作品一覧 2020/02/21更新 麻布中学と江原素六 値引きあり 試し読み フォロー 大正十五年の聖バレンタイン 日本でチョコレートをつくったV・F・モロゾフ物語 試し読み フォロー ヒゲのウヰスキー誕生す 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 川又一英の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ヒゲのウヰスキー誕生す 川又一英 NHKのドラマは見ていません。 竹鶴政孝とリタの出会いから亡くなるまでの物語です。 しかしウィスキーの歴史から日本に普及するまでの経緯が描かれていて、 とても興味深く読みました。 またウィスキーと言っても、以前はかなりの粗悪品が出廻っていたため、 その粗悪品に追従するべきか、品質を追求するべきか、竹...続きを読む鶴政孝だけでなく周囲のスタッフの苦労が描かれています。 またエピローグにもインタビューした関係者が記載されていますが、 周到に取材した様子がわかります。 本当に良い内容でした。ありがとうございました。 Posted by ブクログ ヒゲのウヰスキー誕生す 川又一英 マッサンや自伝では苦労話が少ないと思っていたら、こちらでは留学時代の苦労話、弱かったマーケティングをどう補ったか等、よくわかった。 家業を継げば安泰だったエリートが、並外れた努力を続けて、本物にこだわり、極東の地に新たな文化を根付かせたのは素直に感動できた。また、夫婦の愛情について改めて考えさせら...続きを読むれた。 自分にとって、最高の自己啓発書の一つになると思う。 Posted by ブクログ ヒゲのウヰスキー誕生す 川又一英 NHK朝ドラの原作。予想以上に面白かったです。 これを読むと、サントリーよりもニッカウイスキーを飲みたくなる。スコットランドが身近になる。日本人のものづくりってすごいと思える。仲睦まじい夫婦っていいなと思える。 そしてなにより、一つのことを一所懸命にやり続けるって、やっぱり素晴らしいと思える。 ...続きを読む 良書です。 Posted by ブクログ ヒゲのウヰスキー誕生す 川又一英 朝ドラ「マッサン」のモデルともなった、 竹鶴夫妻の生涯を追いかけたノンフィクション。 “日本で本物のウイスキーを造る”、 その想いだけでスコットランドに渡った、竹鶴氏。 時代は大正、慣れない異国の地で、試行錯誤を重ねつつ、 一つ一つ、ウイスキーの真髄を紐といていきます。 帰国してからも、決して...続きを読む順風満帆なわけではなく、 周囲の無理解や資金繰り、立地など、様々な困難にぶつかります。 “一人前のウイスキー原酒に成長するまで、 辛抱強くいとおしんでやること。” それでも決してあきらめることなく、プリンシプルも見失わずに、 その夢は寿屋(現・サントリー)と、ニッカにて結実します。 “酒”とはこんなにも慈しんで造るものなのか、 なんて、『風のマジム』ともシンクロしながら、、 あっという間に読んでしまいました、面白かったです。 ウイスキー、ここ最近ご無沙汰でしたが、 何かしら試してみようと、そんな風に感じた一冊です。 Posted by ブクログ ヒゲのウヰスキー誕生す 川又一英 ニッカの創業者の生涯を小説形式で綴った物語。今期の朝ドラ主人公のモデルでもあるけれど、ドラマではさらりと描かれていたスコットランドでのウイスキー修業の描写が綿密で読み応えがありました。 そして何と言ってもリタさん。この方の日本に骨を埋めた強靭な意志と、余市で沢庵漬けや塩辛造りまで覚えるに至ったど根性...続きを読むに裏打ちされた探求心にひたすら敬服するばかりです。 マッサンとリタさんの生き方は決して器用とは言えないけれど、実りある生涯。つい楽な方に流れがちな自分をふと反省……。 Posted by ブクログ 川又一英のレビューをもっと見る