人物評伝の検索結果

  • 空に星があるように ~小説 荒木一郎~
    4.0
    愛が消えるとき、歌が生まれた。 歌手、俳優、マジシャン、そして作家。多彩な才能を持つ荒木一郎が78歳にして四半世紀ぶりに送り出したのは、自らの代表曲「空に星があるように」を冠した大河青春小説である。60年代の映画・テレビ界を舞台に、荒木自身の彷徨する魂が躍動的な筆致で描かれる。 吉永小百合、岩下志麻、十朱幸代、大原麗子・・・同時代を輝いた女優たちとの美しい思い出の数々にはじまり、伝説のジャズバー「ありんこ」での不思議な交遊録、名曲「空に星があるように」誕生の秘密、「日本春歌考」ほか映画出演秘話など逸話が続々と披露される。 ――他人を哀れむという感情とか、思い出の一部みたいなものではない。まるで自分が彼女自身を体験しているみたいな、頭や体の中に彼女の感情を痛みとして感じ取っているようだった――本文より 愛が消えるとき、歌が生まれた。 これは荒木一郎の新たなる代表作である。
  • 空を駆ける
    4.3
    今もなお愛され続ける名作児童文学『小公子』。この物語を日本で初めて翻訳した明治の女性文学者、若松賤子(しずこ)は、江戸末期、会津藩士の父のもとに生まれた。戊辰戦争で九死に一生を得るが、のちに母を亡くし、横浜の生糸問屋へ養子に出されて孤独な少女時代を過ごすカシ(のちの賤子)は明治八年、養家を離れ、十一歳で女子寄宿学校フェリス・セミナリーへ入学。そこはカシにとって、会津を離れて以来、初めての心安らぐ「ホーム」となる。女性の自立と子どもの幸福こそがこの国の未来を照らすと信じ、命を燃やすカシ。一人の女性として、妻として、三人の子の母として激動の明治を懸命に生ききった生涯に新たな光をあてる渾身の長編!
  • それからの海舟
    4.1
    幕末の動乱期の中、勝海舟はどう生きたのか。新旧相撃つ中で旧幕臣たちの生計をたてる道を探り、福沢諭吉らの批判を受けながらも、旧幕府勢力の代弁者としての発言力を確保して徳川慶喜と明治天皇の会見を実現。また一方では逆賊とされた盟友西郷隆盛の名誉回復に尽力した海舟の後半生に光を当てた名評伝。
  • 尊徳の風景 : “貧国強兵”の近代と農業
    -
    尊徳の実像は少年金次郎像=報徳思想にあらず!富国強兵、軍国主義に利用された二宮尊徳。しかし、実像の尊徳は、疲弊した農村を蘇生させた農政家だった。今こそ知りたい尊徳の真髄、自然秩序・心的秩序と資本主義下の農業問題に切り込む。

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  • 孫正義 起業のカリスマ
    4.4
    高校中退後、単身渡米。猛勉強するかたわら、大学生ベンチャー起業家として活躍した孫。20代で日本初のパソコンソフト卸業を立ち上げ、斬新な発想と抜群の行動力、大胆な企業買収で事業を拡大。40代で傘下企業800社を擁するソフトバンク・グループを築きあげた。挑戦しつづける起業家の夢と冒険に満ちた痛快な半生! <本作品は1998年8月に刊行された『孫正義 起業の若き獅子』を改題、加筆・再編集したものです>
  • 孫正義秘録
    4.0
    米スプリント買収以降、名実ともに世界第3位の情報通信企業となったソフトバンクを率いる孫正義の闘いの軌跡。孫正義は3・11以降なぜ、「脱原発」の旗手となったのか。 「迷ったら先を読め」、「撤退には10倍勇気がいる」等、孫正義ソフトバンク社長の経営哲学に迫る!その生い立ちから近年の巨額買収劇、米ニューヨーク証券市場に過去最高額の上場を果たしたアリババに、孫正義は14年前から先行投資した慧眼さを併せ持つ。その含み益は約8兆円である。「群の法則」すなまち「孫の2乗の法則」に基づくその経営哲学と「世界を買い続ける」 リスクテーカー孫正義とソフトバンクの深層に迫るグローバル経営ノンフィクション!
  • 増補改訂 加藤周一を読む
    3.0
    書く・読む・語ることを中心に営まれた90年近い生涯。「詩人の魂」と「科学者の方法」により紡がれてきた著作の全軌跡を展望する。
  • [増補新版]評伝 服部良一 日本ジャズ&ポップス史
    -
    日本のジャズ、ポップス史を知るために! 明治から戦前・戦後にかけて、多くの名曲を世におくった、古関裕而、古賀政男と並ぶ国民的作曲家 服部良一評伝! 2013年刊『評伝 服部良一』(彩流社)に増補を加えた新版。NHK朝の連続ドラマ「ブギウギ」の主人公・笠置シヅ子との関係を書き下ろしで増補。
  • 増補 ソクラテス
    4.0
    ソクラテス哲学の核心にある「反駁的対話」の構造と意味を分析し、それがかれの倫理的信念といかに関わるかを考察する。さらに、この倫理的信念の彼方に現れる「無知の自覚」が、ダイモニオンの囁きと共に、なにか超越的なものを示唆することを推定する。
  • 増補版 松田聖子論
    2.7
    70年代の象徴・山口百恵のアンチテーゼとして80年に登場した松田聖子。二人のデビューの背景、衣装、歌詞、結婚観などを分析し、50歳となった今もなお女性たちを惹きつける「松田聖子」を読む。『結婚の条件』の小倉千加子が、二人の傑出したスターを通して現代女性の生き方について鋭く考察するフェミニズム入門書にして、徹底的な検証に基づくエンターテイメント・超アイドル論!

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  • 続 平生釟三郎・伝 昭和前史に見る武士道
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平生は戦前、実業家、教育者、社会奉仕事業家、または政治家として極めて多彩な活動をした異色の人物です。平生は、彼を知る誰からも武士道精神の具現者として称えられていました。彼は人に自分の考えを思想を強要したことは一度もありませんでしたが、自身はその多彩な活動のすべての場において、武士道精神を発揮し、なかでも政治活動の場では、最も端的にその本領を発揮しました。

