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できない理由は、その頑張りと努力にあった
美内すずえ氏(漫画家・『ガラスの仮面』作者)の推薦文が、本書の内容をズバリとついている。「甲野善紀先生の講習会では、自分の身体について実は何もわかっていなかったのではないか、と驚く。身体と精神は繋がっている。自分の中で“革命”が起きている。本書は、身体機能の妙を説きながら、人生の指南書でもある」というものだ。本文内では、聞き手の若き女流ライター・平尾文さんとのトーク形式で、最新の「甲野ワールド」の話が、軽妙に展開される。武術の稽古を通じて、身体の可能性を開く話の中に、「生きていることそのものへの気づき」を得る読者は多いだろう。また、最近とみに顕著な風潮となっている、「頑張れば、努力すれば、夢はかなう」という精神論回帰的スローガンに対して、その弊害を考えるとともに、「何かを深く追求するということ」の本質を、抑制された発言で、読者に伝えてくれる。新しい生き方への一冊。 -
身近な花の知られざる生態
本書は、NHKラジオ深夜便「花の魅力 花のふしぎ」で人気の著者最新刊。昆虫をあざむき、鳥たちを魅了する。美しい花々のすごい生き残り術とは? 植物が花を咲かせるのは、自らの子孫を残すためである。花が美しい花びらを持っているのは、花を目立たせて、昆虫に見つけてもらうためである。そして、芳醇な香りや甘い蜜で昆虫を誘うのである。花の美しい色も、複雑な形も、すべては昆虫に花粉を運ばせるためである。こうして、色とりどりの花々が咲き乱れているのだ。(「はじめに」より抜粋)○本書の目次より○バラ―綺麗なバラにトゲがある理由/マーガレット―恋する乙女たちの数学/ミズバショウ―スカンク呼ばわりされる花/スィートピー―誰がために花は咲く/アザミ―人類が初めて出会った雑草/コスモス―秩序ある花のひみつ/ポインセチア―クリスマスは似合わない/ヤドリギ―神聖なパラサイト…… -
太平洋戦争を考えるヒント
集団的自衛権、歴史認識問題、ますますヒートアップする中・韓との摩擦……など、太平洋戦争における日本の行動に対し、議論が高まり、一部では有名人による「勇ましい言論」も声高に聞こえるようになってきた。そして、インターネットでの言論を中心に、それら「勇ましい言論」が急速に共感を得てきているようである。その中で著者は、「今こそ日本人は、冷厳な目を持って太平洋戦争を見つめるべきであり、語るべきだ」と真剣に訴える。著者は、太平洋戦争の戦いの当事者たち延べ4000人余りに、戦争の本当の姿をインタビューして回り、多くの著作や論文を執筆してきた。本書は、その中の評論文から選んだものをまとめた、著者にとっては2作目の評論集である。いずれもが、「太平洋戦争という歴史から何を学ぶべきか」という問題意識で統一されており、現代のような、議論百出の時代における、考えるヒントとして役立つことは間違いない。 -
「現人神」「国家神道」という幻想
「現人神」「国家神道」――これらの言葉から、現代の日本人はどんなイメージを連想するだろうか。おそらく、狂信的な「天皇崇拝思想」と、それを支えた「国教制度」といったとこだろう。そして、この「日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度」は「明治政府が日本の近代化のために考え出した」などとされている。だが著者は、「そのような認識は思い込みに基づく幻想にすぎない」と喝破する。それは最近の実証的歴史研究の成果に照らしても明らかなのだが、これが意外と世間では知られておらず、歴史の専門家でさえ、少し分野が違っただけで知らない者が大多数なのだという。世間で知られていないことがそれほど大きな意味を持たないなら、それでもかまわないのかもしれないが、この「幻想」はわが国の首相の靖国神社参拝問題や政教関係訴訟、さらには教科書問題や外交関係にまで影を落としている。“虚像”が誰によって、いかにして創られたかを検証する。 -
仕事ができる人の「日本史」入門(きずな出版)
歴史を学ぶことは仕事に効く。いまを生きる私たちは、先人たちの成し遂げてきた「偉大な仕事」の成果の上に乗り、過ごしています。ですが、歴史に名を残すような人物も、誰もが最初から偉大な人間だったわけではありません。戦国時代から私たちがまなぶべきものとは? 綱吉・吉宗、水戸光圀、将軍たちの仕事術。仕事の原点「三方良し」の営業術……etc多くの先人たちが、創意工夫によって「偉大な仕事」を成し遂げてきました。そしてそれは、いまを生きる私たちにも、同じことがいえるのです。本書で、縄文時代から戦後の日本までを振り返りながら、現代の日本のビジネスパーソンが、仕事に生かせる発想と問題解決力を身につけることができる一冊です。 -
新装版 大英帝国衰亡史
第6回山本七平賞、第51回毎日出版文化賞、ダブル受賞に輝く名著、待望の復刊! 本書は、「日の没するところなし」と謳われた大英帝国の、誕生から衰亡までの過程をつぶさに検証した長編歴史評論である。ギボンの『ローマ帝国衰亡史』を挙げるまでもなく、歴史上、帝国が興隆し、衰亡の道をたどった過程を描いた歴史書は数限りない。その意味で、歴史とは「幾多の帝国の興隆と衰亡の歴史」といってもよいかもしれない。覇権国は、何をきっかけに歴史の檜舞台に駆け上がるのか。危機はどのような形で忍び寄るのか。そして、大国はいかにして主役の座を下りるのか。大英帝国の興隆に寄与した3つの戦争と、衰退の節目となった3つの戦争に着目しつつ、多彩な人物描写も交えて、克明に描いていく。大英帝国の栄光と苦難の歩みは、現代の世界を見通す上でも、きわめて有益な示唆を与えてくれる。国際情勢が激動する今こそ、ぜひとも読んでおきたい一冊である。 -
志望校のランクが上がる! 中間・期末テストに強くなる勉強法(大和出版)
中間・期末テストについての悩みがスッキリ解消!――全国のお母さんたちから寄せられた「喜びの声」●学年140人中20番台から40番に落ちていたわが子が、中2の3学期の期末テストで9位、さらに中3進級テストで学年1位になりました。奇跡って起こるのですね。(兵庫県・中3男子の母)●前回、定期テストの成績が399点だったのが432点までアップ。中2後期の通知表では主要5教科で、はじめてオール5を取ることができました。定期テストの勉強方法がよくわかったみたいです。(千葉県・中2男子の母)●中間テストから61点も上がりました! 「やればできる!」と自信もついたようです。(大阪府・中2男子の母)●2学期の定期テストでは、1学期にくらべ5教科の総合点が48点伸びました。9教科では100点アップ。「国語は成績が伸びない」といわれていましたが、得点アップにつながりました。(東京都・中2男子の母) -
ネイティブ・イングリッシュ・スピーカー 英語国民の頭の中の研究
公立小学校でも英語が必修になるなど、わが日本国の「国民グローバル化計画」は、ここにいたって顕著な進境を示している。現在にいたるまで、英語に触れる機会が多くあるにもかかわらず、なぜ日本人はコトバの壁を越えられなかったのか?それは、「日本文のしくみ」と「英文のしくみ」がまったく違っていることにある。本書は、このことを発見した著者が、30年前に『道具としての英語しくみ編』として書き下ろしたベストセラーに大幅加筆修正を加えた復刊である(2006年にも『BeとHaveから分かる英語のしくみ』として改題復刊されたことがある)。3回目の出版である今回も、よりわかりやすい形を求めて、さらに進化した書き直しが大いに加えられた。英語国民の頭の中を解きほぐした本書は、この狭い国土の中に留まっていては商売にならない現代日本人にとって、必読の一冊となっている。 -
古代史は知的冒険
著者の古代史は、大胆な推理、緻密な分析、ユニークな視点が身上で、多くのファンに親しまれている。本書は、より細かな視点から、古代史の興味尽きない話題を通覧する、古代史エッセイである。内容は、◎まずは甘樫丘に登ってみよう。なぜ誰もが蘇我氏の地・飛鳥を懐かしんだのか。『古事記』を読んでも古代史の謎は解けない。酒池肉林を繰り広げた武烈天皇。君知るや纏向遺跡。聖徳太子などいなかった? 表裏一体だった神と鬼。持統天皇が天照大神になった? 神を通じて税も集められた。縄文時代を見直そう。古代史の謎の要は継体天皇。謎がないと信じられている時代に謎がある……など、従来の著者のファンはもちろん、著者の作品を初めて読む人にもわかりやすく楽しめる内容になっている。「意外な歴史の扉」に通じる一冊。 -
新装版 新編 言志四録
月もいたずらに見るなかれ ・目前の事をなせ ・祖先をおもうにまさることなし ・順境に合って逆境を忘れるな ・大志ある者は細事に努む…経営者として人間として広く敬意をもたれていた著者が、その生涯を通して座右の書とした『言志四録』の中から500の座右言を選択、修養処世の心得して刊行したのが本書である。初版は1983年であり、その後版を重ねた。今回新装版として復刊したが、その内容は三十年を経ても不変の真理を説いて古くなく、素晴らしい古典の復活である。この語録の影響を受けた明治の先駆者・勝海舟、吉田松陰、西郷隆盛などが、人としてあるべき道を説く教えは現在でも人々に大きな影響を与えている。「当たり前と言うは易く行うは難し」と序章にあるが、まさに井原隆一もその一人であり、自分らしい「人生訓」を生み出している。99歳の人生を全うした著者の修養の知恵が満ちている書。佐久間象山、勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬、西郷隆盛等々、影響をうけた志士たちは数知れない。人間としてあるべき道の教えから名経営者が500条を選りすぐり1冊に。著者のベストセラー待望の復刊! -
知っていますか、任那日本府
