波瀾に満ちた人生から「大河切望NO.1」と名高い宗茂の生涯を歴史家・加来氏が独自の視点で描き出す。混沌たる今こそ、日本史最強武将の生涯に学べ!
  • 翻弄 盛親と秀忠
    3.7
    四国統一を成し遂げた偉大な父・元親に愛され、四男ながらも家督を継いだ長宗我部盛親。一方、豊臣の五大老として実質、天下の実権を握る家康を父に持つ徳川秀忠。二人の命運は関ヶ原における勝敗で分かれるも、互いに戦功を上げられぬ屈辱を味わう。それから十余年、運命が再び二人を戦場に連れ戻す――。 戦国の知られざる真実を描く歴史巨篇。 【目次】 第一章 蚊帳の外 第二章 焦燥の急 第三章 後始末 第四章 命運の差 第五章 流動の先 第六章 栄枯盛衰
  • 奥州戦国に相馬奔る
    3.0
    政宗にも、家康にも、大津波にも負けない! 東北の名門・相馬一族 不屈の戦い! 東日本震災10年 『九十三歳の関ヶ原』著者の傑作巨編! みちのくの戦場を駆け 故郷の地を守りぬく闘い! 平将門以来の名門・相馬家の当主となった義胤。自慢の騎馬兵を従え、近隣の敵・伊達政宗の度重なる侵攻にも耐え抜き、厳しい領国経営に奮闘する。関ヶ原後、息子・利胤とともに改易をもくろむ徳川家康の圧力をも切り抜けるが、未曾有の大地震と大津波が二度にわたり襲いかかり――戦国時代を生き抜いた、小国・相馬の不屈の戦いを描く歴史巨編!
  • 東京裏返し 社会学的街歩きガイド
    3.7
    これからの注目は「都心北部」だ! 『都市のドラマトゥルギー』から三〇年以上を経て、社会学者・吉見俊哉の新たな都市論が完成。これまでに東京は三度「占領」されている。一度目は徳川家康、二度目は明治政府、三度目はGHQによって。消された記憶をたどっていくと、そこに見え隠れするのは、日本近代化の父と称される渋沢栄一であった。本書の中核をなすのは、都心北部―上野、秋葉原、本郷、神保町、兜町、湯島、谷中、浅草、王子といったエリアである。これらは三度目の占領以降、周縁化されてきた。しかし今、世界からも注目される都心地域へと成熟している。まさに中心へと「裏返し」されようとしているのだ。詳細地図つきで街歩きガイドとしても最適。○「街を見失わないために、ゆっくり移動することの価値を復権させましょう。エンデが『モモ』のなかで示した時間論を、私たちは東京の街歩きにも活かしましょう。モモの冒険が「灰色の男たち」から人々の時間を取り戻す挑戦であったのと同じように、私たちの街歩きもまた、高度成長期以降の開発主義の東京から、再び人間的時間を取り戻す戦略を含むことになります」――吉見俊哉
  • 歴史の定説100の嘘と誤解【電子限定特典付き】
    3.0
    歴史学者は現実の政治外交を知らない! 歴史の定説や常識についての“異議申し立て”をする目からウロコの100エピソード。 古今東西の世界に通じる鬼才が、世界史から日本史まで幅広い歴史論争に終止符を打つ! ◎『日本書紀』の万世一系が「史実」である証拠 ◎南朝正統説は徳川氏が新田一族だったから ◎本能寺の変をマキャアベリに倣って分析する ◎江戸300藩の大名は愛知県出身者が過半数 ◎日本統治が書き言葉としての朝鮮語を与えた ◎中華人民共和国の国名は日本語からの輸入 ◎ジャンヌ・ダルクは男系男子継承の守護神だ ◎フランス革命の原因はマリー・アントワネット ◎明治憲法は当時の欧州でも超先進的な憲法 ◎ゾルゲに憧れてKGBに志願したプーチン 第1章 日本古代史――古代史に謎などない 第2章 日本中世史――愛と欲望に生きた中世人 第3章 日本戦国史――信長・家康より秀吉 第4章 日本江戸時代――江戸時代礼賛論の死角 第5章 韓国史――韓国は日本の兄という嘘 第6章 中国史――中華思想史観の虚構 第7章 西洋史I(古代・中世)――誤解だらけの西洋史 第8章 西洋史II(近世)――米国独立と仏革命の裏側 第9章 世界と日本の近代史――明治日本の世界史的偉業 第10章 世界と日本の現代史――平成日本の危機と世界史 ※この作品には、電子版限定の特典として、八幡和郎著『世界と日本がわかる最強の世界史』(扶桑社刊)の一部が巻末に収録されています
