刀作品一覧

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  • 極道たちに汚されて~そのとき守護刀が妖しく光り…~
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    1巻220円 (税込)
    「すげえ。輪姦なのにグショグショに濡らしてやがる」「ひ……っつ!!」3人の男たちの指で一斉にアソコをかき回され、はしたなくいってしまう七生。「勝手にイった罰として、尻穴と二穴攻めだ」「いやああ!」祖父の遺産である守護刀・王仁丸は、借金のかたにやくざの事務所に奪われてしまう。それを取り戻しに行った七生は、男たちに輪姦されただけでなく、バイブで快楽漬けにまでされてしまう。汁まみれでぐちょぐちょの七生を前に、守護刀・王仁丸が妖しく光り…。

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  • 御膳役一条惣太郎探索控(1) 鬼平殺し
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    鬼の平蔵こと長谷川平蔵が殺された! 下手人や殺害理由もわからぬまま、かつての同僚や部下、恩ある町民たちは悲嘆にくれた。故あって流浪の料理人となった禁裏御膳役宗家・一条惣太郎は、“惣太”と名乗り、江戸に流れ着く。だが彼は過去に平蔵とも面識があり、下手人と疑われ捕らえられてしまう。火盗改めの厳しい責めのなか、惣太郎を救ってくれたのは、平蔵の元部下であり今は本所深川の料理屋〈ね子〉の店主、忠三であった。己の潔白を示し、平蔵や忠三の恩義に報いるため、惣太郎は鬼平殺しの下手人探しに奔走する。凄腕の料理人として容疑者の屋敷に潜り込み、独自の捜査を続けるうち、ある意外な事実が浮かび上がった……。怒りに燃えた惣太郎の閻魔刀が鞘走る! ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年、熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年に「中風越後」で小説CLUB新人賞佳作入選。1990年、『蛍丸伝奇』を発表、作家生活に入る。『奥義・殺人剣』(光文社)、『裏小路しぐれ傘』(学研)、『用心棒・新免小次郎』シリーズなど著書多数。
  • 御膳役一条惣太郎探索控(2) 写楽仕置帳
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    鬼平殺しから半年、禁裏御膳役宗家・一条惣太郎は江戸に留まり、東洲斎写楽を世に出した蔦屋耕書堂に料理人“惣太”として寄食していた。折りしも御府内では〈写楽党〉と名乗る賊が出没し、長谷川半蔵亡き無法の江戸に、大名家の御金蔵を狙って各地から流れ込んだ盗賊たちを煽動していた。蔦屋と〈写楽党〉の関係を疑う火盗改めの監視のなか、事件は起こった。蔦屋の番頭が能面の剣士に襲われ惨死、さらに惣太郎の恩人である忠三の娘・おけいが何者かに攫われたのだ。「敵は〈吉原写楽党〉」写楽失踪の裏を知る蔦屋重三郎に、事件の背景を知らされた惣太郎。だが、おけいを救うべく、吉原に乗り込んだ惣太郎の前には、さらなる戦慄の難敵が……。写楽失踪の陰に潜む野望に憤怒の閻魔刀が炸裂する! ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年、熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年に「中風越後」で小説CLUB新人賞佳作入選。1990年、『蛍丸伝奇』を発表、作家生活に入る。『奥義・殺人剣』(光文社)、『裏小路しぐれ傘』(学研)、『用心棒・新免小次郎』シリーズなど著書多数。
  • 裂帛 五坪道場一手指南
    5.0
    「義によって助太刀いたす!」長屋を改装した道場で子どもたちに剣術を教えている日比野左内は、事に応じてどんな者にも一撃必殺の技を授ける。大中小の三刀を神のごとく振るう中条流達人である左内には、自ら果たさねばならない宿命があった。居合道五段の若き俊英が放つ文庫書下ろし新時代小説開幕!
  • ご破算で願いましては―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫)
    3.6
    間口二間の小さな店を開いたお瑛は今年十六。両親をなくし、兄の長太郎と立ち上げた「みとや」は三十八(みとや)文均一の雑貨店だ。ところが能天気な兄が仕入れてくるのは、いわくつきの品物ばかりで……。不気味な守り刀、恋歌が書かれた五枚の不思議な絵皿、なぜか手に入った亡き父の煙草入れ。山ほどの算盤が意外な結末に結びつく表題作をはじめ、色とりどりの人間模様が心に沁みる情味豊かな六編。
  • 5656! Knights’ Strange Night
    4.2
    血塗れの鉄パイプを持った少女が、眠たげな瞳を揺らめかせ――ただ、語る。「島、今日も銃声が響いてる。いつもどおり。人、死ぬ。いつもどおり。犬と犬、戌井と狗木さん、殺し合う。いつもどおり。東区画のボス、変態。いつもどおり。昼寝仲間の殺人鬼、東区画の猫と刀使い、麗鳳兄さん、探偵の可愛くない弟、みんな、恋に不器用。いつもどおり。島、酷く混乱してる。……いつもどおり。 結局、いつもどおり。島、今日もいつもどおり。ただそれだけ。だから私、いつもどおり、可愛い子、たくさん抱きしめる。ギュウ。暖かい。ぽかぽか。……眠い。寝るぅ。むにゅ……Zzz……」 渾身の越佐大橋シリーズ短編集、登場!
  • 最期の日本史
    4.3
    知られざる「死」の歴史を紐解く! 首切り、切腹、怨霊…なぜ日本には独特の「死に方」が生まれたのか? ●憎き敵に、生首を踏ませて辱めた源義家 ●処刑された首はどこへ行く? ●刀を呑み込む今井四郎、集団自殺の加茂一族……壮絶な武士の死に方 ●なぜ、ペストは日本にやってこなかったのか? ●庶民の遺体があっても、悲しまない? 『明月記』に見る貴族の感覚 ●政治闘争に敗れて左遷され、怨霊となった菅原道真 ●悲惨な死に方をした天皇たちの名前にまつわる不思議 ●日本でも万能薬として売られていたミイラ ●当時と現代における、大きな「死」への価値観の違い
  • さかいめの住処
    完結
    3.5
    山霊だけが棲む向境山に新住人としてやってきた、風変わりな物書き青年・天澤山吹。先祖が放棄した山納めの儀式と、山の調査をするため、天澤家が祀る刀の守り神であり、山イチの荒くれ者である要に助力を請うが…。
  • 坂本龍馬(1) 黒船の巻
    4.0
    坂本龍馬、19歳。ふるさと土佐をあとに江戸は北辰一刀流の名門千葉貞吉の道場で修業中の身だ。1853年夏、ペルリ来航し江戸の町は大騒ぎ。黒船撃退を叫ぶ仲間たちの激論珍論をよそに、龍馬はひとり茫洋と構え、その天稟の資質にまだめざめない。望郷の念にかられ、高知に帰った彼の身に何かが起こる。
  • 坂本龍馬 全3巻合本版
    -
    坂本龍馬、19歳。ふるさと土佐をあとに江戸は北辰一刀流の名門千葉貞吉の道場で修業中の身だ。1853年夏、ペルリ来航し江戸の町は大騒ぎ。黒船撃退を叫ぶ仲間たちの激論珍論をよそに、龍馬はひとり茫洋と構え、その天稟(てんぴん)の資質にまだめざめない。望郷の念にかられ、高知に帰った彼の身に何かが起こる。
  • 作画のための和装男子徹底ガイド
    -
    男子の和装姿をいろいろなポーズのイラストで紹介する一冊。 着物・浴衣・袴・作務衣、さらに武道や時代劇を想定した衣裳まで、あらゆる場面を想定した作例と描く方法を徹底アドバイス。 衣裳のディテールについての正確な情報も充実し、作画資料としても大変便利。 目次 1 基本のポーズ 〇 着流しの立ち姿 〇 羽織姿 〇 袴姿 2 戦うポーズ 〇 日本刀を持った動き 〇 二刀を使った動き 〇 槍を持った動き 〇 忍者の動き 〇 弓を使った動き 3 二人で戦うポーズ 〇 戦う二人の動き