1500年前の朝鮮半島には「任那」と呼ばれる地域があった。古代日本人の居留地、交易の中心地であり、半島中南部を軍事的に押さえる要衝の地でもあったが、韓国ばかりでなく、いまや日本の学校教育でも「任那」はほとんど教えられず、長らく無視されてきた。本書は「任那」についての歴史的事実を史料をもとに明らかにする。かつて日本(倭)は新羅や百済を臣民としていた。それどころか、百済や新羅が東洋史に登場するよりも100年以上前から、倭国が半島南東地域を管理していたことは、中国の史書に記されている。高句麗・広開土王の生涯を刻んだ「広開土王碑」の碑文にも「倭、任那」の記述がある。碑文の不毛な改竄論争も最古の拓本発見で終止符が打たれた。そして記録に残るかぎり、「日本府」という名を最初に使ったのは倭人ではなく新羅王であった。ここまで明らかなのに韓国がけっして教えたくない半島の歴史―「任那」の真実がこの1冊に。 -
謀略家たちの中国
西洋が「罪の文化」、日本が「恥の文化」ならば、中国は「欲の文化」だ。「罪の意識」も「恥の意識」も、中国の指導者にとっては無用の長物、それどころか「欲望充足」のための邪魔でしかない。本書は、中国四千年の政治史を形づくった奸雄12人を丁寧に取り上げ、陰惨極まりない陰謀の数々を紹介。著者の故里である中国の政治文化に巣食う忌まわしい行動原理を抉り出した。舌先三寸の外交謀略家・蘇秦、帝国を自壊させた愚か者・李斯と趙高、卑劣な無頼漢・劉邦、馬鹿正直な貴人・項羽、漢帝国を乗っ取った偽君子・王莽、陽気な謀略家・曹操、陰気な精神主義者・諸葛孔明、残酷無比の魔女・則天武后、裏切り専門男・袁世凱、中国史上最大の暴君・毛沢東と、その下僕に徹した保身家・周恩来。この指導者たちの手段を選ばない権力闘争のおかげで、中国人民はつねに塗炭の苦しみを味わってきた。そしていま、隣国・日本もその餌食になろうとしている。 -
国民精神の復権
個々人相互の繋がりが薄れ、脆く崩れやすくなっている現代の日本。いかにすれば、公を尊び、上下相心を通わせ、胸を張って生きることができる安心感と健全性を持つ社会を取戻すことができるのであろうか? 日本人であることの<誇り>と<幸せ>。かつて日本人はみな当たり前のようにこの<誇り>と<幸せ>を自覚し、今は失われてしまった国民精神を持ちつづけてきた。本書は、著者の財産のうちで極めて上位に位すると考えるこの「国民精神」を<現代における危機の本質><「国民の歴史」は復活するか><伝統的精神の原型>という三つの視点から論じていく。 目次より、戦後思想との対決 東西文明の衝突 一神教的価値観と「天」の思想 国家意識の目覚める時 歴史の復権 理想像の喪失 日本における子供の発見 「國體」について 現代に生きる天神地祇。 語り継ぐべき歴史と伝統を自覚し、この国に生きる覚悟を現代の日本人に問う警世の書である。 -
いっきに読める三国志
正史『三国志』は、中国の西晋時代に陳寿によって編纂された歴史書で、今なお人気の高い名著中の名著である。その正史『三国志』には、魏の曹操・蜀の劉備・呉の孫権の三国の英雄から関羽・張飛・趙雲・呂布・曹仁・太史慈などの豪傑たち、諸葛亮・司馬懿・周瑜・陸遜などの智将たちまで、魅力あふれる英傑が次々と登場する。本書では、それらの英傑たちが登場する長大な古典『三国志』の全ストーリーに裴松之の注を加えたものを一冊に凝縮、さらにわかりにくい内容には注や地図・写真を入れてやさしく解説する。また、正史『三国志』本来の紀伝体を編年体に改めたつくりとしているので、黄巾の乱から晋による天下統一までの流れを時間を追って、しかも短時間に読むことができるようになっている。創作が含まれた『三国志演義』とはひと味違う、面白い話がたくさん詰め込まれた『三国志』がいっきに読める一冊。 -
名言・迷言で読む太平洋戦争史
太平洋戦争は、日本にとっても世界にとっても悲惨な歴史であった。国家総力戦という、国全体を挙げての戦いは、「日本が敗れる」という形で幕を閉じたが、その中で、数々のドラマを生み、そして、多くの名言、迷言、暴言……を当事者たちに吐かせた。本書は、それらを、戦史から抜き出し、「言葉の背景」を軸にして、太平洋戦争を通観しようという試みである。盧溝橋事件を天皇に上奏する際、「事変は一カ月ぐらいで片付きます」とまったくの見込み違いを言ってしまった陸軍大臣・杉山元。 ドイツの快進撃に、「バスに乗り遅れるな」というスローガンを聞かされ、日独伊三国同盟に走った軍部。 「ガダルカナルってどこだ」と、事が大きくなってから騒ぎ出した参謀本部。 「墜トシタ家鴨ノナカニ孔雀ガ一羽イタヨウダ」とアメリカ軍が言った山本五十六の戦死……など、戦史の中のリアルな言葉から綴られる事実は、迫力と情感を伴って心に訴えてくる。 -
まるわかり中国の歴史
中国は奥深く波乱に富んだ、悠久の歴史を持っている。始皇帝による中国統一、項羽と劉邦の激闘、英雄が出現した三国時代、異民族による中国支配、西洋の進出に悩まされた清王朝、文化大革命、天安門事件……。数々の興亡をくり返しながら、独自の世界を築いてきた。知れば知るほど、面白く、興味がつきない。本書では、文明の誕生から現代中国の成立まで、これだけは知っておきたいポイントを71に絞って解説。大きな時代ごとに六つの章に分け、全項目を見開き構成にしてあるので、どこから読んでもよく、目次で面白そうな見出しを見つけて、拾い読みしてもOK!また、項目ごとに図や写真、さらに人物、用語解説を添えており、わかりやすい! 各章の終わりには、「中国史を動かした事件」「コラム」を設け、あきないつくりとなっている!歴史アレルギーな人でもすいすい読めて、すっきりわかる、中国の歴史をざっくり理解するための最適な入門書。 -
名言でたどる世界の歴史
「賽は投げられた」「むしろ鶏口となるも、牛後となるなかれ」「わたしには夢がある」など、世界の歴史には、長年語り継がれてきた数々の名言がある。一つ目は、栄光への道を切り開いたカエサルのひと言、二つ目は、大国・秦に対抗させるため、小国・韓の王を動かした蘇秦のひと言、三つ目は、大観衆の前での演説で、人種差別撤廃を訴えたキング牧師のひと言である。このように世界史には、人々を魅了してきた名言と名場面がある。本書では、名言をとっかかりとして、その言葉が生まれた時代状況や名場面を説明し、それにより世界の歴史を俯瞰する。四大文明の時代から現代まで、ほぼ人類の歴史を網羅しているが、すべて2ページ見開き構成となっているので、好きなところ、関心のあるところからつまみ食いしても、十分楽しめる。150項目ごとにある関連写真と豆知識だけでも大いに楽しめる、今までなかった世界史本。 -
いっきに読める史記
『史記』は、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書で、今なお人気の高い名著である。その『史記』には、歴史を動かした魅力あふれる英雄が次々と登場する。周草創期の文王と太公望、斉の桓公・晋の文公・楚の荘王・呉の夫差・越の勾践ら春秋五覇、君主をもしのがんばかりの孟嘗君・平原君・信陵君・春申君ら戦国四公子、初の統一帝国を築き上げた始皇帝、死闘を繰り広げた項羽と劉邦、絶対君主として君臨した武帝と漢王朝の領土を広げた名将、李広・霍去病・衛青がいる。本書では、それらの英雄が登場する長大な古典、『史記』の全ストーリーを一冊に凝縮し、わかりにくい内容には注や地図を入れてやさしく解説する。仕事やら何やらで、何かと忙しく心の余裕もない現代人にうってつけの本である。 -
闇に葬られた歴史
歴史とは、いったい何なのだろう? 古代のことはもちろん、戦国時代や江戸時代のことですら、文献(時には絵画)などでうっすらわかるのみで、その真実はどうにもわからない。そして、学界などでは、「このことについては、こういうことになっているのだ」ということでアンタッチャブルにし、思考停止させている向きもあるようである。 つまり、歴史には「触れてはいけないこと」が、たくさんあるのだ。それは、「日本書紀」に書いてあることが(事実のわけがないのに)信じるに足るとされていたり、「本能寺の変」で、なぜ織田信長の遺体は見つからなかったのか……というようなことだ。本書で、著者は、こうした日本史の、「みんながこと立てしないようにしていること」にあえて踏み込み、思考を縦横に重ねてゆく。そこから湧いてくるのは、歴史への本当の興味であり、そして、歴史を学ぶということへの醍醐味である。歴史の真の面白さに迫る一冊。 -
[新版]属国日本論を超えて
「私の属国理論は、これから先、日本人学者たちからの検証と反論にあっても簡単には滅びないだろう。それは、私が集めた諸事実が、諸外国(外側世界)では当たり前のように通用している諸事実だからである。私が書くことは、日本人にとっては初めて耳にするような驚くべきことが多い。人によっては、まったく聴くに耐えない厭なことばかりだろう。諸外国では高校生でも知っている事実が、日本国内では流通しないようになっている。長年、そのように意図的に日本国民を、外側世界の常識から隔絶し分離する政策が隠然と採用され、長年実行に移されて来たからである」……原本が発刊された2002年当時よりも、さらに深められた思考が、校正ゲラを真っ赤に塗りつぶしたかと思われるほどの大幅な加筆修正を経て表現され、生まれ変わった一冊となった。既読の読者も読み逃せない、気迫あふれる復刊。 -
世界の宗教がわかる本