  • 空白の日本史
    3.7
    その時、実際には何があったのか? 歴史の「穴」を検証する! 建前ではなく、本質がスッキリわかる! ・日本の天皇は、なぜ「キング」ではなく「エンペラー」なのか・実は3セットある「三種の神器」の矛盾点・「神仏分離」の誤認が「廃仏毀釈」へと発展・なぜ、鎌倉時代に貨幣経済が日本で発達したのか・「崇」「徳」……無念な最期を遂げた天皇に贈られた名前・日本で軍事史の研究がタブー視されている理由・「承久の乱の幕府軍は十九万人」が誤りである歴史人口学的な理由・『吾妻鏡』に記されなかった源頼朝と上総介広常の死・「色好み」として知られた和泉式部の奔放な恋愛模様・資料がウソをつくことはあるのか―― 千利休がお金の無心!?・なぜ光圀は、徳川家でありながら「勤皇思想」に傾いたのか…
  • 渋沢栄一 上 算盤篇
    3.9
    新1万円札の肖像画に選ばれた、「日本資本主義の育ての親」渋沢栄一。幕末から明治、大正、昭和へと至る91年の激動の生涯を、博覧強記の才人・鹿島茂が描いた傑作評伝、ついに電子書籍化! 近代日本の「資本主義」をつくりだした渋沢栄一。彼がその経済思想を学んだのは、「産業皇帝」ことナポレオン3世の統べる19世紀フランスからだった。豪農の家に生まれ、尊皇攘夷に燃えた彼は、一転、武士として徳川慶喜に仕えることになり、パリ万博へと派遣される。かの地で渋沢に影響を与えたのが、産業を拡大することで労働者の福利厚生を充実させるという「サン=シモン主義」の思想だった。帰国後、維新政府に迎えられるが、日本に資本主義を興すため、民間人として生きることを選ぶ……波瀾万丈の評伝、その上巻・算盤篇。 「近代日本は、世界に類を見ないほどの幸運に恵まれていたといえる。なんのことかというと、日本の資本主義は、この「損して得取れ」という思想をバトル・ロワイヤルが行われる以前にすでに体得し、血肉化していた渋沢栄一という例外的な人物によって領導され、実に効率よく高度資本主義の段階に入ることができたからである」 (本文より)
  • 戦国武将の選択
    3.7
    いま決めなければ生き残れない! 信長、秀吉、家康、元就、光秀……。彼らはそのとき、何を考えていたのか やわらかな語り口で最新研究を紹介しながら、 通説にも疑問符! 歴史家による実情の読み解きで、 真実の日本史が見えてくる。 《過去に生きる人の意識をつかまえるのはきわめて難しい。(中略)あるときはぼくたちの常識がじゃまになる。でもあるときは常識を活用して史料の読解に当たらねばならない。そうした矛盾を止揚しながら考えを進めていく。要はバランス。バランスが大事なのです。》 (「まえがき」より) 東京大学史料編纂所の教授を務める著者が自らセレクト、解説を施した戦国武将たちの肖像画など、画像64枚を一挙収録。 【主な内容】 まえがき 史料とのつきあいはバランスが大事 第1章 あの兵力差で信長は本当に桶狭間を戦ったか 第2章 「天下統一」という新概念はどう生まれたか 第3章 部下・光秀が「本能寺」を決めた出来事 第4章 「戦国最強の武将」は誰か 第5章 武将たちが残した人生哲学 第6章 執権北条氏、粛清政治の手法――戦国前夜(1) 第7章 「大義名分」がない中世武士の感覚――戦国前夜(2) 第8章 利休は強欲だから秀吉に殺されたのか 第9章 「利休七哲」と徳川大奥 第10章 武将の名から人間関係が見える 第11章 家康と「信康切腹」と「長篠」
