タクトは踊る 風雲児・小澤征爾の生涯

タクトは踊る 風雲児・小澤征爾の生涯

2,400円 (税込)

12pt

4.8

クラシック界に数々の金字塔を打ち立てた男
“世界のマエストロ“の訃報から一年。
長年取材し続けてきた著者が満を持して放つ本格評伝。

『N響事件』憧れのNHK交響楽団と何があったのか
『二つの恋』ピアニスト、モデルとの恋
『日本フィルの分裂』如何にして新日本フィル創立へ向かったのか
『ボストン交響楽団音楽監督』30年の長期政権
『サイトウ・キネン・オーケストラ』新たなライフワーク
『ウィーン歌劇場音楽監督』クラシック界最高のポストの一つに就任

<目次>
プロローグ
第1章 スクーターと貨物船で●北京の四合院/引き揚げ/贅沢と貧困/成城学園中学校へetc
第2章 N響事件●五ヶ月間の滞日中に/初レコード録音/N響のこと、よろしく頼みますetc
第3章 二つの恋●指揮者を指揮する男/恩師斎藤秀雄を排除してetc
第4章 日本フィル分裂事件●日本フィル首席指揮者/小澤体制での解雇etc
第5章 新日本フィルとボストン響●新日本フィルハーモニー交響楽団結成/嬉遊曲、鳴りやまずetc
第6章 サイトウ・キネン・フェスティバル●俺に反対できるのはあんたぐらいetc
第7章 世界の頂点へ●予想外の記者会見/屈指の歌劇場制覇/旅を住処とするetc
第8章 初心に戻る●降板/発病/二〇一〇年 復帰会見/七分間の本番etc
年表

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

タクトは踊る 風雲児・小澤征爾の生涯 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     良く取材してあり、なかなか読み応えのある本で、読み終えるのに時間がかかった。
     小澤征爾というと、世界的な指揮者であり、いつもニコニコしていて人柄も良いというイメージだったが、この本を読んで、そんなイメージが一変した。人柄が良いのはその通りだが、野心家で、非常に政治力もあり、チャンスは、必ず手に入

    1
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    小澤さん指揮のウイーンフィルのニューイヤーコンサートのCDを購入致しました。
    頂点に立つ方は凄いですね。まさしく世界のオザワでした~皆さんにもお勧め致します!

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    昨年亡くなられた小澤征爾氏の本格的な評伝。小澤氏と言えば、日本人として(東洋人としても)初めて欧米で認められた指揮者、ちょっと型にはまらない指揮者というイメージです。本書は小澤氏が指揮者として生きることを決意し、そして単身ヨーロッパに乗り込んで、巨匠カラヤンやバーンスタインに認められてキャリアを形成

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小澤征爾氏の音楽人生が今まであまり語られていなかった面からも語られており、すべてが完璧人物ではなかったのだと感じた。NHKとのトラブルななるほどなと感じる部分も多々あった。 ただ、小澤征爾の人懐こさに人が集まり音楽が出来上がっていたのも事実。食道がんを患ってからは腰痛の悪化もあり、大変苦労され、完全

    0
    2025年05月24日

タクトは踊る 風雲児・小澤征爾の生涯 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春e-book の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

中丸美繪 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す