【感想・ネタバレ】ジュビロ磐田、挑戦の血統のレビュー

あらすじ

どんな時も、諦めるな。


栄光、迷走、転落、反抗、試練、すべては歓喜のために――。
半世紀前、物語は工場の片隅から始まった。
小さな町のサッカークラブが抱いた
美しき夢と挑戦は、まだ道の途中。



<概要>

この物語はヤマハ発動機磐田工場サッカー同好会にはじまり、今日に至る約半世紀の道の途上で、行動した人々――フロント、選手、スタッフ、サポーター、メディア――の目に映った光景の点描であり、『サクセスストーリー』や『失敗の物語』とは成り立ちが異なる。
(略)
半世紀前、ヤマハ発動機磐田工場の片隅に生まれたサッカー同好会は〝東海の暴れん坊〟に成長。発足するJリーグに名乗りをあげたが、実績を十分に積み重ねていたのにもかかわらず、ホームタウンの規模を理由に参入を見送られた。
消えかかった火をかきたてたのは、サポーターの身近で温かい声援だった。背中を押され、遅れてJリーグ参入を果たしたジュビロ磐田は、自分たちが心から楽しいと思えるサッカーを作り上げ、頂点に駆け上がった。
(略)
小さな町の小さなクラブの物語は、そこに関わる人々――フロント、選手、スタッフ、サポーター、メディア――の愛でサッカーを包みながら、歓喜に向かってつづく。ジュビロ磐田がジュビロ磐田である限り、時代の流れの中で失われつつある大切なものはきっと守られる。
(「あとがき」より抜粋)

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Posted by ブクログ

先週は忙しくて集中して読めず、所々を拾い読み状態でしたが
今週に入って読書時間が取れたのでじっくり最初から読みました。

1993年ジュビロのJリーグ昇格前年からの追っかけとしては
大満足の1冊、これはとにかくジュビロの歴史を知れるだけでも秀逸です。

黄金期や黄金期メンバーへの賛美が強い点もありますが
それはジュビロ愛にも繋がるものでもあるので
自分はそこまでの違和感は感じませんでした。

事実は事実として読み、思いはそれぞれに感じ読みする、それでいいと思います。

あの時のジュビロ、その時に何が起こっていたのか
それを知れるだけでサポとしてはかなりうれしいし
それは合わせて今のジュビロを知ることになります。

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2019年12月19日

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