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  • 桜子姫 決定版~牙小次郎無頼剣(二)~
    -
    牙小次郎は今上天皇の外祖父を父に持つ雲上人だが、江戸の纏屋に間借りし、一浪人として暮らしている。ある日、古道具屋で美しい誰ケ袖屏風を手に入れるも、元の持ち主が返して欲しいとやってきた。仔細を聞いた小次郎が快く返してやると、再度持ち主が訪ねてきて――。不条理な力に流されそうになる人々を助けたい。道理をただす、牙小次郎の刀が唸る!
  • さくら十勇士 1
    完結
    4.0
    戦国武将真田幸村ゆかりの長野県上田市。この街に生まれ育った剣道少女のさくら。ある日、謎の青年と自宅の蔵で古い刀を抜いた瞬間─。戦国時代にタイムスリップ! そこで出会ったのは…真田幸村!! 上田倫子が描く戦国ラブスペクタクル開幕!
  • 殺人探偵・天刀狼真(アマトウロウマ)
    -
    「バケモノ専門の探偵だ。疑ってんならググれカス!」 人間の姿をした人間ならざる者『ホロ』と共存する白瑠璃市(しろるりし)。 「天刀狼真(アマトウロウマ)」は姉を殺すことを目標に生きる、怪事件専門の探偵。 彼が白瑠璃市の路地裏にある寂れたバーへ足を運ぶと、そこで複数の惨たらしい死体を発見する。 同日同時刻。ギャング組織「クロノス」のリーダー「黒野弥人(くろのやひと)」は、生まれてから一度も外の世界に触れたことがないという不思議な少女、「姫川蛍(ひめかわほたる)」と出会う。 狼真と黒野。やがて二人は邂逅することになる――。 殺人事件の犯人と姫川蛍の謎に迫るため、ゲス探偵とお人好しギャングが、近未来都市を舞台にバカ騒ぎ! 痛快バディミステリー! ――市長は、擬似人格CPU?
  • 薩摩夜叉雛
    -
    女性と見まごう美貌で北辰一刀流を会得した薩摩藩の剣豪隠密、赤星速水。西郷隆盛の信頼篤い速水は、藩の軍資金稼ぎのため、女密偵以登とともに生糸の密売の藩命を受け、横浜を目指してひた走った。そして舞台は京都、大阪、上海、アメリカへ。薩摩藩の幕末の激動期をダイナミックに描く歴史小説!
  • 真田幸村 家康狩り
    -
    美少女と見まごうばかりに端正な貌の若武者・真田幸村。そして、過剰な折檻により命を落とした竹千代に成り代わり、徳川家康となった醜鳥……。宿命の糸に絡めとられた真田幸村が、天下人・徳川家康に最後の戦いを挑む! 真田幸隆、真田昌幸、そして真田幸村へと三代にわたり伝えられた霊刀白鳥丸、そして「表裏比興」の秘策は果たして結実するのか……。  伝奇時代小説『真田昌幸 家康狩り』(全3巻)の続編となる“家康狩り”シリーズ完結編。 ●朝松 健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。
  • 侍戦隊シンケンジャー完全ずかん
    -
    シンケンジャーの全てがわかる究極図鑑! 2009年~2010年に放映されたスーパー戦隊シリーズ。三途の川に棲む妖怪、外道衆と戦い続けるサムライたち、それが志葉家代々の当主を中心とするシンケンジャーだ。奥義の込められたディスクを刀の鍔とすることで様々な技を発現させる。 この本はシンケンジャーの全キャラクター、全巨大ロボ、上記ディスクを含む全アイテムを網羅した、究極のシンケンジャー図鑑が堂々電子書籍化!シンケンレッド役、松坂桃李ファンなら必携の一冊。 ※巻頭付録のスペシャル銀ピカカードも収録していますが、電子書籍の仕様上、銀ピカは表現できません。 底本総ページ数66ページ、フィックス型EPUB50.0MB(校正データ時の数値)。 【ご注意】※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 ※この作品はカラー版です。
  • 侍VSゾンビ 上巻
    完結
    5.0
    全2巻792円 (税込)
    寛永元年(一六二四年)、深河藩のあるのどかな農村に突如現れた流行病。次々と村人達に襲いかかる様は、まるで生ける屍のよう。不死の化け物から愛する者達を守るために、素性が明かされぬ謎の侍、田蕗十造が再び刀を握る――
  • 侍ラヴァー
    -
    世界有数の穀物メジャー・ハミルトングループCEOに就任した義兄のリチャードのため、志乃は弱冠十七歳にしてボディーガードとなった。愛刀・菊一文字を胸に、命にかえても守り抜く覚悟を決め…。だが幼い頃から志乃を“サムライ”と呼ぶ酔狂な兄は、無数の浮名を流してきたその美貌で「可愛い弟」を平然と口説いてくる! 濃厚なキスを交わすたび熱をおびていく正直な身体。けれど気まぐれとしか思えぬ態度の兄に、志乃は弟であることを頑なに選び…。そんな折、反ハミルトンを掲げるテロリストが迫り──
  • 鞘―SAYA―
    完結
    4.0
    全1巻700円 (税込)
    人に仇なす存在を滅する力を持ち、千年を超える歴史誇る「刀儀家(つるぎけ)」の当主であり高校生の「耀(あきら)」は、同級生・槐 篤史(かい あつし)の姉・遥香(はるか)の事務所を手伝い、魔を払う刀・らい霆丸(らいていまる)を振るっていた。ある日、街で見かけた同級生・酉艾 茜(とりかい あかね)を不審に思い後を追い路地へ入る耀だが…。その先で彼を待ち受ける運命とは…!? 戦慄の新感覚ホラーファンタジー!!
  • 小夜左文字(さよさもじ)~御刀番 左京之介(十)~
    5.0
    汐崎藩御刀番頭の左京之介は、左家にまつわる名刀「小夜左文字」が盗まれたことを知らされる。一方、汐崎藩主堀田家憲には縁談が舞い込む。藩主から縁談相手の松代藩真田家を探るように命じられ、京之介が調べ始めると、そこに小夜左文字の存在が浮かび上がる。小夜左文字を盗んだ者の思惑とは――。迫力の戦闘シーンと胸に迫る若殿の恋。充実のシリーズ第十弾。
  • サラリーマン流 高貴な幼女の護りかた 1
    値引きあり
    5.0
    「ようこそ。人ならぬ人が跳梁跋扈する、もう一つの現実へ」 会社帰りに事件に巻き込まれ、“刀”を手にしたことで“覚めたもの”――異能者となったサラリーマン・榊平蔵。 表社会から存在を抹殺された平蔵は、異能をもって影から日本を守護する組織『近衛』に入隊する。 高額な報酬のためサラリーマン時代に磨いた手練手管を駆使する平蔵だったが、護衛対象である高貴な一族の一人娘・日桜や近衛の仲間たちとの交流を通し、自身の在り方を見つめ直していく。 一方、闇に潜む他国の魔の手が、日桜と“刀”を狙い蠢いており……? 世俗にまみれた青年と無垢で高貴な幼女が織りなす異能剣戟アクション、開幕!
  • 猿ケ辻風聞
    -
    動乱の幕末、尊攘派の公卿姉小路公知は、京都猿ケ辻で刺客に襲われ、非業の死をとげた。刺客の持っていた刀が薩摩の田中新兵衛の差料だったことから彼が容疑をかけられるが、刀は盗まれたものと主張して自決する。複雑な政治状況のもとでの暗殺事件はついに謎のままか? この事件の謎や風聞を巧みにからめた表題作など、歴史秀作10編収録。
  • 三栄ムック ネオクラシックの世界
    値引き
    -
    リターンライダー必見!! カタチだけのモンダイではない“ネオ”+“クラシック” 目次 INTRODUCTION Part 1 KAWASAKI 800  HONDA CB1100  YAMAHA SR400 Part 2 KAWASAKI Z900RS Part 3 YAMAHA XSR  SUZUKI 刀-KATANA オトナのウェア──オーソドックス考。 Part 4 TRIUMPH BONNEVILLE  MOTO GIZZI V7  BMW R nine T  DUCATI SCRAMBLER オトナのパニア──ラゲッジ考。 センタースタンドの重要性 奥付 裏表紙

