仏作品一覧

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  • 完全版 仏教「超」入門
    4.3
    188万部『超訳ニーチェの言葉』の著者の出世作 ベストセラー全面改訂復刊! ! 入門書を超えた入門書。 ブッダの説いた真理が今度こそわかる。 家には仏壇があり、お墓はお寺にあり、お盆やお彼岸にはお墓参りに行き、 葬式ではお坊さんにお経をあげてもらう…… こういった習慣は本来の仏教とは無関係だし、 「よいことをすれば極楽、悪いことをすると地獄へ行く」 「仏様がいつも見守ってくれる」 といった考え方も本来の仏教の教えにはなく、キリスト教の影響を受けたものだったりする。 日本人の多くが持っている仏教のイメージを覆し、 ブッダが説いた純粋な仏教を明快に解説、 「入門書を超えた入門書」としてベストセラーとなった名著に大幅加筆、完全版として復刊! ※本書は2004年6月にすばる舎から刊行され、2007年6月に加筆・修正されてPHP文庫として刊行されたものに大幅に加筆・修正し「完全版」とした。
  • 邯鄲の島遥かなり 上
    4.1
    1~3巻2,530~2,695円 (税込)
    神生島にイチマツが帰ってきた。神か仏のような人間離れした美貌の一ノ屋松造は、島の女たちと次々に契る。そして生まれた子供には、唇のような形の赤痣が身体のどこかにあった。またその子供たちにも同じ痣が――。明治維新から「あの日」の先までを、多彩な十七の物語がプリズムのように映し出す。
  • 観音経法話(上) 父は智慧 母は慈悲
    -
    1~2巻1,210円 (税込)
    物質文明の過剰な繁栄は果して真の幸福か? 不安の現代にこそ安らぎを求める人々のための、智慧と慈悲の心の教えを、奈良・薬師寺の高田管長があなたに語る――「観音さまは昔から私たちの生活とともに在って人々の悩みを聴き、苦しみを救ってくださる仏さまだった。この最も身近な救済者に具現される仏陀の教えこそ、苦悩する現代人の魂に呼びかけ、心の眼を開き、安心に満ちた生に導く声である」<上下巻>
  • 観音さま
    3.0
    その相(すがた)は、仏から菩薩まで三十三変化。苦しみの中で名を唱えれば、即時に現れ、深い智慧で病やすべての辛苦から救ってくれる……。古来、インド、中国、東南アジア、日本で救世主として愛され続けてきた<観音さま>。そもそも観音はいつ、どこで生まれたのか。中国文化や日本文化に果たした役割は? 歴史的背景や、様々な観音像を検証し、法華教の経典をひもときながら、「観音信仰」の真髄を探る。
  • 観音さまから運をもらう方法
    3.7
    1巻1,047円 (税込)
    「幸運の女神」シリーズ三部作の完結編。現世に降り立った「第三の女神」観音さまが登場します。観音さまは「水」の五行を持つ仏さまです。「水」は五行では、金運や異性運を司ります。そのため、観音さまを拝むと、金運や異性運が高まると信じられてきました。本書では、金運や異性運を高める観音さまのお告げを外応や面相で、具体的に紹介します。例えば、「夢で井戸から亀が現れ、水を飲んだ」とします。このお告げは、「男性と知り合って結婚する」ことを意味します。人の外見に表れるお告げもあります。通常、「鼻筋が通っている女性」は美人と言われますが、観音さまのお告げでは、「20代で結婚すると離婚しやすい、結婚は30歳を超えてから」と晩婚をすすめる内容になっています。こうした、異性運に留まらず、金運についてのお告げも満載しています。本書を手に取り、観音さまの御利益にあずかってください。
  • 完本 妖異博物館
    -
    古今東西、日本各地の奇談・怪談を1冊に。ろくろ首、化け猫、河童などの幽霊・妖怪から怪鳥退治の話題まで。さらにその類例や原典を、国内外から探し出す。巻末には新たに索引も収録。底本は『妖異博物館』、『続 妖異博物館』(ともに青蛙房刊)。 解説:常光徹 【目次】 妖異博物館 化物振舞/大入道/一つ目小僧/轆轤首/舟幽霊/人身御供/人魂/異形の顔/深夜の訪問/ものいう人形/ものいう猫/怪火/狸の火 大猫/化け猫/狐の嫁入り/狸囃子/猿の刀・狸の刀/鼠妖/大鳥/白鴉/河童の執念/海の河童/百足と蛇/古蝦蟇/蜘蛛の網/大鯰/妖花/茸の毒 果心居士/飯綱の法/山中の異女/人の溶ける薬/煙草の効用/天狗になった人/天狗の夜宴/ 生霊/小さな妖精/執念の転化/気の病/形なき妖/大山伏/消える灯/夜光珠/化物の寄る笛/持ち去られた鐘/銭降る/猫の小判/雁の財布/古兜/斬られた石/魚石/提馬風/風穴 など 続妖異博物館 月の話/大なる幻術/雷公/雨乞い/鎌鼬/空を飛ぶ話/地中の声 宿命/火災の前兆/家屋倒壊/卒堵婆の血/経帷子/井の底の鏡/五色筆/難病治癒/診療綺譚/髑髏譚/眼玉/首なし/ノッペラポウ 竜宮類話/羅生門類話/妖魅の会合/雨夜の怪/死者の影/離魂病/樹怪/くさびら 仏と魔/金銀の精/名剣/不思議な車/樽と甕/埋もれた鐘/巌窟の宝/打出の小槌/金の亀 竜に乗る/竜の変り種/虎の皮/馬にされる話/牛になった人/猿の妖/狐の化け損ね/獺/鶴になった人/化鳥退治/大魚/鰻/胡蝶怪/蜂/銭と蛇 など 解説 索引
  • 官僚たちの冬 ~霞が関復活の処方箋~(小学館新書)
    4.0
    霞が関凋落、その深層とは――。 霞が関の地盤沈下がとまらない。作家・城山三郎が『官僚たちの夏』で描いた天下国家を論じる官僚たちの姿も今は昔。さながら「官僚たちの冬」か。 90年代以降の歴代政権は、「政治主導」に向けた改革を実行してきた。それは本当に成功したのか。片や官僚らは自ら改革に努力したのか。 財務省出身で、実際に行政改革の最前線に立ったこともある筆者が綴る官僚劣化の深層。そして、その処方箋とは。 ◎主な内容 「優秀な官僚」はどこに行ったか/ヴォーゲルは官僚を過大評価? 平成の30年間に行われた行政改革の功罪/省庁再編の失敗 内閣官房と内閣府の肥大化/「与党・官僚内閣制」の崩壊 小泉政権の中央省庁等改革/安倍政権の公務員制度改革 次々と変わる看板政策/山のような報告書 経産官僚のカルチャー/「政治化」する官僚たち 森友・加計問題の本質/「忖度」と「官邸主導」の因果関係 産業革新投資機構に見る矛盾/天下りは必要悪か 諸外国の公務員制度から学ぶ(米国・英国・独・仏・オーストラリア) 霞が関復活の処方箋/ジェネラリストよりプロフェッショナルを 省庁再々編/政権中枢のあり方/将来を担う若手官僚のために
  • 官僚の没落
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 官僚の没落 ◆国家公務員制度担当大臣インタビュー お役所を良くするのも政治の仕事 人材・やりがい・多様性▼河野太郎 ◆データで見るエリート学生の進路事情▼本誌編集部 ◆安倍元首相退陣後も漂い続ける「首相の意向」 官邸官僚が生み出した「無責任体制」▼牧原 出 ◆敗戦で経済官僚たちは変わったのか 今もさまよう統制の亡霊▼中村宗悦 ◆〔対談〕江戸の役人、令和の官吏 「現代の大岡越前」は現れるのか▼大石 学×北村 亘 ◆米英独仏との比較から浮かび上がるもの 家臣型・無定量・人事一任の日本型は持続可能か▼嶋田博子 ◆〔対談〕元キャリア官僚から見る破綻と回復への道筋 霞が関再生は国会改革から始まる▼小川淳也×千正康裕 ======
  • 街路樹は問いかける 温暖化に負けない〈緑〉のインフラ
    3.0
    灼熱のコンクリート道に,緑の日傘があったなら.待ったなしの気候変動対策に取り組むなか,世界の諸都市は≪樹冠最大化≫を目標に掲げ,IT技術も駆使して,身近な緑を豊かなものにしている.枝を短く伐られ,電柱のような街路樹が目立つ日本は,どうしたら変われるのか.米・独・仏,また国内都市の最前線を紹介.

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  • 画僧 牧宥恵の なぞって写す仏画入門 ~心をほぐす写仏の時間
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ありがたい仏像の手本をなぞって写すことで,簡単に写仏が行える,写仏入門書です。収録の仏画は,画僧である牧宥恵氏が描きおこした写しやすいもの。如来,菩薩や明王,天など,さまざまな仏像を写すことができます。さらに本格的な筆使いや彩色も解説。仕上げた作品を納めたり巡礼軸を作ったりと,写仏から始まる修行にも触れていきます。なぞっていくうちに仏教への理解も深まり,心が安らいでいくのを感じ取ることができるでしょう。
  • GATAPISHI
    完結
    4.5
    全1巻660円 (税込)
    「俺のこと好きならキスしてよ」――仏教系高校の入学式の日。阿野は、美しい同級生・瑞泉に恋をした。思い溢れた阿野が告白したら付き合えることに! 寺の息子で気難しい瑞泉は、阿野を本気で好きなようには見えないが、ご本尊の前で突然キスをねだってきて…!? さらに意外な阿野の反応は――!?仏の教えと愛欲の狭間で本当の恋を探す思春期ラブ。描き下ろし甘々後日談10P収録!
  • 合本 ビゴーが見た日本人/明治ニッポン/明治職業事情
    -
    1882年に来日し、17年間の滞在生活をおくったフランス人画家ビゴーは、その卓越した描写力で、写真や活字では記録し得なかった日本人の本質を鋭く描きとった。 学術文庫ロングセラー「ビゴーが見た」シリーズ三作の合本版。 『ビゴーが見た日本人』 文明開化とともに訪れた日本の近代化。そこには、劇的な社会変化に戸惑いつつも、たくましく生きる人々がいた。そんな彼らの姿と変貌する日本を描きつづけた在留フランス人画家ジョルジュ・ビゴー。日本で過ごした17年間に彼が残した多くの作品から漫画・挿画・銅版画など、百点を厳選。愛着とアイロニーに満ちた諷刺画を通して見る日本人論。 『ビゴーが見た明治ニッポン』 文明開化に揺れる人々、フランス人画家が赤裸々に描く当時の生活……明治政府を皮肉る痛烈な諷刺画のほか、西洋文化にとびついた人々の滑稽な姿、日本的風習にあふれた庶民の生活、日本軍に従軍して描いた戦争報道画など、100点の作品を通して、近代化する日本の活況を明らかにする。 『ビゴーが見た明治職業事情』 激動の明治期、人々はどのような仕事をしていたのか。仏人画家ビゴーは、洋服屋、牛肉屋、鹿鳴館職員といった西洋化により登場した職業など、働く人々の姿を諷刺も交え克明に記録した。国会議員らエリート層の豪奢で珍奇な暮らしぶりとは対照的に、人口の9割を占める下流階級の人々が懸命に働く姿は、明治の格差社会を痛切に感じさせる。100点超の作品を紹介し、背景を解説する。
  • ガンダーラ物語
    完結
    -
    ギリシャ彫刻を思わせるガンダーラ仏誕生の謎を探る旅に出た良太。五百年間の東西文化融合の壮大なドラマをたどる。

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  • がんに効く生活 克服した医師の自分でできる「統合医療」
    4.0
    抗「がん」三原則―― 作らない! 育てない! あきらめない! 突然のがん宣告で、命の期限を知ってしまった若き精神科医。「生きたい!」――著者は、最先端の治療を受けながら、自らがんのメカニズムを探り、膨大なデータや体験から、心のケア・食事・運動による「がん克服」メニューを導き出し実践した。宣告から20年を生き抜いた、現役医師のがん体験記と医学療法をあわせもつ仏・米をはじめ全世界でミリオンセラーを記録した「がん」関連書の定番を電子書籍化。 日本語版電子書籍を刊行するにあたり、フランスでの刊行15周年記念出版(2021年)に新たに加わった序文を特別収載! 闘病する人だけでなく、未病対策に臨む人にも有効な統合医療、生活習慣への具体的なアドバイスも網羅されている「がんのバイブル」です。 〈目次〉 序:刊行15年に寄せて はじめに 1 統計や数字ではわからない、本当の「余命」 2 がんの弱点を知る 3 がんに効く生活――環境を知る 4 がんに効く生活――効果のある食物 5 がんに効く生活――心の力 6 がんに効く生活――運動 7 まとめ――作らない、育てない、あきらめない 謝辞 監訳者のことば 訳者あとがき 出典
  • 「がんばらない」お稽古
    5.0
    「いらいら」と生きているのは地獄の住人、「がつがつ」は餓鬼の、「あくせく」は畜生の生き方。そろそろそんな生きた方をやめて、「のんびり、ゆったり、ほどほど」に人間らしく生きてみませんか。そのためには、自分になりきって、いい加減に、世間を馬鹿にするお稽古が必要です。それがブッダの教えであり、人生を楽しく生きるための仏の智慧。大乗仏教の真理をわかりやすく説いた一冊です。

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  • キサキの大仏
    3.0
    民のため、国の未来のため、巨大な御仏を造りたい――聖武天皇の理解者は、皇族以外から初の皇后となった光明子ただ一人。奈良の東大寺大仏に秘められた夫婦愛と葛藤の物語。
  • 起請文の精神史 中世世界の神と仏
    4.0
    小さな紙片に蔵された、広大なる精神宇宙。なぜ天照大神に誓いを立ててはならないのか。神と仏はどちらが上位か。本地垂迹の本質とは何か。中世日本の巨大なコスモロジーは、一片の起請文の中にある。神仏習合から新仏教まで、中世人の豊饒なる精神世界の全貌に迫る。(講談社選書メチエ)
  • 奇蹟
    4.5
    1巻1,320円 (税込)
