作品一覧 2023/12/20更新 今を生きるための密教 試し読み フォロー 縄文神社 関東甲信篇 試し読み フォロー 縄文神社 首都圏篇 値引きあり 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 武藤郁子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 縄文神社 首都圏篇 武藤郁子 この本の初めに :各地の神社の境内や周辺から縄文遺跡が出土している例が「かなりある」ことに気付いた著者の武藤郁子さんが、「縄文時代の遺跡と神社が重なっている場所」がたくさんあることには、偶然ではなく、この場所に神社があることに、意味があるのではないかと考えるようになり、それらの場所には共通する地形や...続きを読む雰囲気があり、縄文でも現代でも、人間は本質的に、喜びや悲しみの中で、「何かに祈り、願う」生き物であり、長い年月の中で「祈りの場所」として、ずっと大切にされてきた“縄文神社”という特別な場所なのではないかと考えるようになったのです。 その場所は縄文期から”聖地”であり、「祈りの場所として現在までつながってきた」世界的にもほとんど例がない奇跡の場所である。 と記されています。 縄文時代の遺跡が沢山発掘されている場所は、縄文時代の人たちにとっても特別な場所であったことは間違いがないことです。 太古の自分のご先祖様たちのことを少しでも知ることができるのは、いろいろな遺跡に頼るほかありません。 私は東京居住ですので、武藤さんが探してくださった首都圏の“縄文神社”をぜひ訪れてみたいと考えました。 Posted by ブクログ 縄文神社 首都圏篇 武藤郁子 縄文時代、生活と信仰が密接だったのかを推察することに挑戦している本でした。 地理的要因を細かく確認して見解を提案するプロセスがとても斬新でした。 Posted by ブクログ 縄文神社 首都圏篇 武藤郁子 境内から縄文時代の遺跡が発掘された神社を、縄文時代から聖地だった証である「縄文神社」として、まとめて紹介しているのがこの本である。 「聖地」(パワースポット)巡りのような趣旨でまとめてしまっており、学術的な真偽は要検討な箇所が多かった。 ただ新旧の神や信仰の融合に迫ろうという本書のテーマが面白く、...続きを読む扱っている神社の数も多かったので最後まで楽しく読むことができた。 Posted by ブクログ 縄文神社 関東甲信篇 武藤郁子 神社仏閣めぐりをしていると、実際に縄文·弥生·古墳などの遺跡に建っているということが結構ある。なので、この本の縄文遺跡に建つ神社、縄文の祈りの場を引き継ぐ神社、という考えには納得できる。 縄文文化や信仰を色濃く残す諏訪をはじめ、土地の高低差や湧水の有無まで言及した現地レポートは面白い。 …とはいえ...続きを読む、全面肯定するわけではない。 関東地方は縄文遺跡が多いことは冒頭に述べられているが、だとすると遺跡密度の高い関東地方なら単に神社にかかる遺跡が多いだけなのでは? あと、祈りの場といっても当然歴史的断絶がある。明治神宮を入れることを筆者はためらっていたが、結局採用している。聖地の感覚は縄文人と共通しているだろう、ということだが…。 神宮創建以前の土地の持ち主、加藤家や井伊家が「縄文の感性を受け継ぐ縄文大名」とは謂わないだろう。 また、城の鎮守として建てられた神社となると、縄文人と戦国時代人の土地への感覚は異なってくるし、そこに建立された神社の意味合いも違ってくる。 諏訪のような実際に文化や信仰を受け継ぐ純正?縄文神社、聖地にふさわしい土地というマインドが共通する(かもしれない)縄文神社、土地に関する考え方に断絶がある·別な理由などで単に遺跡の上にたっているだけの神社…。 そういう縄文神社の違いがどうしてもあるなぁ、それが気になるなぁ、と思ったところ。 「そういう考えもあるかもしれない」程度でとどめておく、神社別にして縄文遺跡の立地観察くらいでとらえておいたほうがいいかも。 Posted by ブクログ 縄文神社 首都圏篇 武藤郁子 縄文時代の遺跡があって今に続く神社の紹介。今まで三峯神社、香取神宮には参拝したが、まだ行っていないところで縄文から続く気を感じてきたい。 近場の千葉県香取にある豊玉姫神社、東大社、側高神社、返田(かやだ)神社、大戸神社や知人がいる埼玉の氷川神社や墨田区の吾妻神社は訪れたいところ。 また三峯神社に行く...続きを読むことがあれば武甲山御嶽神社の日本武尊にもお参りする。 Posted by ブクログ 武藤郁子のレビューをもっと見る