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、儒教、神道……。世界中には多くの宗教があり、さまざまな考えや教え、思想を持っている。とはいえ、だから知らなかったではすまされないのが、それらの宗教の常識や慣習。タブーを知らなかったばかりに、とんでもないトラブルに巻き込まれることもある。本書は、そんな宗教の基本を、Q&A形式と「ひろさちや」流のたとえ話でわかりやすくおもしろく、そして丁寧に解説していく。宗教は人間の自由な考え方を束縛するのに、なぜ無宗教ではいけないのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は兄弟関係にあるが、どこが同じで、どこが違うのか。キリスト教やイスラム教などは、愛を説いているが、なぜ殺し合いまでするのか……。これだけは知っておきたい、これだけ知っていれば大丈夫……。そんな宗教についてあなたが日頃感じているすべての疑問に答える、新しい「宗教の教科書」である。 -
「ゴミ」を知れば経済がわかる
経済を考えるのに、なぜ「ゴミ」が必要なのか。それはゴミというものが「仕入れ値ゼロ」の「究極の資源」だからだ。新製品や埋蔵資源しか目に映らない人にとって、21世紀の経済は成長の限界という壁に突き当たっている。しかし、この世界にはもう一つの経済がある。それは「今あるもの」を使う経済である。リサイクルや環境という言葉が浸透する前から、人間は「今あるもの」を活用して生きてきた。その生活がいまも残っているのが、フィリピンやタイ、ベトナムやインドネシアなど東南アジアの国々である。この地域では中古品の再販売からオークション市場、さらには「ゴミ銀行」まである。東南アジアを遠くの世界として見ていた人々も、「3・11」で目が覚めた。東日本でわれわれの目の前に広がったのは、あたかも東南アジアのような、ゴミとがれき、「不用品」と「必要なもの」の区別が消えたかのような世界だった。現地を足で歩き、見た新時代の経済ルポ。 -
アメリカが日本に「昭和憲法」を与えた真相
日本の人々は憲法を考えるにあたって、まずアメリカが太平洋戦争を自分たちに全く都合の良い形で日本国民のアタマに詰め込んだことを知らなくてはならない。日本にとって大東亜戦争は、近代国家として生きるための資源や市場を求めての経済戦争だった。だがアメリカはこの事実を全面的に否定し、「他民族を圧迫する侵略戦争である」と決めつけたのである。ヨーロッパから独立したアメリカは、両隣がカナダとメキシコという極めて弱く脅威にならない国であったこともあり、自然、国力の拡大を太平洋に向けることになった。日本もまた、明治維新が終わり、日清戦争と日露戦争に勝った後、資源を求めて南方に勢力を向け始めた。だが、すでにアジアは西欧諸国に蹂躙されて、ほとんどの国が植民地になっていた。勝者が歴史を書くという常識から言えば当然の結果であるが、いま憲法を見直すにあたっては、こうした歴史を無視するわけにはいかない。 -
超訳 ゲーテの言葉
人類永遠の宝となる優れた文学作品を数多く残した、18~19世紀の大作家であり、哲学者であるゲーテ。本書では、そんなゲーテの珠玉の名言の中から、とくに日本人の心に響く言葉を厳選して超訳。取り上げた言葉はすべて、本書のためにドイツ語原文から新たに訳し直したものです。人間への深い愛と、世の中に対する鋭い洞察力から生み出された叡智にあふれる言葉は、今なお新しく、心が疲れ、人生に迷うことが多い現代人を力強く励ましてくれます。生きる力と知恵を授けてくれる座右の書。「本文より、言葉の一部を紹介」自分の感覚を信じる 朝、考えることが1日を決める 行動と結果を楽しむ 友人を騙すぐらいなら騙されるほうがまし 他人の悪口を言うことは、自分を不幸にする 懸命に生きれば、必ず何かを残せる いつでも憧れの気持ちをもとう 結婚は、人として成熟するチャンス 賢さとは思慮深さである -
文春ムック 愛蔵版 司馬遼太郎と『坂の上の雲』のすべて
文藝春秋でしか読めない最高の執筆陣による「坂の上の雲」特集の金字塔 ※この電子版には、ムック版(紙版)に掲載されている「最新版『坂の上の雲』主要人物事典」は収録されていません。ご了承のほど、お願いいたします。 ◎「坂の上の雲」名場面探訪 旅順 六十四年ぶりに開放された要塞都市 松山 子規、秋山兄弟、それぞれの青春 根岸 本郷真砂町 田端 正岡子規が闊歩した東京 横須賀 三笠の栄光とその後 ◎司馬遼太郎 日露戦争の世界史的意義 ◎磯田道史 私論 乃木希典 ◎半藤一利 御製でたどる明治天皇の戦争 ◎日露戦争「陸戦」ビジュアル年表 ◎「軍神」広瀬武夫・死の真相 川村秀 ◎「三笠艦橋の図」十三人の「昭和」 保阪正康 ◎10人のリーダー「決断の極意」 大山巌 素顔は理数系の実践家 堺屋太一 高橋是清 危機のなかの「偉大な庭師」 竹中平蔵 児玉源太郎 大胆な構想力に学ぶべき秋 石破茂 東郷平八郎 己と向かい合う勁さ 櫻井よしこ 明石元二郎 「大戦略」最強の担い手 中西輝政 小村寿太郎 外交の戦線で先頭に立つ 岡本行夫 山県有朋 穏健な帝国主義者 葛西敬之 山本権兵衛 リストラの鬼「大海軍」の設計者 戸高一成 陸奥宗光 孤高独歩・独立独往のひと 岡崎久彦 伊藤博文 一番大きな仕事をした男 福田和也 ◎【座談会】対ロシア情報戦略の虚々実々 藤原正彦 水木楊 佐藤優 ◎秋山真之が語る「日本海海戦」 高橋洋一監修 ◎二〇三高地攻め「乃木・児玉対決シーン」の検証 秦郁彦 ◎主力艦徹底比較 連合艦隊vsバルチック艦隊 平間洋一 ◎特別企画 司馬遼太郎『坂の上の雲』年表 東谷暁 -
室町ワンダーランド あなたの知らない「もうひとつの日本」
都の路上でバクチにカツアゲ、大乱闘! 殺人事件が起きても、お上はスルー。 500年前の日本社会は、いまとまったく違っていた! しかし一方では……、 ホームパーティーの費用はワリカン。 新興宗教の教祖さまは有料でお悩み解決。 人間、500年経っても、あまり変わっていなかった! ホームレスから豪商への大出世もあるような、ダイナミックな社会に生きる人々は、何を考え、どんな暮らしをしていたのか。 室町から戦国時代までの中世社会を専門に研究している著者が、身近な題材を手がかりに、やさしい語り口で解説。 また、足利義満の意外な素顔、家康が隠しておきたかったルーツ、伊達政宗「ずんだ餅伝説」の虚実など、読めばビックリ、目からウロコの日本史エッセイ。 -
センスの哲学
あなたのセンスが良くなる本! 哲学三部作のラストを飾る一冊がついに誕生 服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。 何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか? 音楽、絵画、小説、映画……芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして、芸術入門の書。 フォーマリスト的に形を捉え、そのリズムを楽しむために。 哲学・思想と小説・美術の両輪で活躍する著者による哲学三部作(『勉強の哲学』『現代思想入門』)の最終作、満を持していよいよ誕生! ―――――― さて、実は、この本は「センスが良くなる本」です。 と言うと、そんなバカな、「お前にセンスがわかるのか」と非難が飛んでくるんじゃないかと思うんですが……ひとまず、そう言ってみましょう。 「センスが良くなる」というのは、まあ、ハッタリだと思ってください。この本によって、皆さんが期待されている意味で「センスが良くなる」かどうかは、わかりません。ただ、ものを見るときの「ある感覚」が伝わってほしいと希望しています(「はじめに」より)。 ―――――― -
名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘
五代将軍綱吉の治世―― 出世ルートから外れた、大老の嫡男が再起に挑む。 四代将軍徳川家綱の大老・酒井忠清の嫡男、忠挙。将来を約束されたはずの彼の人生は、父の失脚で、突如暗転する。 家格の降格、親族の不祥事、期待した嫡男の早世……。度重なる苦難に抗い、家の存続に奔走、時に喜び、時に悩みながらも、生涯忠勤に励んだ、ある御曹司の等身大の実像に迫る。 幕府吏僚として生きる大名の実像と生存政略! 解説・山内昌之 ※この電子書籍は、2009年6月に角川叢書より刊行された単行本の増補版として文春学藝ライブラリーから刊行されたものを底本としています。" -
【大学入試】一度読んだら絶対に忘れない微分積分の教科書
●微分積分には“1つ”のストーリーがある! ○微分積分は「微分」ではなく「積分」から学べ! 微分積分は、中高で学んできた数学の「総まとめ」ともいえる単元です。微分積分を理解するために、ここまで数学を学んできたといっても過言ではなく、微分積分を理解することは、これまでの学習が報われる瞬間でもあります。 しかし、「学生時代、微積はちんぷんかんぷんだった」「微積で数学に挫折した」と語る大人は多く、微分積分は「数学の難しさの象徴」ともいえる単元です。 なぜ、微分積分はそこまで「難しい」といわれるのでしょうか? その原因の1つは、学ぶ順番にあります。高校の教科書やそれを使った授業では、微分から学び始めるのですが、そこで挫折してしまう方が非常に多いのです。なぜなら、微分というものは、抽象的でイメージしづらい概念が連続し、「直線の傾き」「無限小」「極限計算」など、さまざまな「わかりにくさ」の壁にぶつかることになるためです。「いったい何のためにこれを学ぶのか?」と感じたまま、先を見通せずに学習が止まってしまう方も少なくありません。 この状況は、サッカー部や野球部に入部したものの、ボールに触れさせてもらえないので楽しくない、地味な筋トレばかりでつかれるだけ……という例にも似ています。楽しさが感じられず、ただ大変なだけという学習が続けば、やる気もなかなか出ないでしょう。 では、どうすれば微分積分をわかりやすく、楽しく学べるのでしょうか? 本書では、従来とはまったく異なるアプローチで解説することを目指しています。それは、「積分」から始めて「微分」へと理解を進めるストーリーの採用です。 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