    金色の小鳥が舞い、夏芙蓉の花が咲き乱れる紀州・新宮の路地。歌舞音曲に現を抜かし若死にするという七代にわたり仏の因果を背負った、淫蕩の血に澱む一統・中本。「闘いの性」に生まれついた極道タイチの短く苛烈な生涯が、老産婆オリュウノオバ、アル中のトモノオジにより幻惑的に語られる。人間の生と死、その罪と罰を問うた崇高な世界文学。
  • 奇跡の法
    4.7
    運命を逆転させる秘訣とは?また、繁栄を恐れる日本人のトラウマ、少子化・高齢社会における新たな家庭観、そして、仏神の心に適った成功論など、本書で語られる内容は、人類の未来に奇跡を起こす真実の力に満ち満ちています。個人の救済、国家の新生、人類の再生への願いが込められた一冊です。

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  • 北インド015サールナート ~ブッダ説法の「鹿野苑」
    -
    バラナシ近くのサールナート。ここは今から2500年前にブッダがその教えをはじめて説いた場所で、仏教四大聖地に数えられています。ブッダ死後、マウリヤ朝のアショカ王が 建てたストゥーパが残り、サールナート博物館では、「インドでもっとも美しい」と言われるサールナート仏を 見ることができます。かんたんな図版、地図計12点収録。
  • 鬼仏洞事件
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • 基本史料でよむ 日本仏教全史
    -
    日本人は仏教の何に感化され、文化を、歴史を、思想を形成してきたのか。 日本人に影響を与えた仏教の重要史料を、その時代背景や文脈とともに一挙収録。 原文・現代語訳・注に加え、時代背景も解説した決定版。 『日本仏教史入門――基礎史料で読む』(角川選書)をもとに大幅加筆し、さらに「第六章 近現代」を書き下ろした。
  • キャメさんぽSPECIAL パワスポで開運を引き寄せ、気をチャージ!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※巻末付録『神さまメッセージカード』は画像のみ掲載しております。ご了承ください。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 キャメレオン竹田が全国117のパワースポットをめぐる、開運旅のガイドブック。 宇宙から見えたという御岩神社、CNNの「日本で最も美しい場所31選」に選ばれた元乃隅神社、 光の道で有名な宮地嶽神社、海中鳥居や世界遺産、夫婦岩や巨木、鍾乳洞や不思議な池、 巨大な仏さまなどなど。 キャメレオン竹田が実際に現地に行き、そこでダウンロードした神さまの言葉、“気”の意味を伝えます。 12星座別に相性ぴったりの神さまもご紹介。 例えばあなたが牡羊座なら、相性がぴったりなのは、道開きの神・猿田彦命。さっそく祀られている神社へGO! 巻末付録は32柱の個性豊かな神さまの言葉のカード。今日の1枚はあなたが選んでお財布へ。 ムックにちりばめられたイラスト、神さまのお姿はすべて、キャメレオン竹田本人が描きおろしたものです。
  • キャラ絵で学ぶ! 仏教図鑑
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お釈迦さまが人間の悩みや苦しみを解き明かし、苦悩から解放されて幸せに生きるにはどうすればよいか、その実践法を説いたのが仏教です。日本の長い歴史のなかで、この国の文化の基盤のひとつになっています。 本書は、その仏教のエッセンスを、小学生にもわかるようにユーモアあふれるイラストと言葉で解説した「超入門」です。 「お釈迦さまの物語」や「仲間同士の仏さま」、「あなたを守ってくれる仏さま(守り本尊)」、「今も毎日使っている仏教語」、「お寺にあるもの(お寺めぐり)」、「お盆とお彼岸は何のためにあるのか(年中行事・仏事)」などなど、小学生にとっては「不思議な世界」である仏教に、楽しみながら親しめるつくりにしています。教養教育の一環としてもおすすめできます。
  • 95歳、最強ばあちゃんの「ありのまま」暮らし
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 93歳でYouTubeを始めてみたら、人生、楽しみ100倍だっぺ! 畑仕事、料理も一人で元気にこなす「自立」生活と、玄孫との日常がYouTubeで大人気。 「ばあちゃん、すごい!」「見ているだけで癒される」などの声が視聴者から寄せられる、 最強ばあちゃんの「ありのままの暮らし」がついに書籍化。 ばあちゃんの習慣や考え方が一冊にぎっしり詰まって、飾らない言葉で人生相談まで しちゃいます。気負わずのんびり、自分らしく元気に長生きするヒントが満載です! 【元気に長生きする、最強ばあちゃんの習慣】 1.毎日、体を動かす 2.なんでもよく食べる 3.小さいことは気にしない 4.好きなことをする 5.家族とよく話す 『最強ばあちゃんときどき玄孫』 ばあちゃんが93歳のときに始めたYouTubeの動画。 いくつになっても元気に畑仕事や料理をこなす、ばあちゃんの日常と、 ときどき顔を出す玄孫たちとのやりとりが大人気に。 【目次】 巻頭 だから最強ばあちゃん!! 最強ばあちゃんプロフィール 500坪の畑で、野菜を育てています! 子ども5人、孫7人、ひ孫5人、玄孫4人の大家族! 【1章】最強ばあちゃんの「これまで」と「これから」 茨城で生まれた普通の子? 小学校を卒業して東京の会社に就職 とにかく貧しく不自由だった戦争時代 土地に惚れて嫁いだ新婚生活 戦後の生きがいとなった5人の子ども 我慢、我慢の介護生活。孫も誕生 YouTubeを始めて、93歳で楽しみが増えた! さらに生まれる玄孫を楽しみに、目指せ100歳 【2章】どうしようもねぇもんはどうしようもねぇ、人生Q&A【PART1】 [体や心の悩み] [お金や暮らし] 教えて! 最強ばあちゃん 【3章】今日も明日も畑仕事 95歳、元気の秘訣 最強ばあちゃんのある日の一日 畑仕事は趣味&元気のモト あるもんで作る、料理いろいろ 元気に長生きする5つの習慣 【4章】5世代YouTuberの大家族 最強ばあちゃん、ゆい&わたるが家族を紹介します! ばあちゃんの子ども編/孫編/ひ孫編/玄孫編 【5章】どうしようもねぇもんはどうしようもねぇ、人生Q&A【PART2】 [家族の悩み] [仕事や周囲のこと] 教えて! 最強ばあちゃん 【6章】YouTube名(迷)シーン&珍事件 箱の開封を包丁で!? ひ孫の新居を初訪問 玄孫が仏様と会話!? れおくんが料理を作りながら涙? 野菜が嫌いなれおくんVSばあちゃん ひ孫と玄孫から誕生日サプライズ 回転寿司に大満足 手が一番便利だっぺ 献立はあれだ、長年生きてると悩まねえ 23歳よりも記憶力が勝る、ばあちゃん 【四コママンガ】ばあちゃんと玄孫の日々是好日
  • 九頭の龍(電子復刻版)
    3.0
    十九世紀末、フランス統治下のベトナム。政府は民族独立を掲げる神出鬼没のゲリラ〈九頭の龍〉に手を焼いていた。彼ら一味を殲滅せんとする仏大佐メニュリーは作戦「オペラシオンU」を計画、伝説的な工作員モンギランを起用する。“U”とは一体何を意味するのか? 一方、日本帝国海軍は新鋭巡洋艦「畝傍(うねび)」を仏造船所に発注、軍備増強を目論む。それを阻止せんとする清国工作員……。長篇海洋冒険小説。

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  • 京都、朝あるき
    -
    京都市長・門川大作さん、推薦! 「凛とした空気の朝、千年の歴史と素顔の京都に出会えます! 近年では「朝活」といった言葉が定着し、旅先での朝を気持ちよくすごす提案も増えてきました。 寺社仏閣の多い京都の朝は早い。 だからこそ、いつもより早起きして朝から京の町を満喫できるスポットをピックアップ! 朝陽を浴びながらの露天風呂、美味しい祇園の朝食専門店、特別プランで混雑回避する紅葉狩り……など、選りすぐりの「朝あるき」プランをたっぷり紹介します。 ●春 花見、和菓子体験、朝ヨガなど●夏 あじさい園、みたらし祭、二条城など●秋 写仏、パン屋さんめぐり、紅葉狩りなど●冬 坐禅、朝市、手づくり市など ことり会ならではの目線とセレクトで京都の朝の愉しみ方を提案する、贅沢な1冊の登場です!
  • 京都異界紀行
    3.5
    地霊に導かれ、怨霊の声を頼りに京都の町中を歩く。そこから見えてくる、本物の京都の姿とは? 「中世」をキーワードに、神と仏、聖と穢が繰り広げる怪しい京都の奥深く、地下水脈に潜入する。これまでにない、まったくユニークな京都案内。京都では「生と死」は背中合わせ。と言っても、オドロオドロしい京都の風景は昔むかしのこと、今はきれいに清掃され、ちょっと見には「負」の部分はみえない。ただ、私たちが本物の京都を知りたい、観たい、と思えば、1つ方法がある。地霊である。何もない所であっても、その地に立ってただ風景を見る、そして、そこに住む「怨霊」の声に耳を傾ける――すると、昔むかしの風景・出来事が甦る。怨霊たちは案内人となって、私たちを本物の京都へ誘ってくれる。この『京都異界紀行』の案内人の第1に選んだのは崇徳天皇(1119~1164)の怨霊である。なぜ崇徳か。崇徳は保元の乱(1156)に敗れ讃岐国に配流、帰京の願いならず、配所で憤死した。崇徳の怨霊はしばしば都に現われて、タタリをなした。しかし明治元年、天皇の命により、讃岐の白峯宮より御所の西の地の白峯神宮に迎えられて、ひとまず鎮まった――と、いうことになっていた。いや、崇徳の怨霊は京の町を徘徊していたのだ。それでその後を付いて歩いてゆくと、「見えてきたもの」がある。京の怨霊ネットワークである。崇徳の怨霊が化した魔王・天狗とともに、イナリ・エビス・セイメイ(安倍晴明)等の裏の顔。松尾大明神に空也上人――神と仏が作り出す奇なる世界。この京都の異界が一番よく見える「時代」がある。中世である。歴史も伝承も包みこんで、京の中世は、京都の真の姿を語る。雅と死、花と葬地、怨霊と御霊、惨殺と鎮魂、天皇と乞食(こつじき)――「正」と「負」の京の仕組み。パズルのように「事」と「物」をきれいに合わせて、美しい表面を作り出した京都。しかしまるで死んだはずの木の根が動き始め、大いなる力でコンクリートを割って地表に顔を出すように、京の「負」の影は現代の日常の中にも不意に顔を出す。ここにも、そしてあそこにも……。本書は、怨霊を案内人として京を歩く。(「はじめに」より)
  • 京都異界に秘められた古社寺の謎―歴史を動かした京千二百年の舞台裏
    3.7
    1巻1,430円 (税込)
    ■民俗学第一人者による「もうひとつの京都」案内 1200年もの歴史を有する京都には「裏の貌」と呼べるべき痕跡が至る所にあり、神社や古寺は時代を超え、「現世」と「異界」のつながりを感じやすい場でもある。「怨霊と御霊」「殺戮と鎮魂」「葬地と聖地」…テレビ番組でも話題を呼び、広がりつつある京都異界ブーム。オモテとウラの両面から知る「もうひとつの京都」。 <本書で紹介する古寺社の例> 【怨霊鎮魂】史上最強の怨霊を鎮める「白峯神宮」 【天変地異】敗者の霊を鎮め疫病を祓う「御霊神社」 【冥 府】冥界への通路が潜む「六道珍皇寺」 【首 塚】二つの怨霊を封じ込めた「明智光秀の首塚」 【怪異譚】安倍晴明と魔界をつなぐ「一条戻り橋と真如堂」 【丑の刻】京都の深層に宿る鬼女の怨念「貴船神社と鉄輪井」 【酒呑童子】鬼の首を埋めて化外の民を退ける「首塚大明神」etc. [目次] 序 章 京都のほんとうの魅力 第1章 敗者の怨念を鎮める神社 第2章 異界との境界だった神社・古寺 第3章 京都に生きた人びとの墳墓としての神社・古寺 第4章 古都の魔界への入口としての神社・古寺 <編者略歴> 新谷尚紀(しんたに・たかのり) 1948 年広島県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。同大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。社会学博士(慶應義塾大学)。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授、國學院大學大学院客員教授。著書に『伊勢神宮と出雲大社』(講談社学術新書)、『神道入門』(ちくま新書)など多数。 <執筆協力> 古川順弘 (ふるかわ・のぶひろ) 1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。宗教・歴史分野を扱う文筆家・編集者。『人物でわかる日本書紀』(山川出版社)。『古代神宝の謎』(二見書房)、『神と仏の明治維新』(洋泉社)ほか著書多数。本書では第1〜4章、コラムを担当。 【写真提供】 仏野念仏寺、積善院、青蓮院門跡、瑞泉寺、Adobe Stock、写真AC、国立国会図書館、古川順弘 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『京都異界に秘められた古社寺の謎―歴史を動かした京千二百年の舞台裏』(2020年9月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 京都祇園の橋守さん よろづあやかしごと承ります
    4.0
    深い獄界の闇の底から呼び戻された最強最悪の鬼・酒呑童子。仏神に彼の魂の浄化を命じられた『橋守』の景は、新たに朱天という名前を与え、人として正しい生き方を教えるため、自身の営む『をの古物店』で居候生活を送らせることに。景から家事全般を任された朱天は、驚きばかりの現代文明と、景の霊力により引き出される『付喪神』たちとともに、二度目の生を歩み始める――。京都花見小路を舞台に元・鬼+強力な優男+αで贈る、あやかし人情物語!
