田中角栄 その巨善と巨悪

田中角栄 その巨善と巨悪

743円 (税込)

3pt

3.5

田中真紀子の父、田中角栄は、戦後日本の生んだ、まぎれもない天才である。雪ぶかい新潟の田舎の貧しい出身、小学校卒業の学歴、すべてのハンディを跳ね除けて総理大臣の座を掴みとった、まるで小説のような人生。悲願の日中国交回復を実現し、「日本列島改造」をブチあげ、ロッキード事件で失脚した後もなお、隠然たる権力と資力を持っていた。スケール大きく生きた、毀誉褒貶相半ばする男。悪と共存する善、田中角栄の真実の姿を、膨大な取材に基づくエピソードで描き出す。

...続きを読む

田中角栄 その巨善と巨悪 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年04月11日

    田中角栄という人物を通して、昭和の熱い息吹を、日本の歩みを感じることができる書だった。
    田中角栄の成果と問題点を描いただけでなく、その生き様までも映し出した本書は、行政に身を置く者として非常にエキサイティングなものであった。

    0

    Posted by ブクログ 2014年12月13日

     田中角栄の凄さは分かるが、どの時代の角栄にしてもその凄さのほんの触り程度にしか伝わらないのが残念である。

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月06日

    田中角栄は戦後日本の生んだ、まぎれもない天才である。
    比類のない、強烈な磁力を放射した人物だった。その業績
    は赫々たるものであり、歴史はその価値までを否定できな
    い。しかし、日本の社会をゆがめもした。スケール大きく
    生きた毀誉褒貶相半ばの男。善と背中合わせの悪、悪と共
    存する善、それが田中...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月22日

    田中角栄、俺は子供の頃、漠然と「悪い政治家」だと思っていた。といっても、俺が子供の頃には、角栄は、政治の表舞台には遠ざかり、リアルタイムでの角栄に関する記憶は、角栄が亡くなった後のお別れ会みたいな会で、土井たか子が、「君は~」とお別れの挨拶をしていた映像ぐらい。角栄の全盛期は、全く知らない。
    ただ、...続きを読む

    0

田中角栄 その巨善と巨悪 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

水木楊 のこれもおすすめ

田中角栄 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す