  • 書き換えられた明治維新の真実
    -
    テロとポピュリズムによるクーデターという「明治維新」の実像!! 勝者による歴史解釈・薩長史観を排し、真実の明治維新史を読み解く。 これまでの、「開明派」薩長が、「守旧派」幕府を倒し、日本の近代化を成し遂げたという歴史観は、 勝者の側が歪めた歴史解釈である。 列強の植民地化を回避し、日本が急速な近代化を成し得たのは、 実は徳川幕府の功績によるものだ。 「不合理な熱狂」としての明治維新を読み解くことで、 現在の日本が、江戸時代の遺産で形づくられていることがみえてくる。 第一章 近代日本は徳川幕府がつくった 近代日本の基礎をつくったのは、老中首座・阿部正弘の大改革 現在の義務教育につながる教育改革 適切だった幕府の開国政策は、こうして敗北した 倒幕後に新政府が推進したのは、これまでの幕府の政策だった・・・ 第二章 薩長土のテロが時代を動かした 攘夷はいかに、日本全体の国論となっていったのか 当初、テロリズムに走った「維新のヒーロー」たち 明治政府によって歪められた歴史解釈・・・ 第三章 幕府が開明派で、薩長こそが守旧派だった 「不合理な熱狂」という明治維新の正体 西郷たちの賭けだった倒幕クーデター 強大な海軍力を投入していれば幕府の巻き返しも可能だった 植民地化の危機を回避した勝海舟・・・ 第四章 明治新政府を支えたのは旧幕臣たちだった 日本の近代化に貢献した欧米留学生たち 初期の明治政府を支えた旧幕臣たち 明治以降の「官僚国家」のベースをつくった江戸幕府・・・ 第五章 江戸時代の遺産が、日本社会を形づくっている 富の集中がない社会の原型は、江戸時代につくられた 江戸からつづく権力と富が分離した日本社会 民に蓄積された富が急速な近代化を支えた 地方分権が進み独立していた農村と都市 明治維新によって庶民生活が激変したという錯覚 社会の上部構造だけを大きく変えたクーデターという実態・・・
  • 織田信長の外交
    4.8
    信長の特徴は外交にこそ、ある! それは後継者たる豊臣秀吉・徳川家康を含め、どの戦国大名とも異なり、武断派のイメージがウソのような「待ち」の姿勢、相手や状況によって施策を変える「柔軟さ」から、権謀術数を用いた「力の外交」までを縦横無尽に展開した。一貫して信長を研究してきた著者が、現代にも通じる教訓とともに、日本史上稀なる人物を読み解いた力作。
  • 江戸・東京の事件現場を歩く 世界最大都市、350年間の重大な「出来事」と「歴史散歩」案内
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸・東京の大事件を探訪 徳川家康が江戸入府して以降、江戸・東京ではさまざまな事件・出来事が起きました。本書は、江戸入府<天正18年(1590)>から終戦<昭和20年(1945)年>に江戸・東京で起こった事件の現場を紹介し、また、さまざまな事件現場を巡るコースを提案します。 ●扱っている事件は以下のとおり。 徳川家康、江戸城に入城 キリシタン50人を札の辻で火刑に処す 由井正雪が自害 玉川上水開通 江戸の水不足を解消 幡随院長兵衛、旗本奴に殺される 伊達騒動 原田甲斐が伊達宗重を斬殺 生類憐れみ始まる 赤穂事件1 江島生島事件 天一坊獄門 め組の鳶と力士が大乱闘 永代橋崩落 鼠小僧処刑される 高野長英、6年の逃亡後ついに捕縛、死亡 アメリカのペリー艦隊、浦賀に来航 大老井伊直弼、桜田門外で暗殺 江戸の薩摩藩邸焼き討ち 江戸無血開城 上野の彰義隊、わずか1日で壊滅 銀座大火 大久保利通暗殺 竹橋事件 足尾鉱毒事件 日比谷焼打事件 乃木将軍殉死 桂内閣、総辞職 原敬首相暗殺 血盟団事件 五・一五事件 二・二六事件 玉音盤巡り反乱 宮城事件