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  • 三千世界の鴉と共に壱
    -
    1巻275円 (税込)
    舞台は幕末、長州では藩の方向性を巡り内戦が起ころうとしていた。 そんな中、奇兵隊では刀に宿った「付喪神」を実戦に投入する計画を立てており、高杉晋作の愛刀と山縣狂介の愛刀に白羽の矢が立てられる。しかし、この2振りはとてつもなく相性が悪かった―――!
  • 三人孫市
    4.0
    付言しておきたいのは、信長の最大のライバルは、……やはり大坂本願寺であるということだ。そして、その本願寺の軍事力を支えたのが雑賀衆であり、その頭目が「雑賀孫市」だった。(解説/和田裕弘。中公新書『織田信長の家臣団』『信長公記』著者) ときは戦国、織田・浅井・三好ら大大名がしのぎを削るただ中に、紀州・雑賀庄はあった。彼らに転機をもたらしたのは、八咫鴉を祀る夜に蹌踉と現れたひとりの老人。刀月斎を名のる男は、頭領〈雑賀孫市〉を父にもつ三兄弟それぞれに、奇妙な形をした鉄炮を与えたのであった……。 病身を抱えながら鉄炮兵法を編み出す長男・義方、豪放磊落にして武威赫々たる次男・重秀、入神の域に達した狙撃の腕を持ちながら心を閉ざす三男・重朝。兄弟で〈雑賀孫市〉を襲名した彼らは、異なる道を歩み、異なる志を秘めながら戦乱の世を駆け抜ける! いま最も勢いに乗る歴史作家・谷津矢車が放つ硝煙たなびく合戦絵巻!!
  • 雑学艶学
    -
    弓削道鏡を筆頭に、古今東西の巨根、巨マン、性豪列伝。江戸時代のソープ(湯女風呂)、接吻の起源、豊臣秀吉の見事なラヴレター、徳川家康の淋病の話、死人に接吻する話、「ずいずいずっころばし」がエロ唄である説、古事記にはじまる「麻羅=刀」説、等々。およそ性にまつわるウンチクを余すところなく傾け尽くす。当代一の人生の達人が好評「雑学猥学」につづいて贈る、Y談のタネ本にして、知性と教養が読むほどに身につく、比較人類学(?)の薫り高い、これぞ人生の本!
  • 斬奸ノ剣
    -
    文化年間。藩の特命による任務を遂行中の父が行方不明になったと告げられた加賀藩士乾刀次郎は、身に覚えのない謀反の罪で越中の五箇山の獄に流される。父の存否と事の真相を明らかにすべく脱獄を図る刀次郎だが、酷寒酷暑の流刑地での生活は、彼の心身を徐々に蝕んでゆく。やがてこの奸計の裏に、加賀百万石前田家をつつむ闇の構図が浮かび上がるが……。シリーズ第一弾。
  • 残月、影横たはる辺 第一巻
    完結
    4.0
    全3巻704~924円 (税込)
    明治6年に禁止令が出されたはずの「仇討ち」。しかし明治12年、仇討ちは密かに東京警視庁内に残っていた。高額な代金と引き換えに民の仇討ちを代行する「公儀助太刀人」、鬼塚千明は何故、刀を握り続けている?
  • 斬首刀
    3.5
    茨城で農業を学ぶ風子の前に現れた雷太は、筑波山に隠された原爆を捜していた。彼には、江戸末期に尊皇攘夷を標榜した田中愿蔵が乗り移っていた。風子は異界への入口を掴んだ彼らの暴走を止められるか!!
  • 斬ばらりん3 薩摩炎上編
    -
    最後のサムライが疾駆!幕末痛快活劇第3弾! 文久二年(1862年)、港には諸外国の軍艦、攘夷や佐幕を声に志士たちは血気にはやっている時流。東海道は生麦村のはずれで、英国商人四名が島津久光率いる薩摩藩の行列と鉢合わせ殺傷された。現場近くから横浜の外国人居留地へ連行されたのは、土佐勤王党を脱藩した坂本龍馬、そして元薩摩藩の鉄炮指南・斬(しばし)善次郎とその妻子だった。英国人襲撃の疑いは晴れず、過激派の住民に殴打される善次郎。反撃に転じ、愛刀の剣先を銀髪の大男に突きつけたとき、善次郎の一子・爽が両手を広げて立ちはだかる。――刀をお納めください。われらは争ってはなりませぬ。  善次郎らは横浜から江戸に勝麟太郎(海舟)を訪ね、勝の名がレンズに浮かび上がる望眼鏡を差し出したところ、勝は故島津斉彬から預かったという懐中磁石を爽に託す。そこには一首の漢詩が彫りこまれていた。これが斉彬公からのメッセージなのか。善次郎は、勝が洩らした斉彬公の死に隠された真相を糺すべく、島流しにされたと噂の西郷吉之助(隆盛)へ書状を認めるが……。  くすぶる薩摩藩と英国との火種、爽を連れ長崎から戦地へ急ぐ善次郎。激動の時代を最後のサムライが疾駆する書き下ろし痛快幕末活劇第3弾。
  • 斬ばらりん2 京都動乱編
    -
    舞台は風雲急の京都へ。幕末痛快活劇第2弾。  長崎のオランダ坂で、めっぽう腕の立つサムライが用心棒をしているという。噂を聞きつけた福澤諭吉は、文久元年(1861年)神田小川町の勝麟太郎とともに江戸から長崎へ書状を送る。オランダ坂のサムライは、妻子とともに薩摩の関を破ったあの脱藩浪士にちがいない――故島津斉彬の秘蔵っ子で合伝流の鉄炮師範をしていた男・斬(しばし)善次郎だ。  書状は善次郎の妻の萌と一子・爽のもとに届くが、善次郎はこのとき倒幕過激派の妨害工作に対抗する用心棒として京都にいた。江戸に福澤を訪ねたのち、長崎に帰り着く善次郎。異国の風が吹くグラバー商館で、本国アメリカにも出回っていない最新式のライフルを目にした翌朝、斉彬から下賜された愛刀に暗号のような不思議な模様を見つける。かつての盟友・新納亀十郎に思いを馳せ、薩摩藩の秘密を胸に秘め、妻子を連れふたたび京都へ向かう善次郎だが、薩摩の実権を握る島津久光もまた一千の兵を率いて上洛を目論んでいた。  蕃書調所頭取助に任じられる勝麟太郎(海舟)、土佐勤王党を脱藩する坂本龍馬、奄美を離れた西郷吉之助(隆盛)ら幕末の志士とともに、風雲急の時代をニューヒーローが疾走する書き下ろし痛快活劇第2弾!
  • 屍牙姫 分冊版 1
    4.0
    女王様の言うことは、絶対―――。化け物の【下僕】となった僕らの、数奇な運命。東京、国太刀市では、今日も橘壮一はクラスメイトにいじめられていた。ゴミ屋敷と化した自宅の中には無気力な母親がひとり。どこにも居場所のない橘だが、ある女性のために、夜な夜な若い男子学生を女性宅に連れ込む謎の行動を繰り返していた…。仄暗い青春と血と体液が入り交じる、絶望のヴァンパイア・ストーリー!
  • 色情地獄論 ―草津の赤鬼の霊言―
    4.0
    迷信や創作ではない―― 地獄は、いま 現在も厳然と 実在している。 現代人の恋愛の9割は危ない! 地獄に堕ちる人が急増中!? あなたはホントに大丈夫? 自由恋愛はどこまで許される? 性交渉をどうとらえるべき? 浮気や不倫、人工中絶について。 さらには霊的視点からみた LGBTQの問題点まで――。 知らなかったでは済まされない! この一冊は、あなたが死んだ後、 地獄に堕ちないための“命綱”。 何度でも言う―― 死んだら終わり、ではない 〇天国か地獄か――  行先を決めるのが閻魔庁 〇死後の裁きは世界各国の  霊界に存在している 〇この世しかないと思う人は  地獄に堕ちやすい 〇生前の生活態度や  人生観を裁かれる 〇色情地獄に堕ちる人は  どんなタイプ? 〇色情地獄から畜生道へ  ――動物に転生も!? 〇血の池、針山、擂鉢、刀葉林  ――現代の地獄の諸相 〇神が男女を分けられた  理由を考えるべき時 〇安易な人工中絶――  水子の霊が起こす障り 〇聖職者や修行者も  男女の道で転落することが多い 〇キリスト教、禅宗、浄土宗が  陥りやすい地獄とは 〇信仰で自分だけが許される  ――その考えは間違い 〇戒律を守ることの意味、  正しく生きることの意義 〇天国に還る人と地獄に  堕ちる人の生き方の違い 私たちは、もっと 謙虚に、素直に 生きたほうがいい。 ■■ 草津赤鬼の人物紹介 ■■ 草津温泉の大明神として、1200年前から草津を中心にかかわり、訪れる人々に取り憑いた悪霊や病魔を退治してきた。地獄に来た者の正邪を裁く執行官の役割を持ち、エゴイストの人間を一喝し、生きているときに悪さをして逃げ延びた人間の自覚と反省を促す。また、聖なる仕事をしている人たちに悪さをするものを処罰し、幸福の科学にも協力してくれている。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • シクラメンと、見えない密室
    3.2
    扉を開けるとオジギソウが挨拶をしてくれる、花いっぱいの喫茶店。美しくミステリアスな店主(ママ)とその娘が、悩める客の持ち込む不可解な謎を、鮮やかに解き明かしてゆく。遠隔殺人、見えない密室、同時に4つの場所に出現した男……不可能を可能にする驚愕のトリックとは? さらに最終章では、とんでもない大仕掛けが明らかに――。柄刀マジックの真骨頂!
  • 千葉道場の鬼鉄 時雨橋あじさい亭1
    -
    幕末を駆け抜けた鬼鉄こと山岡鉄太郎。剣豪の疾風怒涛の青春。 父は小野派一刀流の宗家。「着物はボロだが心は錦」の六尺二寸、天衣無縫の怪人。 幕府講武所の剣術世話役を務めて四年目の二十五歳。 父は浅草の御蔵奉行をつとめた六百石の旗本小野朝右衛門、小野派一刀流の宗家でもあった。その四男の鉄太郎は少年期、剣に天賦の才をみせ、江戸では北辰一刀流の千葉道場に通い、激烈な剣術修行に明け暮れた。父の病死後、二十歳で格下の百俵二人扶持の山岡家に婿入りし小野姓を捨てた。幕府講武所の剣術世話役をつとめて四年目の万延元年三月三日、桜田門外で……。 若き日の山岡鉄舟、新シリーズ第1弾!
  • 【至極!合本シリーズ】BOCCHAN 坊っちゃん 1
    -
    1巻1,188円 (税込)
    【電子書籍版『BOCCHAN 坊っちゃん』1~2巻を収録した合本版!】刀を捨てたサムライ…がその心は失わない!!腐った明治末期の世の中を生き抜いた「サムライ」の心を持った男「坊っちゃん」の物語を、江川達也流の解釈でコミカライズ。
  • 黙(しじま)~介錯人別所龍玄始末~
    5.0
    牢屋敷の首打役と刀の試し斬り御用を生業にする浪人、別所龍玄。ときに切腹の介錯を務めることもある。ある日首を打った僧侶の末期の声を聞いた龍玄は、幼い頃父親と訪ねた母子の店のことを思い出す(「妻恋坂」)。夜明け前に介錯を自ら頼んできた侍が済ませなければならなかった用事とは(「惣領除」)。生と死に向き合う、凄腕の首斬人を描く傑作シリーズ第三作。
  • 下手(したて)に居丈高
    3.0
    世の不徳義を斬り、返す刀でみずからの恥部をえぐる。この静かで激しい無頼の流儀──。煙草(たばこ)とアルコールをかたわらに、時代遅れな“私小説”の道を突き進む孤独な日々は、ひとつの意志と覚悟に満ちている。したてに「落伍者」を自認する、当代きっての無頼派作家は現世の隙間になにを眺め、感じ、書いているのか。軽妙な語り口でつづられる「週刊アサヒ芸能」連載の傑作エッセイ集。
  • 忍び逢い 愛した人は暗殺者
    5.0
    ある大名に仕える忍び集団、長門一族の暗殺部隊に所属する孝明は、任務の途中で瀕死の重傷を負ってしまう。気がつくと、村はずれの小さな家で、雛菊と名乗る女に看病されていた。孤児だった孝明は、長門一族に拾われ、感情を殺して生きる訓練をしてきた。しかし、雛菊の日だまりのように温かな笑顔に触れるうち、孝明の氷のように冷たく閉ざした心は溶解していく…。やがて惹かれ合うふたりは肌を重ね、お互いを求め合うようになる。ところが、月明かりの下、雛菊の背中を見た孝明は愕然とする。そこには、かつて、一家皆殺しの任務で、唯一取り逃がした娘の背中に己がつけた刀傷とそっくりの傷が…。運命に翻弄されるふたりを描いた、切なくて淫らな忍びロマン!
  • 忍びの卍 山田風太郎ベストコレクション
    3.6
    三代家光の時代。大老の密命を受けた近習・椎ノ葉刀馬は伊賀、甲賀、根来の3派を査察し、御公儀忍び組を選抜する。全ては滞りなく決まったかに見えたが……それは深謀遠大なる隠密合戦の幕開けだった!
  • しびとの剣 戦国魔侠編
    -
    鬼が棲むという陸奥・安達ケ原。「いつの日か倅・紫靡帝(しびと)が甦り、御家の再興を果たさん」戦いに敗れた冴月家当主・家虎は嫡男の骸を抱いて呪いの言葉を吐いた。それから百年、「一人で万騎を倒す」と謳われた美貌の紫靡帝が剛刀「羅刹」を手に復活、下剋上の世に踏み出す!