7日間完成 英検準2級プラス 予想問題ドリル (音声DL付)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 7日間で短期完成! 本番形式の予想問題を解くことで、合格に向けた総仕上げができる問題集。 ★2025年度新設「準2級プラス」対策に 旺文社オリジナルの模試4回分を掲載しています。 ★リスニングアプリ「英語の友」対応 スマホで音声が聞けます。詳しくは、公式サイトをご覧ください。 音声はこのほか、PCからのダウンロードにも対応しており、 いずれも本書のリスニングテストと面接を収録しています。 ★採点・見直し学習アプリ「学びの友」対応 各Dayの筆記試験・リスニングテストの解答を、オンラインマークシートに入力するだけで 簡単に採点することができます。 詳しくは、公式サイトをご覧ください。 ★面接にも対応 本書1冊で面接対策もできます。 Web特典サイトからも「スピーキングテスト対策」に取り組めます。 ※本書に収録している問題の一部は『英検準2級プラス対策 予想模擬テスト』のものを使用しています -
ラプンツェルの ひみつ スペシャルガイド
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まるごと一冊ラプンツェル! どんなプリンセス?、長い髪のひみつ、ドレスコレクションなど、ラプンツェルのすべてがこわかる! 塔の上で閉じ込められて育ったプリンセス。 だ~れも来ない塔の中で育ったけど、好きなものを見つけて、唯一の友達であるカメレオンのパスカルとともに、毎日楽しく暮らしていました。 そんなラプンツェルの明るさの秘密とは? 夢とは? ラプンツェルのすべてがわかる! 〈おもな内容〉 ・プロフィール ・小さい頃のラプンツェル ・塔のくらし ・ラプンツェルのなかまたち ・お城のくらし ・ドレスコレクション ほか ■名曲の歌詞も収録♪ *収録曲:「自由への扉」「自由への扉(リプライズ)」「輝く未来」 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
towards the SUNRISE 医療の新しい夜明けに向かって
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国際化が加速する医療現場において、海外で学ぶことは単なるキャリア形成ではなく、医師として、人としての生き方を問う挑戦でもある。 SUNRISE研究会が10年以上にわたり取り組んできた若手医師支援の歩みと、海外での挑戦を通じて視野を広げ、成長してきた医師たち9名のリアルな声を収録。留学で得た知見、家族との時間、挫折の克服、自分の研究を貫く覚悟など、多様な経験から導かれる〝医師としての生き方〟が語られる。また、留学後のキャリアや生き方に迷う医師が直面する〝その後〟のリアルに光を当て、国境を超えて学び合う医療者のつながりの価値を改めて提示する。 巻末のSUNRISE研究会を支えてきたメンバーのメッセージからは、若手医師一人ひとりに寄り添い、世界へ飛び立つ背中を押し続ける情熱が伝わる。 世界へ挑んだ医師たちの等身大の経験と、SUNRISE研究会が貫いてきた「若手医師の成長を支える」という理念を結晶させた一冊。 -
スクランブル英文法・語法 5th Edition(音声DL付)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 基礎レベルから難関大レベルまで、入試の英文法・語法問題は「スクランブル」におまかせ! ・入試によく出る約1700問を収録 →最新過去問題データから、よく出る項目を厳選して収録 →文法、語法だけでなく、語彙、イディオム、会話表現、発音・アクセントを含む6分野を完全網羅 →最新の入試傾向を踏まえ、特別編「読解・作文」のための文法問題を追加 ・簡潔でわかりやすい解説 ・重要ポイントをまとめたPower Up!コラム ・頻度を示す「超頻出/頻出」と、難易度を示す「基本/発展」マークで、効率よく学習 ・書籍収録の全問題文の音声が無料音声アプリ・ダウンロード・ストリーミングで聞ける ・過去問題を分析した「でる順ランキング」を掲載 ・文法用語がわからないときに役立つ「教えて! 文法用語」を収録 ・出題頻度の高いことわざを46個収録 ※本書の音声は、旺文社リスニングアプリ「英語の友」でもお聞きいただけます。 詳しくは、公式ウェブサイトをご覧ください。 -
さがしえほん こわい浮世絵 おばけやしき
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 <日本初の「浮世絵」から生まれたあそびえほん!> 浮世絵の名作たちが、子どもから大人まで楽しめる「さがしえほん」になりました。 ちょっぴりこわい。でも、笑っちゃう。 子どもの集中力が、すーっと絵のなかに吸い込まれていく。 そんな時間をくれる、人気美術館と出版社が本格タッグで制作した、これまでにない【アート×教養絵本】が誕生。 監修は、SNSフォロワー20万人超を誇る人気の浮世絵専門美術館【太田記念美術館】。 大河ドラマ「べらぼう」でも注目を集める江戸時代の文化を、おうちで気軽に楽しんでみませんか。 --- <「アート鑑賞力」をあそびながら育む!> この本には、妖怪、幽霊、鬼など、昔から日本で恐れられてきた「おばけ」たちが続々と登場します。 でも浮世絵に描かれた彼らは、どこかユーモラスでチャーミング。そしてちょっぴり人間くさい。 お子さんも、最初は「どこにいるの?」とさがしていたのに、 そのうち「このおばけ、なんでこんな顔してるの?」なんて言い出して、 それはまるで、美術館でおしゃべりOKになったような、ものすごく豊かな鑑賞体験。 「見る力」と「想像する力」を、あそびながら育むことができます。 しかも素材は、葛飾北斎や歌川国芳など、世界的にも評価の高い浮世絵師たちの名作ばかり。 本物のアートに触れながら、ただの「読み聞かせ」ではない 「いっしょに読み解く体験」をぜひお楽しみください。 --- <-9つのさがしあそびに加え、コラムも充実!> 浮世絵の作り方をはじめ、蔦屋重三郎の仕事や、江戸時代のおもしろ文化などもわかりやすく解説。 大人も思わず「へぇー!」と唸る、ゆかいなコラムがたっぷり。 --- <担当編集より> 太田記念美術館の「浮世絵お化け屋敷」展で出会った、ひとりの男の子。 親御さんから出された「お題」をさがし、200年前に描かれた浮世絵を夢中で見つめていました。 その目は、まるで江戸の世界に入り込んでいるかのように、わくわくと輝いていて―― この絵本は、そんな光景から生まれました。 浮世絵を、子どもも大人ももっと気軽に楽しんでほしい。 そんな思いを胸に、太田記念美術館と共に、「あそび」を通じて浮世絵の魅力に親しめる絵本を企画しました。 絵を見つめ、見つけて、気づいて、驚いて、笑い合う―― ページをめくるたびに生まれる対話が、日本の文化と出会うあたたかな入口になりますように。 --- 対象年齢:5歳ごろから A4サイズ・上製32ページ ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
NHK for school 「u&i」 発達障害の子どもが「困らない」学校生活へ 多様な特性のまま、日常の「ふつう」を見直そう
子どもたちを困らせている「ふつう」を見直してバリアを取り除く発想や実践法が満載! 「“ふつう”じゃないに気づくこと。それは同時に、可能性に気づくことだと思う。」――松田崇弥さん(ヘラルボニー代表取締役)推薦! あなたの身近にいる「困った」行動をする子。でも、身の回りの「ふつう」や「当たり前」を見直してみると、「困った行動」はその子からのメッセージで、その子こそが「困っている」のかもしれません。 「45分間静かに座っていなきゃダメ?」「協調性ってそんなに大事?」「学校に行かないと教育は受けられない?」――そんな声に答えながら、《学校での生活に困っている子どもがいる保護者》《子どもたちの多様性に合わせた学級運営のやり方に悩んでいる先生》《クラスの中に「困っている」友だちがいる子どもの保護者》、そんな人などに本書はお勧めです。 授業中座り続けるのが苦手な子、イベントや行事が苦手な子、周りにあわせた行動が苦手な子など多様な子どもたちがいる学校における「ふつう」の数々。でもそれは、マジョリティを中心につくられた「ふつう」かもしれません。 発達障害の子どもたちもそうでない子どもたちも困ることなく学校生活を過ごせるために、さまざまな子どもにとってのバリアになっている身の回りの「ふつう」をアップデートし、バリアを取り除くためのアイデアや実践のヒントを、学校現場での経験や知見が豊富な著者たちが事例満載に紹介。ケーススタディをマンガなどで取り上げながらわかりやすく伝える、保護者や学校の先生にお勧めの実践的な1冊! ※座談会:伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)×きゃりーぱみゅぱみゅ×安井政樹×野口晃菜「“ふつう”ってなんだろう?」は、電子書籍版には収載しておりません。 【内容】 第1部 学校の「ふつう」をアップデートする〔野口晃菜〕 第1章 学校で「ふつうじゃない」と言われる子どもたち 第2章 学校や身の回りの「ふつう」を見直そう 第3章 子どもの思いを大切にするかかわり方は? 第4章 子どもも大人も「ふつう」にとらわれないために Column アップデートの必要性にどう気づく? 第2部 一人一人のバリアを取り除くために〔安井政樹〕 第5章 「困った子」は「困っている子」 第6章 生きづらさの原因は身の回りにたくさんある 第7章 協調性と多様性の間の溝を埋めるには 第8章 さまざまなバリアや無意識のバイアスに気づこう! Column 駅のホームの風景からバリアを考える -