  • 京都 札所めぐり 御朱印を求めて歩く 巡礼ルートガイド 改訂版
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 古寺社・名刹の歴史や由来を霊場ごとに詳しく紹介。 ★ 御朱印をいただきながら、心を癒す巡拝の道行きへ。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 西日本の著名な巡礼として西国三十三箇所巡礼がある。 近畿2府4県と岐阜県に渡る33所の観音霊場を巡るのであるが、 広いエリアにある札所を巡るのには時間とそして費用がかかった。 昔は巡礼に出られるのは一家の内でも家長とか長男に限られていた。 そこで京都近郊に限られた狭いエリアで三十三所巡りができる観音霊場が興された。 さらに七福神めぐりなど、 寺院や神社への巡礼が盛んにおこなわれるようになった。 こうした寺社巡り、参詣・参拝すると 押印してもらえるのが御朱印である。 元来は寺社の写経を納めた際の受付印とされたが、 今は少額の金銭(おおくは300円)を納めることで、 独特の墨書と印を押した御朱印をいただける。 御朱印を受けると、 寺社にきちんとお参りを澄ませたと言う充実感が味わえる。 この気持ちが大切で、 神仏に対する尊敬や畏敬の念なしに、 御朱印収集のみに執着するのは、慎むべきである。 本書では京都市近郊の洛陽三十三所観音巡礼、 洛西三十三所観音霊場、 招福の神様を詣でる都七福神めぐり、 開運・厄除けを祈る洛陽十二支妙見めぐり、 京都の由緒ある寺社をめぐる京都十六社めぐりを中心に、 その札所の歴史やいわれ、 さらにそれぞれの御朱印を紹介している。 心を癒す札所めぐりと御朱印収集のガイドとして 活用していただくことを切に希望しています。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 洛陽三十三所観音巡礼 平安末期を起源とする伝統ある 観音霊場めぐり、御朱印を受ける… ≪1番≫ 紫雲山頂法寺[六角堂] ≪2番≫ 新京極誓願寺 ≪3番≫ 護浄院[清荒寺] ≪4番≫ 霊麀山革堂行願寺 ≪5番≫ 新長谷寺[真如堂] ・・・など全33番 ☆ 洛西三十三所観音霊場 古くから観音信仰が盛んな西山の 観音霊場を巡り、御朱印を受ける… ≪1番≫ 西山善峯寺 ≪2番≫ 西岩倉山金蔵寺 ≪3番≫ 小塩山十輪寺 ≪4番≫ 安岡山西迎寺 ≪5番≫ 西山三鈷寺 ・・・など全33番 ☆ 京都十六社朱印めぐり 由緒正しい京の神社で御朱印を受け 厄除や商売繁盛など様々なご利益を… ≪健康寿命≫ 今宮神社 ≪安産≫ わら天神宮[敷地神社] ≪こころしずめ≫ 御霊神社[上御霊神社] ・・・など全16項目 ☆ 都七福神まいり 福の神として崇敬される7柱の 神様をめぐり、一年の幸せを祈る… ≪ゑびす神≫ 京都ゑびす神社 ≪大黒天≫ 松ヶ崎大黒天 ≪毘沙門天≫ 東寺 ・・・など全7項目 ☆ 洛陽十二支妙見めぐり 霊験あらたかな十二支妙見宮をめぐり 福寿・開運・厄除・商売繁盛を祈願… ≪西陣の妙見宮≫ 善行院 ≪本満寺の妙見宮≫ 本山本満寺 ≪修学院の妙見さん≫ 導入寺 ・・・など全12項目 【コラム】 * 洛陽三十三所・洛西三十三所観音のめぐるコツ * 西国三十三所巡礼 * 京都十三佛霊場めぐり ※ 本書は2016年発行の 「京都札所めぐり御朱印を求めて歩く巡礼ガイド」 をもとに、加筆・再編集を行った新版です。
  • 共犯者
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    パリ郊外に住む13歳のクレオ。ダンスが大好きな彼女は、若者を支援する財団から奨学金のオファーを受けるが、選考委員の男から性的被害に遭う。だがその後彼女自身も周囲の少女を財団に勧誘する役目を自ら負い、何十年も罪の意識に苛まれ――。仏発の#MeToo小説
  • キリン航海記・他二篇
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    中国・明の時代に大航海をおこなった宦官・鄭和のセイロン島での活躍を描いた「錫蘭山の仏歯」、鄭和艦隊がキリンを連れ帰った顚末を物語る「キリン航海記」、細川氏と大内氏が明で争った寧波の乱を題材にした「政吉の羅針盤」。未刊行の短篇3本を収録。
  • 【極!合本シリーズ】外道坊シリーズ1巻
    完結
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    あの伝説のアクション大作コミックス「外道坊」、「外道坊&マーダーライセンス牙」が待望の【極!合本シリーズ】に登場! <外道坊> 全国を旅する托鉢僧(たくはつそう)、しかしその本当の姿は仏の教えから外れた道をゆく者「外道坊」! 次々と現れる、前世での悪行を繰り返した業から現世でも悪事を行う悪党たち。悪人の放つオーラを感じ取り、外道坊は悪の宿命を裁く! <外道坊&マーダーライセンス牙> 前世を見抜き、悪を裁くスピリチュアル・マーダー外道坊と日本において唯一殺人許可証・マーダーライセンスを持つ男、牙。最凶最悪の「脱走兵」を倒すため、数奇な運命の出会いを果たす。闇に生きる伝説の2人が最強のコラボレーション! 「外道坊」、「外道坊&マーダーライセンス牙」合わせて全11巻を至極の4巻に凝縮して収録!  ※「外道坊」単巻版1~2巻を収録しています。
  • 近世日本国民史 開国日本(四) 日・露・英・蘭条約締結篇
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    嘉永・安政の時代、露・米・英・仏諸国は東洋における覇権の中心を日本に向けているかの観を呈し、しかもその間、露国対英・仏のクリミヤ戦争が出来、日本を交戦国の舞台たらしめんとする危険を生ず。時に露国、米国との条約締結をたてにして開国を迫りその交渉最も繁多、葛藤最も難渋、衝突最も激甚を極む。かくて日本は米に次いで露・英・蘭との条約を締結。ここに徳川鎖国制度は打ち破られ、開国日本の曙は招来されたのだった。(講談社学術文庫)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 逆宇宙ハンターズ(1) 魔教の幻影
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    1~6巻495円 (税込)
    〈逆宇宙〉の裂け目から邪教の魔手が伸びる! 魔教・苦止縷得宗の秘儀とは何か?  武蔵不知火市に住む高校生・淡島春夫の周辺の人間が奇怪な変貌を遂げていったのは、すべて“あいつ”が姿を見せるようになってからだった。背に「赤白二テイ歓喜即仏」と書き記した墨染めの衣を身にまとい、目深に被った破れ笠で半ば顔を隠したその男は、尼僧や小男とともに郊外の不知火稲荷で奇怪な祈祷をあげ、異様な冷気と臭気を漂わせながら春夫の家を窺っていたのだ。まるで男から吹きつける地獄の虚無の風に煽られたかのように、淡島家では父の左門の病状が急激に悪化し、執事の秋吉と姉のなつきが邪悪な狂気にとりつかれた。そしてそれは、元日の朝、東の空に黒富士の幻影が出現して人々に不吉な予感を抱かせた大凶事の、ほんの始まりに過ぎなかったのだ…。  衝撃の怪奇と幻想のアクション巨編、末弥純の表紙・挿し絵を纏い、電子書籍で待望の復刊! ●朝松 健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。
  • 逆撃 イングランド上陸戦
    5.0
    現代人軍師・御厨太郎ことフォン=タンネンベルクの強固な進言によりグーデリアン機甲軍団は一挙ダンケルクに突入、預言通り英仏連合軍の捕虜35万人をおさえ、侵攻作戦を完遂させた。勢いに乗る独軍は英国本土への上陸作戦を発動した。すでに精鋭部隊を欠く英軍に抵抗するすべは残っていなかった。英仏海峡を越え独軍はロンドンを目指し迎撃を開始。だが、ドイツ国内ではグーデリアン等の成功と台頭を脅威に感じるマルティン・ボルマン等の陰謀が……。緊迫の軍事シミュレーション。

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  • 逆撃 ダンケルク電撃戦
    5.0
    1940年5月10日、ドイツ機甲師団は突破不可能といわれたアルデンヌの森を越え、フランス本国に電撃的進行を開始。潰走する英仏連合軍を追撃して、ダンケルクに包囲した。第19師団の指揮官グーデリアン大将に、やがて攻撃停止命令が下ることを予言、これを無視して英仏将兵35万を捕虜にすべきだ、と強く進言する参謀がいた。フォン=タンネンベルク少佐こと御厨太郎は半世紀の時を遡り、第三帝国を勝利に導こうとしていたのだ。なるか逆転。緊迫の軍事シミュレーション!

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  • 行基 菩薩とよばれた僧
    4.0
    王の法より仏の道──。 天平13年(741年)3月、聖武天皇に招かれ、謁見する僧侶がいた。僧の名は、行基。民草を救うため、仏の教えを広めた僧は、その人心への影響力から、朝廷に恐れられ、弾圧すらされた。朝廷から大僧正の位を授けられ、文殊菩薩の化身とよばれた男はどのような生涯を送ったのか──。自然と愛するものに囲まれ、仏の道に目覚める幼年期から東大寺大仏建立、入寂までを丹念に描いた、長篇歴史小説。
  • 悔いなく生きよう
    4.0
    「誇り」と「自信」を持って人生を送るために。――仕事と人生との関わりについての洞察力は、高年齢化社会を生きる私たちに深い示唆を与えてくれる! ●心豊かに生きていける社会づくりを 鬼の特捜検事から、仏のボランティアへ転身を図って6年。第二の生きがいとしたボランティアのネットワークづくりに邁進する著者が、自らの人事課長時代の経験から、職場での人間関係、上司との付き合い、部下への気配り、誇りを持って仕事に取り組むためのヒントを示唆。人生80年時代を有意義に生き抜くには、「心」の在り方の見直しが必要と、サラリーマンが生きる指針とすべきものを明快に教示します。
  • 空海のこころの原風景 自身の内なる仏への旅(小学館101新書)
    3.0
    自身の内なる仏への旅 空海(弘法大師)には、不思議な魅力と人気があります。高野山の奥の院に今も生きているという伝説にも、四国遍歴をする人々が絶えないことにも、それは現れています。 そのため「空海」をテーマにした本は数多く出版されていますが、本書は新書の形で、「空海のこころとは何か」を、正面からわかりやすく取り上げるものです。 京都に東寺を創建した空海は、決して都会を避けているわけではありません。しかし、より純粋な瞑想と修行のため、高野山に最後の道場を求めたという点では、最初の脱都会派・自然志向の人であり、また大日如来=太陽にエネルギーの根源を求めたという点では、今日の太陽エネルギーの再評価などにも通ずる展望を持った人でした。また、禅定の中の死という形で、自らの死を今も積極活用し続けているという点でも、まさに今日的な人物であると言えるでしょう。 本書は、このようなさまざまな場面に今も生きている空海の心を明らかにし、その「こころ」が現在においてもいかに新鮮であり有用であるかを伝えるものです。震災後の復興を求める日本人の心にも、確かな灯をともす一冊。 ・空海の若い時代から晩年へと、その足跡の順にわかりやすくたどります。 ・難しい哲学的、宗教的言葉を極力避けて、明解に説き進みます。 ・空海哲学の核心=“即身成仏”の意味が、この一冊に要約されています。

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  • 空海はいかにして空海となったか
    -
    空海は「われわれ衆生も本来的には仏となんら変わらない」という認識・宇宙観に達していた。そこに至る空海の真像を、出自の問題、仏道への志向と神秘体験、入唐求法と恵果との出会いという前半生から探る。
  • 空爆・テロ・欧州
    -
    米中朝編と欧州編に分け、テロや紛争が日本に与える影響やEUの行方、英国フランスドイツの排外主義まで徹底解説する。 本書は週刊エコノミスト2017年4月25日号で掲載された特集「空爆 テロ 欧州」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・米国vs北朝鮮でリスクオフの円安到来/米国の北朝鮮の核開発封じ/米中首脳会談 「100日計画」阻む多くの壁/「ミュンヘン会談」の轍を踏まなかったトランプ ・仏大統領選で始まる政治の季節 市場かく乱する「ルペンリスク」/英国EU離脱 出だしから紛糾 「時間切れ」に現実味/インタビュー 小野塚知二(東京大学経済学研究科教授) 内政の行き詰まりを「外敵」に転嫁する危険 ・インタビュー 浜矩子(同志社大大学院教授) EUの行くべき道は? 統合にこだわらず新たな結束の形を ・インタビュー 水野和夫(法政大学教授) 海の国・英国無き後のEUはドイツ覇権の“中世フランク王国” ・英国EU離脱 過熱する金融機関誘致合戦 パリ「100年に一度のチャンス」/製薬 規制当局がなくなる英国 「新薬販売できない」事態も ・英国 チャーチルが目指した「欧州合衆国」 EU離脱選んだ英国の悲しい末路 ・インタビュー 寺島実郎(日本総合研究所会長) EU離脱させたシルバー民主主義 ・今は難民をせき止めるトルコ EUとの関係悪化で役割放棄も ・フランス 極右の資金源となった欧州議会 各国の「懐疑派」躍進の舞台に ・ドイツ 隠された排外主義なのか? ルター派教会に逃げ込む人々 ・ユーロ相場 ルペンリスク回避がメインシナリオ 「まさか」ならドル、円に対してユーロ安 ・金融政策 インタビュー 白井さゆり(慶応義塾大学総合政策学部教授) 秋に資産買い入れ縮小宣言か ・今さら聞けないEUの基礎知識 【執筆者】 ポール・ゴールドスタイン、安井 明彦、福富 満久、種市 房子、花谷 美枝、吉田 健一郎、細谷 雄一、坂口 裕彦、深井 智朗、山口 曜一郎、田中 理 【インタビュー】 小野塚 知二、浜 矩子、水野 和夫、寺島 実郎、白井 さゆり
  • 木の葉侍 口入れ屋 人道楽帖1
    -
    「わしはもう江戸を生きるしかね。剣術以外の稼ぎがあるとは思いもしなかった。やってみるべと思う。」──金を掏られて行き倒れた羽州浪人・永井新兵衛を、口入れ屋の庄三郎が救った。口入れ稼業の要諦は、人を見抜く眼力。まるで水面を流れる木の葉のような新兵衛の人柄に惚れたのだ。地獄に仏と、新兵衛は食うため、生きるため慣れぬ仕事に精を出すが……。市井の人情を描いて当代一! 名手が贈る感涙の新シリーズ!