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  • 紫鳳伝 王殺しの刀
    3.3
    仰(ぎょう)の国では、王の徳が失われ、世情が乱れ始めていた。「王を殺す刀」を作ったという罪を着せられて両親を殺された柳紫鳳(りゅうしほう)は、女であることを隠し、「絶命殺」と恐れられる暗殺者となり、旅を続けていた。ある日立ち寄った酒場で、月家刀を手に入れたという男たちから、塞北盗侠こと胡桃核(ことうかく)が奪おうとするところに遭遇する。この月家刀こそ、紫鳳の父の作った刀だった。だが……。 [解説:河野裕]
  • 終焉のエリュシオン: 1
    完結
    4.0
    混沌の王――遥か昔から存在している彼は、人の心の隙間に入り込み、惑わし、混乱させ、恐怖に陥れていた。数百年前、王を食い止める役割を背負った神楽木家の碧は、命と引き換えに王を封印することに成功するが、一族の者は、高い能力を持った彼が永遠の眠りにつくことを許さなかった。禁忌の術により、魂が血に縛られた彼らは、転生を繰り返す――。そして現代。何度目かの転生を繰り返した碧は、同様に転生した一葉、双葉とともに、混沌を断ち切るべく闇を駆ける――!!『噂屋』の蓮見ナツメが描く刀戦少年転生ファンタジー、開幕!!
  • 出世のお作法――45歳からの「清」「濁」二刀流リーダーシップ
    -
    【内容紹介】 ~出世のための最大で最後のピースがここにある!~ 会社や社会にとって、誰が出世することが、周囲の人を一番幸せにするのでしょうか? 本書は、偉くなるべき方に、偉くなるための発想を紹介していきます。 タイトルにある「出世のお作法」とは、仲間や取引先、そして家族や友人など、周りの人々を幸せにすることができるような、本当は出世すべき人に身につけてもらいたい「考え方」や「動き方」といえます。 偉くなることへの健全な意義を見出したリーダーが、その役割を全うすれば、 その周囲の人を必ず幸せにすることができます。 このように、他人を幸せにする力を持つ人が、本来、出世すべきなのです。 ただ、現実は厳しいものです。健全な心だけでは出世はできません。 同時に、どんな手を使ってでも戦うという覚悟が必要になります。 また、出世欲の高い人間との競争に勝つには、 相手の手の内を知り、場合によっては先にそれをやってしまうくらいの 巧みさや賢さ、時には「ずるさ」さえも求められます。 言わば、清濁あわせ呑むリーダーシップとならなければなりません。 そして、「どのような人が出世するのか」「出世にはどのような考え、言動が有効か」ということには、実は、法則のようなもがあるのです。 本書では、それを7つのお作法として紹介します。 出世を目指すことは、チャレンジの連続です。 もしかしたら、失敗の連続になるかもしれません。 しかしながら、その失敗も含めて、挑戦することによって、あなたの人生はきっと味わい深いものになるはずです。 【著者紹介】 [著]鳥谷 陽一(とりや・よういち) 金沢工業大学大学院客員教授/ビジネスパフォーマンスコーチ合同会社代表 1965年生まれ。東京都立大学経済学部卒業後、一貫して「組織人事」領域にたずさわり、35年の経験を持つ。 産業能率大学にて企業内研修の企画営業、プログラム開発、講師、コンサルタントに従事した後、2001年からプライスウォーターハウスクーパース(PwC)にて評価、報酬、組織開発など大型コンサルティングを統括。 その後、同グループで人事部のマネージングダイレクターを兼任し、人材マネジメントおよび、PwC Japanパートナー研修の開発、ディレクターのコーチングに従事する。 2005年より、金沢工業大学大学院(イノベーションマネジメント研究科「組織人事マネジメント」担当)客員教授を兼任、2016年ビジネスパフォーマンスコーチ合同会社代表に。 エグゼクティブコーチングを中心に、リーダーシップ、キャリア、評価力向上などのテーマでマネジメント研修の講師、人事コンサルティングでクライアントの問題解決を支援する。 著書にはビジネス小説『ミッション』(プレジデント社)、『新任マネジャーの行動学』(日本経団連出版)、『人事のための心理アセスメント』(日本文化社)などがある。 【目次抜粋】 ■はじめに なぜ、今、よりによって「出世」なのか ■序章 出世のための“7つのお作法”とは? ■第1章 お作法1|背中に断固たる「刀」を持つ! ■第2章 お作法2|「非情」で「冷徹」な判断力を磨く ■第3章 お作法3|「過去の仲間」とは決別する ■第4章 お作法4|上司の「息づかい」から学ぶ ■第5章 お作法5|実務を離れて身につく「専門性」を知る ■第6章 お作法6|堂々と「高い報酬」を受け取る ■第7章 お作法7|究極の「利己/わがまま」を追求する ■第8章 実録|「出世拒否」が変化した5人のリーダーのお話 ■おわりに 出世の「損得」を超えて
  • 俊助にくびったけ
    完結
    -
    女子高生・刀依子(といこ9の恋人は13歳も年上のドジな私立探偵・俊助。偶然、巻き込まれてしまった拳銃密輸事件。スリルとサスペンスの一夜が明けたら、ふたりは恋に落ちていた!! 俊助といつも一緒にいたいから、刀依子は事件に首を突っ込んでは、危険な目にあってしまう……。ふたりのラブゲームはいつも危険がいっぱいなのです。それでも、いざという時に俊助は守ってくれる。そんな俊助について行きます、どこまでも!!
  • 春風無刀流
    -
    幕末から明治にかけて一刀正伝無刀流を拓き、明治維新では勝海舟、西郷隆盛らと親交をかさね、大政奉還後の官軍と幕軍の衝突を防ぐべく身を挺した山岡鉄舟。彼は、剣の人であると同時に天皇側近の人でもあった。剣豪小説で定評のある著者が、剣の奥義をきわめた鉄舟の「無我」で虚心、その悠然たる生涯を描く。
  • 詳解 有職装束の世界
    4.0
    衣装から小物、刀など多岐にわたって、詳細に有職装束を紹介。大嘗祭の着付けなども担当する著者ならではのコレクションを余すところなく披露!
  • 小学館世界J文学館 聊斎志異 ~中国の怪異譚~
    -
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 中国の不思議・怪奇・恐怖が大集合! 中国・清代の文学者、蒲松齢の作品。中国怪異文学の最高傑作と言われる。原書にはおよそ500編が収められ、仙人や狐、妖怪、鬼、花や動物の化身などが出てくる不思議なお話が多く集められている。その中から選りすぐった38編を収録。日本やヨーロッパともちがう中国独特の怪異がじっくり味わえる。 収録作品=「神になる試験」「耳の中の人」「宿屋の死体」「水を噴く老婆」「両目の住人たち」「壁画の天女」「山の怪」「河辺の霊」「桃どろぼう」「道士と梨の種」「道術の修行」「高僧の魂」「蛇使い」「狐の嫁入り」「狐の一族」「地獄めぐり」「死体食い」「三度の転生」「試験に受からない男」「新婦の家」「仙人になった亡者」「なまけ者と老婆」「狐の一家」「人の皮」「幽魂の嫁入り」「ネズミの義侠心」「地震のときの行動」「義理堅い男」「スッポンの怪」「毒草」「小人の贈り物」「よく斬れる刀」「鸚鵡になった男」「天下取り」「兄弟の絆」「夜叉の料理人」「九官鳥と飼い主」「化け物あつかいされた美男子」(新訳) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 彰義隊遺聞
    -
    150年前の5月15日、江戸の町は戦場と化した。西郷率いる新政府軍に彰義隊らが立ち向かった上野戦争。いまも銃痕や刀傷が建物に残る。戦争の様子はどのようであったのか。たった一日で制圧されたが故に「烏合の衆」と蔑まれてきた彰義隊の真の姿とは。当時を知る人々の貴重な証言と、膨大な資料をもとに検証する迫力のドキュメンタリー。教科書では学べない、生きた歴史の手触りが感じられる本。
  • 少女願うに、この世界は壊すべき ~桃源郷崩落~
    3.0
    こんな世界はぶっ壊してやる――  妖狐の因子を持つ少女・熾天寺かがりは、村を襲う天颶や心ない人間たちから迫害され、この世界の全てを忌み嫌っていた。  そんな彼女の願いに応じ、はるか昔に自らを封印した最強の聖仙・神津彩紀が覚醒する。五彩の覇者と呼ばれ、全能の薬神でもある彼の姿は――  全 裸 だ っ た 。 「間一髪だったな」流れるように神州刀を振り回し、敵を殲滅した彩紀は告げる。 「どうやら俺はお前の式神、平たく云えば奴隷になってしまったようだ。お前の願いはなんだ──」  最強のエロ聖仙と灼熱の狐耳少女による、世界変革の物語が始まった。 ――人の祈りは、天の法則を書き換える。  第26回電撃小説大賞《銀賞》受賞作!
  • 小説 竹光侍(一)
    4.0
    その男の本性、狂気か。 江戸のかたぎ長屋にやってきた浪人・瀬能宗一郎。ある日、彼のもとに侍の集団が押しかけてきた。道場破りをされた恨みをはらすべく果たし合いを申し込んできたのだ。宗一郎は、彼らを抜刀することなく撃退してしまう。その際に、隣の家に住む大工の息子・勘吉は、宗一郎が腰に差している刀が、竹べらに銀箔を捲いた竹光であることを知ってしまう。 勘吉は、この怪しい浪人の秘密を探ろうとつけ回すのだが、宗一郎にはいつも尾行がばれてしまい、次第に二人は仲良くなっていく。 一方、辻斬り事件が相次ぎ、宗一郎に疑いがかけられる中、宗一郎をつけ狙う凶悪な剣士があらわれた。 瀬能宗一郎とは何者か。なぜ竹光なのか。その本性は、凶器か狂気か。 侍とはいえ、刀を抜くことすらなくなった平和な時代。それでも剣に憑かれた男たち。彼らの行く手に待ち受けるのは、闇か光か。 「こんな娯楽をやりたくて原作をお願いした」漫画表現の最先端を走る松本大洋初の時代劇『竹光侍』。その原作者による書き下ろし長編時代小説シリーズ第一弾。
  • 小説 刀剣幻想曲 三日月宗近、山鳥毛、にっかり青江……刀をめぐる九つの物語
    4.0
    Twitter等でも話題の連載分に加え、さらに他誌に掲載分2篇を追加しています。 歴史小説、幻想小説、はたまた推理小説など、様々な趣向をこらした全9篇です。 【収録作品】 ・末之青江×真柄直隆 ・こぶ屋藤四郎×千利休 ・山鳥毛×上杉景勝 ・へし切長谷部×黒田如水 ・一期一振×徳川家康 ・泛塵×真田幸村 ・にっかり青江×京極忠高 ・肥前忠吉×岡田以蔵 ・三日月宗近×山中鹿之助
  • 小説花丸 面狐、拾いました 1
    -
    1~5巻220円 (税込)
    若き刀鍛冶師の宗司は、たゆまぬ努力と並はずれた才能から、二十三歳にして、人間国宝である祖父をも超える天才ともてはやされている。しかしその一方で、刀にのめり込むあまり、周囲から「薄気味悪い」と陰口を叩かれ、敬遠され孤独を抱えていた。そんな宗司の心を唯一癒してくれるのは、瀕死の状態で助け大事に育ててきた、顔にお面のついた真っ白い狐の存在だ。ところがある日、その狐が突然人間の姿をとり、俺は「神の眷属だ!」といいはじめ――!? 俺様キツネ×ツンデレ鍛冶師の不思議和風ファンタジー!(「面狐、拾いました1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.1に収録されています。重複購入にご注意ください)
  • 昭和精神史 戦後編
    -
    「菊」と「刀」の聯関は断ち切られて、毒にも薬にもならぬ文化主義は、占領がをはつた後も大衆の意識に瀰漫し、浸透した。 敗戦後の占領下での生活、東京裁判、共産主義勢力の伸長、安保闘争、三島由紀夫の自決、昭和天皇崩御ーー 激動の時代に日本人は何を考え、いかに生きたか。 超克の軌跡を描く名著、復刊! <解説「:昭和の精神」への挽歌 新保祐司(文芸評論家)> 平成も終わり、今、我々日本人は、令和のはじめに生きている。それも、新型コロナウイルス禍という苦難の中で、生きているのである。このウイルス禍の影響は、長く続くに違いない。そして、コロナ以前の世界に戻ることは、もうない。やがて、このコロナ禍が収束したとしても、その後の世界は、社会の在り方や人間の生活が大きく変わることになるであろう。もう「昭和」は、はるかに遠くなっていくに違いない。こういう文明史的な激変の中にいて、本書を二十年ぶりに読み返してみると、その中に鳴り響いている「昭和の精神」への「挽歌」が一層心に沁みて来るようである。――解説より 【目次】 第 一 章 占領下二年目 第 二 章 市ケ谷台の晩春初夏 第 三 章 憲法とかなづかひ 第 四 章 戦後文学と敗戦文学(上) 第 五 章 戦後文学と敗戦文学(下) 第 六 章 東条英機と広田弘毅(上) 第 七 章 東条英機と広田弘毅(下) 第 八 章 占領後半期の精神状況 第 九 章 コミンフォルム・日本共産党・朝鮮戦争 第 十 章 占領終る 第十一章 「近代の超克」論 第十二章 戦後と三島由紀夫 第十一章 六〇年反安保闘争 第十二章 高度経済成長下の文学 第十三章 記憶の復活 第十四章 三島由紀夫の死 第十五章 昭和天皇
  • 触手が変身!?淫欲ツンデレ消毒プレイ
    4.0
    ツンデレ剣道部員・三重島清孝(ミエジマキヨタカ)は、同じ部に所属している先輩の相馬潤(ソウマジュン)に片想い中。先輩が卒業して、ようやく吹っ切れるかと思いきや、OBとしてちょくちょくやって来る相馬先輩にドキドキさせられっぱなし。そんなある日、相馬と一緒に倉庫へと荷物を取りに行った清孝。ところが偶然、倉庫の奥にあった怪しげな刀の封印を破ってしまう。すると突然、禍々しい触手が出現!「少し遊んでやろう」と触手は清孝の身体を弄ぶ。「なん…だ、コレェ…!体が熱い」触手に後ろの穴やアソコをいやらしく擦られ、次々と精を吐き出す清孝。しかもその心を読んだ触手が、今度は相馬に変身し清孝を責めまくる!!「せんぱい、抱いてェ…」触手の力で堕ちた清孝を、相馬は救えるのか!?
  • 諸国グルメ放浪記
    完結
    4.0
    全1巻440円 (税込)
    腹ペコ侍・春日拓ノ進が、うまいものを求めて全国津々浦々!! 老鯛を見事な絶品料理に仕上げ、殿の舌をうならせた拓ノ進は、後世にまで残る料理書を作れとの命を受ける。刀と庖丁の二刀流で日本の美味を極める拓ノ進の、諸国漫遊グルメ時代劇!!
  • 白樫の樹の下で
    4.0
    江戸幕府が開かれて180年たった、天明期、最下級の御家人で小普請組の3人の幼馴染が活躍。当時は竹刀剣法花盛りの中で、彼らはいまだ木刀を使う古風な道場に通っている。ある日、江戸城内で田沼意知を切った刀を手にしたことから物語が動き始める。いまだ人を斬ったことがない貧乏御家人が刀を抜くとき、なにかが起こる……。傑作時代ミステリー。第18回(2011年)松本清張賞受賞作。
  • 真・異界残侠伝 ひときり包丁
    -
    白刃閃き任侠吼え、血花咲き散り舞い狂う!  うだつが上がらない中年男、九条尽――ツクシは、勤め先の従業員出入り口から、突如として異世界カントレイアへと迷い込んでしまう。言葉すら通じないまま、異界の街並みを彷徨い歩くうち、瀕死の老剣士と出会い、ひと振りの刀を託された。それは恐るべき業を宿す魔刀だった。  老剣士の最期を看取った直後、ツクシと同じく異世界カントレイアへと迷い込んだ日本人、八多羅悠里との邂逅によって、ツクシは異世界の情報を得ることに。そして、悠里が所属する冒険者団「アルバトロス曲馬団」への勧誘を受けるツクシだったが、それを拒絶し、断固として日本へと帰ることを主張する。 「自分の意思で決めていないものを押しつけられて、我慢をするような生き方を、俺はこれまで一度もしてきてねェ」 「帰った先で何も待っていなくても、俺は必ず日本へ帰る」  頑固一徹、男の矜持。己の意地を通すべく、ツクシは日本への帰還の手掛かりを求め、“ネスト”と呼ばれる『異形の巣』に挑む!!  酒と女にだらしないロクでなし剣士による血みどろダークファンタジー!! ※「ガ報」付き! ※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 取替屋 新・神楽坂咲花堂
    -
    義賊か! 大悪党か! 謎の怪盗が跋扈(ばっこ)する中、江戸にあの男が還ってきた! 刀剣目利きの上条綸太郎は、ある日、名匠・虎徹(こてつ)の流れを汲む刀鍛冶とともに刀を作り続ける香苗と出会う。藩主の御側役だった香苗の夫は、主君の刀を失くし切腹したが、後に濡衣だと判明。香苗は自ら作った刀で夫の仇を討つという。だが、彼女の工房には骨董の贋作も多く、お宝と贋物をすり替えて盗む取替屋の疑いが浮上すると……。江戸に舞い戻った綸太郎が再び快刀乱麻を断つ、シリーズ新展開の第1弾!
  • 新五輪書
    -
    欧米で、「武蔵」や「五輪書」がブームになって久しい。日本式経営が注目され、その一環としての武蔵ブームなのかもしれない。宮本武蔵というと、「二刀流」というイメージを抱かれる方も多いだろう。あるいは、生涯一度も負けなかった剣豪、勝つためには手段を選ばない武芸者、道を追求した男、とさまざまな評価がある。本書では「右脳開発」という観点から、武蔵をとらえてみたい。 松本氏は、武蔵が二刀を自在に用いたということから、もしかしたら武蔵は右脳人間ではなかったか、と仮説を立てた。この仮説を決定づけてくれたのは、彼の芸術面での才能だ。 右脳は「芸術脳」でもあり、音楽や絵画的な能力を司る。二刀流武蔵は左手を意のままに、 意を超えて使用することによって右脳を自然に開発したに違いない。 本書では、宮本武蔵の右脳開発の技術に学び、私たちが現代の戦場であるビジネスの中で、右脳をどのように活用していったら良いのかを説いていく。 武蔵の名が今日にあるのは、彼の剣の技量や、芸術面での才能ばかりではない。もし、武蔵に「兵法三十五か条」や「五輪書」がなかったならば、彼は一介の剣豪、一介の画師にすぎなかったに違いない。これらの著作は、右脳ではなくて左脳中心の作業である。なぜなら、大脳の左半球は主に言語、論理脳であり、物を書くというのは主に左脳の働きによるからだ。つまり、武蔵は、芸術面で「右脳」を開発していたばかりか、文章をまとめる「左脳」の能力にも傑出していたということになる。  宮本武蔵は、左右両脳をバランス良く発達させた、全脳思考の人間であった。しかも剣の技術という「肉体」面でも、超人的な力を発揮した。 「五輪書」は、寛永20年(1643)10月、熊本の金峰山中腹、雲厳寺の霊厳洞で書かれたものといわれている。兵法を五つの道に分け、地の巻(兵法の道)、水の巻(兵法の理)、火の巻(実戦、勝負のこと)、風の巻(他流派のこと)、空の巻(兵法の究極)といった内容になっている。  本書もこれにならい、地、水、火、風、空の五つの章から構成し、「頭脳開発」、中でも「右脳開発」を中心に話を進めていきたい。ビジネスマン、事業経営者、あるいは広く一般の方々の頭脳を意識的に開発する教本、つまり、新しい五輪書になるものと信じている。  空理空論よりも「実戦」を重んじた武蔵と同じく、本書も実行されることによって、大きな力となる。
  • 辛酸なめ子の独断! 流行大全
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 読売新聞夕刊「popstyle」不動の人気コラム待望の書籍化!時代のキーワードが250語収録。経済・社会風俗・科学・芸能、時事ワードのクロニクル……時代に踊らされる私達のすべて! 【登場する流行(一部)】 レジェンド/スメハラ/アイス・バケツ・チャレンジ/自撮り棒/ YouTuber /肩ズン/コールドプレスジュース/新ハチ公像/日本刀ブーム/イケメンすぎる首相/スカンツ/超いいね! /ハイヒールもう無理/バスタ新宿/日本語ロゴブーム/ポケモンGO /最後のリッツパーティー/新幹線清掃/ペンパイナッポーアッポーペン/プレミアムフライデー/オリーブオイルの量/メルカリの闇/うんこ漢字ドリル/パンダ誕生/アムロス/ AIスピーカー/ダサいセーター世界選手権/ざんねんないきもの/羽生結弦展/やばい日本史/筋肉体操/高輪ゲートウェイ/令和ビジネス/ KONMARI /東京五輪チケット/かぶる傘/ハンディーファン/タピオカ漬け丼/イートイン脱税/サブスクリプション/ぴえん/モーニングルーティン/マスク不足/アマビエ/縄跳びダンス/ワーケーション/スパダリ/ clubhouse/ピクトグラム…
  • 新宿快刀乱麻
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    うだつの上がらないサラリーマン風村律 久しぶりに再会した妹に助けて欲しいと頼まれるが、子供の頃のようにはいかず… 刀を当たり前に持ち歩く世界のバトルアクション!
  • 真説“戦う日本刀”
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 何が日本刀を、ここまで“高性能”にしたのか!? 世界に誇る日本刀の“性能”の秘密! こんなにも細身で薄く美しい姿で、なぜこんなにもよく斬れ、折れも曲がりもしないのか? 新日本刀、振武刀、満鉄刀、群水刀、斬鉄剣…… 鑑賞刀剣だけが刀にあらず! 日本刀の“性能”を巡る、知られざる珠玉のドラマ! “折れず、曲がらず、よく斬れる”の追究は、何百年も前から今に姿を残す刀の中に、確かに、ある。 構造分析、断面写真等、貴重資料とともに、その秘密に迫る!
  • 新選組血風録(一)
    4.0
    維新前夜の京都の治安維持を任務として結成された新選組。「誠」の旗印に参集した剣士たちの生と死を描いた司馬遼太郎の連作短篇集を、『墨攻』や『ムカデ戦旗』で知られる時代劇画の第一人者・森秀樹が激烈コミカライズ! 第1巻に収録するのは、「芹沢鴨の暗殺」「沖田総司の恋」「菊一文字」「長州の間者」の4編。 「芹沢鴨の暗殺」は、新選組の筆頭局長となった剣豪・芹沢鴨が、その粗暴で傍若無人な振る舞いが災いして、近藤勇や土方歳三らによって謀殺されるまでを描く。芹沢の死によって、近藤・土方体制が確立された。 「沖田総司の恋」は、若き天才剣士・沖田総司を主役とした物語。労咳を患った沖田は、かかりつけの医者の娘、お悠に淡い恋心を抱く。しかし、お悠も沖田と同じ不治の病に侵されていた……。 「菊一文字」も、沖田を主役とした一篇。名刀「菊一文字」を入手した沖田だが、その刀を実戦で使用するのをためらったため、部下を勤皇派の剣士に斬り殺されてしまう。復讐に燃える沖田は……。 「長州の間者」は、長州藩の間者(スパイ)として新選組に加わった京都浪人深町新作が、二つの組織の狭間で苦悩する逸話。 『新選組血風録』は、週刊文春において2018年3月から2020年2月まで2年間にわたって連載され、動乱の京都を彩った剣客集団の群像描写と、緊迫感溢れる殺陣シーンが大きな反響を呼んだ。 司馬遼太郎・森秀樹コンビによる「文春 時代コミックス」シリーズとして、6月刊の『幕末』を皮切りに、7月に『新選組血風録 一』、8月に『新選組血風録 二』、9月に『新選組血風録 三』を連続刊行する予定。
  • 新選組戦場日記 永倉新八「浪士文久報国記事」を読む
    4.0
    新選組の幹部であった永倉新八の手記が、このたび発見された。これは研究家の間ではその存在が知られ、「幻の手記」と言われていた超一級の史料である。本書は「浪士文久報国記事」と題された手記の原文を全文掲載し、幕末史研究家として著名な木村幸比古氏が意訳、解説を付したものである。永倉は晩年になって、後に『新選組顛末記』として出版される談話を発表しているが、本手記はそれより30数年も前の明治9年頃に、みずから記したものであり、当時の模様が生々しく綴られている。例えば有名な池田屋騒動では、「壱人切テカケル者是アリ、沖田総司是ヲ切ル」「又壱人表口ヘ逃ル者永倉追カケ、是ハ袈裟ガケニ一刀デヲサマル」など表現がリアルである。また芹沢鴨暗殺後「神葬祭立派ニシテ」と神式で葬儀を行なったことなど、新事実も多く明かされている。隊の中枢にあった人物の手記だけに、新選組史・維新史の研究に一石を投じる貴重な史料である。
  • 新選組と日本刀。近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一、永倉新八、その愛刀とエピソード。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の24ページ程度) 【書籍説明】 ご好評をいただいております歴史上の人物と日本刀の関係を記した、「○○と日本刀」シリーズの第2弾です。 第1弾「戦国武将と日本刀」が、時代の関係で太刀ばかりになってしまいましたので、第2弾は打刀を中心に扱おうと思っていました。 また、思いっきり刀に寄せたエピソードを集めたかったので、対象を幕末の剣士集団「新選組」に絞りました。 新選組は、70年代にブームとなって以来、不動の人気を誇る集団です。 「剣に生き、剣に死す。」といった一途な姿勢や、その悲劇性が日本人の共感を生むからでしょうか、平成の世が終わろうとしている今も、 その人気に陰りは見えません。 小説やマンガなど、新選組をテーマにした作品は、現在も続々と生み出されています。 本書では、人気の新選組隊士の中でも、特に人気のある5人を取り上げ、その愛刀との関係をまとめています。 新選組に関するエピソードを知ると共に、日本刀の基礎知識を学べる。 新選組のファンを、より深い日本刀の世界へ誘うことが本書の目的です。 あなたも新選組を入り口として、日本刀の深甚な世界へと足を踏み入れてみませんか。 【目次】 第1章 日本刀の基礎知識 第2章 局長・近藤勇の刀 第3章 副長・土方歳三の刀 第4章 一番隊組長・沖田総司の刀 第5章 三番隊組長・斎藤一の刀 第6章 二番隊組長・永倉新八の刀 【著者紹介】 宮内露風(ミヤウチロフウ) 鹿児島生まれの52歳(2016年現在) 鹿児島大学卒 関西学院大学法科大学院終了 42歳で税務署を辞め弁護士を目指すが、試験の半年前に妻が末期がんとなる。 妻の介護と受験勉強をしつつ、完治を目指して職と住居を転々とするが、願い虚しく妻は他界。 生きる目標を失い、3ヶ月無気力に過ごす。 その後、両親や友人たちの励ましで一念発起し、再び生きる理由を見つけるため、ウェブを利用して、幼いころからの夢であった執筆活動に入る。
  • 新選組はやる
    3.0
    妖怪レストラン「もず亭」の看板娘・蕗(ふき)が誘拐された! 一報を受け、市村鉄之助始め沖田総司ら新選組が結集、救出に向かう。鉄之助のご先祖様・ぬらりひょん率いる妖怪軍団も作戦に参加し大騒動に。冷気を出す雪女、刀を振り回すカマイタチ。火の玉は炎を放ち、お歯黒べったりは逃げ回る……。姿を現した黒幕は新政府一のワルだった!
  • 新撰組流血録 壬生狼 1巻
    完結
    -
    文久三年、春――。近藤勇率いる壬生浪士十三名は、会津藩預かりとなり、新撰組を立ち上げた。そのめでたき時、不治の病に侵されながらも刀ひとつで生きる男、木村継次。またの名を芹沢鴨(せりさわかも)。しかし人々は畏れから、壬生狼とよんだ――。鮮血と刀が激動する幕末を生きた一人の男の荒々しい人生を描く黙示録。
  • [新装版]日本人はなぜ水に流したがるのか
    -
    「水に流す」とは、今まであったことを、さらりと忘れ去ってしまうことである―そう書き出した著者は、この日本人独特の心情・行動様式を、豊かな水資源を有し、稲作による共同体を形成した点に着目する。「清浄」を尊び、罪や穢れは「禊」で洗い流す。しかし国際化の波は、「水に流す」思想の問い直しを迫っている。『梅干しと日本刀』などの名著で知られる著者による、ユニークな日本人論。

