織田信長の外交

織田信長の外交

968円 (税込)

4pt

4.8

信長の特徴は外交にこそ、ある! それは後継者たる豊臣秀吉・徳川家康を含め、どの戦国大名とも異なり、武断派のイメージがウソのような「待ち」の姿勢、相手や状況によって施策を変える「柔軟さ」から、権謀術数を用いた「力の外交」までを縦横無尽に展開した。一貫して信長を研究してきた著者が、現代にも通じる教訓とともに、日本史上稀なる人物を読み解いた力作。

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織田信長の外交 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年01月04日

    織田信長が諸大名とやり取りした文書を検討してその生涯にとった外交戦術。日本全国スケールの遠交近攻策を軸に、大物にはへりくだったり没落した名家を利用価値がある限りは援助したりとらしくない態度を取り、和睦せざるを得ない状況では最後の手段として朝廷・天皇を用い、将軍義昭に苦労させられるものの着実にのし上が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月27日

    [縦横無尽の人]桶狭間や長篠など,戦いの名称とともに人々の記憶に深く残っている織田信長。「天下人」に成りおおせたこの偉人の外交政策に焦点を当て,武人とは異なる観点から再評価を試みた作品です。著者は,信長資料集編集委員会委員を務めた経歴を有する谷口克広。

    基本的なパターンは踏襲しながらも,時勢に合わ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月16日

    織田信長といえば外交・・・といえば言い過ぎかもしれないが、信長を添加人に押し上げた大きな要素であったことは間違いない。信長に人生の局所局所で巧みな外交を駆使してきた。


    まずは、信長の叔父の織田信光について触れたい。信長の父信秀の死後、信長を庇護したのは信光だった。信光なくして信長は自立できなかっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月13日

    周辺勢力との外交という側面から信長の特異性を描き出そうとする一冊。その生涯を合戦と外交の組み合わせで叙述し、時期毎の特徴を明らかにしていく内容。先に読んだ同著者「信長の天下布武への道」のアップグレード版という側面もある。

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