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  • ゾルゲ事件80年目の真実
    4.3
    処刑から80周年――機密解除資料が明かす「史上最高のスパイ」の闇 戦前の東京で暗躍した旧ソ連の大物スパイ、リヒャルト・ゾルゲ(1895~1944)の処刑から2024年11月で80年となる。近年、ロシアではゾルゲの再評価が進み、未公開資料も続々と表に出てきている。 本書は近代ロシア研究の第一人者である名越健郎氏がそうした機密解除資料をもとに、ゾルゲのスパイとしての活躍を臨場感たっぷりに描き出した作品である。 オートバイを駆って上海や東京の街を疾走し、夜の社交界で巧みな話術で権力者たちに食い込み、ドイツ大使夫人、シーメンス社支店長夫人、ルフトハンザ航空幹部の夫人、VIPの女性秘書、アグネス・スメドレーほか手当たり次第に女性と不倫関係になり(なおかつ女性たちを情報源とし)、本国で進むスターリン粛清に脅える――そうしたゾルゲの日常が生々しく甦り、まるでスパイ映画のようである。
  • 大観画談
    -
    日本画壇の大元老として、画業・識見ともにぬきんでた巨人の生涯を、ほぼ1世紀にわたり貫き通した大観。その生い立ち、修業、画論、酒談義などなど、興趣尽きない貴重な聞書をまとめた名著。「大観」の名声は欧米にもいよいよ高い。
  • TIGER WORDS タイガー・ウッズ、復活の言霊
    -
    誰もが憧れる絶対王者として君臨していたウッズ。不倫騒動、くり返された故障と手術、まさかの逮捕劇……と、人生の風雨にさらされたウッズ。自分を見つめなおし、見事に復活優勝を果たしたウッズ。どれもタイガー・ウッズだが、彼の言葉を紐解いていくことで人間・ウッズの実像が見えてくる。トップアスリートとして、堕ちた英雄として、困難に悩み苦しみながら、復活を果たした者として。ウッズが紡いだ48のメッセージがすべての人の心を打つ!
  • 太閤豊臣秀吉
    -
    豊臣秀吉ほど、歴史上、脚色と誇張と潤色でいろどられた武将はいない。われわれが今日、熟知していると思いこんでいる太閤像は、はたして真実を映しているであろうか? あまりにも数奇と波瀾に富むこの破天荒なわが英雄の虚像を、表の歴史、裏の歴史、その両面から真実の光をあて、裸にむいてみるのも面白い。本書は、歴史学者が独得の史観で捉えた、真説「桑田太閤記」である。みよ、百姓太閤の天下堂々!
  • 太公望 殷王朝を倒した周の名軍師
    -
    時は、四〇〇年続いた中国殷の時代末。周の国で、魚が釣れるはずもない真っ直ぐな釣り針を水面の上に垂らし、幾日も川辺に佇む老人。その老人の噂を聞いて会いに赴いた周の文王は、一目会っただけで、先君の太公が予言した、周に興隆をもたらす大賢人と見抜き、軍師とした。その老人は、太公が待ち望んだということから、「太公望」と尊称された。太公望は、文王とその子武王に仕え、比類なき軍略と、ときには権謀術数をも自在に駆使して周の国力を増強させ、強勢を誇った殷帝国との戦いに勝利をもたらし、周に覇をとなえさせた……。後世、兵法の始祖とも称された太公望。のちに項羽を倒して漢帝国を樹立した劉邦の軍師張良も、太公望の兵法書といわれる『六韜』から得た軍略で劉邦に勝利をもたらしたと伝えられる。本書は、そんな伝説に彩られた史上最高の軍師太公望の叡智に溢れた生涯を、雄渾な筆致で描き出した長編歴史小説である。
  • 大正十五年の聖バレンタイン 日本でチョコレートをつくったV・F・モロゾフ物語
    -
    これは、神戸の二大洋菓子メーカーの一つ、モロゾフの真の創業者・ヴァレンタイン・モロゾフ一家の物語である。ロシア革命後の亡命から神戸で洋菓子店を開き成功するも、その後、日本人共同経営者による裏切りから「モロゾフ」という屋号を名乗ることが許されない悲劇。そして神戸大空襲と敗戦による苦難……大正十五年に始まったモロゾフ親子の苦闘の歴史を綴ったのが本書である。ロシアで成功した富豪でありながら、そのために革命後に国を去る決断をし、ハルビンから日本を目指すも、関東大震災に出会い、日本をあきらめシアトルへ、そしてまた日本の神戸と流転する。モロゾフ一家の足跡をたどることによって、革命下の家族離散の悲劇、亡命者の苦難、戦前・戦後の神戸や日本の近代史の一側面が描かれている。高級チョコレートにはほろ苦くも深い人生の味がある。
  • 大班 世界最大のマフィア・中国共産党を手玉にとった日本人
    3.8
    驚愕のノンフィクション・ノベル! 「騙す奴より、騙される奴が悪い!」「反撃するなら徹底せよ!」――昼間は官僚、夜はマフィアのボス、二つの顔を使い分ける中国人エリートたち。一方で、知らぬ間に利益を抜かれる日本企業。一筋縄ではいかない彼らと渡り合い、やがて彼らの懐に入り込み、ついには「大班(リーダー)」と呼ばれた日本人・千住樹。いかに戦い、ビジネスで勝ち抜いたか、波乱万丈な生き様を描く!
  • 太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者
    3.0
    富と美の象徴「ヴェルサイユ宮殿」。いわば豪華絢爛美学の究極を造りあげたのは「太陽王」ルイ14世である。その複雑な人物像から政治手腕、女性遍歴と宮殿改築の知られざる関係まで徹底解剖する歴史エッセイ! ※本書は2014年5月~2016年4月にカドカワ・ミニッツブックで連載された『ヴェルサイユ』を改題したものが底本です。
  • 太陽がくれた歌声
    -
    戦後の荒んだ日本を明るい子どもの声で盛り立てようと奔走し、ラジオからテレビ、映画の創成期を“ひばり”の子どもたちとともに駆け抜けた皆川和子氏。安田祥子、由紀さおり、本間千代子、そして吉永小百合など数多くのスターを輩出し育てた『ひばり児童合唱団』の創設者の生涯を、甥であり『黒ネコのタンゴ』の歌手だった皆川おさむが振り返るノンフィクション。※電子版に歌詞は掲載されていません。ご了承ください。 主婦と生活社刊
  • 平清盛
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 富と権力を掌中にし、武家政治の礎を築きあげ、日本の覇王となった平清盛。そして栄華を極めた平家もやがて西海の藻屑と消える。驕れる者久しからず―盛者必衰のドラマを見事に再現した著者渾身の作。 (※本書は2011/11/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
  • 田岡一雄自伝《仁義篇》(電子復刻版)
    -
    昭和三十八年、“広島代理戦争”は敵味方のデマが乱れ、まさに“仁義なき戦い”であった。終結する昭和四十二年までに中国地方五県警が扱った検挙者数3,625人、5,173件。その間の昭和四十年、田岡は心臓発作で倒れたが、混乱に乗じて警察は山口組壊滅作戦に乗り出す。各地の組織は解散を声明するが、田岡は病床で誓う。山口組は何らやましいことをしていない、世の審判を受けるにはいい機会だ、と。血と野望の完結篇。

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  • 田岡一雄自伝《迅雷篇》(電子復刻版)
    -
    昭和二十三年、山口組二代目の七回忌追善として広沢虎造らの興行をうつが、この頃から田岡の周囲には一流芸能人が集まるようになる。そんな折、山口組の四人が鶴田浩二を襲撃、田岡もまた全国指名手配された。興行、港湾事業……田岡の打つ手は見事にあたり、山口組は磐石の態勢をつくるが、昭和三十一年、徳島県で小松島事件に突入。この大抗争を皮切りに全国で戦いの火蓋を切り、破竹の進撃を開始する。

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  • 田岡一雄自伝《電撃篇》(電子復刻版)
    -
    大正2年、田岡一雄が徳島の寒村で生まれたとき、父はすでに病没していた。極貧の中、過労のため母をも失った少年は神戸の叔父にひきとられ、孤独の癖にひきこもるが、同時に喧嘩も強くなった。小学校卒業と同時に旋盤見習工になった彼は、ある日、現場主任を殴打、工場を辞めるが、そんな彼に声をかけたのが同級生の山口秀雄、山口組二代目・山口登の弟である。やがて全国制覇をとげる男の血の記録!

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  • 高市早苗 その人生と名言
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初の女性内閣総理大臣に就任した高市早苗氏。その歩みや人物像を、様々な関係者のインタビューや取材で浮かび上がらせます。アメリカの連邦議会フェロー時代、「どうしても会いたい」と切望し、訪米した田中角栄の秘書・早坂茂三氏と出会ったときの写真など、秘話や秘蔵写真が満載。高市氏の人格や政治家志望動機、首相就任の経緯、目指す国家像などがわかる一冊です。
  • 高木厚保伝
    -
    高き志、熱き情――激動の戦中・戦後を生き抜いた「会津魂」の生涯。会津若松商工会議所会頭として長く地域経済を牽引する傍ら、白虎隊が学んだ藩校日新館を復元。会津大学の創設にも尽力した会津屈指の企業家、高木厚保の本格評伝。
  • 高木文一 初登攀の軌跡 : われ、谷川岳にアルピニズムの濫觴を見ゆ
    -
    若き日の高木文一の山に対する真摯な姿に焦点を絞ったものが本書である。ここでは、五つの初登攀の記録を取り上げた。さらに、彼がどのようにしてスポーツ登山に傾倒していったのか、特に岩登りに集中していったのはなぜか、についても探った。
  • 高倉健 沈黙の演技
    3.0
    【内容紹介】 「背中を撮って絵になるのは健さんだけ」 無言で魅せた“演じすぎない”美学 松田優作をして「日本映画の宝」と言わしめた名優・高倉健――。 日本映画を代表する名優も、デビュー当初はなかなかヒット作に恵まれず、「背が高くて美男子だけど、役者としては難しいんじゃないか」(降旗康男監督)と見られていた。 しかし、『日本侠客伝』がヒットすると一躍、任侠映画の看板スターに。東映を辞めた後も映画にこだわり続け、生涯で205本の作品に出演し、名実ともに日本を代表する映画スターとなった。 スクリーンで唯一無二の存在感を放った名優は、撮影現場で何を思い、いかに自分の演技と向き合っていたのか――。 メディアにはほとんど出演しなかった高倉健を18年にわたって追い続けたノンフィクション作家・野地秩嘉が、高倉健の演技の神髄に迫る。 ・アクションシーンで動ける体を作るために、70歳を超えてからもジョギングを欠かさなかった ・撮影現場では冗談も飛ばすしリラックスしていたが、カメラが回った瞬間、現場の空気が変わる ・市川崑監督との無言の闘争 ・時代劇のカツラが嫌いだった ・高倉健が撮影現場で怒ったこと ・言いたくないセリフは飛ばす ・ストンと落ちたものを自分の体に染み込ませてから演じる 生前の本人のインタビューはじめ、國村隼、加藤登紀子、降旗康男、市川崑、チャン・イーモウなど、共演者やスタッフの貴重な証言をもとに、撮影前の準備から撮影現場の秘話まで、高倉健が貫いた演技の美学をひも解く。 高倉健ファン垂涎の一冊。 【著者紹介】 [著]野地 秩嘉(のじ・つねよし) 1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYO オリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『高倉健インタヴューズ』『トヨタ物語』『スバル ヒコーキ野郎が作ったクルマ』『日本人とインド人』『京味物語』『警察庁長官 知られざる警察トップの仕事と素顔』、近刊に『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』(ダイヤモンド社)ほか著書多数。 【目次抜粋】 はじめに 第一章 高倉健を生んだ「覚悟」 第二章 任侠映画のスターとして 第三章 スターから名優になった1977年 第四章 頂点のままで 第五章 四十七人の刺客 第六章 チャン・イーモウが見た高倉健 第七章 降旗康男監督が見た高倉健の演技 第八章 高倉健の演技の流儀 終章  共演者が見た撮影現場の高倉健 ・國村隼 「日本映画界の宝」高倉健と松田優作から教わったこと ・加藤登紀子 現場の空気を変える沈黙の演技 おわりに
  • 高倉健の美学 今に生きる201の言葉
    -
    「義理人情は無理じいするものじゃない」「カッコいいとは、哀しく儚くなければならない」「勝っても負けても戦ったってのが大事」――。昭和を代表する映画スター、高倉健が遺した201の言葉を集めた。真っ直ぐに生きた男の真骨頂! ※電子版では、紙版に収録されている写真のいくつかが掲載されておりません。ご了承ください。 【目次より】 秘蔵アルバム「高倉健の肖像」  まえがき  第1章 プロフェッショナルとは 第2章 出会いとは 第3章 達人とは――あの人との思い出 第4章 ハリウッドとは 第5章 生きるとは 第6章 男とは 第7章 女とは 第8章 旅とは 第9章 趣味とは――闘牛、闘拳、買い物、珈琲 第10章 カッコよさとは 高倉健 年譜
  • 高島易断を創った男
    3.0
    高島嘉右衛門、現在でも流行りの「易」の元祖である。しかしそれだけではない、初めてガス灯を点し、横浜・高島町の生みの親、日本の実業の基礎を築いた一大事業家としても知られた存在であった。また大隈重信や陸奥宗光、木戸孝允らとも親交が深く、特に伊藤博文とは昵懇の間柄。日清、日露戦争や経済政策など、実は、伊藤の政策の多くは嘉右衛門の占った易で決められていた――。知られざる快男児の数奇な物語。