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  • 新装版 北斗の人(上)
    4.3
    私の志は、剣を磨くだけではなく、一流を興すこと。北辰一刀流を興すには他流と優劣を競い打ち負かした上で、他流よりも優れているという世評を確立しなければならない――。江戸末期、最強の剣豪といわれた千葉周作が、若き日の野望を現実のものとするまでの修行、戦い、心理を克明に描く傑作時代長編。
  • 不殺の剣 神道無念流 練兵館1
    -
    練兵館に内弟子入り、斎藤弥九郎の命を断つ。それが間小次郎の使命――。 北辰一刀流の玄武館と人気を二分する練兵館の玄関に讃岐の丸亀城下から出奔してきた若者が入門を請うた。何やら秘めたる決意を胸に。 北辰一刀流、千葉周作の玄武館と人気を二分する、斎藤弥九郎の神道無念流「練兵館」の玄関に、内弟子志願の若者が入門を請うた。間小次郎と名乗った若者は詳しい身許を明かさず、父の留守を守る次男歓之助との立ち合いを所望。この小次郎が讃岐の丸亀城下から出奔してきたのは、練兵館に内弟子として潜り込み、弥九郎の命を断つ使命を帯びていたのだが……。 剣豪小説新シリーズ、第1弾!
  • 新版 数学プレイ・マップ
    5.0
    「マップとは言っても、国土地理院のような権威はない。ところどころの案内、それも案内人の勝手で連れて行かれる程度の、気ままな地図だ。そこで勝手に遊んで、そして自分の地図を、これまた勝手に作る、それでよいと思う。」(「あとがき」より)。3次曲線、群論、関数、位相解析、集合等を難易もさまざま、趣向もさまざまで遊び尽くすー刀斎流数学ワールド。30歳で執筆した幻の論考「微積分の七不思議」や壮大な数学の歴史をすっきり簡潔に素描した「数学の大いなる流れ」他全5編を増補した新版。
  • 新兵衛捕物御用 水斬の剣
    3.0
    駿州沼里藩の同心森島新兵衛が、いま目の前にしているのは、狩場川に架かる青瀬橋のたもとで見つかった死骸だ。酷いことに顔は潰され、胴を袈裟斬りに両断されたすさまじい刀傷が残されている。斬ったのは、恐るべき遣い手であることは間違いない――。殺られた者が店の半纏をまとっているため、身許はすぐに知れるので、犯人もたやすく割れるだろうの与力の言に、新兵衛の勘は……。
  • [新訳]兵法家伝書 強いリーダーの条件とは何か
    4.7
    江戸幕府初期の将軍家兵法師範にして、参謀的な官僚(大目付)の地位にあった柳生宗矩が、当時の先駆的な剣の道、新陰流の剣理を大成した書。江戸時代、天下泰平の世を迎えたとはいえ、幕藩体制の基礎が固まっていたとはいえない家光の時代に、「力の政治」を断行するためには強い先導力と決断力がリーダーに求められた。本書は、宗矩の兵法の教え子だった三代将軍・家光に、幕府要路という立場から、兵法の理を通して、強いリーダーシップを培うための「経世」の書として呈上したものでもあった。『兵法家伝書』(「殺人刀の巻-指導者の道心」「活人剣の巻-心は自由自在」「無刀の巻-虚なる心の力」)に加え、宗矩に思想的な影響を与えた沢庵著『不動智神妙録』の抄訳も掲載。混迷を深める今日に、指導者の心の錬磨のうえで、示唆に富む一冊といえる。