  • 雲をつかむ死
    3.2
    パリからロンドンに向かう定期旅客機が英仏海峡にさしかかった時、機内を蜂が飛びまわり始めた。乗客の一人が蜂を始末したが最後部席には老婦人の変死体が。そしてその首には蜂の毒針で刺されたような痕跡が残っていた……大空を飛ぶ飛行機という完全密室で起きた異様な事件。居合わせたポアロが調査を開始する。

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  • 暮らしのなかの仏教語
    -
    「何か面白いことないかな~、退屈だなぁ」「大きな会社の重役になって、すごい出世だね」「あっ、茶柱が立っている。縁起がいいな」。 日頃使っているこれらの言葉のルーツをたずねていくと、実はその源の多くが仏教にあるってご存知でしたか? ほかにも「有頂天」「微妙」「有り難う」「世界」など「48語」を手がかりに、仏さまからのメッセージと、今まで知らなかった言葉の世界を説き開きます。 【もくじ】  (1)退屈 (2)出世 (3)我慢 (4)分別 (5)微妙 (6)無学 (7)他力 (8)不退転 (9)有頂天 (10)唯我独尊 (11)有り難う (12)阿修羅 (13)流通 (14)悲願 (15)お彼岸 (16)凡夫 (17)荘厳 (18)遊戯 (19)歓喜 (20)方便 (21)魔 (22)真実 (23)畜生 (24)餓鬼 (25)地獄 (26)善哉 (27)世間 (28)外道 (29)極楽 (30)有為 (31)縁起 (32)迷惑 (33)四苦八苦 (34)煩悩 (35)流転 (36)意地 (37)三昧 (38)世界 (39)平等 (40)自業自得 (41)一味 (42)愚痴 (43)因縁 (44)自然 (45)無上 (46)実際 (47)人間 (48)往生 /あとがき
  • 車いすテニスの革命
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    ロジャー・フェデラーは言った 「日本にはシンゴ・クニエダがいるじゃないか」 テニスのグランドスラム(全英・全豪・全米・全仏)車いす部門でシングル・ダブルス合わせて50回、パラリンピックでもシングル・ ダブルス合わせて4回優勝した国枝慎吾選手の軌跡を描く。 9歳で脊椎腫瘍を患ってから、2022年のウインブルドン大会優勝で前人未到の生涯ゴールデンスラムを達成するまでの軌跡を、関係者への取材やこれまでの報道などからまとめた国枝慎吾選手の評伝。 車いすテニスに限らず、多様性の求められる時代に、新しいスポーツのあり方についても考えるヒントとなる1冊。
  • 黒い瞳のエトランゼ 運命のモントフォード家 I
    4.0
    アレクサンドラはアメリカで貿易会社を切り盛りする気丈なレディ。取引相手のソープ卿に直接面会するため、はるばるロンドンへやってきた。予想外に魅力的な独身男性だったソープに誘われ、舞踏会に出席したアレクサンドラ。そこで高貴な老婦人に紹介される。だが伯爵夫人だというその女性は、アレクサンドラを見るなり「シモーヌ!」と叫び、そのまま気を失った。C.キャンプの歴史ロマンス3部作がついに始動。仏革命で生き別れた三兄妹の運命は。
  • クロスステッチ ノスタルジア:フレンチテイストのモチーフ&パターン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★雄鶏社のあの名著が新図案を追加して復刻されました! クロスステッチはフランスが本場。 そのことを示唆するかのように、いまは閉館となってしまったDMCミュルーズ美術館には、歴代クロスステッチの数々が大切に保存されていました。 30年代、50年代につくられたものです。 美しく刺された見本の刺繍。 パステルや、ガッシュ(水彩絵の具)で描かれた原画は、少し色あせてはいるけれども、それがかえって年代を感じさせてくれます。 本当はこれらをそっくりそのままご紹介できればよいのですが、そこは門外不出の品々のこと、オリジナルの内容を、日本のベテラン刺繍家の先生たちの手で、ひとつひとつを丁寧に復刻し、刺し方も含めて読者の方々に分かりやすくご紹介したのがこの本です。 休日に釣りを楽しむ男の子、クロッシュ型の膨らんだスカートをはき、釣果を見守る女の子…、30年代フランスのなつかしい光景が刺繍でひろがります(p15)。 両手に拳銃のカーボーイや、いまにも走り出しそうなスポーツカーは大国アメリカの象徴(p34-35)、時代を物語る記録性の高い刺繍です。 ほか、アルファベットの刺繍、黒糸だけで刺すモノクロームの刺繍、物語をつづる「白雪姫」の刺繍、犬や鳥、花のワンポイントの刺繍からかんたんな連続模様柄の刺繍まで、どれもがいま見てもかわいらしいうえに刺しやすい、本場ならではのクロスステッチのお手本です。 この本の極めつけは、民族衣装を着た各国の女性たちの刺繍(p6-11)。 衣装の細部まできちんと描かれているこの刺繍は、児童書作家ジャクリーヌ・ヴェルリ1936-1938年の作。 時期も時期だったのでしょう、本国で未公開だったこの刺繍の愛らしさはとびっきりです。 ★本書は旧版『クロスステッチ ノスタルジア』(2005年 雄鶏社刊)に16ページを増やし、新図案20余点とテクニック解説を新たに加えています。 【図案制作】Jacqueline Verly,Erma York,Kantesky,Montandonほか 【作品デザイン】勝屋まゆみ(デザイナー) 【刺繍制作】大塚あや子(刺繍作家)、西須久子、伊東保子、奥村美紗子、吉川真理子(ともに刺繍家) 【英訳】杉本まゆみ 【文】吉村葉子(日仏文化研究家) 【テクニック監修】西須久子、伊東保子
  • クロスステッチ フォークロア:東欧刺繍のモチーフ&パターン
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★雄鶏社のあの名著が新図案を追加して復刻されました! 19世紀も終わろうとするころに、西に東にヨーロッパの各地をめぐり、刺繍の見本を集めていた女性がいました。 その名をテレーズ・ド・ディルモンさん。 今はなくなってしまったDMCミュルーズ美術館に、彼女のコレクションが保存されていました。 小さな台帳にまとめられ、その端には出所を明かす名が書き添えられています。 もしや、国宝級のお宝が・・ ? あるかもしれない。 その台帳の中からクロスステッチで刺せるフォークロア刺繍を選び出し、ひとつひとつの模様をサンプラーに刺しおこし、図案とともに紹介したのがこの本です。 ブルガリアのかわいい花の連続模様、ポーランドの素朴で力強い連続模様、コーカサス地方の刺繍には聖樹「生命の樹」が並びます。 花柄や幾何学柄の連続模様は多種多様です。 クジャク、太陽、ぶどう・・・、信仰や自然に由来する模様もたくさんあります。 国ごとに違う模様の多彩さがフォークロアの大きな魅力ですが、もうひとつ見逃せないのが伝承されてきた、そのテクニックです。 たとえば、モラビィアの古いシュミーズに用いられていた柄(p32)は、クロスのまわりを三つ編み風スラブステッチで埋めつくすものだそうで、あまり知られていないこうした工夫がまた、かの地の刺繍をさらに面白くしているのかもしれません。 ★本書は旧版『クロスステッチ フォークロア』(2005年 雄鶏社刊)に16ページを増やし、新模様20点とテクニック解説を新しく加えて上梓しています。 東欧をはじめトルコや西アジア地域ほかを含む13カ国150余点の模様を収録。 下田直子さんや6名のデザイナーによる作例も掲載。 模様にまつわる周辺情報も紹介しています。 フォークロア・テイストはモードの世界でも人気です。 お気に入りの模様をスカートの裾やマフラーのデザインにしてあしらうと、旬のおしゃれが楽しめます。 【作品制作】下田直子(手芸作家)、勝屋まゆみ(デザイナー)、若山夏子、平山良佳/nooy(ファッションデザイナー)、三園麻絵(ファッションデザイナー)、野木陽子(ファッションデザイナー) 【刺繍制作】大塚あや子(刺繍作家)、西須久子、伊東保子、奥村美紗子、吉川真理子(ともに刺繍家) 【文】小宮真喜子(もと文化学園服飾美術館学芸員)、吉村葉子(日仏生活文化研究家) 【英訳】杉本まゆみ 【テクニック監修】西須久子、伊東保子 【刺繍コレクション】Therese de Dillmont(テレーズ・ド・ディルモン)
  • 薫風
    3.7
    複雑だが幸せな家庭に育ち、年齢より大人びている隆世。大学進学を目前に、アルバイト――日仏ハーフの翻訳家の助手兼雑用係――を引き受けることに。初日、雇い主・狭霧の自宅でもある職場を訪れた隆世は、美人で奔放な狭霧からなぜか酷く非友好的な態度で迎えられる。狭霧の言動には腹が立つというのに、どうしても放っておけない隆世は……?
  • グランゼコールの教科書――フランスのエリートが習得する最高峰の知性
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    【内容紹介】 フランスのエリートが持つ知性を「歴史、宗教、哲学、文学、芸術、科学」で区分け 850ページ!! 古代ギリシアから現代までの「リベラルアーツ大全」 エコール・ポリテクニーク、国立行政学院、パリ高等師範学校などの超一流グランゼコールで求められる教養のレベルがわかる シャルル・ド・ゴール、フランソワ・ミッテラン、ジャック・シラク、エマニュエル・マクロン、ジャン=ポール・サルトル、ジャック・デリダ、ジャック・アタリ、エマニュエル・トッド、トマ・ピケティ……きら星のごとく政界、財界、官界、学会にエリートを輩出してきたが、フランスのグランゼコールと呼ばれる学校群である。ちなみに日本ではよく知られたソルボンヌ大学(パリ大学)よりも断然レベルが高く、入学するためには日本の受験以上に熾烈な競争に勝ち抜く必要がある。一言でいえば、フランスエリートの養成校なのだ。入学には、どの程度の教養レベルが求められるのか。850ページに集約したのが本書である。 世界の歴史を形作ってきたフランス知性の源を知る 【フランスのグランゼコールとは何か?】 ジャック・アタリ、エマニュエル・マクロン、フランソワ・ミッテラン、エマニュエル・トッド……フランスのエリートは大学ではなく、ほぼグランゼコールで学んでいる。日本で有名なソルボンヌ大学(旧パリ第四大学、パリ第六大学などが統合)などは、バカロレアを取得すれば無試験で入学できるが、グランゼコールは、「準備級」で2年間学んだ後に行われる競争試験での合格が必要である。ちなみにグランゼコールに進むことができる学生は、全体の10%未満と言われるほどの難関である。ちなみに200校程度存在するグランゼコールの中で特に理工系トップ校のエコール・ポリテクニーク、高級官僚養成校の国立行政学院、経営系トップ校のHEC、研究系トップ校のパリ高等師範学校などは超名門と称される。 ギリシアから2015年までの「歴史」「宗教」「哲学」「文学」「芸術」「科学」を約100に整理された見出し語で一挙に俯瞰する。本書を読むことで、フランスエリートの思考回路を知ることができ、特に欧州において国際人として評価されるに値する「教養」を身につけることができるだろう。欧州のエリートと対峙できる知性の一端にリーチすることができるいわば、グランゼコールに入学するための知識が詰め込まれた「参考書」である。知の海へようこそ。 【著者紹介】 【著者】 ジャン=フランソワ・ブラウンスタン 1953年マルセイユ生まれ。プロバンス大学卒。パリのソルボンヌ大学で博士号を取得。フランスの哲学者。高等師範学校、アミアン大学などの勤務を経て、パリ第一大学教授。現代フランスの哲学、歴史、科学哲学が専門領域。哲学関連書を初めとする著書多数。 ベルナール・ファン パリの名門校アンリ4世校に設立された「グランゼコール準備校」の名誉教授。現代史の研究者として著書多数。 【訳者】 木村 高子(きむら・たかこ) 英語・仏語翻訳者。仏ストラスブール大学歴史学部卒、早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻修士課程修了。訳書にフェアチャイルド・ラッグルズ『イスラーム庭園』(原書房)、『地政学で読む世界的覇権2030』(東洋経済新報社)、『ユダヤ人の起源』(共訳、ちくま学芸文庫)ほか多数。本書では、序文、1章、2章、3章の翻訳を担当。 広野 和美(ひろの・かずみ) 仏語翻訳者。大阪外国語大学フランス語科卒。訳書に『フランスの天才学者が教える脳の秘密』(TAC出版)、『北欧とゲルマンの神話事典』(原書房)、リュック・ペリノ『0番目の患者』(共訳、柏書房)、ジェラール・ルタイユール『パリとカフェの歴史』(共訳、原書房)ほか多数。本書では、4章、5章、9章の翻訳を担当。 岩澤 雅利(いわさわ・まさとし) 東京外国語大学ロマンス系言語専攻修士課程修了。訳書に『「経済学」にだまされるな! 』(NHK出版)、グルバハール・ハイティワジほか『ウイグル大虐殺からの生還』(河出書房新社)、『格差と再分配』、『いま、目の前で起きていることの意味について』(以上共訳、早川書房)ほか多数。本書では、6章、7章、8章の翻訳を担当。 【目次抜粋】 序言 第1部 ギリシア 第2部 ローマと一神教 第3部 中世 第4部 ルネサンスおよび近世 第5部 17世紀 古典主義時代 第6部 18世紀 啓蒙の時代 第7部 19世紀 第8部 20世紀 第9部 21世紀 参考文献