  • 真田丸への道
    -
    1巻968円 (税込)
    海道一の弓取りといわれた徳川家康に常に刃向かい、楯突き、散々に打ち破った、真田昌幸と幸村(信繁)の親子。家康は、三方ヶ原では脱糞するほどの惨敗を期し、関ヶ原では三万人もの兵力の足止めをくらい、大坂夏の陣では本陣まで攻め込まれて一度は切腹を覚悟したともいわれる。戦国最強軍団ともうたわれる真田六文銭の、意外に知られていない真実の姿を浮かび上がらせる、歴史雑学。
  • 江戸の紀行文 泰平の世の旅人たち
    4.0
    徳川の世は泰平。人びとはどこへでも旅ができる喜びを実感する。旅といえば辛く悲しいという中世以来の意識は劇的に変化し、「楽しい」「面白い」が紀行文の一つの型となり、さらに「いかに実用的か」が求められるようになる。辺境への関心も芽生え、情報量も豊富になっていく。好奇心いっぱいの殿様の旅、国学者のお花見、巡検使同行の蝦夷見聞などを通して、本書は江戸の紀行文の全体像を浮かび上がらせるものである。
  • 物語 上野動物園の歴史 園長が語る動物たちの140年
    4.0
    明治五年、湯島の展覧場にオオサンショウウオなどが展示されて以来、140年の歴史を持つ上野動物園。明治期には、ニホンオオカミやトキが飼われ、徳川慶喜がナポレオン三世からもらったウマも暮らしていた。戦中には猛獣殺害という悲劇もあったが、いまでは飼育種数では世界有数の動物園に育ち、教育・環境保全などでも重要な役割を担っている。園長自身が激動の歴史を、代表的な動物たちのエピソードとともに案内する。
  • 流浪の戦国貴族 近衛前久
    4.3
    干戈轟く群雄割拠の時代、朝廷最高の官職の家柄に生まれた近衛前久は、抗争渦巻く武家社会に身を投じて、上杉謙信とは盟約を結んで関東に下り、織田信長とはその意を受けて石山本願寺との講和に貢献し、豊臣秀吉とはその関白就任にあたって自分の猶子とし、家康とは叙任、徳川改称について朝廷に斡旋するなど、公家でありながら、武家に伍して天下統一の大事業に挑んだ人物であった。公家社会最高権門の行動に時代の大転換をみる。

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  • 江戸三国志(一)
    -
    尾州徳川家の七男坊万太郎の邸から、将軍家拝領の鬼女面を盗み出したのは、大盗日本左衛門。面箱の底には“御成敗ばてれん口書”も隠されていた。その口書によると、日本で客死した羅馬(ローマ)の貴族ピオの遺品“夜光珠の短剣”には、莫大な富と名誉が秘められているという。その行方をめぐり、万太郎と近侍の相良金吾、ころび伴天連の娘お蝶、丹頂のお粂などが入り乱れる伝奇ロマン。
  • 知ってはいけない明治維新の真実
    4.0
    徳川政権末期の「徳川近代」という時代の存在は、明治新政権が政治的に江戸時代を全否定することによって抹消されてしまった。本書は、幕末・明治を揺るがした事件を年代順にたどり、勝者である官軍によって歪められた嘘を一つ一つ丁寧に検証していく。 幕臣たちはあの時、何をしていたのか。明治近代という非日本的な時代を清算することにより、江戸以前より脈々と続く、日本の歴史の真実を解き明かす。
  • 江戸の組織人 現代企業も官僚機構も、すべて徳川幕府から始まった!
    4.0
    武士も巨大機構の歯車の一つに過ぎなかった。幕府の組織は現代官僚制にも匹敵する高度に発達したものだった。「家格」「上司」「抜擢」「出向」「経費」「利権」「賄賂」「機密」「治安」「告発」「いじめ」から歴史を読み解く、現代人必読の書。

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