山口直孝の作品一覧
「山口直孝」の「探偵小説の鬼 横溝正史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山口直孝」の「探偵小説の鬼 横溝正史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
懐かしさに思わず手に取り、そして購入してしまった。
一定の年齢以上の者にとって ”横溝正史" と言えば、昭和50年代の角川文庫の大ブームと角川映画「犬神家の一族」。家族の誰が買ったのだろう、家にあった「八つ墓村」「獄門島」「悪魔の手毬唄」「夜歩く」といったおどろおどろしいタイトルの文庫本を次々に読んでいった。角川文庫では続々と横溝作品が刊行されていたが、初期の代表作を十数冊読んでしまうと海外ミステリーに自分の関心は移ってしまい、横溝作品とはトンとご無沙汰になってしまった。
今回『別冊太陽』の一冊として刊行されたのを知って、懐かしさに手に取って読んでみた次第。
何ページか頁を
Posted by ブクログ
先ずはモノクロの表紙がかっこいい!和服の上にインバネスを羽織り、ウェーブのかかった髪、ちょっと八の字に下がった眉の下は影をつくり遠くを見つめる視線…まるで繰り返される殺人を止められなかった金田一耕助が苦渋に満ちた表情で立ち尽くしているかのよう。金田一耕助=石坂浩二=横溝正史が重なります。その上に白抜きで「探偵小説の鬼 横溝正史」の文字が明朝体でど真ん中にドーンと置かれています。今回、初めて発見したこと…横溝正史って文字がかっこいいこと。なぜ、今、横溝正史って思いながら別冊太陽 日本のこころシリーズを手に取りました。読みながら思い出してみたら、いつだって「なぜ、今、横溝正史?」なのでした。少年マ