  • グローバル資本主義の中の渋沢栄一―合本キャピタリズムとモラル
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    リーマンショック以降、市場原理に信頼を置く「英米型資本主義」に対する信頼が大きく揺らいでいる。21世紀のグローバルな時代に必要な「新しい資本主義」の概念が求められている。それには、500の企業、600の社会貢献事業に関与し、近代の日本の産業の父と称された渋沢栄一が示した「合本(がっぽん)主義」にヒントを求めることができる。合本主義とは、公益を追求するという使命や目的を達成するのに最も適した人材と資本を集め、事業を推進させるという考え方である。道徳と経済の一致や、適度の競争を重視するなど、社会との調和を保ちながらの経済思想であり、その思想が世界的にも注目され始めている。本書は日英米仏の著名な経営学者・歴史家が集結し、合本主義について論じた研究成果である。著者は、パトリック・フリデンソン(フランス社会科学高等研究院名誉教授)、ジャネット・ハンター(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授)、ジェフリー・ジョーンズ(ハーバード・ビジネススクール教授)、橘川武郎、田中一弘(ともに一橋大学教授)、島田昌和(文京学院大学教授)、宮本又郎(大阪大学名誉教授)、木村昌人(渋沢栄一記念財団研究部部長)。 【主な内容】 第1章 渋沢栄一による合本主義 島田昌和 第2章 道徳経済合一説 田中一弘 第3章 官民の関係と境界 パトリック・フリデンソン 第4章 「見える手」による資本主義 宮本又郎 第5章 公正な手段で富を得る ジャネット・ハンター 第6章 グローバル社会における渋沢栄一の商業道徳観 木村昌人 第7章 世界的視野における合本主義 ジェフリー・ジョーンズ 第8章 資本主義観の再構築と渋沢栄一の合本主義 橘川武郎
  • グローバル・ヒストリーとしての独仏戦争 ビスマルク外交を海から捉えなおす
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    1巻1,408円 (税込)
    日米を巻き込んだ「もうひとつの独仏戦争」 プロイセンがフランスを終始圧倒して勝利した"普仏戦争"の裏で、ビスマルクは米国にアプローチし、国際法に頼ろうとしていた――なぜか? ビスマルクによる米国との交渉、国際社会への訴えから、日本・中国での停戦工作までを地球規模で描く、知られざる近代史! 〈目次〉 第一章 普仏対立へ ――ルクセンブルクをめぐる戦争の危機 第二章 米国への打診 第三章 独仏開戦とフランス海軍への対応 第四章 北ドイツ沿岸の戦況 第五章 極東への影響 第六章 パリ宣言への幻滅とフランスへの反撃 終章 海からみたビスマルク外交
  • 軍艦春日回航記 1巻
    完結
    4.0
    全1巻858円 (税込)
    『軍艦無駄話』『赤城と比叡』の作者による日米英独海軍の軍艦と海戦で綴られた第5作品集。日露開戦前夜の表題作他、一次大戦の英国潜水艦や二次大戦末期の独海軍の英仏海峡での激戦など全7篇。
  • 経済兵器 現代戦の手段としての経済制裁
    値引きあり
    3.5
    「ロシアによる突然の、いわれのない大規模なウクライナ侵略は、侵略に対する武器としての制裁の本来の目的を今日的なものにした。二〇二二年二月以降、英米とヨーロッパ連合(EU)だけでなく、日本、韓国、台湾、シンガポールといったアジア諸国や、さらには長年の中立国、スイスを含めた三八カ国の連合による措置は、領土の保全という国際連盟の本来の目的に起源がある」(日本語版への序文より)  経済制裁は、国際平和を乱した国への懲罰メカニズムとして、近年、多用されてきた。この経済制裁は、第一次世界大戦後の国際秩序を構築する中で誕生したものだ。当時、経済制裁は「経済兵器」とも呼ばれていた。というのも、大戦で敗者となったドイツ帝国やオーストリア=ハンガリー帝国、中東などで経済制裁が多くの餓死者をもたらした生々しい記憶を伴っていたからだ。 本書は、第一次大戦後から第二次世界大戦勃発までの30年間に、どのように経済制裁が生まれ、現代のような形に発展してきたのかを英米仏の制裁主義者、国際主義者らの議論や各国の思惑を膨大な資料をもとに、気鋭の米国人歴史学者が描いたものだ。 ロシアも自国資源の石油、ガスを武器にして、中国などと連携する動きを見せるなど、ウクライナ戦争が「経済戦争」の様相も呈している中、これからの世界経済を考えるうえで必読書といえる。
  • 華厳の研究
    -
    仏の悟りの世界はどのようなものか。どうすればそこに至ることができるのか。絢爛な華厳経の世界に、日本が誇る仏教学者・鈴木大拙が挑む。安藤礼二氏による解説も付して再刊する、不朽の名著。
  • 結婚はつらいよ!
    -
    生老病死まで書かれた深淵な本でありながら、 男の生態がここまでわかる本は、今までなかったです。 衝撃を受けました。                ──辛酸なめ子 仏文学者・平野威馬雄を祖父に、料理愛好家・平野レミを伯母に持つ著者の 波瀾万丈な日常を綴った赤裸々エッセイ。 ひと組の布団で腕枕をして眠る元舅・姑、こじらせ女子だった友人が成し遂げた“やっちゃった婚”、連れ合いをなくし短歌を詠みまくる祖母、夫婦ゲンカの果て過呼吸を起こす母、イボ痔の写真を撮ってと懇願する夫……。「ウンコをする男の人とは絶対に結婚できない」と悩み、「真っ白でバラの香りがする人とならできるかも」と真剣に考えていた思春期から20年余り、夫のお尻に素手で坐薬を入れられるまでに成長した“元・お嬢さん”の、結婚生活悲喜こもごも。 ●もくじ  離婚原因の小さな一つ  舅の宣戦布告  離婚届  I澤さんのやっちゃった婚  私とY子の自由と孤独  お願い、シスター  こじらせ女の結婚  不妊女性につらい街・自由が丘  Tさんのおば様、人生大どんでん返し  祖母の「思ひ出日記」  父のお酌  好きで好きでたまらない気持ち  祖母は元深川の不良  お化けとUFOと女の勘  嫁はなんでも知っている  お姫様生まれる  夫、墓穴を掘る  位牌の立ち位置  嫁の正月は異文化交流  イボ痔写真を撮る  老後の下の世話は任せておけ  夫の精子、日の目を見る  心療内科の待合室  生ゴミになった私  最愛の伯父・ちんちん  夫の浮気
  • P+D BOOKS 決戦の時(上)
    3.0
    知られざる織田信長「若き日の戦いと恋情」。 「神も仏も、己の他に何も信じぬ。余は魔王になる!」18歳の若き織田信長は、自らをうつけ者と断じ、棟梁と認めない叔父、そして弟を謀殺する。 その一方で、やがて尾張を巡る攻防でしのぎを削ることになるであろう今川、斎藤との勝算のない決戦に命を賭して挑む。 若き日の信長の知られざる苦境や孤独と、唯一無二、信長が心を許した年上の恋人・吉乃(きつの)との恋情、交情の日々を初めて詳細に描いた、筆者渾身の歴史長篇前篇。 吉乃の実家・前野家の文書「武功夜話」をベースに、戦国時代のヒーロー織田信長の知られざる一面が描かれている。
  • 決定版 海野十三全集
    -
    『蝿男』『火星兵団』などのSF小説、推理小説、科学小説を精力的に執筆し、「日本SF小説の父」とも呼ばれる海野十三。初期から最晩年までの小説・随筆など約200作品を収録した決定版海野十三全集。 ■目次 【小説】 ある宇宙塵の秘密 暗号音盤事件 生きている腸 浮かぶ飛行島 宇宙女囚第一号 宇宙尖兵 宇宙の迷子 烏啼天駆シリーズ  1 奇賊は支払う  2 心臓盗難  3 奇賊悲願  4 暗号の役割  5 すり替え怪画 英本土上陸戦の前夜 恐しき通夜 骸骨館 階段 怪鳥艇 海底大陸 海底都市 鍵から抜け出した女 火星探険 『火星兵団』の作者の言葉 火星兵団 火葬国風景 雷 火薬船 棺桶の花嫁 間諜座事件 キド効果 疑問の金塊 恐怖の口笛 恐龍艇の冒険 恐竜島 金属人間 金博士シリーズ  1 のろのろ砲弾の驚異  2 人造人間戦車の機密  3 独本土上陸作戦  4 今昔ばなし抱合兵団  5 毒瓦斯発明官  6 戦時旅行鞄  7 大使館の始末機関  8 時限爆弾奇譚  9 地軸作戦  10 不沈軍艦の見本  11 共軛回転弾 空気男 空襲下の日本 空襲警報 空襲葬送曲 空中漂流一週間 空中墳墓 くろがね天狗 軍用鮫 軍用鼠 幸運の黒子 洪水大陸を呑む 国際殺人団の崩壊 壊れたバリコン 最小人間の怪 殺人の涯 三角形の恐怖 三十年後の世界 三十年後の東京 三人の双生児 地獄街道 『十八時の音楽浴』の作者の言葉 十八時の音楽浴 少年探偵長 白蛇の死 新学期行進曲 人造人間の秘密 深夜の市長 赤耀館事件の真相 雪魔 一九五〇年の殺人 千年後の世界 大宇宙遠征隊 大空魔艦 第五氷河期 大脳手術 太平洋魔城 太平洋雷撃戦隊 第四次元の男 『地球盗難』の作者の言葉 地球盗難 地球発狂事件 地球要塞 地球を狙う者 地底戦車の怪人 超人間X号 諜報中継局 沈没男 月世界探険記 電気看板の神経 電気鳩 電気風呂の怪死事件 透明人間 透明猫 時計屋敷の秘密 特許多腕人間方式 仲々死なぬ彼奴 二、〇〇〇年戦争 脳の中の麗人 一坪館 氷河期の怪人 ヒルミ夫人の冷蔵鞄 ふしぎ国探検 不思議なる空間断層 放送された遺言 帆村荘六シリーズ  麻雀殺人事件  省線電車の射撃手  ネオン横丁殺人事件  振動魔  西湖の屍人  爬虫館事件  赤外線男  地中魔  崩れる鬼影  ゴールデン・バット事件  柿色の紙風船  蠅  俘囚  人間灰  流線間諜  獏鸚  人造人間事件  蠅男  東京要塞  暗号数字  街の探偵  怪塔王  人造人間エフ氏  什器破壊業事件  爆薬の花籠  鬼仏洞事件  宇宙戦隊  鞄らしくない鞄  千早館の迷路  断層顔  地獄の使者  怪星ガン まだらのひも 豆潜水艇の行方 ○○獣 見えざる敵 密林荘事件 未来の地下戦車長 もくねじ 遊星植民説 幽霊船の秘密 四次元漂流 夜泣き鉄骨 予報省告示 霊魂第十号の秘密 人造人間殺害事件 【評論・随筆など】 あの世から便りをする話 海野十三氏の弁 海野十三敗戦日記 江戸推理川柳抄 科学が臍を曲げた話 科学時潮 科学者と夜店商人 恐怖について 三重宙返りの記 十年後のラジオ界 人造物語 人体解剖を看るの記 心霊研究会の怪 成層圏飛行と私のメモ 探偵会話 下駄を探せ 探偵小説と犯罪事件 寺田先生と僕 白銅貨の効用 発明小僧 麻雀インチキ物語 南太平洋科学風土記 虫喰い算大会 虫太郎を覗く 虫太郎の追憶 名士訪問記
  • 健康の世紀へ 福徳長寿の智慧
    -
    【目次】 「病ある人 仏になる」――病魔に負けない師子吼の題目 「毒を変じて薬と為す」――勇んで宿命転換の信心を 「心の財第一」の生涯――日々、価値創造の一日に 「生も歓喜 死も歓喜」――仏法の生死不二の大境涯 「功徳とは六根清浄」――朗らかな「健康の人生」へ
  • 賢者達の記憶法&速読法【英単語&長文篇】~君よ二本の剣を手に、記憶・速読の王となれ~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【書籍説明】 ◆受験生の君に、『記憶』&『速読』剣を  1日数百の英単語記憶、数十倍の英文読解速度、長文内容完全記憶、の力を君に。  古代の賢者達、現代の世界記憶選手権優勝者、3ヶ月で外国語をマスターする若き宣教師達のスキルを講義!賢者達も君を応援している!  カード記憶や円周率再現の記憶「術」とは別モノ。最新科学も実証する「受験に絶大な効果を発揮する、記憶&速読法」! ◆「ローマン・ルーム法」&「光のリーディング」  記憶法=ローマン・ルーム法。1日250個の英単語記憶&7ページ長文も完全復元!  速読=光のリーディング。理解力UP&20倍速読→内容完全記憶→解答!  超難英単語や共通テスト等で徹底解説! ◆世界標準を君に  大学院生時から大学や河合塾(英語科)で教え、ハーバードや東大でも研究・実践を続けて来た、明快かつ世界水準の知を君に! ◆5か国語記憶法講義&受験王とのインタビュー掲載  記憶法だから苦労はゼロ。ヨーロッパ語は英語制覇に役立つ!英・仏・独・伊・羅の5か国語記憶の受験生は、そうはいない!  若き受験王がインタビューに登場!君は彼の過去、彼は君の未来だ!   ◆天才じゃない僕から  天才じゃなく、「やり直す」君に。受験や競争で失われた自信や希望を取り戻し、最良だった頃の君に戻ろう。そして創ろう、君の王国を!   ※書籍中で、読者の皆さんからの相談等のため、TwitterアカウントやEメールを掲載 (著者プロフィール) 池田 廉 (いけだ・れん) ◇社会科学者、大学等教員、教育者 ◇学校法人河合塾英語科講師 ◇米ハーバード大GSEアンバサダー(PPE-CAEL) ◇東大院(人文社会系研究科)&米ハーバード大学大学院(HGSE-Advanced Education Leadership) 修了 ◇近著『思春期フィロソフィア』 ◇専門は社会科学・心理・教育学・精神医科学・リーダーシップ理論等 ◇国際機関奉職(英仏独語等での交渉等)、国際・教育系財団法人役員、都市生活研究所役員、特命全権大使補佐等