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  • 高橋亀吉 エコノミストの気概
    3.0
    エコノミスト・高橋亀吉は、何を問題提起して論じてきたのか。その観察眼と理論構成の精髄を全著作の内容に踏み込んで、その卓抜した成果を客観的に説く。
  • 高橋是清自伝(上)
    4.0
    生まれて四日にして仙台藩士の家に里子に出され、十四歳にして海外を放浪。帰国後、大蔵省に出仕するも失職と復職を繰り返し、やがて宮仕えに飽きたらず、銅山経営のため南米ペルーに渡るが……。日本財政の守護神と称えられた明治人の、破天荒な生き様と足跡が語られる。
  • 高橋是清と田中角栄~日本を救った巨人の知恵~
    -
    男が生きにくくなった時代に、こんな「凄い奴」がいた。「だるま宰相」高橋是清と、「今太閤」田中角栄。波乱万丈、戦い続けた「巨人」二人には驚くべき酷似点があった。放蕩三昧もあったが、常に「公的利益」を優先、また勤勉だった。この二人の男の生き方に、今の閉塞社会を打ち破る多くのヒントと、生きる知恵が発見できる。この本を読めば、元気が出る!

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  • 高峰秀子の捨てられない荷物
    4.0
    5歳で子役デビューして以来、55歳で引退するまで日本映画の巨匠たちの名作300本余に出演、名随筆家として300本余に出演、名随筆家として26冊の著作を遺した高峰秀子。その高峰に唯一、素顔を書くことを許され、のちに養女に迎えられた著者による“高峰連作”の第一作。固く口を閉ざしていた養母や血縁との壮絶な確執をはじめとする怒涛のような前半生と夫・松山善三との幸福に満ちた後半生を貴重な言質とともに活写する。大女優・高峰秀子が最期まで捨てようにも捨てられなかった荷物とは? 感動に満ちた“運命の評伝”が今、よみがえる!高峰秀子の「ひとこと」収録。
  • 高峰秀子 人として女優として
    -
    170本を超える映画に出演した昭和の大女優、高峰秀子の半世紀にわたる女優人生。五所平之助や栗島すみ子など、サイレント時代の名監督・名女優たち、田中絹代や山田五十鈴などの名女優、山本嘉次郎や黒澤明など、超一流の映画人たちとの仕事といった、彼女の戦中、戦前の貴重な仕事の経験は、戦後、『二十四の瞳』や『浮雲』などの日本映画史に残る名作へと結実し、彼女自身を不世出の大女優にした。日本映画の発展と共に歩んだ女優人生を辿る。日本映画ファン必読の一冊。