DAILY3週間 英検準2級 集中ゼミ7訂版(音声DL付)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1日30分×3週間で、英検準2級の一次試験突破を目指そう! ●英検リニューアルに対応 2024年度検定から実施の新形式に対応しています。 ライティングに新しく加わった「Eメール」問題についても、詳しい解説とオリジナル問題を収録。 ●1日30分×3週間完成 1日に取り組む範囲がきっちり決まっているので、学習計画が立てやすい! 巻末の模擬テストをのぞき、1日の学習に必要な時間は30分程度。忙しくても学習時間を確保しやすい構成です。 ●面接対策もできる 二次試験・面接のポイント解説と、練習問題を1セット収録。面接対策もばっちり! ●自動採点アプリ対応 「実力完成模擬テスト」は、自動採点アプリ「学びの友」対応。 ※詳しくは「学びの友」公式サイトをご覧ください。 ※本書の音声は、公式アプリ「英語の友」でお聞きいただけます。詳しくは、「英語の友」公式サイトをご覧ください。(CDは付属しておりません) ※本書は『DAILY3週間 英検準2級 集中ゼミ[6訂版]』の収録問題を、2024年度の問題一部リニューアルの試験形式に合わせて問題追加・再編集したものです。 -
からだと心を癒やしてくれる100種類のハーブ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ラベンダー・アロエベラ・エルダーフラワー・ キク・ヨモギ・エキナセア・シナモン・パセリ・ レモングラス・クランベリー・サフラン etc. 生活に取り入れてみたいハーブを100種類集めました。 ~~~掲載したハーブの一部をご紹介~~~ リラックスしたいなら・・・ラベンダー・ジャーマンカモミール・ユズ・リンデン きれいな肌にしたいなら・・・アロエベラ・カレンデュラ・サラダバーネット・ローズ 風邪対策や疲労回復に・・・エキナセア・シソ・ジンジャー・ユーカリ・リコリス 胃腸の健康やデトックスに・・・コリアンダー・シナモン・ダンデライオン・フェンネル 女性の健康のために・・・アンジェリカ・イランイラン・クランベリー・ローズマリー 生活習慣の予防に・・・アーティチョーク・ガーリック・ステビア・ミルクシスル ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ★ハーブの楽しみ方・いろいろ★ *ハーブティーにして飲む *お料理に添える *お肉や魚の臭み消しに *ドレッシングやソースに使う *チンキにして化粧水や湿布に利用する *ポプリやサシェにして香りを楽しむ *ハーブバスで香りを楽しみながらリラックス *防虫剤やスキンケアに使う *クラフトの材料として など ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お気に入りのハーブを見つけるために ゆったりした気持ちでページをめくってみてください。 自分に合ったハーブを生活に取り入れることで、 リラックスタイムだけでなく 仕事や活動時間も心地よく過ごすことにつながり、 からだと心の健康に役立てることができます。 -
作文宿題が30分で書ける! 秘密のハーバード作文
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 大人になってもレポートや企画書に一生使える文章力が身につく、ハーバード大学で150年間伝わる作文法。 ハーバード大学でのライティングメソッドから、「オレオ公式」と呼ばれる公式に絞り、その秘訣を2時間で学べるようにまとめた1冊。書くことが苦手な人でも、公式に当てはめるだけで、論理的で説得力のある“伝わる文章”の達人に!ロジカル・ライティングで、物事を整理しながら考える力を身につけ、影響力を発揮する人生を踏み出そう!対象年齢は小学4年生?大人まで。 著・文・その他:ソン・スッキ 1965年生まれ。大韓民国を代表するライティング・コーチ。ソン・スッキ作文センター、アイデアウイルス代表。稼げるライティングソリューションを提供し、企業と個人のマーケティングコンサルティングを担う。慶熙大学にて国語国文を専攻し、卒業後は、放送局、広告代理店、新聞社、雑誌社、女性向けポータルサイト、出版社などで経験を積む。執筆活動歴35年、ライティング指導歴20年。『150年ハーバード式ライティングの秘密』は韓国で10万部のロングセラー。 翻訳:岡崎暢子 韓日翻訳・編集者。1973年生まれ。出版社はじめ各種メディアで韓日翻訳に携わる。訳書に『あやうく一生懸命生きるところだった』『どうかご自愛ください』『教養としての「ラテン語の授業」』(以上ダイヤモンド社)、『頑張りすぎずに、気楽に』(ワニブックス)、『僕だって、大丈夫じゃない』(キネマ旬報社)など。編集書に『小学生が知っておきたいからだの話(男の子編/女の子編)』(アルク)などがある。 -
偉人の年収 How much?
NHK Eテレで放送中の「偉人の年収 How much? お金を切り口に半生をたどると偉人の生き方が見えてくる」。 織田信長、野口英世、樋口一葉……古今東西の偉人たちは教科書や歴史書のなかでその偉業や地位で語られることは多いが、今に生きる我々にとってはとても遠い存在のように思える。 「年収」という数字に置き換えることでその仕事や暮らしぶりは、リアルに身近に見えてくるようだ。 困窮を極めていたり、お金に無頓着だったり、地位とともに年収爆上がりだったり…。 読んで偉人の人生を追体験し、その年収を知ることで現代に生きる我々の社会や経済とも脈々とつながっていることに気づく、歴史とお金と人生を知る1冊です。 【目次】 ■戦国時代を生きた偉人 織田信長 豊臣秀吉 徳川家康 ■好きに一直線!オタクな偉人 平賀源内 牧野富太郎 ■晩年に活躍した偉人 伊能忠敬 三井高利 ■日本の紙幣にまつわる偉人 樋口一葉 野口英世 津田梅子 葛飾北斎 -
どんどん売れる!店員さんの接客フレーズ(英語・中国語・韓国語)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆インバウンド需要に ◆店員さんのポケットに1冊! 「外国語ムリ!(汗」から 「どんどんいらっしゃい!」 に変われます。 外国語は苦手・初めての店員さんでも 楽々覚えられる短いフレーズを 発音重視で「見せ」ました。 英語、中国語、韓国語の話者で訪日観光客の7割を占めます。 (2019年時点。中国からの旅客が一部だけだった2023年は6割) 今や、この3カ国語ができればほぼ対応できます。 でも、とにかく忙しい店頭。 「外国語を学ぶ」余裕なんてなく、 行動の優先度は、「売上」に勝るものはありません。 そこで、 「売れに直結する」 「発音しやすく」 「とにかく短いことば」 で構成したポケット版の「英語・中国語・韓国語」接客フレーズ集を作りました。 「正しい」「失礼のない」「そつのない」接客用語より、 「伝わる」「売れる」「覚えやすい」ことば。 ぜんぶ覚えなくていいんです。 「とっておきのキラーフレーズ」を覚えておいて 笑顔で大きな声で話しかけたら、 きっと「なになに??」と聞いてもらえます。 現場で使いたおして、 どんどん売上上げていきましょう! -
イライラ・不安・ストレスがおどろくほど軽くなる本
ストレスとの付き合い方がわかれば、毎日はもっとラクになる! 職場での人間関係、たえず情報が飛び交うSNS、変化の激しい社会、将来への不安……。 私たちが暮らす現代社会は、ストレス社会です。 「人に気を遣いすぎて疲れる」 「周りと比べて、自分はダメだと落ち込む」 「完ぺきにしなければ」 「うまくやらなければ……」 など、毎日へとへとになっている方に向けて、 ストレスが軽くなる考え方や生活習慣、手軽にできる気分転換のコツを、世界中の心理学の知見の中から紹介します。 普段の生活の中で実践できるよう、ちょっとした心がけで取り入れられる手軽な方法ばかりをまとめています。 ストレスへの自分なりの対処法・溜め込まないための習慣を持っておけば、毎日をもっと楽しく、自分らしく生きていくことができます! ◆目次 第1章 考え方ひとつで心はラクになる 第2章 心の疲れを今すぐリセット 第3章 もう人付き合いで消耗しない 第4章 ストレスフリーな毎日をつくる 第5章 ネガティブな自分をアップデートする 第6章 いつでも自分らしくあるために ◆著者 心理学者。立正大学客員教授。有限会社アンギルド代表。 慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。 社会心理学の知見をベースにした心理学の応用に力を注いでおり、とりわけ「自分の望む人生を手に入れる」ための実践的なアドバイスに定評がある。 『世界最先端の研究が教える新事実 心理学BEST100』(総合法令出版)、『人も自分も操れる! 暗示大全』(すばる舎)、『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』『気にしない習慣 よけいな気疲れが消えていく61のヒント』『自信をつける習慣 よけいな迷いが消えていく58のヒント』(以上、明日香出版社)など、著書多数。 -
教養としてのエントロピーの法則 私たちの生き方、社会そして宇宙を支配する「別格」の法則