  • 建築の絵本 日本建築のかたち 生活と建築造形の歴史
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 四季に恵まれ、多様な気候風土の中で育まれた日本建築を、この本では、祀る(神と仏の空間)、住む(住宅と都市)、戦う(城と城下町)、遊ぶ(数寄の空間)の4つの章に分け、イラストと文章で紹介している。
  • 藝術のパトロン 松方幸次郎、原三溪、大原二代、福島コレクション
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    コレクションにその名を残した裕福な美術愛好家、松方幸次郎、原三渓、大原孫三郎・総一郎、福島繁太郎との交遊を回想する。松方コレクションの買い付けやモネとの交渉、仏文学者成瀬正一との思い出、原三溪邸に滞日中のタゴールの通訳として寄宿したことを契機に日本美術に目覚めた青年時代、大原コレクションを担った児島虎次郎とのエピソードなどがユーモア豊かに語られる。〈解説〉越川倫明
  • 劇画座招待席[12] うどん団兵衛
    完結
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    全1巻440円 (税込)
    文無し素浪人・団兵衛が閻魔堂で一夜をすごそうとしたとき、娘が願かけに来る。甲州小仏藩の徒士をつとめていた兄が、金蔵破りの賊を追ったが傷つけられたうえ逃亡され、お役御免になった。その賊を捕らえたら帰参がかなうというのだ。助太刀をかって出た団兵衛の前に立ちはだかったのは!?《うどん団兵衛》他の4編収録。
  • 激突!日米太平洋海戦1942(1)二つの国連――連盟 vs 連合の対決
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    1937(昭12)年、国際連盟を脱退した日本は、イギリス、フランスなどと組んで国際連合を創設した。ここに世界は、アメリカを中心とする連盟と、日英仏を中核とする連合の対決の構図となってしまった。それから5年後、アメリカは世界の盟主として、発展を続けるドイツに侵攻し、占領、支配するなど横暴を極めた。そして遂に日本が信託統治する内南洋の島々を手離すように要求し、艦隊を派遣してきたのである。1942(昭17)年、緒戦はアメリカ太平洋艦隊の全力出撃に、戦力を小出しにした日本軍の完敗だった。これに懲りた日本は、連合艦隊の総力をあげて出撃した。しかし、最前線で連合艦隊を待ち受けていたのは、空母グラーフ・ツェッペリンや戦艦ティルピッツを中心とするドイツ海軍だった。果たして日本に勝機はあるのか?国際政治と軍事力、ふたつの要素を取り込んだ戦記シミュレーション。新機軸満載の迫力、戦闘シーンは読者の度肝を抜く。
  • 月刊「潮」2021年8月号
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    1巻620円 (税込)
    月刊「潮」2021年8月号 主な内容 【特別企画】「令和」視点で日本を見直す 天然痘とマラリア 日本型パンデミックを探る。 中西 進 コロナ対策も日中関係も構想力が求められている。 寺島 実郎 依存か、対立か――米中関係の本質を見誤るな。 鈴木 一人 平和安全法制の具体的成果と公明党のさらなる役割。 北側 一雄 【連載対談】ニッポンの問題点44 地球温暖化を嗤う者は経済で泣く。 夫馬 賢治 VS 田原 総一郎 【連載】高島礼子の歴史と美を訪ねて11 長崎から考える平和・信仰・差別。 篠崎 桂子 VS 高島 礼子 【特集】深読みニュース講座 なぜ人は陰謀論にハマるのか――“二十世紀の神話”の終わり。 佐々木 俊尚 鎌田實の「希望・日本」15 「親の面倒は子がみるべき」からの解放 鎌田 實 ルポ「学校内性暴力」がもたらした深い傷痕。(下) 渋井 哲也 連載ドキュメンタリー企画126 民衆こそ王者 池田大作とその時代 希望をつなぐ人篇(5) 【対談】毎日何かを残すっていうことが、すごく大切。 塙 宣之 VS トクサン 【人間探訪】田原 俊彦 悪いけど、“田原俊彦”は楽しいです。 【特集】歴史を愉しむ 新連載 深堀り!「三国志」1 史書『三国志』と小説『三国志演義』の違い。 塚本 青史 インタビュー「仏の道」をたどる旅――シルクロードで考えたこと。 安部 龍太郎 意外とカンタン!「半日断食」で体も心も健康に。 青木 厚 プラスチックに頼らない生活よ、こんにちは。 儀同 千弥 【好評連載】師弟誓願の大道――小説『新・人間革命』を読む26最終回 全人類に開かれた世界宗教へ。 佐藤 優 名越康文のシネマ幸福論34 「物語」が人を動かす。 名越 康文 世界への扉58 リスクコミュニケーションに求められるもの。 三浦瑠麗 大相撲の不思議67 禁じ手。 内舘牧子
  • 月刊「潮」2024年4月号
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    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2024年4月号 主な内容 【特別企画】 若者たちの未来は 可能性に満ちている 村木風海 VS 向井千秋 「宇宙視点」で考えよう! 生命の神秘と地球の未来を。 室橋祐貴 VS 能條桃子 VS 河西宏一 青年世代が考える、この国の問題点と大人たちの責任。 坂本 達 人間の素晴らしさを思い知った自転車世界一周。 【特集】 3・11から13年 避難所に彩りを!ダンボールが繋いだ励ましの連鎖。 遠藤昭三 南相馬市の今――住民の健康を守る「絆一座」の復活。 鎌田 實 【特集】 「日本を変える」ヒント 小木曽麻里 VS 内田 舞  女性が働きやすい職場のほうがみんな幸せになれる! 今井紀明 VS 田原総一朗 「トー横」「グリ下」若者の孤独と困窮をどう支えるか。  【特集】池田大作第三代会長と月刊『潮』の63年。 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 道を開く人篇 (7) 【特別インタビュー】 ゴルバチョフと池田大作――今こそ求められる平和への遺訓。 副島英樹 能登半島地震――公明党はどう動いたか。 中川宏昌 【特集】 スポーツの“春”が来た! ≪特別対談≫ 塙 宣之 VS 門脇 誠 こんなに違う!ダバディが見た日仏スポーツ事情。 フローラン・ダバディ 【特集】 世界に平和を広げゆく「先駆」の福岡 「シルクロード 仏の道をゆく」法華経と我が人生を語る。 安部龍太郎 一人一人のドラマが大きなうねりとなった「五万人の第九」。 塩田明弘 性的マイノリティの人権を確立した公明党県議の戦い。 星乃治彦 人口減少を乗り越える多文化共生の社会へ。 酒井順一郎 “サダコの折り鶴”――「核なき世界」の構築へ。 佐々木雅弘 【好評連載】 世界への扉 三浦瑠麗/トクサンの「人間野球」日誌(最終回) トクサン/他 その他
  • 外道坊 1
    完結
    5.0
    外道には外道の死に様がある――!! 全国を旅する托鉢僧でありながら、仏の教えから外れた道をゆく者・「外道坊」。その双眸が捉えるのは、悪人の放つドス黒きオーラ!悪党たちは、前世での悪行により、現世でも己の欲望を抑え切れず、また同じような罪を繰り返す。それは、変えることのできない宿命であり、誰もその因果からは逃れられない…… 現世まで続く悪の宿命を裁き、弱者の運命を切り拓く仕置き人・外道坊が魅せる、痛快&新感覚のストーリー。
  • 現代語訳 江戸府内絵本風俗往来
    -
    幕末の江戸で生まれ育ち、歌川広重を襲名する作者が、明治になって絵と文で回顧した、町や通りの折々の風景。文章でしか知り得なかった光景が、私たちの眼前にありありと現れる。図版283点のすべてを収録。 ■目次(一部) 【上編 外の部  正月~十二月】 将軍家松飾り/辻店の凧売り/魚河岸の初売り/江戸町火消出初め/加賀鳶の初出/獅子舞/厄払い/暦売り/餅網売り/大凧遊び/梅見/日比谷稲荷初午祭/彼岸/豊島屋の白酒/桜草売り/奉公人出替り/参府交代/伊勢参宮の犬/隅田堤の花見/五月端午/両国川開き/富士講中登山出立/金魚売り/風鈴売り/富士詣で/じゃん拳/店頭の納涼/大通りの深夜/花山車/天王祭/朝顔売り/山王祭/花火/からくり/七夕の竹売り/井戸さらい/佃踊り/盆踊り/菊見/神田明神祭礼/紅葉狩り/池上本門寺参籠/七五三の祝い/火事/大名火消/雪見/焼き芋を売る/餅搗き/大晦日……など 【中編 内の部  正月~十二月】 屠蘇を汲み雑煮を祝う/乗馬初め/湯屋の二階/歌牌遊び/十四日年越し/雛祭御道具/初午/書画会/御殿女中宿下がり/灌仏/蛍/梅雨/笹団子/梅干・雷干/精霊棚/藪入りの丁稚/十五夜観月/玄猪の御篝火/恵比須講/勧進相撲/講武/商家の冬夜/酉の市/子犬の小屋を作る/町火消/防大名/新吉原遊里の狐舞/王子の狐火……など 【下編 雑の部】 売卜者/小僧金子の使い/お記録本屋/見附の交代/千両箱の運送/諸侯の水運び/普化僧/七色とうがらし売り/居合抜き/塩屋/子供の喧嘩/豊島屋の樽の曲ざし/粟餅の曲搗き/紅かん/仮似声使い/住吉踊り/歯力/一人相撲/鎌倉節の飴売り/辻謡曲/大道講釈/読売/ところてん曲突き/降巫/唐人飴ホニホロ/墓所の幽霊/淡島大明神/屋敷窓下の買物……など
  • 現代山岳信仰曼荼羅
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「祈り」の現場を追い続けるフォト・ジャーナリスト藤田庄市氏が、この20年余り取材し、自ら体感した「修験道」のリアルな姿を活写するフィールドワークの成果。著者渾身のフォト・ ルポルタージュ。「山」と「祈り」の現在形。 目次 プロローグ 東京・高尾山修験の今 第一章 知られざる富士山登拝 田子の浦から村山古道へ 聖護院富士山峯入り修行/山岳修行の再創造 高尾山修験霊峰富士登歩練行/火口にて先祖と見まみえる 丸山 教富士登山/ある富士講先達の生きた道 第二章 御嶽山信仰霊山群を巡る 根本道場、木曾御嶽山を往く/秩父御嶽山は開祖の故郷/狛犬ならぬ「狛狼」の両神山/浄土を見せる上州武尊山 木曾御嶽山の翌年に開 闢/八海山のこれから スピリチュアルの時代に/普寛霊神祭 火渡り、刃渡り、さまざまな護摩 第三章 国東半島六郷満山の峰入り 第四章 羽黒修験秋峰 仏として再誕する 第五章 大峯山脈修験の息吹 吉野山から山中深く 奥駈修行/雨中にシャクナゲと伝説の窟を求めて/前鬼裏行場の神秘性/真冬の那智四十八滝回峰行/大日如来と結ば れる  聖護院深仙灌頂
  • 現代人のための仏教説話50
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    欲にまかせた行動によって悪の報いを受けたり、清らかな心で人に施して悟りを得たりするなど、人間味豊かな登場人物が織りなすエピソードを通して、仏教の教えを説いた仏教説話を50話選集。ユニークな物語と古今東西の偉人の名言を通して仏の教えの普遍性を明らかに。著者のわかりやすい解説から、正しい生き方や心のもち方、真理を学べる一冊。「なんのために生きているのかわからなくなった」「いまの自分の生き方を見直したい」という人にこそおすすめです。
  • 恋はなに色? 1巻
    完結
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    全1巻660円 (税込)
    神様仏様幽霊様etc、生まれて16年科学的に証明されたことしか信じない超現実主義者の紅に天使がプロポーズ!?昼は美少年、夜は美青年になる変な天使ミシェールの猛アピールに紅もたじたじ。天使と人間の恋の行方は…!?