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  • 宝塚歌劇 明日海りお論(東京堂出版) 89期と歩んできた時代
    5.0
    2019年11月24日の最終公演をもって宝塚歌劇団を引退する花組トップスターの明日海りお。宝塚歌劇100周年の2014年から、宝塚を代表するトップスターとして華やかに宝塚歌劇を牽引してきた明日海りおの魅力とは何か。多くの人気タカラジェンヌを輩出した89期生として、同期である雪組トップスターの望海風斗、元星組トップ娘役の夢咲ねね、元月組男役の美弥るりか、元星組の七海ひろき、壱城あずさ、専科男役の凪七瑠海などの仲間たちと歩んできた時代(宝塚音楽学校入学前から宝塚歌劇団退団まで)を振り返り、トップスターの魅力を徹底分析、稀代のタカラジェンヌの秘密に迫る。
  • 宝塚歌劇 柚希礼音論(東京堂出版) レオンと9人のトップスターたち
    -
    宝塚歌劇で2009年から2015年と6年もの長い期間で、ダントツの人気トップスターであった柚希礼音。1999年に85期生として入団する前の音楽学校受験前から、退団、さらには退団後のミュージカル、リサイタルなどにも触れ、どのようにスターへの階段をのぼっていったのか。音楽学校入学前~音楽学校時代~宝塚歌劇団入団時~星組若手時代~二番手時代~トップ就任時~退団前~退団時と、それぞれの時代の9人のトップスターたち(天海祐希、大浦みずき、北翔海莉、真飛聖、安蘭けい、真矢みき、真琴つばさ、明日海りお)と比較し解説。最後に年表を付す。
  • 瀧川儀作伝 「マッチ王」辨三を継いで
    -
    編者あとがきより こんなにいい伝記が、こんなに身近にあったのか思う。有志と相談し、是非復刊しようと思い立った。 “燧石”の江戸の日々から、明治にはいってマッチが広く普及した。現在でこそ、マッチを見たり使ったりする機会がめっきり減ったが、明治のごく初期には、マッチは火をおこす大変貴重な輸入品で、その後には国内で生産されはじめ、やがてどこの家庭にも大きなマッチ箱を見かける、身近でありながらも重要な日用品となった。 先駆的にマッチ業をおこしてそこで身をたて、そのマッチ業をもとに社会に貢献し、日本の「マッチ王」と称されたのが、瀧川辨三であり、その事業を継承したのが瀧川儀作であった。瀧川二代にとり、マッチはまさに文明開化の“灯”のようであったかも知れない。 (中略) もとは記念の贈呈本として刊行され、非売品であった原著ではあるが、これほど優れた伝記を、世の人にもっと知ってほしいとの思いで復刊を企画した。編集に際しては、巻頭の注記で述べたように、史書としての価値を損ねず、現代のわれわれが興味深く読めるよう大いに頭を使った。こうした努力が、幾ばくかでも実現していれば幸いである。なお、本著では年表、写真などで省略箇所があり、史料として読まれるのであれば、是非原著をひもといてほしい。
  • 滝田樗陰 『中央公論』名編集者の生涯
    -
    明治末から大正にかけて『中央公論』主幹を務めた滝田樗陰。低迷する雑誌に文芸欄を設け文壇の登竜門にまで押し上げ、吉野作造を起用して大正デモクラシーの時代を招来した、名編集者とその時代を描く。巻末に吉野ほか谷崎潤一郎、芥川龍之介、菊池寛、山本実彦による追憶記を収録。
  • 滝廉太郎ものがたり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本が近代を迎えた、明治という時代にわずか23年と10ヶ月だけ生きた天才音楽家「滝廉太郎」の物語。「荒城の月」「花」「箱根八里」「鳩ぽっぽ」「お正月」などの幼児唱歌を作曲した日本の近代音楽の先駆者の人生とは・・・?
  • タクシードライバー 一匹狼の歌
    3.3
    伝説のベストセラー『タクシードライバー日誌』、映画「月はどっちに出ている」の原作として名高い『タクシー狂躁曲』に続く待望のシリーズ最新作、アウトロー文庫化! 乗り逃げ、喧嘩は当たり前、時には殺人や時価二億円の忘れ物にまで遭遇する職業の恐るべき実態を、元タクシードライバーの直木賞候補作家が哀歓を込めて綴る傑作ルポ。
  • タクシードライバー 最後の叛逆
    3.5
    路上駐車、スピード違反、飲酒運転……人はなぜルールを破るのか? ルールは常に正しいのか? 警察の不当な取締りには、黙って従うしか術はないのか? タクシードライバーとして数々の修羅場をくぐり抜けてきた人気作家が、絶体絶命の危機を回避するための「掟破りの裏技」を密かに伝授し、歪んだ車社会に警鐘を鳴らす、前代未聞の問題ルポ!
  • タクトは踊る 風雲児・小澤征爾の生涯
    4.6
    クラシック界に数々の金字塔を打ち立てた男 “世界のマエストロ“の訃報から一年。 長年取材し続けてきた著者が満を持して放つ本格評伝。 『N響事件』憧れのNHK交響楽団と何があったのか 『二つの恋』ピアニスト、モデルとの恋 『日本フィルの分裂』如何にして新日本フィル創立へ向かったのか 『ボストン交響楽団音楽監督』30年の長期政権 『サイトウ・キネン・オーケストラ』新たなライフワーク 『ウィーン歌劇場音楽監督』クラシック界最高のポストの一つに就任 <目次> プロローグ 第1章 スクーターと貨物船で●北京の四合院/引き揚げ/贅沢と貧困/成城学園中学校へetc 第2章 N響事件●五ヶ月間の滞日中に/初レコード録音/N響のこと、よろしく頼みますetc 第3章 二つの恋●指揮者を指揮する男/恩師斎藤秀雄を排除してetc 第4章 日本フィル分裂事件●日本フィル首席指揮者/小澤体制での解雇etc 第5章 新日本フィルとボストン響●新日本フィルハーモニー交響楽団結成/嬉遊曲、鳴りやまずetc 第6章 サイトウ・キネン・フェスティバル●俺に反対できるのはあんたぐらいetc 第7章 世界の頂点へ●予想外の記者会見/屈指の歌劇場制覇/旅を住処とするetc 第8章 初心に戻る●降板/発病/二〇一〇年 復帰会見/七分間の本番etc 年表
  • 武田勝頼 宿命と闘い続けた若き勇将
    3.0
    1573年、甲斐の虎・武田信玄が上洛の志半ばで死去した。このとき勝頼28歳。信玄の四男であった彼は、兄達の自害や病死によって正式な後継指名を受けないまま家督を継ぐこととなった。もともと母系諏訪家の名跡を継ぐ予定だった勝頼には、強力な後ろ盾がいない。そのため家臣団に抑えがきかず亀裂が生じようとしていた。さらに急激に勢力を増してきた織田・徳川連合が、武田家の領地を脅かそうと何かとちょっかいをだしてくる。勝頼を取り巻く事態は予断を許さない状況にあった。そんな中、勝頼は巻き返しを図るべく高天神城を包囲する。父信玄さえも攻略できなかった難攻不落の城。これを落とせば綻(ほころ)び始めた家臣団が再び結束するかもしれない。そんな思いを胸に戦場に向かった勝頼は、怒涛の如く攻め立て見事攻略するのだった。名将信玄の跡を継ぐという宿命ともいうべき重責を担った若き武将の光と影を描く人物小説。
  • 武田信玄 (新装版)
    4.0
    武田信玄は1521年、甲斐の国(山梨県)の石水寺で生まれた戦国武将です。 父・信虎とは仲が悪く、 やがて父を今川義元への人質として追放してしまいます 上杉謙信との5度にわたる川中島の戦いなど 戦につぐ戦を生きぬき、 その存在を力づくで戦国の世に知らしめます。 織田信長や徳川家康がもっともおそれた相手でした。 天下取りへの意欲を最後まで持ち続けた信玄でしたが、果たせず53歳で病に倒れます。
  • 武田信玄 伝説的英雄像からの脱却
    4.0
    「風林火山」を旗印とする百戦錬磨の闘将・知将として強調されるあまり、武田信玄は時代を超越した極めて特異で偉大な人物になっている。しかし信玄といえども時代の子であり、社会に規制されて生きるところが大きかった。その信玄を知るには、個人を特別視することなく、戦国という時代の特徴を認識しなければ、真の人間像には迫れない。従来の伝説的な英雄論の枠組みを取り払い、社会の中の戦国大名として生きた武田信玄像を描く。
  • 竹鶴とリタの夢 余市とニッカウヰスキー創業物語
    3.5
    NHK朝のテレビ小説「マッサン」の主人公のモデルとなったニッカウヰスキー創業者竹鶴政孝とリタ夫人の生涯を辿り、日本初のウィスキー造りへの夢と労苦とそれを支えた夫婦の信頼を描く。当時の貴重な写真多数。朝ドラの物語の背景がよくわかります。巻末に、ニッカウヰスキー余市蒸溜所を訪れる人のためのガイド「余市蒸溜所の歩き方」付き。
  • 武富士会長・武井保雄の罪と罰
    -
    「右翼は暴力団に弱い。暴力団は警察に弱い。警察は右翼に弱い。 この三つをうまく使って物事を収めろ」「3倍遊ぶために3倍働け」東証一部に上場し、サラ金の代名詞ともなった武富士。 2006年に亡くなったその創業者・武井保雄の人生を徹底的な取材により、ドキュメント。 後藤組との関係から、数日のカジノで2億円も使った破天荒な生活まで、 一代で消費者金融業界のトップの座まで築きあげた、もう二度と現れないキャラクターは読むものを飽きさせない。

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  • 武満徹・音楽創造への旅
    4.8
    世界的な名声を得た現代音楽の巨星、武満徹。 その生い立ち、青春、恋愛から創作の秘密まで、 「知の巨人」立花隆が迫った傑作ノンフィクション。 「ぼくはあの人にだったら、全部しゃべってしまおうと思っているんです」(武満徹) 6年間にわたって雑誌「文學界」に連載された伝説の超ロングインタビューが、 完結から18年のときを経て、没後20年目、ついに書籍化。 【おもな目次】 <第1部> 食糧基地で聞いたシャンソン/敗戦とヤミ屋と貸しピアノ/早坂文雄の棺 瀧口修造と「実験工房」/浅香夫人との結婚/結核と貧困の時代 黛敏郎からピアノを贈られる/ミュージック・コンクレートの夢/「ソン・カリグラフィ」と村上華岳 武満と安保闘争/ジョン・ケージ・ショック/六十年代の草月アートセンター 尺八奏者・横山勝也と琵琶奏者・鶴田錦史/海童道祖と「すき焼きの音」 調性の彼方へ/天才指揮者、小澤征爾/「ノヴェンバー・ステップス」初日 ほか <第2部> 突然の訃報に接し/「時間の園丁」/ブラームスを再評価する/F#の神秘 追悼演奏会と「秋」/宮内庁楽部の高い評価/雅楽の影響/ぼくの音楽の作り方 名門オーケストラの反応/音に個性を取り戻せるか/クセナキスと、バリ島で 巨匠メシアン/日本的引き算のアプローチ/ジャスパー・ジョーンズのこと いい演奏、悪い演奏  ほか
  • 武満徹 ──現代音楽で世界をリードした作曲家
    5.0
    戦争の傷跡が残る日本で、作曲家の道を志した青年がいた。正規の音楽教育を受けることなく、独学で現代音楽の可能性を切り開いていった男の物語。ある“歌”との出会いが、その少年の将来を決めた。新しい響きと表現を探求し続けた作曲家の生涯をたどる。
  • タゴールの世界:我妻和男著作集
    -
    インドの心とベンガル文化を知る!──タゴール研究に身を献げ、日印文化交流の懸け橋として生きた碩学の論考を集成。 本書は、日本におけるタゴール研究、ベンガル語とベンガル文化・文学研究の碩学として知られ、日印文化交流の発展に尽力した我妻和男(1931~2011)の著作集。アジア人初のノーベル賞受賞者でもあるインドの詩聖タゴール(1861~1941)の膨大な業績や、日本とタゴールの深い関わりを中心に、インド文明・ベンガル文化圏についての論考も交え、著者が多くの新聞・雑誌・文集へ寄稿した随筆・論文、講演記録やインタビュー記事などを収めた。また、ベンガル語で著述した原稿も翻訳し、できるかぎり収録した。
  • 闘いいまだ終わらず 現代浪華遊侠伝・川口和秀
    4.5
    ヤクザの抗争でホステスが死亡。暴走した一組員の犯行だったが警察は暴対法成立前夜の当時、世論喚起すべく親分の刑事責任を問いアリバイのある川口和秀を逮捕、共謀共同正犯に仕立てた。最初は子分の罪を負う覚悟だった川口も警察の陰謀と冤罪計画を知り無実を訴える。以来、22年間の獄中生活を経てなお再審請求する川口の国家との闘い――。 (『冤罪キャッツアイ事件』改題)
  • 正しく生きる ケーズデンキ創業者・加藤馨の生涯
    4.0
    終戦直後の焼け野原のなかで妻と二人で始めたラジオ修理店を,全国有数の家電量販店へと育て上げた加藤馨.「会社はそこで働く全員のもの」とする,彼のユニークな会社観,経営哲学はどのようにして生まれたのか.生い立ちから戦争体験,起業,引退後の暮らしまでを,丹念な取材によって明らかにし,その人生を戦後家電流通史とともに描き切った壮大なノンフィクション作品.