この法則を知らずして、資本主義、地球温暖化問題、人類の未来を語ることなかれ。 「世の中には、ある一方向にしか動かず、『絶対に』元に戻せないことがある」。 たとえば、コーヒーにミルクを入れてかき混ぜると、コーヒーミルクができて、その後再びコーヒーとミルクに分かれることはない。 たとえば、熱いコーヒーをそのままテーブルに置いておくと、冷めてしまう。 たとえば、コーヒーを床にこぼしてしまうと、元のカップに戻すことはできず飲むこともできない。 こうした一見「当たり前のこと」は、じつは「エントロピー増大の法則」という物理法則で説明することができる。 この「エントロピー増大の法則」は、数多ある物理法則のなかでも、どんな時、どんな場所でも成り立つ「別格の」法則。私たちの生き方、社会、そして宇宙を支配する法則なのだ。 なぜ、経済が成長すると格差が広がるのか? なぜ、SDGsはうまくいかないのか? なぜ、温暖化が大きな問題なのか? その答えは「エントロピー増大の法則」を知ればわかる。 今日の情報科学の発展にも寄与した法則を理解するための最適の教科書。 -
大学入試数学 落とせない必須101題 ハイレベル
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆小問完答で、合格最低点を超えろ! ◆医学部、早慶、GMARCH理系レベルの落とせない小問101題を厳選! どうしたら教え子たちの志望校合格を後押しできるだろう……と 考えていきついたのが、 「合格最低点を超えるためには、小問が重要だ!」ということです。 みなさんは、自分の志望校の合格最低点が何点か、わかりますか? 学校や学部によって多少の差はありますが、 合格最低点を超えるための目安の1つが70%です。 言い換えると、30%までなら落としてもいい、と言うこともできます。 そう考えたときに、カギになってくるのが、「小問」です。 小問というのは、大問1に出題されることの多い小問集合のこと。 ちなみに、小集合を解ける学力のある人は、大問2、大問3……の (1)も解ける可能性が高いです。 小問を完答できれば、合格最低点に大きく近づくことができるのです。 小問は基礎・基本レベルの問題です。 でも、近年の小問は文系の大学ものでもかなり計算が煩雑になってきています。 その中で、制限時間内に正確に解く力が求められます。 そこで本書には、みなさんに小問を完答する力をつけてもらうために、 合否を分ける可能性が大きい小問を101題集めました。 そして、基礎・基本の確認から、受験のときに使えるテクニックまで詰め込みました。 私がいつも生徒に言っているのが「小問を制する者が私立を制する」。 ぜひこの本を使って、合格へ大きく近づいてください! (「はじめに」を再構成) 〈本書の強み〉 ・間違えやすい解法も載っているので、より深みのある学習ができる! ・授業のような掛け合い形式で進むので、楽しく読み進められる! ・小問集合なので、スピーディーにアウトプットする練習ができる! ・すべての単元を網羅しているので、まんべんなく学習できる! ・「入試本番で落としてはいけない問題」を見極められるようになる! -
大学入試数学 落とせない必須101題 スタンダードレベル
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆小問完答で、合格最低点を超えろ! どうしたら教え子たちの志望校合格を後押しできるだろう……と 考えていきついたのが、 「合格最低点を超えるためには、小問が重要だ!」ということです。 みなさんは、自分の志望校の合格最低点が何点か、わかりますか? 学校や学部によって多少の差はありますが、 合格最低点を超えるための目安の1つが70%です。 言い換えると、30%までなら落としてもいい、と言うこともできます。 そう考えたときに、カギになってくるのが、「小問」です。 小問というのは、大問1に出題されることの多い小問集合のこと。 ちなみに、小集合を解ける学力のある人は、大問2、大問3……の (1)も解ける可能性が高いです。 小問を完答できれば、合格最低点に大きく近づくことができるのです。 小問は基礎・基本レベルの問題です。 でも、近年の小問は文系の大学ものでもかなり計算が煩雑になってきています。 その中で、制限時間内に正確に解く力が求められます。 そこで本書には、みなさんに小問を完答する力をつけてもらうために、 合否を分ける可能性が大きい小問を101題集めました。 そして、基礎・基本の確認から、受験のときに使えるテクニックまで詰め込みました。 私がいつも生徒に言っているのが「小問を制する者が私立を制する」。 ぜひこの本を使って、合格へ大きく近づいてください! (「はじめに」を再構成) 〈本書の強み〉 ・間違えやすい解法も載っているので、より深みのある学習ができる! ・授業のような掛け合い形式で進むので、楽しく読み進められる! ・小問集合なので、スピーディーにアウトプットする練習ができる! ・すべての単元を網羅しているので、まんべんなく学習できる! ・「入試本番で落としてはいけない問題」を見極められるようになる! -
ティラノサウルス解体新書
ティラノサウルスと小林快次博士という訴求力満点の最強タッグが贈る、知的好奇心にこたえる一冊! これまで二十数種が見つかっているティラノサウルスの仲間。しかし、その全貌は複雑で、全体を解説している本や図鑑はありませんでした。 本書は、これまでに発見されたティラノサウルス類のすべてを体系的に解説。ティラノサウルスは最も研究されている恐竜ではありますが、まだまだわからないことが多いのが実際のところです。たとえば「ティラノサウルスには羽毛は生えていたのか?」という一般的な問いにさえ、まだ確定した問いはないのです。 一方で、ティラノサウルスの仲間は、北極に近いアラスカや日本にも生息していたことが分かっています。新たな発見があるたびに新しいことがわかり、そしてまた新たな謎が出てくるのがティラノサウルス研究なのです。 本書では、第一部「ティラノ軍団の現在」で、ティラノサウルス類全種についての最新研究を紹介。第二部では、ティラノサウルスの特徴や生態について解説していきます。ティラノサウルスという一つのグループを扱ったものとしては、圧倒的な情報量を誇る本書では、ティラノサウルスだけでなく、恐竜研究の最新の歩みをつぶさに辿ることができます。 -
xDiversityという可能性の挑戦
AIに代表される計算機技術の成熟とともに訪れる、新しい自然。 デジタルデータと自然が融和し、そのどちらでもない自然に生まれ変わった自然・自然観を、落合陽一は「デジタルネイチャー」と名付けた。 計算機と自然の様々な中庸状態を探るなかで、人の身体が制約から解放され、新たな制約を楽しむこともできる、という気づきの先にあるのが、クロス・ダイバーシティのプロジェクトである。 菅野裕介(東京大学生産技術研究所准教授)、本多達也(富士通株式会社Ontennaプロジェクトリーダー)、遠藤謙(ソニー株式会社シリアリサーチャー)ら日本を代表する若手研究者・エンジニアが集結し、落合陽一を代表としてJSTクレストxDiversityを結成した。 メンバーは4つのチームに分かれ、それぞれのタスクに取り組んだ。 聴覚補助デバイス、ロボット義足、視覚障害者支援デバイスなどの製作と、それらのデバイスを実装するためのワークショップ、プロトタイピングなどである。 義足を着けた乙武洋匡氏は国立競技場でみごと117メートルを歩ききった。 ろう者・聴覚障害者のために開発された「Ontenna」は全国の8割以上のろう学校に採用され、新たな体験をもたらしているだけでなく、聴者の世界も広げつつある。 xDiversityは、技術(=どうやって解くか)の多様性と課題(=何を解くか)の多様性をクロスさせて新しい価値を生み出すことをコンセプトに挑戦を続けてきた。 本書は、4年半におよぶxDiversityプロジェクトの内容を、落合陽一氏をはじめとしたメンバーが報告するレポートである。 いま、たしかに姿を現わしつつある新しいデジタルネイチャーの実像がここにある。 -
ときは、ながれない 「時間」の分析哲学
時間は流れるものではない? 「わかったつもり」をひっくり返す! 哲学の大家による、脳を揺さぶる論理的思考のレッスン。 私たちが常日頃から経験し、わかったつもりになっている「ときのながれ」なるものは、実はどこにも存在しない! 「ゆるい関係説」「カテゴリーミステイク」「現在主義」など、キーフレーズを通して当たり前の認識を検証し、「カントの散歩」「棚から無理数」「みずみずしくない水」など、不思議で魅力的なメタファーを自在に操りながら、「時間」という限りなく身近でどこまでも深遠な概念について、読者が自分の頭で考えることをやさしく促す。哲学の大家が自らの実践を通して示す、知的刺激に満ち、あらゆる応用可能性にひらかれた、究極の論理的思考マニュアル! [目次] はじめに 第1章 そもそも時間とは? 第1節 目に見えない時間は信じない? 第2節 ポーランド国旗:うごきがない変化 第3節 説明とカミソリ:なにも起きなければ時間はない? 第4節 なにものでもない:時空の片方 第5節 欅家と欅家の人びと 第6節 欅家は欅家の人びとの集合ではない 第7節 前後あとさき:時間はいれもの? 第8節 欅家の桃子:ゆるい関係説 第9節 カントの散歩:時計とは? 第10節 時間をはかる:なにをはかる? 第2章 時間はもの? 第1節 フルーツゼリー:空間の「メタ容器」説 第2節 ナプキン:時間は境界 第3章 インテルメッツォ:ジョン・マクタガート・エリス・マクタガートの介入 第4章 ときはながれる? 第1節 両国橋から見おろす:「ながれる」の意味 第2節 棚から無理数:「ときはながれる」はナンセンス 第3節 みずみずしいスイカ:みずみずしくない水 第5章 いまあるのみ? 第1節 オプティミスト従姉:未来はある? 第2節 過去はあった:過去はない 第3節 秒針のうごき:伸び縮むいま 第4節 まざる? とけこむ?:過去の記憶 第5節 ときのループ:普遍時制 第6節 リアリティー:未来、過去、現在すべてあり おわりに -
