作品一覧

  • ジュビロ磐田、挑戦の血統
    5.0
    どんな時も、諦めるな。 栄光、迷走、転落、反抗、試練、すべては歓喜のために――。 半世紀前、物語は工場の片隅から始まった。 小さな町のサッカークラブが抱いた 美しき夢と挑戦は、まだ道の途中。 <概要>  この物語はヤマハ発動機磐田工場サッカー同好会にはじまり、今日に至る約半世紀の道の途上で、行動した人々――フロント、選手、スタッフ、サポーター、メディア――の目に映った光景の点描であり、『サクセスストーリー』や『失敗の物語』とは成り立ちが異なる。 (略)  半世紀前、ヤマハ発動機磐田工場の片隅に生まれたサッカー同好会は〝東海の暴れん坊〟に成長。発足するJリーグに名乗りをあげたが、実績を十分に積み重ねていたのにもかかわらず、ホームタウンの規模を理由に参入を見送られた。  消えかかった火をかきたてたのは、サポーターの身近で温かい声援だった。背中を押され、遅れてJリーグ参入を果たしたジュビロ磐田は、自分たちが心から楽しいと思えるサッカーを作り上げ、頂点に駆け上がった。 (略)  小さな町の小さなクラブの物語は、そこに関わる人々――フロント、選手、スタッフ、サポーター、メディア――の愛でサッカーを包みながら、歓喜に向かってつづく。ジュビロ磐田がジュビロ磐田である限り、時代の流れの中で失われつつある大切なものはきっと守られる。 (「あとがき」より抜粋)
  • 魂の在処
    4.3
    1巻1,144円 (税込)
    サッカーにすべてを捧げた男。 希代のストライカー、その実像。 足が折れても走り続ける熱情の源を、自身の言葉と関係者の証言で明らかに! 中山雅史の核にあるのは負けず嫌いとサッカーを愛する気持ちだけ。ほかにはなにもないから中山雅史だった。なにもないからなにかを得ようともがき苦しみ、もがき苦しむことから抜け出すために、手を伸ばし、その先をつかもうと努力した。ずっとその繰り返しだった。 (本文「なにもないから中山雅史」より抜粋) 本番になったら本気でやるというスーパーな選手がいる。それができるのならすごいと思う。 でもぼくはスーパーじゃない。本番になったら本気でやるということはあり得ない。言いわけをしないためには練習のときから本気を積み重ねるしかない。自信は積み重ねのなかからしか生まれない。 (本文「自信は積み重ねのなかからしか生まれない」より抜粋)

ユーザーレビュー

  • ジュビロ磐田、挑戦の血統

    Posted by ブクログ

    先週は忙しくて集中して読めず、所々を拾い読み状態でしたが
    今週に入って読書時間が取れたのでじっくり最初から読みました。

    1993年ジュビロのJリーグ昇格前年からの追っかけとしては
    大満足の1冊、これはとにかくジュビロの歴史を知れるだけでも秀逸です。

    黄金期や黄金期メンバーへの賛美が強い点もありますが
    それはジュビロ愛にも繋がるものでもあるので
    自分はそこまでの違和感は感じませんでした。

    事実は事実として読み、思いはそれぞれに感じ読みする、それでいいと思います。

    あの時のジュビロ、その時に何が起こっていたのか
    それを知れるだけでサポとしてはかなりうれしいし
    それは合わせて今のジュビロを知

    0
    2019年12月19日
  • 魂の在処

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    熱い思いが詰まった本です。Jリーグ創設時期からずっとフロントランナーとして走り続けたゴン中山の内面、またその周りの人から見た中山がわかりました。サッカーに対する頑ななまでの真剣な姿勢・プレーは、やはり私を魅了してならない。
    引退報道のときはがっくりきたけど、でもこれ以降もずっとゴン中山であることは変わらないと確信できます。がんばれ!
    あと、まだ現役を続けているカズも、改めてすごいんだなぁと実感。

    0
    2014年11月01日
  • 魂の在処

    Posted by ブクログ

    献本でいただいた一冊となります。

    “ゴン中山”の愛称で親しまれ、私の世代ですと“カズ”とともに、
    彼らの全盛期とJリーグ草莽期を重ねてみる人も多いのではないでしょうか。

    Jリーグ以前から、何事に対してもそのガムシャラで、
    ひたすらに前向きなプレイスタイルが印象的な選手ですが、、

    こちらは、そんな彼にまつわるトピックが30本、まとまっています。
    文の長短がなんとも極端ですので、あちこちに発表されたものなのかな、、

    ただ、その内容はいかにも中山さんらしいエピソードがてんこ盛りで、興味深く。

    本人の言葉もあれば、時には周囲の人々の言葉もある、
    共通しているのは、常に全力で、前向きであること

    0
    2014年09月02日
  • 魂の在処

    Posted by ブクログ

    ジュビロのサポマガに掲載されていた時見さんのコラムも掲載。

    あの頃はジュビロに当たり前のように中山選手がいたなぁ~

    とあらためて懐かしく思います。



    勝つのは当たり前、今日は何点獲るだろうか

    そしてゴン中山は点を獲るか

    そんなところに一番の関心事を置きながら

    磐田に向かった日々がありました。



    そしてスタジアムにはたくさんの表情があった。

    ドゥンガが怒ってるよ。

    福西、守備しろよ。

    服部、すごいスタミナだなぁ~

    10番と7番の遊び心。

    そしてそのチームの象徴としていつもゴン中山がいた。



    はたしてジュビロにあんな日々がまた訪れるのだろうか。

    いつか中山さんがジ

    0
    2014年08月08日

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