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  • 多田駿伝~「日中和平」を模索し続けた陸軍大将の無念~
    4.4
    戦後日本人はなぜこの男の存在を忘れたのか。 「圧倒的な事実で迫る昭和秘史」――古川隆久・日本大学教授推薦 昭和13年1月15日、首相官邸において「大本営政府連絡会議」が開かれた。蒋介石率いる中華民国との和平交渉を継続するのか、それとも打ち切って戦争に突き進むのか、日本側の最終決断がいよいよ決せられようとしていた。近衛首相、廣田外相、米内海相らが居並ぶこの会議で、たった一人「戦線不拡大」を訴えたのが、参謀次長・多田駿だった。 「声涙(せいるい)共に下る」――多田は、日中間で戦争をすることが両国民にとっていかに不幸なことであるかを唱え、涙ながらに日中和平を主張したという。しかし、その意見が受け入れられることはなく、以後日本は泥沼の日中戦争に嵌っていくことになる。 陸軍屈指の「中国通」として知られ、日中和平の道を模索し続けた多田駿。だが、これまで評伝は1冊もなく、昭和史の専門家以外にはその名を知る人はほとんどいない。 「多田駿とは何者か?」著者はその疑問を解くために、厖大な数の文献を読み漁り、遺族を訪ねて未発表史料を発掘しながら、その足跡を丹念にたどっていく。 戦後日本人が忘れていた一人の“良識派”軍人の素顔がいま初めて明らかになる。
  • 立原正秋
    4.0
    独自の美学に貫かれた華やかな作家活動の背後に、秘められた二重の生涯があった……。日韓の狭間に生きた五十四年間に、六つの名前を持ち、年譜さえも虚実とりまぜて自ら創作せざるを得なかった、孤独な苦闘の軌跡。生れながらの日本人以上に日本人になろうとした、人間・立原正秋の哀しいまでに必死な生と死を、克明かつ友愛をこめて照らしだした画期的評伝。第33回毎日芸術賞受賞。
  • たった一人の熱狂
    4.3
    すべての新しい達成には初めに熱狂が、それも人知れない孤独な熱狂が必ずある。「癒着に染まれ」「野心なんか豚に食われろ」「一撃必殺のキラーカードをつかめ」「人たらしになるな。『人さらい』になれ」「結果が出ない努力に意味はない」など、出版界の革命児・見城徹による、仕事に熱狂し圧倒的結果を出すための55の言葉を収録。文庫完全版!
  • 田中角栄 その巨善と巨悪
    3.5
    田中真紀子の父、田中角栄は、戦後日本の生んだ、まぎれもない天才である。雪ぶかい新潟の田舎の貧しい出身、小学校卒業の学歴、すべてのハンディを跳ね除けて総理大臣の座を掴みとった、まるで小説のような人生。悲願の日中国交回復を実現し、「日本列島改造」をブチあげ、ロッキード事件で失脚した後もなお、隠然たる権力と資力を持っていた。スケール大きく生きた、毀誉褒貶相半ばする男。悪と共存する善、田中角栄の真実の姿を、膨大な取材に基づくエピソードで描き出す。
  • 田中角栄がいま、首相だったら
    3.0
    【内容紹介】 独自外交、資源自主開発、遷都、スマートシティ、海洋国家…… 稀代の天才・田中角栄の「令和版 日本列島改造論」を大胆に予測! 今年2022年は、田中角栄内閣が発足してからちょうど50年にあたる。田中角栄といえば、「ロッキード事件」「闇将軍」といった金権政治家のイメージが強いが、その一方、議員立法で33もの法案を成立させたり、「日本列島改造論」に代表される国土開発計画の提唱、独自の資源外交など、先見性と構想力に富んだ優れた政策立案者だったことでも知られている。 本書は「政策立案者・田中角栄」にフォーカスし、令和の現代に彼が首相であれば、どのような政策を打ち出して、混迷日本を変えていこうとするかを大胆に予想。ともに田中角栄に関する著書を持つ、田原総一朗氏と日本経済新聞の前野雅弥氏のタッグによる、まったく新しい「田中角栄論」 【著者紹介】 [著]田原 総一朗(たはら・そういちろう) ジャーナリスト 1934年滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、テレビ東京での勤務を経て1977年フリーのジャーナリストに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ! 』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。政治・経済・メディア・コンピュータなど、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。著書に『日本の戦争』(小学館)、『塀の上を走れ 田原総一朗自伝』『大宰相 田中角栄 ロッキード裁判は無罪だった』(講談社)など多数。 [著]前野 雅弥(まえの・まさや) 日本経済新聞記者 京都府出身。1991年早稲田大学大学院政治学研究科修了、日本経済新聞社入社。東京経済部で財務省、総務省などを担当。金融、エレクトロニクスの取材を経て、産業部エネルギー記者クラブ時代は石油業界の再編、アラビア石油の権益問題などを取材した。著書に『田中角栄のふろしき 首相秘書官の証言』『ビール「営業王」社長たちの戦い 4人の奇しき軌跡』(日本経済新聞出版社)、『負債650億円から蘇った男 アジア不動産で大逆転「クリードの奇跡」』(プレジデント社)。 【目次抜粋】 第1章 私が見た特異な政治家・田中角栄とは 第2章 「資源外交」にみる、田中角栄の外交センス 第3章 「エネルギー立国」へ 田中角栄の構想力 第4章 アフター・コロナは「遷都」で開け 第5章 「米中依存から脱却せよ」令和の「シン鎖国論」 第6章 エリート官僚の心をつかんだ、田中角栄流リーダーシップ 第7章 豊富な海洋資源を活かせ「海洋国家立国論」 第8章 「東京スマートシティ化」とリニアモーターカー 第9章 「脱原発」を急げ! 田中角栄の負の遺産 エピローグ 出でよ、令和の田中角栄
  • 田中角栄研究全記録(上)
    4.0
    きのうまで田中角栄は日本の英雄であった。日中国交回復と列島改造を叫んで華やかに登場してきた男が、実はいま金権政治の元凶として裁かれている。首相の座が金で買われ、政治が金で動かされていった戦後保守支配体制下最大の構造的腐敗の暗部を、厖大な取材データの分析で実証する著者執念の記録。
  • 田中角栄 最後のインタビュー
    3.5
    抜群の記憶力、発想、決断力、そして人情…… 未公開インタビュー記録をもとによみがえる天才宰相の知性と魅力! 没後23年を経てもなお日本人の心を惹きつけてやまない田中角栄。 その角栄はロッキード事件発覚後、マスコミをシャットアウトし、「闇将軍」として権勢を振るっていたが、ひそかに13時間半ものロングインタビューに応じ、みずからの思いを世に出そうとしていた。当時、海外通信社の記者を務めていた著者は、ロングインタビューに立ち会ったほか、約4年間、講演や会議における角栄の発言を記録してきた。 本書はそれらの記録をもとに、著者独自の目線で「天才・角栄」の政治理念を解き明かした作品である。 全編、角栄の名調子が冴え渡る。 「合理性だけを追求してきた日本の頭脳集団は、人間の本質を忘れている」 「総理大臣になってから『勉強します』は許されない」 「外交は“叩き上げ”同士で」 「道徳観のない政治家に人はついてこない」 「俺は自分の選挙区のことは5メートル単位で把握している」 「恋人の電話番号は手帳に書くな。手帳を見ながらダイヤルを回すのでは、恋の成就もおぼつかない」 現代日本の閉塞的な経済状況や、東アジアの安全保障危機をズバリ予言している指摘もあり、角栄の慧眼には驚くばかりだ。人情の機微を知り尽くした滋味深い言葉も、読む人の心にしみわたる。 脳梗塞に倒れる10カ月ほど前におこなわれた最後のインタビューでは、政治と人生に対する達観した思いを吐露しており、枯淡の境地を感じさせる。 どこから読んでも面白くためになり、すべての人に勇気を与えてくれる一冊である。
  • 田中角栄 攻めのダンディズム
    -
    今の日本には田中角栄がたりない──。 本物の情を武器に修羅場を勝ち抜いた男としての処し方とは。 激動の時代を治めた大宰相の素顔に迫る評伝 平成30(2018)年は角栄の生誕から百年、没後二十五年を迎える。それでもなお「角栄待望論」は根強い。理由はさまざまあるなかで、詭弁を弄ろうして責任逃れを図る昨今の政治家を見るにつけ、角栄の毅然とした“攻めのダンディズム”に、男のあるべき姿を求めているのではないだろうか。(本書「はじめに」より) 第1章 ダンディズムとは─“男の品位”を失わないことである 第2章 ダンディズムとは─“自分流”を貫くことである 第3章 ダンディズムとは─“本物の情”を持つことである 第4章ダンディズムとは─“かっこよく”生きることである
  • 田中角栄の「人を動かす」極意~どこが急所か、どう攻めるか~
    -
    田中角栄の勝負は、つねに負け知らずであった。時に、後退と見せかけはするが、それは“次の一手”への考察機関にすぎなかった。相手はやがてかならず土俵にはうのである。この数々の「政界名勝負」を見てみると、特徴的な“喧嘩作法”を発見することができる。持ち前の人間収攬(しゅうらん)術と、抜群の統率力、指導力を駆使、人事管理をよくすることに加えた、独自の“技術論”だといえようか(「はじめに」より)。

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  • 田中角栄は死なず
    -
    小沢一郎の政治手法、選挙至上主義の原点である田中角栄元総理の功罪を書いた累計30万部のベストセラーがJ-CAST BOOKSから電子書籍として復刊!本書は、当時朝日新聞の記者であった、J-CASTニュース発行人の蜷川真夫が田中後援会の越山会をルポし、支援者たちのナマの声とエピソードをふんだんに集めたものです。1976年に山手書房、1983年に徳間文庫で出版されています。その後の田中エピソードが加筆され、当時の選挙ビラや後援会報、田中判決の号外などの資料も掲載されています。(資料は下巻)まえがき、あとがきは小沢氏へのメッセージも込めた書き下ろしです!