ウィトゲンシュタインと言語の限界
本書の著者ピエール・アド(1922-2010年)は、古代ギリシア思想や新プラトン主義の研究者として、コレージュ・ド・フランス教授を務めました。その著作は、古代哲学のみならず、フランシス・ベーコンやデカルトなどの17世紀思想、ゲーテ、ヘーゲルからニーチェ、ベルクソン、ハイデガーに至る19~20世紀の思想まで、幅広い知識に裏打ちされた類を見ない豊饒さをそなえています。その著作はヨーロッパの知識人に大きな影響を与えるとともに、アメリカでも多くの読者を獲得してきました。 ところが、日本では2020年に『イシスのヴェール』(法政大学出版局)が出版されるまで、訳書は1冊も存在せず、それゆえ注目を浴びることもなかったというのは、豊かな翻訳文化を育ててきた国では奇妙な欠落だったと言わざるをえません。2021年には『生き方としての哲学』(法政大学出版局)の邦訳が出版され、ようやく日本でもこの碩学の思想に触れる準備が整いつつあります。今こそ、アドがフランスで初めて本格的にウィトゲンシュタインを紹介した人物でもあること、そして唯一無二の解釈を残していたことを伝える本書を読むべき時だと言うことができるでしょう。 研究者にさえ顧みられずにきた本書に収められた論考は、『論理哲学論考』と『哲学探究』しか出版されていなかった時期に書かれたものにもかかわらず、後続の者が見出すことのできなかった側面を明確に浮かび上がらせるものにほかなりません。アドは深い教養に導かれて、ウィトゲンシュタインの思想の中に古代のストア派や懐疑主義、新プラトン主義とのつながりを、あるいはショーペンハウアーとのつながりを見て取ります。その結果、ウィトゲンシュタインの著作は独自の「哲学」を記述しただけのものでなく、第一級の「哲学史」でもあることを明らかにするのです。 本訳書では、アドの解釈の画期性をよりよく理解できるよう、気鋭のウィトゲンシュタイン研究者である古田徹也氏の重厚な「解説」を収録しました。さらに「訳者後記」では、合田正人氏がアドという人物を中心にした知的ネットワークの広大さを深い思い入れとともに綴っています。本書の中で、これまで知らなかったウィトゲンシュタインの顔を見ることができるでしょう。 今後のウィトゲンシュタイン研究にも大きな一石を投じることになる重要著作の邦訳を選書メチエの1冊としてお届けいたします。 [本書の内容] 序 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』における言語の限界についての考察 ウィトゲンシュタイン 言語の哲学者 I ウィトゲンシュタイン 言語の哲学者 II 言語ゲームと哲学 解説 ウィトゲンシュタイン哲学の「新しい」相貌(古田徹也) 訳者後記 -
すぐに話せて必ず通じる 李姉妹と基礎から中国語 音声ダウンロード付
◇◆◇◆◇◆李姉妹からのメッセージ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 中国語学習者の皆様、あるいは「これから勉強してみようかな~」と思っている皆様。 「英語の次は話者数が多い中国語をやってみるか ! 」 「同じ漢字を使っているし覚えやすそう ! 」 という気持ちで勉強を始めてみたら… 「発音が難しすぎて文法どころではございません」 「漢字の前にピンインですでに挫折の危機です」 なんてことになっていませんか? 中国語学習者の方々との交流を通して感じているのは、入門・初級の段階がとても重要だということです。 たしかに、皆様にとって漢字という共通点のある中国語は学びやすい言語だと思います。 とはいえ、日本語にはない発音があったり、語順がまったく違ったりと 日本語話者だからこそ難しいと感じる部分もたくさんありますよね。 そこで、「ゼロから中国語を学びたい方に寄り添えるような一冊を作りたい」という思いでこの本を完成させました (「はじめに」より一部抜粋) 中国語をゼロから勉強する方、 勉強し始めたけれど挫折しそうな方、 この1冊で、発音、文法、会話を、李姉妹と一緒に楽しく勉強しましょう! ※電子書籍内の説明に沿って手順を進めることで、ウェブサイトから音声データをダウンロードできます。音声データは、PCなどの専用機器でお楽しみください。 また、本電子書籍は紙書籍をそのまま再現しておりますが、直接文字を書き込むことはできません。あらかじめご了承ください。 -
使える哲学 私たちを駆り立てる五つの欲望はどこから来たのか
新しいウイルスの蔓延をはじめ予期せぬ出来事が次々に起こり、AIなどの技術が想像もしなかった可能性を現実にする状況は、とどまるところを知りません。全体を見通すことは難しく、自分が今どんなところにいるのかも分からぬまま、新たな事態に翻弄されながら生きている、というのが多くの人の実感でしょう。 そのとき「使える」のは「哲学」である――これが本書のメッセージです。では、どのように使えるのか。その威力を実際に体験していただくために、本書は「富」、「美」、「科学」、「正義」、「私」という5つのテーマを設けました。誰もが「富」を手にし、「美」しくありたいと願いますが、それを実現するのに必要なのが、さまざまなテクノロジーを生む「科学」だと信じています。ところが、「富」と「美」だけでは満足できず、誰もが自分は正しいと信じ、「正義」ゆえに葛藤や悲劇が生み出されます――そのすべては「私」への固執がかつてないほど強くなった時代の現象です。 つまり、「富」、「美」、「科学」、「正義」、「私」は、どの時代、どの場所でも同じだったのではなく、歴史の産物なのです。それがいかにして生まれ、いかに変化してきた結果、現在の私たちを捉え、駆り立てているのかを解明できるのは、哲学だけだと断言できます。本書は、近年の出来事からスタートして、歴史の地層を掘り進め、徐々に深度を下げていく作業を実演していきます。従来の哲学史のように歴史をくだっていくのではなく、まるで発掘の作業のように歴史をさかのぼっていった先で、真の自由を手にできるはずです。 [本書の内容] I 富:「承認」への欲望 深度0 2019年:「富」の魔法/深度2 1867年:マルクスの価値形態論/深度3 1759年:アダム・スミスの道徳論/深度4 1517年:プロテスタント神学の救済論 II 美:「尊さ」への欲望 深度0 2019年:「美」の消費/深度1 1979年:「大きな物語の終焉」/深度2 1800年:「芸術」という神話/深度4 1590年:「何かよくわからないもの」の優美=恩寵 III 科学:「進歩」への欲望 深度0 2020年:「科学」の信仰/深度1 1962年:クーンの「通常科学」/深度4 1543~1687年:近代科学の「パラダイム」 IV 正義:「権利」への欲望 深度0 2017年:「正義」の揺らぎ/深度1 1962~71年:リベラリズムの「理想」/深度4 1690年:自然権のゆくえ V 私:「ありのまま」への欲望 深度0 2020年:「私」の全肯定/深度3 1781年:カントの「理性」/深度4 1641年:デカルトの「コギト」/深度1 1923年:無意識を操作する広告技術 欲望の哲学史から未来へ -
第三の精神医学 人間学が癒やす身体・魂・霊
本書の表題に掲げられた「第三の精神医学」とは、いったいどのようなものなのか、と思われることでしょう。それは、長年にわたって第一級の精神科医として臨床経験を重ねてきた著者が、われわれに向けて投げかける重要な提案です。 著者は言います。「10年、20年と診療を続けるうちに、さまざまな年齢の患者さんたちが、教科書に記されているような症状の背後に、若いころから同じ悩みを引きずっていることに気づき、私はこれこそが精神病の本質であるとの確信を抱くようになった」。では、その「精神病の本質」とは何でしょうか。それは動物実験や脳の分析では決して明らかにならない「人間本来の価値」であり、「生きる意味」そのものだ、というのが答えです。 当たり前のことに聞こえるかもしれません。しかし、18世紀後半に開始された近代的な精神医学の歴史を振り返るなら、その当たり前のこと到達できずにいた現実が分かります。本書は、フランスのフィリップ・ピネル(1745-1826年)に始まる歴史をていねいにひもときながら、1) エミール・クレペリン(1856-1926年)によって確立された、脳を観察する神経組織病理学と疾病分類学に基づく身体・自然科学的な精神医学、2) ジークムント・フロイト(1856-1939年)に代表される、個人心理学としての心理・精神分析的な精神医学、という二つの大潮流を跡づけていきます。その上で、これらのいずれにも与しなかったカール・ヤスパース(1883-1969年)に「第三の道」を見出し、その可能性を最大限に引き出そうと試みるのです。 第三の精神医学では、人間は「身体」、「魂」、「霊」という三つの層が折り重なった存在として捉えられます。本書は、それぞれの層を分かりやすく解説するとともに、それぞれの層に生じた障害への対処法をも紹介します。その結果、「心の病気」の「治療」とはいったい何をすることなのかが本当の意味で明らかになるでしょう。 多くの人が心の問題に悩まされ、苦しんでいる今日、本書はささやかな、しかし力強い希望の光を放っています。 [本書の内容] 序 章 精神医学と世俗化 第一章 宗教的存在としての人間 第二章 人間の精神構造 第三章 愛の秩序 第四章 心の病気とは何か 第五章 心の病気の治療 終 章 エマオへの道 -
自動翻訳大全 終わらない英語の仕事が5分で片づく超英語術