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  • 新らくらくデザインBOOK
    -
    1~2巻770円 (税込)
    誰もが欲しがるあの衣装を大量収録! スマホでQRコードを読み込むだけで“あのキャラみたいな”衣装が手に入る! 「鬼〇の刃」「刀○乱舞」「コ〇ン」「プ〇キュア」「プ〇コネ」などなど、あの大人気キャラ“っぽい”デザインが満載です。
  • シークの口づけ
    完結
    4.0
    乗っていた飛行機が撃墜され、仲間たちを失ったダラは、たった一人広い砂漠に放り出された。気がつくと、彼女はたくましい腕に抱かれていた。短剣のように鋭い瞳の男性がこちらを見すえている。エキゾチックな風貌、白いローブ、装飾を施した半月刀。男のまなざしの強さはダラの心をかき乱した。男の名前はシーク・サイード・イレブン・アフマド。案内されたサイードのテントで、ダラは新たな指令を受けた…「きみの任務は変更になった。彼の身辺警護を命じる」…!!
  • 示現流と自顕流。二つのジゲン流の真実。二の太刀は負け!苛烈な初太刀で幕末を斬った薩摩の剛剣。その強さの理由。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍紹介 幕末に恐れられた薩摩の剛剣、示現流。 「一の太刀を疑わず、二の太刀は負け」といわれるように、激烈な袈裟斬りただ一刀で死命を制する苛烈な剣術だ。 だが、薩摩の系統では「示現流」と「自顕流」、二つの流派があることはあまり知られていない。 どんな稽古によって強力な太刀筋を養うのか?どのような道具を使って鍛錬を行うのか? そして、二つの流派にはどのような技があるのか? 本書ではこれらの流派を詳しく比較し、知られざる「ジゲン流」の姿に迫る。 著者紹介 岡本 洸聖(オカモト コウセイ) 1982年生まれ 校正者として勤務の傍ら、郷土史研究で得た成果をベースに歴史関連のコラムを執筆。 また、武道の経験をもとに幕末を中心とした剣術の話題を得意としている。 橋本歴史研究会事務局長 居合道(無外流)四段 杖道(神道夢想流)四段
  • 時代劇の間違い探し
    5.0
    長谷川平蔵は「鬼」ではない、江戸時代に「脱藩」という言葉はないーー。テレビ時代劇や時代小説の中に潜む、ヒト・モノ・コトバのウソを時代考証家と武術研究指導家が軽快な筆致で一刀両断します。 【目次】 第1章 ヒトのウソ・ホント  吉田松陰、十一歳にして東大生以上の学力を備えていた  薩長同盟を演出したのは坂本龍馬ではなかった  江戸時代に士農工商という身分制度はなかった  大名行列に一般民衆は土下座しなかった  武士の歩き方は泥跳ねしない  江戸時代まで正座という習慣はなかった  ほか 第2章 モノのウソ・ホント  峰打ちをしたら刀はポキッと折れる  真剣白刃取りは存在しない必殺技  「侍は刀がなければ弱い」は間違い  日本刀はなぜ両手で握るのか?  日本刀は筋力のない子供や老人でも振れる  時代劇の逆手斬りは現実でも可能  ほか 第3章 コトバのウソ・ホント  長さの単位で縦方向に「間」は使えない  庶民や下級武士の家には玄関がなかった  早馬と早駕籠、どちらが早い?  逆袈裟とは上から下に斬るのか、下から上に斬るのか  江戸時代に「脱藩」という言葉はなかった  時代劇に「さぼる」という言葉はあり得ない  ほか
  • 自分の頭と身体で考える
    4.0
    人はふとした時に“物事の本質”を考えることがある。この国、この社会、この時代……考えはめぐりめぐるもの。本書で刺激的な対論を展開しているこの二人も、同じように“物事の本質”を追究しているが、一味違う。われわれが日ごろ“当たり前”だとか“常識”だと思うことを、次々と突き崩していくのだ!例えば、甲野氏は「法律や規制よりも『自分の美意識』が大切だ」と語る。個人の「美意識」をもっとも尊重しなければならないものと位置付ける。それに対して養老氏は「『安全第一』と考えることがこの国のマザコン体質です」と語る。両者ともに、『安全』が行動原則となっている現代日本に疑問を投げかけているのだ。本書はそれぞれ“身体のしくみ”の専門家と“身体の動き”の専門家が、それぞれの視点で歴史、医療、教育、ことば、格闘技など多彩なテーマで語り合う。解剖学者の“メス”と古武術家の“刀”が火花を散らせる異種格闘対論である。