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  • 谷啓 笑いのツボ 人生のツボ
    -
    ワハハ本舗主宰者の喰始(たべ・はじめ)が人間「谷啓」に迫る、未発表・最後のロングインタビュー! のんびりしたやりとりなのに、静かな迫力があるんですよ。おとなってのは、おそろしいものです。-糸井重里 2010年9月11日に78歳で亡くなった俳優・コメディアンの谷啓。戦後のジャズとの出会い、クレージーキャッツへの参加など、内容は多岐にわたり、生き方、趣味、老後など、さまざまなテーマについてひょうひょうと語った、珠玉の対談集。 ◎主な内容◎自然体ってなんだろう/ジャズとの邂逅、映画の夢/僕は一番クレージー?/お客はすごかった/クレージーキャッツとドリフターズ/ホステスと芸者/植木等はすごい!/一生懸命と適当 ほか 【著者プロフィール】1947年生まれ、高知県出身。日本大学芸術学部在学中に『ゲバゲバ90分』にて放送作家としてデビュー。『カリキュラマシーン』『天才タケシの元気が出るテレビ』など、多くの番組の脚本を執筆。1984年に設立した劇団WAHAHA本舗を主宰し、作・演出も手がけている。

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  • 田原総一朗とメディアの罪
    4.5
    その時々の権力の衣裳によって、自らの色も変える側用人を、ジャーナリストとは呼ばない。護憲から、改憲支持へ、あっさり衣替え、さらには「サンデープロジェクト」を私物化し、翼賛メディアの象徴と化した田原総一朗。政治とメディアの癒着の構造を徹底的にあばく、もっとも過激な時評集。翼賛マスコミの象徴・田原総一朗を斬る!
  • 田端文士村
    -
    巨星芥川の光芒のもとに集う犀星、朔太郎、堀辰雄ら多くの俊秀たち。作家・芸術家たちの濃密な交流を活写する澄江堂サロン物語。〈解説〉植田康夫
  • 旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三
    4.3
    第28回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 民俗学者・宮本常一の人と業績を、財界人・渋沢敬三との交流から描いた傑作評伝。 日本中の村と島を歩き尽くした男がいた――。 瀬戸内海の貧しい島で生まれ、日本列島を隅から隅まで旅し、柳田国男以来最大の業績を上げた民俗学者・宮本常一。 「日本資本主義の父」渋沢栄一の孫として生まれ、財界人として活動する一方で、パトロンとして物心両面で宮本を支え続けた渋沢敬三。 対照的なふたりの30年に及ぶ交流を描き、宮本民俗学の輝かしい業績に改めて光を当てた傑作評伝。 第28回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 解説・稲泉連 電子書籍化にあたり、新稿「素晴しき「助平」たち――渋沢栄一と宮本常一」を収録した。
  • 旅する漱石と近代交通
    4.0
    漱石はどんな乗り物で旅をしたのか?新婚旅行の汽車、イギリスに渡る船、満州の特別列車……、近代交通史を漱石の旅路から追う。
  • 旅の人 芭蕉ものがたり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 産経児童出版文化賞受賞。 子どもにも大人にも楽しく読めます。芭蕉の人間像や、俳聖芭蕉の基礎知識はこの本で。 奥の細道の足どりをたどる地図や風景の写真も説得力があります。
  • 魂の在処
    4.3
    サッカーにすべてを捧げた男。 希代のストライカー、その実像。 足が折れても走り続ける熱情の源を、自身の言葉と関係者の証言で明らかに! 中山雅史の核にあるのは負けず嫌いとサッカーを愛する気持ちだけ。ほかにはなにもないから中山雅史だった。なにもないからなにかを得ようともがき苦しみ、もがき苦しむことから抜け出すために、手を伸ばし、その先をつかもうと努力した。ずっとその繰り返しだった。 (本文「なにもないから中山雅史」より抜粋) 本番になったら本気でやるというスーパーな選手がいる。それができるのならすごいと思う。 でもぼくはスーパーじゃない。本番になったら本気でやるということはあり得ない。言いわけをしないためには練習のときから本気を積み重ねるしかない。自信は積み重ねのなかからしか生まれない。 (本文「自信は積み重ねのなかからしか生まれない」より抜粋)
  • 魂の音色 : 評伝高橋竹山
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 津軽三味線の名匠・初代高橋竹山師の波乱に富んだ半生をつづっている。