  • 恋仏
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    おるんは火付けで家も家族も失う。視力までも失ったおるんは庭職人・興三郎の優しさに救われ、しだいに心惹かれてゆく。だが彼は従姉の許婚であった。逡巡するおるんの耳に届いたのは、蔵に焼け残った「恋仏」の「燃やしてしまえ!」という声。一体何を告げているのか? 恋と謎が絡み合う長編時代小説。
  • 皇室80号 2018年秋
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 皇室のご動静と皇室ゆかりの日本文化を詳しく紹介!豊富なカラー写真で綴る日本で唯一の「皇室」専門誌 【特集】ご即位30周年記念大特集両陛下のお歩み第3回。 天皇陛下は約半年後の平成31年4月30日に譲位される。「ご退位日」が正式決定してからも両陛下はそれまでと同様にご公務に励まれ、全国を訪問されてきた。『皇室』誌では78号より両陛下の30年のお歩みをさまざまな面から振り返る特集をお届けしている。今号では、日本全国をくまなく巡られ、国民に寄り添ってこられたお姿をご紹介する。 皇太子殿下 フランスご訪問。絹が取り持つ友情をさらに美しい織物へ 本年が日仏友好160周年にあたり、フランスで日本文化を紹介する「ジャポニスム2018」が開催されることから、フランス政府の招待により、皇太子殿下はフランスを初めて公式訪問された。 真子内親王殿下 ブラジルご訪問。日系の人々と温かなご交流を重ねられて 日本人のブラジル移住110周年にあたる今年、真子内親王殿下はおよそ2週間にわたり、ブラジルをご訪問。5州14都市を回られ、各地で移民の110周年を祝うとともに、日系社会が歩んできた長い道のりに思いを馳せられた。 ※電子版では、写真を非表示または記事そのものが掲載されていない場合があります。 尚、電子版からは、誌面の一部を切り取って使用する応募券やクーポン券等は使用できません。ご了承ください。
  • 香水のすべて イラストで読み解く香りの文化と歴史
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 ようこそ!めくるめく香水の世界へ! ユーモアたっぷりのイラストを楽しみながら、 香水のすべてがわかる決定版ビジュアルブック 仏の香りの専門誌「Nez」チームが奥深い香水の世界へご招待。ゲラン、シャネル、サンローラン、ディオールなど有名ブランドや老舗メゾンの華やかなクリエイションの舞台裏もわかります。 例えば ●匂いと感情や記憶のシステム ●古代から続く歴史 ●調香師の訓練、働き方、創作 ●香水のマーケティング、製造、流通 ●有名&独立系ブランドの戦略:コンセプト決めや香水瓶のデザイン ●香水の一生 ●香水愛好家へのガイド:香りの素養を磨く方法 など幅広く解説。ありそうでなかった、香りと香水の疑問も全て解消する1冊です。 さらに香水界の第一人者20人のインタビューも掲載。調香師、メゾン、香料メーカー、マーケター、開発責任者、専門店チェーン創設者、香水保管所(オスモテーク)館長が、仕事への情熱と戦略を語ります。 ■編著・監修 ジャンヌ・ドレ サイト「Auparfum」を2007年 、嗅覚専門誌「Nez」と出版社「Nez éditions」を2016年に共同設立。香水批評と香りの文化を多くの人々に広めることに貢献。『Les Cent Onze Parfums qu'il faut sentir avant de mourir』(2017)、『Le Grand Livre du parfum』(2018)、『Parfums pour homme』(2020)の監修兼著者。嗅ぐこと、書くことの2つに情熱をかける。 ■イラスト ジェレミー・ペロドー 1988年生まれ。エチエンヌ校でグラフィックデザインを学ぶ。風景と宇宙から受けたインスピレーションをもとにこれまで2冊出版。「Le Fooding」「Libération」「Usbek & Rica」など記事も手掛ける。 ■翻訳者 新間美也(しんまみや) 調香師。1997年よりパリにてフランスを代表する調香師モニック・シュランジェ氏に師事。2000年にパリのデパート、ル・ボンマルシェで「Miya Shinma」の作品が紹介されて以来、パリを活動拠点として、自身の香水ブランドと他社ブランドのための香りを創作。香水学校「サンキーエムサンス・ジャポン」を設立後、「アトリエ・アローム&パルファン・パリ」の名のもとで、香りの魅力を伝える様々なレッスンやセミナーを開催。香料サプライヤー「アローム&パルファン・パリ」創立者。著書に『[新版]アロマ調香レッスン:調香師が教えるオリジナル香水の作り方』『香水のゴールデンルール』(共に原書房)、『恋は香りから始まる』(飛鳥新社)ほか。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 講談名作文庫10 一休和尚漫遊記
    -
    幼くして仏門に入り、大徳寺で禅の道を究めた一休和尚。並外れた知恵と頓智で、閻魔様から将軍様までまわりの者を笑わせながら、有り難い仏の教えを説く。「このはしわたるべからず」の立て札を尻目に堂々と橋を渡り、「絵にかいた虎を縛ってみよ」といわれれば、平然と縄を借り受ける。
  • 皇帝のかぎ煙草入れ
    -
    北仏のある避暑地で、英国人ローズ卿が深夜、秘蔵の煙草入れもろとも頭を打ち砕かれて殺されるという陰惨な事件が起った。いくつかの状況証拠から、殺人容疑は、ローズ家の向いに住み卿の息子と婚約中のイヴにかかった。ところが、事件当夜、彼女は前夫ネッドと窓越しに惨殺現場を見ていたのだ。婚約者の手前、無実の証に前夫を持ち出す訳にもいかないイヴは、抗弁できぬままにいよいよ追い詰められてゆく……綿密な筋書の下に演出された完璧とも思える殺人劇の全貌とは? アリバイ崩しを扱った本格ミステリの名篇として名高い著者の代表作!
  • 行動する仏教 ──法然・親鸞の教えを受けつぐ
    3.8
    従来の仏教は、生きる上での「苦」の原因を、前世からの因縁や個人の心の奥底に巣食う強烈な自我に求めてきた。しかし、戦争で命を落としたり原発事故の被害に遭うことは、個人の過去や心のありように原因があるのだろうか。そうではなく、政治や社会構造に問題があるのではないか。ならばその苦の原因を取り除く行動を、いまや仏教は起こさなければならない。「すべての衆生を救わずにはいられない」という仏教徒の第一の使命に立ち返り、法然・親鸞によって確立された浄土仏教を受け継ぎながら、その教えの中味を現代的な形に作り変える。行動する仏教=エンゲイジド・ブッディズムの意欲作。
  • 幸福へのパスポート
    -
    パリのアパルトマンで、フランスとの同化と日本からの逃避をこころみる留学生。その日常に闖入する小事件の数々――旧知らしい日本女性との接触、幸福へのパスポートと銘うつ結婚相談への誘い、そして憧憬した女子学生との再会――を通して青春への訣別が……。澄明な眼と筆致で滞仏生活を描出した、現代文学の秀作。
  • 虚空の影落つ(電子復刻版)
    -
    徳川幕府が倒れた明治初期、廃仏毀釈の嵐が吹き荒れ、首を落とされた野仏が路傍に転がる信濃路を旅の雲水・虚空が往く。虚空には野望があった。かつて自らも加わり討幕に奔走した赤報隊は、佞臣・岩倉具視の裏切りで指導者は処刑され、虚空はからくも追捕から逃れた。その岩倉と対峙して、信濃二十万の草莽を糾合し、自治国を樹立しようというのだ。歴史ロマンに新境地を拓いた長篇意欲作。

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  • 国債の歴史―金利に凝縮された過去と未来
    3.0
    1巻5,940円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絶対王政時代から第2次大戦後まで500年間に及ぶ、世界の国債市場の歴史をたどる。国債の金利は常に歴史の行く末を見通していた。財政論議に貴重な示唆を与える大著。 【主な内容】 はじめに 序 章  市場の警告 第1部  誕生と試練 第1章  イギリス国債の起源 第2章  コンソルの誕生 第3章  アムステルダムの外債市場 第4章  ナポレオン戦争で試された英仏の国債市場 第2部  深化と拡大 第5章  ヴィクトリア朝の黄金期 第6章  南北戦争:グリーンバックとグレイバック 第7章  明治維新と国債 第8章  ロンドン外債市場 第3部  破綻から一時安定へ 第9章  ワイマール共和国のハイパー・インフレーション 第10章  帝政ロシア国債のデフォルト 第11章  イギリスの五%戦争 第12章  ポワンカレの奇跡 第4部  閉鎖経済に国債を詰め込む 第13章  国債の日本銀行引受 第14章  ナチスの国債 第15章  イギリスの三%戦争 第16章  長期国債二・五%の金利天井:アコードの検証 おわりに
  • 国制と法の歴史理論 比較文明史の歴史像
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 標題のもと,著者の歴史理論を形成してきた諸論考を、その成立事情、著者自身の研究史に占める位置を明らかにして編まれた論集。 【目次より】 凡例 序論 第一部 比較文明史的国制史論の形成と展開 第一章 「世界史の基本法則」的歴史理論からの離脱 I 「三二年体制」論の深化をめざして II 国家と法の類型論を求めて III 『日本資本主義発達史講座』と法学方法論 第二章 比較文明史的国制史論 IV 比較文明史的国制史論の基本構想 補論1 〈国制史〉という概念について 補論2 国制史学の研究史的位置づけ 補論3 〈社会〉と〈国家〉 その実態と概念史 補論4 西欧における国家形成と西欧封建社会の未開性についてのエンゲルスの見解 補論5 文明時代の国制の諸形態およびその根拠について V 比較国制史・文明史論対話 VI 「社会体制と法」の歴史理論 「近代経験と体制転換」の歴史的パースペクティブ VII 「文明化」概念 第二部 国制史学の諸概念 普遍的基本概念の錬磨 第一章 封建制 VIII 封建制概念とアジアの封建制 IX 歴史学的概念としての〈封建制〉と〈郡県制〉 「封建」「郡県」概念の普遍化の試み 第二章 支配 X 「支配のLegitimitat」概念再考 支配の法=権利根拠としてのLegitimitat XI 『経済と社会』「旧稿」における LegalitatとLegitimitat 第三章 王権 XII 商品・貨幣呪物と王カリスマ 『資本論』商品・貨幣呪物論の読解 第三部 比較国制史・法制史の具体相 特殊的諸類型の探究 第一章 所有 XIII 日本近代土地法変革の比較法史的位置 XIV 現代日本の所有問題とその歴史的文脈 第二章 家族 XV イエの比較国制史 中国・西欧・日本 XVI 婚姻・離婚法史の日仏比較 中間団体の日本的類型の探究 第三章 法 XVII 現代法的状況の日本史的文脈 西欧史的文脈との対比において XVIII 西欧法の普遍性と特殊性 中国法との対比において 補註 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 水林 彪 1947年生まれ。法学者(日本法制史)。東京都立大学名誉教授、早稲田大学名誉教授。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科基礎法学専門課程修士課程修了。博士(法学)(一橋大学)。 著書に、『日本通史2 封建制の再編と日本的社会の確立』『記紀神話と王権の祭り』『天皇制史論 本質・起源・展開 』などがある。
  • 「国防」がよくわかる本
    -
    法律・兵器・政治……その過去から現在へ  軍隊のない独立国は、日本も含めて数ヵ国にすぎません。ところが日本の防衛予算は英・独・仏をもしのぎ、しかも1990年の湾岸戦争、1999年の周辺事態法、そして2004年の自衛隊のイラク派遣を経て、その矛盾は劇的に深化しました。にもかかわらず、防衛論争は日米安保と憲法9条の範囲にとどまっています。  本書では、法律・兵器・政治を軸に、憲法制定から近年の調達疑惑まで、日本の国防問題の全貌を解き明かします。 第1章 軍隊を持たない国  終戦とは、いつのことか  「憲法より米だ!」  憲法は「押しつけられた」のか  第九条をめぐって 第2章 「警察力」とバズーカ砲  東西冷戦  二つの中国  二つの朝鮮  朝鮮戦争への道  警察予備隊 第3章 安保体制と自衛隊  朝鮮戦争後の世界  安保条約  保安隊とはなにか  保守政治家と自衛隊  安保闘争と自衛隊 第4章 三島由紀夫はなぜ死んだか  「違憲の軍隊」  治安出動はあり得たか  「脅威」の変遷  右翼と三島  警察官僚の時代 第5章 戦後レジームとはなにか  赤城構想と三矢研究  自民党政治と自衛隊  憲法と自衛隊と裁判所  護憲派の迷走 第6章 揺らぐ「平和国家」  知られざる改憲勢力  冷戦終結への道のり  日米同盟の危機  イスラム原理主義  サダム・フセインの戦争  作られた「湾岸トラウマ」 第7章 国防の、泣ける真実  自作自演の話  戦車の話  クルマの話  兵器輸出の話  福祉と「脅威」と震災の話 ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 孤高の名家 朝吹家を生きる 仏文学者・朝吹三吉の肖像
    -
    サガンの翻訳で知られる朝吹登水子、鮎川賞詩人・亮二、芥川賞作家・真理子・・。一族に連鎖する美と自由の精神を導いた仏文学者・三吉の生き様と、もう一つの朝吹家の歴史を初めて明かした貴重なノンフィクション!
  • ここに居ていいんだよ
    -
    人と人との繋がり、モノや言葉との出会い、さまざまな出来事……それはうれしい、楽しいことばかりではありません。むしろ、苦しくて悲しくてつらいことの方が多いような気がします。そんな私の苦しみに「苦しいね」と、悲しみに「悲しいね」と、喜びに「うれしいね」と、私の心そのままに、かならず救う、助けるから安心して生きてくれよ、と願ってくださっているのが、阿弥陀如来という仏さまです。
  • 心が洗われ、迷いが晴れる! 般若心経入門
    -
    現代を生き抜くヒントがぎっしり! 262文字に込められた、いにしえの智慧 古代インドで生まれ、玄奘三蔵や鳩摩羅汁が漢語に訳して中国に渡り、日本に伝わった仏教経典「仏説摩訶般若波羅蜜多心経(般若心経)」。本文わずか262文字のお経には、釈迦の教えが凝縮され、現代に通ずる“生きるヒント”がぎっしり。本書では、題名等も含めた278文字を24に区切り、軽妙な会話形式でわかりやすく紐解いてゆく。思うようにいかない時、疲れて前に進めない時こそ読んでおきたい、現代人必読の書。 「般若心経という呪文はね、仏さまの秘密語だよ。たった一文字にも、何千という道理が含まれているから、ものすごい現世利益がいただける……」(本文より)
  • 心がスッと楽になる般若心経
    -
    いつの時代も人々が苦と感じることの本質は何も変わっていない。だからこそ、どんなに時代が巡っても、過去仏、現在仏、未来仏に手を合わせ、仏の知恵に触れることの大切さは変わらないのだろう。般若心経にはそんな仏の知恵が一文字一文字に宿っている。本書は、比叡山延暦寺の代表役員執行、学問所所長などを歴任した名僧による般若心経講義の決定版。あなたも262文字を声に出して唱えてみれば、気持ちが落ち着き、前向きになれる!
