作品一覧

  • 建築史に何ができるか 町並み調査と町づくり
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 建築史家として町並みの保存や再生にどう関わるのか。学問のための学問を超えて、西和夫と彼の研究室の学生たちが日本各地で地道に取り組んできた実践の記録。
  • 建築史から何が見えるか 日本文化の美と心
    -
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 建築史の教鞭を執って四十年余りの著者が、さまざまな場で発表してきたエッセイ・論考などを通して、建築史から何が見えるのかを伝える。既刊『建築史に何ができるか 町並み調査と町づくり』の姉妹編。
  • 建築の絵本 日本建築のかたち 生活と建築造形の歴史
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 四季に恵まれ、多様な気候風土の中で育まれた日本建築を、この本では、祀る(神と仏の空間)、住む(住宅と都市)、戦う(城と城下町)、遊ぶ(数寄の空間)の4つの章に分け、イラストと文章で紹介している。
  • 二畳で豊かに住む
    3.3
    かつてウサギ小屋などと海外から揶揄されたように、日本の住宅事情は劣悪だとされている。だが夏目漱石や内田百間、高村光太郎など極小の空間を楽しみながら住んだ先人たちをみると、広さのみが豊かさに通じるとは言えないのではないか。本書は、究極の住居の実例を示し、住むことの根源を考えてみようとするものである。狭い住居の工夫を知って身の丈の生活の意味を再検討する。【目次】はじめに――狭いながらも豊かな空間/第一章 内田百間、二畳に夫婦で住む――作家が語る小屋生活/第二章 高村光太郎の山小屋――雪深い里で詩作にはげむ/第三章 永井隆の二畳の如己堂――原爆の町で平和を求めて/第四章 多摩川渡船場二畳の小屋――氾濫したら持ち運ぶ/第五章 夏目漱石・中村是公、二人の二畳の下宿/第六章 正岡子規の病床六尺――ふとん一枚、これが我が世界/第七章 四国、村はずれのお茶堂――遍路たちの一夜の宿/第八章 建築家提案の最小限住居――極小空間の特色/おわりに――狭いながらも楽しい我が家

ユーザーレビュー

  • 二畳で豊かに住む

    Posted by ブクログ

    狭い住居に住んでいた有名な作家たちの生活の様子が紹介されていた。
    広い空間でゆったり済む事に憧れはあるが、狭いながらも楽しい我が家を改めて感じられた。病気や戦争で狭い生活空間を余儀なくされた作家もあり、そんな中で作品を生み出していった姿に尊敬の気持ちもいうまれた。

    0
    2024年06月12日
  • 二畳で豊かに住む

    Posted by ブクログ

    狭いと色々工夫をして暮らすようになる。狭いところで楽しく暮らせてる人は、心が豊かなのかもしれない。

    (森本毅郎スタンバイで紹介された本)

    0
    2011年09月11日
  • 二畳で豊かに住む

    Posted by ブクログ

    二畳で豊かに暮らす。そんな挑戦的な、不可能と思われるタイトルに惹かれて一読。
    内田百問、漱石、子規らの住まいの考察、遍路を接待していた建物の調査、戦後の建築家によるミニマムな住居の提案など、ためになる論文を読んだ気になれた。
    劣悪な住環境は、ひとを荒ませる。
    でも、ただ広ければいいというものでもない。広さは快適さに影響するけれど、比例するものでもない。
    自分に合った、必要かつ十分な住空間に住まうこと。そして豊かに暮らすこと。この豊か、というのは経済的な意味よりも、測れない内面的な、人間的な豊かさのこと。
    それを自身も求めてゆきたい、大切なことだなと改めて思えた。読めてよかった。
    子規の布団の狭

    0
    2021年09月06日
  • 二畳で豊かに住む

    Posted by ブクログ

    そのためには
    「不便」という概念を超克し、空間の豊かさを追求する
    という姿勢が最重要である。

    故に、トレーラーハウス、カプセルホテル、ネットカフェの類はそれに叶わない。
    これらは単に普通の居住空間を模倣したり、個々の欲求だけを具現化したに過ぎないからである。
    どんなに豪華で快適な空間であっても、工夫の凝らされた橋の下のゼロ円ハウス以上に(精神的には)豊かに暮らすことは決してできない。

    まぁ、以上のことは一度でもルンペンを経験した人でないと中々判りにくいのかもしれないけれど…

    0
    2017年06月24日
  • 二畳で豊かに住む

    Posted by ブクログ

    鴨長明、高村光太郎、内田百閒、立原道造、夏目漱石、正岡子規の小屋または小部屋暮らし。
    面白いといえば面白いけど、みんな物故者で、歴史上の人物。現代・現在の人で、選択的に2畳暮らしをしている人の話を入れて欲しかった。

    0
    2015年10月18日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!