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  • 魂を彫る 鑿に賭けた大仏師父子の「心の王国」
    -
    人々が自然に合掌し、祈りたくなるような仏像は、彫刻であって彫刻以上のものである。そして、それを作る仏師とは……。現代の運慶・快慶と称される大仏師父子、松久朋琳・宗琳父子の人生を追い、その凄まじいばかりの修羅の生涯、父子の葛藤を通して見えてくる日本人の魂に迫る、迫力のノンフィクション!
  • タモリ論
    3.5
    タモリの本当の“凄さ”って何だろう。なぜ三十年以上も毎日生放送の司会を超然と続けられたのか。サングラスの奥に隠された孤独や絶望とは――。デビュー作でその愛を告白した小説家が、秘蔵の「タモリうんちく」を駆使して、この男の狂気と神髄に迫る。出生や私生活にまつわる伝説、私的「笑っていいとも!」名場面、ビートたけしや明石家さんまとの比較等、読めばあなたの“タモリ観”が一変する、革命的芸人論!
  • 胆斗の人 太田垣士郎 黒四(クロヨン)で龍になった男
    4.7
    日本にはこんな経営者がいた 黒四ダム建設に心血を注いだ関西電力初代社長・太田垣士郎の本格的評伝。 果敢にリスクを取り次世代のために投資した経営者の素顔。 全身これ胆かという関西電力初代社長・太田垣士郎。 彼の決断と覚悟によって黒部第四ダムは完成し、関西の復興は成し得られた。 社会のために命を削って大いなる賭けに挑み、 “経営の神様”松下幸之助をも脱帽せしめた男の生き様がいま甦る!
  • 丹波布復興の父 金子貫道: 定説を覆す真実の調査記録
    -
    江戸末期頃から丹波国佐治村(現在の兵庫県丹波市青垣地域)で製作され、一度は近代化の波に飲まれ姿を消した国の重要無形文化財・丹波布。本書は約60年前の丹波布復興の際の、真の立役者・金子貫道にスポットを当て、彼の人となり、業績、逸話を丹念に調査し、紹介した一冊である。丹波布にも民芸にも一隻眼を有する著者が、冷徹な目で歴史を見直す。
  • 大アジア主義と頭山満
    -
    戦後日本の政治外交を顧みた時、アジア諸国の同胞に熱いまなざしを向けて対応した政治家はいたのであろうか。神道ジャーナリストと評される葦津珍彦は、西郷隆盛の意志と精神を継承する者として大アジア主義を唱えた頭山満こそ、広い視野でアジア同胞と兄弟の如く接した人物であると高く評価する。 頭山が生きた時代、アジア諸国は西欧諸国の「収奪の場」とされていた。日本もまた明治維新の気風を失い、「有色人種の新興帝国主義国家に堕落」する中にあって諸外国の指導者たちから最も信頼され、求心力を持った人物こそ頭山であった。 本書は、明治から戦前にかけての国内外の政治や社会動向を見つめながら、頭山と関わった板垣退助、犬養毅などの政治家、内田良平、宮崎滔天をはじめとする多数の門人、訪日し祖国の独立運動を志した韓国独立党の金玉均、中国国民党の孫文、蒋介石、インドのビハリ・ボース、チャンドラ・ボースなどの人物像を通して、その生涯と生き方について描いている。そして頭山の唱えた「大アジア主義」を支えた信念の根底には、真の意味での「尊皇攘夷」思想と「八紘一宇」の精神があること語りかけている。 ■キーワード(目次の構成) ▲はじめに ▲明治維新と大アジア主義 ▲尊皇攘夷の抵抗思想 ▲征韓論の思想的意味 ▲玄洋社創立までの事情 ▲板垣、頭山に民権を説く ▲条約改正、国会開設を請願す ▲玄洋社、屈辱条約に反対す ▲伊藤・井上の欧化主義外交 ▲頭山・来島の英断、政府案を破砕す ▲沈勇沈才の古武士の気風 ▲韓国独立党と玄洋社 ▲頭山満と金玉均の親交 ▲大アジア主義と頭山満 ▲中国革命家孫文、日本に来たる ▲孫文、日本有志と相知る▲山田良政、恵州にて戦死す ▲日露戦争への道(上) ▲三国干渉に怒った中江兆民の論文 ▲ロシア革命予見の内田の著書 ▲日露戦争への道(下) ▲頭山満、伊藤博文に決断をせまる ▲玄洋社と満州義軍 ▲中国革命同盟会成る ▲孫文、黄興と同盟会をつくる ▲連戦連敗に屈せざる戦闘精神 ▲辛亥革命の前後 ▲武昌起義全天下に波及す ▲日本の革命干渉を制止す ▲袁世凱との妥協に反対す ▲第二革命で孫文日本へ亡命す ▲亡命者ボースを救援す ▲第三革命の時代 ▲第三革命の諸潮流 ▲満蒙における宗社党の挙兵 ▲大陸浪人の明暗二側面 ▲満州問題のもつれ(上) ▲その歴史事情について ▲満州問題のもつれ(下) ▲その近代化と変貌 ▲頭山・孫文の神戸会談 ▲追録 昭和時代、晩年の頭山満とその周辺 ▲孫文歿後の蒋介石と国民党 ▲満州事変に対する憂念 ▲日華事変後の汪精衛と蒋介石 ▲大東亜戦争と印度独立戦争 ▲チャンドラ・ボースと汪精衛 ▲富士山麓での臨終まで ▲参考史料  関係参考略年譜
  • ダイアナ・メッセージ(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 聖と俗の狭間を奔放に駆け抜けたダイアナ妃の軌跡。それは一人の女性の魂の戦いでありながら、同時に、多くの女性たちへの励ましのメッセージである。彼女の突然の死によってその事実は一層明確な相貌を現した。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 大英帝国CEO エリザベス女王の原点
    -
    英国・エリザベス女王の「原点」をめぐるノンフィクション。イケメンに恋する王女時代、夫の浮気疑惑や、子育てに悩む母親としての顔、サッチャー首相との不和や、嫁との確執……。人生の運も不運も味方にしながら乗り越えてきた女王の生き方は、「大英帝国」のCEOとしてのビジネス手腕にも反映され……。雑誌『婦人画報』の連載時には、常に読者アンケート上位にくいこみ、好評を博していた内容が満を持しての電子書籍化。「生き方上手」を目指すすべての人に読んでいただきたい一冊です。 目次 第1章 帝王切開  -女王の生涯 誕生から11歳まで 第2章 初恋実る  -女王の生涯 13歳から21歳の結婚まで 第3章 英国第42代君主  -女王の生涯 妻から、母、女王へ(21歳~26歳) 第4章 女王の“養女” 第5章 妹の悲劇  -マーガレット王女の恋 第6章 元祖イクメン 第7章 女王一家の事件簿 第8章 サッチャーと女王 第9章 母親失格 第10章 90年代は“ひどい年” 第11章 未来のキングは誰? 第12章 英王室とサファイア 著者について 渡邉みどり(わたなべ・みどり) ジャーナリスト。文化学園大学客員教授。東京都出身。早稲田大学卒業後、日本テレビ放送網入社。1980年「三つ子15年の成長記録」で日本民間放送連盟テレビ社会部門最優秀賞。昭和天皇崩御報道の総責任者。1995年『愛新覚羅浩の生涯』で第15回日本文芸大賞。『英国王室の女性学』、『美智子さま「すべては微笑みとともに」』など著書多数。
  • 大学を作った男 鈴鹿医療科学大学・中村實の挑戦
    -
    医療社会に真のチーム医療を確立させるため,一人の男の教育に賭ける理念と夢が結実する。日本放射線技師会という一職能団体のリーダーが,崇高な建学の精神を掲げて四年制の医療・理工系大学を創るにいたるまでの壮大なサクセス・ストーリー。

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  • 大警視・川路利良 日本の警察を創った男
    -
    川路利良(かわじとしよし)は、名実ともに「日本の警察の父」である。世間一般で、水戸黄門といえば水戸光圀のことであるように、警察関係者の間では、大警視といえば川路のことであるのだ。彼は、薩摩藩の貧しい身分に生まれ、刻苦勉励して西郷隆盛に認められた。その理解の元で、日本の警察の母体となる「邏卒隊」を組織し、この育成にあたる。ところが、西郷は征韓論によって下野し、やがて西南の役を起こす。川路は、大恩ある西郷への私情を懊悩の上乗り越えて、官軍として、大義に生きることを選ぶ。この後、さらに警察制度の構築に邁進し、近代警察の形と魂を見事に創り上げた。その精神は、今も警察官の範とされている。本書は、その生涯を、元警察幹部であった著者が渾身の筆で綴った書き下ろし長編小説である。
  • 大元帥 昭和天皇
    4.3
    大日本帝国において、天皇は軍事を統帥する大元帥であった。では、天皇は軍部からどのような情報を得て、それに対してどのような質問や意見を発していたのか。また、国策・戦略・作戦の決定に際して、どれほどの役割を果たしていたのか。史料から浮かび上がってくるのは、大元帥としての自覚と責任感を持ち、主体的に戦争指導を行っていた天皇の姿である。その軍事知識は豊富で、非凡な戦略眼によって統帥部の戦略・作戦の欠陥を鋭く指摘することもあった。昭和天皇の戦争指導の実像を描き、その戦争責任を検証する。
  • 大宰相・原敬
    4.0
    著者は言う、「原が元老として若き昭和天皇を導き、初期の治世を支えることができていたなら、議会政治が空洞化し、軍部が政治勢力として台頭することも防げたのではないだろうか」「原の暗殺の重さは、大村益次郎、大久保利通、横井小楠の暗殺よりさらに深刻なものであった」と。賊軍・南部藩の家老の家から、苦労して立身出世を成し遂げ、伊藤博文や井上馨、西園寺公望など元勲との深いかかわりを持ちながら、「力の政治」を体現した「田中角栄型」リーダー。一方、清、朝鮮、フランス駐在の外交官を経験し、キリスト教にも通じ、英語、フランス語が堪能。世界を見る眼が確かだった現実主義者。「白髪の平民宰相」という教科書に載っているイメージの裏側にある、「人間・原敬」の魅力的な実像を明らかにする!