「自動翻訳なんて使えない」その常識を覆す! 翻訳の精度を劇的に上げる50+αのノウハウを紹介 「自動翻訳なんて使えない」……今日からその認識は変わります。 「使い方のコツ」を押さえれば、 自動翻訳はもうミスをしません。 長い文章や専門的な会話であっても、 日本語を英語に、英語を日本語に、一瞬で、そして正確に翻訳します。 終わらなかった英語の仕事が、ラクに片づけられます。 本書では、今すぐできて、誰にでも役立つ「自動翻訳の使い方のコツ」のすべてを紹介します。 [主な内容] CHAPTER1 人間を超えた「AI 翻訳」の波に乗れ CHAPTER2 秒速で「読む」 CHAPTER3 完璧に「書く」 CHAPTER4 あらゆる状況で「聞く」 CHAPTER5 今すぐ「話す」 CHAPTER6 自動翻訳を使いこなして英語力を上げる! -
手の倫理
人が人にさわる/ふれるとき、そこにはどんな交流が生まれるのか。 介助、子育て、教育、性愛、看取りなど、さまざまな関わりの場面で、 コミュニケーションは単なる情報伝達の領域を超えて相互的に豊かに深まる。 ときに侵襲的、一方向的な「さわる」から、意志や衝動の確認、共鳴・信頼を生み出す沃野の通路となる「ふれる」へ。 相手を知るために伸ばされる手は、表面から内部へと浸透しつつ、相手との境界、自分の体の輪郭を曖昧にし、新たな関係を呼び覚ます。 目ではなく触覚が生み出す、人間同士の関係の創造的可能性を探る。 -
名前の哲学
「名前」ほど、日常にありふれたものでありながら不思議なものもない。自らをあらわす自分の名前さえ、ほとんどの場合、自分ではない他の誰かに付けられたものであり、死後まで自分の存在は、その誰かに付けられた名前によって語られることになる。なにより自分の名前は、自分で使うよりも他者から呼ばれることのほうが圧倒的に多い。最も身近で最も遠い、それが「名前」である。 「名前」をめぐる哲学は、西洋の形而上学では真理についての文脈で考えられてきた。初めて「名前」を哲学の対象にしたプラトン、アリストテレスにはじまり、その流れを受け継いだ二〇世紀のミルやフレーゲの名前論をひもとけば、伝統的な西洋哲学がいかに「名前」を厄介者としてきたのかが浮かび上がる。 ところが、ヴィトゲンシュタイン、ローゼンツヴァイク、ベンヤミンの三人の思想を解き明かしていくと、真理論の舞台から解き放たれて、名前の哲学はこれまでにない生き生きとした姿を見せはじめる。著名なジャック・デリダの三部作にかぎらず、先鋭的な名前論はなぜユダヤ系の思想家から生まれるのか――。その背景には、名前と同化をめぐるユダヤ系の人々の苦難の歴史があった。 外側から貼られた単なるレッテルではない、「呼びかける」ものとしての名前がひらく、新たな時代の共同体論。 [本書の内容] まえがき 名前――もっともありふれた不思議なもの 第1章 名前の哲学史――古代ギリシアから二〇世紀まで 第2章 生活形式――ヴィトゲンシュタイン 第3章 対話――ローゼンツヴァイク 第4章 純粋言語――ベンヤミン 終章 名前の哲学が教えること 注 書 誌 あとがき -
ワイン法
500円のワインより1万円のワインは、ほんとうに20倍もおいしいのか?ロマネコンティ グラン・クリュと格安ワインの差を生み出すのは、品種か? 製法か? 醸造家か? 歴史か? あるいは国家か?高級ワインを高級たらしめているのは、ただ「美味しさ」だけではない。特定の産地、特定の生産者のワインだからこそ高く売れるのである。産地名、生産者名、ヴィンテージ、ぶどうの品種名……これらの情報が、ブランドをブランドたらしめているとも言える。とりわけワイン王国フランスにて繰り広げられた、ブランドを守るための数百年にわたる戦いと、そこから生み出された法と制度すなわち「ワイン法」について、第一人者が語り尽くす!1855年格付け、1889年グリフ法、そしてEU法。苛烈な競争、疫病と害虫、税と規制などをめぐる生産者たちの戦いは、AOC(原産地呼称制度)などのブランドを守る法と制度へと結実した。そしてAOCは、GI(地理的表示)として世界に広がり、いまや日本でもヨーロッパのワイン法は大きな意味を持つ。本書で語られることは、わたしたちの生活、ビジネスにも直結する大きな問題となっている。ワインを愛する人のみならず、人々の生活が動かす歴史に興味のある人、世界の食を動かす制度はいかなるものかを知りたい人、いずれの読者にも、驚きと発見をもたらす、無二の解説書!【本書の内容】プロローグ―ワイン法はなぜ生まれ、何を守るのか/第1章 「本物」を守る戦い―原産地呼称制度の萌芽 1 フランス革命とワインの自由化 2 黄金時代の到来 3 「本物のワイン」を守る戦い/第2章 「産地」を守る戦い 1 不正ワインとの戦い 2 混迷する「産地」画定 3 原産地呼称制度の誕生 4 「コントロール」される原産地呼称へ/第3章 生き残りをかけた欧州の戦い 1 欧州統合下のワイン政策 2 ワイン共通市場制度の発足 3 本格化する生産管理/第4章 新たなプレーヤーとの戦い―畑=テロワールの思想と品種=セパージュの思想 1 新世界の「発見」 2 悩ましい新世界/第5章 「危機」から新時代へ―欧州産ワインの戦い 1 一九九九年のEUワイン改革 2 抜本的な改革をめざして―二〇〇八年の改革 3 二〇〇八年の改革は成功したか? コラム 補糖禁止のねらい コラム EUワイン法におけるラベル記載事項 コラム ボトルに関するEU法の規制 4 新時代のワイン法へ 5 ワイン法と日本 -
AI時代の労働の哲学
この本は、人工知能技術の雇用・労働条件・生活に対するインパクトについて考察してみよう、というものではありません。むしろそこから一歩引いて、「我々は人工知能技術の発展が社会に、とりわけ労働に及ぼすインパクトについて考える際に、どのような知的道具立てを既に持っているのか?」を点検してみる、というところに、本書の眼目があります。――「はじめに」より *AI(人工知能)が人間の仕事を奪う――これは「古くて新しい問題」です。馬車は自動車になり、工場はオートメーション化される。技術(テクノロジー)は、いつの時代も仕事を変えるのです。では、AIのインパクトは、これまでの機械化と同じなのか、決定的に違うものなのか。「労働」概念自体から振り返り、資本主義そのものへの影響まで射程に入れて検討します。 -
幸せを呼ぶインドの神様事典 シヴァ、ガネーシャ…日本にもなじみのある神々
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。※本書内容はカラーで制作されているため、カラー表示可能な端末での閲覧を推奨いたします。アーユルヴェーダにつながるインドの神々をヨガの西川眞知子先生がわかりやすく紹介シヴァ、ガネーシャ、ブラフマー……。こんな言葉をどこかで耳にしたことはありませんか?実はこれらはすべて、インドの神様の名前なのです。彼らは皆、非常に個性的です!インドの神様たちは、すでに何千年も前から現代を先取りしていました。ストーカー!、不倫に代理出産……臓器移植。両親に自分の彼を気に入られず結婚を認めてもらえないで自殺したり……。さらには略奪結婚に多重婚……恐妻がいたかと思うと夫に従順な妻がいたり……。フェイスペインティングは、とうの昔からやっています。なんともインドの神様たちは人間臭く、また愛らしくカラフルでパワフルに現代に迫ってきます。これしかない、といった限定した生き方だけじゃない人の数だけたくさんの生き方がある、と勇気づけてもくれる神様たち。それにインドの神様にはイケメンもいるんです。インド5千年の歴史にタイムトリップして、神様たちの世界を楽しみましょう。【目次】第1章 インドの三大神第2章 自然は皆神様第3章 インド神話について付録 あなたのアバターを見つける◆著者:西川眞知子(にしかわ・まちこ)アーユルヴェーダ体質別健康美容法と独自な簡単生活習慣改善プログラムを構築し、講演、セミナーおよび健康美容のコンサルティングや商品開発を数多く手がける。共著および著書に『インドの生命科学 アーユルヴェーダ』(農山漁村文化協会)、『アーユルヴェーダ入門』(地球丸)、『ヨガのポーズの意味と理論がわかる本』(小社)など著書30 冊以上。日本ナチュラルヒーリングセンター(株)ゼロサイト代表、一般社団法人日本パステルシャインアート協会副代表、日本アーユルヴェーダ学会評議員、NPO 日本アーユルヴェーダ協会理事、西川眞知子ライフデザイン研究所所長。 -
ことばと身体 「言語の手前」の人類学
わたしが話す。あなたが自分の体にふれる。このとき、何が交されているのか? わたしたちが会話をしているとき、そこではことばだけが交わされているのではない。どんなに些細な、他愛のないおしゃべりであっても、自分の体にさわったり、身ぶりをしたり、ごく短い間があったり、ときには何かを演じたり、身体まるごとつかったコミュニケーションが繰りひろげられている。ブッシュマンの家族、日本の大学生、民俗芸能という多様な会話の現場を、徹底的にミクロに観察することで、コミュニケーションとは何か、社会とは何かという大いなる問いに挑む。現象学、社会システム理論、言語行為論などを参照しながら、徹底的に「身体」に根ざして考える"唯身論"人類学の試み。(講談社選書メチエ) -
大英帝国の大事典作り
ブリタニカ、OED、DNB。大辞書、大事典プロジェクトにとり組んだ巨人たちの物語! 『ブリタニカ百科事典』Encyclopaedia Britannica 『オックスフォード英語辞典』Oxford English Dictionary 『イギリス国民伝記辞典』Dictionary of National Biography……。18世紀後半から19世紀後半にかけて、イギリス人はこの3つの大辞書、大事典を編纂した。世界をリードする気概にあふれた当時のイギリス社会は、なぜ、このような大事業を敢行したのか。それらは、どのように利用され、効果を発揮したのか。近代の知のインフラを整備した人々と歴史を検証する。(講談社選書メチエ)
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