  • 心の整えかた トップアスリートならこうする
    3.0
    日常生活で、受験会場で、ビジネスシーンで。誰にでも応用できる最強の心理的スキル 「メンタルヘルスリテラシーを高める」「不快な感情と向き合う」「怒りの使い方」「やる気を分類する」「メンタルタフネスを手に入れる」など、アスリートが行う心の整えかたは、私たちの日常生活にも応用ができる。五輪メダリストという選手としての経験に加え、日・米・仏の代表チームのコーチを歴任した指導者としての視点を持ち、さらにはスポーツ心理学者としての知見を携えた著者ならではのメンタルトレーニングを紹介する。ボクサー・村田諒太選手とのセッション(対話)の様子についても語る。 【主な内容】 プロローグ メンタルタフネスを手に入れる~村田諒太選手とのセッション 第1章 感情と思考に向き合う (自分の感情に気づく/緊張するのは悪いこと?/怒りの使い方/不快な感情は誰のせい?/2種類の自信を理解する/失敗から学ぶ/やる気を分類する) 第2章 実践する (夢に向かって目標を立てる/ポジティブ思考トレーニング/体からのアプローチ/メンタルトレーニング・プログラムをつくる) エピローグ~私のメンタルトレーニング史
  • こころを磨くSOJIの習慣
    4.5
    ※本書は小社より2019年4月に発売した『掃除道入門』を改題したものです。 世界から注目される日本の「掃除」 掃除は、日常の中でできるマインドフルネス ・ものを片付け、こころの整理整頓をする ・床を磨き、こころの曇りをとる ・落ち葉を掃き、こころのちりを除く あなたの掃除の時間が変わります! サッ、サッ。一掃きごと、東京は神谷町のビルの谷間に、竹ぼうきの音がこだまします。 春は散りゆく梅や桜の花を惜しみながら、夏は群がる蚊に隙を与えない素早さで、 秋は大量の落ち葉にもめげず、冬は冷たい北風に負けない運動量で、てきぱきと掃除をします。 「ひとりでする無心の掃除もよし。みんなでするチームワークの掃除もよし。 誰にでも簡単に楽しくでき、それでいて奥深い。それが掃除です。 道理はいたってシンプルです。上から下へ。流れに逆らわず。すべてのものを大切に。 特別な技術はいりません。 お釈迦さまの仏弟子のひとり、周利槃特は「ちりを払い、垢を除かん」と唱えながら、 ひたすらほうきで掃き続け、悟りを得たといいます。 お寺の世界では伝統的に、掃除をはじめ、薪割りや草取りなど修行環境を整えるために必要な仕事を「作務」と呼んできました。 旅館の部屋着としてもお馴染みの「作務衣」は、もともと僧侶の作務のために動きやすく作られたものです。 坐禅や念仏など、日本仏教にはいろいろなかたちがありますが、いずれにおいても掃除は修行の基本です。 人生は日日是修行。粗雑な生き方をすればこころは汚れ、丁寧な生き方をすればこころもきれいに整います。 日々の掃除で暮らしの環境を整えれば、おのずとこころも整うというもの。 うつ病などこころの病のセラピーに掃除が取り入れられるのもうなずけます。 掃除には、お寺の修行の大切な要素がすべて詰まっています。 掃除がもっとも長く時間をかけてなされる修行とされている僧堂も、少なくありません。 僧堂で修行僧たちが掃除を通じてどのような変化をしていくのか、 今回の本では仏道の大先輩方と対話させていただいて見えてきた、掃除と人の成長の関係についても紹介していきます。 そしてまた、私たちの掃除が、個人の内面だけでなく、私たちの暮らす地球を磨くこととどうつながっていくのかも。 特別なことは何ひとつありません。でも、本当に大切なことは、 実は何も特別なことではないのだと、本当は誰もが知っているのではないでしょうか。 この本を読んだ皆さんにとって、掃除がより楽しく、 より慈義深いものになり、良い習慣として身につけられることを願っています。
  • こだわらない
    -
    著者は、高野山真言宗管長、総本山金剛峯寺第412世座主、全日本仏教会会長であり、日本を代表する高僧である。本書は、40年あまりにわたって新聞や小冊子等に書き溜めたエッセイを、今の時代に照らしながら再編集し、まとめたもの。お釈迦様や弘法大師の教えに照らしながら、混迷極まる時代を生きる知恵を紹介する。構成は、「あるがままに」「悩みとともに」「生かされて」「しあわせに」「誰がために」の5章から成る。具体的には、「善悪を超えてあるがままにとらえる」「始まりも終わりもない道を歩き続ける」「願いごとをする気持ちを日常に生かす」「忙しいときこそ心の眼を開く」「自分を捨て人を生かす菩薩の精神」「煩悩は他のために生かす」などが並ぶ。どのページを開いても、密教の世界を極め、仏の心に精通した著者ならではの、心に響く言葉がある。多くの方々に人生の教科書として読んでいただきたい1冊。
  • 国家の債務を擁護する 公的債務の世界史
    4.0
    巨大債務にどう対処すべきか? ヒントは歴史の中にある。 2000年にわたる歴史から見えてくる公的債務と経済発展との関わり、債務危機対応への道。 世界史的にみてもきわめて高い水準の巨大債務をかかえる日本は、どのようにして経済成長を実現しつつ、債務問題を管理していけばよいのか。日本経済最大の問題を考察するうえでも役立つ本格的な債務論。 古代ギリシャから中世のローマ教皇、ヴェネツィア、英仏などの絶対王政、ジョン・ロー、近代国家の成立と財政、アメリカ南北戦争、南米への投資ブーム、オスマントルコ帝国、中国・清および明治日本の資金調達、中央銀行の創設、第一次・第二次世界大戦、福祉国家の登場と戦争財政、戦後の国際金融、石油マネー、途上国債務問題、ルービン財政、リーマン危機などごく最近に至るまでの歴史を取り上げる。最後に、新型コロナのパンデミックを乗り切るために公的債務の果たした役割を取り上げ、重い債務を負担する世界各国の政府が危機から立ち上がり、前に進むためのヒントを示す。 バリー・アイケングリーンら世界的に著名な研究者が執筆。増大する公的債務の背景事情、債務削減に成功するための条件を明らかにし、国家の債務問題に関するバランスのとれた議論を展開する。オリビエ・ブランシャール、アラン・ブラインダー、ニーアル・ファーガソンなどの世界的に高名な経済学者、歴史研究者が高く評価している。
  • 骨仏
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • 言葉のズレと共感幻想
    4.0
    「具体と抽象」深掘り編! 「人は言葉を過信している」「スティーブ・ジョブズも歴史に残らない気がする」――「思考」テーマの著作を出し続ける著述家・細谷功と、メガヒットを飛ばし続ける漫画編集者・佐渡島庸平という異色の取り合わせ。 言葉、物語、お金、労働、ルール、いいねエコノミー(共感資本主義・格差)、VR(仮想現実)などを俎上にのせ、現代社会を覆う「共感幻想」を「具体と抽象」の往来問答によって深く掘り下げていく。 メタの視点を上げるほど虚無主義に近づくが、そうならないためにそれぞれが実践している処方箋にも話が及ぶ。 【目次】 第1章 「言葉」という砂上の楼閣 第2章 抽象度は自由度 第3章 会話がもたらす孤独 第4章 勘違いのコミュニケーション 第5章 引いた目で見れば 第6章 だれもが暇になる時代 第7章 「無知」を知る 第8章 現在と過去、成功と失敗 第9章 具体の観察力 第10章 物語の近未来 第11章 共感エコノミーと共感格差 第12章 お金と居場所 第13章 幻想と妄想と虚構 第14章 虚無主義にならないために 第15章 そして一年後 第16章 逆転の世界 【著者】 細谷功 1964年、神奈川県に生まれる。東京大学工学部を卒業後、東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。アーンスト&ヤング、キャップジェミニ、クニエなどの米仏日系コンサルティング会社を経て独立。問題解決や思考に関する講演やセミナーを企業や各種団体、大学に対して行っている。 著書に『地頭力を鍛える』『アナロジー思考』(以上、東洋経済新報社)、『メタ思考トレーニング』『具体?抽象トレーニング』(以上、PHPビジネス新書)、『具体と抽象』『「無理」の構造』『自己矛盾劇場』(以上、dZERO)などがある。佐渡島庸平 1979年、兵庫県生まれ。東京大学文学部を卒業後、講談社に入社し「モーニング」編集部に。『ドラゴン桜』(三田紀房)『働きマン』(安野モヨコ)『宇宙兄弟』(小山宙哉)などヒット漫画を生み出した。2012年に独立、クリエーターのエージェント会社コルク創業。漫画家や小説家などのクリエーターとインターネット時代の新しいエンターテイメントの創出を目指している。著書『ぼくらの仮説が世界をつくる』/ダイヤモンド社『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.』/幻冬舎『観察力の鍛え方』/SB新書
  • ことりっぷ 大分
    -
    「いい感じの小さな旅」を提案する『ことりっぷ』。注目のテーマは、「日田・豆田町の小さなお店めぐり」、「大分タウン・アートな街めぐり」、「国東・仏の里でプチ修行体験」、「城下町・杵築をお散歩しましょ」など。 ※本誌は2018年版内容について詳細データの更新を行い、2019年版としたものです。※一部コンテンツが採用されていない場合があります。

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  • 孤独が癒されるとき
    -
    喉頭ガンで声を失うという著者自身の体験の他、身の周りのエピソードを通して、こころ癒される仏の教えを語りかける。発刊から半年で3万部を突破した同名既刊小冊子に書き下ろしを加えた増補版。
  • こども仏教 強くてやさしいこころを育てる
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仏教の始まりからおもしろ仏様まで、まるわかり!・仏教の始まりからおもしろ仏様までまるっとわかる、こども向け入門書!・お釈迦さまが見つけた「心おだやかに生きるヒント」をやさしく解説・「世界が尊敬する日本人100人」選出の禅僧・枡野俊明さん監修「お釈迦さまは人間なの?」「お経って何を言っているの?」「悟りを開くってどういうこと?」おもしろくてためになる仏教の知識をたっぷりのイラストで楽しく紹介!著書累計200万部突破の禅僧・枡野俊明さんが、お釈迦さまが見つけた「心おだやかに生きるヒント」を教えてくれます。こどもの悩みQ&Aも23問掲載。「いじめを見てしまったら?」「おばあちゃんが亡くなって悲しい」「コロナでどうなるか不安」など、大人でも難しい問題解消をお釈迦さまの教えが導いてくれます。強くてやさしいこころを育てる、仏教の知識と知恵が満載の1冊です。
  • この青に恋をした
    完結
    -
    全1巻550円 (税込)
    17歳の夏。両親の別居、つきあっていた彼との別れ……そんなさえない日常から逃れ、大切な「なにか」を探すため、海藍(ミラン)が1人で決めた短期留学。初めての海外、そして1人きりで向かった南仏・モンペリエの語学学校で海藍を待っていたのは、いろんな国の人々、青い空、美しい海。日仏ハーフの蒼一(ソーイチ)との出会い、フランス語だけの生活が、悩んでいた海藍を少しずつ変えていく! 「君だけを見てる」を同時収録。
  • この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体
    -
    世界は常に<金融・戦争・契約>で動いている! 日本人だけが知らない世界を動かすものの正体が明らかに!!知られざる真実の数々! <金融の真実> 1907年モルガンらの風評により銀行恐慌発生⇒1914年銀行家たちによるジキル島の秘密会合でFRB発足 FRB100年で終焉⇒TPPによる共通通貨創設 <戦争の真実> ワーテルローの戦いでロスチャイルド家が英仏両国に関与⇒戦後ロスチャイルド家の資産2500倍 満洲国でアヘン・武器販売で大もうけ⇒今の自民党の中枢を占める満州人脈 <契約の真実> 1904年から日露戦争戦費のための外債発行⇒1986年外債返還完了 1951年復興資金と引き換えの国防、電波、航空三権の対米献上⇒2013年資金返還完了=「日本の真の独立」
  • 古文を読みやすく 宇治拾遺物語
    -
    1巻275円 (税込)
    197話から40話を独自編集。工夫した活字本文化により古文本文で『宇治拾遺物語』が楽しめる。 『宇治拾遺物語』を楽しみながら古文読解力の基礎づくりをめざそうとする本です。おもしろいお話が載っている『宇治拾遺物語』の197話のなかから40話を選んで独自に編集しました。共通点のある2話をペアにし、だんだんと長いお話になるよう並べてあります。読点を減らす・分かち書きを用いる・漢字を多く当てる といった工夫によって読みやすい活字本文をめざしています。注にできるだけ頼らず、本文で『宇治拾遺物語』を読んでみましょう。読み進めて長いお話になるにつれて本文で読む楽しさが増してくるはずです。 【目次】 はじめに 一の1検非違使忠明のこと・2絵仏師良秀 家の焼くるを見て喜ぶこと 二の1水無瀬殿の鼺鼠のこと・2柿の木に 仏 現ずること 三の1樵夫 歌のこと・2樵夫の小童 隠題の歌 詠むこと 四の1田舎の児 桜の散るを見て泣くこと・2児の掻餅するに空寝したること ⁝ 十八の1観音経 蛇に化し人を助けたまふこと・2石橋の下の蛇のこと 十九の1経頼 蛇に逢ふこと・2成村 強力の学士に遭ふこと 二十の1上緒の主 金を得ること・2長谷寺参籠の男 利生に預かること 宇治拾遺物語序 【著者】 福田孝 1960年岡山県に生まれる。筑波大学大学院博士課程中退。1987年、岡山県立岡山一宮高等学校教諭。1991年、岡山県立倉敷天城高等学校教諭。1993年、筑波大学附属駒場中・高等学校教諭。2012年、武蔵野大学文学部日本文学文化学科准教授。2017年、同教授。2020年、同退職。著書に「源氏物語のディスクール」(書肆風の薔薇)「古文を楽しく読むために」(ひつじ書房)「季節のつめ合わせ 古代文学編(仮)」(近刊予定)、論文に「承保三年奥書本『後撰和歌集』について」(「和歌文学研究」)などがある。

最近チェックした本