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  • 大集合・小ソクラテス派同窓会。哲学史の最初の段階を楽しくクリアしよう。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 時間と場所を超えて古今東西の哲学者が集まる空想の世界へ、ようこそいらっしゃいました。 今回皆さまにお付き合いいただくのは、哲学史の世界でございます。 実は歴史というのは、哲学を学ぶ上でどうしても必要なものではありません。 ぶっちゃけ、「私はカントが好きだ!」「私はプラトンが好きだあ!」という方は、 カントなりプラトンなりをひたすら読みこんでいれば彼らの思想を十分理解できるわけです。 哲学というのは、考える頭脳さえあればできるもの。歴史にも環境にも関係なく、自己完結できてしまうものなのです。 (それをいいことととるか悪いことととるかは人それぞれです。) とはいえ、誰だって誰かに影響を受けるものです。カントの論文の中に「ライプニッツはこう言ったが……」という言葉が出てくれば、 ライプニッツを読んでみたくなるし、アリストテレスが師匠のプラトンを批判した書があると聞けば、プラトン好きは興味をしめすはず。 誰が誰に影響を受けたか、つまりひとことでいえばその人の歴史を知ることは、必要なことではないにしろ、とても大切なことなのです。 ここでは妄想でちょっと味付けしながら、哲学の歴史をひもといていきたいと思います。 【目次】 イントロダクション 小ソクラテス派について プラトンとクセノフォン エリス派のパイドン メガラ派のエウクレイデス キュレネ派のアリスティッポス キュニコス派のアンティステネス ライプニッツの結論 【著者紹介】 大畠美紀(オオハタミキ) 猫とドイツ観念論をこよなく愛する40代。 長く続いた風邪ひき状態を最近ようやく脱する。
  • 大丈夫、死ぬまで生きる 碁打ち 藤沢秀行‐‐無頼の最期
    4.5
    博打、借金、アル中、女性問題、出奔、ガン闘病……天才棋士でありながら型破りな夫を長年支え、無数の難局を乗り越え続けた著者を最後に待っていたのは、夫への壮絶な老々介護だった……感動ノンフィクション。
  • 大拙
    4.0
    仏教思想を西洋哲学に匹敵する次元にまで深め、アメリカに大乗仏教の神髄および禅文化を広く紹介し、西田幾多郎からジョン・ケージまで多大なる影響を与えた鈴木大拙。近代日本において最も重要な仏教哲学者の足跡をたどり、その思想の全体像を解き明かす。
  • 大脱走 英雄〈ビッグX〉の生涯
    -
    あの大脱走を指揮した男の、知られざる生涯。 スティーブ・マックイーン主演の名作映画『大脱走』(63年)のモデルとなった、第二次世界大戦中最大、200人の大脱走計画。この計画を指揮した実在の人物、〈ビッグX〉ことロジャー・ブッシェル少佐の34年の生涯を描いた伝記が本邦初訳されます。  映画ではリチャード・アッテンボローが演じた、空前絶後の集団脱走を指揮したロジャーとはどんな人物だったのか。著者は、本人の手紙や母の日記、公文書などの記録、生存者の証言からその人物像に迫ります。法廷弁護士資格を持ち、スキー選手としても活躍、9カ国語を操ったというロジャー。南アフリカで育った幼少期から、ケンブリッジ大学で過ごした青春期、3人の女性との恋愛、英国予備空軍「第601飛行中隊」入隊、そして捕虜になるまでの生い立ちとともに、映画では描ききれなかった全3回にわたる大脱走計画の全貌が、今初めて明かされます。  映画『大脱走』のファンはもちろん、映画を知らない若い世代も必読の英国発傑作ノンフィクション。
  • 大統領府から読むフランス300年史――エリゼ宮の権力亡者たち
    -
    フランス大統領の仕事場であり生活の場でもあるエリゼ宮。歴代の住人には、ルイ15世の愛人ポンパドール夫人や皇帝ナポレオンも名を連ね、大統領府となる以前からフランスの権力争いの中心だったことがうかがえる。愛人を連れての入居、暗殺、白血病で死の数日前まで閣議…など歴代大統領の逸話も劇的だ。フランスの歴史がよくわかり、同時にフランス人の生態をも浮き彫りにしてくれる、元産経新聞パリ支局長の手になる稀有な1冊。
  • 大統領を操るバンカーたち 秘められた蜜月の100年 上
    -
    アメリカを牛耳るのは誰か? 大統領と個人的に親密な関係を築き、政策や法律の策定の影で暗躍し、ホワイトハウスに人材を送り込んできたエリート銀行家たち。その存在は、アメリカの進む道をどう変えたのか? 一九〇七年恐慌から第二次世界大戦まで、ゴールドマン・サックス出身のジャーナリストが解き明かす。
  • 打撃投手 天才バッターの恋人と呼ばれた男たち
    4.0
    松井秀喜、イチロー、清原和博ほか天才バッターの打撃投手たちへの取材をもとに書き綴った本格ルポルタージュ。同じユニホーム姿でありながら観客の喝采を浴びることがない打撃投手。その知られざる職人の世界を描く。
  • 打撃の神髄 榎本喜八伝
    4.5
    「神の域に行かせていただきました」――イチローよりも速く1000本安打を達成し、2016年に殿堂入りした伝説の打者、榎本喜八。引退後30年も保ち続けた沈黙を破り、語った真実とは何か。王貞治のコーチとしても名高い荒川博や伝説の柔術家の教えを受けて体得した"合気打法"の核心は。歓喜と絶望の間を揺れ動く魂の記録。
  • 太宰治 生涯と文学
    -
    今も光芒を放ちつづける太宰の全作品を読み直し、その生涯をたどって、太宰文学へ誘う入門書の決定版。生い立ちから、青年時代、そして死へと向かう太宰の生き様と文学への情熱が余すところなく描かれている。生前、親交が厚く、『太宰治全集』の編集を手がけた著者ならではの、限りない愛情と理解に富んだ一冊。
  • 太宰治との奇跡の四日間(きずな出版) 私的、昭和文壇史
    3.0
    【数々の作家を惹きつけた、一つの謎】「昭和二十一年(1946)、十二月が数日後には、新しい年に変わろうかという師走のことだった。神奈川県芦ノ湖に近い芦ノ湯温泉は、いまでこそすばらしい温泉地になっているが、戦争に負けて一年半足らずの時期は、温泉といっても、いまの家庭風呂に毛の生えたようなもので、私は一週間ほど滞在したが、この男性以外の客を、一人も見なかった。」(本文より) 終戦ほどない時分、14歳の著者が湯治場で見知ったある男。この男の正体は誰か。松本清張、三島由紀夫、川端康成……この謎は数多くの作家を惹きつけ、著者の運命を大きく動かすことになる。文学史上には存在しない事実を、93歳、現役作家が書き下ろす待望のノンフィクション昭和文学史! 【目次】第一章 温泉宿の男 第二章 心中事件 第三章 空想の担当者 第四章 太宰治との絆
  • 太宰治の作り方
    -
    太宰治の文学碑のある青森県・蟹田で少年時代をすごし、その小説を愛した著者が、津軽、龍飛、五所川原へと太宰ゆかりの地を訪ねながら、今なお多くの読者を惹きつけてやまない太宰の卓抜な作法の秘密に迫る。
  • 太宰を読んだ人が迷い込む場所
    5.0
    太宰の作品を読むと、何かに迷い込んだような心持ちがするのではないか。とめどない堕落、自意識やプライドという厄介な存在、世間とのずれ、さらには日本語のリズムの見事さが綾なす物語世界に入り込めば、何も感じずに素通りすることはできないだろう。太宰治の全作品から、「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ。」(『ヴィヨンの妻』)、「生れて、すみません」(『二十世紀旗手』のエピグラフ)、「八月のおわり、私は美しいものを見た」(『満願』)といった忘れ難い文言を抽出し、その魅力を解説。『新釈諸国噺』の中の「貧の意地」のような笑える作品や、よくわからない不思議な作品も網羅する。
  • 伊達政宗、最期の日々
    4.0
    太平の世にあって歴戦の老将は過去をかえりみ、わが亡き後の家の安泰に思いをめぐらす。側近く仕えた小姓の筆が伝える、死に臨んだ「独眼竜」の深き慮りと愛する者たちへの別れの作法。政宗に近しく仕えた小姓・木村宇右衛門可親が主君の言行を記録した『木村宇右衛門覚書』を読み解き、武人の最後の日々を描き出す。
  • 伊達政宗 (新装版)
    4.5
    伊達政宗は、1567年出羽の国(山形県)に生まれた武将です。おさないころに右目をうしない、のちに独眼竜とおそれられました。東北の平定につとめていた19歳のとき、本能寺の変で織田信長が死去。豊臣秀吉の怒りを過激な自己演出で切りぬけ、徳川家康の信頼を勝ちとり、激変の時代を大胆不敵に生きぬいていきます。やがて仙台に城をきずき、経済を発展させ平和な町をつくりました。
  • ダルビッシュ有はどこから来たのか
    3.0
    ルーキーイヤーの2012年、不慣れなメジャー球と硬いマウンドに苦しみながらも16勝をあげ、今季開幕戦、惜しくも日本人初となる米球界での完全試合を逃した、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手。 本書はイラン人の父・ファルサと日本人の母・郁代との間に生まれたダルビッシュ初の評伝である。「ダルビッシュ セファット ファリード 有」という4つの単語からなる本名には、父の祖国イランの歴史が込められていた。そして、ダルビッシュとはペルシャ語で「人里離れた荒野で修業を積む托鉢僧」を意味することを知った著者は、そのことに関心とこだわりをもちながら、両親の出会いからダルビッシュの知られざる成長の軌跡まで、綿密な取材で数奇な人生を追った。 世界一の投手をめざすダルビッシュの“これまでと、これからがわかる”1冊である。
  • 誰も書かなかった 武豊 決断
    3.6
    「『自分が武豊であること』の意地と矜持と覚悟を、どん底から這い上がる過程で、非常に強く持つようになった」(本文より)。有名馬主との確執から悪夢の落馬事故、そしてどん底のスランプまで。天才は何を悩み、「決断」したのか? 20年来の“心友”作家が初めて明かす、天才騎手・武豊の「苦難の日々」と、逆境から這い上がるまでの「心の軌跡」全記録! 競馬ファンのみならず、逆境に苦しみ、日々葛藤するすべての人に読んで欲しい一冊です。
  • 誰も書かなかった 玉城デニーの青春~もう一つの沖縄戦後史~
    4.3
    玉城デニーは、まさに戦後の沖縄の申し子である――。故・翁長雄志前知事の遺志を引き継ぐ沖縄県知事・玉城デニー。彼が歩んできた道を辿ることは、沖縄と日本の未来を見つめる旅でもある。ミックスルーツ、バンド時代、友人たち、福祉への志、人気DJ、そして政治の道へ――。沖縄と東京で半移住生活を送るノンフィクション作家が記録した、「語り」と「心」の物語。
  • 誰も書けなかった石原慎太郎
    4.7
    なぜ、彼はこの半世紀、人びとの関心を集め続けてきたのか。「男が惚(ほ)れる男」だった父・潔と、「日本で最も愛された男」と言われた弟・裕次郎へのコンプレックスから、新銀行東京問題までを徹底取材。大衆の心にひそむ欲望を、無意識に、しかし過剰なまでに映し出す鏡であり続けてきた慎太郎の本質を暴く! (講談社文庫)

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