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  • じゃが太郎兵衛無惨帖
    -
    日光と上野にある輪王寺を守る宮様に仕え、快剣・南蛮刀法を自在に操るじゃが太郎兵衛は、義経の後胤説もある、神出鬼没の動きをする剣客。泰平の御世を喰い物にする水野出羽守忠成とその一味を相手に、胸のすく大活躍をする! テンポのいい文体で描く連作短篇集。
  • 蛇神の姦淫【イラスト入り】
    3.8
    両性具有の葵は、村を守護する水神である白大蛇に生贄として差し出される。白大蛇の、脈打つ雄刀に犯され、甘い悲鳴を上げ…! より濃厚で刺激的なエッチを詰め込んだ短編読み切り!!
  • ジャパニズム 30
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 [第11回超党派座談会]今こそ憲法改正を―安倍総理に改正へのヒントをおくる 大岡敏孝×金子洋一×和田政宗×山村明義×倉山満 [特別インタビュー]さよならパヨク 千葉麗子 とある極左活動家の物語 坂東忠信 [連載]なでしこ復活 [第8回]国連で遭遇! 国会議員もいた「コスプレ左翼集団」 杉田水脈 日本における『リベラルたちの背信』 佐藤守 左翼思想からの目覚め、確信犯には思想転向させること 井上太郎 左翼法曹界の浄化 余命プロジェクトチーム 私達のさよならパヨク ジャパニズム編集部 慰安婦だけではなかった! 国連の日本バッシング 藤木俊一 [漫画]異なる意見は粛正!激化するパヨロールに対処する術は!? 孫向文 パヨクたちの 「反日のための一致団結」 孫向文 予断を許さなくなったヨーロッパ情勢と第三次世界大戦前夜 宇田川敬介 図解まるわかり! マスコミと日教組が隠していたニッポンの歴史―その2 藤井実彦 目には目を歯には歯を 在日三世@3korean 靖國の英霊の嘆きを聴け 高森明勅 日本刀の神 山村明義 いわゆるサヨクの自爆テロ KAZUYA ♯先生質問です カミカゼじゃあの [漫画]日之丸街宣女子 第11話 バッシングバッシング 作/岡田壱花 画/富田安紀子 地方を考える 第7回 神奈川県 地方を喰い侵略する住民投票条例 永井由紀子 辺野古の陰で置き去りされる経済、福祉の問題 仲新城誠 辺野古・沖縄 「真子の沖縄の声」 我那覇真子 [連載11]アカデミズムと赤デミズム 現代日本を代表する似非思想家・内田樹の反知性1 左翼アカデミズムを研究する会 [漫画]テコンダー朴 第13話「新大久保の朝鮮■落で、愛を叫んだけもの」 作/白正男 画/山戸大輔 [連載]築城の経営学 第十六回 大河ドラマ『真田丸』に 登場する信州の城 濱口和久 朴槿恵大統領苦悩の3年 ちぎれた大風呂敷 某国のイージス 自衛隊が支えた1964年東京オリンピック 後編 渡邉陽子 [連載]ねずさんの読み解く『古事記』神倭伊波礼毘古命 その一 小名木善行 2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」東京展 ブックレビュー

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  • ジャーロ dash No. 82
    無料あり
    -
    ミステリー誌「ジャーロ」の無料試し読み版「ジャーロ dash」始めました! ミステリーを掘り下げるエッセイ・評論・コラム、マンガ、新刊ミステリー書評や最新映画レビューなどの情報ページを、「ジャーロ dash」では無料で読めます。また、毎号20作近く掲載している長編連載、連作短編、読み切り短編のミステリー小説も、冒頭部分を試し読みOK! 今号は柄刀 一〈南美希風・国名シリーズ〉や岩井圭也、森川智喜の中短編も!

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  • ジャーロ No. 67
    値引きあり
    -
    1巻110円 (税込)
    ●新連載!:東川篤哉「烏賊川市シリーズ」待望の長編 ●好評連作&連載:青柳碧人、芦辺 拓、大崎 梢、恩田 陸、笠井 潔、近藤史恵、坂木 司、鳥飼否宇、前川 裕、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:阿津川辰海、大山誠一郎、柄刀 一 ●第22回日本ミステリー文学大賞受賞記念インタビュー【大賞】綾辻行人、【特別賞】権田萬治、【新人賞】辻 寛之 ●第19回「本格ミステリ大賞」候補作決定!
  • ジャーロ No. 68
    -
    1巻550円 (税込)
    ●話題沸騰!:宮部みゆき「女神の苦笑」シリーズ最新短編 ●ミステリーの最先端を疾る連作&連載:大崎 梢、恩田 陸、近藤史恵、坂木 司、東川篤哉、前川 裕、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:辻 寛之 日本ミステリー文学大賞新人賞受賞第一作 ●第19回「本格ミステリ大賞」受賞作決定&全選評! ●柄刀 一 ロング・インタビュー〈作家生活20年とデビュー前を振り返る〉
  • ジャーロ No. 64
    値引きあり
    -
    1巻110円 (税込)
    ●小説特集・夏の夜に涼を追うミステリー:芦辺 拓、坂木 司、澤村伊智、鳥飼否宇、柄刀 一、前川 裕 ●新連載&スペシャル・ゲスト!:青柳碧人、阿津川辰海、北原真理、森 晶麿 ●好評連作&連載:笠井 潔、我孫子武丸、森川智喜、早坂 吝、イクタケマコト ●第18回「本格ミステリ大賞」受賞作決定&全選評! ●特集・山口雅也『生ける屍の死』が全面改稿により新たに甦る!
  • ジャーロ No. 82
    -
    1巻550円 (税込)
    ●柄刀 一〈南美希風・国名シリーズ〉「或るチャイナ橙の謎」200枚! ●読み切り短編:岩井圭也、森川智喜 ●快調連作・連載陣!:青柳碧人、五十嵐貴久、大倉崇裕、大山誠一郎、折原 一、恩田 陸、笠井 潔、坂木 司、西條奈加、竹本健治、辻堂ゆめ、長浦 京、中山七里、早坂 吝、深町秋生、薬丸 岳、イクタケマコト ●松澤くれは『フリル』スペシャルイベント・レポート
  • 獣心のカタナ 連載版(1)
    -
    子,丑,寅,卯,辰,巳,午,未,申,酉,戌,亥。特殊能力を持つ12の民族が、国の覇権をかけて戦争を繰り広げていた。終わりなき戦を憂いたある帝は、各民族が擁立する闘士・“獣刀士”による5vs.5の代理戦争・“祭”の開催を宣言する――。最弱の民族・“卯”の姫・指宿は、己が民の命運を託せる獣刀士を探す中で、伝説の民族・“獅子”の日出丸と出会う。その邂逅こそ、番狂わせの狼煙であった!十二支サバイバルファンタジー、開帳!!
  • 十二人の剣豪
    -
    なぜ剣豪・外記は主君と討ち死にせず、蔑まれつつ逃げ落ちて、主君の美しい姫に纏足をほどこして密かに育てたのか? 老臣の悲劇を官能的に描く「腰抜け外記」ほか、自らに咎のない罪を被って従容と死に赴く「逆臣伊丹求馬」、兄に奪われた初恋の女の無残な変貌に複雑な想いの主とそれを見つめる家臣を描く「曲淵主従」、激昂すると異常に隆い咽仏が上下し、三度それが続くと刀を抜く剣豪「咽仏玄蕃」など、十二の剣豪の様々な決断非情を描いて、五味康祐の筆が冴える短編集。
  • 縄文神社 首都圏篇
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたの近所にもきっとある! 1万年!?続く最強の聖地!! 境内から縄文時代の遺跡が発掘された神社は、 実は日本に「かなり」ある。 それは縄文期から「聖地」だった証であり、 「祈りの場として現在までつながってきた」という点で、 世界的にもほとんど例がない奇跡の場所である。 本書では、そうした神社を「縄文神社」と定義する。 古より伝わる御神体とは何か!? 普通のさんぽが一変する「縄文×神社」の入門書! 東京、神奈川、埼玉、千葉......厳選の40社紹介! <CONTENTS> PART1 縄文神社とは 縄文神社ってどんな場所?/縄文神社の探し方/縄文人の祈りと死生観/縄文の神―人々が祈りを捧げたもの  PART2 首都圏の縄文神社 【埼玉】 武蔵一宮氷川神社/氷川女體神社/中山神社/鷲宮神社/北本高尾氷川神社/三峯神社/武甲山御嶽神社/多氣比賣神社/滝馬室氷川神社/出雲祝神社  【東京】 二宮神社/貴志嶋神社/遅野井市杵嶋神社/井草八幡宮/大宮八幡宮/尾崎熊野神社/七社神社/吾嬬神社/大國魂神社/貫井神社 【神奈川】 大山阿夫利神社/比々多神社/江島神社/有鹿神社奥宮/安房口神社/春日神社/寒川神社/茅ヶ崎杉山神社 【千葉】 安房神社/布良崎神社/駒ヶ崎神社/船越鉈切神社・海南刀切神社/豊玉姫神社/東大社/橘樹神社/飽富神社/香取神宮/側高神社/返田神社/大戸神社
  • 女子的武士道のススメ。もう流されない!武士道に学ぶカッコいい女性の生き方。10分で読めるシリーズ
    3.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量9,000文字程度=紙の書籍の18ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 まえがきより 今から遡ること約150年、武士の世は終わりを告げました。 日本の歴史の中で、土地を守る自警団として最初に登場してからおよそ900年間、いつだって時代の大きなうねりを作ってきた「武士」。 美しく咲き誇り潔く散ってゆく、桜の花にも例えられるその生き様は、「日本人像」のルーツとして多くの人々に印象を残しています。 刀という鋭利な武器を腰に帯び、庶民よりも高い身分階級とされた彼ら「武士」が、 ただの「力と権力だけのらんぼう者」にならなかったのは、長い時間をかけて作り上げられた共通の道徳観念があったからでした。 『武士道』と呼ばれるその道徳観念は、大きく分けて「義・勇・仁・礼・信(誠)・名誉・忠義」の7つの徳目からなり、 彼らの矜持と独特な生死感を支えていました。 それと同時に、武士文化の厳しい上下関係と統制社会を生き抜く、ハウツーとしての一面もあったのです。  現代女性の抱える悩みはたくさんありますが、武士の処世術ともいえる『武士道』には、 そんな現代女性の悩みを解決するヒントがいっぱい詰まっていました。 本書は『武士道』の視点から、多くの女性が感じている「流されてしまう」という悩みに、寄り添っていこうというものです。 目指すのは、背中のピンと伸びた「カッコいい女」 決して流されず、けれど女性らしくしなやかに生き抜くコツを伝授します。 目次 ・まえがき   ・あなたは「流されやすい」? ・「ねぇ、どう思う?」 特徴【1】自分に自信がない ・嫌われちゃったらどうしよう・・・  特徴【2】臆病である ・それってホントに優しさ? 特徴【3】他人にも自分にも優しい ・ホントにそう思ってる? 特徴【4】すぐ同意をする ・本当のかっこ良さとは ・あとがき
  • 人生に役立つ! 偉人・名将の言葉
    -
    1巻510円 (税込)
    長い年月を経て生き残ってきた名言には、それなりの生命力がある。言葉のパワーがときに私たちを勇気づけ、ときには癒し、そして知恵を与えてくれる。本書はそうした歴史上の偉人や名将たちの言葉を集大成したものである。登場するのは、沢庵、親鸞、日蓮といった名僧から、聖徳太子、上杉鷹山、勝海舟といった名政治家、紫式部、吉田兼好、松尾芭蕉といった文化人、織田信長、上杉謙信、小早川隆景といった名将、そしてクラーク博士まで多岐にわたる。たとえば黒田如水曰く「分別過ぐれば、大事の合戦は成し難し(考えすぎは決断力が鈍り、結局は時機を逸してしまう)」。あるいは吉田兼好曰く「よき細工は少し鈍き刀を使ふといふ(よい工芸品をつくるには、鋭い道具よりむしろ鈍い道具を使ったほうがよい)」などなど、人生体験からにじみ出た言葉が並ぶ。一冊手元に置いておけば、人生の友として必ず役に立つ本である。

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  • GA文庫&GAノベル2020年6月の新刊 全作品立読み(合本版)
    無料あり
    -
    今月は「ちょっぴり年上」「きれいなお姉さんに~」「俺の女友達」など、若くて同級生、上は年齢不詳(神様なので)のお姉さまヒロイン強化月間!! 鉄板の人気シリーズからは……。 どうして俺がここにいるんだろう……今回もやっぱり困惑するウェイン。 謀略と戦乱が渦巻く帝国の後継者争いに参戦!? 「天才王子の赤字国家再生術」! 一輝やステラ、刀華らも参戦、激しさを増す東京防衛戦! そしてその裏で蠢く策動……。 世界の命運を決める最後の戦いが始まる! 「落第騎士の英雄譚<キャバルリィ>」! そして、今月の新シリーズは2つ! 神々の覇権戦争で敗れて神格奴隷となった天使チェルシーと不良神官の旅。『邪神官に、ちょろい天使が堕とされる日々』 ラスボスの魔帝として倒された“ふり”で手に入れた自由。配下を従え、最強のパーティで無双する! 『ラスボス、やめてみた』 いろいろな面で包容力のある6月のラインナップをお楽しみください!! ※収録作品の製品版は、6月12日(金)より配信予定です。 ※当立読み合本版は、製品版と一部異なる可能性がありますので予めご了承ください。 【収録作品】 <GA文庫> 俺の女友達が最高に可愛い。2 きれいなお姉さんに養われたくない男の子なんているの?2 邪神官に、ちょろい天使が堕とされる日々 ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?6 ~とびっきりの王子様~ 天才王子の赤字国家再生術7 ~そうだ、売国しよう~ 落第騎士の英雄譚<キャバルリィ>18 <GAノベル> 暗殺スキルで異世界最強2 ~錬金術と暗殺術を極めた俺は、世界を陰から支配する~ ラスボス、やめてみた ~主人公に倒されたふりして自由に生きてみた~

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  • G-WORKS バイク Vol.34
    値引き
    -
    空冷バイクの魅力 Simple is BEST 西東京に集まったカワサキ空冷バイクたち JB POWER BITO R&Dコンプリートマシンに乗る イラストで見る名車コーナー誕生!「当時を知ろう!」 ヤマハRZ250/350系編 GirlsBike HONDA CB750 フルシーズン乗れれる、Z。KAWASAKI Z1 ゼロハンRZ50にTZR250エンジンを搭載 カスタムシーンを沸かせたあのブランド 第20回 KERKER(カーカー) ビモータと2台のハコスカに囲まれたカー&バイクライフ タイトでワイドな4MINI仲間 おれの街のバイク自慢 プライベーター百物語 目次 BIG HON本舗のバイク探訪 G-ワークスバイク工作室 千葉県・木更津のバイクチーム Zを愛するZ ASSOCIATIONの仲間たち YAMAHAな人に会いに行こう! KAWASAKIマッハの魅力を伝える伝道師 後藤武がレポート 全日本ライダーがマッハに試乗だって!? 境界線 ──Border rine── 谷中乱歩 様々なバイクが草木湖に集まった! マッハMTG関東 バイクをいじるための便利ツール ストリート最強チャンバー K2 tec BURAPA PATTYA BIKE WEEK2024 RZの教祖がRZとRZRを同時レストアする ショップオーナー、カスタムを語る 走り続けるオレのバイク道!! イレブン刀 フルレストア 80-90RR伝説 プロフェッショナルが使う内燃機屋さんTISに聞く ボルトの軸力のお話 原点回帰? 再原付2スト シングルシート化 スズキングのGAG最速計画! Gバイクレディ G-ワークス 告知/編集後記 みんなの愛車、チーム大募集!!! TOKYO OUTDOOR SHOW 告知 裏表紙

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  • スイスの歴史百話
    -
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【刀水歴史全書100】 スイスという国の誕生はアルプス山中の三つの地域の農民がハプスブルク家の支配に立ち向かったことに始まる。いよいよこれから原初三邦の「自由と自治」に向けた闘いが始まる(第34話要約文) 【略目次】 第1章 ヘルヴェティアとはスイスのこと? 第2章 スイスの道はローマに通ず 第3章 スイスに息づくカール大帝の影 第4章 スイスは都市の国 第5章 農民たちの自由に向けた大躍進 第6章 ヨーロッパのダークホース 第7章 宗教改革時代のインフルエンサーたち 第8章 王に仕えた忠誠なる傭兵(フリーランス) 第9章 ナポレオンの影が見えるスイス 第10章 スイス歴史から現代へ(番外譚) ヨーロッパの中央に位置するスイスの歴史は、周囲の大国との関係を無視して語る事はできない。あえて、いやむしろスイスから語った百遍の歴史逸話から、連綿と続くヨーロッパの物語を浮かび上がらせた 四六判 上製 ISBN978-4-88708-462-9 【著者紹介】 森田安一(もりた やすかず):1940年東京,新宿に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退,博士(文学,東京大学)。東京学芸大学教授を経て日本女子大学名誉教授。 主要業績:(著書)『スイスー歴史から現代へ』刀水書房 1980,(著書)『ルターの首引き猫―木版画で読む宗教改革』山川出版社 1993,(編著)『スイスの歴史と文化』刀水書房 1999, (監訳)イム・ホーフ『スイスの歴史』刀水書房 1997,他著訳書多数
  • スイス 歴史から現代へ [三補版]
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 13世紀スイス盟約者団の成立から流血の歴史をたどり、理想の平和郷スイスの現実を分析して新しい歴史学の先駆と評価され、中世史家の現代史として、中世から現代スイスまでを一望のもとにとらえる。

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  • 助 太 刀
    -
    山之辺銀二郎は新婚早々、すぐ江戸藩邸の勤務を命じられた。暫く独り暮らしに戻るのは辛いけど、出世は確実。ところが大恩を受けた人の嫡男・草狩敬之介から、「憎い男と果し合いをやる。助太刀を頼む」と切願された。果し合いは勝っても死罪。吉は凶に変わった。だが銀二郎は頷いた。(第一話・助太刀) 武士が掟に耐え、美しくも残酷に生き抜く士道小説の珠玉集。
  • 鈴河岸物語
    -
    江戸下町・鈴河岸の一丁長屋で暮らす鈴づくり職人・剣次郎には、自慢の宝があった。代々伝わる“長十手”、どんな刀より硬く立派な代物だ。そんな剣次郎のもとにある日、町方与力から辻斬りの刀を折れとの密命が届いた…!

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  • 砂場の少年
    4.7
    放送局のディレクターを辞した葛原順は、三五歳にして初めて臨時採用の中学の先生になった。受け持ったクラスは、一筋縄ではいかない生徒たちが談論風発。陳腐な価値観の押しつけ、型通りの授業などは即刻一刀両断に。周囲の教師は、「札付きですから厳しく締め付けないと…」と繰り返すばかり。あらかじめ生徒を偏見でみることだけはしないという信条を頼りに、葛原は素顔の生徒に向き合う。だが、丸刈りに反対して学校に通わない少年、一切口をきかない少女、そして神経症の闇に沈む妻透子の存在が、葛原に大きな問いを投げかけていく。子供から学ぶことの大きな可能性を伝える感動の小説。

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